JP2008152217A - 改良版土笛に吹口部品を装着した簡易オカリナ - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、復元された古代の土笛を改良し、楽器未経験者や子供でも演奏可能な簡易オカリナとして提供するものである。
【解決手段】歌口4および指穴周辺5など土笛3本体に改良を加えるとともに、ストロー1着脱式円筒ノズル型吹口部品2を創案、これを土笛本体に装着することで、演奏しづらさや、衛生面の不安などを解消して、近代的吹奏楽器に変身させた簡易オカリナである。
【選択図】図2
【解決手段】歌口4および指穴周辺5など土笛3本体に改良を加えるとともに、ストロー1着脱式円筒ノズル型吹口部品2を創案、これを土笛本体に装着することで、演奏しづらさや、衛生面の不安などを解消して、近代的吹奏楽器に変身させた簡易オカリナである。
【選択図】図2
Description
本発明は、改良版土笛に、ストロー着脱式吹口部品を装着することで、近代的吹奏楽器に変身させた簡易オカリナに関するものである。
山口県西端の弥生遺跡から出土復元された弥生の土笛は、上部に音を発する吹き込み穴(歌口)と、胴部に複数の指穴(古代音階)を有する素朴な吹奏楽器である。
(イ)土笛の構造、つくり方などについては、すでに刊行された複数の図書によって公開されているが、近代的音階を実現するために指穴の数をふやしていくと、「高音が出しにくい」、「指穴の位置が感知しにくい」など、演奏しづらくなる難点があった。
(ロ)吹奏楽器の常として、吹口に口唇部を密着させて吹奏するため、衛生面の不安を解消できないという難点があった。
(ロ)吹奏楽器の常として、吹口に口唇部を密着させて吹奏するため、衛生面の不安を解消できないという難点があった。
(イ)ストロー着脱式吹口部品を創案し、土笛に装着したほか、土笛の歌口内壁の一部に改造を施した。
(ロ)土笛本体の指穴の周囲に、指先で感知し易い突起を設けた。
以上の構成からなる改良版土笛に、吹口部品を装着した簡易オカリナである。
(ロ)土笛本体の指穴の周囲に、指先で感知し易い突起を設けた。
以上の構成からなる改良版土笛に、吹口部品を装着した簡易オカリナである。
(イ)本簡易オカリナ吹奏時には、ストローを挿入した吹口部品と、歌口内壁の改造との相乗効果によって、未経験者や子供でも、低音部から高音部まで安定した音出しが可能となった。さらに指穴周囲に突起を設け、指穴の位置を感知し易くしたことで、指遣いミスを減らすことができた。これらの対策によって、演奏しづらいという土笛の難点を解消することができた。
(ロ)簡易オカリナ不使用時には、ストローを取りはずすことができるため、使用済みのストローを洗滌するか、新しいストローと交換することも可能なので、衛生面の不安を解消することができた。
(ロ)簡易オカリナ不使用時には、ストローを取りはずすことができるため、使用済みのストローを洗滌するか、新しいストローと交換することも可能なので、衛生面の不安を解消することができた。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)音が出しにくい原因は、もちろん息の吹き込み方の未熟さに起因するところが大きい。そこで吹き込む息の気流を整えるために、ストロー着脱式円筒ノズル型吹口部品を創案した。次に歌口に吹き込まれた気流を効果的に美しい音に変えるために、歌口内壁の肉厚の約三分の二を斜めに削ぎ落して、気流に対する抵抗を軽減させる対策を施した。
(ロ)吹口部品に挿入したストローを口にくわえて息を吹き込みながら、きれいな音の出る位置を探索し、吹口部品を装着する位置を確定したのち、接着剤でしっかり固定する。
本発明は、以上の構成からなる簡易オカリナである。以下、使用法について説明する。
簡易オカリナを両手で持ち、すべての指穴を両手の指先でふさいで(閉じて)、次に吹口部品に挿入してあるストローを口にくわえて演奏準備完了である。
この状態で、口にくわえたストローを通じて息を吹き込むと、最低音(基音)が出る。音階通りに順次一つづつ指先を開放していくにつれて高音部に移動し、全開放で最高音となる。未経験者や子供を含めて誰でも例外なく、この音出しを体験することができる。
不使用時には、すでに述べたようにストローを取りはずすことができるので、衛生面の不安も解消されている。
(イ)音が出しにくい原因は、もちろん息の吹き込み方の未熟さに起因するところが大きい。そこで吹き込む息の気流を整えるために、ストロー着脱式円筒ノズル型吹口部品を創案した。次に歌口に吹き込まれた気流を効果的に美しい音に変えるために、歌口内壁の肉厚の約三分の二を斜めに削ぎ落して、気流に対する抵抗を軽減させる対策を施した。
(ロ)吹口部品に挿入したストローを口にくわえて息を吹き込みながら、きれいな音の出る位置を探索し、吹口部品を装着する位置を確定したのち、接着剤でしっかり固定する。
本発明は、以上の構成からなる簡易オカリナである。以下、使用法について説明する。
簡易オカリナを両手で持ち、すべての指穴を両手の指先でふさいで(閉じて)、次に吹口部品に挿入してあるストローを口にくわえて演奏準備完了である。
この状態で、口にくわえたストローを通じて息を吹き込むと、最低音(基音)が出る。音階通りに順次一つづつ指先を開放していくにつれて高音部に移動し、全開放で最高音となる。未経験者や子供を含めて誰でも例外なく、この音出しを体験することができる。
不使用時には、すでに述べたようにストローを取りはずすことができるので、衛生面の不安も解消されている。
1 はストロー
2 は円筒ノズル型吹口部品
3 は改良版土笛
4 は歌口
5 は指穴
6 は指穴周囲の突起
2 は円筒ノズル型吹口部品
3 は改良版土笛
4 は歌口
5 は指穴
6 は指穴周囲の突起
Claims (1)
- 改良版土笛に吹口部品を装着した簡易オカリナ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006357502A JP2008152217A (ja) | 2006-12-15 | 2006-12-15 | 改良版土笛に吹口部品を装着した簡易オカリナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006357502A JP2008152217A (ja) | 2006-12-15 | 2006-12-15 | 改良版土笛に吹口部品を装着した簡易オカリナ |
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JP2008152217A true JP2008152217A (ja) | 2008-07-03 |
Family
ID=39654404
Family Applications (1)
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JP2006357502A Pending JP2008152217A (ja) | 2006-12-15 | 2006-12-15 | 改良版土笛に吹口部品を装着した簡易オカリナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008152217A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7816595B1 (en) * | 2009-06-29 | 2010-10-19 | Jordan Reder Dietrich | Methods of constructing and tuning ocarinas |
US20130160632A1 (en) * | 2011-12-26 | 2013-06-27 | Chris Nowselski | Novel automatic embouchure |
JP2019003168A (ja) * | 2017-06-09 | 2019-01-10 | 徳行 山下 | 延長吹口およびオカリナ |
-
2006
- 2006-12-15 JP JP2006357502A patent/JP2008152217A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7816595B1 (en) * | 2009-06-29 | 2010-10-19 | Jordan Reder Dietrich | Methods of constructing and tuning ocarinas |
US20130160632A1 (en) * | 2011-12-26 | 2013-06-27 | Chris Nowselski | Novel automatic embouchure |
US8895826B2 (en) * | 2011-12-26 | 2014-11-25 | Chris Nowselski | Automatic embouchure |
JP2019003168A (ja) * | 2017-06-09 | 2019-01-10 | 徳行 山下 | 延長吹口およびオカリナ |
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