JP2008152108A - 表示装置および表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源から射出された光の量を調節して画像を表示する画像表示装置においてフリッカを低減する。
【解決手段】(a)基準駆動電圧よりも高い駆動電圧で表示素子を駆動する第1種の駆動と、基準駆動電圧よりも低い駆動電圧で表示素子を駆動する第2種の駆動と、を交互に実行して、光源から射出された光のうち駆動電圧に応じた量の光を表示素子から射出する。(b)第1種と第2種の駆動時に表示素子から射出される光の光量に応じてパラメータを決定する。そして、(c)パラメータに従って、表示素子の駆動の種類に応じて光源の光量を制御する。このような構成とすれば、光源から同じ量の光を受け取って同じ画像信号に基づいて表示素子が射出する光の量が、第1種の駆動と第2種の駆動とで異なっている場合に、光源の光量を制御することによって、表示素子が射出する光の量の違いを少なくすることができる。よって、反転駆動時のフリッカを低減できる。
【選択図】図2

Description

この発明は、光源から射出された光の量を調節することによって画像を表示する画像表示装置に関する。
プロジェクタに使用される液晶ライトバルブは、駆動電圧を印加されて液晶の向きを変えることによって、光源から射出された光のうち液晶ライトバルブを通過する光の量を調整する。そのような液晶ライトバルブおいては、同じ量の光を通過させるのに、プラスとマイナスの二つの極性の駆動電圧が使用される。すなわち、基準電圧(コモン電圧)から電圧を上げることによって液晶を駆動させて、所定量の光を通過させる。また、基準電圧から電圧を下げることによって液晶を駆動させて、同じ量の光を通過させる。このような処理を行うことで、液晶素子に特定の極性の電圧が蓄積することによって生じる、いわゆる「焼き付き」を防止することができる。
そのような液晶ライトバルブを備えたプロジェクタで画像を表示する際には、+側の電圧で液晶ライトバルブを駆動する時間区間と、−側の電圧で液晶ライトバルブを駆動する時間区間とが交互に繰り返される。コモン電圧が適正に調整されていれば、そのように駆動電圧を反転させても、ユーザの目には同じ色や画像が表示され続けているように見える。
しかし、工場出荷時には、コモン電圧よりも高い駆動電圧V1とコモン電圧よりも低い駆動電圧V2とで同じ量の光を通過させるように調整されていた液晶ライトバルブが、様々な理由によって、駆動電圧V1とV2とで異なる量の光を通過させるようになる場合がある。そのような場合には、プラス極性の駆動電圧によって表現される色と、マイナス極性の駆動電圧によって表現される色と、が異なってしまう。その結果、プラス極性の電圧V1で液晶ライトバルブを駆動する時間区間と、マイナス極性の電圧V2で液晶ライトバルブを駆動する時間区間とが交互に繰り返されることによって、画像がちらついて見える。このような現象を「フリッカ」という。
ある従来技術においては、n番目と(n+1)番目のフィールドの輝度を測定し、両者の差に所定の係数を掛けたものを(n+2)番目のフィールドの入力信号に重畳する(特許文献1)。その結果、n番目と(n+1)番目のフィールドの輝度の差に基づいて、(n+2)番目のフィールド全体の駆動電圧が改変される。
特開2003−234981号公報
ところで、液晶ライトバルブに印加する駆動電圧と、透過する光の量、すなわち表示される色の明るさ(輝度)とは非線形の関係にある。このため、液晶ライトバルブを使用するプロジェクタにおいては、ある色のある階調を表現するためには、どの程度の駆動電圧(コモン電圧より高い電圧と低い電圧)を印加すべきか、の情報がテーブルの形で保持されている。このテーブルは、プロジェクタの工場出荷時において設定されていたコモン電圧を前提として生成されている。また、このほかにも、様々な画質調整用のデータが工場出荷時におけるコモン電圧を前提として生成され、プロジェクタ内に保持されており、プロジェクタの使用時に参照される。
上記の従来技術のように、プラスとマイナスの両極性における色のズレを解消するために、入力信号を全体にずらし、その結果、液晶ライトバルブの駆動電圧を全体にずらした場合には、各入力信号に対応して表示される色の明るさの改変量は一定とはならない。前述のように、液晶ライトバルブに印加する駆動電圧と、表示される色の輝度とは非線形の関係にあるからである。よって、上記の従来技術は、プロジェクタが保持している画質調整のためのテーブルやデータを有効に活用することができない。そして、上記の従来技術を適用した場合、表示される画像の質が低下する可能性がある。
このようなフリッカの問題は、液晶ライトバルブを使用したプロジェクタに限らず、光源から射出された光の量を駆動電圧に応じて調節して画像を表示する画像表示装置において広く生じうる。
本発明は、上記の課題の少なくとも一部を取り扱うためになされたものであり、光源から射出された光の量を調節して画像を表示する画像表示装置においてフリッカを低減することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様は、明るさが異なる光で画像を表示することができる表示装置において、以下のような構成を備える。この表示装置は、光を射出する光源と、その光源を制御する光源制御部と、光源からの光を受け取って、その受け取った光のうち印加される駆動電圧に応じた量の光を射出する表示素子と、画像信号に基づいて表示素子を制御する表示素子制御部と、表示素子が射出する光の光量を測定するためのセンサと、を備える。表示素子は、基準駆動電圧よりも高い駆動電圧と、基準駆動電圧よりも低い駆動電圧と、で同じ量の光を射出することができる。また、表示素子制御部は、基準駆動電圧よりも高い駆動電圧による表示素子の第1種の駆動と、基準駆動電圧よりも低い駆動電圧による表示素子の第2種の駆動と、を交互に繰り返す。そのような表示装置において、光源制御部は、センサの出力に応じて定められたパラメータに従って、表示素子の駆動の種類に応じて光源の光量を制御する。
このような構成とすれば、光源から同じ量の光を受け取って同じ画像信号に基づいて表示素子が射出する光の量が、第1種の駆動と第2種の駆動とで異なっている場合にも、光源の光量を制御することによって、表示素子が射出する光の量の違いを少なくすることができる。よって、反転駆動時のフリッカを低減できる。なお、「表示素子の駆動の種類」とは、第1種の駆動と第2種の駆動を意味する。
なお、表示素子制御部が、一定の時間ごとに第1種と第2種の駆動を交互に繰り返す態様においては、以下のような構成とすることが好ましい。すなわち、表示装置は、さらに、第1種の駆動時の第1の時刻における光量に関するセンサからの第1の出力と、第2種の駆動時の光量に関するセンサからの第2の出力であって第1の時刻よりも一定の時間だけ前の第2の時刻の光量に関する第2の出力と、に基づいて、画像信号が一定である場合の第1種と第2種の駆動時における光量の差が小さくなるようにパラメータを決定するパラメータ決定部を備える。
このような態様とすれば、表示素子が射出する実際の光の光量に基づいて、光源の光量を制御することができる。このため、表示素子が射出する光の量が変化する場合にも、その変化に応じて、光源の光量を制御することができる。
なお、表示装置は、さらに、表示素子から射出される光を受け取って、表示装置外に投写するための投写光学系を備えることができる。そのような態様において、センサは、表示素子から射出される光の光路外に設置され、投写光学系からの散乱光を測定することができるように構成されることが好ましい。センサは、たとえば、その投写光学系に含まれる光学素子からの散乱光を測定することができるように構成されることが好ましい。
このような態様とすれば、表示素子から射出される光を遮ることなく表示素子が射出する光の光量を測定することができる。よって、画像信号に基づいて画像を表示しながら光源の光量を制御することができる。なお、「光路」とは、表示素子から射出される光であって画像を表示するための光が占める空間を意味する。
また、表示装置は、以下のような構成を備えることができる。すなわち、表示装置は、所定のタイミングで、第1種と第2種の駆動時のセンサの出力に応じて参照データを生成する参照データ生成部と、画像信号に基づいて画像を表示する際に、参照データを参照してパラメータを決定するパラメータ決定部と、を備えることができる。このような態様とすれば、画像信号に基づいて画像を表示する際に、簡易な処理で光源の光量を制御することができる。
なお、参照データは、パラメータを、画像の明るさと対応づけて格納するデータとすることができる。そして、パラメータ決定部は、参照データを参照して、画像信号の画像の明るさに応じてパラメータを決定することができる。
このような態様とすれば、画像信号の画像の明るさに応じて、第1種と第2種の駆動時の明るさの違いを解消するように、光源の光量を制御することができる。
また、参照データを生成する所定のタイミングは、表示装置の使用時にユーザによって参照データの生成を指示されたタイミングを含むことができる。そして、参照データを生成する所定のタイミングは、前回の参照データの生成からあらかじめ定められた時間が経過した後であって、所定の条件が満たされたタイミングを含むことができる。所定の条件は、たとえば、表示装置の電源がONとなったことや、ユーザが参照データの生成を許可すること、を含むことができる。
なお、本発明は、以下のような、明るさが異なる光で画像を表示する方法として実現することもできる。まず、(a)基準駆動電圧よりも高い駆動電圧で表示素子を駆動する第1種の駆動と、基準駆動電圧よりも低い駆動電圧で表示素子を駆動する第2種の駆動と、を交互に実行して、光源から射出された光のうち駆動電圧に応じた量の光を表示素子から射出する。また、(b)第1種と第2種の駆動時に表示素子から射出される光の光量に応じてパラメータを決定する。そして、(c)パラメータに従って、表示素子の駆動の種類に応じて光源の光量を制御する。
このような構成としても、光源から同じ量の光を受け取って同じ画像信号に基づいて表示素子が射出する光の量が、第1種の駆動と第2種の駆動とで異なっている場合に、光源の光量を制御することによって、表示素子が射出する光の量の違いを少なくすることができる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、印刷方法および印刷装置、印刷制御方法および印刷制御装置、それらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の形態で実現することができる。
A.第1実施例:
A1.プロジェクタの構成:
図1は、第1実施例におけるプロジェクタPJの概略構成を示す説明図である。プロジェクタPJは、3つの照明光学系110R,G,Bと、3つの液晶ライトバルブ120R,G,Bと、クロスダイクロイックプリズム130と、投写光学系140と、を備えている。また、プロジェクタPJは、光センサ192と、各部を制御する制御部170と、を備えている。
3つの照明光学系110R,G,Bのうち、照明光学系110Rは赤色光を射出するための赤色光用照明光学系である。また、照明光学系110Gは緑色光を射出するための緑色光用照明光学系である。照明光学系110Bは青色光を射出するための青色光用照明光学系である。3つの照明光学系110R,G,Bは、それぞれ、発光部102R,G,Bを備えている。3つの発光部102R,G,Bはそれぞれ異なる色の色光を射出する発光部である。本実施例においては、発光部102R,G,Bは、それぞれ、赤色光、緑色光、青色光を射出する。各発光部102R,G,Bは、例えば、発光ダイオード(LED)を備えている。制御部170は、照明光学系110R,G,Bに含まれる発光部102R,G,Bを制御して、それぞれ所定量の赤色光、緑色光、青色光を射出させる。
3つの液晶ライトバルブ120R,G,Bのうち、液晶ライトバルブ120Rは照明光学系110Rから射出された赤色光を変調するための赤色光用液晶ライトバルブである。また、液晶ライトバルブ120Gは照明光学系110Gから射出された緑色光を変調するための緑色光用液晶ライトバルブである。液晶ライトバルブ120Bは照明光学系110Bから射出された青色光を変調するための青色光用液晶ライトバルブである。液晶ライトバルブ120R,G,Bは、それぞれ制御部170から供給された色データを用いて、照明光学系110R,G,Bから射出された3つの色光を変調する。これにより、各液晶ライトバルブ120R,G,Bから、各色の画像を表す光(画像光)が射出される。
制御部170は、液晶ライトバルブ120R,G,Bに、それぞれ赤色、緑色、青色のアナログ画像データ(本明細書において「色データ」とも呼ぶ)を供給する。これらの3色の色データは、制御部170に供給された一つのカラー画像データの画像を赤、緑、青の各色成分による画像に分解することによって得られたものである。3つの色データは、液晶ライトバルブ120R,G,Bに適した同期信号を利用して生成されており、液晶ライトバルブ120R,G,Bに適した解像度(画素数)を有している。また、制御部170は、3つの液晶ライトバルブ120R,G,Bに同期信号を含む種々のタイミング信号を供給する。
クロスダイクロイックプリズム130は、3つの液晶ライトバルブ120R,G,Bから射出された3色の画像光を合成する。投写光学系140は、合成済みの画像光をスクリーン上に投写して、スクリーン上にカラー画像(合成済み画像)を形成する。
光センサ192は、投写光学系140の近傍であって、投写光学系140から射出され画像の投射に使用される画像光の光路の外に設けられている。そして、光センサ192は、投写光学系140から射出された光のうち、画像の投射に使用されない一部の光(散乱光)が入射するように配置されている。この光センサ192は、たとえば、投写光学系140のひとみ位置の散乱光を測定できる位置に設けられることが好ましい。
本実施例では、光センサとして、フォトダイオードが利用される。光センサに入射する一部の光は、投写光学系140から射出された後に光センサに直接的に入射する光であってもよいし、発光部から射出された後に他の構成部材で反射されて光センサに入射する間接的な光であってもよい。
制御部170は、光センサ192から光検出値を取得する。そして、制御部170は、光検出値を用いて、各発光部102R,G,Bから射出される光の強度を決定するためのルックアップテーブルを生成する。
なお、図1では、便宜上、発光部102R,液晶ライトバルブ120Rと、制御部170と、の間の信号の遣り取りのみが示されているが、他の発光部102G,B、ならびに液晶ライトバルブ120G,Bと制御部170との間でも同様に信号が遣り取りされる。
A2.制御部の構成および機能:
(1)制御部の構成:
図2は、制御部170(図1参照)の構成を示すブロック図である。制御部170は、第1のDSP(Digital Signal Processor)171と、液晶駆動部172と、第2のDSP173と、センサ駆動部174と、PWM(Pulse Width Modulation)信号生成部175と、光源駆動部176と、を備えている。
第1のDSP171は、外部から映像信号ISを受け取る。映像信号ISは、プロジェクタPJで投射すべき画像を表す信号である。第1のDSP171は、この映像信号ISに基づいて、投射すべき画像の平均輝度レベル(APL:Average Picture Level)を計算する。また、第1のDSP171は、映像信号ISと同期した光源駆動トリガLDTを生成する。光源駆動トリガLDTは、発光部102R,G,Bを発光させるタイミングを指定する信号である。
第1のDSP171は、平均輝度レベルを表す平均輝度レベル信号APLと、光源駆動トリガLDTとを第2のDSP173に供給する。また、第1のDSP171は、映像信号ISを液晶駆動部172に供給する。
液晶駆動部172は、供給された映像信号ISに基づいて、赤色、緑色、青色の各色データISr,ISg,ISbを生成する。液晶駆動部172は、色データISr,ISg,ISbを対応する液晶ライトバルブ120R,G,Bに供給して、液晶ライトバルブ120R,G,Bを駆動する(図1参照)。なお、本明細書および図面において、液晶ライトバルブ120R,G,Bを区別せずに記述するときには、液晶ライトバルブ120と表記することがある。同様に、発光部102R,G,Bを区別せずに記述するときには、発光部102と表記することがある。
液晶駆動部172は、液晶ライトバルブ120に対して、1/60秒単位で一つのフレーム画像を表示するような色データを供給する。また、液晶駆動部172は、液晶ライトバルブ120に対して、1/120秒の時間区間ごとに交互に、プラス極性の駆動電圧とマイナス極性の駆動電圧とを供給する。その結果、一つのフレーム画像は、液晶ライトバルブ120によって、まず1/120秒間だけプラス極性の駆動電圧を使用して表示され、次の1/120秒間は、マイナス極性の駆動電圧を使用して表示される。なお、液晶ライトバルブの駆動電圧の極性は、液晶画面全体についてほぼ同時に切り換えられる。このような駆動方式を「面順次駆動」という。これに対して、液晶画面の上のラインから順に駆動電圧の極性を切り換える方式を「線順次駆動」という。
図2の第2のDSP173は、平均輝度レベル信号APLと、光源制御パラメータLCPとを対応づけて格納している1次元ルックアップテーブル177を有している。以下では、ルックアップテーブルを「LUT」とも表記する場合がある。
第2のDSP173は、1次元LUT177を参照して、映像信号ISの平均輝度レベル信号APLに基づいて光源制御パラメータLCPを決定する。光源制御パラメータLCPは、マイナス極性の駆動電圧で液晶ライトバルブ120を駆動する際の発光部102の発光量を調整するためのパラメータである。
マイナス極性の駆動電圧で液晶ライトバルブ120を駆動することを、以下では「マイナス駆動」と呼ぶ。プラス極性の駆動電圧で液晶ライトバルブ120を駆動することを、以下では「プラス駆動」と呼ぶ。第2のDSP173が決定する光源制御パラメータLCPによって、マイナス駆動時の各液晶ライトバルブ120R,G,Bを通過した後の合成光の明るさが、プラス駆動時の各液晶ライトバルブ120R,G,Bを通過した後の合成光の明るさとほぼ同じになるように、マイナス駆動時の発光部102R,G,Bの発光量が調整される。
第2のDSP173は、光源制御パラメータLCPと、光源駆動トリガLDTとをPWM信号生成部175に供給する。また、第2のDSP173は、センサ192の測定値SOaに基づく出力信号SOを送信させるためのセンサ駆動信号SDを、センサ駆動部174に送る。そして、第2のDSP173は、出力信号SOをセンサ駆動部174から受け取る。
第2のDSP173は、所定のタイミングで、センサ駆動部174から受け取る出力信号SOに基づいて、1次元LUT177を生成する。1次元LUT177の生成については、後に説明する。
PWM信号生成部175は、光源制御パラメータLCPと、光源駆動トリガLDTとに基づいて、PWM信号LDSを生成し、光源駆動部176に送る。PWM信号生成部175は、光源制御パラメータLCPとPWM信号のデューティとを対応づけて格納している1次元LUT178を有している。PWM信号生成部175は、この1次元LUT178を参照して、光源制御パラメータLCPに基づいて、マイナス駆動時のPWM信号LDSのデューティを調整する。なお、光源駆動部176に供給されるPWM信号LDSのデューティによって、発光部102の発光量が決まる。
光源駆動部176は、PWM信号LDSに基づいて発光部102R,G,Bの駆動電圧LDVを生成し、発光部102R,G,Bに供給する。
(2)1次元LUT177の生成:
制御部170は、所定のタイミングで1次元LUT177(図2参照)を新たに生成する。所定のタイミングとは、前回、1次元LUT177を生成してからユーザが指定する期間(たとえば2ヶ月)が経過してから最初にプロジェクタPJが使用されたタイミングや、プロジェクタPJを使用しているときに、ユーザによって1次元LUT177を生成すべき旨が指示されたタイミング等を含む。
1次元LUT177を生成する際には、まず、プラスの駆動電圧で液晶ライトバルブ120R,G,Bを駆動し、所定の階調の所定の色(たとえばグレー)を表す映像信号ISを供給して、投写光学系140からその色に対応した光を投射する。そして、センサ192で投写光学系140の散乱光を測定する。投写光学系140がスクリーンへ投射する投射光の平均輝度と、散乱光との間には一定の相関関係がある。このため、センサ192の出力信号SOaに基づいて投写光学系140がスクリーンへ投射する投射光の平均輝度LA1を得ることができる。
また、マイナスの駆動電圧で液晶ライトバルブ120R,G,Bを駆動し、プラス駆動で散乱光を測定した際と同じ映像信号ISを供給して、センサ192で投写光学系140の散乱光を測定する。そして、センサ192の出力信号SOaに基づいて、マイナス駆動時において投写光学系140がスクリーンへ投射する投射光の平均輝度LA2を得る。
その後、プラス駆動時の投射光の平均輝度LA1と、マイナス駆動時の投射光の平均輝度LA2と、の差を打ち消すように、光源制御パラメータLCPが決定される。たとえば、LA1<LA2であれば、マイナス駆動時の発光部102R,G,Bの発光量を本来の値から低減するように、光源制御パラメータLCPが決定される。また、LA1>LA2であれば、マイナス駆動時の発光部102R,G,Bの発光量を本来の値から増大させるように、光源制御パラメータLCPが決定される。この光源制御パラメータLCPは、プラス駆動時の投射光の平均輝度LA1と対応づけられて、新たに生成される1次元LUT177に格納される。
以上のような処理が、互いに異なる複数の階調の色(たとえばグレー)を表す映像信号を使用して繰り返し実行される。そして、それぞれの処理で得られた光源制御パラメータLCPが、それぞれの処理におけるプラス駆動時の投射光の平均輝度LA1と対応づけて、新たに生成される1次元LUT177に格納される。なお、上記の処理は、すべての階調(たとえばR,G,Bそれぞれの階調値0〜255)について映像信号ISを生成して実行する必要はない。実際に上記の処理を行って得られた複数の光源制御パラメータを使用して補間演算を行うことによって、測定されなかった平均輝度に対応する光源制御パラメータを得ることができる。
なお、以上で説明した1次元LUT177の生成は、制御部170の機能部としての1次元ルックアップテーブル生成部180が行う。1次元ルックアップテーブル生成部180を、「1次元LUT生成部180」として図1に示す。
(3)画像を表示する際の発光部および液晶ライトバルブの制御:
図3は、プロジェクタPJを使用して画像を表示する際の発光部および液晶ライトバルブの制御内容を示すグラフである。図3において、VSyncは、液晶ライトバルブ120の垂直同期信号である。LDVは、液晶ライトバルブ120の駆動電圧である。LIは、液晶ライトバルブ120を光が透過する量(割合)の液晶面内の平均値を表す。LDTは、光源駆動トリガである。光源駆動トリガLDTは、液晶ライトバルブ120の垂直同期信号VSyncと等しい。なお、図3においては、静止画を表示し続けた場合のLDV,LIを示す。
駆動電圧LDVにおいて一点鎖線で示すLDCは、コモン電圧である。図3から分かるように、時間区間P1,P3においては、液晶ライトバルブ120は、コモン電圧LDCよりも高いプラス極性の駆動電圧で駆動される。一方、時間区間P2,P4においては、液晶ライトバルブ120は、コモン電圧LDCよりも低いマイナス極性の駆動電圧で駆動される。なお、時間区間P1〜P4は、それぞれT=1/120秒の時間区間である。すなわち、本実施例においては、1/120秒ごとに、プラス駆動とマイナス駆動が交互に行われる。
図3において破線で示すLDCiは、理想的なコモン電圧である。実際のコモン電圧LDCが理想的な値からずれているため、プラス駆動時における駆動電圧LDVのコモン電圧LDCとの差dV1は、マイナス駆動時における駆動電圧LDVのコモン電圧LDCとの差dV2よりも小さい。その結果、同じ映像信号ISが与えられた場合に、プラス駆動時において液晶ライトバルブ120R,G,Bを光が透過する量LI1は、マイナス駆動時において液晶ライトバルブ120R,G,Bを光が透過する量LI2よりも小さい。なお、図3において破線で示すLIiは、コモン電圧がLDCiであるときの液晶ライトバルブ120R,G,Bの光の透過量である。
図3の最下段に示すLは、発光部102R,G,Bの発光量である。前述のように、マイナス駆動時の発光部102R,G,Bの発光量は、光源制御パラメータLCPによって調整される(図2参照)。図3の例では、マイナス駆動時の発光部102R,G,Bの発光量は、光源制御パラメータLCPによって本来の値に比べて低い値に改変される。その結果、マイナス駆動時の発光部102R,G,Bの発光量L2は、プラス駆動時の発光部102R,G,Bの発光量L1に比べて小さい。
本実施例では、マイナス駆動時P2,P4の液晶ライトバルブの光の透過量LI2の、プラス駆動時P1,P3の液晶ライトバルブの光の透過量LI1に対するずれを打ち消すように、マイナス駆動時の発光部102R,G,Bの発光量L2が調整される。このため、プラス駆動時における投写光学系140からの画像光の投射量と、マイナス駆動時における投写光学系140からの画像光の投射量と、の差を小さくすることができる。その結果、映像を投射する際に、液晶ライトバルブについてプラス駆動とマイナス駆動とを交互に行ってもユーザがフリッカを感じにくい。
また、本実施例においては、映像信号ISの階調値や液晶ライトバルブの駆動電圧を変更するのではなく、発光部102R,G,Bの発光量を調整して、フリッカの発生を低減している。このため、工場出荷時に設定されプロジェクタPJ内に格納された各種の画質調整用のテーブルやデータを活用することができる。よって、フリッカを低減する処理を行っても、表示される画像の質を低下させるおそれが少ない。
さらに、本実施例では、映像信号ISの平均輝度レベル信号APLに応じた光源制御パラメータLCPを決定し、光源制御パラメータLCPに応じて発光量を調整している。このため、明るさの異なる様々な色や画像について、画質を低下させることなくフリッカの低減はかることができる。
B.第2実施例:
第1実施例では、所定のタイミングであらかじめ1次元LUT177を生成し、画像を表示する際には、1次元LUT177を参照して発光部102R,G,Bの発光量を調整する。しかし、第2実施例では、画像を表示する際に、センサ192を使用してプラス駆動時とマイナス駆動時の投射光の輝度を測定し、それらの測定値に基づいて発光部102R,G,Bの発光量を調整する。このため、第2実施例においては、第2のDSP173は、1次元LUT177を有していない。第2実施例の他の点は、第1実施例と同じである。
図4は、第2実施例のプロジェクタを使用して画像を表示する際の発光部および液晶ライトバルブの制御内容を示すグラフである。なお、図4の最下段には、センサ192を使用して測定される投写光学系140からの画像光の平均輝度LsAを示す。また、下から2番目には、図3と同じく発光部102R,G,Bの発光量Lを示す。ただし、第2実施例においては、映像信号ISを表示する間、発光部102R,G,Bの発光量を動的に変化させるため、各時間区間における発光部102R,G,Bの発光量を図3のL1,L2と区別してLd1〜Ld4として示す。図4の他の表示は図3と同じである。
前述のように、映像信号ISに基づく動画を構成する各フレームの画像は、1/60秒の単位で切り換えられる。そして、プラス駆動を行う第1の時間区間と、その後引き続いてマイナス駆動を行う第2の時間区間においては、同じ静止画が表示される。図4の例では、時間区間P1とP2においては、同じフレーム画像が表示される。そして、時間区間P3とP4においては、同じフレーム画像が表示される。
第2実施例の第2のDSP173は、プラス駆動を行う時間区間P1内の時刻ts1において、センサ192を使用して投射光の平均輝度LsAを測定する。その後、マイナス駆動を行って同じ画像を表示する時間区間P2内の時刻ts2において、投射光の平均輝度LsAを測定する。時刻ts1から時刻ts2までの時間はプラス駆動またはマイナス駆動を行う時間区間の長さT=1/120秒に等しい。
その後、第2のDSP173は、プラス駆動時の投射光の平均輝度LsA1と、マイナス駆動時の投射光の平均輝度LsA2と、の差を打ち消すように、光源制御パラメータLCPを決定する。そして、第2のDSP173は、その光源制御パラメータLCPを格納し、次にマイナス駆動を行う時間区間P4における発光部102R,G,Bの発光量を調整する際に、その光源制御パラメータLCPをPWM信号生成部175に供給する。
PWM信号生成部175は、その光源制御パラメータLCPを使用して、マイナス駆動時のPWM信号LDSのデューティを決定する。
図4の例では、時間区間P2における平均輝度LsA2は、時間区間P1における平均輝度LsA1よりも大きい。このため、マイナス駆動を行う時間区間における発光部102の発光量Lがより低い値となるように、次のマイナス駆動時用の光源制御パラメータLCPが決定される。その結果、次にマイナス駆動を行う時間区間P4における発光部102の発光量Ld4は、時間区間P2における発光量Ld2よりも低い値となっている。そして、時間区間P4における平均輝度LsA4と、プラス駆動を行う直前の時間区間P3の平均輝度LsA3との差dLsA3は、時間区間P2における平均輝度LsA2と、時間区間P1の平均輝度LsA1との差dLsA1よりも小さくなっている。
また、第2実施例の第2のDSP173は、プラス駆動を行う時間区間P3内の時刻ts3と、マイナス駆動を行って同じ画像を表示する時間区間P2内の時刻ts2と、において、投射光の平均輝度LsAを測定する。そして、時間区間P5用の光源制御パラメータLCPが計算され、時間区間P5における発光量が調整される。以下同様の処理が繰り返される。
第2実施例のような態様とすれば、前の時間区間における測定値を元に後の時間区間における発光部102R,G,Bの発光量が調整される。このため、常にフリッカを低減する処理が行われることになる。よって、第1実施例のように所定のタイミングで1次元LUT177を更新してその1次元LUT177に基づいて発行量の調整を行う態様とは異なり、時間の経過とともにフリッカの程度が増大することがない。
C.第3実施例:
第1および第2実施例においては、液晶ライトバルブ120の液晶面内のすべてのラインの駆動電圧の極性が一斉に切り替わる「面順次駆動」が行われる。しかし、第3実施例においては、液晶面内の左右方向の各ラインの駆動電圧の極性が上から順に切り替えられる「線順次駆動」が行われる。
線順次駆動においては、通常、液晶面内の上側に位置する複数のラインと下側に位置する複数のラインとは、互いに異なる極性の駆動電圧で駆動される。すなわち、液晶面内に異なる極性の駆動電圧で駆動されるラインの境界が存在する。そして、各ラインの駆動電圧の極性が上から順に切り替えられることによって、異なる極性の駆動電圧で駆動されるラインの境界が徐々に液晶面内の下の方に向う。最終的に、液晶面内の下端のラインの駆動電圧の極性が切り替わった瞬間には、すべてのラインがプラス(またはマイナス)の同じ極性の駆動電圧で駆動される。それ以外のときには、液晶面内に異なる極性の駆動電圧で駆動されるラインの境界が存在し、液晶面内の上側に位置する複数のラインと下側に位置する複数のラインとは、互いに異なる極性の駆動電圧で駆動されている。
このため、ある入力信号に基づいてプラス駆動によってラインが表示する色の明るさと、同じ入力信号に基づいてマイナス駆動によってラインが表示する色の明るさとに差がある場合、線順次駆動においては、画面全体の平均輝度は増減を繰り返す。これが、ユーザには画面全体の明滅(フリッカ)として認識される。
図5は、第3実施例における制御部170cの構成を示すブロック図である。第3実施例においては、液晶ライトバルブ120のすべてのラインがプラス駆動となるとき、または液晶ライトバルブ120のすべてのラインがマイナス駆動となるときに、所定の時間だけ発光部102R,G,Bの発光量を低下させる。
第3実施例の第2のDSP173cは、光源制御パラメータLCPを決定するための1次元LUT177に代えて、発光量を低下させる時間Toの長さを実質的に表す光源制御パラメータLCP2を決定するための1次元LUT177cを有する。そして、第2のDSP173cは、どのタイミングで発光部102R,G,Bの発光量を低下させるかを表すパラメータPt1を格納している。また、第3実施例のPWM信号生成部175cは、光源制御パラメータLCP2と発光量を低下させる時間Toとを対応づけて格納している1次元LUT178cを有している。第3実施例の他の点は、第1実施例と同じである。
第1実施例と同様、第3実施例の制御部170cは、所定のタイミングで1次元LUT177cを生成する。その際、制御部170cは、プラス駆動時の投射光の平均輝度LA1と、マイナス駆動時の平均輝度LA2とを、所定の映像信号ISを使って測定する。この測定は、第1実施例と同様、明るさの階調が異なる複数の映像信号ISを使って行われる。
その後、プラス駆動時の各階調の平均輝度LA1の平均値LA1aと、マイナス駆動時の各階調の平均輝度LA2の平均値LA2aとが計算される。
プラス駆動の平均値LA1aが、マイナス駆動時の平均値LA2aよりも大きいときには、パラメータPt1は0に設定される。パラメータPt1が0である場合には、プロジェクタPJを使用して画像を表示する際、すべてのラインがプラス駆動となるタイミングta1を含む所定の時間だけ、液晶ライトバルブ120R,G,Bの発光量が低減される。
一方、マイナス駆動時の各階調の平均輝度LA2の平均値LA2aが、プラス駆動時の各階調の平均輝度LA1の平均値LA1aよりも大きいときには、パラメータPt1は1に設定される。パラメータPt1が1である場合には、プロジェクタPJを使用して画像を表示する際、すべてのラインがマイナス駆動となるタイミングta2を含む所定の時間だけ、液晶ライトバルブ120R,G,Bの発光量が低減される。
また、制御部170は、プラス駆動時の平均輝度LA1とマイナス駆動時の平均輝度LA2との差の大きさに基づいて、発光量の低下時間Toの大きさを決定するための光源制御パラメータLCP2を決定する。光源制御パラメータLCP2は、平均輝度LA1とLA2との差が大きいほど発光量の低下時間Toが大きくなるように定められる。各光源制御パラメータLCP2は、それぞれの階調の映像信号ISに基づいて投射されたプラス駆動時の投射光の平均輝度LA1と対応づけられて、1次元LUT177cに格納される。
以上のようにして、光源制御パラメータLCP2を投射光の平均輝度を対応づけて格納する1次元LUT177cが生成され、パラメータPt1の値が決定される。
図6は、第3実施例のプロジェクタを使用して画像を表示する際の発光部および液晶ライトバルブの制御内容を示すグラフである。第3実施例においては、線順次駆動を行うため、どの時間にプラス駆動を行いどの時間にマイナス駆動を行うかは、液晶ライトバルブ120のラインごとに異なる。このため図6では、液晶ライトバルブ120の全ラインの駆動電圧LDV(図4参照)に代えて、液晶ライトバルブ120の最上段のラインの駆動電圧LDVtを示す。また、液晶ライトバルブ120を光が透過する量LI(図4参照)に代えて、液晶ライトバルブ120の最上段のラインを光が透過する量LItを示す。図6の他の表記は図4と同じである。
第2のDSP173cは、第1のDSP171から映像信号ISの平均輝度レベル信号APLを受け取ると(図5参照)、1次元LUT177cを参照して、平均輝度レベル信号APLに基づいて光源制御パラメータLCP2を決定する。そして、第2のDSP173cは、光源制御パラメータLCP2と、光源駆動トリガLDTと、あらかじめ定められているパラメータPt1とをPWM信号生成部175cに供給する。
図6の例では、マイナス駆動時において液晶ライトバルブ120のラインを光が透過する量LI2が、プラス駆動時において液晶ライトバルブ120のラインを光が透過する量LI1よりも大きい。このため、パラメータPt1は1とされているはずである。
PWM信号生成部175cは、光源駆動トリガLDTと、光源制御パラメータLCP2と、パラメータPt1とに基づいて、PWM信号LDSを生成し、光源駆動部176に供給する。パラメータPt1が0であるときには、液晶ライトバルブ120のすべてのラインがプラス駆動となるときta1を含む所定の時間Toだけ発光部102R,G,Bの発光量が低減される。一方、パラメータPt1が1であるときには、液晶ライトバルブ120のすべてのラインがマイナス駆動となるときta2を含む所定の時間Toだけ、発光部102R,G,Bの発光量が低減される。
また、PWM信号生成部175cは、1次元LUT178cを参照して、光源制御パラメータLCP2に応じて、発光量を低減する時間Toを決定する。その時間Toにおける発光部102の発光量はLd02であり、他の時間においては、発光部102の発光量はLd01である(Ld01>Ld02)。PWM信号生成部175cは、発光部102の発光量がそのように変化するように、PWM信号LDSを生成する。なお、発光量Ld01,Ld02はあらかじめ定められている。
図6の例では、液晶ライトバルブ120のすべてのラインがマイナス駆動となるとき、すなわち、時間区間P2とP3の間、P4とP5(図示せず)の間などにおいて、光源制御パラメータLCP2が表す時間Toだけ発光部102R,G,Bの発光量が低減される。なお、液晶ライトバルブ120のすべてのラインがマイナス駆動となるときを、図6中でta2で示す。一方、液晶ライトバルブ120のすべてのラインがプラス駆動となるときを、図6中でta1で示す。
このような処理を行うことで、プラス駆動とマイナス駆動のうち表示色の輝度が明るい方の駆動方式ですべてのラインが駆動される時刻を含む所定時間Toだけ、発光部102の発光量が低減される。このため、画面における輝度の変化がユーザの目に付きにくくなる。
また、発光部102の発光量を低減する時間Toは、平均輝度レベル信号APLに基づいて定められる。このため、明るさの異なる様々な色や画像について、フリッカを低減することができる。
D.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
D1.変形例1:
第1実施例において、光センサ192は、ひとみ位置の散乱光を測定できる位置に設けられていた。しかし、光センサ192は、他の位置に設けることもできる。ただし、光センサ192は、液晶ライトバルブ120R,G,Bよりも下流の光を測定できる位置に設けられることが好ましい。
D2.変形例2:
第1実施例においては、発光部102は発光ダイオードであった。しかし、発光部102は、レーザやSLD(スーパールミネセントダイオード)を含む固体光源など、他の構成とすることもできる。
また、上記実施例では、発光部102が射出する光の色は、赤色、緑色、および青色であった。しかし、光源の光の色は、白色とすることもできる。
D3.変形例3:
上記実施例では、表示素子としての液晶ライトバルブは、受け取った光を透過させることによって、駆動電圧に応じた量の光を射出する。しかし、表示素子は、受け取った光を反射させることによって、駆動電圧に応じた量の光を射出する態様とすることもできる。
D4.変形例4:
上記第1および第2実施例では、マイナス駆動時の発光部102の発光量を調整することでフリッカの低減を図っていた。しかし、プラス駆動時の発光部102の発光量を調整する態様や、プラス駆動時およびマイナス駆動時の発光部102の発光量を調整する態様とすることもできる。
D5.変形例5:
上記第1および第3実施例では、光源制御パラメータは、ルックアップテーブルに基づいて定められる。しかし、光源制御パラメータは、数式に基づいて決定することもできる。そのような態様においては、あらかじめセンサで測定されたプラス駆動時とマイナス駆動時の投射光の平均輝度に基づいて、その数式を決定することが好ましい。
D6.変形例6:
上記実施例では、グレーの映像信号ISを使用して光量調整に使用する参照データ(1次元LUT177など)が生成されていた。しかし、光量調整に使用する参照データを生成する際には、グレー以外にも、肌色などの他の色の映像信号を使用して行うこともできる。ただし、クロスダイクロイックプリズム130で合成された後の光を測定して参照データを生成する態様においては、映像信号は、赤、緑、青の各色成分を有する色のデータであることが好ましい。
D7.変形例7:
上記実施例では、光量調整に使用する参照データは、赤色、緑色、青色の各照明光学系110R,G,Bの制御に共通に使用される。しかし、赤色、緑色、青色の各照明光学系110R,G,Bのそれぞれの制御のために、個別に参照データを保持する態様とすることもできる。そのような態様においては、光量調整に使用する参照データは、別々に生成されることが好ましい。
たとえば、赤色の光量調整に使用する参照データを生成する際には、発光部102Rから光を射出させ、発光部102G,Bからは光を射出させないで、赤色光のみをセンサによって測定して生成することが好ましい。同様に、緑色の光量調整に使用する参照データを生成する際には、発光部102Gのみから光を射出させ、緑色光のみをセンサによって測定して生成することが好ましい。青色の光量調整に使用する参照データを生成する際には、発光部102Bのみから光を射出させ、青色光のみをセンサによって測定して生成することが好ましい。
D8.変形例8:
第3実施例においては、センサで測定した輝度に基づいて発光量を低下させる時間Toの長さが決定される。しかし、センサで測定した輝度に基づいて発光量を低下させる際の発光量Ld02をも決定する態様とすることもできる。
D9.変形例9:
上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、制御部170(図1)の機能の一部をホストコンピュータ88が実行するようにすることもできる。
このような機能を実現するコンピュータプログラムは、フロッピディスクやCD−ROM等の、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で提供される。ホストコンピュータは、その記録媒体からコンピュータプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送する。あるいは、通信経路を介してプログラム供給装置からホストコンピュータにコンピュータプログラムを供給するようにしてもよい。コンピュータプログラムの機能を実現する時には、内部記憶装置に格納されたコンピュータプログラムがホストコンピュータのマイクロプロセッサによって実行される。また、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムをホストコンピュータが直接実行するようにしてもよい。
この明細書において、ホストコンピュータとは、ハードウェア装置とオペレーションシステムとを含む概念であり、オペレーションシステムの制御の下で動作するハードウェア装置を意味している。コンピュータプログラムは、このようなホストコンピュータに、上述の各部の機能を実現させる。なお、上述の機能の一部は、アプリケーションプログラムでなく、オペレーションシステムによって実現されていても良い。
なお、この発明において、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでいる。
第1実施例におけるプロジェクタPJの概略構成を示す説明図。 制御部170の構成を示すブロック図。 プロジェクタPJを使用して画像を表示する際の発光部および液晶ライトバルブの制御内容を示すグラフ。 第2実施例のプロジェクタを使用して画像を表示する際の発光部および液晶ライトバルブの制御内容を示すグラフ。 第3実施例における制御部170cの構成を示すブロック図。 第3実施例のプロジェクタを使用して画像を表示する際の発光部および液晶ライトバルブの制御内容を示すグラフ。
符号の説明
102B…青色光を射出する発光部
102G…緑色光を射出する発光部
102R…赤色光を射出する発光部
110B…青色光の照明光学系
110G…緑色光の照明光学系
110R…赤色光の照明光学系
120B…青色光の液晶ライトバルブ
120G…緑色光の液晶ライトバルブ
120R…赤色光の液晶ライトバルブ
130…クロスダイクロイックプリズム
140…投写光学系
170,170c…制御部
171…第1のDSP
172…液晶駆動部
173,173c…第2のDSP
174…センサ駆動部
175,175c…PWM信号生成部
176…光源駆動部
192…光センサ
APL…平均輝度レベル信号
IS…映像信号
ISr…赤色の色データ
L1…プラス駆動時の発光部102の発光量
L2…マイナス駆動時の発光部102の発光量
LCP…光源制御パラメータ
LCP2…光源制御パラメータ
LDC…実際のコモン電圧
LDCi…理想的なコモン電圧
LDT…光源駆動トリガ
LDV…液晶ライトバルブ120の各ラインの駆動電圧
LDVt…液晶ライトバルブ120の最上段のラインの駆動電圧
LI…液晶ライトバルブ120を光が透過する量(割合)の平均値
LI1…プラス駆動時に液晶ライトバルブ120を光が透過する量の平均値
LI2…マイナス駆動時に液晶ライトバルブ120を光が透過する量の平均値
LIt…液晶ライトバルブ120の最上段のラインを光が透過する量(割合)の平均値
Ld…発光部102の発光量
Ld01…通常時の発光部102の発光量
Ld02…減光時の発光部102の発光量
Ld1…時間区間P1における発光部102の発光量
Ld2…時間区間P2における発光部102の発光量
Ld3…時間区間P3における発光部102の発光量
Ld4…時間区間P4における発光部102の発光量
LsA1…時間区間P1の投射光の平均輝度
LsA2…時間区間P2の投射光の平均輝度
LsA3…時間区間P3の投射光の平均輝度
LsA4…時間区間P4の投射光の平均輝度
Pt1…減光を行うタイミングを表すパラメータ
P1〜P4…時間区間
PJ…プロジェクタ
SD…センサ駆動信号
SO…出力信号
SOa…出力信号
To…光量を低下させる時間
VSync…垂直同期信号
dLsA1…時間区間P1の平均輝度LsA1と時間区間P2の平均輝度LsA2の差
dLsA3…時間区間P3の平均輝度LsA3と時間区間P4の平均輝度LsA4の差
dV1…プラス駆動時における駆動電圧LDVのコモン電圧LDCとの差
dV2…マイナス駆動時における駆動電圧LDVのコモン電圧LDCとの差
ta1…すべてのラインがプラス駆動となるタイミングタイミング
ta2…すべてのラインがマイナス駆動となるタイミングタイミング
ts1…投射光の平均輝度LsA1を測定する時刻
ts2…投射光の平均輝度LsA2を測定する時刻

Claims (8)

  1. 明るさが異なる光で画像を表示することができる表示装置であって、
    光を射出する光源と、
    前記光源を制御する光源制御部と、
    前記光を受け取って、前記受け取った光のうち印加される駆動電圧に応じた量の光を射出し、基準駆動電圧よりも高い駆動電圧と、前記基準駆動電圧よりも低い駆動電圧と、で同じ量の光を射出することができる表示素子と、
    画像信号に基づいて前記表示素子を制御し、前記基準駆動電圧よりも高い駆動電圧による前記表示素子の第1種の駆動と、前記基準駆動電圧よりも低い駆動電圧による前記表示素子の第2種の駆動と、を交互に繰り返す表示素子制御部と、
    前記表示素子が射出する光の光量を測定するためのセンサと、を備え、
    前記光源制御部は、前記第1種と第2種の駆動時の前記センサの出力に応じて定められたパラメータに従って、前記表示素子の前記駆動の種類に応じて前記光源の光量を制御する、表示装置。
  2. 請求項1記載の表示装置であって、さらに、
    前記表示素子制御部は、一定の時間ごとに前記第1種と第2種の駆動を交互に繰り返し、
    前記表示装置は、さらに、
    前記第1種の駆動時の第1の時刻における前記光量に関する前記センサからの第1の出力と、前記第2種の駆動時の前記光量に関する前記センサからの第2の出力であって前記第1の時刻よりも前記一定の時間だけ前の第2の時刻の前記光量に関する第2の出力と、に基づいて、前記画像信号が一定である場合の前記第1種と第2種の駆動時における前記表示素子の光量の差が小さくなるように前記パラメータを決定するパラメータ決定部を備える、表示装置。
  3. 請求項2記載の表示装置であって、さらに、
    前記表示素子から射出される光を受け取って、前記表示装置外に投写するための投写光学系を備え、
    前記センサは、前記表示素子から射出される光の光路外に設置され、前記投写光学系からの散乱光を測定することができるように構成される、表示装置。
  4. 請求項1記載の表示装置であって、さらに、
    所定のタイミングで、前記第1種と第2種の駆動時の前記センサの出力に応じて参照データを生成する参照データ生成部と、
    前記画像信号に基づいて画像を表示する際に、前記参照データを参照して前記パラメータを決定するパラメータ決定部と、を備える表示装置。
  5. 請求項4記載の表示装置であって、
    前記参照データは、前記パラメータを、画像の明るさと対応づけて格納するデータであり、
    前記パラメータ決定部は、前記参照データを参照して、前記画像信号の画像の明るさに応じて前記パラメータを決定する、表示装置。
  6. 請求項4記載の表示装置であって、
    前記所定のタイミングは、前記表示装置の使用時にユーザによって前記参照データの生成を指示されたタイミングを含む、表示装置。
  7. 請求項4記載の表示装置であって、
    前記所定のタイミングは、前回の前記参照データの生成からあらかじめ定められた時間が経過した後であって、所定の条件が満たされたタイミングを含む、表示装置。
  8. 明るさが異なる光で画像を表示する方法であって、
    (a)基準駆動電圧よりも高い駆動電圧で表示素子を駆動する第1種の駆動と、前記基準駆動電圧よりも低い駆動電圧で前記表示素子を駆動する第2種の駆動と、を交互に実行して、光源から射出された光のうち前記駆動電圧に応じた量の光を前記表示素子から射出する工程と、
    (b)前記第1種と第2種の駆動時に前記表示素子から射出される光の光量に応じてパラメータを決定する工程と、
    (c)前記パラメータに従って、前記表示素子の前記駆動の種類に応じて前記光源の光量を制御する工程と、を含む表示方法。
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