JP2008154480A - 魚類鼻軟骨分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】魚類の頭部から鼻軟骨を滞りなく効率よく分離することができる魚類鼻軟骨分離装置を提供する。
【解決手段】魚類鼻軟骨分離装置1は、一端側に投入口11を有するとともに他端側に吐出口12を有し、軸方向から見て下面が円弧状である筒状の容器2と、容器2内に該容器2の軸方向に配設され、回転可能な螺旋状面体3と、容器2内に該容器2の軸方向に配設された複数の水蒸気噴出口19とを備え、螺旋状面体3は、螺旋状面6に複数の攪拌部材18を有する。容器3内に投入された魚類の頭部21は、螺旋状面体3の回転に伴って投入口11から吐出口12へ向けて運搬されるとともに、水蒸気によって蒸され、身崩れしやすい状態となる。さらに、魚類の頭部21は、攪拌部材18から衝突されたり、容器2の内壁面や螺旋状面体3等に衝突したり等することにより、衝撃を受け、鼻軟骨22と鼻軟骨23以外の残渣とに分離し、吐出口12から吐出される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、魚類の頭部からその内部に含まれている鼻軟骨を分離する装置に関するものである。
従来、魚類の頭部、特に鼻軟骨部分から、健康食品や医薬品等に利用可能なコンドロイチン硫酸等の有用物質を抽出できることが明らかになっている。
この魚類の頭部から鼻軟骨を取り出すための魚類鼻軟骨分離装置として、魚類の頭部を加熱して軟化させた後に、この魚類の頭部に回転力及びこの回転力に伴う衝撃力によって、魚類の頭部を鼻軟骨とそれ以外とに分離させるものがある(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に開示された分離装置は、魚類の頭部が浸漬されることにより加熱される湯釜と、加熱された魚類の頭部が投入される回転可能なドラムとを備える。このドラムは、周壁部に内部と外部とを連通させる網目状部を有するとともに、周壁部の内側面から軸心側に向けて立ち上がった板羽根を有する。
この魚類鼻軟骨分離装置では、まず、魚類の頭部を湯釜内の熱湯に浸漬し、魚類の頭部を身崩れしやすい状態にする。次に、魚類の頭部を湯釜から引き上げ、ドラム内に投入する。このドラムの回転力及び回転力に伴う衝撃力によって、魚類の頭部は鼻軟骨と、表皮、筋肉、エラ、硬骨等の残渣とに分離される。そして、分離された残渣が網目状部からドラムの外に排出されることにより、鼻軟骨をドラムの出口から回収することができる。
しかしながら、魚類の頭部を湯釜から引き上げた上でドラム内に投入するので、この作業に伴う時間及び労力が必要となり、効率的でないという不都合がある。また、このドラムは、魚類の頭部、鼻軟骨等をドラムの入口から出口へ運搬するための機構を備えていないので、魚類の頭部、鼻軟骨等がドラムの内壁面等に付着してドラムの途中に留まることにより、分離処理が滞留することがあるという不都合がある。
特開平11−206311号公報
本発明は、かかる事情に鑑み、魚類の頭部から鼻軟骨を滞りなく効率よく分離することができる魚類鼻軟骨分離装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の魚類鼻軟骨分離装置は、一端側に投入口を有するとともに他端側に吐出口を有し、軸方向から見て下面が円弧状である筒状の容器と、前記容器内に該容器の軸方向に配設され、回転可能な螺旋状面体と、前記容器内に該容器の軸方向に配設された複数の水蒸気噴出口とを備え、前記螺旋状面体は、螺旋状面に複数の攪拌部材を有し、前記螺旋状面体を回転させるとともに、前記水蒸気噴出口から水蒸気を噴出することにより、前記投入口から投入された魚類の頭部を前記吐出口へ搬送しながら、前記魚類の頭部を加熱し、鼻軟骨と鼻軟骨以外の残渣とに分離することを特徴とする。
本発明の魚類鼻軟骨分離装置において、前記容器の一端側に設けられた前記投入口から前記容器内に投入された魚類の頭部は、前記螺旋状面体の回転に伴って、前記螺旋状面で前記容器の他端側へ押されることにより、前記投入口から前記吐出口へ向けて運搬される。前記魚類の頭部は、前記容器の下面が軸方向から見て円弧状となっていることにより、前記螺旋状面で確実に押され、前記容器内に滞留することが防止される。
前記水蒸気噴出口から噴出した水蒸気は、前記容器が筒状であって前記投入口及び前記吐出口が開口していることにより、一部が前記投入口及び前記吐出口から前記容器外に漏れ出すものの、前記容器が前記螺旋状面体の螺旋状面で仕切られているので前記容器内に充満する。前記容器内に投入された魚類の頭部は、前記吐出口へ向けて運搬される間に、前記容器内に充満する水蒸気によって蒸され、身崩れしやすい状態となる。
身崩れしやすい状態となった前記魚類の頭部は、前記吐出口へ向けて運搬される間に、前記螺旋状面体の回転に伴って回転する前記攪拌部材から衝突されたり、前記攪拌部材の衝突によって回転方向に押され、前記容器の内壁面や前記螺旋状面体等に衝突したり等することにより、衝撃を受ける。この衝撃により、前記魚類の頭部は、前記吐出口へ向けて運搬される間に、鼻軟骨と鼻軟骨以外の残渣とに分離する。
分離した鼻軟骨及び残渣は、水蒸気による水分を含んでいるため、前記容器の内壁面や前記螺旋状面体等に付着しやすい状態となっている。ところが、分離した鼻軟骨及び残渣は、前記螺旋状面体の螺旋状面で押されたり、前記攪拌部材の衝突によって回転方向に押されたりして、頻繁にその位置を移動させられるので、前記容器の内壁面や前記螺旋状面体等に付着して前記容器内に滞留することなく、前記吐出口へ向かって運搬され、最終的に該吐出口から前記容器外へ吐出される。
また、魚類鼻軟骨分離装置では、前記投入口から投入された魚類の頭部は、前記容器内で蒸されて身崩れしやすい状態になるとともに鼻軟骨と残渣とに分離されるので、従来技術の魚類鼻軟骨分離装置とは異なり、魚類の頭部を湯釜から引き上げた上でドラム内に投入するような作業に伴う労力やエネルギーを必要とせず、効率的である。
したがって、本発明によれば、魚類の頭部から鼻軟骨を滞りなく効率よく分離することができる魚類鼻軟骨分離装置を実現することができる。
本発明の魚類鼻軟骨分離装置において、前記複数の攪拌部材は、前記螺旋状面体の軸方向の中央部よりも両端部に多く配置されていることが好ましい。
前記攪拌部材が多く配設されている前記容器の一端側では、複数の前記魚類の頭部は、多くの前記攪拌部材に衝突されることにより互いの間隔が空けられるので、水蒸気に接触する面積が大きくなって蒸されやすくなる。また、前記攪拌部材が前記両端部よりも少なく配設されている前記容器の中央部では、複数の前記魚類の頭部は、前記攪拌部材に衝突される頻度が低くなるので、互いに密集し、衝突しあうことにより、分離が促進される。さらに、前記攪拌部材が多く配設されている前記容器の他端側では、複数の前記魚類の頭部は、多くの前記攪拌部材に衝突されて衝撃を受けることにより、分離がさらに促進される。
本発明の魚類鼻軟骨分離装置において、前記螺旋状面体の互いに隣接する螺旋状面の間隔は、前記容器の一端側が他端側よりも広く設けられていることが好ましい。
該構成によれば、前記間隔に多量の水蒸気がいきわたるので、前記間隔に位置する前記魚類の頭部が蒸されやすくなる。また、分離があまり進んでいないために大きな形状となっている前記魚類の頭部が多く存在する前記容器の一端側で前記間隔が広くなっているので、前記魚類の頭部が前記間隔に滞留することを防ぐことができる。
本発明の魚類鼻軟骨分離装置において、前記容器は、一端側が水平方向に対して15°以内の角度で下方に傾いていることが好ましい。
前記容器の角度は水平でもよいが、このような角度で前記容器を傾けることにより、前記容器内の前記魚類の頭部は、自重で前記螺旋状面に押し付けられ、前記螺旋状面体の回転に伴う運搬方向と逆方向に押し付けられる。この結果、前記魚類の頭部は前記容器内に長く滞留し、蒸される時間が長くなるので、より身崩れしやすくなる。
なお、前記容器の一端側が水平方向に対して下方に傾いている角度が15°を超える場合には、前記魚類の頭部が前記螺旋状面に押し付けられる作用が大きくなりすぎて、前記螺旋状面体を回転させるのに過剰なエネルギーが必要となり非効率である。
本発明の魚類鼻軟骨分離装置において、前記複数の水蒸気噴出口は、前記容器の他端側よりも一端側に多く配設されていることが好ましい。
該構成によれば、分離があまり進んでいない前記魚類の頭部が多く存在する前記容器の一端側で多量の水蒸気が噴出するので、前記魚類の頭部は多量の水蒸気と接触することになり、蒸されやすくなる。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施形態についてさらに詳しく説明する。図1は本実施形態の魚類鼻軟骨分離装置の一構成例を示す説明的斜視図である。説明のために、図では容器の壁面及び水蒸気供給管の一部を切り欠いて記載している。
魚類鼻軟骨分離装置1は、筒状の容器2と、容器2内の軸方向に配設された螺旋状面体3と、容器2内に延設された水蒸気供給管4とを備え、鮭の頭部21を鼻軟骨22と鼻軟骨22以外の残渣23とに分離する装置である。螺旋状面体3は、軸部材5の外周面に螺旋状面6を設けたものである。
容器2は、軸方向から見て下面が円弧状となっている筒状の容器であり、U字状の断面形状を有する容器本体7と、容器本体7の上面の開口部を覆う蓋8とで構成される。容器2は、2組の脚部9,10で支えられ、容器2の入口側が水平方向に対して10.45°下方に傾くように設置されている。
蓋8は、容器本体7の上面を覆ったときに容器2の入口側に相当する部分が一部切り欠かれていて、この切り欠き部にはホッパ11が設けられている。このホッパ11は、容器2内に鮭の頭部21を投入するための投入口11となっている。
容器本体7は、上面に加えて両端部がさらに開口している。容器本体7の入口側の開口部からは、螺旋状面体3の軸部材5の一端が容器本体7外に延設している。容器本体7の出口側の開口部近傍では下面が一部切り欠かれていて、この切り欠き部には中空の筒体12が設けられている。この筒体12は、容器本体7の内容物を容器2外に吐出するための吐出口12となっている。吐出口12の直下には、吐出された内容物を受けるための受け容器13が設けられている。
螺旋状面体3は、軸部材5の一端側を容器2外に設けられたベアリング部材14,15で支持されるとともに、軸部材5の他端側を容器2の出口側に設けられたベアリング部材16で釣支されることにより、容器2の下面に接触しない状態で容器2内に配設されている。螺旋状面体3は、軸部材5の一端に設けられたチェーン・スプロケット機構17によって連結された駆動ローラ(図示せず)により、軸部材5を回転軸として、容器2内の内容物を容器2の入口側から出口側へ運搬する方向へ回転するようになっている。
螺旋状面体3は、軸部材5の外周面に1枚の面を23周分螺旋状に巻きつけたものである。この1周分の面を螺旋状面6という。互いに隣接する螺旋状面6の間隔は、容器2の入口側が出口側よりも広く設けられている。また、螺旋状面6には、互いに隣接する螺旋状面6を連結する攪拌部材18が設けられている。攪拌部材18は、容器2の入口側及び出口側では1枚の螺旋状面6につき1本、中央部では2枚の螺旋状面6につき1本設けられている。
水蒸気供給管4は、容器2内の上部に、容器2の軸方向に延設され、複数の水蒸気噴出口19を備える。複数の水蒸気噴出口19は、容器2内の下面を向くように設けられ、容器2の出口側よりも入口側に多く配設されている。
なお、攪拌部材18は、互いに隣接する螺旋状面6を連結するものとしたが、互いに隣接する螺旋状面6の間隔よりも短く、螺旋状面6から軸方向と平行に突出する突出部材であってもよい。
次に、本実施形態の魚類鼻軟骨分離装置1の作動について説明する。まず、容器本体7の上面の開口部を蓋8で覆った状態で、水蒸気噴出口19から0.1MPaかつ100℃の水蒸気を容器2内に噴出させる。水蒸気は、容器2が筒状であって投入口9及び吐出口12が開口していることにより、一部が投入口9や吐出口12から容器2外に漏れ出すものの、容器2が螺旋状面体3の螺旋状面6で仕切られているので容器2内に充満する。次に、チェーン・スプロケット機構を起動し、螺旋状面体3を1分間につき2回転の速度で回転させる。次に、投入口9から鮭の頭部21を容器2内に投入する。
容器2内に投入された鮭の頭部21は、螺旋状面体3の回転に伴って、螺旋状面6で容器2の出口側へ押されることにより、投入口9から吐出口12へ向けて運搬される。鮭の頭部21は、容器2の下面が軸方向から見て円弧状となっていることにより、螺旋状面6で確実に押され、容器2内に滞留することが防止される。
容器2内に投入された鮭の頭部21は、吐出口12へ向けて運搬される間に、容器2内に充満する水蒸気によって蒸され、身崩れしやすい状態となる。
身崩れしやすい状態となった鮭の頭部21は、吐出口12へ向けて運搬される間に、螺旋状面体3の回転に伴って回転する攪拌部材18から衝突されたり、この攪拌部材18の衝突によって回転方向に押され、容器2の内壁面や螺旋状面体3等に衝突したり等することにより、衝撃を受ける。この衝撃により、鮭の頭部21は、吐出口12へ向けて運搬される間に、鼻軟骨22と鼻軟骨22以外の表皮、筋肉、エラ、硬骨等の残渣23とに分離する。
分離した鼻軟骨22及び残渣23は、水蒸気による水分を含んでいるため、容器2の内壁面や螺旋状面体3等に付着しやすい状態となっている。ところが、分離した鼻軟骨22及び残渣23は、螺旋状面体3の螺旋状面6で押されたり、攪拌部材18の衝突によって回転方向に押されたりして、頻繁にその位置を移動させられるので、容器2の内壁面や
螺旋状面体3等に付着して容器2内に滞留することなく、吐出口12へ向かって運搬され、最終的に吐出口12から容器2外へ吐出されて落下し、受け容器13に収容される。
また、魚類鼻軟骨分離装置1では、投入口9から投入された鮭の頭部21は、容器2内で蒸されて身崩れしやすい状態になるとともに鼻軟骨22と残渣23とに分離されるので、従来技術の魚類鼻軟骨分離装置とは異なり、魚類の頭部を湯釜から引き上げた上でドラム内に投入するような作業に伴う労力やエネルギーを必要とせず、効率的である。
したがって、本発明によれば、魚類の頭部から鼻軟骨を滞りなく効率よく分離することができる魚類鼻軟骨分離装置を実現することができる。
また、魚類鼻軟骨分離装置1では、複数の攪拌部材18は、螺旋状面体3の軸方向の中央部よりも両端部(入口側及び出口側)に多く配置されている。これにより、攪拌部材18が多く配設されている容器2の入口側では、複数の鮭の頭部21は、多くの攪拌部材18に衝突されることにより互いの間隔が空けられるので、水蒸気に接触する面積が大きくなって蒸されやすくなる。また、攪拌部材18が両端部よりも少なく配設されている容器2の中央部では、複数の鮭の頭部21は、攪拌部材18に衝突される頻度が低くなるので、互いに密集し、衝突しあうことにより、分離が促進される。さらに、攪拌部材18が多く配設されている容器2の出口側では、複数の鮭の頭部21は、多くの攪拌部材18に衝突されて衝撃を受けることにより、分離がさらに促進される。
また、魚類鼻軟骨分離装置1では、螺旋状面体3の互いに隣接する螺旋状面6の間隔は、容器2の入口側に相当する側が出口側に相当する側よりも広く設けられていることにより、前記間隔に多量の水蒸気がいきわたりやすくなるので、前記間隔に位置する鮭の頭部21が蒸されやすくなる。また、分離があまり進んでいないために大きな形状となっている鮭の頭部21が多く存在する容器2の入口側で前記間隔が広くなっているので、鮭の頭部21が前記間隔に滞留することを防ぐことができる。
また、魚類鼻軟骨分離装置1では、容器2は、入口側が水平方向に対して10.45°下方に傾いているので、容器2内の鮭の頭部21は、自重で螺旋状面6に押し付けられ、螺旋状面体3の回転に伴う運搬方向と逆方向に押し付けられる。この結果、鮭の頭部21は容器2内に長く滞留し、蒸される時間が長くなることので、より身崩れしやすくなる。なお、容器2は、入口側が水平方向に対して15°以内の角度で下方に傾いているようにするのがよい。前記角度が15°を超える場合には、鮭の頭部21が螺旋状面6に押し付けられる作用が大きくなりすぎて、螺旋状面体3を回転させるのに過剰なエネルギーが必要となり非効率である。
また、魚類鼻軟骨分離装置1では、複数の水蒸気噴出口19は、容器2の出口側よりも入口側に多く配設されている。これにより、分離があまり進んでいない鮭の頭部21が多く存在する容器2の入口側で多量の水蒸気が噴出するので、鮭の頭部21は多量の水蒸気と接触することになり、蒸されやすくなる。
本実施形態の魚類鼻軟骨分離装置の一構成例を示す説明的斜視図。
符号の説明
1…魚類鼻軟骨分離装置、 2…容器、 3…螺旋状面体、 6…螺旋状面、 11…投入口、 12…吐出口、 18…攪拌部材、 19…水蒸気噴出口、 21…魚類の頭部、 22…鼻軟骨、 23…鼻軟骨以外の残渣。

Claims (5)

  1. 一端側に投入口を有するとともに他端側に吐出口を有し、軸方向から見て下面が円弧状である筒状の容器と、
    前記容器内に該容器の軸方向に配設され、回転可能な螺旋状面体と、
    前記容器内に該容器の軸方向に配設された複数の水蒸気噴出口とを備え、
    前記螺旋状面体は、螺旋状面に複数の攪拌部材を有し、
    前記螺旋状面体を回転させるとともに、前記水蒸気噴出口から水蒸気を噴出することにより、前記投入口から投入された魚類の頭部を前記吐出口へ搬送しながら、前記魚類の頭部を加熱し、鼻軟骨と鼻軟骨以外の残渣とに分離する
    ことを特徴とする魚類鼻軟骨分離装置。
  2. 請求項1記載の魚類鼻軟骨分離装置において、
    前記複数の攪拌部材は、前記螺旋状面体の軸方向の中央部よりも両端部に多く配設されていることを特徴とする魚類鼻軟骨分離装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の魚類鼻軟骨分離装置において、
    前記螺旋状面体の互いに隣接する螺旋状面の間隔は、前記容器の一端側が他端側よりも広く設けられていることを特徴とする魚類鼻軟骨分離装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のうちのいずれか1項に記載の魚類鼻軟骨分離装置において、
    前記容器は、一端側が水平方向に対して15°以内の角度で下方に傾いていることを特徴とする魚類鼻軟骨分離装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のうちのいずれか1項に記載の魚類鼻軟骨分離装置において、
    前記複数の水蒸気噴出口は、前記容器の他端側よりも一端側に多く配設されていることを特徴とする魚類鼻軟骨分離装置。
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JP2014171394A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Taiyo Seisakusho Co Ltd 積層型連続供給式自動魚卵加工装置

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