JP2008146629A - ペダル操作量検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ペダル操作量検出装置において、構成を簡素化して搭載性を向上すると共に高精度な操作量の検出を可能とする。
【解決手段】ブレーキペダル11と操作ロッド15の端部に固定されたクレビス16を連結軸18により回動自在に連結し、ブレーキペダル11と連結軸18との間にブッシュ22を介装し、このブッシュ22における弾性変形可能なブッシュ本体22aの外周面に各検出子24a,24b,25a,25bを装着し、ECU26が、各検出子24a,24b,25a,25bが検出した荷重に基づいてペダル踏力を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、操作ペダルの回動動作を操作ロッドの直線動作に変換して操作対象手段に伝達されるペダル操作量を検出するペダル操作量検出装置に関するものである。
例えば、車両のブレーキ装置として、ブレーキペダルから入力された操作量(ペダルストロークや踏力など)に応じてブレーキ装置による制動力、つまり、このブレーキ装置を駆動するホイールシリンダへ供給する制動油圧を電気的に制御する電子制御式ブレーキ装置としてECB(Electronically Controlled Brake)が知られている。
このECBは、ポンプによって昇圧した油圧をアキュムレータに蓄えておき、運転者の制動要求に応じて調圧制御して制動油圧としてのホイールシリンダに供給するものである。即ち、運転者がブレーキペダルを踏み込むと、マスタシリンダがその操作量に応じた油圧を発生すると共に、作動油の一部がストロークシミュレータに流れ込み、ブレーキペダルの踏力に応じたブレーキペダルの操作量が調整される一方、ブレーキECUはペダルストロークに応じて車両の目標減速度を設定し、各車輪に付与する制動力分配を決定し、アキュムレータから各ホイールシリンダに対して所定の油圧を付与するようにしている。
このような電子制御式ブレーキ装置では、ブレーキペダルから入力された操作量(ペダルストロークや踏力など)を高精度に検出する必要がある。従来のブレーキペダルの操作量検出装置としては、下記特許文献1に記載されたものがある。
下記特許文献1に記載されたブレーキ装置は、上端部が車体に回動自在に支持されたブレーキペダルにて、中間部に入力ロッドの端部がクレビスを介して回動自在に連結し、回動レバーを回動自在に設けると共に踏力スイッチを固定し、回動レバーの端部により踏力スイッチの可動ロッドを押し込み可能とし、ブレーキペダルの操作により回動レバーが回動して踏力スイッチの可動ロッドを押し込むことで、ペダル踏力を検出可能としたものである。
特開2000−168532号公報
上述した従来のブレーキ装置におけるブレーキペダルの操作量検出装置では、ブレーキペダルの操作力を踏力スイッチに伝達するための回動レバーが必要となり、構造が複雑となって製造コストが上昇してしまう。また、ペダル踏力を高精度に検出するためには、この回動レバーの高い製造精度や組付精度などを確保しなければならず、搭載性が悪化してしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、構成を簡素化して搭載性を向上すると共に高精度な操作量の検出を可能とするペダル操作量検出装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のペダル操作量検出装置は、操作ペダルの回動動作を操作ロッドの直線動作に変換して操作対象手段に伝達されるペダル操作量を検出するペダル操作量検出装置において、前記操作ペダルと前記操作ロッドを連結する連結部材と、前記操作ペダルと前記連結部材の間または前記連結部材と前記操作ロッドの間に介装されて両者間に作用する荷重を検出する荷重検出部と、該荷重検出部における前記操作ペダルの回動方向の位相を取得する位相取得部と、前記荷重検出部が検出した荷重と前記位相取得部が取得した位相に基づいてペダル操作量を算出するペダル操作量算出手段とを具えたことを特徴とするものである。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記荷重検出部は、前記操作ペダルと前記連結部材との接触部分または前記連結部材と前記操作ロッドとの接触部分に作用する荷重を検出することを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記連結部材は、前記操作ペダルと前記操作ロッドの端部に固定されるクレビスを連結する連結軸であり、前記荷重検出部は、該連結軸の周方向における異なる複数の位置での荷重を検出し、前記位相取得部は、荷重を検出する異なる複数の位置での位相差を取得し、前記ペダル操作量算出手段は、複数の位置での荷重とその位相差に基づいてペダル操作量を算出することを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記荷重検出部は、該連結軸の周方向に90度間隔で複数配置されることを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記位相取得部は、前記操作ペダルの変位量を検出するペダル変位量検出手段により構成され、前記ペダル操作量算出手段は、前記荷重検出部が検出した荷重と前記ペダル変位量検出手段が検出したペダル変位量に基づいてペダル操作量を算出することを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記連結部材は、前記操作ペダルと前記操作ロッドの端部に固定されるクレビスを連結する連結軸であり、前記荷重検出部は、該連結軸の周方向に180度間隔で複数配置されることを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記荷重検出部は、前記操作ロッドからの荷重入力位置を挟んで前記連結軸の周方向の両側に、前記操作ペダルの最大回動動作角度以上の配置角度をもって少なくとも2個配置されることを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置では、前記荷重検出部は、前記連結軸の周方向に45度以下の配置角度をもって2個配置され、前記ペダル操作量算出手段は、前記荷重検出部が検出した複数の位置での荷重と前記位相取得部が取得した位相差に基づいて八乗平均平方根によりペダル操作量を算出することを特徴としている。
本発明のペダル操作量検出装置によれば、操作ペダルと操作ロッドとを連結部材により連結し、操作ペダルと連結部材の間または連結部材と操作ロッドの間に介装されて両者間に作用する荷重を検出する荷重検出部と、この荷重検出部における操作ペダルの回動方向の位相を取得する位相取得部と、この荷重と位相に基づいてペダル操作量を算出するペダル操作量算出手段を設けたので、操作ペダルが操作されると、荷重検出部が操作ペダルと連結部材の間に作用する荷重、または、連結部材と操作ロッドの間に作用する荷重を検出すると共に、位相取得部が荷重検出部における位相を取得し、ペダル操作量算出手段は、検出された荷重と取得された位相に基づいてペダル操作量を算出することとなり、操作ペダルの操作量を荷重検出部に伝達するための別部材を不要とし、構成の簡素化を可能として搭載性を向上することができると共に、操作量の検出を高精度に行うことができる。
以下に、本発明に係るペダル操作量検出装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係るペダル操作量検出装置を表す水平断面概略構成図(図3のI−I断面図)、図2は、実施例1のペダル操作量検出装置における検出子の配置構成を表す図1のII−II断面図、図3は、実施例1のペダル操作量検出装置の正面図、図4は、実施例1のペダル操作量検出装置における荷重検出器の出力電圧を表すグラフである。
実施例1のペダル操作量検出装置において、図1乃至図3に示すように、操作ペダルとしてのブレーキペダル11は、上端部が車体側の取付ブラケット12に支持軸13により回動自在に吊り下げ支持されており、下端部に乗員が踏み込み可能なペダル14が装着されている。一方、操作ロッド15は、先端部がブレーキ装置を作動制御する操作対象手段としてのマスタシリンダ及びブレーキブースタ(図示略)に連結されている。
また、操作ロッド15は、基端部にねじ部15aが形成されており、このねじ部15aがクレビス16に螺合し、ロックナット17が操作ロッド15に螺合すると共にクレビス16に接触することで、クレビス16に対する操作ロッド15(ねじ部15a)の螺合状態の弛緩が防止されている。このクレビス16は、二股部16a,16bを有しており、ブレーキペダル11の中間部におけるその両側にこの二股部16a,16bが所定間隔をもって位置し、連結軸18がブレーキペダル11及び二股部16a,16bを貫通することで、互いに回動自在に連結されている。
従って、乗員がブレーキペダル11を踏み込むと、このブレーキペダル11が支持軸13を介して回動し、その操作量(操作力)が連結軸18及びクレビス16を介して操作ロッド15に伝達されることで、この操作ロッド15が軸方向に移動し、ブレーキブースタ及びマスタシリンダを作動させることができる。
なお、本実施例では、ブレーキペダル11と操作ロッド15を連結する本発明の連結部材は、連結軸18により構成されている。
そして、本実施例のペダル操作量検出装置は、ブレーキペダル11の回動動作を操作ロッド15の直線動作に変換してマスタシリンダ及びブレーキブースタに伝達されるペダル操作量を検出するものであって、ブレーキペダル11と連結部材としての連結軸18との間に介装されて両者間に作用する荷重を検出する荷重検出部と、この荷重検出部におけるブレーキペダル11の回動方向の位相を取得する位相取得部と、荷重検出部が検出した荷重と位相取得部が取得した位相に基づいてペダル操作量(ペダル踏力)を算出するペダル操作量算出手段が設けられている。この場合、荷重検出部は、ブレーキペダル11と連結軸18との接触部分に作用する荷重を検出する。
即ち、ブレーキペダル11の中間部には、連結軸18の外径よりも大きい円形状をなす連結孔21が形成され、連結孔21には、軸方向(ブレーキペダル11の厚さ方向)における一端側に小径部21aが形成される一方、軸方向における他端側に大径部21bが形成されている。円筒形状をなすブッシュ22は、内径が軸方向に沿って均一である一方、外径が軸方向に沿って均一なブッシュ本体22aに対して、軸方向の一端部に外方に環状に突出して外径が軸方向に沿って均一なフランジ部22bが形成されており、ブッシュ本体22aの外径に対してフランジ部22bの外径が大きなものに設定されている。この場合、ブッシュ22は、ブッシュ本体22aが弾性部として機能し、外力に対して変形可能となっている。
このブッシュ22は、ブレーキペダル11の連結孔21に配置され、ブッシュ本体22aが連結孔21及び小径部21aに対して所定隙間をもって遊嵌する一方、フランジ部22bが大径部21bに嵌合することで、ブッシュ22はブレーキペダル11に一体に固定されることとなる。また、連結軸18は、クレビス16の二股部16a,16bを貫通すると共に、ブレーキペダル11に固定されたブッシュ22内を所定隙間をもって貫通しており、ブッシュ22におけるブッシュ本体22aの軸方向一端側の内周面に円筒形状をなすカラー23が固定されており、このカラー23の内周面と連結軸18の外周面とが互いに摺接可能となっている。
そして、ブッシュ22におけるブッシュ本体22aの外周面であって、軸方向他端側にあるフランジ部22bに接触するように、上述した荷重検出部としての、4つの検出子24a,24b,25a,25bが装着されている。本実施例では、ブッシュ本体22aの外周面にて、操作ロッド15が連結される側に2つの検出子24a,24bが装着され、反対側に2つの検出子25a,25bが装着されており、各検出子24a,24b,25a,25bは、周方向に等間隔(90度)で配置されることで、連結軸18の周方向における異なる位置の荷重を検出することができる。
つまり、ブレーキペダル11が踏み込まれると、ブッシュ22のフランジ部22bに作用する荷重に対して、操作ロッド15からクレビス16、連結軸18、カラー23を介してブッシュ22のブッシュ本体22aに対して反力荷重が作用するため、このブッシュ本体22aが変形する。このとき、検出子24a,24bは、引張荷重を検出する一方、検出子25a,25bは圧縮荷重を検出する。
上述した位相取得部及びペダル操作量算出手段としての電子制御ユニット(ECU)26には、各検出子24a,24b,25a,25bの検出結果が入力され、このECU26は、各検出子24a,24b,25a,25bが検出した荷重に対して、この荷重を検出した各検出子24a,24b,25a,25bの各位置の位相差を考慮した上で、ブレーキペダル11の操作量、つまり、ペダル踏力を算出する。
即ち、ブレーキペダル11が踏み込まれたとき、ブッシュ22は、フランジ部22bを基点としてブッシュ本体22aが変形するため、検出子24a,24bは、引張荷重f1a,f1bを検出し、検出子25a,25bは圧縮荷重f2a,f2bを検出する。ECU26は、検出子24a,24bが検出した引張荷重f1a,f1bと検出子25a,25bが検出した圧縮荷重f2a,f2bに基づいて、下記数式によりペダル踏力Fを算出する。ここで、Aは、変換係数である。
Fa=f2a−f1a
Fb=f2b−f1b
F=A(Fa2+Fb21/2
この場合、図4に示すように、ペダル踏力Fが増加すると、検出子24a,24bが検出した引張荷重f1a,f1bの出力電圧E1a,E1bが増加する一方、検出子25a,25bが検出した圧縮荷重f2a,f2bの出力電圧E2a,E2bが減少する。
従って、図1乃至図3に示すように、乗員がブレーキペダル11を踏み込むと、その踏力によりこのブレーキペダル11が支持軸13を中心として、図3にて時計回り方向に回動する。すると、その踏力がブレーキペダル11から連結軸18を介してクレビス16に入力され、更に、このクレビス16から操作ロッド15に伝達され、この操作ロッド15が前進する。
このとき、ブッシュ22は、ブッシュ本体22aがブレーキペダル11から入力される踏力により変位することで、検出子24a,24bが引張荷重を検出する一方、検出子25a,25bが圧縮荷重を検出し、ECU26は、各検出子24a,24b,25a,25bが検出した荷重に基づき、各検出子24a,24b,25a,25bの位相差を考慮した上でブレーキペダル11のペダル踏力を算出する。
このように実施例1のペダル操作力検出装置にあっては、ブレーキペダル11と操作ロッド15の端部に固定されたクレビス16とを連結軸18により回動自在に連結し、ブレーキペダル11と連結軸18との間にブッシュ22を介装し、このブッシュ22における弾性変形可能なブッシュ本体22aの外周面に検出子24a,24b,25a,25bを装着し、ECU26が、各検出子24a,24b,25a,25bが検出した荷重と、各検出子24a,24b,25a,25bの位相差に基づいてペダル踏力を算出するようにしている。
従って、ブレーキペダル11が踏み込まれると、各検出子24a,24b,25a,25bがブレーキペダル11と連結軸18との間に作用する荷重を検出し、ECU26は、この各検出子24a,24b,25a,25bが検出した引張荷重及び圧縮荷重に基づいてペダル踏力を算出することとなり、ブレーキペダル11の踏力を各検出子24a,24b,25a,25bに伝達するための別部材を不要とし、構成の簡素化を可能として搭載性を向上することができると共に、踏力の検出を高精度に行うことができる。
また、各検出子24a,24b,25a,25bは、ブレーキペダル11と連結軸18との接触部分に作用する荷重を検出することで、各検出子24a,24b,25a,25bを容易に装着することができ、構成の簡素化及び製造の容易性を向上することができる。また、この各検出子24a,24b,25a,25bを連結軸18の周方向に90度間隔で複数配置し、連結軸18の周方向における異なる複数の位置での荷重を検出することで、ブレーキペダル11の回動角度に拘らずペダル踏力を高精度に検出することができる。
図5は、本発明の実施例2に係るペダル操作量検出装置を表す水平断面概略構成図、図6は、実施例2のペダル操作量検出装置における検出子の配置構成を表す図5のVI−VI断面図、図7は、実施例2のペダル操作量検出装置における荷重検出器の出力電圧を表すグラフである。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例2のペダル操作量検出装置において、図5及び図6に示すように、ブレーキペダル11は、支持軸13により回動自在に支持される一方、操作ロッド15は、ねじ部15aがクレビス16に螺合し、ロックナット17により固定されており、クレビス16の二股部16a,16bとブレーキペダル11とを連結軸18が貫通することで互いに回動自在に連結されている。
そして、本実施例では、ブレーキペダル11と連結軸18との間に介装されて両者間に作用する荷重を検出する荷重検出部が設けられると共に、ブレーキペダル11の回動角度を検出するペダル回動角度検出手段が設けられ、ペダル操作量算出手段は、荷重検出部が検出した荷重とペダル変位量検出手段が検出したペダル変位量と位相取得部が取得した位相に基づいてペダル操作量(ペダル踏力)を算出するようにしている。
即ち、ブレーキペダル11の中間部に連結孔21が形成され、連結孔21には、小径部21aと大径部21bが形成されている。ブッシュ22は、ブッシュ本体22aに対してフランジ部22bが形成されている。このブッシュ22は、ブレーキペダル11の連結孔21に配置され、ブッシュ本体22aが連結孔21及び小径部21aに対して所定隙間をもって遊嵌する一方、フランジ部22bが大径部21bに嵌合することで、ブッシュ22はブレーキペダル11に一体に固定されることとなる。また、連結軸18は、クレビス16の二股部16a,16bを貫通すると共に、ブレーキペダル11に固定されたブッシュ22内を所定隙間をもって貫通しており、ブッシュ22におけるブッシュ本体22aの軸方向一端側の内周面に円筒形状をなすカラー23が固定されており、このカラー23の内周面と連結軸18の外周面とが互いに摺接可能となっている。
そして、ブッシュ22におけるブッシュ本体22aの外周面であって、軸方向他端側にあるフランジ部22bに接触するように、上述した荷重検出部としての、2つの検出子31,32が装着されている。本実施例では、ブッシュ本体22aの外周面にて、操作ロッド15が連結される側に検出子31が装着され、反対側に検出子32が装着されており、各検出子31,32は、周方向に等間隔(180度)で配置されることで、連結軸18の周方向における異なる位置の荷重を検出することができる。
つまり、ブレーキペダル11が踏み込まれると、ブッシュ22のフランジ部22bに作用する荷重に対して、操作ロッド15からクレビス16、連結軸18、カラー23を介してブッシュ22のブッシュ本体22aに対して反力荷重が作用するため、このブッシュ本体22aが変形する。このとき、検出子31は、引張荷重を検出する一方、検出子32は圧縮荷重を検出する。
また、ブレーキペダル11の支持軸13には、上述したペダル変位量検出手段としてのペダル作動角センサ33が装着されており、このペダル作動角センサ33は、ブレーキペダル11が踏み込まれたときの回動角度を検出することができる。なお、本発明のペダル変位量検出手段は、ペダル作動角センサ33に限らず、例えば、ペダルストロークセンサやマスタシリンダに装着されたピストンストロークセンサにより検出されたブレーキペダル11のペダルストロークまたはマスタシリンダの圧力に基づいて算出するようにしてもよい。
上述した位相取得部及びペダル操作量算出手段としての電子制御ユニット(ECU)26には、各検出子31,32の検出結果が入力されると共に、ペダル作動角センサ33の検出結果が入力される。このECU26は、各検出子31,32が検出した荷重と、ペダル作動角センサ33が検出した回動角度と、各検出子31,32の位相差に基づいてブレーキペダル11の操作量、つまり、ペダル踏力を算出する。つまり、ECU26は、各検出子31,32が検出した荷重と、各検出子31,32の位置(位相)及びペダル作動角センサ33が検出した回動角度に基づいて算出された位相差に基づいてブレーキペダル11のペダル踏力を算出する。
具体的には、ブレーキペダル11が踏み込まれたとき、ブッシュ22は、フランジ部22bを基点としてブッシュ本体22aが変形するため、検出子31は引張荷重f11を検出し、検出子32は圧縮荷重f12を検出する。また、ペダル作動角センサ33は回動角度θL1を検出する。ECU26は、検出子31が検出した引張荷重f11と検出子32が検出した圧縮荷重f12とペダル作動角センサ33が検出した回動角度θL1に基づいて、下記数式によりペダル踏力Fを算出する。ここで、L2は、支持軸13の中心から連結軸18の中心までの距離、L3は、操作ロッド15の先端から連結軸18の中心までの距離、Lhは、操作ロッド15の中心線から支持軸13の中心までの高さ、θL20は、操作ロッド15の中心線からブレーキペダル11の初期位置までの角度、θL23は、操作ロッド15からの反力荷重伝達方向に沿った軸線からブレーキペダル11の初期位置までの角度、θL30は、操作ロッド15の中心線に対する操作ロッド15からの反力荷重伝達方向の相違角度、θL0Sは、操作における検出可能方向の操作ロッド15のずれ角度、また、Aは、変換係数である。
θL23=θL20+θL1+sin-1(Lh−sin(θL20+θL1)/L3
θL0S=θL23−θL20−θL30
F=A(f11−f12)/cosθL0S
この場合、図7に示すように、ペダル踏力Fが増加すると、検出子31が検出した引張荷重f11の出力電圧E1が増加する一方、検出子32が検出した圧縮荷重f12の出力電圧E2が減少する。
従って、図5及び図6に示すように、乗員がブレーキペダル11を踏み込むと、その踏力によりこのブレーキペダル11が支持軸13を中心として回動すると、その踏力がブレーキペダル11から連結軸18を介してクレビス16に入力され、更に、このクレビス16から操作ロッド15に伝達され、この操作ロッド15が前進する。
このとき、ブッシュ22は、ブッシュ本体22aがブレーキペダル11から入力される踏力により変位することで、検出子31が引張荷重を検出する一方、検出子32が圧縮荷重を検出し、ペダル作動角センサ33が回動角度θL1を検出し、ECU26は、各検出子31,32が検出した荷重とペダル作動角センサ33が検出した回動角度に基づいてブレーキペダル11のペダル踏力を算出する。
このように実施例2のペダル操作力検出装置にあっては、ブレーキペダル11と操作ロッド15の端部に固定されたクレビス16とを連結軸18により回動自在に連結し、ブレーキペダル11と連結軸18との間にブッシュ22を介装し、このブッシュ22における弾性変形可能なブッシュ本体22aの外周面に検出子31,32を装着し、ECU26が、各検出子31,32が検出した荷重とペダル作動角センサ33が検出した回動角度とに基づいてペダル踏力を算出するようにしている。
従って、ブレーキペダル11が踏み込まれると、各検出子31,32がブレーキペダル11と連結軸18との間に作用する荷重を検出し、ペダル作動角センサ33が回動角度を検出し、ECU26は、この各検出子31,32が検出した引張荷重及び圧縮荷重及びペダル作動角センサ33が検出した回動角度に基づいてペダル踏力を算出することとなり、ブレーキペダル11の踏力を各検出子31,32に伝達するための別部材を不要とし、構成の簡素化を可能として搭載性を向上することができると共に、踏力の検出を高精度に行うことができる。
また、2つの検出子31,32を連結軸18の周方向に180度間隔で複数配置し、連結軸18の周方向における異なる複数の位置での荷重を検出することで、ブレーキペダル11の回動角度に拘らずペダル踏力を高精度に検出することができる。この場合、検出子31,32を2つとして、検出した荷重をペダル作動角センサ33が検出した回動角度に応じて補正することで、ペダル踏力を高精度に検出することができる。
図8は、本発明の実施例3に係るペダル操作量検出装置におけるブレーキペダルと操作ロッドとの連結部の断面図、図9−1は、一乗平均平方根によりペダル踏力を算出する平均化出力係数を表すグラフである。図9−2は、八乗平均平方根によりペダル踏力を算出する平均化出力係数を表すグラフである。なお、本実施例のペダル操作量検出装置における全体構成は、上述した実施例1とほぼ同様であり、図1及び図3を用いて説明すると共に、この実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例3のペダル操作量検出装置において、図1及び図3、図8に示すように、ブレーキペダル11は、上端部が車体側に回動自在に吊り下げ支持されている。操作ロッド15は、ねじ部15aがクレビス16に螺合し、ロックナット17により固定されている。このクレビス16は、二股部16a,16bが所定間隔をもって位置し、連結軸18がブレーキペダル11及び二股部16a,16bを貫通することで、互いに回動自在に連結されている。
そして、本実施例のペダル操作量検出装置は、ブレーキペダル11の回動動作を操作ロッド15の直線動作に変換して伝達されるペダル操作量を検出するものであって、ブレーキペダル11と連結軸18との間に介装されて両者間に作用する荷重を検出する荷重検出部と、この荷重検出部におけるブレーキペダル11の回動方向の位相を取得する位相取得部と、荷重検出部が検出した荷重と位相取得部が取得した位相に基づいてペダル操作量(ペダル踏力)を算出するペダル操作量算出手段が設けられている。この場合、荷重検出部は、ブレーキペダル11と連結軸18との接触部分に作用する荷重を検出する。
即ち、ブレーキペダル11の中間部には連結孔21が形成され、連結孔21には、一端側に小径部21aが形成され、他端側に大径部21bが形成されている。ブッシュ22は、ブッシュ本体22aに対してフランジ部22bが形成されている。このブッシュ22は、ブレーキペダル11の連結孔21に配置され、ブッシュ本体22aが連結孔21及び小径部21aに対して所定隙間をもって遊嵌する一方、フランジ部22bが大径部21bに嵌合することで、ブッシュ22はブレーキペダル11に一体に固定されることとなる。また、連結軸18は、クレビス16の二股部16a,16bを貫通すると共に、ブレーキペダル11に固定されたブッシュ22内を貫通しており、ブッシュ22の内周面にカラー23が固定され、このカラー23の内周面と連結軸18の外周面とが互いに摺接可能となっている。
そして、ブッシュ22におけるブッシュ本体22aの外周面であって、軸方向他端側にあるフランジ部22bに接触するように、上述した荷重検出部としての、4つの検出子24a,24b,25a,25bが装着されている。本実施例では、ブッシュ本体22aの外周面にて、操作ロッド15が連結される側に2つの検出子24a,24bが装着され、反対側に2つの検出子25a,25bが装着されている。2つの検出子24a,24bは、操作ロッド15からの荷重入力位置を挟んで連結軸18における周方向の両側であって、ブレーキペダル11の最大回動動作角度α以上の配置角度βをもって配置されている。また、2つの検出子25a,25bは、検出子24a,24bに対して連結軸18の中心と対称位置に配置されており、ブレーキペダル11の最大回動動作角度α以上の配置角度βをもって配置されている。本実施例では、ブレーキペダル11の最大回動動作角度αは、約30度であり、検出子25a,25b及び検出子24a,24bの配置角度βは、45度となっており、連結軸18の周方向における異なる位置の荷重を検出することができる。
つまり、ブレーキペダル11が踏み込まれると、ブッシュ22のフランジ部22bに作用する荷重に対して、操作ロッド15からクレビス16、連結軸18、カラー23を介してブッシュ22のブッシュ本体22aに対して反力荷重が作用するため、このブッシュ本体22aが変形する。このとき、検出子24a,24bは、引張荷重を検出する一方、検出子25a,25bは圧縮荷重を検出する。
ECU26は、各検出子24a,24b,25a,25bが検出した荷重に対して、この荷重を検出した各検出子24a,24b,25a,25bの各位置の位相差を考慮した上で、ブレーキペダル11の操作量、つまり、ペダル踏力を算出する。
即ち、ブレーキペダル11が踏み込まれたとき、ブッシュ22は、フランジ部22bを基点としてブッシュ本体22aが変形するため、検出子24a,24bは、引張荷重f1a,f1bを検出し、検出子25a,25bは圧縮荷重f2a,f2bを検出する。ECU26は、検出子24a,24bが検出した引張荷重f1a,f1bと検出子25a,25bが検出した圧縮荷重f2a,f2bに基づいて、下記数式によりペダル踏力Fを算出する。ここで、Aは、変換係数である。
また、本実施例にて、ECU26は、各検出子24a,24b,25a,25bが検出した4つの位置での荷重と、各検出子24a,24b,25a,25bの位相差に基づいて、変換係数Aが最小となる複数乗平均平方根、ここでは、八乗平均平方根によりペダル踏力Fを算出する。
Fa=f2a−f1a
Fb=f2b−f1b
F=A(Fa8+Fb81/8
この場合、各検出子24a,24b,25a,25bが検出した4つの位置での荷重とその位相差に基づいて、一乗平均平方根によりペダル踏力Fを算出する場合、図9−1に示すように、平均化出力係数(変換係数)Aは、ブレーキペダル11の作動角に応じて1.7から1.85の間で大きくばらついてしまう。一方、各検出子24a,24b,25a,25bが検出した4つの位置での荷重とその位相差に基づいて、八乗平均平方根によりペダル踏力Fを算出する場合、図9−2に示すように、平均化出力係数(変換係数)Aは、ブレーキペダル11の作動角に応じて1.0075から1.011の間で収束する。
従って、図1及び図2、図8に示すように、乗員がブレーキペダル11を踏み込むと、その踏力によりこのブレーキペダル11が支持軸13を中心として回動する。すると、その踏力がブレーキペダル11から連結軸18を介してクレビス16に入力され、操作ロッド15に伝達されて前進する。このとき、ブッシュ22は、ブッシュ本体22aがブレーキペダル11から入力される踏力により変位することで、検出子24a,24bが引張荷重を検出する一方、検出子25a,25bが圧縮荷重を検出し、ECU26は、各検出子24a,24b,25a,25bが検出した荷重に基づき、各検出子24a,24b,25a,25bの位相差を考慮した上でブレーキペダル11のペダル踏力を算出する。
このように実施例3のペダル操作力検出装置にあっては、ブレーキペダル11と操作ロッド15の端部に固定されたクレビス16を連結軸18により回動自在に連結し、ブレーキペダル11と連結軸18との間にブッシュ22を介装し、このブッシュ22の外周面に、2つの検出子24a,24bを、操作ロッド15からの荷重入力位置を挟んで連結軸18における周方向の両側に、ブレーキペダル11の最大回動動作角度α以上の配置角度βをもって配置し、ECU26が、各検出子24a,24bが検出した荷重とその位相差に基づいてペダル踏力を算出している。
従って、ブレーキペダル11が踏み込まれると、各検出子24a,24b,25a,25bがブレーキペダル11と連結軸18との間に作用する荷重を検出し、ECU26は、この各検出子24a,24b,25a,25bが検出した引張荷重及び圧縮荷重に基づいてペダル踏力を算出することとなり、ブレーキペダル11の踏力を各検出子24a,24b,25a,25bに伝達するための別部材を不要とし、構成の簡素化を可能として搭載性を向上することができると共に、踏力の検出を高精度に行うことができる。
また、実施例3のペダル操作力検出装置では、各検出子24a,24b,25a,25bが検出した4つの位置での荷重と、各検出子24a,24b,25a,25bの位相差に基づいて、変換係数Aが最小となる八乗平均平方根によりペダル踏力Fを算出している。従って、ブレーキペダルの作動角、つまり、各検出子24a,24b,25a,25bの位相差に基づいたばらつきを低減することで、ペダル踏力を更に高精度に検出することができる。
なお、上述した各実施例では、ブレーキペダル11と連結軸18との間にブッシュ22を介装し、このブッシュ22に検出子24a,24b,25a,25b,31,32を設けたが、連結軸18と操作ロッド15との間、例えば、クレビス16と連結軸18との間やクレビス16と操作ロッド15との間に設けてもよい。
以上のように、本発明に係るペダル操作量検出装置は、操作ペダルと連結部材の間または連結部材と操作ロッドの間に両者間に作用する荷重を検出する荷重検出部を設け、この荷重検出部が検出した荷重に基づいてペダル操作量を算出することで、構成を簡素化して搭載性を向上すると共に高精度な操作量の検出を可能とするものであり、いずれのペダル操作量検出装置にも有用である。
本発明の実施例1に係るペダル操作量検出装置を表す水平断面概略構成図(図3のI−I断面図)である。 実施例1のペダル操作量検出装置における検出子の配置構成を表す図1のII−II断面図である。 実施例1のペダル操作量検出装置の正面図である。 実施例1のペダル操作量検出装置における荷重検出器の出力電圧を表すグラフである。 本発明の実施例2に係るペダル操作量検出装置を表す水平断面概略構成図である。 実施例2のペダル操作量検出装置における検出子の配置構成を表す図5のVI−VI断面図である。 実施例2のペダル操作量検出装置における荷重検出器の出力電圧を表すグラフである。 本発明の実施例3に係るペダル操作量検出装置におけるブレーキペダルと操作ロッドとの連結部の断面図である。 一乗平均平方根によりペダル踏力を算出する平均化出力係数を表すグラフである。 八乗平均平方根によりペダル踏力を算出する平均化出力係数を表すグラフである。
符号の説明
11 ブレーキペダル(操作ペダル)
15 操作ロッド
16 クレビス
18 連結軸(連結部材)
21 連結孔
22 ブッシュ
24a,24b,25a,25b,31,32 検出子(荷重検出部)
26 電子制御ユニット、ECU(操作量算出手段)
33 ペダル作動角センサ(回動角度検出手段)

Claims (8)

  1. 操作ペダルの回動動作を操作ロッドの直線動作に変換して操作対象手段に伝達されるペダル操作量を検出するペダル操作量検出装置において、前記操作ペダルと前記操作ロッドを連結する連結部材と、前記操作ペダルと前記連結部材の間または前記連結部材と前記操作ロッドの間に介装されて両者間に作用する荷重を検出する荷重検出部と、該荷重検出部における前記操作ペダルの回動方向の位相を取得する位相取得部と、前記荷重検出部が検出した荷重と前記位相取得部が取得した位相に基づいてペダル操作量を算出するペダル操作量算出手段とを具えたことを特徴とするペダル操作量検出装置。
  2. 請求項1に記載のペダル操作量検出装置において、前記荷重検出部は、前記操作ペダルと前記連結部材との接触部分または前記連結部材と前記操作ロッドとの接触部分に作用する荷重を検出することを特徴とするペダル操作量検出装置。
  3. 請求項1または2に記載のペダル操作量検出装置において、前記連結部材は、前記操作ペダルと前記操作ロッドの端部に固定されるクレビスを連結する連結軸であり、前記荷重検出部は、該連結軸の周方向における異なる複数の位置での荷重を検出し、前記位相取得部は、荷重を検出する異なる複数の位置での位相差を取得し、前記ペダル操作量算出手段は、複数の位置での荷重とその位相差に基づいてペダル操作量を算出することを特徴とするペダル操作量検出装置。
  4. 請求項3に記載のペダル操作量検出装置において、前記荷重検出部は、該連結軸の周方向に90度間隔で複数配置されることを特徴とするペダル操作量検出装置。
  5. 請求項1に記載のペダル操作量検出装置において、前記位相取得部は、前記操作ペダルの変位量を検出するペダル変位量検出手段により構成され、前記ペダル操作量算出手段は、前記荷重検出部が検出した荷重と前記ペダル変位量検出手段が検出したペダル変位量に基づいてペダル操作量を算出することを特徴とするペダル操作量検出装置。
  6. 請求項5に記載のペダル操作量検出装置において、前記連結部材は、前記操作ペダルと前記操作ロッドの端部に固定されるクレビスを連結する連結軸であり、前記荷重検出部は、該連結軸の周方向に180度間隔で複数配置されることを特徴とするペダル操作量検出装置。
  7. 請求項3に記載のペダル操作量検出装置において、前記荷重検出部は、前記操作ロッドからの荷重入力位置を挟んで前記連結軸の周方向の両側に、前記操作ペダルの最大回動動作角度以上の配置角度をもって少なくとも2個配置されることを特徴とするペダル操作量検出装置。
  8. 請求項7に記載のペダル操作量検出装置において、前記荷重検出部は、前記連結軸の周方向に45度以下の配置角度をもって2個配置され、前記ペダル操作量算出手段は、前記荷重検出部が検出した複数の位置での荷重と前記位相取得部が取得した位相差に基づいて八乗平均平方根によりペダル操作量を算出することを特徴とするペダル操作量検出装置。
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