JP2008149785A - 車両用エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】歩行者を展開時のピラーエアバッグ全体で安定して保護する。
【解決手段】車両用エアバッグ装置10は、フロントピラー1cを覆うように展開するピラーエアバッグ14を備えている。ピラーエアバッグ14は、3つに分割されていて、内側及び外側エアバッグ部14b,14dとこれらの内側及び外側エアバッグ部14b,14dの展開による引張り力が作用する中央エアバッグ部14cとを有する。モジュールケース15には、内側及び外側エアバッグ部14b,14dを中央エアバッグ部14cよりもガスが流出しにくくする内側及び外側チェックバルブ16,17が設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用エアバッグ装置に関するものである。
従来から、フロントピラーを覆うように展開するピラーエアバッグを備えた車両用エアバッグ装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このピラーエアバッグは、例えば歩行者の車両前端部への衝突を検出又は予知したときに展開する。ピラーエアバッグは、例えば、3つに分割されていて、2つの第1エアバッグ部とこれらの第1エアバッグ部の間に設けられた第2エアバッグ部とを有する。このように、ピラーエアバッグを分割しているので、ピラーエアバッグの展開時の形状を保持することができ、ピラーエアバッグ内の圧力の上昇率を高めることができる。
特開2003−306100号公報
しかしながら、上記車両用エアバッグ装置では、第2エアバッグ部には第1エアバッグ部の展開による引張り力が作用するが、第1エアバッグ部にはそのような引張り力が作用しないので、第1エアバッグ部は、第2エアバッグ部よりも歩行者の衝突時の張力が低くなる。このため、第1エアバッグ部の歩行者に近い側の面と遠い側の面とがその内部で当接する、いわゆる底付きが発生するおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ピラーエアバッグの衝撃吸収性を全体に亘って均一にして、底付きが発生するのを抑制することで、歩行者を展開時のピラーエアバッグ全体で安定して保護することにある。
第1の発明は、フロントピラーを覆うように展開するピラーエアバッグを備えた車両用エアバッグ装置であって、上記ピラーエアバッグは、分割されていて、第1エアバッグ部と該第1エアバッグ部の展開による引張り力が作用する第2エアバッグ部とを有し、上記第1エアバッグ部を上記第2エアバッグ部よりもガスが流出しにくくするガス流出調整手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
これにより、第1エアバッグ部を第2エアバッグ部よりもガスが流出しにくくしているので、歩行者の衝突時における第1エアバッグ部内の圧力の低下を抑制し、第1エアバッグ部の反発力を所定レベルで維持することができる。このため、ピラーエアバッグの衝撃吸収性を全体に亘って均一にすることができ、底付きが発生するのを抑制することができ、歩行者を展開時のピラーエアバッグ全体で安定して保護することができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記ガス流出調整手段は、インフレータ及び上記第1エアバッグ部を連通する連通路に設けられ、かつ、上記第1エアバッグ部のガスが流出するのを抑制するガス流出抑制手段を有することを特徴とするものである。
これにより、インフレータ及び第1エアバッグ部を連通する連通路に、第1エアバッグ部のガスが流出するのを抑制するガス流出抑制手段を設けているので、確実に第1エアバッグ部を第2エアバッグ部よりもガスが流出しにくくすることができる。このため、歩行者の衝突時における第1エアバッグ部内の圧力の低下を確実に抑制し、第1エアバッグ部の反発力を所定レベルで確実に維持することができる。したがって、ピラーエアバッグの衝撃吸収性を全体に亘って確実に均一にすることができ、底付きが発生するのを確実に抑制することができ、歩行者を展開時のピラーエアバッグ全体で安定して確実に保護することができる。
第3の発明は、上記第1又は2の発明において、上記第2エアバッグ部内の圧力が所定圧力以上のときに該第2エアバッグ部内を開放するガス開放手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
これにより、第2エアバッグ部内の圧力が所定圧力以上のときに第2エアバッグ部を開放するガス開放手段を設けているので、歩行者の衝突時における第2エアバッグ部内の圧力は所定圧力よりも低く保たれ、第2エアバッグ部の反発力が高くなり過ぎるのを抑制することができる。このため、歩行者が第2エアバッグ部に衝突したときに、その衝撃を第2エアバッグ部で十分吸収することができる。
第4の発明は、上記第1〜3のいずれか1つの発明において、上記第1及び第2エアバッグ部は、車幅方向に並んでいることを特徴とするものである。
これにより、歩行者のピラーエアバッグへの一次衝突を第2エアバッグ部で受け、二次衝突を第1エアバッグ部で受けることが可能になる。
第5の発明は、上記第4の発明において、上記ピラーエアバッグは、上記第1エアバッグ部、上記第2エアバッグ部、及び上記第1エアバッグ部がその順に車幅方向に並んでなることを特徴とするものである。
これにより、歩行者のピラーエアバッグへの一次衝突を第2エアバッグ部で受け、二次衝突を第1エアバッグ部で受けることが可能になる。
第6の発明は、上記第1〜3のいずれか1つの発明において、上記第2及び第1エアバッグ部は、その順に下から上に並んでいることを特徴とするものである。
これにより、歩行者のピラーエアバッグへの一次衝突を第2エアバッグ部で受け、二次衝突を第1エアバッグ部で受けることが可能になる。
本発明によれば、第1エアバッグ部を第2エアバッグ部よりもガスが流出しにくくしているので、歩行者の衝突時における第1エアバッグ部内の圧力の低下を抑制し、第1エアバッグ部の反発力を所定レベルで維持することができ、このため、ピラーエアバッグの衝撃吸収性を全体に亘って均一にすることができ、底付きが発生するのを抑制することができ、歩行者を展開時のピラーエアバッグ全体で安定して保護することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態に係る車両用エアバッグ装置10を搭載した車両1をその斜め前方から見た概略斜視図であり、図2は、車両用エアバッグ装置10のブロック図である。図1及び図2に示すように、この車両用エアバッグ装置10は、歩行者衝突検出センサ11、ECU12、インフレータ13、及びピラーエアバッグ14を備えている。
歩行者衝突検出センサ11は、バンパー1a内に設けられていて、歩行者(図示せず)が車両1の前端部に衝突するのを検出するものであって、その衝突を検出すると、衝突検出信号をECU12に発信するようになっている。
上記ECU12は、歩行者衝突検出センサ11からの衝突検出信号を受信すると、作動信号をインフレータ13に発信する。
上記インフレータ13は、カウル1bの車幅方向両端部にそれぞれ配設されていて、ECU12からの作動信号を受信すると、火薬を爆発させてガスを発生させ、ピラーエアバッグ14を膨張展開させる。
上記ピラーエアバッグ14は、カウル1bの車幅方向両端部にそれぞれ配設されていて、作動時はフロントピラー1cを覆うように膨張展開する。図1は、ピラーエアバッグ14が膨張展開した様子を示している。
以下、車両用エアバッグ装置10について詳細に説明する。図3は、左側のピラーエアバッグ14が展開した様子を示す概略図である。車両用エアバッグ装置10は、モジュールケース15をさらに備えている。このモジュールケース15は、カウル1bの底板の車幅方向両端部にそれぞれ取り付けられていて、上方に向かって開口するエアバッグ展開用の開口15aが形成されている。この開口縁部には、通常時は開口15aを閉塞し、ピラーエアバッグ14の展開圧が所定値以上になったときに破断して展開する蓋(図示せず)が設けられている。モジュールケース15内には、上下方向に延びる内側及び外側仕切り板15b,15cが車幅方向内側から外側に向かって並ぶように配設されており、この内側仕切り板15bの上側には内側チェックバルブ16(ガス流出調整手段、ガス流出抑制手段に相当)が、外側仕切り板15cの上側には外側チェックバルブ17(ガス流出調整手段、ガス流出抑制手段に相当)が設けられている。この構成により、モジュールケース15内は、内側ケース室15d、中央ケース室15e、及び外側ケース室15fに区画される。内側及び中央ケース室15d,15eは内側チェックバルブ16を介してのみ、中央及び外側ケース室15e,15fは外側チェックバルブ17を介してのみ、互いにガスの行き来ができるようになっている。中央ケース室15e内にはインフレータ13が収容されている。
上記ピラーエアバッグ14は、通常時はモジュールケース15内の上部、詳しくは、モジュール内の各仕切り板15b,15cの上側に折畳み状態で格納されていて、2箇所上下方向に縫合されて車幅方向に3つに分割されている。すなわち、これらの縫合部14a,14aにより、ピラーエアバッグ14は、内側エアバッグ部14b(第1エアバッグ部に相当)、中央エアバッグ部14c(第2エアバッグ部に相当)、及び外側エアバッグ部14d(第1エアバッグ部に相当)の3つのエアバッグ部に分けられている。これら内側、中央、及び外側エアバッグ部14b,14c,14dは、内側、中央、及び外側ケース室15d,15e,15fにそれぞれ対応するように車幅方向内側から外側に並んでいて、縫合部14aを介しては互いにガスの行き来ができないようになっている。
内側エアバッグ部14bには、インフレータ13からのガスが中央ケース室15e、内側チェックバルブ16、及び内側ケース室15dを介して流入し、中央エアバッグ部14cには、同じインフレータ13からのガスが中央ケース室15eを介して流入し、外側エアバッグ部14dには、同じインフレータ13からのガスが中央ケース室15e、外側チェックバルブ17、及び外側ケース室15fを介して流入する。この流入により、内側エアバッグ部14bは、フロントウィンドウ1d(図1参照)を覆うように膨張展開し、中央エアバッグ部14cは、フロントピラー1cを覆うように膨張展開し、外側エアバッグ部14dは、車両1側面を覆うように膨張展開する。ここで、中央エアバッグ部14cには内側及び外側エアバッグ部14b,14dの膨張展開による引張り力が作用するが、内側及び外側エアバッグ部14b,14dにはそのような引張り力が作用しないので、内側及び外側エアバッグ部14b,14dは、中央エアバッグ部14cよりも歩行者の衝突時の張力が低くなる。なお、中央ケース室15e及び内側ケース室15d、又は中央ケース室15e及び外側ケース室15fが、インフレータ13及び内側又は外側エアバッグ部14b,14dを連通する連通路を構成している。
また、内側チェックバルブ16は、中央ケース室15e内から内側エアバッグ部14b内へのガスの流れだけ通ずるようにし、その逆流、つまり、内側エアバッグ部14b内から中央ケース室15e内へのガスの流れに対しては通路を閉ざすようになっている。外側チェックバルブ17は、中央ケース室15e内から外側エアバッグ部14d内へのガスの流れだけ通ずるようにし、その逆流、つまり、外側エアバッグ部14d内から中央ケース室15e内へのガスの流れに対しては通路を閉ざすようになっている。これらのチェックバルブ16,17により、内側及び外側エアバッグ部14b,14dのガスが流出するのが抑制される。これにより、内側及び外側エアバッグ部14b,14dは、中央エアバッグ部14cよりもガスが流出しにくくなっている。つまり、内側及び外側エアバッグ部14b,14dは、中央エアバッグ部14cよりもガス流出抵抗が大きくなっている。
中央ケース室15eの底板にはリリーフバルブ18(ガス開放手段に相当)が設けられている。このリリーフバルブ18は、中央エアバッグ部14c内の圧力が所定圧力以上のときに開いて中央エアバッグ部14c内を外部に開放するようになっている。
−車両用エアバッグ装置の動作−
以下、車両用エアバッグ装置10の動作について説明する。
歩行者が車両1の前端部に衝突すると、インフレータ13が作動し、ピラーエアバッグ14が膨張展開する。ここで、上述のように、中央エアバッグ部14cは膨張展開した内側及び外側エアバッグ部14b,14dからの引張り力を受けるが、内側及び外側エアバッグ部14b,14dはそのような引張り力を受けないので、内側及び外側エアバッグ部14b,14dは、中央エアバッグ部14cよりも歩行者の衝突時の張力が低くなる。
そして、歩行者が中央エアバッグ部14cに一次衝突すると、中央エアバッグ部14c内の圧力は高くなる。また、その衝突により、中央エアバッグ部14c内のガスが流出し、そのガスが中央ケース室15e、内側及び外側チェックバルブ16,17、並びに内側及び外側ケース室15d,15fを介して内側及び外側エアバッグ部14b,14dにそれぞれ流入する。これにより、中央エアバッグ部14c内の圧力は低くなり、内側及び外側エアバッグ部14b,14d内の圧力は高くなる。さらに、中央エアバッグ部14c内の圧力が所定圧力以上になると、リリーフバルブ18が開弁し、中央エアバッグ部14c内が外部に開放される。これにより、中央エアバッグ部14c内の圧力は所定圧力よりも低く保たれ、中央エアバッグ部14cの反発力が高くなり過ぎるのが抑制される。
それから、歩行者が内側又は外側エアバッグ部14b,14dに二次衝突すると、上述のように、内側及び外側エアバッグ部14b,14dのガスが流出することが抑制されるので、内側又は外側エアバッグ部14b,14d内の圧力の低下は抑制され、内側又は外側エアバッグ部14b,14dの反発力は所定レベルで維持される。
ここでは、歩行者が中央エアバッグ部14cに一次衝突し、内側又は外側エアバッグ部14b,14dに二次衝突する場合について説明したが、これに限らず、歩行者が内側又は外側エアバッグ部14b,14dに一次衝突する場合なども考えられる。この場合も、歩行者の各エアバッグ部14b,14c,14dへの衝突時における各エアバッグ部14b,14c,14d内の圧力変化は、上述と同様である。
−効果−
以上により、本実施形態によれば、インフレータ13と内側及び外側エアバッグ部14b,14dとを連通する連通路に、内側及び外側エアバッグ部14b,14dのガスが流出するのを抑制する内側及び外側チェックバルブ16,17をそれぞれ設けているので、確実に内側又は外側エアバッグ部14b,14dを中央エアバッグ部14cよりもガスが流出しにくくすることができる。このため、歩行者の衝突時における内側又は外側エアバッグ部14b,14d内の圧力の低下を確実に抑制し、内側又は外側エアバッグ部14b,14dの反発力を所定レベルで確実に維持することができる。したがって、ピラーエアバッグ14の衝撃吸収性を全体に亘って確実に均一にすることができ、底付きが発生するのを確実に抑制することができ、歩行者を展開時のピラーエアバッグ14全体で安定して確実に保護することができる。
また、中央エアバッグ部14c内の圧力が所定圧力以上のときに中央エアバッグ部14cを開放するガス開放手段を設けているので、歩行者の衝突時における中央エアバッグ部14c内の圧力は所定圧力よりも低く保たれ、中央エアバッグ部14cの反発力が高くなり過ぎるのを抑制することができる。このため、歩行者が中央エアバッグ部14cに衝突したときに、その衝撃を中央エアバッグ部14cで十分吸収することができる。
また、歩行者のピラーエアバッグ14への一次衝突を中央エアバッグ部14cで受け、二次衝突を内側又は外側エアバッグ部14b,14dで受けることが可能になる。
なお、本実施形態では、仕切り板15b,15cの上側にガス流出抑制手段としてチェックバルブ16,17を設けているが、インフレータ13及び内側エアバッグ部14b(又は外側エアバッグ部14d)を連通する連通路に設けられ、かつ、内側エアバッグ部14b(又は外側エアバッグ部14d)のガスが流出するのを抑制することができる限り、何処に如何なるものを設けても良い。例えば、図4及び図5に示すように、仕切り板15b,15cの上側にゴムなどの変形可能なものからなる流出入抵抗可変部材19,19を設けても良い。この流出入抵抗可変部材19は、ガスが内側エアバッグ部14b(又は外側エアバッグ部14d)内から中央ケース室15e内へ流れるときは、大径が中央ケース室15eを向く中空円錐台状の形状を取ってそのガスの流れを抑制し(図5(a)参照)、ガスが中央ケース室15e内から内側エアバッグ部14b(又は外側エアバッグ部14d)内へ流れるときは、中空円筒状の形状を取ってそのガスの流れを促進するようになっている(図5(b)参照)。または、図6に示すように、仕切り板15b,15cの上側に電磁ソレノイドバルブ20,20を設けても良い。この場合、各エアバッグ部14b,14c,14dに圧力センサ(図示せず)を設けておき、中央エアバッグ部14c内の圧力が内側及び外側エアバッグ部14b,14d内の圧力以上のときに、電磁ソレノイドバルブ20を開制御し、中央エアバッグ部14c内の圧力が内側及び外側エアバッグ部14b,14d内の圧力よりも小さいときに、閉制御する。あるいは、インフレータ13の起爆時から50msec後までは開制御し、その後閉制御しても良い。
また、本実施形態では、中央ケース室15eの底板にガス開放手段としてリリーフバルブ18を設けているが、中央エアバッグ部14c内の圧力が所定圧力以上のときに中央エアバッグ部14c内を開放することができる限り、何処に如何なるものを設けても良い。
また、本実施形態では、ピラーエアバッグ14を内側、中央、及び外側エアバッグ部14b,14c,14dの3つのエアバッグ部で構成しているが、これに限らず、例えば、2つ又は4つ以上のエアバッグ部で構成しても良い。4つ以上のエアバッグ部で構成する場合、最も内側及び外側のエアバッグ部がそれぞれ第1エアバッグ部を、これ以外のエアバッグ部が第2エアバッグ部を構成する。
(実施形態2)
図7に示すように、本実施形態は、ピラーエアバッグ14は上側エアバッグ部14e、中央エアバッグ部14f、及び下側エアバッグ部14gで構成されているものである。以下、実施形態1との相違点について説明する。
モジュールケース15内にはインフレータ13が収容されている。モジュールケース15には、モジュールケース15と上側エアバッグ部14e及び中央エアバッグ部14fとを連通する伸縮自在な連通路21が接続されている。この連通路21は、モジュールケース15とつながる主路21aと、この主路21aと上側エアバッグ部14eとを連通する上側分岐路21bと、主路21aと中央エアバッグ部14fとを連通する中央分岐路21cとを有する。この上側分岐路21bにはチェックバルブ22(ガス流出調整手段、ガス流出抑制手段に相当)が設けられている。
ピラーエアバッグ14は、通常時はモジュールケース15内に折畳み状態で格納されていて、2箇所車幅方向に縫合されて上下方向に3つに分割されている。すなわち、これらの縫合部14a,14aにより、ピラーエアバッグ14は、上側エアバッグ部14e(第1エアバッグ部に相当)、中央エアバッグ部14f(第2エアバッグ部に相当)、及び下側エアバッグ部14g(第2エアバッグ部に相当)の3つのエアバッグ部に分けられている。これら上側、中央、及び下側エアバッグ部14e,14f,14gは、その順に上から下に並んでいて、縫合部14aを介しては互いにガスの行き来ができないようになっている。
また、ピラーエアバッグ14は、下側エアバッグ部14gの下端開口部がインフレータ13又はモジュールケース15に取付け固定されている。
上側エアバッグ部14eには、インフレータ13からのガスがモジュールケース15、連通路21、及びチェックバルブ22を介して流入し、中央エアバッグ部14fには、同じインフレータ13からのガスがモジュールケース15及び連通路21を介して流入し、下側エアバッグ部14gには、同じインフレータ13からのガスがモジュールケース15の開口15aを介して流入する。この流入により、上側、中央、及び下側エアバッグ部14e,14f,14gは、フロントピラー1cを覆うように膨張展開する。ここで、中央及び下側エアバッグ部14f,14gには、上側エアバッグ部14eの膨張展開による上方への引張り力と、上側エアバッグ部14eの膨張展開に抗する、下側エアバッグ部14gのインフレータ13又はモジュールケース15への取付けによって生じる下方への引張り力とが作用するが、上側エアバッグ部14eにはそのような引張り力が作用しないので、上側エアバッグ部14eは、中央及び下側エアバッグ部14f,14gよりも歩行者の衝突時の張力が低くなる。
また、チェックバルブ22は、連通路21内から上側エアバッグ部14e内へのガスの流れだけ通ずるようにし、その逆流、つまり、上側エアバッグ部14e内から連通路21内へのガスの流れに対しては通路を閉ざすようになっている。このチェックバルブ22により、上側エアバッグ部14eのガスが流出するのが抑制される。これにより、上側エアバッグ部14eは、中央及び下側エアバッグ部14f,14gよりもガスが流出しにくくなっている。
モジュールケース15の底板には、リリーフバルブ18(ガス開放手段に相当)が設けられている。このリリーフバルブ18は、中央又は下側エアバッグ部14f,14g内の圧力が所定圧力以上のときに開いて中央及び下側エアバッグ部14f,14g内を外部に開放するようになっている。
−車両用エアバッグ装置の動作−
以下、車両用エアバッグ装置10の動作について説明する。
歩行者が車両1の前端部に衝突すると、インフレータ13が作動し、ピラーエアバッグ14が膨張展開する。ここで、上述のように、中央及び下側エアバッグ部14f,14gは上方及び下方への引張り力を受けるが、上側エアバッグ部14eはそのような引張り力を受けないので、上側エアバッグ部14eは、中央及び下側エアバッグ部14f,14gよりも歩行者の衝突時の張力が低くなる。
そして、歩行者が下側エアバッグ部14gに一次衝突すると、下側エアバッグ部14g内の圧力は高くなる。また、その衝突により、下側エアバッグ部14g内のガスが流出し、そのガスがモジュールケース15、連通路21、及びチェックバルブ22を介して上側及び中央エアバッグ部14e,14fに流入する。これにより、下側エアバッグ部14g内の圧力は低くなり、上側及び中央エアバッグ部14e,14f内の圧力は高くなる。さらに、下側エアバッグ部14g内の圧力が所定圧力以上になると、リリーフバルブ18が開弁し、中央及び下側エアバッグ部14f,14g内が外部に開放される。これにより、中央及び下側エアバッグ部14f,14g内の圧力は所定圧力よりも低く保たれ、中央及び下側エアバッグ部14f,14gの反発力が高くなり過ぎるのが抑制される。
それから、歩行者が中央エアバッグ部14fに二次衝突すると、中央エアバッグ部4f内の圧力は高くなる。また、その衝突により、中央エアバッグ部14f内のガスが流出し、そのガスがモジュールケース15、連通路21、及びチェックバルブ22を介して上側及び下側エアバッグ部14e,14gに流入する。これにより、中央エアバッグ部14f内の圧力は低くなり、上側及び下側エアバッグ部14e,14g内の圧力は高くなる。さらに、中央エアバッグ部14f内の圧力が所定圧力以上になると、リリーフバルブ18が開弁し、中央及び下側エアバッグ部14f,14g内が外部に開放される。これにより、中央及び下側エアバッグ部14f,14g内の圧力は所定圧力よりも低く保たれ、中央及び下側エアバッグ部14f,14gの反発力が高くなり過ぎるのが抑制される。
また、歩行者が上側エアバッグ部14eに二次衝突すると、上述のように、上側エアバッグ部14eのガスが流出するのが抑制されるので、上側エアバッグ部14e内の圧力の低下は抑制され、上側エアバッグ部14eの反発力は所定レベルで維持される。
ここでは、歩行者が下側エアバッグ部14gに一次衝突し、上側又は中央エアバッグ部14e,14fに二次衝突する場合について説明したが、これに限らず、歩行者が上側又は中央エアバッグ部14e,14fに一次衝突する場合なども考えられる。この場合も、歩行者の各エアバッグ部14e,14f,14gへの衝突時における各エアバッグ部14e,14f,14g内の圧力変化は、上述と同様である。
−効果−
以上により、本実施形態によれば、歩行者のピラーエアバッグ14への一次衝突を下側エアバッグ部14gで受け、二次衝突を上側及び/又は中央エアバッグ部14e,14fで受けることが可能になる。
なお、本実施形態では、分岐路21bにガス流出抑制手段としてチェックバルブ22を設けているが、連通路21に設けられ、かつ、上側エアバッグ部14eのガスが流出するのを抑制することができる限り、何処に如何なるものを設けても良い。例えば、図8に示すように、分岐路21bに流出入抵抗可変部材19を設けても良いし、あるいは、図9に示すように、分岐路21bに電磁ソレノイドバルブ20を設けても良い。なお、これらの流出入抵抗可変部材19、及び電磁ソレノイドバルブ20の働きは、実施形態1のものと同様であるので、その詳細な説明については省略する。
また、本実施形態では、モジュールケース15の底板にガス開放手段としてリリーフバルブ18を設けているが、中央又は下側エアバッグ部14f,14g内の圧力が所定圧力以上のときに中央又は下側エアバッグ部14f,14g内を開放することができる限り、何処に如何なるものを設けても良い。
また、本実施形態では、ピラーエアバッグ14を上側、中央、及び下側エアバッグ部14e,14f,14gの3つのエアバッグ部で構成しているが、これに限らず、例えば、2つ(つまり、中央及び下側エアバッグ部14f,14gを一体として1つのエアバッグ部とする)又は4つ以上のエアバッグ部で構成しても良い。この場合、最も上側のエアバッグ部が第1エアバッグ部を、これ以外のエアバッグ部が第2エアバッグ部を構成する。
(その他の実施形態)
上記各実施形態では、ガス流出調整手段として内側及び外側チェックバルブ16,17などを設けているが、第1エアバッグ部を第2エアバッグ部よりもガスが流出しにくくすることができる限り、何処に如何なるものを設けても良い。
また、上記各実施形態では、インフレータ13が設けられているが、その代わりに、ブロアファンモータを設けても良い。そして、歩行者の車両1への衝突時に、ブロアファンモータを正回転させ、ピラーエアバッグ14を膨張展開させる。その後、ブロアファンモータを逆回転させ、ピラーエアバッグ14をリセットする。但し、ブロアファンモータは応答性が悪いので、歩行者衝突検出センサ11の代わりに、歩行者衝突予知センサを設けておき、歩行者の車両1への衝突が予知されたときに、ブロアファンモータを作動させる必要がある。
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る車両用エアバッグ装置は、歩行者を展開時のピラーエアバッグ全体で安定して保護するための用途等に適用できる。
本発明の実施形態に係る車両用エアバッグ装置を搭載した車両をその斜め前方から見た概略斜視図である。 車両用エアバッグ装置のブロック図である。 左側のピラーエアバッグが展開した様子を示す概略図である。 左側のピラーエアバッグが展開した様子を示す概略図である。 左側の流出入抵抗可変部材を示す図であり、(a)は、中空円筒状の形状を取った様子を示す図であり、(b)は、中空円錐台状の形状を取った様子を示す図である。 左側のピラーエアバッグが展開した様子を示す概略図である。 左側のピラーエアバッグが展開した様子を示す概略図である。 左側のピラーエアバッグが展開した様子を示す概略図である。 左側のピラーエアバッグが展開した様子を示す概略図である。
符号の説明
1 車両
10 車両用エアバッグ装置
14 ピラーエアバッグ
14b 内側エアバッグ部(第1エアバッグ部)
14c 中央エアバッグ部(第2エアバッグ部)
14d 外側エアバッグ部(第1エアバッグ部)
14e 上側エアバッグ部(第1エアバッグ部)
14f 中央エアバッグ部(第2エアバッグ部)
14g 下側エアバッグ部(第2エアバッグ部)
15 モジュールケース
15d 内側ケース室(連通路)
15e 中央ケース室(連通路)
15f 外側ケース室(連通路)
16 内側チェックバルブ(ガス流出調整手段、ガス流出抑制手段)
17 外側チェックバルブ(ガス流出調整手段、ガス流出抑制手段)
18 リリーフバルブ(ガス開放手段)
21 連通路
22 チェックバルブ(ガス流出調整手段、ガス流出抑制手段)

Claims (6)

  1. フロントピラーを覆うように展開するピラーエアバッグを備えた車両用エアバッグ装置であって、
    上記ピラーエアバッグは、分割されていて、第1エアバッグ部と該第1エアバッグ部の展開による引張り力が作用する第2エアバッグ部とを有し、
    上記第1エアバッグ部を上記第2エアバッグ部よりもガスが流出しにくくするガス流出調整手段をさらに備えたことを特徴とする車両用エアバッグ装置。
  2. 請求項1記載の車両用エアバッグ装置において、
    上記ガス流出調整手段は、インフレータ及び上記第1エアバッグ部を連通する連通路に設けられ、かつ、上記第1エアバッグ部のガスが流出するのを抑制するガス流出抑制手段を有することを特徴とする車両用エアバッグ装置。
  3. 請求項1又は2記載の車両用エアバッグ装置において、
    上記第2エアバッグ部内の圧力が所定圧力以上のときに該第2エアバッグ部内を開放するガス開放手段をさらに備えたことを特徴とする車両用エアバッグ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両用エアバッグ装置において、
    上記第1及び第2エアバッグ部は、車幅方向に並んでいることを特徴とする車両用エアバッグ装置。
  5. 請求項4記載の車両用エアバッグ装置において、
    上記ピラーエアバッグは、上記第1エアバッグ部、上記第2エアバッグ部、及び上記第1エアバッグ部がその順に車幅方向に並んでなることを特徴とする車両用エアバッグ装置。
  6. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両用エアバッグ装置において、
    上記第2及び第1エアバッグ部は、その順に下から上に並んでいることを特徴とする車両用エアバッグ装置。
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