JP2008149410A - 部品の接合方法及び接合装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加圧後に部品のアライメントマークが検出できない場合であっても、部品の位置合わせ精度及び接合品質を確保できる接合方法を提供する。
【解決手段】本発明の部品接合方法は、第1の部品13が保持されている上ステージ80の位置基準マーク84を検出する第1のステージ検出工程と、第1の部品13の位置基準マークと上ステージ80の位置基準マーク84との相対位置を演算する第1の相対位置演算工程と、第2の部品12が保持されている下ステージ87の位置基準マーク86を検出する第2のステージ検出工程と、第2の部品12の位置基準マークと下ステージ87の位置基準マーク86との相対位置を演算する第2の相対位置演算工程と、上ステージの位置基準マークと下ステージの位置基準マークとを検出した第1、第2のステージ検出工程で得られた上下ステージの位置情報と、第1、第2の相対位置演算工程で得られた第1、第2の相対位置情報とに基づき、第1の部品と第2の部12品の位置を判断する位置判断工程とを有する。
【選択図】図8

Description

インクジェット印字ヘッド構成部品の高精度位置調整技術に関する。
従来から、部品の接合方法及び接合装置が知られている(例えば、特許文献1等参照)。
2枚のパネルを接着剤を介して重ね合わせた状態で加圧して貼り合わせるパネル貼り合わせ方法として、2枚のパネルの加圧を開始し、所定の加圧力に到達するまでの間に2枚のパネルのうち少なくとも一方を予め設定された予測位置ずれ量に相当する移動距離だけパネル面に平行に移動し、所定の加圧力に到達した時点で2枚のパネルが位置合わせされた状態で加圧を終了する。
この他に、微細部品の組立方法及び組立装置が出願人自らによって提案されている(特許文献2参照)。
特開2004−212987号公報 特開2004−98248号公報
インクを吐出して、用紙上に印字するインクジェット方式の印字ヘッドを用いて画像を記録するプリンタ、ファクシミリ、コピー等の画像機器装置が増えてきている。インクジェットヘッドには、種々の構造のものが知られており、インク滴を吐出するための複数のノズルと、各ノズルに対応して設けられた電気機械変換素子や、発熱抵抗体などのアクチュエータとを備えており、各ノズルに対応したアクチュエータが選択的に駆動することにより、記録信号に応じたインク滴をノズルより吐出し、画像を形成する。
インクジェットヘッドの1つの例として、基板上に複数の圧電素子を設け、この圧電素子に振動板の変位部を接合し、この振動板と液室を形成するための流路板を接合し、この流路板上に、振動板の変位部に各ノズルが対応するように、ノズル板を接合し、圧電素子を駆動することにより、振動板を介して液室内のインクを加圧し、ノズル板のノズルからインクを吐出するようにしたものがある。このような、インクジェットヘッドにおいて、高密度、高品質記録を行うためには、インクジェットヘッドを構成する部品、ノズル板、流路板、振動板、圧電素子等の各微細部品を高精度に組み立てる必要がある。
これらの高精度組立を実現するために、インクジェットヘッドに限らず、種々の組立装置が提案されている。
2つの部品を、接着剤を介して加圧した場合の位置ずれに対して、たとえば液晶パネルの製造装置に関して、特許文献1「パネル貼り合わせ方法及び装置」においては、垂直方向の加圧動作と水平方向の位置合わせ動作を交互あるいは同時に繰り返すことで、高精度位置決めを実現し、かつ、加圧動作に対応して、水平方向を予め設定された移動距離だけ、水平方向に対して移動させる方法が提案されている。
また、特許文献2は、第1の部品と第2の部品を加圧接合中に、上記2種類の部品の位置検出基準マークを再度検出し、接合後の2種類の部品の位置ずれ量を再演算し、その演算結果から接合検査を行う接合検査工程を具備することを特徴とする微細部品の組立方法であり、加圧接合後の完成品の位置ずれ量を検査し、その検査結果を完成品に付加することにより、後工程への不良品の流出を防止する方法が提案されている。
これら上記特許文献1、特許文献2においては、アライメント後に加圧した後であっても、部品の位置合わせに使用したアライメントマークが検出できることが前提のシステムであった。しかし、近年部品の微細化が進み、アライメントマークに十分な領域確保が難しい状態となり、接着領域とアライメントマーク領域が従来に比べて、格段に狭い配置となり、加圧後には、接合用の接着剤がアライメントマーク領域にはみ出し、アライメントマークが検出できない状況が発生してきた。このため,上記特許文献1、特許文献2においては、加圧後の部品の位置精度が検出できないという問題がある。
本発明は、これらの問題を鑑み、加圧後に部品のアライメントマークが検出できない場合であっても、部品の位置合わせ精度及び接合品質を確保できる接合装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載された発明は、第1の部品と第2の部品とをそれぞれ上ステージ面と下ステージ面とに上下対向するようにセットする部品供給工程と、
第1の部品の位置基準マークと第2の部品の位置基準マークとを検出し相対的な位置合わせを行うアライメント工程と、
第1の部品と第2の部品とを接着剤を介して接触させて前記上ステージ面と下ステージ面とが相対的に接近する方向に第1の部品及び第2の部品を加圧する加圧工程からなる部品の接合方法であって、
前記第1の部品が保持されている上ステージの位置基準マークを検出する第1のステージ検出工程と、
前記第1の部品の位置基準マークと前記上ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第1の相対位置演算工程と、
前記第2の部品が保持されている下ステージの位置基準マークを検出する第2のステージ検出工程と、
前記第2の部品の位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第2の相対位置演算工程と、
前記上ステージの位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとを検出した前記第1、第2のステージ検出工程で得られた上下ステージの位置情報と、前記第1、第2の相対位置演算工程で得られた第1、第2の相対位置情報とに基づき、前記第1の部品と第2の部品の位置を判断する位置判断工程と、
を有する部品の接合方法を特徴としている。
そして、請求項2に記載された発明は、前記位置判断工程は、前記上下ステージの位置情報と前記第1、第2の相対位置情報とに基づき、第1の部品と第2の部品との相対位置を演算する位置演算工程を有する請求項1に記載の部品の接合方法を特徴としている。
また、請求項3に記載された発明は、前記位置演算工程から算出された第1の部品と第2の部品との相対位置のずれ量を規定値内に補正する位置補正工程を有する請求項2に記載の部品の接合方法を特徴としている。
さらに、請求項4に記載された発明は、前記位置判断工程の結果に基づき、接合完了を判断する接合完了判断工程を有する請求項1に記載の部品の接合方法を特徴としている。
そして、請求項5に記載された発明は、前記接合完了判断工程は、前記第1の部品と第2の部品との相対位置情報と加圧工程の加圧力情報とから、規定圧力において規定位置精度であることを判断する請求項4に記載の部品の接合方法を特徴としている。
また、請求項6に記載された発明は、振動板、流路板、ノズル板のいずれか2つを第1の部品、第2の部品として接合する液滴吐出ヘッドの製造方法であって、
第1の部品と第2の部品とをそれぞれ上ステージ面としたステージ面とに上下対向するようにセットする部品供給工程と、
第1の部品の位置基準マークと第2の部品の位置基準マークとを検出し相対的な位置合わせを行うアライメント工程と、
第1の部品と第2の部品とを接着剤を介して接触させて、前記上ステージ面と下ステージ面とが相対的に接近する方向に第1の部品及び第2の部品を加圧する加圧工程と、
前記第1の部品が保持されている上ステージの位置基準マークを検出する第1のステージ検出工程と、
前記第1の部品の位置基準マークと前記上ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第1の相対位置演算工程と、
前記第2の部品が保持されている下ステージの位置基準マークを検出する第2のステージ検出工程と、
前記第2の部品の位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第2の相対位置演算工程と、
前記上ステージの位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとを検出した前記第1、第2のステージ検出工程で得られた上下ステージの位置情報と、前記第1、第2の相対位置演算工程で得られた第1、第2の相対位置情報とに基づき、前記第1の部品と第2の部品との位置を判断する位置判断工程と、
を有する液滴吐出ヘッドの製造方法を特徴としている。
さらに、請求項7に記載された発明は、第1の部品と第2の部品とをそれぞれ上ステージ面と下ステージ面とに上下対向するようにセットする部品供給手段と、
第1の部品の位置基準マークと第2の部品の位置基準マークとを検出し、相対的な位置合わせを行うアライメント手段と、
第1の部品と第2の部品とを接着剤を介して接触させて、前記上ステージ面と下ステージ面とが相対的に接近する方向に第1の部品及び第2の部品を加圧する加圧手段からなる部品の接合装置であって、
前記第1の部品が保持されている上ステージの位置基準マークを検出する第1のステージ検出手段と、
前記第1の部品の位置基準マークと前記上ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第1の相対位置演算手段と、
前記第2の部品が保持されている下ステージの位置基準マークを検出する第2のステージ検出手段と、
前記第2の部品の位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第2の相対位置演算手段と、
前記上ステージの位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとを検出した前記第1、第2のステージ検出手段で得られた上下ステージの位置情報と、前記第1、第2の相対位置演算手段で得られた第1、第2の相対位置情報とに基づき、前記第1の部品と第2の部品との位置を判断する位置判断手段と、
を具備する部品の接合装置を特徴としている。
そして、請求項8に記載された発明は、前記位置判断手段は、前記上下ステージの位置情報と前記第1、第2の相対位置情報とに基づき、第1の部品と第2の部品との相対位置を演算する位置演算手段を具備する請求項7に記載の部品の接合装置を特徴としている。
また、請求項9に記載された発明は、前記位置演算手段により算出された第1の部品と第2の部品との相対位置のずれ量を規定値内に補正する位置補正手段を具備する請求項8に記載の部品の接合装置を特徴としている。
さらに、請求項10に記載された発明は、前記位置判断手段の結果に基づき、接合完了を判断する接合完了判断手段を具備する請求項7に記載の部品の接合装置を特徴としている。
そして、請求項11に記載された発明は、前記接合完了判断手段は、前記第1の部品と第2の部品との相対位置情報と、加圧手段の加圧力情報から、規定圧力において規定位置精度であることを判断する請求項10に記載の部品の接合装置を特徴としている。
また、請求項12に記載された発明は、振動板、流路板、ノズル板のいずれか2つを第1の部品、第2の部品として接合する液滴吐出ヘッドの製造装置であって、
第1の部品と第2の部品とをそれぞれ上ステージ面と下ステージ面とに上下対向するようにセットする部品供給手段と、
第1の部品の位置基準マークと第2の部品の位置基準マークとを検出し、相対的な位置合わせを行うアライメント手段と、
第1の部品と第2の部品とを接着剤を介して接触させて、前記上ステージ面と下ステージ面とが相対的に接近する方向に第1の部品及び第2の部品を加圧する加圧手段と、
前記第1の部品が保持されている上ステージの位置基準マークを検出する第1のステージ検出手段と、
前記第1の部品の位置基準マークと前記上ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第1の相対位置演算手段と、
前記第2の部品が保持されている下ステージの位置基準マークを検出する第2のステージ検出手段と、
前記第2の部品の位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第2の相対位置演算手段と、
前記上ステージの位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとを検出した前記第1、第2のステージ検出手段で得られた上下ステージの位置情報と、前記第1、第2の相対位置演算手段で得られた第1、第2の相対位置情報とに基づき、前記第1の部品と第2の部品との位置を判断する位置判断手段とを具備する液滴吐出ヘッドの製造装置を特徴としている。
請求項1または請求項4に記載の発明では、第1の部品と第2の部品を上下対向するようにセットする部品供給工程と、第1の部品の位置基準マークと、第2の部品の位置基準マークを検出し、相対的な位置合わせを行うアライメント工程と、第1の部品と第2の部品を接着剤を介して接触させて、第1の部品と第2の部品が相対的に接近する方向に加圧する加圧工程からなる部品の接合方法であって、
前記第1の部品が保持されている上ステージの位置基準マークを検出する第1のステージ検出工程と、前記第1の部品の位置基準マークと、前記上ステージの位置基準マークの相対位置を演算する第1の相対位置演算工程と、前記第2の部品が保持されている下ステージの位置基準マークを検出する第2のステージ検出工程と、
前記第2の部品の位置基準マークと、前記下ステージの位置基準マークの相対位置を演算する第2の相対位置演算工程と、前記上ステージの位置基準マークと下ステージの位置基準マークを検出した上下ステージの位置情報と、前記第1と第2の相対位置情報に基づき、前記第1の部品と第2の部品の位置を判断する位置判断工程と、前期位置判断工程の結果に基づき、接合完了を判断する接合完了判断工程とを具備することにより、部品の位置合わせ精度及び接合品質を確保できる。
そして、請求項2または請求項3に記載の発明では、位置判断工程は、上ステージの位置基準マークと下ステージの位置基準マークを検出する上下ステージの検出工程と、前記上下ステージの検出位置情報と、前記第1と第2の相対位置情報に基づき、第1の部品と第2の部品の位置誤差量を演算する位置演算工程と、前記位置演算工程から算出された第1の部品と第2の部品の位置誤差量を規定値内に補正する位置補正工程を具備することにより、部品の位置合わせ精度及び接合品質を確保できる接合装置を提供できる。
また、請求項5に記載の発明では、接合完了判断工程は、前記位置判断工程からの第1の部品と第2の部品の位置情報と、加圧工程の加圧力情報から、規定圧力において、規定位置精度であることを判断することにより、部品の位置合わせ精度及び接合品質を確保できる。
また、請求項6に記載の発明では、振動板、流路板、ノズル板のいずれか2つを第1の部品、第2の部品として接合する液滴吐出ヘッドの製造方法であって、
第1の部品と第2の部品とをそれぞれ上ステージ面と下ステージ面とに上下対向するようにセットする部品供給工程と、
第1の部品の位置基準マークと第2の部品の位置基準マークとを検出し相対的な位置合わせを行うアライメント工程と、
第1の部品と第2の部品とを接着剤を介して接触させて、前記上ステージ面と下ステージ面とが相対的に接近する方向に第1の部品及び第2の部品を加圧する加圧工程と、
前記第1の部品が保持されている上ステージの位置基準マークを検出する第1のステージ検出工程と、
前記第1の部品の位置基準マークと前記上ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第1の相対位置演算工程と、
前記第2の部品が保持されている下ステージの位置基準マークを検出する第2のステージ検出工程と、
前記第2の部品の位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第2の相対位置演算工程と、
前記上ステージの位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとを検出した前記第1、第2のステージ検出工程で得られた上下ステージの位置情報と、前記第1、第2の相対位置演算工程で得られた第1、第2の相対位置情報とに基づき、前記第1の部品と第2の部品との位置を判断する位置判断工程と、を具備することにより、請求項1と同様の効果を奏する液滴吐出ヘッドの製造方法を提供できる。
また、請求項7または請求項10に記載の発明では、第1の部品と第2の部品とをそれぞれ上ステージ面と下ステージ面とに上下対向するようにセットする部品供給手段と、
第1の部品の位置基準マークと第2の部品の位置基準マークとを検出し、相対的な位置合わせを行うアライメント手段と、
第1の部品と第2の部品とを接着剤を介して接触させて、前記上ステージ面と下ステージ面とが相対的に接近する方向に第1の部品及び第2の部品を加圧する加圧手段からなる部品の接合装置であって、
前記第1の部品が保持されている上ステージの位置基準マークを検出する第1のステージ検出手段と、
前記第1の部品の位置基準マークと前記上ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第1の相対位置演算手段と、
前記第2の部品が保持されている下ステージの位置基準マークを検出する第2のステージ検出手段と、
前記第2の部品の位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第2の相対位置演算手段と、
前記上ステージの位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとを検出した前記第1、第2のステージ検出手段で得られた上下ステージの位置情報と、前記第1、第2の相対位置演算手段で得られた第1、第2の相対位置情報とに基づき、前記第1の部品と第2の部品との位置を判断する位置判断手段と、前記位置判断手段の結果に基づき、接合完了を判断する接合完了判断手段と、を具備することにより、請求項1と同様の効果を奏する接合装置を提供できる。
請求項8または請求項9に記載の発明によれば、前記位置判断手段は、前記上下ステージの位置情報と前記第1、第2の相対位置情報とに基づき、第1の部品と第2の部品との相対位置を演算する位置演算手段と、前記位置演算手段により算出された第1の部品と第2の部品との相対位置のずれ量を規定値内に補正する位置補正手段とを具備することで、請求項2又は請求項3と同様の効果を奏する接合装置を提供できる。
請求項11に記載の発明によれば、前記接合完了判断手段は、前記第1の部品と第2の部品との相対位置情報と、加圧手段の加圧力情報から、規定圧力において規定位置精度であることを判断することで、請求項5と同様の効果を奏する接合装置を提供できる。
請求項12に記載の発明によれば、振動板、流路板、ノズル板のいずれか2つを第1の部品、第2の部品として接合する液滴吐出ヘッドの製造装置であって、第1の部品と第2の部品とをそれぞれ上ステージ面と下ステージ面とに上下対向するようにセットする部品供給手段と、
第1の部品の位置基準マークと第2の部品の位置基準マークとを検出し、相対的な位置合わせを行うアライメント手段と、
第1の部品と第2の部品とを接着剤を介して接触させて、前記上ステージ面と下ステージ面とが相対的に接近する方向に第1の部品及び第2の部品を加圧する加圧手段と、
前記第1の部品が保持されている上ステージの位置基準マークを検出する第1のステージ検出手段と、
前記第1の部品の位置基準マークと前記上ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第1の相対位置演算手段と、
前記第2の部品が保持されている下ステージの位置基準マークを検出する第2のステージ検出手段と、
前記第2の部品の位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第2の相対位置演算手段と、
前記上ステージの位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとを検出した前記第1、第2のステージ検出手段で得られた上下ステージの位置情報と、前記第1、第2の相対位置演算手段で得られた第1、第2の相対位置情報とに基づき、前記第1の部品と第2の部品との位置を判断する位置判断手段とを具備することで、請求項1と同様の効果を奏する液滴吐出ヘッドの製造装置を提供できる。
以下、本発明に係る実施の形態の実施例に基づいて本発明を説明する。
図1〜図4によりPZT方式印字ヘッドの概要構造を説明する。
図1に示すように、PZT方式印字ヘッド1は、駆動ユニット2と、駆動ユニット2に接合された液室ユニット3とを備えている。
駆動ユニット2は、基板15上に複数の圧電素子駆動部(以下駆動部)14a及び支柱部14bが交互に配設されてなり、これらの駆動部14a及び支柱部14bは所定の間隔を空けて基板15に接合されている。
また、液室ユニット3は、図3に示すように、インク滴を吐出する複数のノズル40を有するノズル板11と、図2に示すように、ノズル40に対応した液室30が形成されている流路板(第2の部品)12と、液室30に対応し、かつ駆動ユニット2の駆動部14aの振動を液室に伝える振動板(第1の部品)13から形成されている。
液室ユニット3を構成するノズル板(第2の部品)11と流路板12、及び振動板13と流路板12は、流路板上面に接着剤16を塗布し、接着剤16を介して接合している。
液室ユニット3には図示しないインク供給機構によりインクが供給され、液室30にインクが供給される。
そして、駆動ユニット2の各圧電素子駆動部14a及び支柱部14b上面に接着剤16を介して液室ユニット3を接着接合している。
この駆動ユニット2の圧電素子駆動部14aを選択的に駆動することにより、液室ユニット3のノズル40からインク滴が吐出される。
つまり、高品質な印字ヘッドを提供するためには、液室ユニット3を構成するノズル板11と流路板12、及び振動板13と流路板12、そして液室ユニット3と駆動ユニット2は、接着剤16を介して高い精度で接合する必要がある。
ここで、印字ヘッドの組立に関して、図2〜6を用いて、ノズル板11(あるいは振動板13)と流路板12の位置調整方式を説明する。
図2に示す流路板12の厚さ方向両側には、図1に示すように位置検出用基準マーク22a,22bが形成されている。
一方、図3に示すように、ノズル板11(あるいは振動板13)の両端にも、位置検出用基準マーク21が形成されていて、これらは貫通穴となっており、この貫通穴を通してのみ、流路板12が検出可能となる。
そして、図5に示すように、2視野検出系の場合は、部品の両端に形成された流路板位置検出用基準マーク22bと、振動板位置検出用基準マーク23のそれぞれの中心を検出してから、各部品の両端のマークから演算されるセンター、振動板センター(Xs,Ys,θs)、流路板センター(Xr,Yr,θr)を求め、それぞれのセンターが合うように、振動板13と、流路板12のセンター間の位置誤差量
(ΔXu,ΔYu,Δθu)=(Xs,Ys,θs)−(Xr,Yr,θr)
を演算し、振動板13を基準に、流路板12をXYθ補正する。
なお、この実施例では、振動板13(以下、ノズル板11の場合も同様である)の位置を基準として、流路板12の位置をXYθ補正しているが、逆に振動板13側を補正する方法でもよい。
そして、XYθ位置補正完了後に、Z軸方向に加圧接合する。
ここで、従来のように接着剤塗布領域とアライメントマーク領域の広さが十分に確保できていた場合は、加圧後も、図6(a)に示すように、ノズル板11(あるいは振動板13)の位置検出用基準マーク21(23)を通して、流路板12の位置検出用基準マーク22a(あるいは位置検出用基準マーク22b)を検出することが可能であった。
しかし、最近の部品の微細化により、アライメントマーク領域が十分に確保できなくなり、接着剤塗布領域とアライメントマーク領域が非常に近接した配置となったために、加圧後は、図6(b)に示すように、接着剤がアライメントマーク内に浸入してくるため、ノズル板11(あるいは振動板13)の位置検出用基準マーク21および、流路板12の位置検出用基準マーク22a(あるいは位置検出用基準マーク22b)の両方が検出不能となってしまった。
そこで、部品のアライメントマークとは別に、ノズル板11(あるいは振動板13)が保持される接合上ステージ80には、図8に示すように、上ステージ位置基準マーク84を設けて、また、流路板12が保持される接合下ステージ87には、下ステージ位置基準マーク86を設ける。
そこで、ノズル板11(あるいは振動板13)の位置検出用基準マーク21(23)と、上ステージ位置基準マーク84とを、マーク検出手段70が移動することにより検出し、ノズル板11(あるいは振動板13)の位置検出用基準マーク21と、上ステージ位置基準マーク84の相対位置関係を演算する。
同様に、流路板12の位置検出用基準マーク22a(あるいは位置検出用基準マーク22b)と、下ステージ位置基準マーク86とを、マーク検出手段70が移動することにより検出し、流路板12の位置検出用基準マーク22a(22b)と、下ステージ位置基準マーク86の相対位置関係を演算する。
これにより、上ステージ位置基準マーク84と、下ステージ位置基準マーク86を検出することにより、ノズル板11(あるいは振動板13)と流路板12の位置精度を演算により求めることができる。
上ステージ位置基準マーク84と、下ステージ位置基準マーク86の位置合わせ方法は、図5に示す振動板13と流路板12の位置合わせ方法と同じであり、上ステージ位置基準マークセンターと下ステージ位置基準マークセンターを、振動板13と流路板12の位置誤差量が規定値以内となる位置に位置合わせする。
さらに、図7に示すように、2視野20の検出系の場合について詳しく説明すると、振動板13の両端に形成された振動板位置検出用基準マーク23を検出して、振動板センター座標(Xs,Ys,θs)を演算する。
次に、マーク検出手段70を図示しない移動手段で上ステージ位置基準マークの検出位置に移動させ、振動板13の位置基準マーク23に合わせて設定されて、上ステージ位置基準マーク84を検出し、上ステージセンター座標(Xk,Yk,θk)を演算する。
それぞれの中心を検出してから、上部品と接合上ステージ80のセンター座標間の第1の相対位置関係(ΔXj,ΔYj,Δθj)は、
(ΔXj,ΔYj,Δθj)=(Xs,Ys,θs)−(Xk,Yk,θk)
となり、振動板13と上ステージ位置基準マーク84との相対位置関係が定義される。
同様に、流路板12の全センター座標(Xr,Yr,θr)と、下ステージ位置基準マーク86のセンター座標(Xn,Yn,θn)の、第2の相対位置関係(ΔXm,ΔYm,Δθm)は、
(ΔXm,ΔYm,Δθm)=(Xr,Yr,θr)−(Xn,Yn,θn)
となる。
これと、初めに検出した振動板13と、流路板12のセンター間の部品の位置誤差量は、
(ΔXu,ΔYu,Δθu)=(Xs,Ys,θs)−(Xr,Yr,θr)
であり、現在の上ステージ位置基準マーク84と下ステージ位置基準マーク86の位置誤差量(ΔXi,ΔYi,Δθi)と、第1の相対位置、第2の相対位置、および部品の位置誤差量の関係は、
(ΔXi,ΔYi,Δθi)=(ΔXj−ΔXm−ΔXu,ΔYj−ΔYm−ΔYu,Δθj−Δθm−Δθu)
となり、上ステージ位置基準マーク84と下ステージ位置基準マーク86の位置誤差量(ΔXi,ΔYi,Δθi)を検出することにより、振動板13と、流路板12のセンター間の位置誤差量(ΔXu,ΔYu,Δθu)を演算できる。
すなわち、振動板13と、流路板12のセンター間の位置誤差量(ΔXu,ΔYu,Δθu)が規定値内になる、上ステージ位置基準マーク84と下ステージ位置基準マーク86の位置誤差量(ΔXi,ΔYi,Δθi)に位置補正することにより、振動板13と、流路板12を規定値内に位置調整することができる。
また、加圧動作中に、位置基準マーク84と下ステージ位置基準マーク86の位置誤差量(ΔXi,ΔYi,Δθi)から、振動板13と、流路板12のセンター間の位置誤差量(ΔXu,ΔYu,Δθu)が演算された場合は、振動板13と、流路板12のセンター間の位置誤差量(ΔXu,ΔYu,Δθu)が規定値以内となるように、上ステージ位置基準マーク84と下ステージ位置基準マーク86の位置誤差量(ΔXi,ΔYi,Δθi)を位置補正手段(アライメント手段94)により位置補正する。
このように、ステージ位置基準マークを設けることにより、部品のアライメントマークが検出不可能となった場合でも、部品の位置精度を演算することが可能となる。
接合工程の完了は、位置誤差量が規定値以内(例えば1μm以下)であり、かつ加圧力が規定値(例えば100N)の時、接合工程完了としている。
加圧中の位置補正回数に関しては、要求精度と要求タクトにより、適宜決定すればよい。 また、今回の例では、加圧前に部品のマークを用いたアライメントを実施したが、部品は位置検出後に、部品の位置誤差情報を取得すれば、部品によるアライメントを行わずとも、ステージ基準マークでアライメント及び位置補正動作することも可能である。
また、マーク検出手段70の移動手段は、マーク検出手段70の位置精度が、マーク検出精度に影響するため、高精度な位置決め精度が必要である。
この例では、位置検出用基準マーク22aと21は、同心上に配置されるように設定しているため、このノズル板位置検出用基準マーク21は、流路板12の位置検出用基準マーク22aより大径に形成している。
しかし、必ずしも検出用基準マーク22aと検出用基準マーク21とは、同心上に配置される必要はなく、上方からのカメラ(撮像手段)で撮像したときに検出可能な位置に配置され、そのマーク間の位置関係(オフセット)が明確になっていれば良い。
また、上ステージ位置基準マーク84及び下ステージ位置基準マーク86のマークピッチは部品のマークピッチと同等である。
ただし、カメラ移動手段が2軸移動構成であれば、特にマークピッチを規定する必要はない。
また、流路板12と振動板13も、ノズル板11と流路板12と同様のマーク構成となっており、位置調整方式も同様である。
本発明の接合装置100は、振動板13と流路板12の、それぞれに設けた位置検出基準と、上下ステージ80、81に設けた位置基準マーク84,86を検出して、その検出結果に基づいて部品の位置調整を行う接合装置であって、図8〜9に示すように、本装置は、振動板13が供給される第1ステーションと、第1ステーションの上方に配置され、振動板13を吸着保持する第2ステーションと、第2ステーションから、第2移載手段(インデックステーブル)により移載された、振動板13の位置を基準として、流路板12位置を調整する第3ステーションと全体を制御する制御手段からなる。
第2移載手段は、上部品である振動板13の移載を行い、第2ステーションと第3ステーションを180度単位で反転移動する。
振動板13は、n番目の部品が第3ステーションで接合されている間に、n+1番目の部品が第2ステーションに移載される。
第1ステーションは、振動板13を第1仮置き部52に供給する第1部品供給手段と、振動板13を仮置きする第1仮置き部52と、振動板13を第2ステーションに配置された接合上ステージ80に移載する第1移載手段からなる。
第1仮置き部は、振動板13の仮置き台と、この仮置き台上で、振動板13を、突き当て仮位置決めする仮位置決め機構と、振動板13を吸着保持する保持機構からなる。
第2ステーションは、振動板13を吸着保持する接合上ステージ80と、上ステージ位置基準部品83を有する。
接合上ステージ80は、中央部には透視窓88を2系統(計4つ)有しており、1つは振動板13の位置基準マーク23の検出用、もう一つは、上ステージ位置基準部品83の検出用である。
第1移載手段51によって接合上ステージ80の直下に移載された振動板13を吸着固定する。
上ステージ位置基準部品83は、金属を加工したものあるいは、ガラス基板にマークが付してあるものなど精度にあわせて選択すればよい。
上ステージ位置基準マーク84の高さ方向の位置は、実際のワーク撮像面高さに合わせて設置してある。
第3ステーションは、完成品の排出と、流路板12を、第3ステーションに配置されたアライメント手段94上の第2仮置き部72に、流路板の供給・排出する第2部品供給・排出手段と、
振動板13の位置基準マーク23と、振動板13の位置基準マーク23を通して、流路板12の位置を計測するマーク検出手段70と、図示しないマーク検出手段70の移動手段と、振動板13と流路板12の位置検出結果に基づいて、振動板13に対して流路板12のアライメント並びに、上ステージ位置基準マーク84及び下ステージ位置基準マーク86の位置検出結果に基づいて位置補正を行うアライメント手段94と、マーク検出手段70の結果に基づいて、振動板13と上ステージ基準位置の相対位置関係を演算する第1の相対位置演算手段90と、流路板12と下ステージ基準位置の相対位置関係を演算する第2の相対位置演算手段91と、振動板13と流路板12の位置を判断する位置判断手段92と、接合完了を判断する接合完了判断手段95を具備する。
アライメント手段94は、水平方向であるXYθ軸と、垂直方向であるZ軸を有する駆動機構で構成される接合下ステージ87と、駆動機構上面に設けた第2仮置き部72と、流路板12の仮位置決めする仮位置決め機構と、下ステージ位置基準部品85を有する。
加圧手段82の上部に配置された第2仮置き部72は、流路板12の仮置き台と、仮置き台上で、流路板12を、突き当て仮位置決めする仮位置決め機構と、流路板12を吸着保持する保持機構からなる。
下ステージ位置基準部品85は、金属を加工したものあるいは、ガラス基板にマークが付してあるものなど精度にあわせて選択すればよい。
位置判断手段92は、上ステージの位置基準マーク84と下ステージの位置基準マーク86とを検出する上下ステージのマーク検出手段70と、上下ステージの検出位置情報と、第1と第2の相対位置情報と、初期の部品の位置誤差情報に基づき、第1の部品と第2の部品の位置誤差量を演算する位置演算手段93と、位置演算手段(位置演算工程)93から算出された第1の部品と第2の部品の位置誤差量を規定値内に補正する位置補正手段94を具備する。
加圧手段82は、電空レギュレータにより、連続的な荷重を発生可能で、数mmストロークを要したエアベアリングアクチュエータなどが好ましい。
図示しない荷重検出手段(例えばロードセルなど)の検出手段を常設する場合は、荷重検出手段の検出結果から、フィードバック制御が可能である。
また、図示しない荷重検出手段等の検出手段を常設しない場合は、エアベアリングアクチュエータの加圧力と電空レギュレータの制御電圧の相関を測定しておき、電空レギュレータの制御電圧から間接的に荷重値を設定してもよい。
接合完了判断手段は、加圧手段より得られる荷重情報と、位置判断手段の位置情報から、接合完了を判断する。
マーク検出手段70は、2視野以上で、第3ステーションの接合上ステージ80および第2移載手段の上部に配置され、振動板位置検出基準マーク23及び流路板位置検出基準マーク22が、加圧接合前の僅かな間隙をあけた状態および、加圧接合前の僅かな間隙をあけた状態と加圧中の上下ステージ位置基準マークが、図示しない移動手段を介して検出可能な構成となっている。
接合上ステージ80は、中央部には透視窓88を2つ有しており、接合上ステージの直下に吸着固定された振動板13と流路板12は、僅かな間隙を設けて配置され、マーク検出手段70は、振動板13の位置検出基準マーク23と、振動板13の位置検出基準マーク23を通して、流路板12の位置検出基準マーク22bを検出可能である。
また、もう一つの透視窓88を通して、上ステージ位置基準マーク84と下ステージ位置基準マーク86が検出可能となっている。
この接合装置100で、振動板13と流路板12を位置調整する動作を、図9〜図13で説明する。
図10に、第1ステーション振動板供給工程のフロー図を示す。
まず、第1仮置き部52に、振動板13のあるなしを確認する(S.1)。
そして、振動板13が無い場合は、第1部品供給手段により、第1仮置き部52の仮置き台の上に移載される(S.2)。
移載された振動板13は、第1仮置き部の仮位置決め機構により、XY方向に突き当て位置決めされ(S.3)、仮位置決め完了後に、保持機構により吸着保持される(S.4)。
吸着保持完了した振動板13は、第2ステーションに対して、振動板13移載要求をだし(S.5)、振動板移載完了後の振動板移載完了信号で、n番目の動作完了する。
次に、再び振動板13のあるなしを確認し(S.6)、無い場合は、(n+1)番目の振動板をセットする。
このように、第1ステーション振動板供給工程においては、常に次の振動板13を用意している。
図11に、第2ステーションの振動板移載工程のフロー図を示す。
図11に示すように、まず、第1ステーションの振動板移載要求信号を受けて(S.10)、第1移載手段51(Z軸)を上昇させる(S.11)。
第1移載手段51と接合上ステージ80は、僅かな間隙をもって位置決めされ、振動板13を、第1仮置き部52から接合上ステージ80に吸着機構の切替(S.12)により受け渡し、第1移載手段51は下降する(S.13)。
第1移載手段下降後に、第1ステーションに対して、振動板移載完了信号を出力する(S.14)。
そして、第2移載手段61が回転可能になったら(S.15)、第2移載手段61が回転し(S.16)、振動板13を第3ステーションに移載する。
図12に第3ステーションの位置調整工程のフローチャートを示す。
第3ステーションにおいて、振動板13と、流路板12は、僅かな間隙をあけて、対向して配置されている。
まず、マーク検出手段70において、振動板13の位置検出基準マーク23を検出し、振動板センター座標(Xs,Ys,θs)を算出する(S.20)。
この算出された振動板センター座標(Xs,Ys,θs)に対して、流路板12の初期投入位置を変更して、振動板13の貫通穴を通して、確実に検出できる位置に、流路板12を粗調整する(S.21)。
次に、流路板12の位置基準マーク22bを、振動板13の位置検出基準マーク23を通して検出(S.22)し、流路板センター座標(Xr,Yr,θr)を算出する。
次に、位置ずれが規定値か否かを判断する(S.23)。それぞれのセンター同士の位置誤差量(ΔXu,ΔYu,Δθu)が規定値外であれば、アライメント手段94によって、流路板12のXYθ方向のアライメント調整を行う(S.22a)。
この例では、部品でのアライメントを実施しているが、部品でのアライメント動作は必須ではなく、部品それぞれのセンター同士の位置誤差量(ΔXu,ΔYu,Δθu)が取得できれば、ステージ基準マークでアライメント及び位置補正動作することも可能である。
次に、マーク検出手段70を、図示しない移動手段によって、上ステージ位置基準マーク84と、下ステージ位置基準マーク86の撮像位置に移動する(S.24)。
マーク検出手段70により、上ステージ位置基準マーク84のセンター座標(Xk,Yk,θk)と、下ステージ位置基準マーク86のセンター座標(Xn、Yn、θn)とを算出する(S.25)。
次に、振動板センター座標(Xs,Ys,θs)と上ステージ位置基準マーク84のセンター座標(Xk,Yk,θk)の、センター座標間の第1の相対位置関係(ΔXj,ΔYj,Δθj)は、
(ΔXj,ΔYj,Δθj)=(Xs,Ys,θs)−(Xk,Yk,θk)
となり、振動板13と上ステージ位置基準マーク84との相対位置関係が定義される(S.26)。
同様に、流路板12の全センター座標(Xr,Yr,θr)と、下ステージ位置基準マーク86のセンター座標(Xn,Yn,θn)の、第2の相対位置関係(ΔXm,ΔYm,Δθm)は、
(ΔXm,ΔYm,Δθm)=(Xr,Yr,θr)−(Xn,Yn,θn)
となる(S.27)。
これと、初めに検出した振動板13と、流路板12のセンター間の位置誤差量
(ΔXu,ΔYu,Δθu)=(Xs,Ys,θs)−(Xr,Yr,θr)
と、現在の上ステージ位置基準マーク84と下ステージ位置基準マーク86の位置誤差量(ΔXi,ΔYi,Δθi)との関係は、
(ΔXi,ΔYi,Δθi)=(ΔXj−ΔXm−ΔXu,ΔYj−ΔYm−ΔYu,Δθj−Δθm−Δθi)
となり、上ステージ位置基準マーク84と下ステージ位置基準マーク86の位置誤差量(ΔXi,ΔYi,Δθi)を検出することにより、振動板13と、流路板12のセンター間の位置誤差量(ΔXu,ΔYu,Δθu)を演算できることになる(S.28)。
この位置関係の演算が完了したら、加圧手段により振動板13と流路板12を、接着剤を介して、接触させる。
加圧の方法としては、段階的に加圧する段階加圧と、連続的に加圧する連続加圧の両方式があるが、目標精度とタクトの関係から適宜最適な方法を選択すればよい。
タクト短縮をめざす場合は、段階的な回数を減らして位置補正を行う、あるいは連続荷重変化速度を早くすればよい。
また、高精度を目指す場合は、段階的な加圧回数と位置補正を増やすか、連続荷重変化速度を遅くして補正遅れがでないように位置補正すればよい。今回は1つの実施例として、段階加圧方式で説明する。
まず初めに弱い荷重(例えば2N)で、振動板13と流路板12を接触させる(S.29)。
このとき、マーク検出手段70で、上ステージ位置基準マーク84と下ステージ位置基準マーク86の位置誤差量(ΔXi1,ΔYi1,Δθi1)を検出する(S.30)。
この時の振動板13と流路板12のセンター位置誤差量(ΔXu1、ΔYu1、Δθu1)とが演算される(S.31)。ついで、この位置ずれが規定値か否かを判断する(S.32)。この位置誤差量が規定値(例えば1μm)より大きい場合は、規定荷重か否かを判断し(S.33)、振動板13と流路板12のセンター位置誤差量(ΔXu,ΔYu,Δθu)が規定値に入るように、上ステージ位置基準マーク84と下ステージ位置基準マーク86の位置誤差量(ΔXi,ΔYi,Δθi)を調整するために、接合下ステージ87の位置を調整する(S.34)。S.32において、位置ずれが規定値以内のときには、ずれ変化量が規定値か否かを判断する(S.35)。
位置調整完了後は、段階的な加圧と、位置ずれが起きた場合には位置補正を行い、荷重が規定荷重(例えば100N)に達するまで加圧し、規定荷重に達したら、判定フラグOKを付与する(S.37)。
また、規定荷重に達したが、位置精度が規定値から外れた場合は、NGフラグを付与し(S.38)、位置調整完了となる。
また、図13に示すように、NG品に関しては、接着剤が剥離または分断しないレベルまで一度減圧して(S.38’)、再度、位置補正工程を実施してもよい。
位置調整完了後は、図示しない仮接着手段により仮接着した後、加圧開放する(S.39)。
なお、本発明で用いることができるインクジェットヘッドは、電歪素子に電圧を印加して電歪素子を変形させることでインクを吐出する、いわゆるピエゾ方式であっても良いし、電熱変換素子に電流を流すことで発熱させて、発熱によりインクを発泡させることでインクを吐出する、いわゆるサーマル方式であっても良い。
ピエゾ方式を用いる場合、ピエゾ素子を肥大させたり縮小したり、ピエゾ素子の変形量を調整したりしてそれらの駆動波形を調整することで、様々な大きさのインク滴を吐出させることができる。
そのため、階調性が良好な画像を形成するのに有利である。
一方、サーマル方式は、ノズルの高集積化が容易であるため、多ノズルヘッドの作製に向いている。
そのため、解像度が高い画像を高速で印刷するのに有利である。
本発明で用いることができるインクジェットヘッドは、インク流路から吐出口にかけての形状が直線的であるエッジシューター方式であっても良いし、インク流路の向きと吐出口の向きが異なるサイドシューター方式であっても良い。
エッジシューター方式の記録ヘッドの例を図14に示す。
この記録ヘッドは、吐出エネルギー発生体107(この発生体に吐出信号を印加する電極およびこの発生体に必要に応じて設けられる保護層などは省略してある)を有する基板101に、流路104の側壁およびオリフィス105を構成する壁材102および流路104の覆いを構成する天板103を積層した構成を有する。
この記録ヘッドにおいては、インクが貯えられている液室(不図示)から流路104にインクが充填された状態で、不図示の電極を介して記録信号を吐出エネルギー発生体107に印加すると、該発生体から発生した吐出エネルギーが流路104内のインクに吐出エネルギー発生体107上方(吐出エネルギー作用部)で作用し、その結果インクが破線114bで示すようにオリフィス105から液滴として吐出される。吐出されたインク滴はオリフィス105前方に送り込まれた紙などの被記録材に付着される。
図14に示したようなエッジシューター方式の記録ヘッドにおいては、各部分の精度良い微細化やオリフィスのマルチ化、あるいは小型化が極めて容易であり、また量産性に富むという利点を有する。
その一方で、インク滴吐出の際の応答周波数やインク滴の飛行速度に限界がある。
また、電熱変換素子が発熱することでインク中に気泡が発生するが、この気泡が温度低下により収縮し、吐出エネルギー発生体107近辺で消滅する際の衝撃により吐出エネルギー発生体107を徐々に破壊される。
この現象はいわゆるキャビテーション現象と呼ばれ、エッジシューター方式において顕著である。そのため、エッジシューター方式の記録ヘッドは寿命が比較的短い。
サイドシューター方式の記録ヘッドの例を図15に示す。
この記録ヘッドは、天板103にオリフィスを設け、破線114cで示されたように流路104内の吐出エネルギー作用部へのインクの流れ方向とオリフィス105の開口中心軸とを直角となした構成を有する。
このような構成とすることによって、吐出エネルギー発生体107からのエネルギーをより効率良くインク滴の形成とその飛行の運動エネルギーへと変換でき、またインクの供給によるメニスカスの復帰も速いという構造上の利点を有し、吐出エネルギー発生体に発熱素子を用いた場合に特に効果的である。
また、エッジシューターにおいて問題となる気泡が消滅する際の衝撃により吐出エネルギー発生体107を徐々に破壊する、いわゆるキャビテーション現象をサイドシューターであれば回避することができる。
つまり、サイドシューターにおいて気泡が成長し、その気泡がオリフィス105に達すれば気泡が大気に通じることになり温度低下による気泡の収縮が起こらない。
そのため、記録ヘッドの寿命が長いという長所を有する。
以上、本発明を実施の形態に基づき詳述してきたが、この具体的な構成に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明の技術的範囲に含まれる。
PZT方式印字ヘッドの1つの実施例における模式的説明図である。 PZT方式印字ヘッドの1つの実施例における流路板の平面図である。 PZT方式印字ヘッドの1つの実施例におけるノズルユニットの平面図である。 PZT方式印字ヘッドの1つの実施例における流路板とノズル板の接合後の平面図である。 本発明の2視野の振動板と流路板の位置調整を示す図である。 加圧前後の振動板アライメントマークと流路板アライメントマーク関係を示す図であり、(a)は、僅かな間隙をあけて場合のマークの平面図、(b)は、加圧後のマークの平面図である。 本発明の2視野の振動板と上ステージ基準マークの位置関係を示す図である。 本発明の接合装置に係わる1つの実施例における接合装置の断面図である。 本発明の接合装置に係わる1つの実施例における接合装置の平面図である。 本発明の接合装置に係わる1つの実施例における第1ステーションの手順を示す図である。 本発明の接合装置に係わる1つの実施例における第2ステーションの手順を示す図である。 本発明の接合装置に係わる1つの実施例における第3ステーションの接合手順1を示す図である。 本発明の接合装置に係わる1つの実施例における第3ステーションの接合手順2を示す図である。 エッジシュータ方式のインクジェット記録ヘッドの吐出口を示す断面図である。 サイドシュータ方式インクジェット記録ヘッドの吐出口を示す断面図である。
符号の説明
12…流路板(第2の部品)
13…振動板(第1の部品)
80…接合上ステージ
83…上ステージ位置基準マーク
86…下ステージ位置基準マーク
87…接合下ステージ

Claims (12)

  1. 第1の部品と第2の部品とをそれぞれ上ステージ面と下ステージ面とに上下対向するようにセットする部品供給工程と、
    第1の部品の位置基準マークと第2の部品の位置基準マークとを検出し相対的な位置合わせを行うアライメント工程と、
    第1の部品と第2の部品とを接着剤を介して接触させて前記上ステージ面と下ステージ面とが相対的に接近する方向に第1の部品及び第2の部品を加圧する加圧工程からなる部品の接合方法であって、
    前記第1の部品が保持されている上ステージの位置基準マークを検出する第1のステージ検出工程と、
    前記第1の部品の位置基準マークと前記上ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第1の相対位置演算工程と、
    前記第2の部品が保持されている下ステージの位置基準マークを検出する第2のステージ検出工程と、
    前記第2の部品の位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第2の相対位置演算工程と、
    前記上ステージの位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとを検出した前記第1、第2のステージ検出工程で得られた上下ステージの位置情報と、前記第1、第2の相対位置演算工程で得られた第1、第2の相対位置情報とに基づき、前記第1の部品と第2の部品の位置を判断する位置判断工程と、
    を有することを特徴とする部品の接合方法。
  2. 前記位置判断工程は、前記上下ステージの位置情報と前記第1、第2の相対位置情報とに基づき、第1の部品と第2の部品との相対位置を演算する位置演算工程を有することを特徴とする請求項1に記載の部品の接合方法。
  3. 前記位置演算工程から算出された第1の部品と第2の部品との相対位置のずれ量を規定値内に補正する位置補正工程を有することを特徴とする請求項2に記載の部品の接合方法。
  4. 前記位置判断工程の結果に基づき、接合完了を判断する接合完了判断工程を有することを特徴とする請求項1に記載の部品の接合方法。
  5. 前記接合完了判断工程は、前記第1の部品と第2の部品との相対位置情報と加圧工程の加圧力情報とから、規定圧力において規定位置精度であることを判断することを特徴とする請求項4に記載の部品の接合方法。
  6. 振動板、流路板、ノズル板のいずれか2つを第1の部品、第2の部品として接合する液滴吐出ヘッドの製造方法であって、
    第1の部品と第2の部品とをそれぞれ上ステージ面と下ステージ面とに上下対向するようにセットする部品供給工程と、
    第1の部品の位置基準マークと第2の部品の位置基準マークとを検出し相対的な位置合わせを行うアライメント工程と、
    第1の部品と第2の部品とを接着剤を介して接触させて、前記上ステージ面と下ステージ面とが相対的に接近する方向に第1の部品及び第2の部品を加圧する加圧工程と、
    前記第1の部品が保持されている上ステージの位置基準マークを検出する第1のステージ検出工程と、
    前記第1の部品の位置基準マークと前記上ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第1の相対位置演算工程と、
    前記第2の部品が保持されている下ステージの位置基準マークを検出する第2のステージ検出工程と、
    前記第2の部品の位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第2の相対位置演算工程と、
    前記上ステージの位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとを検出した前記第1、第2のステージ検出工程で得られた上下ステージの位置情報と、前記第1、第2の相対位置演算工程で得られた第1、第2の相対位置情報とに基づき、前記第1の部品と第2の部品との位置を判断する位置判断工程と、
    を有することを特徴とする液滴吐出ヘッドの製造方法。
  7. 第1の部品と第2の部品とをそれぞれ上ステージ面と下ステージ面とに上下対向するようにセットする部品供給手段と、
    第1の部品の位置基準マークと第2の部品の位置基準マークとを検出し、相対的な位置合わせを行うアライメント手段と、
    第1の部品と第2の部品とを接着剤を介して接触させて、前記上ステージ面と下ステージ面とが相対的に接近する方向に第1の部品及び第2の部品を加圧する加圧手段からなる部品の接合装置であって、
    前記第1の部品が保持されている上ステージの位置基準マークを検出する第1のステージ検出手段と、
    前記第1の部品の位置基準マークと前記上ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第1の相対位置演算手段と、
    前記第2の部品が保持されている下ステージの位置基準マークを検出する第2のステージ検出手段と、
    前記第2の部品の位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第2の相対位置演算手段と、
    前記上ステージの位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとを検出した前記第1、第2のステージ検出手段で得られた上下ステージの位置情報と、前記第1、第2の相対位置演算手段で得られた第1、第2の相対位置情報とに基づき、前記第1の部品と第2の部品との位置を判断する位置判断手段と、
    を具備することを特徴とする部品の接合装置。
  8. 前記位置判断手段は、前記上下ステージの位置情報と前記第1、第2の相対位置情報とに基づき、第1の部品と第2の部品との相対位置を演算する位置演算手段を具備することを特徴とする請求項7に記載の部品の接合装置。
  9. 前記位置演算手段により算出された第1の部品と第2の部品との相対位置のずれ量を規定値内に補正する位置補正手段を具備することを特徴とする請求項8に記載の部品の接合装置。
  10. 前記位置判断手段の結果に基づき、接合完了を判断する接合完了判断手段を具備することを特徴とする請求項7に記載の部品の接合装置。
  11. 前記接合完了判断手段は、前記第1の部品と第2の部品との相対位置情報と、加圧手段の加圧力情報から、規定圧力において規定位置精度であることを判断することを特徴とする請求項10に記載の部品の接合装置。
  12. 振動板、流路板、ノズル板のいずれか2つを第1の部品、第2の部品として接合する液滴吐出ヘッドの製造装置であって、
    第1の部品と第2の部品とをそれぞれ上ステージ面と下ステージ面とに上下対向するようにセットする部品供給手段と、
    第1の部品の位置基準マークと第2の部品の位置基準マークとを検出し、相対的な位置合わせを行うアライメント手段と、
    第1の部品と第2の部品とを接着剤を介して接触させて、前記上ステージ面と下ステージ面とが相対的に接近する方向に第1の部品及び第2の部品を加圧する加圧手段と、
    前記第1の部品が保持されている上ステージの位置基準マークを検出する第1のステージ検出手段と、
    前記第1の部品の位置基準マークと前記上ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第1の相対位置演算手段と、
    前記第2の部品が保持されている下ステージの位置基準マークを検出する第2のステージ検出手段と、
    前記第2の部品の位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとの相対位置を演算する第2の相対位置演算手段と、
    前記上ステージの位置基準マークと前記下ステージの位置基準マークとを検出した前記第1、第2のステージ検出手段で得られた上下ステージの位置情報と、前記第1、第2の相対位置演算手段で得られた第1、第2の相対位置情報とに基づき、前記第1の部品と第2の部品との位置を判断する位置判断手段とを具備することを特徴とする液滴吐出ヘッドの製造装置。
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