JP7051671B2 - 空調制御装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、空調制御装置及びプログラム、特に空調機からの風量制御に関する。
オフィスビルに設置されるセントラル空調システムでは、居室内への送風に、風量を調整可能なVAV(Variable Air Volume system)を採用する場合が少なくない。VAVでは、部屋の設定温度と計測温度との差に基づきダンパの開度を調整することによって吹出口から室内に送風するよう吹き出し量を調整する。VAVには、仕様により最大風量と最小風量が決められているが、例えば、部屋の設定温度と計測温度との差が大きければ、温度差が早急に小さくなるようダンパを全開にして最大風量にて運転する。一方、部屋の設定温度と計測温度との差が小さければ、ダンパの開度を小さくして最小風量にて運転する。
特開平10-253135号公報 特開平10-076832号公報
ところで、部屋の設定温度と計測温度との差が変化しない場合、VAVでは、同じ風量にて運転を継続することになる。そうすると対流が一定になり、室内の一部の場所に空気が循環しなくなり、熱溜まりが発生してしまう場合がある。
本発明は、空調機からの風量が変化しない場合に発生しうる熱溜まりの発生を防止することを目的とする。
本発明に係る空調制御装置は、部屋に送る空気の風量を調整して空調を行う空調機からの風量の変化が第1の所定時間検出されない場合、前記空調機からの送風が揺らぐよう風量を変化させる風量制御を行う風量制御手段を有し、前記風量制御手段は、前記第1の所定時間が経過した時点において前記部屋の計測温度と設定温度との差が一定値以上であり、かつ前記空調機が前記第1の所定時間の間変化することなく最大風量と最小風量との間の風量で稼働している場合、前記空調機からの風量を、現在の風量から増量又は減量の少なくとも一方を行うよう風量制御することを特徴とする。
また、前記風量制御手段は、前記第1の所定時間が経過した時点において前記部屋の計測温度と設定温度との差が一定値以上であり、かつ前記空調機が前記第1の所定時間の間変化することなく最大風量と最小風量との間の風量で稼働している場合、前記空調機からの風量を、現在の風量から増量又は減量の少なくとも一方を行うよう風量制御することを特徴とする。
また、前記風量制御手段は、前記空調機の現在の風量が前記空調機の最大風量より最小風量に近い場合、前記空調機からの風量を増量させた後に減量させるよう風量制御することを特徴とする。
また、前記風量制御手段は、前記空調機からの風量を第6の所定時間かけて所定の第3の所定風量まで増量させた後、第7の所定時間かけて第4の所定風量まで減量させ、更に第8の所定時間かけて前記現在の風量まで増量させるよう風量制御することを特徴とする。
また、前記風量制御手段は、前記空調機の現在の風量が前記空調機の最小風量より最大風量に近い場合、前記空調機からの風量を減量させた後に増量させるよう風量制御することを特徴とする。
また、前記風量制御手段は、前記空調機からの風量を第9の所定時間かけて第5の所定風量まで減量させた後、第10の所定時間かけて第6の所定風量まで増量させ、更に第11の所定時間かけて前記現在の風量まで減量させるよう風量制御することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、部屋に送る空気の風量を調整して空調を行う空調機からの風量の変化が第1の所定時間検出されない場合、前記空調機からの送風が揺らぐよう風量を変化させる風量制御を行う風量制御手段として機能させ、前記風量制御手段は、前記第1の所定時間が経過した時点において前記部屋の計測温度と設定温度との差が一定値以上であり、かつ前記空調機が前記第1の所定時間の間変化することなく最大風量と最小風量との間の風量で稼働している場合、前記空調機からの風量を、現在の風量から増量又は減量の少なくとも一方を行うよう風量制御することを特徴とする

本発明によれば、空調機からの風量が変化しない場合に発生しうる熱溜まりの発生を防止することができる。
本発明に係る空調制御装置の一実施の形態が適用される空調機システムの模式図である。 本実施の形態における空調コントローラのブロック構成図である。 本実施の形態における通常処理部によりVAVが通常制御されるときの温度差と風量との関係を示す図である。 本実施の形態における風量制御処理を示すフローチャートである。 図4Aに続くフローチャートである。 本実施の形態における風量最大時処理を示すフローチャートである。 本実施の形態における風量最大時処理が実行されている間の風量の遷移を示す図である。 本実施の形態における風量最小時処理を示すフローチャートである。 本実施の形態における風量最小時処理が実行されている間の風量の遷移を示す図である。 本実施の形態における風量中間時処理を示すフローチャートである。 本実施の形態における風量中間時処理が実行されている間の風量の遷移を示す図である。 本実施の形態における風量中間時処理が実行されている間の風量の他の遷移を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態における空調機システムの模式図である。図1には、空調コントローラ1、AHU(Air Handling Unit)2、VAV3a,3b、VAVコントローラ4a,4b、リモコン5a,5b、バルブ6a,6b及びインバータ(INV)7を有する空調機システムが示されている。なお、本実施の形態の説明に用いない構成要素については適宜図から省略している。また、VAV3a及びVAV3b等複数ある構成要素において相互に区別する必要はない場合、「VAV3」と総称する。
AHU2は、冷水コイル21、温水コイル22及びファン(送風機)23を有し、外気を、バルブ6を介して供給される冷温水と熱交換することによって温度調節した後、ファン23にてVAV3へ供給する。バルブ6a,6bは、空調コントローラ1による制御のもと冷水コイル21,温水コイル22に供給する水量を調整する。
VAV3は、AHU2から供給された空気を部屋8に送り込む。VAVコントローラ4は、対応するVAV3に内蔵されたダンパ(図示せず)の開度を調節することにより部屋8へ供給する空気の量、すなわち風量の制御を行う。VAV3は、稼働時には仕様に従った最大風量と最小風量との間で稼働する。インバータ7は、空調コントローラ1による制御のもとAHU2のファン23の風量(吹き出し量)を調整する。
空調コントローラ1は、バルブ6、インバータ7、VAVコントローラ4及びリモコン5と信号線を介して接続され、データ信号又は制御信号を送受信することで、AHU2及びVAV3等を含む空調機の動作制御を行う制御手段である。
リモコン5は、居住者が空調機に部屋8の温度を設定する際に利用されるユーザインタフェースである。リモコン5a,5bは、それぞれVAV3a,3bに対応している。
本実施の形態では、空調コントローラ1による制御のもとVAV3の風量制御に特徴があり、本実施の形態における空調機システムの構成は、従前と同じでよい。図1では、1つの部屋8に2台のVAV3を設置したように図示したが、VAV3の設置台数はこの例に限る必要はなく、1台以上であればよい。
図2は、本実施の形態における空調コントローラ1のブロック構成図である。本実施の形態における空調コントローラ1は、現況情報収集部11、風量制御部12及び制御部13を有している。なお、本実施の形態の説明に用いない構成要素については、図から省略している。
現況情報収集部11は、風量制御部12による風量制御に必要な現況情報を収集する。本実施の形態において収集する現況情報には、部屋8の各VAV3a,3bに対応する位置の室温(計測温度)、各リモコン5a,5bから設定された部屋8の温度(設定温度)及びVAVコントローラ4a,4bにより計測された各VAV3a,3bの各風量(計測風量)が含まれる。計測温度は、図示しない各VAVコントローラ4a,4b又はリモコン5a,5bに搭載の温度センサによる計測温度から取得してもよいし、各VAV3a,3bに対応する位置に温度センサを別途設けて、取得するようにしてもよい。
風量制御部12は、VAVコントローラ4と連携してVAV3の風量制御を行う。風量制御部12は、VAV3毎に異なる風量制御を行うことができる。風量制御部12は、それぞれ異なるモードにてVAV3を動作させるために通常処理部121、風量最大時処理部122、風量最小時処理部123及び風量中間時処理部124を有している。通常処理部121は、従前から実施されている通常モードにて風量制御を行うための処理を実行する。従って、本実施の形態では、従前に対して風量最大時処理部122、風量最小時処理部123及び風量中間時処理部124を追加した構成としたことを特徴としている。
前述したように、VAV3は仕様に従い最大風量と最小風量との間で風量の調整が可能である。風量制御部12は、後述するように所定のタイミングで現況情報収集部11の現況情報を収集させるが、風量制御部12に含まれる風量最大時処理部122は、後述する風量最大時処理に基づく風量制御を実行することによって、第1の所定時間が経過した時点において部屋8の計測温度と設定温度との差が一定値以上であり、かつVAV3が第1の所定時間の間変化することなく最大風量で稼働している場合、風量最大時モードにてVAV3を動作させる。第1の所定時間については、追って詳述する。風量最小時処理部123は、後述する風量最小時処理に基づく風量制御を実行することによって、第1の所定時間が経過した時点において部屋8の計測温度と設定温度との差が一定値未満であり、かつVAV3が第1の所定時間の間変化することなくなく最小風量で稼働している場合、風量最小時モードにてVAV3を動作させる。風量中間時処理部124は、後述する風量中間時処理に基づく風量制御を実行することによって、第1の所定時間が経過した時点において部屋8の計測温度と設定温度との差が一定値以上であり、かつVAV3が第1の所定時間の間変化することなく最大風量と最小風量との間の風量で稼働している場合、風量中間時モードにてVAV3を動作させる。
制御部13は、空調コントローラ1の稼働及び停止に関する動作制御、及び空調コントローラ1に含まれる構成要素の動作制御等を実行する。
本実施の形態における空調コントローラ1は、従前からある汎用的なハードウェア構成で実現できる。すなわち、空調コントローラ1は、CPU、ROM、記憶手段としてのRAM及びハードディスクドライブ(HDD)、他の機器との間で通信を行う通信手段としてのネットワークインタフェースを有するコンピュータを内蔵する。また、必要によりユーザインタフェースを設けてもよい。空調コントローラ1における各構成要素11~13は、空調コントローラ1に内蔵されるコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPUで動作するプログラムとの協調動作により実現される。本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、USBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
図3は、通常処理部121によりVAV3が通常制御されるときの温度差と風量との関係を示す図である。温度差というのは、設定温度と計測温度(室温)との差を意味するが、VAV3は、稼働中、温度差が所定の閾値(T1)より小さいときには最小風量(min)で動作し、温度差が閾値以上になると最大風量(max)に到達するまで温度差に応じた風量にて動作する。図3に示すように、温度差が継続してT1未満の場合又はT2以上の場合、VAV3は、最小風量又は最大風量にて継続して動作する。また、最小風量と最大風量との間でも、温度差に変化が見られなければ、VAV3からは一定の風量にて部屋8の空気が供給される。このように、風量が継続して変化しない場合、部屋8には、一定の対流が発生することになり、部屋8の場所によっては空気が循環しない、いわゆる熱溜まりが発生する場合がある。
そこで、本実施の形態においては、VAV3からの風量の変化が第1の所定時間検出されない場合、VAV3からの風量を変化させることによって送風が揺らぐよう風量制御を行うようにしたことを特徴としている。以下、本実施の形態における風量制御処理について図4A、図4Bに示すフローチャートを用いて説明する。本実施の形態における風量制御処理は、VAV3を含む空調機の運転が開始されることに伴い開始され、終了指示がされるまで継続して実行される。また、風向は、固定されているものとする。
なお、空調コントローラ1におけるステップ101,102以降の処理は、VAV3毎に実施することになるが、各VAV3に対して同じ処理を繰り返し実行すればよいので、重複した説明は省略する。また、本実施の形態におけるVAV3は、説明の便宜上、全て同等の能力を備えているものとし、その最大風量は1000m/h、最小風量は200m/hで動作するものとして説明する。
空調機の運転が開始されると、VAV3は、通常処理部121による通常モードにて動作を開始する(ステップ101)。空調機は、運転開始後からしばらくの間は、動作が安定しないので通常モードにて継続して動作する(ステップ102)。空調機の機種にもよるが、例えば30分から60分の間は通常モードでの動作を維持する。
続いて、空調機の運転が安定した後、風量制御部12は、現時点のリモコン5に対する設定温度、計測温度(室温)及びVAV3からの風量(計測風量)を現況情報収集部11に収集させる(ステップ103)。処理対象がVAV3aとすると、現況情報収集部11は、リモコン5aに対する設定温度を取得する。また、本実施の形態でいう計測温度(室温)というのは、部屋8全体の温度という意味ではなく、処理対象のVAV3aに対応して設けられている温度センサ(VAV3a若しくはリモコン5aに搭載された温度センサ、又はVAV3a近傍に設置された温度センサ)により計測された温度を意味する。
続いて、風量制御部12は、現況情報取得後、現状の運転状態、ここでは通常モードでの動作を所定時間維持する(ステップ104)。ここでいう所定時間というのが前述した第1の所定時間に相当する。所定時間が経過すると、風量制御部12は、ステップ103と同様に現況情報を取得する(ステップ105)。
ここで、第1の所定時間というのは、VAV3が変化することなく同じ風量で部屋8に空気を継続して供給した場合、熱溜まりが発生する可能性があると推測される時間長である。第1の所定時間は、VAV3の能力、部屋8の広さ等を参照に適宜設定すればよい。本実施の形態では、例えば10分と設定する。
続いて、風量制御部12は、ステップ105において取得した現況情報に含まれている設定温度及び計測温度の温度差を算出する(ステップ106)。そして、ステップ103において取得した現況情報に含まれている計測風量とステップ105において取得した現況情報に含まれている計測風量とを取得する。
ここで、算出した温度差が一定値以上であり、かつ各ステップ103,105において取得した計測風量が共に最大風量の場合(ステップ107でY)、風量最大時処理部122は、図5に示す風量最大時処理を実行することによってVAV3を風量最大時モードにて動作させる(ステップ108)。なお、本実施の形態において用いる一定値というのは、温度差が大きい(小さい)と判定するための閾値である。本実施の形態では、2℃程度を想定している。
また、本実施の形態では、第1の所定時間の始期(ステップ103)と終期(ステップ105)でそれぞれ計測した風量が共に最大風量の場合、VAV3からの風量は、第1の所定時間の間変更されることなく最大風量で常時動作していたものと推定している。もちろん、第1の所定期間の間、VAV3からの風量を周期的に計測するようにしてもよい。
風量最大時処理部122は、指定の可変幅率に従い風量の変動幅を算出する(ステップ1081)。例えば、可変幅率に10%と設定されていた場合、最大風量と最小風量との差分である800m/hの10%、すなわち80m/hを風量の変動幅と算出する。
図6は、風量最大時処理時における風量の遷移を示すグラフ図である。図6において横軸は風量最大時処理が開始されてからの経過時間であり、縦軸は、各時点における風量である。風量最大時処理部122は、風量最大時モードにて処理を開始すると、第2の所定時間をかけて現時点の風量(最大風量)を変動幅(80m/h)分、すなわち920m/hまで減量する(ステップ1082)。その後、風量最大時処理部122は、第3の所定時間をかけて処理開始時点の風量(最大風量)まで増量する(ステップ1083)。なお、風量最大時処理において減量したときの目標となる920m/h及び増量させたときの目標となる最大風量(1000m/h)は、空調コントローラ1がVAVコントローラ4に要求する要求風量であり計測風量とは異なるが、VAVコントローラ4は、計測風量が要求風量と合致するようにVAV3を制御する。
本実施の形態では、ステップ107に示した条件、すなわち設定温度と計測温度との温度差が一定値以上であり、かつ第1の所定時間の間風量が最大であった場合、VAV3が形成する空調環境内に熱溜まりが発生していると推測し、風量を強制的に変化させることで揺らぐようにした。これにより、VAV3が形成する空調環境内の対流が変化することで熱溜まりを解消することが可能となる。
第2の所定時間及び第3の所定時間は、図6では共に300秒と設定されている場合が示されているが、熱溜まりを解消しうると考えられる時間長に設定すればよく、この例(300秒)に限る必要はない。また、同じ時間に設定する必要はない。また、本実施の形態では、VAV3の仕様に基づく最大風量及び最小風量と可変幅率に基づき変動幅を算出し、この変動幅を第1の所定風量としたが、第1の所定風量は、上記例示したのと異なる可変幅率を用いてもよいし、これ以外の方法にて設定するようにしてもよい。可変幅率を大きくすると風量が大きく変化することになり熱溜まりが解消しやすくなると考えられる、その一方、設定温度と計測温度との温度差が小さくなりにくくなる可能性があるので、可変幅率を適切な値に設定する必要がある。
以上の風量最大時処理を実行すると、風量制御部12は、ステップ105において取得した現況情報を直前に収集した情報として一時保持した後(ステップ109)、ステップ105と同様に現況情報を取得する(ステップ110)。そして、風量制御部12は、取得した現況情報に含まれている設定温度と計測温度との温度差がステップ107で用いた閾値(一定値)以上の場合(ステップ111でY)、ステップ107に移行する。一方、温度差が閾値未満の場合(ステップ111でN)、風量制御部12は、風量制御を通常処理部121に実施させることで通常モードに移行する(ステップ122)。
本実施の形態では、発生していると推測される熱溜まりを解消させるために風量を変化させるようにしたが、実際に熱溜まりが解消できたかどうかを何らかの作業を別途実施することで確認していない。そこで、本実施の形態では、風量最大時処理を実施する前には設定温度と計測温度との温度差が閾値以上であり、かつ風量最大時処理実施後の温度差が閾値以上であれば、熱溜まりは今なお解消していないとみなしてステップ107に戻るようにした。一方、温度差が閾値未満になったことを熱溜まりが解消したとみなして風量最大時モードから通常モードに移行するようにした。
続いて、算出した温度差が一定値以上であり、かつ各ステップ103,105において取得した計測風量が共に最大風量でない場合において(ステップ107でN)、算出した温度差が一定値以下であり、かつ各ステップ103,105において取得した計測風量が共に最小風量の場合(ステップ112でY)、風量最小時処理部123は、図7に示す風量最小時処理を実行することによってVAV3を風量最小時モードにて動作させる(ステップ113)。本実施の形態では、第1の所定時間の始期(ステップ103)と終期(ステップ105)でそれぞれ計測した風量が共に最小風量の場合、VAV3からの風量は、第1の所定時間の間変更されることなく最小風量で常時動作していたものと推定している。もちろん、第1の所定期間の間、VAV3からの風量を周期的に計測するようにしてもよい。
風量最小時処理部123は、指定の可変幅率に従い風量の変動幅を算出する(ステップ1131)。例えば、可変幅率に10%と設定されていた場合、最大風量と最小風量との差分である800m/hの10%、すなわち80m/hを風量の変動幅と算出する。
図8は、風量最小時処理における風量の遷移を示すグラフ図である。図8において横軸は風量最小時処理が開始されてからの経過時間であり、縦軸は、各時点における風量である。風量最小時処理部123は、風量最小時モードにて処理を開始すると、第4の所定時間をかけて現時点の風量(最小風量)を変動幅(80m/h)分、すなわち280m/hまで増量する(ステップ1132)。その後、風量最小時処理部123は、第5の所定時間をかけて処理開始時点の風量(最小風量)まで減量する(ステップ1133)。
本実施の形態では、ステップ112に示した条件、すなわち設定温度と計測温度との温度差が一定値以下であり、かつ第1の所定時間の間風量が最小であった場合、VAV3が形成する空調環境内に熱溜まりが発生していると推測し、風量最大時モードと同様に風量を強制的に変化させることで揺らぐようにして熱溜まりを解消するようにした。これにより、VAV3が形成する空調環境内の対流が変化することで熱溜まりを解消することが可能となる。
第4の所定時間及び第5の所定時間は、図8では共に300秒と設定されている場合が示されているが、熱溜まりを解消しうると考えられる時間長に設定すればよく、この例(300秒)に限る必要はない。また、同じ時間に設定する必要はない。また、本実施の形態では、VAV3の仕様に基づく最大風量及び最小風量と可変幅率に基づき変動幅を算出し、この変動幅を第2の所定風量としてしたが、第2の所定風量は、上記例示したのと異なる可変幅率若しくは第1の所定風量を求めたのと異なる可変幅率を用いてもよいし、これ以外の方法にて設定するようにしてもよい。
以上の風量最小時処理を実行すると、風量制御部12は、ステップ105において取得した現況情報を直前に収集した情報として一時保持し(ステップ114)、ステップ105と同様に現況情報を取得する(ステップ115)。そして、風量制御部12は、取得した現況情報に含まれている設定温度と計測温度との温度差がステップ107で用いた閾値(一定値)以下の場合(ステップ116でY)、ステップ107に移行する。一方、温度差が閾値より大きい場合(ステップ116でN)、風量制御部12は、風量制御を通常処理部121に実施させることで通常モードに移行する(ステップ122)。
風量最小時モードの場合も風量最大時モードの場合と同様に、風量最小時処理の実施前後における温度差が共に閾値以下であって変化がないことが認められる場合、熱溜まりは解消していないとみなし、一方、温度差が閾値より大きくなることで熱溜まりが解消したとみなして風量最小時モードから通常モードに移行するようにした。風量最小時モードにおいては、設定温度と計測温度との温度差が閾値より大きくなることで、空調機が計測温度(室温)を設定温度に近づけるように空調制御することに反しているようにも考えられるが、本実施の形態では、熱溜まりを解消することを優先し、熱溜まりの解消後に通常モードに移行して温度差を解消するように空調制御する。
続いて、算出した温度差が一定値以下であり、かつ各ステップ103,105において取得した計測風量が共に最小風量でない場合において(ステップ112でN)、算出した温度差が一定値以上であり、かつ各ステップ103,105において取得した計測風量が共に最大風量でも最小風量でもない場合、つまり最大風量と最小風量との間の風量の場合(ステップ117でY)、風量中間時処理部124は、図9に示す風量中間時処理を実行することによってVAV3を風量中間時モードにて動作させる(ステップ118)。本実施の形態では、第1の所定時間の始期(ステップ103)と終期(ステップ105)でそれぞれ計測した風量が共に最大風量及び最小風量を除く同じ風量を示している場合、VAV3からの風量は、第1の所定時間の間変更されることなくその風量で常時動作していたものと推定している。
風量中間時処理部124は、指定の可変幅率に従い風量の変動幅を算出する(ステップ1181)。例えば、可変幅率に10%と設定されていた場合、最大風量と最小風量との差分である800m/hの10%、すなわち80m/hを風量の変動幅と算出する。
最大風量の場合は減量、最小風量の場合は増量と、最初に変化させる方向は決まっているが、最大風量と最小風量との間の風量の場合、現在の風量から増量又は減量のいずれも行うことが可能である。そこで、本実施の形態では、現在の風量(ステップ105で取得した計測風量)によって最初に増量させるか、減量させるかを決めるようにした。
図10及び図11は、風量中間時処理における風量の遷移を示すグラフ図である。図10及び図11において横軸は風量中間時処理が開始されてからの経過時間であり、縦軸は、各時点における風量である。最大風量(1000m/h)と最小風量(200m/h)との中間の風量(中間風量)は600m/hとなるが、現時点の風量が中間風量より小さい場合(ステップ1182でY)、風量中間時処理部124は、図10に示すように、VAV3からの風量を増量させた後に減量させるよう風量制御する。具体的には、VAV3からの風量を第6の所定時間かけて現在の風量を変動幅(80m/h)分増量する(ステップ1183)。その後、風量中間時処理部124は、第7の所定時間をかけて風量を変動幅の2倍分減量する(ステップ1133)。そして、風量中間時処理部124は、第8の所定時間をかけて風量を処理開始時点の風量(ステップ105において取得した計測風量)まで増量する(ステップ1185)。
第6の所定期間及び第8の所定期間は、図10では共に300秒と設定され、2倍の変動幅で風量を変化させる第7の所定期間は、その2倍の600秒と設定されている場合が示されているが、熱溜まりを解消しうると考えられる時間長に設定すればよく、この例に限る必要はない。また、同じ時間に設定する必要はない。また、本実施の形態では、VAV3の仕様に基づく最大風量及び最小風量と可変幅率に基づき変動幅を算出し、この変動幅を第3の所定風量、2倍の変動幅を第4の所定風量としてしたが、第3,4の所定風量は、上記例示したのと異なる可変幅率を用いてもよいし、これ以外の方法にて設定するようにしてもよい。また、変化させる風量が計算により設定された変動幅では最大風量又は最小風量を超える場合、超える間は最大風量又は最小風量でVAV3を動作させるよう風量制御してもよい。
一方、現時点の風量が中間風量以上の場合(ステップ1182でN)、風量中間時処理部124は、図11に示すように、VAV3からの風量を減量させた後に増量させるよう風量制御する。具体的には、VAV3からの風量を第9の所定時間かけて現時点の風量を変動幅(80m/h)分減量する(ステップ1186)。その後、風量中間時処理部124は、第10の所定時間をかけて風量を変動幅の2倍分増量する(ステップ1187)。そして、風量中間時処理部124は、第11の所定時間をかけて風量を処理開始時点の風量まで減量する(ステップ1188)。
第9の所定期間及び第11の所定期間は、図11では共に300秒と設定され、2倍の変動幅で風量を変化させる第10の所定期間は、その2倍の600秒と設定されている場合が示されているが、熱溜まりを解消しうると考えられる時間長に設定すればよく、この例に限る必要はない。また、同じ時間に設定する必要はない。また、本実施の形態では、VAV3の仕様に基づく最大風量及び最小風量と可変幅率に基づき変動幅を算出し、この変動幅を第5の所定風量、2倍の変動幅を第6の所定風量としてしたが、第5,6の所定風量は、上記例示したのと異なる可変幅率を用いてもよいし、これ以外の方法にて設定するようにしてもよい。
風量中間時モードでは、処理開始時点の風量を中心として風量を増量方向及び減量方向の双方に変動させて揺らぐようにしたが、最大風量や最小風量と同様に一方向に変化させるようにしてもよい。
以上の風量中間時処理を実行すると、風量制御部12は、ステップ105において取得した現況情報を直前に収集した情報として一時保持し(ステップ119)、ステップ105と同様に現況情報を取得する(ステップ120)。そして、風量制御部12は、取得した現況情報に含まれている設定温度と計測温度との温度差がステップ107で用いた閾値(一定値)以上の場合(ステップ121でY)、ステップ107に移行する。一方、温度差が閾値より小さい場合(ステップ121でN)、風量制御部12は、風量制御を通常処理部121に実施させることで通常モードに移行する(ステップ122)。
風量中間時モードの場合も風量最大時モードの場合と同様に、風量中間時処理の実施前後における温度差が共に閾値以上であって変化がないことが認められる場合、熱溜まりは解消していないとみなし、一方、温度差が閾値より小さくなることで熱溜まりが解消したとみなして風量中間時モードから通常モードに移行するようにした。
算出した温度差が一定値以上であり、かつ各ステップ102,105において取得した計測風量が最大風量と最小風量との間の風量の場合(ステップ117でN)、風量制御部12は、取得した現況情報を直前に収集した情報として一時保持した後(ステップ123)、ステップ104に移行する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、熱溜まりを解消することが可能となる。本実施の形態では、空調コントローラ1が以上説明した風量制御処理をVAV3毎に実行するようにしたが、各VAVコントローラ4に風量制御処理プログラムをインストールし、対応するVAV3に対して前述した風量制御処理をVAVコントローラ4に実行させるように構成してもよい。
また、本実施の形態では、VAV3から風量を変化させるようにしたが、VAV3を持たない空調システムにも適用可能である。例えば、空調機システムがAHU2からの空気を1つの吹出口から部屋に送り込むよう構成されている場合、上記風量制御処理に従ってインバータ7を動作制御することでファン23からの風量を制御するようにしてもよい。
1 空調コントローラ、2 AHU、3a,3b VAV、4a,4b VAVコントローラ、5a,5b リモコン、6a,6b バルブ、7 インバータ、8 部屋、11 現況情報収集部、12 風量制御部、13 制御部、21 冷水コイル、22 温水コイル、23 ファン、121 通常処理部、122 風量最大時処理部、123 風量最小時処理部、124 風量中間時処理部。

Claims (6)

  1. 部屋に送る空気の風量を調整して空調を行う空調機からの風量の変化が第1の所定時間検出されない場合、前記空調機からの送風が揺らぐよう風量を変化させる風量制御を行う風量制御手段を有し、
    前記風量制御手段は、前記第1の所定時間が経過した時点において前記部屋の計測温度と設定温度との差が一定値以上であり、かつ前記空調機が前記第1の所定時間の間変化することなく最大風量と最小風量との間の風量で稼働している場合、前記空調機からの風量を、現在の風量から増量又は減量の少なくとも一方を行うよう風量制御することを特徴とする空調制御装置。
  2. 前記風量制御手段は、前記空調機の現在の風量が前記空調機の最大風量より最小風量に近い場合、前記空調機からの風量を増量させた後に減量させるよう風量制御することを特徴とする請求項に記載の空調制御装置。
  3. 前記風量制御手段は、前記空調機からの風量を第6の所定時間かけて所定の第3の所定風量まで増量させた後、第7の所定時間かけて第4の所定風量まで減量させ、更に第8の所定時間かけて前記現在の風量まで増量させるよう風量制御することを特徴とする請求項に記載の空調制御装置。
  4. 前記風量制御手段は、前記空調機の現在の風量が前記空調機の最小風量より最大風量に近い場合、前記空調機からの風量を減量させた後に増量させるよう風量制御することを特徴とする請求項に記載の空調制御装置。
  5. 前記風量制御手段は、前記空調機からの風量を第9の所定時間かけて第5の所定風量まで減量させた後、第10の所定時間かけて第6の所定風量まで増量させ、更に第11の所定時間かけて前記現在の風量まで減量させるよう風量制御することを特徴とする請求項に記載の空調制御装置。
  6. コンピュータを、
    部屋に送る空気の風量を調整して空調を行う空調機からの風量の変化が第1の所定時間検出されない場合、前記空調機からの送風が揺らぐよう風量を変化させる風量制御を行う風量制御手段として機能させ
    前記風量制御手段は、前記第1の所定時間が経過した時点において前記部屋の計測温度と設定温度との差が一定値以上であり、かつ前記空調機が前記第1の所定時間の間変化することなく最大風量と最小風量との間の風量で稼働している場合、前記空調機からの風量を、現在の風量から増量又は減量の少なくとも一方を行うよう風量制御することを特徴とするプログラム。
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