JP2008148487A - 系統安定化制御システム - Google Patents

系統安定化制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008148487A
JP2008148487A JP2006334344A JP2006334344A JP2008148487A JP 2008148487 A JP2008148487 A JP 2008148487A JP 2006334344 A JP2006334344 A JP 2006334344A JP 2006334344 A JP2006334344 A JP 2006334344A JP 2008148487 A JP2008148487 A JP 2008148487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stabilization control
generator
control system
power
fluctuation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006334344A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4679499B2 (ja
Inventor
Hideji Oshida
秀治 押田
Yasuyuki Kowada
靖之 小和田
Takashi Sasaki
孝志 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2006334344A priority Critical patent/JP4679499B2/ja
Publication of JP2008148487A publication Critical patent/JP2008148487A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4679499B2 publication Critical patent/JP4679499B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

【課題】電力系統の動揺周期は、発電機容量、発電機間距離、発電機制御系などにより影響を受けるので、固定化された動揺の予測式を用いた場合、系統安定化制御システムが設置される系統によっては、動揺周期と予測式のミスマッチにより、発電機出力の予測に誤差が生じ、安定化制御の精度を確保できないことがあることから、系統安定化制御システムにおいて、系統安定化制御を向上させる
【解決手段】複数の発電機G1・・・Gnを並列運転しているローカル系統において、事故発生時に運転発電機の一部遮断により有効電力を制御しローカル系統の事故除去後の有効電力動揺を抑制し安定度を維持する系統安定化制御システムOLSSにおいて、前記有効電力動揺の周期に応じた予測式による前記有効電力動揺の予測に基づいて系統安定化制御することを特徴とする系統安定化制御システム。
【選択図】図8

Description

この発明は、複数台の発電機で構成される発電所から送電線を介して主系統に電力を供給する電力系統において、重大事故時に必要最小限の発電機を遮断することにより不安定現象を未然に防止する、所謂系統安定化制御システムに関するものである。
基本的な系統安定化制御システムの事例は、非特許文献であるTrans. IEEJapan, Vol.110-B, No.8,Aug., 1990の652〜661ページに掲載された「大容量電源系統のオンライン安定化制御方式の開発」に示されている。
この系統安定化制御方式では、制御対象となる発電機群を、並列インピーダンス法で等価一機に集約、事故発生後においては、図5のフロー図に示してあるように、以下の(10),(11)式をベースにオンライン計算したP,PであるP1 *,P2 *を算出する(ステップST51)。
Figure 2008148487
Figure 2008148487
次いで、以下の(1),(12)式より加速エネルギーVk(運動エネルギーとも言う)、減速エネルギーVc(臨界エネルギーとも言う)を算出する(ステップST52)。
Figure 2008148487
Figure 2008148487
次いで、Vk<Vcであるかどうか、即ち、安定しているかどうか、判定する(ステップST53)。このステップST53における判定の結果、YESであれば、つまり安定しておれば、発電機の選択遮断はしない(図5のフロー図におけるストップ)。このステップST53における判定の結果、NOであれば、つまり不安定であれば、次のステップST54に進む。
ステップST54では、最小MW量の制御パターンを選択する。即ち、最も少ない発電機選択遮断量である安定化最小制御量MWの制御パターンを選択する。
次いで、以下の(20),(21)式より発電機選択遮断想定後のP,PであるP1 *´,P2 *´を算出する(ステップST55)。
Figure 2008148487
Figure 2008148487
次いで、以下の(22),(23)式より、発電機選択遮断想定後の加速エネルギー(運動エネルギー)であるVk´,発電機選択遮断想定後の減速エネルギー(臨界エネルギー)Vc´を算出する(ステップST56)。
Figure 2008148487
Figure 2008148487
次いで、発電機選択遮断想定後Vk´<Vc´であるかどうか、即ち、安定しているかどうか、判定する(ステップST57)。このステップST57での判定の結果、YESであれば、つまり安定しておれば、前記最小制御量MWの選択制御パターンの発電機を遮断する(ステップST59)。このステップST53における判定の結果、NOであれば、つまり不安定であれば、次のステップST58に進む。
ステップST58では、次にMW量の多い制御パターンを選択し、前述のステップST55に戻る。
前述のようなステップST51〜ST59の動作フローにより、事故時に必要最小限の発電機を遮断し不安定現象を抑制する所謂系統安定化制御が行われる。
また、系統安定化制御システムの例としては、特許文献1(特開平7−131926)にも示されている。
電学論B Trans. IEE Japan, Vol.110-B, No.8, Aug., 1990(652〜661ページ) 特開平7−131926公報(図2、図13、およびそれらの説明)
非特許文献1に記載の系統安定化方式では、安定化制御の高速性を確保するために、データサンプリング終了時点から安定化制御(発電機遮断)完了想定時点までの発電機有効電力出力の動揺を予測している。ここでは図11(文献中図4)のように、発電機有効電力出力の動揺を一次近似し、最小二乗法により発電機遮断完了想定時点における値を予測している。
一方、特許文献1においては、以下の(7)式(文献5ページ)のように、有効電力の動揺を二次近似し、同じく最小二乗法により、将来時点の値を予測している。
Figure 2008148487
ところが、現実には、電力系統の動揺周期は、発電機容量、発電機間距離、発電機制御系などにより影響を受ける。従って、前述の各文献のように固定化された動揺の予測式を用いた場合、系統安定化制御システムが設置される系統によっては、動揺周期と予測式のミスマッチにより、発電機出力の予測に誤差が生じ、安定化制御の精度を確保できないことがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、系統安定化制御の精度を向上させることを目的とするものである。
この発明に係る系統安定化制御システムは、複数の発電機を並列運転しているローカル系統において、事故発生時に運転発電機の一部遮断により有効電力を制御しローカル系統の事故除去後の有効電力動揺を抑制し安定度を維持する系統安定化制御システムであって、前記有効電力動揺の周期に応じた予測式による前記有効電力動揺の予測に基づいて系統安定化制御するものである。
複数の発電機を並列運転しているローカル系統において、事故発生時に運転発電機の一部遮断により有効電力を制御しローカル系統の事故除去後の有効電力動揺を抑制し安定度を維持する系統安定化制御システムであって、前記有効電力動揺の周期に応じた予測式による前記有効電力動揺の予測に基づいて系統安定化制御するので、系統安定化制御の精度を向上させることができる効果がある。
実施の形態1.
以下この発明の実施の形態1を図1〜図8により説明する。図1は系統安定化制御対象について説明する為の電力系統網の事例を示す図、図2は系統が安定であるかどうかの判定についての概念図、図3は有効電力出力の動揺について説明する為の有効電力出力波形の事例を示す図、図4は複数台の発電機で構成された発電所から送電線を介して主系統に電力を供給する電力系統の構成の事例を示す図、図5は系統安定化制御システムの動作フローの事例を示す図、図6は動揺周期に応じて発電機有効電力出力の予測式を設定する方法を説明する図であり、動揺周期が長い場合を対象とする説明図である。図7は動揺周期に応じて発電機有効電力出力の予測式を設定する方法を説明する図であり、動揺周期が図6の場合より短い場合を対象とする説明図である。図8は動揺周期に応じて発電機有効電力出力の予測式を設定する方法を説明する図であり、動揺周期が図6の場合と図7の場合との中間の場合を対象とする説明図である。
先ず、この発明の実施の形態1の具体例について説明する前に、図1〜図3により、系統安定化制御対象、系統が安定であるかどうかの判定についての概念、有効電力出力の動揺、について順に説明する。
1.系統安定化制御対象
図1に例示してあるように、多数の各種の負荷(図示省略)を有する電力系統網EPLNにおける各負荷への給電は、前記電力系統網EPLNを通じて、例えば、原子力などの主発電所(非調整用発電所)MPSn1、揚水発電所PSp1、系統電力調整用発電所である火力1LPSt1、火力2LPSt2、火力3LPSt3、火力4LPSt2、・・・、水力1LPSh1、水力2LPSh2、・・・等の電力系統電源により行われる。
系統電力調整用発電所には並列運転される複数あるいは多数の発電機が設置されると共に系統安定化制御システムOLSSが設けられ、系統事故除去時には、図2に例示の系統が安定であるかどうかの判定についての概念に基づいて、前記系統安定化制御システムによって所定の発電機を遮断し、電力系統の有効電力の動揺を抑制する。
2.系統が安定であるかどうかの判定についての概念
図2に例示してあるように、また、背景技術における段落番号0044でも述べたように、加速エネルギーVk(運動エネルギーとも言う)と減速エネルギーVc(臨界エネルギーとも言う)との大小関係で系統が安定であるかどうかの判定を行う。つまり、Vk<Vcであれば当該電力系統電源の有効電力出力は系統事故除去後も安定し、そうでなければ当該電力系統電源の有効電力出力は系統事故除去後には不安定となる、と予測して判定する。
ところが、現実には、電力系統の動揺周期は、発電機容量、発電機間距離、発電所間距離、発電機制御系などにより影響を受け、減速エネルギーVcの大きさも異なる。
従って、前述のように、従来方式や従来システムでは、実際の動揺周期と予測式のミスマッチにより、電力系統電源出力の予測に誤差が生じ、安定化制御の精度を確保できない場合が生じる。
3.有効電力出力の動揺
現実には、電力系統の動揺は、発電機容量、発電機間距離、発電所間距離、発電機制御系などにより、図3に例示してあるように、周期の長い周期大Pelの動揺、周期の短い周期小Pesの動揺、周期が前記周期の長い周期大Pelと周期の短い周期小Pesとの中間である中間周期Pemの動揺が生じる。これら、周期大Pelの動揺の場合、周期小Pesの動揺の場合、中間周期Pemの動揺で前記Vcの大きさは異なる。
この発明は、前記有効電力動揺の周期に応じた予測式による前記有効電力動揺の予測に基づいて系統安定化制御するものであり、以下、その事例である実施の形態1について具体的に説明する。
有効電力調整を行う発電所PSは、例えば図4に示すように、複数台の発電機G1・・・Gnで構成されている。発電所の発電機G1・・・Gnは何れも個別の遮断器CBを介して発電所母線B1に接続されている。発電所には系統安定化制御システムOLSSが設けられている。
系統安定化制御システムOLSSは、発電機G1・・・Gnの各発電機母線BG1・・・BGnに接続されたPT1・・・PTn(計器用変圧器)の出力である自端オンライン電圧、各発電機の出力電流であるCT1・・・CTn(計器用変流器)の出力(自端オンライン電流)を入出力装置I/Oを介して入力し、前述の各式や後述の各式の演算を演算装置101で演算し、送電線事故等の重大事故時に不安定状態となると予測された場合には、遮断する発電機を選定し、当該選定された発電機に対応の遮断器(CB1・・・CBnの中の1つ或いは複数)を前記入出力装置I/Oを介して選択的にトリップし、発電機G1・・・Gnを選択的に遮断し、安定状態となるように制御する。つまり、前記系統安定化制御システムOLSSは、他端の電気量情報を入力せずに自端のオンライン電気量により自律的に安定化制御動作をする。
前記発電所は2回線の送電線L12を介して変電所母線等の中間母線B2に接続され、さらに2回線の送電線L23を介して主系統との連系点にあたる変電所母線B3に接続されている。
次に、図5のフロー図と、図6〜8の予測方法とにより動作を説明する。
先ず、本系統安定化制御システムが設置される系統の電力動揺周期に応じて、事前にオフライン設定しておいた予測式を選択する(ステップST220)。この予測式として、図6に示すように、長い動揺周期の系統に設置する場合は、以下の(26)式(一次式)を設定する。
Figure 2008148487
次に、図7に示すように、前記長い動揺周期より短い動揺周期である短い動揺周期の系統に設置する場合は、以下の(27)式(二次式)を設定する。
Figure 2008148487
また、図8に示すように、前記長い動揺周期と前記短い動揺周期との中間である中間的な動揺周期の系統に設置する場合は、以下の(28)式(二次式)より係数Pe1,Pe2の推定を行い、予測は以下の(29)式(一次式)で行うように設定する。
Figure 2008148487
次に、安定化制御システムは、図10で前述したステップST51を実施する。
ステップST221では、ステップST220で選択した予測式に基づいて、安定化制御(発電機遮断)完了時刻tshにおける発電機有効電力出力の予測値Pe(tsh)を算出する。
以下、図10で前述したステップST52からST59を順に実行していく。
実施の形態2.
以下、このこの発明の実施の形態2を、系統安定化制御システムの動作フローの他の事例を示す図9により説明する。
前述のこの発明の実施の形態1は、発電機有効電力出力の予測式をオフラインで事前設定する場合に適用できるものであるが、本実施の形態2は、発電機の運転状態などによって動揺周期が大きく変化する系統に安定化制御システムを設置する場合に適用すれば好適なものであり、予測式をオンライン的に選択する方法を採ることで、かかる場合も系統安定化制御の精度を向上させることができるものである。
本実施の形態2の場合の全体の動作フローは図9のようになる。図9において、ステップST420では、発電機の運転状態等の情報(例えば、運転発電機の号機番号、運転発電機の各々の有効電力出力、等)より動揺周期を推定し、それに応じて、図5のステップ220と同じ方法で、発電機有効電力出力の予測式を、前記予測式(26)(27)((28)(29))の何れにするかを発電機運転状態等に応じてオンライン的に選択する。ステップST420の実行後は、続いて、図5および図2で前述したステップST51からST59を順に実行していく。
なお、図1〜図10において、同一符合は同一または相当部分を示す。
なお、本発明は複数の発電機から構成される電源系統、複数の揚水機から構成される揚水系統および系統間における安定度を維持する系統安定化制御システムなどに適用される。
なお、前述の実施の形態1および実施の形態2の特徴点を列挙すれば以下の通りである。
特徴点1:系統安定化制御システムが設置される系統の動揺周期に応じた予測式を適用することにより、発電機出力予測および安定化制御において所定の精度を確保するものである。
特徴点2:発電機出力予測手法は、系統安定化制御システムが設置される系統の動揺周期に応じた予測式を適用するものである。例えば、動揺周期が比較的長い系統の場合には一次式を、それが比較的短い系統の場合には二次式を、両者の中間的な系統の場合には、一次と二次の中間的な予測式を適用する。また、対象発電機の各容量、制御系の種別がほぼ同等で、動揺周期が固定化された系統では、最も適した予測式を予め与えておく。一方、対象発電機の各容量や制御系が大きく異なる場合などには、発電機運転状態等の情報に基づいて動揺周期を推定し、その結果に応じた予測式をオンライン的に設定する。
特徴点3:データサンプリング終了時点から安定化制御(発電機遮断)完了想定時点までの発電機有効電力出力の動揺予測を、系統安定化制御システムが設置される系統の動揺周期に応じた予測式にて実施するため、動揺周期と予測式のミスマッチによる発電機出力予測の誤差を軽減し、安定化制御の精度を向上させる。
特徴点4:発電機(含揚水機)の安定度維持を目的とした系統安定化制御システムにおいては、安定判別および不安定と判別された場合における安定化制御量(発電機遮断量)を決定する安定化制御論理演算が実行されるが、その中で、データサンプリング終了後の一定期間、発電機有効電力出力の動揺を予測しており、この動揺周期は安定化装置を設置する系統によって異なってくるため、系統安定化制御システムを設置する系統の動揺傾向(周期)に応じて、最適な予測方法を適用することにより、動揺周期と予測式のミスマッチによる発電機有効電力出力予測の誤差を軽減し、安定化制御の精度を向上させたことを特徴とする系統安定化制御システムである。
特徴点5:長い動揺周期の系統に設置する場合には、発電機有効電力出力の予測式として一次式を適用することを特徴とする系統安定化制御システムである。
特徴点6:短い動揺周期の系統に設置する場合には、発電機有効電力出力の予測式として二次式を適用することを特徴とする系統安定化制御システムである。
特徴点7:中間的な動揺周期の系統に設置する場合には、係数推定は二次式のまま行い、発電機有効電力出力の予測には、その結果得られた一次の係数のみを用いることを特徴とする系統安定化制御システムである。
特徴点8:発電機の運転状態等より動揺周期を推定し、それに応じて、発電機有効電力出力の予測方法をオンライン的に選択することを特徴とする系統安定化制御システムである。
特徴点9:複数の発電機を並列運転しているローカル系統において、事故発生時に運転発電機の一部遮断により有効電力を制御しローカル系統の事故除去後の有効電力動揺を抑制し安定度を維持する系統安定化制御システムであって、前記有効電力動揺の周期に応じた予測式による前記有効電力動揺の予測に基づいて系統安定化制御することを特徴とする系統安定化制御システムである。
特徴点10:特徴点9において、前記予測式が以下の式であることを特徴とする系統安定化制御システムである。
Figure 2008148487
特徴点11:特徴点9において、前記予測式が以下の式であることを特徴とする系統安定化制御システムである。
Figure 2008148487
特徴点12:特徴点9において、前記予測式が、以下の式におけるPe(t)=Pe0+Pe1*(t−tdse)であることを特徴とする系統安定化制御システムである。
Figure 2008148487
特徴点13:特徴点9において、前記予測式が、前記有効電力動揺の周期に応じて前記特徴点10〜12における予測式の3種類の予測式から、前記有効電力動揺を抑制するのに最適な予測式が自動的に選択されることを特徴とする系統安定化制御システムである。
特徴点14:系統安定化制御システムが設置される系統の動揺周期が比較的長い場合には一次式を、それが比較的短い系統の場合には二次式を、両者の中間的な場合には、一次と二次の中間的な予測式を適用することにより、動揺周期と予測式のミスマッチによる発電機出力予測の誤差を軽減し、安定化制御の精度を向上させる。
この発明の実施の形態1を示す図で、系統安定化制御対象について説明する為の電力系統網の事例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、系統が安定であるかどうかの判定についての概念図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、有効電力出力の動揺について説明する為の有効電力出力波形の事例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、複数台の発電機で構成された発電所から送電線を介して主系統に電力を供給する電力系統の構成の事例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、系統安定化制御システムの動作フローの事例を示す図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、動揺周期に応じて発電機有効電力出力の予測式を設定する方法を説明する図であり、動揺周期が長い場合を対象とする説明図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、動揺周期に応じて発電機有効電力出力の予測式を設定する方法を説明する図であり、動揺周期が図6の場合より短い場合を対象とする説明図である。 この発明の実施の形態1を示す図で、動揺周期に応じて発電機有効電力出力の予測式を設定する方法を説明する図であり、動揺周期が図6の場合と図7の場合との中間の場合を対象とする説明図である。 この発明の実施の形態2を示す図で、系統安定化制御システムの動作フローの他の事例を示す図である。 従来の代表的な系統安定化制御方式の動作フローを示す図である。 従来の代表的な系統安定化制御方式にいて発電機有効電力出力の動揺を一次近似し、最小二乗法により発電機遮断完了想定時点における値を予測する概念を示す図である。
符号の説明
EPLN 電力系統網、
MPSn1 主発電所(非調整用発電所)、
PSp1 揚水発電所、
LPSt1 火力1(系統電力調整用発電所)、
LPSt2 火力2(系統電力調整用発電所)、
LPSt3 火力3(系統電力調整用発電所)、
LPSt2 火力4(系統電力調整用発電所)、
LPSh1 水力1(系統電力調整用発電所)、
LPSh2 水力2(系統電力調整用発電所)、
PS 発電所、
OLSS 系統安定化制御システム、
I/O 入出力装置、
101 演算装置、
B1,B2,B3,BG1・・・BGn 母線、
CB1・・・CBn 遮断器、
CT1・・・CTn 計器用変流器、
G1・・・Gn 発電機、
L12,L23 送電線、
PT1・・・PTn 計器用変圧器。

Claims (5)

  1. 複数の発電機を並列運転しているローカル系統において、事故発生時に運転発電機の一部遮断により有効電力を制御しローカル系統の事故除去後の有効電力動揺を抑制し安定度を維持する系統安定化制御システムであって、前記有効電力動揺の周期に応じた予測式による前記有効電力動揺の予測に基づいて系統安定化制御することを特徴とする系統安定化制御システム。
  2. 請求項1に記載の系統安定化制御システムにおいて、前記予測式が以下の式であることを特徴とする系統安定化制御システム。
    Figure 2008148487
  3. 請求項1に記載の系統安定化制御システムにおいて、前記予測式が以下の式であることを特徴とする系統安定化制御システム。
    Figure 2008148487
  4. 請求項1に記載の系統安定化制御システムにおいて、前記予測式が、以下の式におけるPe(t)=Pe0+Pe1*(t−tdse)であることを特徴とする系統安定化制御システム。
    Figure 2008148487
  5. 請求項1に記載の系統安定化制御システムにおいて、前記予測式が、前記有効電力動揺の周期に応じて請求項2〜請求項4における予測式の3種類の予測式から、前記有効電力動揺を抑制するのに最適な予測式が自動的に選択されることを特徴とする系統安定化制御システム。
JP2006334344A 2006-12-12 2006-12-12 系統安定化制御システム Expired - Fee Related JP4679499B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006334344A JP4679499B2 (ja) 2006-12-12 2006-12-12 系統安定化制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006334344A JP4679499B2 (ja) 2006-12-12 2006-12-12 系統安定化制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008148487A true JP2008148487A (ja) 2008-06-26
JP4679499B2 JP4679499B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=39608045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006334344A Expired - Fee Related JP4679499B2 (ja) 2006-12-12 2006-12-12 系統安定化制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4679499B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015130777A (ja) * 2014-01-09 2015-07-16 株式会社東芝 電力系統安定化装置
JP2017034739A (ja) * 2015-07-28 2017-02-09 株式会社ダイヘン 系統インピーダンス推定装置、インバータ装置、および、系統インピーダンス推定方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07131926A (ja) * 1993-11-04 1995-05-19 Tohoku Electric Power Co Inc 電力系統の安定化装置
JPH07284231A (ja) * 1994-02-17 1995-10-27 Hitachi Ltd 電力系統安定化制御装置及び電力系統安定化制御方法
JPH08111999A (ja) * 1994-10-12 1996-04-30 Mitsubishi Electric Corp 交流励磁同期機の2次励磁制御方法と系統安定化装置
JPH08280138A (ja) * 1995-04-04 1996-10-22 Electric Power Dev Co Ltd 電力系統安定化装置
JPH10341526A (ja) * 1997-06-06 1998-12-22 Toshiba Corp ディジタル形脱調予測継電器
JP2006238526A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Tohoku Electric Power Co Inc 電力系統の脱調分離方法及び装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07131926A (ja) * 1993-11-04 1995-05-19 Tohoku Electric Power Co Inc 電力系統の安定化装置
JPH07284231A (ja) * 1994-02-17 1995-10-27 Hitachi Ltd 電力系統安定化制御装置及び電力系統安定化制御方法
JPH08111999A (ja) * 1994-10-12 1996-04-30 Mitsubishi Electric Corp 交流励磁同期機の2次励磁制御方法と系統安定化装置
JPH08280138A (ja) * 1995-04-04 1996-10-22 Electric Power Dev Co Ltd 電力系統安定化装置
JPH10341526A (ja) * 1997-06-06 1998-12-22 Toshiba Corp ディジタル形脱調予測継電器
JP2006238526A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Tohoku Electric Power Co Inc 電力系統の脱調分離方法及び装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015130777A (ja) * 2014-01-09 2015-07-16 株式会社東芝 電力系統安定化装置
US9768786B2 (en) 2014-01-09 2017-09-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Power system stabilizing device
JP2017034739A (ja) * 2015-07-28 2017-02-09 株式会社ダイヘン 系統インピーダンス推定装置、インバータ装置、および、系統インピーダンス推定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4679499B2 (ja) 2011-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011024769A1 (ja) 電力系統の需給制御装置、需給制御プログラム、及びその記憶媒体
JP4616206B2 (ja) 電力系統安定度判定方法及び装置
JP6410696B2 (ja) 系統制御装置および系統安定化システム
JP2018085834A (ja) 系統安定化装置
Yang et al. Optimal node selection of damping controller for power systems with high wind power penetration
JP2007189840A (ja) 電力系統安定化装置
JP4679499B2 (ja) 系統安定化制御システム
KR20210126535A (ko) 직류 배전망 운영 시스템, 및 그 방법,
JP5291556B2 (ja) 電力系統安定化装置の演算割付方法
WO2019207935A1 (ja) 電力系統制御システム、及び、電力系統制御方法
JP2018019456A (ja) 電制機選択方法、電制機選択プログラム及びその記録媒体
CN113297861B (zh) 评估同步电网中新能源极限接入能力的实验方法及系统
US11916394B2 (en) Renewable energy system stabilization system and system stabilization support method
JP4832600B1 (ja) 遮断制御装置、遮断制御プログラム、遮断制御方法
JP7425687B2 (ja) 電力系統安定化システム
JP7106348B2 (ja) 系統安定化装置
Chattopadhyay et al. A preventive/corrective model for voltage stability incorporating dynamic load-shedding
Shi et al. Development of a control-based performance management system for shipboard power systems
JP2010183759A (ja) 系統安定化装置
Zhou et al. A novel approach to trace time-domain trajectories of power systems in multiple time scales
JPH08280135A (ja) 電圧無効電力制御装置
US20230231388A1 (en) Linearized-trajectory predictive control for microgrid stability
JP5763499B2 (ja) 内燃力発電機運転制御装置及び方法
JP2024019980A (ja) 系統管理装置、系統管理方法及びプログラム
JP2020005336A (ja) 系統安定化方法及び系統安定化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110201

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4679499

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees