JP2008147853A - 項目選択装置、方法およびプログラムならびに撮影装置 - Google Patents

項目選択装置、方法およびプログラムならびに撮影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】撮影装置に関する機能項目を一括して、素早くしかも分かりやすく選択できるようにする。
【解決手段】項目選択画面が表示された状態で回転入力装置120に周回操作を加えると、これに応じて仮想ダイアルD1に表記される各機能のシンボルが予め設定された順序に従って時計回りまたは反時計回りに回転し、所望のシンボルを暫定的に選択できる。つまり、回転入力装置120への周回操作によって、あたかも撮影に関する機能選択を受け付けるダイアル部材がくるくる回転されていくようなイメージをユーザに与えることができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は画像を撮影または再生する機器における各種設定項目の選択に関する。
従来、撮影装置に関する雑多な機能の選択を容易にするための技術が考案されている。例えば特許文献1の撮影装置は、撮影情報を設定する設定部材と、設定部材で設定された撮影情報を記憶する記憶装置と、撮影情報を表示する第1表示部と、記憶装置の記憶領域に関する表示を行う第2表示部とからなる表示装置と、を備えている。
特許文献2によると、モードダイアルの設定モードに対応するアイコンが位置合わせマークの位置に合わせられた状態を示すモードダイアルイメージが、認識された主要被写体の全部又は一部と重複しないようにスルー画像と合成される。
特開平8−129214号公報 特開2006−33370号公報
特許文献1の技術では、設定部材で設定された撮影情報を表示することが前提であるし、特許文献2の技術では、外装されているモードダイアル部材に表記されているモードしか表示されない。
本発明は、撮影装置に関する機能項目を一括して、素早くしかも分かりやすく選択できるようにすることを目的とする。
本発明は、画像の撮影または再生を行う機器に搭載される項目選択装置であって、手動による周回操作の入力を受け付ける周回操作部と、周回操作部へ入力された周回操作に連動して、撮影モードおよび再生モードのうち少なくとも一方の設定に関する1または複数の項目を含む第1項目と撮影モードおよび再生モード以外の機能の設定に関係する1または複数の項目を含む第2項目が順次周回することで特定の設定項目が暫定的に選択される様子を示す仮想的周回映像を生成し、仮想的周回映像を表示装置に供給する表示制御部と、周回操作に連動して暫定的に選択された特定の設定項目の確定的な選択操作を受け付ける選択確定部と、を備える。
この発明によると、周回操作に連動して、撮影モードおよび再生モードのうち少なくとも一方の設定に関する第1項目、および撮影モードおよび再生モード以外の機能の設定に関係する第2項目が順次周回することで特定の設定項目が暫定的に選択される様子を示すことができる。
従来は、撮影モードまたは再生モードのメニューと、撮影モードおよび再生モード以外の機能の設定に関係するメニューを別々に設け、各メニューを開いて設定を行うという2段階の手間が必要である。あるいは、ダイアルを機械的に周回させることで、ダイアルに表記された機能のみが設定できた。
これに対し、本発明では、単一の周回操作部に対する周回操作で、撮影モードあるいは再生モードの設定項目もそれ以外の機能の設定も、一挙に素早く選択できる。周回操作に応じて特定の設定項目が暫定的に選択される様子は仮想的周回映像により示されるため、項目選択の過程が視覚的に示され、分かりやすい。
第2項目は、具体的には、撮影条件の設定、撮影した画像を格納するフォルダの設定、再生すべき画像を格納するフォルダの設定、画像の移動先フォルダの設定、フォルダの新規作成、フォルダのシンボルデザインの設定およびフォルダに付与するラベルの設定のうち少なくとも1つを含む。
表示制御部は、設定項目のうち関連する複数の設定項目を包含する上位項目が選択された場合、選択された上位項目に包含される複数の設定項目を示す映像を生成し、周回操作部は、選択された上位項目に包含される複数の設定項目のうち所望の設定項目の暫定的な選択を受け付け、選択確定部は、所望の設定項目の確定的な選択を受け付けるとよい。
例えば、普段余り使用しない項目を上位項目としてまとめて表示すれば、普段よく使用する項目の選択がさらに容易になる。
表示制御部は、仮想的周回映像を撮影または再生された画像と重畳して表示装置に供給するとよい。
こうすると、画像を参照しながら機能項目の選択ができる。ただし、画像の被写体を覆わない位置に重畳することが好ましい。
本発明は、上記の項目選択装置が搭載された撮影装置も含む。ただし、項目選択装置は、撮影装置以外の機器(例えばカメラ付き携帯電話)に搭載されてもよい。
本発明は、画像の撮影または再生を行う機器における項目選択方法であって、手動による周回操作の入力を受け付けるステップと、入力された周回操作に連動して、撮影モードおよび再生モードのうち少なくとも一方の設定に関する1または複数の項目を含む第1項目と撮影モードおよび再生モード以外の機能の設定に関係する1または複数の項目を含む第2項目が順次周回することで特定の設定項目が暫定的に選択される様子を示す仮想的周回映像を生成し、仮想的周回映像を表示装置に供給するステップと、を備える。
本発明は、この項目選択方法をコンピュータに実行させるためのプログラムも含む。
この発明によると、周回操作に連動して、撮影モードおよび再生モードのうち少なくとも一方の設定に関する第1項目、および撮影モードおよび再生モード以外の機能の設定に関係する第2項目が順次周回することで特定の設定項目が暫定的に選択される様子を示すことができる。このため、本発明では、単一の周回操作部に対する周回操作で、撮影モードあるいは再生モードの設定項目もそれ以外の機能の設定も、一挙に素早く簡単に選択できる。
図1は本発明の好ましい実施形態に係るデジタルカメラ10の構成図である。デジタルカメラ10は、主に撮像ユニット20、撮像制御ユニット40、処理ユニット60、表示ユニット100、および操作ユニット110を含む。
撮像ユニット20は、撮影および結像に関する機構部材および電気部材を含む。撮像ユニット20はまず、映像を取り込んで処理を施す撮影レンズ22、絞り24、シャッタ26、光学LPF(ローパスフィルタ)28、CCD30、および撮像信号処理部32を含む。撮影レンズ22は、フォーカスレンズやズームレンズ等からなる。
この構成により、被写体像がCCD30の受光面上に結像する。結像した被写体像の光量に応じ、CCD30の各センサエレメント(図示せず)に電荷が蓄積される(以下その電荷を「蓄積電荷」という)。蓄積電荷は、リードゲートパルスによってシフトレジスタ(図示せず)に読み出され、レジスタ転送パルスによって電圧信号として順次読み出される。
デジタルカメラ10は一般に電子シャッタ機能を有するので、シャッタ26のような機械式シャッタは必須ではない。電子シャッタ機能を実現するために、CCD30にシャッタゲートを介してシャッタドレインが設けられる。シャッタゲートを駆動すると蓄積電荷がシャッタドレインに掃き出される。シャッタゲートの制御により、各センサエレメントに電荷を蓄積するための時間、すなわちシャッタスピードが制御できる。
CCD30から出力される電圧信号、すなわちアナログ信号は撮像信号処理部32でR、G、B成分に色分解され、まずホワイトバランスが調整される。つづいて撮像信号処理部32はガンマ補正を行い、必要なタイミングでR、G、B信号を順次A/D変換し、その結果得られたデジタルの画像データ(以下単に「デジタル画像データ」とよぶ)を処理ユニット60へ出力する。
撮像ユニット20はさらにマイク38を備え、外界からの集音を行う。音声データは撮像信号処理部32においてA/D変換され、デジタル音声データとして処理ユニット60へと出力される。
撮像ユニット20はさらに、ファインダ34とストロボ36を有する。動画の撮影時にも補助光を点灯させるために、ストロボ36の代わりに白色LEDまたはランプを用いてもよい。ファインダ34には図示しないLCDを内装してもよく、その場合、後述のメインCPU62等からの各種情報をファインダ34内に表示できる。ストロボ36は、コンデンサ(図示せず)に蓄えられたエネルギが放電管36aに供給されたときそれが発光することで機能する。
撮像制御ユニット40は、ズーム駆動部42、フォーカス駆動部44、絞り駆動部46、シャッタ駆動部48、これらを制御する撮像系CPU50をもつ。ズーム駆動部42などの駆動部は、それぞれステッピングモータ等の駆動手段を有する。
後述のレリーズスイッチ114の押下に応じ、撮像系CPU50はCCD30の蓄積電荷から得られたデータに基づき、被写体までの距離および被写体の輝度を測定する。別部材として測距センサおよび測光センサを備えてもよい。このようにして測定された距離のデータおよび被写体輝度のデータを、以下単に「測距データ」および「測光データ」と称呼する。
撮像系CPU50は、ズームスイッチ126(ワイドボタン126W及びテレボタン126Tを含む)から指示されたズーム倍率等の撮影条件に基づき、ズーム駆動部42とフォーカス駆動部44を制御して撮影レンズ22のズーム倍率とピントの調整を行う。さらに撮像系CPU50は、測光データまたはユーザからの指示に基づき、ストロボ36の発光をストロボ制御部41によって制御する。
撮像系CPU50は、1画像フレームのRGBのデジタル信号積算値、すなわちAE情報に基づいて絞り値とシャッタスピードを決定する。決定された値にしたがい、絞り駆動部46とシャッタ駆動部48がそれぞれ絞り量の調整とシャッタ26の開閉を行う。
撮像系CPU50はまた、測光データに基づき、絞り24の絞り量を調整する。ユーザが映像の取込を指示したとき、CCD30が電荷蓄積を開始し、測光データから計算されたシャッタ時間の経過後、蓄積電荷が撮像信号処理部32へ出力される。
処理ユニット60は、デジタルカメラ10全体、とくに処理ユニット60自身を制御するメインCPU62と、これによって制御されるメモリ制御部64、YC処理部70、オプション装置制御部74、圧縮伸張処理部78、通信I/F部80を有する。メインCPU62は、シリアル通信などにより、撮像系CPU50との間で必要な情報をやりとりする。メインCPU62の動作クロックは、クロック発生器88から与えられる。クロック発生器88は、撮像系CPU50、表示ユニット100に対してもそれぞれ異なる周波数のクロックを提供する。
メインCPU62には、キャラクタ生成部84とタイマ86が併設されている。タイマ86は電池でバックアップされ、つねに日時をカウントしている。このカウント値から撮影日時に関する情報、その他の時刻情報がメインCPU62に与えられる。キャラクタ生成部84は、撮影日時、タイトル等の文字情報を発生し、この文字情報が適宜撮影画像に合成される。
メモリ制御部64は、不揮発性メモリ66とメインメモリ68を制御する。不揮発性メモリ66は、EEPROM(電気的消去およびプログラム可能なROM)やFLASHメモリなどで構成され、ユーザによる設定情報や出荷時の調整値など、デジタルカメラ10の電源がオフの間も保持すべきデータが格納されている。不揮発性メモリ66には、場合によりメインCPU62のブートプログラムやシステムプログラムなどが格納されてもよい。
一方、メインメモリ68は一般にDRAMのように比較的安価で容量の大きなメモリで構成される。メインメモリ68は、撮像ユニット20から出力されたデータを格納するフレームメモリとしての機能、各種プログラムをロードするシステムメモリとしての機能、その他ワークエリアとしての機能をもつ。不揮発性メモリ66とメインメモリ68は、処理ユニット60内外の各部とメインバス82を介してデータのやりとりを行う。
YC処理部70は、デジタル画像データにYC変換を施し、輝度信号Yと色差(クロマ)信号B−Y、R−Yを生成する。輝度信号と色差信号はメモリ制御部64によってメインメモリ68に一旦格納される。圧縮伸張処理部78はメインメモリ68から順次輝度信号と色差信号を読み出して圧縮する。こうして圧縮されたデータ(以下単に「圧縮データ」という)は、オプション装置制御部74を介してオプション装置76の一種であるメモリカードへ書き込まれる。
処理ユニット60はさらにエンコーダ72をもつ。エンコーダ72は輝度信号と色差信号を入力し、これらをビデオ信号(NTSCやPAL信号)に変換してビデオ出力端子90から出力する。オプション装置76に記録されたデータからビデオ信号を生成する場合、そのデータはまずオプション装置制御部74を介して圧縮伸張処理部78へ与えられる。つづいて、圧縮伸張処理部78で必要な伸張処理が施されたデータはエンコーダ72によってビデオ信号へ変換される。
オプション装置制御部74は、オプション装置76に認められる信号仕様およびメインバス82のバス仕様にしたがい、メインバス82とオプション装置76の間で必要な信号の生成、論理変換、または電圧変換などを行う。デジタルカメラ10は、オプション装置76として前述のメモリカードのほかに、例えばPCMCIA準拠の標準的なI/Oカードをサポートしてもよい。その場合、オプション装置制御部74は、PCMCIA用バス制御LSIなどで構成してもよい。
通信I/F部80は、デジタルカメラ10がサポートする通信仕様、たとえばUSB、RS−232C、イーサネットなどの仕様に応じたプロトコル変換等の制御を行う。通信I/F部80は、必要に応じてドライバICを含み、ネットワークを含む外部機器とコネクタ92を介して通信する。そうした標準的な仕様のほかに、例えばプリンタ、ゲーム機等の外部機器との間で独自のI/Fによるデータ授受を行う構成としてもよい。
表示ユニット100は、LCDモニタ102とスピーカ104とを有する。それらはLCDドライバであるモニタドライバ106およびスピーカドライバ108によってそれぞれ制御される。LCDモニタ102は、例えば2インチ程度の大きさでカメラ背面に設けられ、現在の撮影や再生のモード、撮影や再生のズーム倍率、電池残量、日時、モード設定のための画面、被写体画像などを表示する。さらに、LCDモニタ102は、画質(FINE/NORMAL/BASICなど)、ストロボ発光/発光禁止、標準撮影可能枚数、画素数、電池容量などの情報をユーザからの指示に応じて表示する。
操作ユニット110は、ユーザがデジタルカメラ10の動作やそのモードなどを設定または指示するために必要な機構および電気部材を含む。機能設定部116は、ユーザ操作に基づき、デジタルカメラ10の電源のオンオフならびに動画モードおよび静止画モードの別などの各種の機能設定の指定を受け付ける。レリーズスイッチ114は、半押しと全押しの二段階押し込み構造になっている。一例として、半押しでAFおよびAEがロックし、全押しで撮影画像の取込が行われ、必要な信号処理、データ圧縮等の後、メインメモリ68、オプション装置76等に記録される。
以上の構成による主な動作は以下の通りである。まずデジタルカメラ10の機能設定部116に含まれる電源スイッチがオンされ、カメラ各部に電力が供給される。メインCPU62は、機能設定部116の状態を読み込むことで、デジタルカメラ10が撮影モードにあるか再生モードにあるかを判断する。
デジタルカメラ10が撮影モードにあるとき、メインCPU62はレリーズスイッチ114の半押し状態を監視する。半押し状態が検出されたとき、メインCPU62は、CCD30の蓄積電荷からそれぞれ測光データと測距データとを得ることを撮像系CPU50に指示する。得られたデータに基づいて撮像制御ユニット40が動作し、撮影レンズ22のピント、絞りなどの調整が行われる。
調整が完了すると、LCDモニタ102に「スタンバイ」などの文字を表示してユーザにその旨を伝え、つづいてレリーズスイッチ114の全押し状態を監視する。レリーズスイッチ114が全押しされると、所定のシャッタ時間をおいてシャッタ26が閉じられ、CCD30の蓄積電荷が撮像信号処理部32へ掃き出される。さらに、動画モードにおいてマイク38によって集音された音声データは、撮像信号処理部32に入力される。
撮像信号処理部32による処理の結果生成されたデジタル画像データはメインバス82へ出力される。デジタル画像データは一旦メインメモリ68へ格納され、この後YC処理部70と圧縮伸張処理部78で処理を受け、オプション装置制御部74を経由してオプション装置76へ記録される。記録された画像は、フリーズされた状態でしばらくLCDモニタ102に表示され、ユーザは撮影画像を知ることができる。
また、動画モードにおいては、撮像信号処理部32による処理の結果生成されたデジタル音声データは、メインバス82を介して一旦メインメモリ68へ格納された後に、圧縮伸張処理部78で処理を受ける。その後、オプション装置76へと記録される。以上で一連の撮影動作が完了する。
一方、デジタルカメラ10が再生モードの場合、メインCPU62は、メモリ制御部64を介してメインメモリ68から最後に撮影した映像を読み出し、これを表示ユニット100のLCDモニタ102に再生する。この状態でユーザが機能設定部116にて「順送り」、「逆送り」を指示すると、現在表示している映像の前後に撮影された映像が読み出され、再生される。
図2は、機能設定部116を例示する機能ブロック図である。機能設定部116は、回転入力装置120、MENU/OKキー124、DISP/BACKキー125、ズームスイッチ126およびモードボタン127を有する。回転入力装置120の詳細は後述する。MENU/OKキー124は、押下によってメニューの表示あるいは情報の確定を指示するボタンである。DISP/BACKキー125は、押下によって情報のキャンセルを指示するボタンである。ズームスイッチ126は、押下によってズームレンズの倍率を指定するボタンである。モードボタン127は、撮影モードと再生モードの切替を指示するボタンである。
図3は、デジタルカメラ10の正面側の構成を例示する斜視図である。デジタルカメラ10の筐体正面にはレンズ22、マイク38、ストロボ36、および光学式のファインダ34が備えられる。デジタルカメラ10の筐体側面にはオプション装置76が挿入される。デジタルカメラ10の筐体上面にはレリーズスイッチ114が配置される。
図4は、デジタルカメラ10の背面側の構成を例示する斜視図である。デジタルカメラ10の筐体背面にはLCDモニタ102、回転入力装置120、MENU/OKキー124、DISP/BACKキー125、ズームスイッチ126およびモードボタン127が備えられる。
回転入力装置120は、円形のタッチパッド(例えば特表2005−507112号公報に示される)で構成されており、円径をなぞるようにして押圧を加える操作を行う(本明細書では、この操作を「周回操作」と呼ぶ)か、従来の十字キーと同様の上下左右位置の押下操作により、カメラ10に関する所望の機能項目の暫定的な選択操作を受け付ける。周回操作は、所望の方角へ指を移動してさらに垂直に押圧する必要がある上下左右位置の押下と比べて、大量の項目から所望の項目を素早く選択する操作に適している。
図5に示すように、機能設定部116から選択できる機能としては、大きく分けてモードボタン127の押下に応じて切り替わる撮影モードおよび再生モードがある。図5(a)に示すように、撮影モードからは、さらに特有な機能のある撮影モード、たとえばセルフタイマ撮影モード、セットアップモード、マニュアル撮影モード、オート撮影モード等が、回転入力装置120への周回操作によって選択できる。また、図5(b)・(c)に示すように、再生モードからも、さらに特有な機能のある再生モード、たとえば全画像再生や特定のラベルの付いた画像の再生モード、あるいはマイクロサムネイルの表示ウィンドウからのコマ送り等が、回転入力装置120への周回操作によって選択できる。
以下、図6〜図10を参照し、機能設定部116から選択できる機能の詳細を説明する。
図6は撮影モードにおける撮影関連機能の選択の流れを示す。
まず、図6(a)のような、現在画像の記録先として選択されているフォルダ(ここではルートフォルダF1)を表す撮影基本画面が、撮影モードが選択されたことに応じ、LCDモニタ102に表示される。この状態でMENU/OKキー124を押下すると、項目選択画面に移行する。
図6(b)に示す項目選択画面では、撮影に関する機能を標記した文字・シンボルマークを含むダイアル映像(本明細書では「仮想ダイアル」と呼ぶ)D1がキャラクタ生成部84によって生成され、LCD102に供給されて表示される。この仮想ダイアルD1は、円盤形状の一部を模しており、従来のカメラにおけるモードダイアル(回転操作によって複数のモードのうちいずれかを選択する環状部材)をユーザにイメージさせることができる。ただし、仮想ダイアルD1に表記されるシンボルは、従来のカメラにおけるモードダイアルとは異なり、撮影モードに関するものに限らない。
この項目選択画面が表示された状態で回転入力装置120に周回操作を加えると、これに応じて仮想ダイアルD1に表記される各機能のシンボルが予め設定された順序に従って時計回りまたは反時計回りに回転し、所望のシンボルを暫定的に選択できる。つまり、回転入力装置120への周回操作によって、あたかも撮影に関する機能選択を受け付けるダイアル部材がくるくる回転されていくようなイメージをユーザに与えることができる。
仮想ダイアルD1で暫定的に選択されたシンボルは、ハイライト表示などで強調表示される。また必要に応じて、暫定的に選択されたシンボルに対応する機能のキャプション(説明文)CP1も表示される。所望のシンボルが選択された状態でMENU/OKキー124を押下すると、そのシンボルに対応する機能が確定的に選択される。
図6(b)では「フォルダ選択」が選択された状態を示しており、この状態でMENU/OKキー124を押下すると、フォルダ選択画面に移行する。
図6(c)ないし図6(e)に示すフォルダ選択画面では、画像を分類記録する先として最上位のルートフォルダRFのシンボル「100」を示しており、ここからさらに、回転入力装置120に周回操作を加えることで、新たに画像の記録先となるフォルダを作成する「新規作成」機能、あるいは既存のフォルダ(「旅行」、「料理」、「趣味」など)のシンボルを選択できる。
図6(d)に示すように、「新規作成」が選択された状態でMENU/OKキー124を押下すると、「新規作成」の選択が確定し、フォルダ名入力画面に移行する。
図6(e)に示すように、既存のフォルダ「旅行」のシンボルが選択された状態でMENU/OKキー124を押下すると、そのフォルダの選択が確定し、図6(k)の撮影基本画面に移行する。
図6(f)に示すように、フォルダ名入力画面では、新規に作成するフォルダに付与すべき所望の名前を構成する文字を入力できる。
図7はフォルダ名入力画面の詳細を示す。この画面では、回転入力装置120に上下左右押下操作または周回操作を加えることで、所望の文字を選択し、MENU/OKキー124を押下することで、選択された文字が確定する。
具体的には、図7(a)に示すようにアルファベットを配列した仮想キーボードKB上で「C」が選択されている状態で、回転入力装置120に右側の押下操作を加えると、図7(b)に示すようにカーソルCSが右に移動し、「D」が選択される。
また、図7(a)に示すように仮想キーボードKB上で「C」が選択されている状態で、回転入力装置120に下側の押下操作を加えると、図7(b)に示すようにカーソルが右に移動し、「P」が選択される。
図7(c)に示すように仮想キーボードKB上で「D」が選択されている状態で、回転入力装置120に右側の押下操作を加えると、図7(d)に示すようにカーソルが右に移動し、「E」が選択される。
所望の文字にカーソルが合った状態でMENU/OKキー124を押下すると、その文字の選択が確定し、フォルダ名NMの一部として加えられる。例えば図7(e)では「D」が選択されている状態でMENU/OKキー124を押下されており、すでに選択が確定されたフォルダ名「CHO」の後に続いて「D」が追加される。
入力した文字が誤っており、削除したい場合は、回転入力装置120に上下左右の押下操作を加えて仮想キーボードKB上の「DEL」にカーソルCSを合わせて選択し、MENU/OKキー124で確定することで(図7(f))、入力されたフォルダ名NMの文字が1つずつ消去される(図7(g))。
入力したフォルダ名がよければ、仮想キーボードKB上の「OK」にカーソルCSを合わせて選択し、MENU/OKキー124で確定することで(図7(h))、フォルダ名が確定し、フォルダデザイン選択画面に移行する。
図7(i)に示すフォルダデザイン選択画面では、フォルダを示すシンボルのデザインを選択できる。この画面で選択されたデザインは、撮影基本画面における現在選択されているフォルダのシンボル(F1〜F3など)として使用される。
なお、フォルダ名NMを構成する文字の選択は、回転入力装置120に対する周回操作で行うことも可能である。例えば図7(j)に示すように時計回りの周回操作ではアルファベット順に文字が選択され、図7(k)に示すように反時計回りの周回操作では逆アルファベット順に文字が選択される。
例えば、現在カーソルCSの合っている文字「A」から「Z」を選択する場合のように、カーソルCSを目的の位置まで大きく移動させたい場合は、まず周回操作で大まかにカーソルCSを移動させ、目的位置の付近になったら、次は上下左右押下操作で細かくカーソルCSを移動させることで、素早くかつ正確に文字の選択が可能である。フォルダ名NMが確定すると新規フォルダ確認画面に移行する。
図6(h)に示す新規フォルダ確認画面では、選択・指定されたフォルダ名NMおよびフォルダのシンボルのデザインが表示され、この内容で新規フォルダを作成してよいか否かの応答を促す。この画面でMENU/OKキー124を押下すると、入力されたフォルダ名NMおよびフォルダのシンボルのデザインで新規フォルダがオプション装置76(メモリカード)へ作成される。新規フォルダの作成が完了すると、図6(i)に示す項目選択画面に移行する。一方、この画面でDISP/BACKキー125を押下すると、新規フォルダは作成せず、撮影基本画面(図6(a))に戻る。
図6(i)に示す項目選択画面では、新規に作成されたフォルダのシンボルFDが仮想ダイアルD1中に追加される。これにより、ユーザは、所望のシンボルデザインおよび名前で新規フォルダが作成されたことを認識できる。ここで新規作成フォルダ「CHOCOLA」を選択すると、図6(j)に示す撮影基本画面に進み、画像の記録先として新規作成フォルダ「CHOCOLA」のシンボルF2を表示する。
一方、 図6(e)に示すように、既存のフォルダの選択が確定した場合、図6(k)に示す撮影基本画面に進み、画像の記録先として既存フォルダ「T」のシンボルF3を表す。
任意のフォルダが選択されたことを示す撮影基本画面(図6(a)、(j)または(k))でMENU/OKキー124を押下すると、図6(l)の撮影モード選択画面に移行する。
図6(l)の撮影モード選択画面では、仮想ダイアルD1に撮影モードや撮影条件の設定メニューなど撮影に関する各種機能設定項目を表すシンボルを示す。回転入力装置120に対する周回操作に応じて、回転式で表示されるシンボルは切り替わり、その中から所望の機能に対応するシンボルを暫定的に選択させる。そして、MENU/OKキー124を押下することで、所望の機能の選択が確定する。選択の確定した機能が「AUTO」などの撮影モードである場合には、その撮影モードに対応した撮影条件が設定され、撮影がスタンバイされる。
仮想ダイアルD1でシンボルの表示される項目は、周回操作による素早い選択を考慮して、よく使用されるモード・機能項目か、あまり使用されないモードや機能を一括して包含する上位の項目である。
すなわち、図6(m)に示すように、ただちに使用されると想定される「AUTO」、「凸M」等々の撮影モードについては、全て上位の階層に配置し、使用頻度が低いと想定される機能である「SETUP」(各種撮影条件の詳細設定)については、上位の概括項目だけを仮想ダイアルD1に配置し、詳細項目は配置しない。
そして図6(n)に示すように、上位の概括項目が選択された場合に限り、その上位項目に包含される詳細項目を初めて表示し、その中のうち任意の詳細項目を選択させて、各種の詳細設定が可能となる。
こうすると、使用頻度の高い機能に関しては、周回操作によって素早く選択できる一方、あまり使わない機能に関しては、下位の詳細表示に移行させることで、仮想ダイアルD1のシンボルが煩雑になることを防げる。
なお、画像の記録先あるいは画像の再生元として選択されているフォルダ(選択フォルダ)を分かりやすくするため、電源オン時直後の所定時間、電源オン以前で最後に選択されたフォルダのシンボルを通常よりも拡大して表示するとよい。図6(o)では、「旅行」という名前が付されたフォルダのシンボル「T」がLCDに表示されており、電源オフの直前に撮影した画像は「旅行」フォルダに収納されていることが分かる。
図8は再生モードにおける再生関連機能の選択の流れを示す。
まず、図8(a)のような、再生画像の記録先としての選択フォルダ(ここでは星型のシンボルが付されたフォルダF4)を表す全画像再生画面が、モードボタン127の押下に応じてLCDモニタ102に表示される。この状態でMENU/OKキー124を押下すると、項目選択画面に移行する。
図8(b)に示す項目選択画面では、画像再生に関する機能を標記した文字・シンボルマークを含む「仮想ダイアル」D2が標記される。
この項目選択画面が表示された状態で回転入力装置120に周回操作あるいは上下押下操作を加えると、各機能のシンボルを選択できる。仮想ダイアルD2中の選択されたシンボルは、ハイライト表示などで強調表示され、また必要に応じて選択されたシンボルに対応する機能のキャプション(説明文)CP2、CP3も表示される。所望のシンボルが選択された状態でMENU/OKキー124を押下すると、そのシンボルに対応する機能の選択が確定される。つまり、回転入力装置120への周回操作によって、あたかも再生に関する機能選択を受け付けるダイアル部材がくるくる回転されていくようなイメージをユーザに与えることができる。
周回操作による素早い選択を考慮して、仮想ダイアルD2にはよく使用される機能・モードに関するシンボルの他、普段あまり使用されない雑多な各種機能を包含した上位の項目を配置し、あまり使用されないモードや機能のシンボルについては、仮想ダイアルD2で上位項目が選択された場合に限って表示する。
すなわち、図8(c)に示すように、ただちに使用されると想定される「全画像再生」、「フォルダ移動」等々の機能のシンボルについては、全て仮想ダイアルD2上に配置し、使用頻度が低いと想定される機能である「SETUP」(再生機能の詳細設定)等については、上位の項目だけを仮想ダイアルD2上に配置する。そして図8(d)に示すように、実際の詳細設定項目や詳細機能は、上位の項目が選択された場合のみに表示する。
こうすると、使用頻度の高い機能に関しては、複数段階の選択操作を行うことなく、周回操作あるいは周回操作と上下左右押下操作の組み合わせによって素早く選択できる。その一方で、普段あまり使わない機能に関しては、上位項目の選択に応じて表示させ、仮想ダイアルD2上のシンボルが煩雑になることを防げる。
どの機能を上位の概括項目にまとめるかは任意であり、例えば、「ユーザフォルダ1」、「ユーザフォルダ2」、「旅行フォルダ」、「料理フォルダ」、「お気に入りフォルダ」等の雑多なフォルダを「フォルダ」という上位の概括項目にまとめ、「フォルダ」のシンボルが選択されたときに初めて、下位の詳細項目として、「ユーザフォルダ1」、「ユーザフォルダ2」・・等の各フォルダのシンボルを表示し、その中から所望のフォルダを周回操作等で選択できるようにしてもよい。
図8(b)では全画像再生のシンボルである右向き矢印が選択された状態を強調して示しており、かつ全画像再生の機能を説明するキャプションCP2が表示されている。キャプションCP2の表示は、ダイアルD2と重ならない位置に配置し、かつ吹き出しなどの映像で暫定的に選択されたシンボルと関連づけるとよい。この状態でMENU/OKキー124を押下すると、図8(a)の再生画面に移行する。なお、デフォルトでは、全画像再生が選択されるものとする。
図8(c)で任意のフォルダが選択された場合、そのフォルダに格納された画像のみを再生するフォルダ再生画面に移行する。
図8(e)は、項目選択画面で「旅行」フォルダが暫定的に選択された場合を示している。ここでは、仮想ダイアルD2中の旅行フォルダのシンボル「T」が強調表示されており、かつ旅行フォルダの画像だけが再生される旨を説明するキャプションCP3が表示される。
仮想ダイアルD2の全画面再生のシンボルまたは所望のフォルダのシンボルが選択され、MENU/OKキー124が押下されると、対応する再生画面に移行する。
図8(f)は、選択されたフォルダ(ここでは「旅行」フォルダ)に格納された画像に関するフォルダ再生画面を示す。この画面では仮想ダイアルD2の表示を停止する。
図8(g)は、フォルダ再生画面から全画像再生のシンボルが選択された状態を示している。この画面では全画像再生を実行するか否かの確認が促されており、この状態でMENU/OKキー124を押下すると、図8(p)の残画像再生画面に移行し、記録されている全ての画像が1コマずつ所定時間だけ順次表示される。また、この状態でDISP/BACKキー125が押下されると、図8(f)のフォルダ再生画面に移行する。
図8(f)の旅行フォルダの画像に関する再生画面においてズームスイッチ126Wが押下されると、図8(h)の2コマ再生画面に移行する。2コマ再生画面では、選択されたフォルダの画像が2コマずつ表示される。
図8(h)の2コマ再生画面においてワイド側ズームスイッチ126Wが押下されると、図8(i)のマクロサムネイル再生画面に移行し、旅行フォルダに記録されている全ての画像のマクロサムネイルが1画面に表示され、その中から周回操作によって任意の1コマの選択を受け付け、選択されたマクロサムネイルに対応する画像が示される。
図8(i)のマクロサムネイル再生画面においてテレ側ズームスイッチ126Tが押下されると、図8(h)の2コマ再生画面に移行する。
図8(h)の2コマ再生画面においてテレ側ズームスイッチ126Tが押下されると、図8(f)のフォルダ再生画面に移行する。
図8(f)の旅行フォルダの画像に関する再生画面においてMENU/OKキー124が押下されると、図8(j)の項目選択画面に移行する。この画面では、すでに再生されている1コマの画像に仮想ダイアルD2が重畳されて表示されており、さらに周回操作あるいは上下押下操作を施すことで、任意の機能のシンボルを選択できる。
図8(j)の項目選択画面で全画像再生のシンボルが暫定的に選択されると、図8(k)の項目選択画面に移行する。この画面では、仮想ダイアルD2が再び表示され、全画像再生のシンボルが強調表示されている。ここでさらに周回操作あるいは上下押下操作を施すことで、任意の機能のシンボルを選択できる。あるいはMENU/OKキー124を押下することで、全画像再生の選択を確定できる。
図8(k)の項目選択画面でフォルダ再生のシンボルが暫定的に選択されると、図8(j)の項目選択画面に戻る。図8(k)の項目選択画面で全画像再生のシンボルが確定的に選択されると、図8(p)の全画像再生画面に移行する。
図8(f)の旅行フォルダの画像に関する再生画面において、回転入力装置120に左右押下操作がされると、これに応じ、すでに再生されているコマの画像の前あるいは後のコマの画像が旅行フォルダから選択され、表示される(図8(o))。
図8(f)の旅行フォルダの画像に関する再生画面において、DISP/BACKキー125が押下がされると、図8(l)のOSDオフ画面に移行し、画像に重畳されるキャラクタやアイコンなどを示すOSD信号の供給が停止する。
図8(l)のOSDオフ画面において、DISP/BACKキー125が押下がされると、図8(m)のトピックレイアウト画面に移行する。
図8(m)のトピックレイアウト画面において、DISP/BACKキー125が押下がされると、図8(n)の日付画面に移行する。
図8(n)の日付画面において、DISP/BACKキー125が押下されると、図8(f)のフォルダ再生画面に移行する。
図9は画像移動モードにおける1コマ単位の画像移動の流れを示す。
まず、図9(a)のような任意の選択フォルダ内の画像の再生中に、MENU/OKキー124を押下することで、図9(b)の項目選択画面に移行する。項目選択画面では、仮想ダイアルD2が表示される。
図9(b)の項目選択画面で、周回操作により「フォルダ移動」のシンボルが選択されると、そのシンボルが強調表示されるとともに、フォルダ移動機能に関するキャプションCP4が表示される。「フォルダ移動」のシンボルが選択された状態でMENU/OKキー124を押下することで、図9(c)の移動先選択画面に移行する。
図9(c)の移動先選択画面では、現在表示されている画像の移動先となるべきフォルダのシンボルを含んだ仮想ダイアルD3が画像に重畳されて表示されている。煩雑な表示を避けるために、仮想ダイアルD3では、既存フォルダのシンボル以外は表示しないほうが好ましい。
この仮想ダイアルD3が表示された状態で回転入力装置120に周回操作あるいは上下押下操作を加えると、画像移動先となるべき所望のフォルダを示すシンボルを暫定的に選択できる。つまり、回転入力装置120への周回操作によって、あたかもダイアル部材がくるくる回転されてフォルダが選択されていくようなイメージをユーザに与えることができる。仮想ダイアルD3から選択されたシンボルは、ハイライト表示などで強調表示される。
所望のフォルダのシンボルが暫定的に選択された状態でMENU/OKキー124を押下すると、画像移動先となるフォルダの選択が確定し、画像移動確認画面に移行する。DISP/BACKキー125を押下すると、図9(a)のような画像再生画面に戻る。
図9(d)の移動先選択画面では、現在表示している画像を選択されたフォルダに移動させるか否かの確認を促す。ここでMENU/OKキー124を押下すると、現在表示している画像が選択されたフォルダに移動する。移動が完了すると、図9(e)のような画像再生画面に進む。図9(d)の移動先選択画面でDISP/BACKキー125を押下すると、画像の移動は行われないまま、図9(a)のような画像再生画面に戻る。
図10は画像移動モードにおける複数コマ単位の画像移動の流れを示す。
まず、図10(a)のような任意の選択フォルダSRC内の画像の再生中に、MENU/OKキー124を押下することで、図10(b)の項目選択画面に移行する。
図10(b)の項目選択画面の仮想ダイアルD2で、「フォルダ移動」のシンボルが選択されると、そのシンボルが強調表示されるとともに、フォルダ移動機能に関するキャプションCP4が表示される。「フォルダ移動」のシンボルが暫定的に選択された状態でMENU/OKキー124を押下することで、図10(c)の移動先選択画面に移行する。
図10(c)の移動先選択画面では、現在表示されている画像の移動先となるフォルダのシンボルを含んだ仮想ダイアルD3が画像に重畳されて表示されている。
この仮想ダイアルD3が表示された状態で回転入力装置120に周回操作あるいは上下押下操作を加えると、所望のフォルダを示すシンボルを選択できる。
所望のシンボルが選択された状態でMENU/OKキー124を押下すると、画像移動先となるフォルダの選択が確定し、図10(d)の画像移動確認画面に移行する。DISP/BACKキー125を押下すると、図10(a)のような画像再生画面に戻る。
図10(d)の画像移動確認画面では、移動先のフォルダDSTに移動させるべき画像およびその画像を格納した任意フォルダ(移動元フォルダ)SRCの選択を促す。
画像および移動元フォルダSRCの選択は、左右押下操作あるいは周回操作によって行われる。図10(d)では移動元フォルダSRCとして「趣味」が、図10(f)や(g)では移動元フォルダSRCとして「旅行」が、それぞれ選択されている。
移動元フォルダSRCおよび移動させる画像が選択されると、選択された画像を表示した上、移動を開始させるか否かの確認を促す。ここでMENU/OKキー124を押下すると、現在表示している画像を選択フォルダに移動する処理を開始する。図10(e)に示すように、移動が完了するまでは、画像を移動中である旨のアニメーションを表示する。
画像の移動が完了すると、画像移動確認画面(ここでは図10(f))に戻り、引き続き移動させるべき画像の選択を受け付ける。この移動元選択、移動先選択および画像移動の処理を繰り返すことで、複数コマの画像を移動させることができる。全ての画像の移動が完了すると、図10(i)のような画像再生画面に進む。
なお、図10(h)に示すように、移動元フォルダSRCと移動先フォルダDSTが一致する場合は、MENU/OKキー124の押下は無効操作として扱われ、画像の移動は行わず、図10(i)のような画像再生画面に進む。
カメラのブロック図 機能設定部のブロック図 カメラの正面側斜視図 カメラの背面側斜視図 カメラの選択機能の概要を示す図 撮影関連機能の項目選択の流れを示す図 フォルダ名入力の流れを示す図 再生関連機能の項目選択の流れを示す図 画像移動モードにおける1コマ単位の画像移動の流れを示す図 画像移動モードにおける複数コマ単位の画像移動の流れを示す図
符号の説明
120:回転入力装置、124:MENU/OKキー、125:DISP/BACKキー、126:ズームスイッチ、127:モードボタン

Claims (7)

  1. 画像の撮影または再生を行う機器に搭載される項目選択装置であって、
    手動による周回操作の入力を受け付ける周回操作部と、
    前記周回操作部へ入力された周回操作に連動して、撮影モードおよび再生モードのうち少なくとも一方の設定に関する1または複数の項目を含む第1項目と前記撮影モードおよび再生モード以外の機能の設定に関係する1または複数の項目を含む第2項目が順次周回することで特定の設定項目が暫定的に選択される様子を示す仮想的周回映像を生成し、前記仮想的周回映像を表示装置に供給する表示制御部と、
    前記周回操作に連動して暫定的に選択された特定の設定項目の確定的な選択操作を受け付ける選択確定部と、
    を備える項目選択装置。
  2. 前記第2項目は、撮影条件の設定、撮影した画像を格納するフォルダの設定、再生すべき画像を格納するフォルダの設定、画像の移動先フォルダの設定、フォルダの新規作成、フォルダのシンボルデザインの設定およびフォルダに付与するラベルの設定のうち少なくとも1つを含む請求項1に記載の項目選択装置。
  3. 前記表示制御部は、前記設定項目のうち関連する複数の設定項目を包含する上位項目が選択された場合、前記選択された上位項目に包含される複数の設定項目を示す映像を生成し、
    前記周回操作部は、前記選択された上位項目に包含される複数の設定項目のうち所望の設定項目の暫定的な選択を受け付け、
    前記選択確定部は、前記所望の設定項目の確定的な選択を受け付ける請求項1または2に記載の項目選択装置。
  4. 前記表示制御部は、前記仮想的周回映像を撮影または再生された画像と重畳して前記表示装置に供給する請求項1〜3のいずれかに記載の項目選択装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の項目選択装置が搭載された撮影装置。
  6. 画像の撮影または再生を行う機器における項目選択方法であって、
    手動による周回操作の入力を受け付けるステップと、
    入力された周回操作に連動して、撮影モードおよび再生モードのうち少なくとも一方の設定に関する1または複数の項目を含む第1項目と前記撮影モードおよび再生モード以外の機能の設定に関係する1または複数の項目を含む第2項目が順次周回することで特定の設定項目が暫定的に選択される様子を示す仮想的周回映像を生成し、前記仮想的周回映像を表示装置に供給するステップと、
    を備える項目選択方法。
  7. 請求項6に記載の項目選択方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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