JP2008148959A - ワイヤーループ形成金具 - Google Patents

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JP2008148959A JP2006340642A JP2006340642A JP2008148959A JP 2008148959 A JP2008148959 A JP 2008148959A JP 2006340642 A JP2006340642 A JP 2006340642A JP 2006340642 A JP2006340642 A JP 2006340642A JP 2008148959 A JP2008148959 A JP 2008148959A
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Hideo Arakawa
秀夫 荒川
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Abstract

【課題】 ワイヤーの端部に任意の大きさのループを形成できるワイヤーループ形成金具を提供する。
【解決手段】 ワイヤーループ形成金具1は、ワイヤーWに固定されるブッシュ2と、ワイヤーW及びブッシュ2が摩擦係止されるスリーブ3を有する。スリーブ3には、ワイヤーWが挿通される貫通孔31、及び、ワイヤーWが側面より差し込まれるスリット32が形成されている。スリーブ3の側面には、スリット32に連通する開口33が形成されている。スリット32は、開口33よりも内側に拡がっており、ブッシュ2の嵌入可能な大寸法部32c、ブッシュ2の嵌入不能な小寸法部32a、及び、両部の境に形成されている段部32b、を有する。ワイヤー端部に設けたブッシュ2を、ワイヤーWに挿通されたスリーブ3に係止することにより、ワイヤー端部にループを形成できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ワイヤーの端部にループを形成する金具に関する。特には、横に延びるバーなどからワイヤーで物品を吊下げる際に、ワイヤーの端部をバーに巻いてループ状にして、バーに取り付けるための金具に関する。
横に延びるバーからワイヤーで物品を吊下げる際には、例えば、フックをワイヤーの端部に取付けて、このフックをバーに引っ掛けることがある。物品を安定に見栄えよく吊下げるためには、バーの径に応じた寸法のフックを使用することが好ましい。通常フックの大きさは任意に変更できないので、バーの径が変わると、その径に応じた径のフックに交換するなどの処置が必要になる。
また、ワイヤーの端部に、バーに通されるループを形成しておく場合は、そのループを予めバーの端から通しておく必要がある。すると、既にバーが作り付けされているような場合は、ループを通すことができないといった問題がある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、ワイヤーの端部に任意の大きさのループを形成できるワイヤーループ形成金具を提供することを目的とする。
本発明のワイヤーループ形成金具は、 ワイヤーに固定されるブッシュと、 前記ワイヤーが挿通される貫通孔、及び、前記ワイヤーが側面より差し込まれるスリットを有するスリーブと、を備え、 前記スリットは、 前記スリーブ側面における開口よりも内側に拡がっているとともに、 前記ブッシュの嵌入可能な大寸法部、前記ブッシュの嵌入不能な小寸法部、及び、両部の境に形成されている段部、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ワイヤー端部に設けたブッシュを、ワイヤーに挿通されたスリーブに係止することにより、ワイヤー端部にループを形成できる。そして、スリーブをワイヤーに沿ってスライドさせることで、ループの大きさを任意に変えることができる。このワイヤーループ形成金具を用いて、横に延びるバーからワイヤーで物品を吊るす際には、予めループをバーに通しておく必要がないとともに、任意の径のバーにワイヤーを取り付けることができる。
本発明によれば、 前記ブッシュが前記ワイヤーの剛性により前記スリーブ大寸法部内で傾いて摩擦係止されるとともに、前記スリーブの貫通孔に挿通された前記ワイヤーも該ワイヤーの剛性により前記貫通孔内で傾いて摩擦係止されることとできる。
本発明においては、ワイヤーの剛性により、ループを形成するワイヤーの根元がスリーブから斜め外方向に延びるので、スリーブ大寸法部内でブッシュは傾いて同部の内周面に摩擦係止され、貫通孔内のワイヤーも傾いて同孔の内周面に摩擦係止される。このため、特にスリーブをワイヤーに留める機構を設けなくても、簡単な構造でスリーブをワイヤーに一時的に留めることができる。なお、スリーブのスリット大寸法部の長さを、ブッシュの長さと同じか長ものとすれば、ブッシュをスリーブ内に完全に収めることができ、見栄えがよい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ワイヤーの端部に任意の大きさのループを形成できる、簡単な構造で見栄えのよいワイヤーループ形成金具を提供できる。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るワイヤーループ形成金具の構成を説明する図である。
図2は、図1のワイヤーループ形成金具のスリーブの構造を説明する図であり、図2(A)は側面断面図、図2(B)は平面図である。
図3は、図1のワイヤーループ形成金具でワイヤー端部にループを形成する方法を説明する図である。
このワイヤーループ形成金具1は、図1に示すように、ワイヤーWに固定されるブッシュ2と、ワイヤーWが挿通されるとともにブッシュ2が係止されるスリーブ3とから構成される。
ワイヤーWの端部には、ワイヤーWより大径の円柱状のブッシュ2がカシメなどで固定されている。一例で、ワイヤーWの径は3mm、ブッシュ2の径は6mm、長さは9mmである。
図1、図2に示すように、スリーブ3は円柱状であり、ワイヤーWが挿通される貫通孔31、ブッシュ2が摩擦固定されるスリット32が、平行に、上下方向に延びるように形成されている。さらに、スリーブ3の側面には、スリット32に連通する開口33が、上下方向に延びるように形成されている。
ワイヤー貫通孔31は全長に渡って同じ内径であり、内径は、ワイヤーWの外径よりもやや大きい。一例で、貫通孔31の内径は3.5mmである。
スリット32は、上側の円柱状の空間である小寸法部32a及び下側の円柱状の空間である大寸法部32cと、両部の境に形成されている段部32bとを有する。段部32bは加工上、上に向って傾斜したテーパ面となっている。大寸法部32cの内径はブッシュ2の外径よりもやや大きく、長さはブッシュ2の長さとほぼ等しいかやや長い。一例で、大寸法部32cの内径は6.3mm、長さは13mmである。小寸法部32aの内径はブッシュ2の外径よりも小さく、ワイヤーWの外径よりもやや大きい。一例で、小寸法部32aの内径は6.3mmである。また、開口33の幅は、ワイヤーWの外径よりもやや大きく、小寸法部32aの内径よりもやや小さい。一例で、開口33の幅は3.5mmである。
次に、図3を参照してこのワイヤーループ形成金具でワイヤーループを形成する方法を説明する。
まず、スリーブ3をスリット32の小寸法部32aが上になるようにして、ワイヤーWの自由端(ブッシュと反対側端部)を貫通孔31の上から挿通しておく。そして、図3(A)に示すように、スリーブ3から先のワイヤーWをバーBに巻く。次に、バーBを一周したワイヤーWの途中をスリーブ3の側面の開口33からスリット32に入れる。その後、スリーブ3を固定して、巻かれたワイヤーWを上に引く(言い換えれば、スリーブSを下降させる)。すると、ブッシュ2がスリット3の大寸法部32cに嵌合して、ブッシュ2の上端が段部32bに係止され、ワイヤーWは小寸法部32aとスリット33を通って上方に延びる。ブッシュ2の外径は開口33の幅よりも大きいので、大寸法部32cに嵌合したブッシュ2は開口33から外れることなく、スリーブ3に摩擦係止される(詳細後述)。これにより、図3(B)に示すように、ワイヤー端部にループが形成される。
その後、ワイヤーループがバーBの外周に沿うように、スリーブ3をワイヤーWに沿ってスライドさせる。
図4は、ワイヤーループ形成時のブッシュ及びワイヤーとスリーブとの固定状態を説明するための側面断面図である。
ワイヤーWをループ状にすると、ループの根元(スリーブ3から出た部分)のワイヤーW1、W2は、図4に示すように、ワイヤーWの剛性により、スリーブ3からバーBの外周に向って互いに反対方向に斜め外方向に反る。貫通孔31の内径はワイヤーWの外径よりもやや大きいので、貫通孔31内のワイヤーWは外方向に傾き、貫通孔31から出るワイヤーW1の外側の側面は、上で貫通孔31の外側の上端縁31aに当たり、下で貫通孔31の内側の下端縁31bに当たる。
また、大寸法部32cに嵌合したブッシュ2にもワイヤーW2の力が働く。大寸法部32cの内径はブッシュ2の外径よりもやや大きいので、大寸法部32cに嵌合しているブッシュ2は外方向に傾く。そして、大寸法部32cと段部32bとの隅32dにブッシュ2の上端の外側の角が係止され、ブッシュ2の下端の内側の角は、大寸法部32cの内周面の下端付近に当たる。
これにより、ブッシュ2がスリーブ3に摩擦係止されるとともに、ワイヤーWもスリーブ3に摩擦係止される。ブッシュ2から延びるワイヤーW2は、小寸法部32aとスリット33内を通って斜めに延びる。
なお、ワイヤーW1の先に重い物を吊下げると、ワイヤーW1は下に引かれ、ワイヤーW2は上に引かれて、ループがバーに沿うように狭まる。その結果、ループの根元のワイヤーW1、W2がより外方向に反るので、ワイヤーWやブッシュ2とスリーブ3との間で十分な摩擦係止力が得られる。
なお、スリーブ3のスリット大寸法部32cの長さは、ブッシュ2の長さと同じか長いので、ブッシュ2は完全に大寸法部32c内に収まる。
このワイヤールーループ形成金具1においては、スリーブ3を、貫通孔31に挿通されたワイヤーWに沿ってスライドさせることによりループの径の寸法を変えることができる。ループの径が大きい場合、ループの根元のワイヤーW1、W2は、より外方向に斜めに延びるようになる。すると、ワイヤーWやブッシュ2のスリーブ3との摩擦係止力がより大きくなる。一方、ループの径が小さい場合は、ワイヤーWの剛性が強く働くので十分な摩擦係止力が得られる。
本発明の実施の形態に係るワイヤーループ形成金具の構成を説明する図である。 図1のワイヤーループ形成金具のスリーブの構造を説明する図であり、図2(A)は側面断面図、図2(B)は平面図である。 図1のワイヤーループ形成金具でワイヤー端部にループを形成する方法を説明する図である。 ワイヤーループ形成時のブッシュ及びワイヤーとスリーブとの固定状態を説明するための側面断面図である。
符号の説明
1 ワイヤーループ形成金具 2 ブッシュ
3 スリーブ 31 貫通孔
32 スリット 32a 小寸法部
32b 段部 32c 大寸法部
33 開口

Claims (2)

  1. ワイヤーに固定されるブッシュと、
    前記ワイヤーが挿通される貫通孔、及び、前記ワイヤーが側面より差し込まれるスリットを有するスリーブと、
    を備え、
    前記スリットは、
    前記スリーブ側面における開口よりも内側に拡がっているとともに、
    前記ブッシュの嵌入可能な大寸法部、前記ブッシュの嵌入不能な小寸法部、及び、両部の境に形成されている段部、を有することを特徴とするワイヤーループ形成金具。
  2. 前記ブッシュが前記ワイヤーの剛性により前記スリーブ大寸法部内で傾いて摩擦係止されるとともに、前記スリーブの貫通孔に挿通された前記ワイヤーも該ワイヤーの剛性により前記貫通孔内で傾いて摩擦係止されることを特徴とする請求項1記載のワイヤーループ形成金具。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52124587U (ja) * 1976-03-19 1977-09-21
JPS62108649U (ja) * 1985-12-27 1987-07-11
JPH0742791U (ja) * 1993-12-29 1995-08-11 共立工業株式会社 ロープ端部の係止用具
JP2004092869A (ja) * 2002-09-03 2004-03-25 Osaka Coat Rope Kk ワイヤ類の端末部によるループの形成方法及びこの方法に用いられる固定金具更にこの固定金具を用いた吊下げ具

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