JP2008148252A - 無線通信装置、通信レート設定方法、及び通信レート設定プログラム - Google Patents

無線通信装置、通信レート設定方法、及び通信レート設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な処理で通信状態の最適化を図ることができる無線通信装置、通信レート設定方法、及び通信レート設定プログラムを提供する。
【解決手段】パーソナルコンピュータ10では、接続数検出部161によって検出された通信デバイス30の接続数に応じて、AV通信デバイス20に出力するAVデータの通信レートが、高音質・標準音質・低音質の3段階のいずれかに自動的に設定されるようになっている。したがって、ユーザ側に音質設定の操作負担を与えることなく、AV通信デバイス20での音飛びを抑止することができる。通信レートの設定にあたっては、通信デバイス30の接続数を検出しているので、従来のように通信状態を直接監視し、AVデータの送信がなされる度に通信レートの設定を変更する場合に比べて、処理手順の簡単化が図られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信装置、通信レート設定方法、及び通信レート設定プログラムに関する。
に関する。
近年、Bluetoothに代表されるローカル無線通信により、パーソナルコンピュータ等のメインデバイスと、ヘッドフォンやTVモニタなどのAV(オーディオビデオ)デバイスとを接続してなるワイヤレスAVシステムがある。このようなシステムとして、例えば特許文献1に記載のワイヤレスAVシステムがある。この従来のワイヤレスAVシステムでは、メインデバイスとAVデバイスとの通信状態によって、AVデータの通信レートを変更する制御を行っている。通信レートの制御にあたっては、AVデバイス側に送信するコンテンツの種別ごとに通信レートの最大値・最小値を設定しておくことで、通信状態が劣化した場合の画像や音の飛びの抑制を図っている。
特開2004−320770号公報
上述した通信レートの制御は、画像や音の飛びを抑止し、AVデバイスを利用するユーザの快適性を担保できる点で有用である。しかしながら、特許文献1に記載の従来のワイヤレスAVシステムにおける通信レートの制御では、メインデバイスとAVデバイスとの通信状態を常に監視し、コンテンツの送信がなされる度に通信レートの設定を変更する処理を行う必要がある。したがって、通信状態の最適化を図るための処理負担が増大化し易いという問題がある。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、簡単な処理で通信状態の最適化を図ることができる無線通信装置、通信レート設定方法、及び通信レート設定プログラムを提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明に係る無線通信装置は、AVデータの出力先となるAV通信デバイスとの接続、及び他の通信デバイスとの接続を、ローカル無線通信によって確立させる接続制御手段と、他の通信デバイスの接続数を検出する接続数検出手段と、接続数検出手段によって検出された他の通信デバイスの接続数に応じて、AV通信デバイスに出力するAVデータの通信レートを設定する通信レート設定手段とを備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る通信レート設定方法は、AVデータの出力先となるAV通信デバイスとの接続、及び他の通信デバイスとの接続を、ローカル無線通信によって確立させる接続制御手段を備えた無線通信装置におけるAVデータの通信レート設定方法であって、接続数検出手段が、他の通信デバイスの接続数を検出する接続数検出ステップと、通信レート設定手段が、接続数検出手段によって検出された他の通信デバイスの接続数に応じて、AV通信デバイスに出力するAVデータの通信レートを設定する通信レート設定ステップとを備えたことを特徴としている。
また、本発明に係る通信レート設定プログラムは、AVデータの出力先となるAV通信デバイスとの接続、及び他の通信デバイスとの接続を、ローカル無線通信によって確立させる接続制御手段を備えた無線通信装置に用いるAVデータの通信レート設定プログラムであって、無線通信装置を、他の通信デバイスの接続数を検出する接続数検出手段と、接続数検出手段によって検出された他の通信デバイスの接続数に応じて、AV通信デバイスに出力するAVデータの通信レートを設定する通信レート設定手段として機能させることを特徴としている。
本発明に係る無線通信装置、通信レート設定方法、及び通信レート設定プログラムによれば、簡単な処理で通信状態の最適化を図ることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る無線通信装置、通信レート設定方法、及び通信レート設定プログラムの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る無線通信装置の一実施形態であるパーソナルコンピュータの構成を示す図である。図1に示すパーソナルコンピュータ(無線通信装置)10は、AV通信デバイス20、及び複数の通信デバイス(他の通信デバイス)30を接続可能となっている。AV通信デバイス20は、例えば音楽用のヘッドフォンであり、パーソナルコンピュータ10からのAVデータ(音声/映像データ)の出力先となるデバイスである。また、通信デバイス30は、例えばマウスや携帯電話機であり、パーソナルコンピュータ10との間でAVデータ以外の各種データを送受信可能なデバイスである。
パーソナルコンピュータ10とAV通信デバイス20、及びパーソナルコンピュータ10と通信デバイス30とは、例えばBluetoothといった無線通信によって情報通信可能に接続されている。Bluetoothは、ローカル無線通信の規格の一つであり、2.45GHz帯の無線電波を用いることにより、約10m程度の無線通信を実現する。これにより、パーソナルコンピュータ10は、Web閲覧機能やワードプロセッサ機能といった通常の機能を有するほか、音楽や映像をワイヤレスでユーザに視聴させるAVシステムとして機能する。
図2に、パーソナルコンピュータ10のハードウェア構成を示す。同図に示すように、パーソナルコンピュータ10は、当該パーソナルコンピュータ10の主要ユニットであるエンジン部101と、Bluetoothによる無線通信を制御する無線通信モジュール(接続制御手段)102とを備えている。エンジン部101は、CPU、メモリ、及び周辺制御回路を含んで構成されるMPU111と、警告表示等を行うLED112と、USBインターフェイス113と、出力装置としてのモニタ114と、入力装置としてのキーボード115と、PCカード実装用のPCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)インターフェイス116と、シリアルインターフェイス117とを備えて構成されている。
一方、無線通信モジュール102は、メモリ121と、シリアルインターフェイス122と、ベースバンド部123と、RF(Radio Frequency)部124と、水晶発振部125と、アンテナ部126とによって構成されている。シリアルインターフェイス122は、エンジン部101側のシリアルインターフェイス117との協働により、無線通信モジュール102とエンジン部101とを接続している。
ベースバンド部123は、AV通信デバイス20若しくは通信デバイス30に送信するデータを、RF部124で扱うことが可能なデジタル信号に変換するプロトコル処理を行う。RF部124は、ベースバンド部123で変換処理されたデジタル信号を水晶発振部125から発振される周波数信号とミキシングし、2.45GHz帯の無線電波に変調する。アンテナ部126は、AV通信デバイス20及び通信デバイス30に向けて無線電波を送受信する。
図3は、パーソナルコンピュータ10のソフトウェア構成を示す図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ10において、無線通信モジュール102のベースバンド部123には、LMP(Link Management Protocol)131と、HCI(Host Control Interface)132とが実装されている。LMP131は、AV通信デバイス20側又は通信デバイス30側の無線通信モジュールとの間の無線リンクを制御する。また、HCI132は、エンジン部101とのシリアルインターフェイス処理を行う。
また、エンジン部101には、オペレーティングシステム141と、ドライバソフトウェア142と、無線プロトコルスタック143と、システムソフトウェア144と、HCI145とが実装されている。オペレーティングシステム141は、キーボード入力や画面出力といった入出力機能やメモリの管理など、多くのアプリケーションソフトから共通して利用される基本的な機能を制御する。ドライバソフトウェア142は、各種の周辺機器を制御する。無線プロトコルスタック143は、2.45GHz帯の無線通信を制御する。システムソフトウェア145は、後述するAVデータの通信レート設定機能を実現する。HCIは、無線通信モジュール102側のHCI132との間でシリアルインターフェイス処理を行う。
このようなパーソナルコンピュータ10のメモリ上には、図1に示すように、BUSドライバ151と、USBドライバ152と、システムソフトウェア144とが常駐している。BUSドライバ151は、USBドライバ152を介してBluetoothのホストコントローラ153の制御を行う。システムソフトウェア144は、AVデータの通信レート設定機能を行うための機能的な構成要素として、接続数検出部(接続数検出手段)161と、入出力量検出部(入出力量検出手段)162と、通信レート設定部(通信レート設定手段)163と、報知情報送信部(報知情報送信手段)164とを有している。
接続数検出部161は、通信デバイス30の接続数を検出する部分である。より具体的には、接続数検出部161は、AV通信デバイス20とパーソナルコンピュータ10との間でBluetoothによる接続が新たに開始されたときに、パーソナルコンピュータ10と現に接続している通信デバイス30の接続数を検出する。
また、接続数検出部161は、AV通信デバイス20とパーソナルコンピュータ10との間でBluetoothによる接続が確立している場合において、通信デバイス30との間のBluetoothによる接続が確立又は切断されたときに、パーソナルコンピュータ10と現に接続している通信デバイス30の接続数を検出する。接続数検出部161は、接続数の検出結果を示す検出結果情報を生成し、通信レート設定部163に出力する。
入出力量検出部162は、通信デバイス30に対するデータ入出力量を検出する部分である。入出力量検出部162は、AV通信デバイス20とパーソナルコンピュータ10との間でBluetoothによる接続が確立している場合に、パーソナルコンピュータ10と各通信デバイス30との間でやり取りされるデータ入出力量を検出する。入出力量検出部162は、検出したデータ入出力量を示す検出結果情報を生成し、通信レート設定部163に出力する。
通信レート設定部163は、AV通信デバイス20に出力するAVデータの通信レートを設定する部分である。通信レート設定部163は、接続数検出部161から受け取った検出結果情報に基づいて、AVデータの通信レートを3段階に設定する。より具体的には、検出結果情報が示す通信デバイス30の接続数が0である場合には、通信レートのレベルを「高音質」(例えば400kbps)に設定し、通信デバイス30の接続数が1である場合には、通信レートのレベルを「標準音質」(例えば200kbps)に設定する。また、通信デバイスの接続数が2以上である場合には、通信レートのレベルを「低音質」(例えば100kbps)に設定する。
また、通信レート設定部163は、入出力量検出部162から受け取った検出結果情報に基づいて、同様の通信レート設定を行う。通信レート設定部163では、許容するデータ入出力量の範囲が通信レートのレベルごとに定められている。例えば「高音質」の場合は、データ入出力量の範囲は0kbps〜100kbpsであり、「標準音質」の場合は、データ入出力量の範囲は50kbps〜300kbpsとなっている。また、「低音質」の場合は、データ入出力量の範囲は150kbps〜400kbpsとなっている。
そして、通信レート設定部163は、データ入出力量が現在の通信レートにおけるデータ入出力量の許容範囲の上限を超えている場合には、AVデータの通信レートのレベルを1段階下に設定変更し、データ入出力量が現在の通信レートにおけるデータ入出力量の許容範囲の下限に満たなかった場合には、AVデータの通信レートのレベルを1段階上に設定変更する。また、通信レート設定部163は、データ入出力量が「低音質」におけるデータ入出力量の許容範囲の上限を超えている場合には、報知情報の生成を指示する指示情報を報知情報送信部164に出力する。
報知情報送信部164は、AVデータの通信レートが所定の設定以下になった場合に、その旨を示す報知情報をAV通信デバイス20に送信する部分である。報知情報送信部164は、通信レート設定部163から指示情報を受け取ると報知情報を生成し、無線通信モジュール102を介してAV通信デバイス20に送信する。なお、ここでいう報知情報としては、例えば警告音や警告メッセージ情報が挙げられる。また、AV通信デバイス20が振動機能を有している場合には、振動を指示する情報であってもよい。また、LED112の点灯やモニタ114への警告メッセージの表示などにより、パーソナルコンピュータ10側で報知情報を表示させるようにしてもよい。
続いて、上述した構成を有するパーソナルコンピュータ10の動作について、図4〜図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
図4に示すように、BluetoothによるAV通信デバイス20とパーソナルコンピュータ10との接続が新たに開始されると、パーソナルコンピュータ10と現に接続している通信デバイス30の接続数の検出が行われる(ステップS01)。ここで、まず、通信デバイス30の接続数が0であるか否かが判断される(ステップS02)。接続数が0である場合には、AVデータの通信レートのレベルを「高音質」に設定して接続処理を行う(ステップS03)。
また、ステップS02において、通信デバイス30の接続数が0でない場合には、次に、接続数が1であるか否かが判断される(ステップS04)。通信デバイス30の接続数が1である場合には、AVデータの通信レートのレベルを「標準音質」に設定して接続処理を行う(ステップS05)。また、接続数が2以上である場合には、AVデータの通信レートのレベルを「低音質」に設定して接続処理を行う(ステップS06)。ステップS03,S05,S06の後、AV通信デバイス20との接続が完了すると、処理が終了する(ステップS07)。
図5に示すように、AV通信デバイス20とパーソナルコンピュータ10との間でBluetoothによる接続が確立している場合において、通信デバイス30の接続の確立又は切断がなされると(ステップS11)、再びパーソナルコンピュータ10と現に接続している通信デバイス30の接続数の検出が行われる(ステップS12)。まず、通信デバイス30の接続数が0であるか否かが判断される(ステップS13)。接続数が0である場合には、AVデータの通信レートのレベルが「高音質」に設定変更される(ステップS14)。
ステップS13において、通信デバイス30の接続数が0でない場合には、次に、接続数が1であるか否かが判断される(ステップS15)。通信デバイス30の接続数が1である場合には、AVデータの通信レートのレベルが「標準音質」に設定変更される(ステップS16)。また、接続数が2以上である場合には、AVデータの通信レートのレベルが「低音質」に設定変更される(ステップS17)。
また、図6に示すように、AV通信デバイス20とパーソナルコンピュータ10との間でBluetoothによる接続が確立している場合においては、所定の周期でパーソナルコンピュータ10と各通信デバイス30との間でやり取りされるデータ入出力量の検出がなされる(ステップS21)。そして、検出されたデータ入出力量が現在の通信レートにおける許容範囲の上限を超えているか否かが判断される(ステップS22)。
ステップS22において、検出されたデータ入出力量が現在の通信レートにおける許容範囲の上限を超えていない場合には、AVデータの通信レートの設定を変更せずに処理が終了する。一方、検出されたデータ入出力量が現在の通信レートにおける許容範囲の上限を超えている場合には、次に、現在設定されている通信レートのレベルが「高音質」であるか否かが判断される(ステップS23)。現在設定されている通信レートのレベルが「高音質」である場合には、通信レートのレベルが1段階下の「標準音質」に設定変更される(ステップS24)。
現在設定されている通信レートのレベルが「高音質」でない場合には、現在設定されている通信レートのレベルが「標準音質」であるか否かが判断される(ステップS25)。現在設定されている通信レートのレベルが「標準音質」である場合には、通信レートのレベルが1段階下の「低音質」に設定変更される(ステップS26)。さらに、現在設定されている通信レートのレベルが「標準音質」でない場合、すなわち、現在設定されている通信レートのレベルが既に「低音質」である場合には、AV通信デバイス20に対して報知情報が送信される(ステップS27)。
次に、パーソナルコンピュータに上述した通信レート設定機能を持たせるための通信レート設定プログラムについて説明する。図7は、通信レート設定プログラムの構成を示す図である。
図7に示すように、通信レート設定プログラム40は、処理を統括するメインモジュール401と、接続数検出モジュール402と、入出力検出モジュール403と、通信レート設定モジュール404と、報知情報送信モジュール405とを備えている。
上記各モジュールが実行されることにより実現される機能は、上述したパーソナルコンピュータ10の各機能的構成要素と同じである。すなわち、通信レート設定プログラム40の各モジュールの機能は、接続数検出部161、入出力量検出部162、通信レート設定部163、及び報知情報送信部164の機能と同様である。
以上説明したように、パーソナルコンピュータ10では、接続数検出部161によって検出された通信デバイス30の接続数に応じて、AV通信デバイス20に出力するAVデータの通信レートのレベルが、高音質・標準音質・低音質の3段階のいずれかに自動的に設定されるようになっている。したがって、ユーザ側に音質設定の操作負担を与えることなく、AV通信デバイス20での音飛びを抑止することができる。通信レートの設定にあたっては、通信デバイス30の接続数を検出しているので、従来のように通信状態を直接監視し、AVデータの送信がなされる度に通信レートの設定を変更する場合に比べて、処理手順の簡単化が図られる。
また、パーソナルコンピュータ10では、通信デバイスの接続数に応じた通信レートの設定に加え、入出力量検出部162によって検出されたデータ入出力量に応じて、AV通信デバイス20に出力するAVデータの通信レートの設定変更を行っている。これにより、AV通信デバイス20での音飛びを抑止機能の更なる強化が図られる。また、この設定変更では、データ入出力量が現在の通信レートにおけるデータ入出力量の許容範囲から外れた場合に、AVデータの通信レートのレベルを段階的に設定変更する。したがって、通信レートの急激な変化を防止し、ユーザに違和感が生じることを抑えることが可能となる。
さらに、パーソナルコンピュータ10では、通信デバイス30との間のデータ入出力量が、通信レート「低音質」である場合の許容範囲の上限を超えている場合には、その旨を示す報知情報をAV通信デバイス20に送信する。これにより、通信レートの低下を迅速にユーザ側に知らせることができるので、ユーザフレンドリなAVシステムの構築が図られる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではない。例えば、上述した実施形態では、AV通信デバイス20として音楽用のヘッドフォンを例示したが、TVモニタなどの映像を出力するデバイスであってもよい。また、AV通信デバイス20に出力するAVデータのエラー率を検出する手段を更に設け、エラー率が所定の閾値を超えた場合に、AV通信デバイス20に報知情報を送信するようにしてもよい。
本発明に係る無線通信装置の一実施形態であるパーソナルコンピュータの構成を示す図である。 図1に示したパーソナルコンピュータのハードウェア構成を示す図である。 図1に示したパーソナルコンピュータのソフトウェア構成を示す図である。 AV通信デバイスの接続を開始する際のパーソナルコンピュータの動作を示すフローチャートである。 AV通信デバイス接続中のパーソナルコンピュータの動作を示すフローチャートである。 AV通信デバイス接続中のパーソナルコンピュータの別の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る通信レート設定プログラムの一実施形態を示す図である。
符号の説明
10…パーソナルコンピュータ(無線通信装置)、20…AV通信デバイス、30…通信デバイス(他の通信デバイス)、40…通信レート設定プログラム、102…無線通信モジュール(接続制御手段)、161…接続数検出部(接続数検出手段)、162…入出力量検出部(入出力量検出手段)、163…通信レート設定部(通信レート設定手段)、164…報知情報送信部(報知情報送信手段)。

Claims (8)

  1. AVデータの出力先となるAV通信デバイスとの接続、及び他の通信デバイスとの接続を、ローカル無線通信によって確立させる接続制御手段と、
    前記他の通信デバイスの接続数を検出する接続数検出手段と、
    前記接続数検出手段によって検出された前記他の通信デバイスの接続数に応じて、前記AV通信デバイスに出力する前記AVデータの通信レートを設定する通信レート設定手段とを備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記通信レート設定手段は、前記他の通信デバイスの接続数の増加に応じて前記AVデータの通信レートを低レベル化し、前記他の通信デバイスの接続数の減少に応じて前記AVデータの通信レートを高レベル化することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記接続数検出手段は、前記AV通信デバイスとの間で前記ローカル無線通信による接続が確立している場合において、前記他の通信デバイスとの間の前記ローカル無線通信による接続が確立又は切断されたときに、前記他の通信デバイスとの接続数を検出することを特徴とする請求項1又は2記載の無線通信装置。
  4. 前記接続数検出手段は、前記AV通信デバイスとの間で前記ローカル無線通信による接続が開始される際に、前記他の通信デバイスとの接続数を検出し、
    前記接続制御手段は、前記接続数に応じて前記通信レート設定手段が設定した通信レートで前記AV通信デバイスとの接続を確立させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の無線通信装置。
  5. 前記AV通信デバイスとの間で前記ローカル無線通信による接続が確立している場合に、前記他の通信デバイスとの間のデータ入出力量を検出する入出力量検出手段を更に備え、
    前記通信レート設定手段は、前記入出力量検出手段によって検出された前記データ入出力量に応じて、前記AV通信デバイスに出力する前記AVデータの通信レートを設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の無線通信装置。
  6. 前記AVデータの通信レートが所定の設定以下になった場合に、その旨を示す報知情報を前記AV通信デバイスに送信する報知情報送信手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の無線通信装置。
  7. AVデータの出力先となるAV通信デバイスとの接続、及び他の通信デバイスとの接続を、ローカル無線通信によって確立させる接続制御手段を備えた無線通信装置におけるAVデータの通信レート設定方法であって、
    接続数検出手段が、前記他の通信デバイスの接続数を検出する接続数検出ステップと、
    通信レート設定手段が、前記接続数検出手段によって検出された前記他の通信デバイスの接続数に応じて、前記AV通信デバイスに出力する前記AVデータの通信レートを設定する通信レート設定ステップとを備えたことを特徴とする通信レート設定方法。
  8. AVデータの出力先となるAV通信デバイスとの接続、及び他の通信デバイスとの接続を、ローカル無線通信によって確立させる接続制御手段を備えた無線通信装置に用いるAVデータの通信レート設定プログラムであって、
    前記無線通信装置を、
    前記他の通信デバイスの接続数を検出する接続数検出手段と、
    前記接続数検出手段によって検出された前記他の通信デバイスの接続数に応じて、前記AV通信デバイスに出力する前記AVデータの通信レートを設定する通信レート設定手段として機能させることを特徴とする通信レート設定プログラム。
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