JP2008151438A - 空調設備運転制御装置および方法 - Google Patents

空調設備運転制御装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008151438A
JP2008151438A JP2006341070A JP2006341070A JP2008151438A JP 2008151438 A JP2008151438 A JP 2008151438A JP 2006341070 A JP2006341070 A JP 2006341070A JP 2006341070 A JP2006341070 A JP 2006341070A JP 2008151438 A JP2008151438 A JP 2008151438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suppression
rate
effectiveness
conditioning equipment
energy supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006341070A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4955378B2 (ja
Inventor
Kimihiko Yoshida
公彦 吉田
Takashi Koyanagi
隆 小柳
Shigemi Seki
成美 關
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2006341070A priority Critical patent/JP4955378B2/ja
Publication of JP2008151438A publication Critical patent/JP2008151438A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4955378B2 publication Critical patent/JP4955378B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】複数の抑制手段の各々による熱負荷抑制の有効性を判断して空調設備へのエネルギー供給量の抑制制御を確実に行う。
【解決手段】中央監視装置15は、熱供給設備から空調設備へのエネルギー供給量を計測し、エネルギー供給量が目標容量を超えないようにエネルギー供給量に応じた抑制率を演算する。中央監視装置15は、空調設備の熱負荷を抑制する複数の抑制手段の各々による熱負荷抑制の有効性をそれぞれ予め設定された判断基準に基づいて判断し、有効と判断した抑制手段を選択して、選択した抑制手段に抑制率に応じた熱負荷抑制を実行させる。また、中央監視装置15は、予め設定された複数の抑制手段の選択の優先順位に従って、優先順位が高い順に抑制手段の熱負荷抑制の有効性を判断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱供給設備から熱供給を受けて稼働する空調設備へのエネルギー供給量が目標容量を超えないように空調設備を制御する空調設備運転制御装置および方法に関するものである。
従来、地域冷暖房(District Heating and Cooling、以下DHCとする)システムから冷水、蒸気、温水などの熱媒によってエネルギー供給を受けている建物においては、エネルギーの供給量が目標容量を超えないように熱デマンド制御を行っている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された制御システムでは、需要側空調設備の総負荷変動を予測し、この予測値が増段設定値を超える場合に、需要側空調設備の空調目標設定値を快適域内で熱負荷低減方向へ自動的に更新することで、熱負荷の増大を規制し、空調設備の熱効率の向上と省エネルギー化を図るようにしていた。
また、空調設備の熱負荷を抑制する手段として、例えば特許文献2には、設定値を緩和する手段(冷房の場合は空調設備の冷房設定温度を上げ、暖房の場合は暖房設定温度を下げる)、バルブ開度を抑制する手段、外気取り入れ量を抑制する手段などが記載されている。
特開2003−139372号公報 特開平9−243140号公報
特許文献2に記載された技術のように、複数の抑制手段の中から熱負荷抑制を実行すべき抑制手段を空調設備の負荷熱量のレベルに応じて選択する手法では、例えば負荷熱量のレベルに応じて、温度設定値の緩和、外気取り入れ量の抑制、受入制御バルブの開度の抑制を順番に実施することとなっている場合、空調制御の対象となる居室の温度と温度設定値との偏差が非常に大きいときは、温度設定値を緩和しても、バルブ開度が既に上限に到達していて、省エネルギー効果が得られないという問題点があった。すなわち、温度設定値の緩和が熱負荷抑制に対して常に有効な手段であるとは限らないと言える。温度設定値の緩和が熱負荷抑制に対して有効な手段でない場合、無効なパラメータ操作が継続してしまうことになり、最悪の場合、負荷熱量が目標容量を超えてしまうことも考えられる。このように、従来の技術では、負荷熱量のレベルに応じて固定された抑制手段を実行しているため、無効な抑制操作を行ってしまう可能性があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、複数の抑制手段の各々による熱負荷抑制の有効性を判断して空調設備へのエネルギー供給量の抑制制御を確実に行うことができる空調設備運転制御装置および方法を提供することを目的とする。
本発明は、熱供給設備から熱供給を受けて稼働する空調設備へのエネルギー供給量が、供給し得る最大のエネルギー供給量を示す目標容量を超えないように前記空調設備を制御する空調設備運転制御装置であって、前記熱供給設備から前記空調設備へのエネルギー供給量を計測する計測手段と、前記計測されたエネルギー供給量が前記目標容量を超えないように、前記エネルギー供給量に応じた抑制率を演算する抑制率演算手段と、前記抑制率に応じて前記空調設備の熱負荷を抑制する複数の抑制手段と、この複数の抑制手段の各々による熱負荷抑制の有効性をそれぞれ予め設定された判断基準に基づいて判断する有効性判断手段と、前記複数の抑制手段の中から前記有効性判断手段が有効と判断した抑制手段を選択して、この選択した抑制手段に前記抑制率に応じた熱負荷抑制を実行させる抑制率出力手段とを備えるものである。
また、本発明の空調設備運転制御装置の1構成例において、前記有効性判断手段は、予め設定された前記複数の抑制手段の選択の優先順位に従って、優先順位が高い順に前記抑制手段の熱負荷抑制の有効性を判断するものである。
また、前記エネルギー供給量は、前記空調設備の負荷熱量あるいは前記熱供給設備から前記空調設備へ供給される熱媒の流量である。
また、本発明の空調設備運転制御方法は、前記熱供給設備から前記空調設備へのエネルギー供給量を計測する計測手順と、前記計測されたエネルギー供給量が前記目標容量を超えないように、前記エネルギー供給量に応じた抑制率を演算する抑制率演算手順と、前記空調設備の熱負荷を抑制する複数の抑制手段の各々による熱負荷抑制の有効性をそれぞれ予め設定された判断基準に基づいて判断する有効性判断手順と、前記複数の抑制手段の中から前記有効性判断手順で有効と判断された抑制手段を選択して、この選択した抑制手段に前記抑制率に応じた熱負荷抑制を実行させる抑制率出力手順とを、繰り返し実行するようにしたものである。
本発明によれば、複数の抑制手段の各々による熱負荷抑制の有効性をそれぞれ予め設定された判断基準に基づいて判断する有効性判断手段と、複数の抑制手段の中から有効性判断手段が有効と判断した抑制手段を選択して、選択した抑制手段に抑制率に応じた熱負荷抑制を実行させる抑制率出力手段とを設けることにより、熱負荷抑制に対して有効な手段を選択することができ、無効な抑制手段の選択によって無駄な抑制操作が継続してしまうことを無くすことができるので、エネルギー供給量が目標容量を超えないようにすることができ、契約容量を遵守して、省エネルギーに貢献することができる。
また、本発明では、予め設定された複数の抑制手段の選択の優先順位に従って、優先順位が高い順に抑制手段の熱負荷抑制の有効性を判断することにより、例えば空調環境への影響を考慮した抑制手段の選択を行うことが可能になる。
空調設備の熱負荷を抑制するために、温度設定値を緩和することは、最終的な温度の指示値を管理することになるので、環境への影響を見通せるが、居室の温度を温度設定値に追従させるための制御ロジックにおいて、温度設定値は空調設備へのエネルギー供給量を直接的に取り扱うパラメータではない。すなわち、温度設定値は環境に対する指示値であって、エネルギーに対する指示値ではない。これが、エネルギー供給量が目標容量を超えてしまうという問題点の原因である。
そこで、空調の快適性よりも熱負荷の抑制を優先する場合、エネルギー供給量を直接的に操作できるパラメータを変更するか、あるいは別の抑制手段を選択すべきである。制御ロジックの構造を考慮すれば、受入制御バルブや空調機制御バルブの開度がエネルギーをより直接的に指示するパラメータであるので、熱負荷抑制に対して温度設定値の緩和が有効でないと判断したときにバルブの開度を抑制することが有効であり、別の抑制手段が選択可能であればその抑制手段の有効性を判断して実施することに、本発明の特徴がある。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る空調設備の構成を示すブロック図である。
図1において、1は図示しないDHCシステム(熱供給設備)から冷水、蒸気、温水などの熱媒を受ける熱交換器、2は熱媒の受入量を制御する受入制御バルブ、3は熱交換器1の2次側の冷水又は温水の温度(あるいは流量)を計測するセンサ、4は受入制御バルブ2を制御するコントローラ、5は空調機、6は外気OAの導入量を制御する外気ダンパ、7は還気RAの導入量を制御する還気ダンパ、8は熱交換器1から送られる冷水又は温水により空気を冷却又は加熱するコイル、9はコイル8で冷却又は加熱された空気を送るファン、10は熱交換器1から送られる冷水又は温水の流量を制御する空調機制御バルブ、11は空調の対象となる居室、12は居室11の温度を計測する温度センサ、13は居室11のCO2濃度を計測するCO2濃度センサ、14はダンパ6,7及び空調機制御バルブ10を制御するコントローラ、15は空調設備全体を監視する中央監視装置、16はDHCシステムから供給される熱媒の温度を計測する温度センサ、17は熱媒の流量を計測する流量センサ、18はDHCシステムに戻る熱媒の温度を計測する温度センサ、19は排気EAの量を制御する排気ダンパ、20は加湿器、21は加湿器20へ送られる冷水又は温水の流量を制御する加湿バルブ、22は居室11の湿度を計測する湿度センサである。コントローラ4,14と中央監視装置15とは、空調設備を制御する空調設備運転制御装置を構成している。
次に、図1の空調設備の動作を説明する。まず、図示しないDHCシステムからは冷水、蒸気、温水などの熱媒が熱交換器1の1次側に供給される。熱交換器1は、この熱媒により2次側の水を冷却又は加熱する。ここで、センサ3は、熱交換器1から送り出される2次側の冷水又は温水の温度(あるいは流量)を計測する。そして、コントローラ4は、冷水又は温水の温度(あるいは流量)が所定の冷温水温度設定値(あるいは冷温水流量設定値)になるように受入制御バルブ2の開度をフィードバック制御する。
熱交換器1から送り出された冷水又は温水は、空調機制御バルブ10を通って空調機5のコイル8に供給される。コイル8は、この冷水又は温水により外気OA及び還気RAを冷却又は加熱する。コイル8で使用された冷水又は温水は、熱交換器1に戻される。また、熱交換器1から送り出された冷水又は温水は、加湿バルブ21を通って加湿器20に供給される。加湿器20は、水噴霧状態を作り出すことにより、コイル8で冷却又は加熱された給気SAの湿度を制御する。コイル8で冷却又は加熱され加湿器20で加湿された給気SAは、ファン9によって居室11に送り出される。居室11の空気の一部は、還気RAとして空調機5に戻される。
温度センサ12は、居室11の温度を測定し、CO2濃度センサ13は、居室11のCO2濃度を計測し、湿度センサ22は、居室11の湿度を計測する。そして、コントローラ14は、居室11の温度とCO2濃度がそれぞれ所定の設定値になるように、空調機制御バルブ10の開度及び外気ダンパ6の開度をフィードバック制御する。また、コントローラ14は、居室11の湿度が所定の湿度設定値になるように加湿バルブ21の開度をフィードバック制御する。
次に、図1の空調設備に適用する本実施の形態の熱デマンド制御について説明する。図2は本実施の形態の熱デマンド制御の処理の流れを示すフローチャート、図3は中央監視装置15の構成例を示すブロック図である。
中央監視装置15は、負荷熱量計測手段150と、平滑処理手段151と、抑制率演算手段152と、有効性判断手段153と、抑制率出力手段154とを備えている。
中央監視装置15は、一定の操作間隔毎に図2の処理を行う。まず、中央監視装置15の負荷熱量計測手段150は、図1の空調設備の負荷熱量の瞬時値を計測する(図2ステップS1)。DHCシステムから供給される熱媒の温度Trは温度センサ16によって計測され、熱媒の流量Fは流量センサ17によって計測される。また、DHCシステムに戻る熱媒の温度Tsは温度センサ18によって計測される。これらの計測データは、コントローラ4を通じて中央監視装置15に送られる。負荷熱量計測手段150は、熱媒の温度データと流量データとから負荷熱量の瞬時値Qを次式のように算出する。
Q=F×(Tr−Ts)×λ ・・・(1)
式(1)において、λは比熱である。
続いて、平滑処理手段151は、負荷熱量計測手段150が計測した負荷熱量の瞬時値Qを平滑処理する(ステップS2)。負荷熱量の瞬時値Qは変動が激しいため、後段の処理の前に、瞬時値を平滑処理する。平滑処理としては、1次遅れフィルタによる演算処理や、移動平均演算処理がある。1次遅れフィルタによる演算処理では、負荷熱量の前回の値と今回の値、及び予め設定された平滑係数によって負荷熱量の平滑値を演算する。また、移動平均演算処理では、負荷熱量の過去n分間(例えばn=1〜10)の移動平均値を平滑値として演算する。
次に、抑制率演算手段152は、平滑処理された負荷熱量が、空調設備で使用し得る最大の負荷熱量を示す目標容量(契約容量)以下かどうかを判定する(ステップS3)。なお、以下の処理では、全て平滑処理された負荷熱量を用いるため、平滑処理された負荷熱量を単に負荷熱量と略して記載する。抑制率演算手段152は、負荷熱量が目標容量以下である場合(ステップS3において判定YES)、負荷熱量が予め設定された抑制開始容量(抑制開始熱量)以上かどうかを判定する(ステップS4)。抑制開始容量は、目標容量よりも低い値に設定されており、例えば目標容量の80%〜90%程度を目安に設定される。
抑制率演算手段152は、負荷熱量が抑制開始容量よりも低い場合(ステップS4において判定NO)、負荷熱量が抑制開始容量から所定のディファレンシャルを引いた値よりも大きいかどうかを判定する(ステップS5)。ディファレンシャルは、フローティング制御での不感帯の幅を決めるための設定値であり、例えば抑制開始容量の5%〜10%程度を目安に設定される。抑制率演算手段152は、負荷熱量が抑制開始容量からディファレンシャルを引いた値以下である場合(ステップS5において判定NO)、前回出力した抑制率が0%かどうかを判定する(ステップS6)。ここでは、抑制率が0%のままなので、ステップS6において判定YESとなって、ステップS14の有効性判断処理に進む。この有効性判断処理については後述する。
次に、抑制率演算手段152は、ステップS4において負荷熱量が抑制開始容量以上となった場合、操作間隔カウントを1カウントアップする(ステップS7)。操作間隔カウントの初期値は0である。操作間隔カウントのカウントアップ後、抑制率演算手段152は、操作間隔カウント値が一定値に達したかどうかを判定する(ステップS8)。操作間隔カウント値が一定値に達していない場合は(ステップS8において判定NO)、前回出力した抑制率を継続して出力し、ステップS14の有効性判断処理に進む。ただし、前回の抑制率が0%である場合は、操作間隔カウント値に関係なく、ステップS8において判定YESとし、ステップS9に進む。
負荷熱量が抑制開始容量以上の状態が継続すると、図2の処理の繰り返しにより、操作間隔カウント値が次々とカウントアップされ、やがて一定値に達する。抑制率演算手段152は、操作間隔カウント値が一定値に達した場合あるいは前回の抑制率が0%の場合(ステップS8において判定YES)、操作間隔カウント値を0にリセットし(ステップS9)、負荷熱量に応じた抑制率を演算して出力し(ステップS10)、ステップS14の有効性判断処理に進む。
ここで、抑制率の演算方法について説明する。抑制率演算手段152は、抑制率を出力する際のステップ幅(1度に出力する値の上限値)を、予め設定された最大抑制率とセットバック回数によって次式のように演算する。
ステップ幅=最大抑制率/セットバック回数 ・・・(2)
式(2)のセットバック回数は、抑制率を何回に分けて出力するかを決定する回数である。例えば、温度設定値を最大で2℃緩和するとして、その2℃を何回に分けて緩和するかという設定がセットバック回数になる。セットバック回数を2回とした場合、1℃ずつ2回に分けて2℃緩和することになる。
そして、抑制率演算手段152は、抑制率の現在の出力回数に応じて、ステップ幅の整数倍の値を抑制率とする。例えば最大抑制率が100%でセットバック回数が4回の場合、すなわちステップ幅が25%の場合、1回目の抑制率出力タイミング(操作間隔カウント値が一定値になったタイミング)における抑制率は、ステップ幅25%×1回=25%となり、2回目の抑制率出力タイミングにおける抑制率は、ステップ幅25%×2回=50%となり、3回目の抑制率出力タイミングにおける抑制率は、ステップ幅25%×3回=75%となり、4回目の抑制率出力タイミングにおける抑制率は、ステップ幅25%×4回=100%となる。こうして、操作間隔カウント値が一定値になる度に、ステップ幅に合わせた抑制率を段階的に出力する。
ただし、抑制率の演算にあたっては、現在出力中の抑制率を参照して、今回の抑制率を決定する必要がある。例えば現在の抑制率が0%である場合は、前述のとおり操作間隔カウント値に関係なく、1回目の抑制率を直ちに出力する。また、現在の抑制率が0%でない場合は、ステップ幅の整数倍の値が現在の抑制率を上回るようにする。例えば、現在の抑制率が43%の場合に、負荷熱量が抑制開始容量以上となって、抑制率出力タイミングになったときには、今回の抑制率を50%とする。この場合、3回目の抑制率を出力したことになるので、次の抑制率出力タイミングでは4回目の抑制率75%を出力することになる。
負荷熱量が抑制開始容量以上の場合、操作間隔カウント値が一定値になる度に抑制率が出力される。また、負荷熱量が増大していく場合は、これに応じて抑制率も増大する。したがって、抑制率は、負荷熱量の増大に応じて段階的に増大していくことになる。抑制率を段階的に出力する理由は、過剰な負荷抑制を防止するためである。
また、操作間隔カウント値が一定値に達するまで、抑制率の演算を待つ理由は、直前に出力した抑制率による熱負荷抑制の効果が出るまで待つためである。操作間隔の整数倍の時間である効果待ち時間を設けることにより、安定した熱負荷抑制制御を実現することができる。
一方、抑制率演算手段152は、負荷熱量が目標容量を超える場合(ステップS3において判定NO)、操作間隔カウント値に関係なく、所定の最大抑制率を出力し(ステップS11)、ステップS14の有効性判断処理に進む。最大抑制率に応じて、実行し得る最大の熱負荷抑制を一挙に行うことで、熱負荷を急激に抑えて、目標容量以下に下げることができる。
ステップS10又はS11の抑制率の出力により、後述する負荷抑制制御が行われると、負荷熱量は低下し、抑制開始容量よりも低くなる。抑制率演算手段152は、負荷熱量が抑制開始容量よりも低く、かつ抑制開始容量からディファレンシャルを引いた値よりも大きい場合には(ステップS5において判定YES)、直前に出力した抑制率を継続して出力し(ステップS12)、ステップS14の有効性判断処理に進む。
次に、負荷熱量の更なる低下により、負荷熱量が抑制開始容量からディファレンシャルを引いた値以下となった場合(ステップS5において判定NO)、抑制率演算手段152は、前回出力した抑制率が0%かどうかを判定する(ステップS6)。ここでは、抑制率を出力している最中なので、ステップS6において判定NOとなり、ステップS13に進む。
抑制率演算手段152は、負荷熱量が抑制開始容量からディファレンシャルを引いた値以下で、かつ前回出力した抑制率が0%でない場合、前回出力された抑制率から所定の変化率を引いた値を今回の抑制率として演算し(ステップS13)、ステップS14の有効性判断処理に進む。したがって、負荷熱量が抑制開始容量からディファレンシャルを引いた値以下の状態が継続すると、ステップS13の繰り返しにより、抑制率が所定の変化率で0%に徐々に近づいていくことになる。
次に、有効性判断手段153と抑制率出力手段154によるステップS14の有効性判断処理について説明する。図4は有効性判断処理を説明するフローチャートである。
本実施の形態では、空調設備の熱負荷を抑制する抑制手段として、外気ダンパ6とその制御機構であるコントローラ14によって外気取り入れ量を抑制する手段、居室11の温度設定値の管理機構であるコントローラ14によって温度設定値を緩和する手段、受入制御バルブ2とその制御機構であるコントローラ4によって受入制御バルブ2の開度を抑制する手段、空調機制御バルブ10とその制御機構であるコントローラ14によって空調機制御バルブ10の開度を抑制する手段を想定している。
有効性判断手段153には、これらの抑制手段毎に熱負荷抑制の有効性の判断基準が予め設定されており、また抑制手段の選択の優先順位が予め設定されている。本実施の形態では、外気取り入れ量の抑制、温度設定値の緩和、受入制御バルブ2の開度の抑制、空調機制御バルブ10の開度の抑制の順に優先順位が高いものとする。ここでは、空調環境への影響を考慮して、空調環境への影響が見通し易い外気取り入れ量抑制と温度設定値緩和の優先順位を高くして、空調設備へのエネルギー供給量をより直接的に操作するバルブ2,10の開度抑制の優先順位を低くしている。なお、各抑制手段の優先順位は、本実施の形態と異なっていてもよい。同じ抑制手段の組み合わせであっても、建物の状況に応じて抑制手段の優先順位は異なる。
有効性判断手段153は、優先順位が高い順に抑制手段による熱負荷抑制の有効性を判断し、有効と判断した場合には、熱負荷抑制を実行すべき抑制手段として選択し、無効と判断した場合には、次に優先順位が高い抑制手段の熱負荷抑制の有効性を判断する。
すなわち、有効性判断手段153は、抑制率演算手段152から抑制率が出力されたときに、この抑制率を受け取り、最初に外気取り入れ量を抑制する手段による熱負荷抑制の有効性を判断する(図4ステップS15)。外気取り入れ量を抑制する手段の有効性の判断基準としては、外気ダンパ6の開度のしきい値(例えば100%)が設定されている。有効性判断手段153は、外気ダンパ6の現在の開度が100%であれば、外気取り入れ量を抑制する手段を、熱負荷抑制を実行すべき手段として有効であると判断する。
抑制率出力手段154は、有効性判断手段153によって外気取り入れ量の抑制が有効と判断された場合(ステップS15において判定YES)、コントローラ14に外気取り入れ量を抑制するように指示すると共に、抑制率演算手段152から受け取った抑制率を出力する(ステップS16)。
コントローラ14は、抑制率出力手段154から出力された抑制率に応じて外気ダンパ6の開度を抑制する。すなわち、抑制率に応じた抑制開度設定テーブルにより算出された抑制開度とフィードバック制御によって算出された開度のうち小さい方の開度を今回の開度とする。
また、有効性判断手段153は、外気ダンパ6の現在の開度が100%でない場合、外気取り入れ量の抑制を無効と判断し(ステップS15において判定NO)、温度設定値を緩和する手段による熱負荷抑制の有効性を判断する(ステップS17)。温度設定値を緩和する手段の有効性の判断基準としては、温度設定値と空調制御の対象となる居室11の温度との許容偏差が設定されている。
有効性判断手段153は、冷房時は式(3)によって温度設定値を緩和する手段の有効性を判断する。
PV≦SP+ΔT ・・・(3)
また、有効性判断手段153は、暖房時は式(4)によって温度設定値を緩和する手段の有効性を判断する。
PV≧SP−ΔT ・・・(4)
式(3)、式(4)において、SPは温度設定値、PVは居室11の温度、ΔTは許容偏差である。有効性判断手段153は、冷房時は温度PVが温度設定値SPと許容偏差ΔTとの和以下である場合、温度設定値を緩和する手段を、熱負荷抑制を実行すべき手段として有効であると判断し、暖房時は温度PVが温度設定値SPから許容偏差ΔTを引いた差以上である場合、温度設定値を緩和する手段を、熱負荷抑制を実行すべき手段として有効であると判断する。
抑制率出力手段154は、有効性判断手段153によって温度設定値の緩和が有効と判断された場合(ステップS17において判定YES)、コントローラ14に温度設定値を緩和するように指示すると共に、抑制率演算手段152から受け取った抑制率を出力する(ステップS18)。
コントローラ14は、抑制率出力手段154から出力された抑制率に応じて居室11の温度設定値を緩和する。すなわち、冷房の場合には設定した最大設定値緩和幅の抑制率の分だけ温度設定値を上げ、暖房の場合には最大設定値緩和幅の抑制率の分だけ温度設定値を下げることになる、
また、有効性判断手段153は、温度設定値SPと居室11の温度PVとの偏差の絶対値がしきい値THを超える場合、温度設定値の緩和を無効と判断し(ステップS17において判定NO)、受入制御バルブ2の開度を抑制する手段による熱負荷抑制の有効性を判断する(ステップS19)。受入制御バルブ2の開度を抑制する手段の有効性の判断基準としては、受入制御バルブ2の開度のしきい値(例えば100%)が設定されている。有効性判断手段153は、受入制御バルブ2の現在の開度が100%であれば、受入制御バルブ2の開度を抑制する手段を、熱負荷抑制を実行すべき手段として有効であると判断する。
抑制率出力手段154は、有効性判断手段153によって受入制御バルブ2の開度の抑制が有効と判断された場合(ステップS19において判定YES)、コントローラ4に受入制御バルブ2の開度を抑制するように指示すると共に、抑制率を出力する(ステップS20)。
コントローラ4は、抑制率出力手段154から出力された抑制率に応じて受入制御バルブ2の開度を抑制する。
また、有効性判断手段153は、受入制御バルブ2の現在の開度が100%でない場合、受入制御バルブ2の開度の抑制を無効と判断する(ステップS19において判定NO)。抑制率出力手段154は、有効性判断手段153によって受入制御バルブ2の開度の抑制が無効と判断された場合、コントローラ14に空調機制御バルブ10の開度を抑制するように指示すると共に、抑制率を出力する(ステップS21)。
コントローラ14は、抑制率出力手段154から出力された抑制率に応じて空調機制御バルブ10の開度を抑制する。
こうして、熱負荷の抑制が行われる。図5は本実施の形態の熱デマンド制御の動作例を示す波形図であり、負荷熱量と抑制率の変化の1例を示している。図5における50は抑制開始容量からディファレンシャルを引いた値である。
負荷熱量が増加し、図5の時刻t1において負荷熱量が抑制開始容量以上になると、ステップS7〜S10の処理により抑制率が一定時間毎に段階的に増大していく。この抑制率の出力により負荷熱量が低下し、時刻t2からt3の間では、負荷熱量が抑制開始容量よりも小さく、かつ抑制開始容量からディファレンシャルを引いた値よりも大きくなるので、ステップS12の処理により抑制率の値が保持される。
次に、時刻t3において負荷熱量が抑制開始容量からディファレンシャルを引いた値以下になると、ステップS13の処理により抑制率が所定の変化率で減少する。この抑制率の減少により負荷熱量が一時的に上昇する熱量リバウンドが発生するので、時刻t4からt5の間では、負荷熱量が抑制開始容量からディファレンシャルを引いた値よりも大きくなるので、ステップS12の処理により抑制率の値が保持される。
時刻t5において負荷熱量が抑制開始容量からディファレンシャルを引いた値以下になると、再びステップS13の処理により抑制率が減少する。時刻t6,t7の動作は、それぞれ時刻t4,t5の場合と同じである。こうして、時刻t7において負荷熱量は抑制開始容量からディファレンシャルを引いた値以下となり、時刻t7で引き下げられた抑制率は0%に戻る。図5の例によると、抑制率を引き下げたときの熱量リバウンドが小さく、負荷熱量の戻りが抑えられていることが分かる。図5の例では、抑制率の出力のみについて説明しているが、抑制率演算手段152から抑制率が出力されたときの有効性判断処理は、図4で説明したとおりである。
以上説明したように、本実施の形態では、負荷熱量が抑制開始容量に達した段階で、空調設備の熱負荷を抑制するようにしたので、負荷熱量が目標容量を超えないようにすることができる。また、抑制率を段階的に出力することにより、過剰な負荷抑制を防止して快適な空調を保つことができ、さらに一定の待ち時間を設けることにより、安定した熱負荷抑制制御を実現することができる。
そして、本実施の形態では、複数の抑制手段の各々による熱負荷抑制の有効性をそれぞれ予め設定された判断基準に基づいて判断し、有効と判断した抑制手段を選択して、選択した抑制手段に抑制率に応じた熱負荷抑制を実行させるようにしたことにより、従来のように空調設備の負荷熱量のレベルだけで抑制手段を選択するのではなく、熱負荷抑制に対して有効な手段を選択するようにしたので、無効な抑制手段の選択によって無駄な抑制操作が継続してしまうことを無くすことができる。その結果、本実施の形態では、負荷熱量が目標容量を超えないようにすることができ、契約容量を遵守して、省エネルギーに貢献することができる。
また、本実施の形態では、予め設定された優先順位に従って、優先順位が高い順に抑制手段の熱負荷抑制の有効性を判断することにより、例えば空調環境への影響を考慮した抑制手段の選択を行うことが可能になる。例えば温度設定値を緩和する手段の優先順位をバルブ2,10の開度を抑制する手段よりも高くしておき、温度設定値の緩和による熱負荷抑制が有効な状況では、環境に対する指示値である温度設定値を緩和することによって、環境への影響を見通しやすい状態を維持し、温度設定値の緩和が有効でないと判断したときのみ、より直接的にエネルギー供給量を操作可能なバルブ2,10の開度を抑制することにより、負荷熱量が目標容量を超えることを確実に防ぐことができる。
なお、本実施の形態では、外気取り入れ量の抑制、温度設定値の緩和、受入制御バルブ2の開度の抑制、空調機制御バルブ10の開度の抑制の4つの抑制手段を例に挙げて説明しているが、これに限るものではなく、コントローラ14によって居室11のCO2濃度設定値を緩和する手段、コントローラ14によって居室11の湿度設定値を緩和する手段、加湿バルブ21とコントローラ14によって加湿を禁止する手段、コントローラ4によって冷温水温度設定値を緩和する手段等の他の抑制手段に本発明を適用することも可能である。
また、本実施の形態では、1台の空調機について説明しているが、空調機が複数台の場合も同様に本発明を適用できることは言うまでもない。また、本実施の形態では、DHCシステムから熱供給を受けるDHC需要家を対象にした熱量デマンド抑制を例に挙げて説明しているが、これに限るものではなく、建物内に熱供給設備を有する自己熱源の建物に本発明を適用してもよい。
また、計測するエネルギー供給量として負荷熱量Qの代わりに、熱媒の流量Fを用いてもよい。この場合、目標容量は目標流量となり、抑制開始容量は抑制開始流量となる。
また、本実施の形態の中央監視装置15及びコントローラ4,14は、それぞれCPU、記憶装置および外部とのインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このようなコンピュータにおいて、本発明の熱デマンド制御を実現させるためのプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカードなどの記録媒体に記録された状態で提供される。CPUは、記録媒体から読み込んだプログラムを記憶装置に書き込み、プログラムに従って前述の処理を実行する。
本発明は、空調設備を制御する技術に適用することができる。
本発明の実施の形態に係る空調設備の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の熱デマンド制御の処理の流れを示すフローチャートである。 図1の空調設備における中央監視装置の構成例を示すブロック図である。 図1の中央監視装置の有効性判断手段と抑制率出力手段による有効性判断処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態の熱デマンド制御の動作例を示す波形図である。
符号の説明
1…熱交換器、2…受入制御バルブ、3…センサ、4…コントローラ、5…空調機、6…外気ダンパ、7…還気ダンパ、8…コイル、9…ファン、10…空調機制御バルブ、11…居室、12…温度センサ、13…CO2濃度センサ、14…コントローラ、15…中央監視装置、16,18…温度センサ、17…流量センサ、19…排気ダンパ、20…加湿器、21…加湿バルブ、22…湿度センサ、150…負荷熱量計測手段、151…平滑処理手段、152…抑制率演算手段、153…有効性判断手段、154…抑制率出力手段。

Claims (4)

  1. 熱供給設備から熱供給を受けて稼働する空調設備へのエネルギー供給量が、供給し得る最大のエネルギー供給量を示す目標容量を超えないように前記空調設備を制御する空調設備運転制御装置であって、
    前記熱供給設備から前記空調設備へのエネルギー供給量を計測する計測手段と、
    前記計測されたエネルギー供給量が前記目標容量を超えないように、前記エネルギー供給量に応じた抑制率を演算する抑制率演算手段と、
    前記抑制率に応じて前記空調設備の熱負荷を抑制する複数の抑制手段と、
    この複数の抑制手段の各々による熱負荷抑制の有効性をそれぞれ予め設定された判断基準に基づいて判断する有効性判断手段と、
    前記複数の抑制手段の中から前記有効性判断手段が有効と判断した抑制手段を選択して、この選択した抑制手段に前記抑制率に応じた熱負荷抑制を実行させる抑制率出力手段とを備えることを特徴とする空調設備運転制御装置。
  2. 請求項1記載の空調設備運転制御装置において、
    前記有効性判断手段は、予め設定された前記複数の抑制手段の選択の優先順位に従って、優先順位が高い順に前記抑制手段の熱負荷抑制の有効性を判断することを特徴とする空調設備運転制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の空調設備運転制御装置において、
    前記エネルギー供給量は、前記空調設備の負荷熱量あるいは前記熱供給設備から前記空調設備へ供給される熱媒の流量であることを特徴とする空調設備運転制御装置。
  4. 熱供給設備から熱供給を受けて稼働する空調設備へのエネルギー供給量が、供給し得る最大のエネルギー供給量を示す目標容量を超えないように前記空調設備を制御する空調設備運転制御方法であって、
    前記熱供給設備から前記空調設備へのエネルギー供給量を計測する計測手順と、
    前記計測されたエネルギー供給量が前記目標容量を超えないように、前記エネルギー供給量に応じた抑制率を演算する抑制率演算手順と、
    前記空調設備の熱負荷を抑制する複数の抑制手段の各々による熱負荷抑制の有効性をそれぞれ予め設定された判断基準に基づいて判断する有効性判断手順と、
    前記複数の抑制手段の中から前記有効性判断手順で有効と判断された抑制手段を選択して、この選択した抑制手段に前記抑制率に応じた熱負荷抑制を実行させる抑制率出力手順とを、繰り返し実行することを特徴とする空調設備運転制御方法。
JP2006341070A 2006-12-19 2006-12-19 空調設備運転制御装置および方法 Active JP4955378B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006341070A JP4955378B2 (ja) 2006-12-19 2006-12-19 空調設備運転制御装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006341070A JP4955378B2 (ja) 2006-12-19 2006-12-19 空調設備運転制御装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008151438A true JP2008151438A (ja) 2008-07-03
JP4955378B2 JP4955378B2 (ja) 2012-06-20

Family

ID=39653791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006341070A Active JP4955378B2 (ja) 2006-12-19 2006-12-19 空調設備運転制御装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4955378B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010019506A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Toshiba Corp 空調制御システムおよびこれに利用する給気切替コントローラ、空調制御方法
JP2011242057A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 Tokyo Gas Co Ltd 送水制御システム及びその制御方法
JP2016205756A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 株式会社ノーリツ 給湯装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09243140A (ja) * 1996-03-05 1997-09-16 Kajima Corp 地域冷暖房システムの2次側システム
JP2002048380A (ja) * 2000-08-01 2002-02-15 Yamatake Corp 空気調和装置及びその方法
JP2003139372A (ja) * 2001-11-02 2003-05-14 Ohbayashi Corp 空調・熱源設備最適抑制制御システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09243140A (ja) * 1996-03-05 1997-09-16 Kajima Corp 地域冷暖房システムの2次側システム
JP2002048380A (ja) * 2000-08-01 2002-02-15 Yamatake Corp 空気調和装置及びその方法
JP2003139372A (ja) * 2001-11-02 2003-05-14 Ohbayashi Corp 空調・熱源設備最適抑制制御システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010019506A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Toshiba Corp 空調制御システムおよびこれに利用する給気切替コントローラ、空調制御方法
JP4703692B2 (ja) * 2008-07-11 2011-06-15 株式会社東芝 空調制御システムおよびこれに利用する給気切替コントローラ、空調制御方法
JP2011242057A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 Tokyo Gas Co Ltd 送水制御システム及びその制御方法
JP2016205756A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 株式会社ノーリツ 給湯装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4955378B2 (ja) 2012-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2806223B1 (en) Air-conditioning system that adjusts temperature and humidity
JP5629189B2 (ja) 制御装置および方法
EP2749820B1 (en) Heating system control method and heating system
KR101330986B1 (ko) 공조 제어 장치 및 방법
US9217575B2 (en) Air-conditioning controlling system and air-conditioning controlling method
KR100993543B1 (ko) 설정값 관리방법 및 장치
Gao et al. An optimization strategy for the control of small capacity heat pump integrated air-conditioning system
JP5310881B2 (ja) 空調制御装置
JP2012047412A (ja) 空調制御システムおよび空調制御方法
JP2013170753A (ja) 冷凍機システム
WO2010038334A1 (ja) 空気調和装置用熱源機の制御装置及びその制御方法
JP4955378B2 (ja) 空調設備運転制御装置および方法
JP2017101859A (ja) 空調制御システム、空調制御方法及び制御プログラム
CN107429930B (zh) 空调系统控制装置
CN116123597A (zh) 一种庭院管网供热系统换热站循环泵自适应变频调控方法
JP4891048B2 (ja) 空調設備運転制御装置および方法
WO2019193649A1 (ja) 制御装置、室外機、熱源機および空気調和システム
JP2013139923A (ja) 温度および湿度の調整を行う空調システム
JP2007046857A (ja) 運転台数制御装置および方法
JP5015573B2 (ja) 空調設備運転制御装置および方法
JP5451566B2 (ja) 空調制御装置、空調制御システムおよび空調制御方法
JP5021286B2 (ja) 空調設備運転制御装置および方法
JP5897954B2 (ja) 空調制御システムおよび空調制御方法
WO2013094622A1 (ja) 空気調和機の制御装置、空気調和機、及び空気調和機の制御方法
JP7051671B2 (ja) 空調制御装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4955378

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323

Year of fee payment: 3