JP2008145663A - 画像出力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カラーパレット用メモリの管理領域を有効に利用して、より色彩の鮮やかな表示ができる画像表示装置を提供する。
【解決手段】
ビデオカード1は、ビデオメモリ2、パレット参照配列用メモリ3、ディスプレイコントローラ4、D/Aコンバータ5、インターフェース6、コネクタ7を備える。ディスプレイコントローラ4には、カラーパレット用メモリ41を備える。ビデオメモリ2には、ビットマップ形式の画像データが記憶されており、この画像データは、色が4ビットでコード化されている。カラーパレット用メモリ41には、パレット番号とRGBの各値の配列が記憶され、パレット参照配列用メモリ3には、ビットマップの色のコードとパレット番号を参照するパレット参照配列を記憶している。ディスプレイコントローラ4は、パレット参照配列、カラーパレット用メモリ41の配列を介して、ビットマップの色のコードをRGBの色に変換する。
【選択図】図1
【解決手段】
ビデオカード1は、ビデオメモリ2、パレット参照配列用メモリ3、ディスプレイコントローラ4、D/Aコンバータ5、インターフェース6、コネクタ7を備える。ディスプレイコントローラ4には、カラーパレット用メモリ41を備える。ビデオメモリ2には、ビットマップ形式の画像データが記憶されており、この画像データは、色が4ビットでコード化されている。カラーパレット用メモリ41には、パレット番号とRGBの各値の配列が記憶され、パレット参照配列用メモリ3には、ビットマップの色のコードとパレット番号を参照するパレット参照配列を記憶している。ディスプレイコントローラ4は、パレット参照配列、カラーパレット用メモリ41の配列を介して、ビットマップの色のコードをRGBの色に変換する。
【選択図】図1
Description
本発明は、色のRGBの階調を表すRGBデータを複数記憶したカラーパレット用メモリを備えた画像出力装置に関する。
従来より、PCやDVDプレーヤ内にビデオカードを備えて画像出力する画像出力装置が実用化されている。このようなビデオカードとして、例えば24ビットハイカラーの中から選択した256色の各々についてのRGBの階調を数値により表すRGBデータと、その各色のパレット番号を対応して記憶したカラーパレット用メモリを表示制御部内に備えたものが実用化されている。このビデオカードは、画像の各点の色情報を記録するビットマップをカラーパレットで記憶し、この色番号を表示制御部に出力して、カラーパレット用メモリを参照して色番号をRGBデータに変換し、D/A変換して画像を出力する。このカラーパレットによれば、原色に近い固定した256色ではなく、24ビットハイカラーの中から選択した256色を同時に表示できる。したがって、色数を256色に減らして画像メモリの容量を小さくしつつ、より自由な色彩の選択をすることができる。
このような装置では、カラーパレット用メモリが同時に扱うことができるパレット総数によってコストが大幅に変わってくる。このように、カラーパレット用メモリが扱うことができるパレット総数の制約は大きいから、パレット総数を増やすのは容易ではない。したがって、色彩の鮮やかさを確保するために、このカラーパレット用メモリの管理領域を有効に利用することが課題となっており、これを解決する色データ管理装置が開示されている(特許文献1、2等)。
また、操作アイコン等を表示する場合には、このカラーパレットの色番号すべてを用いて表示する必要はなく、例えば、カラーパレットの色数を256とすれば、16色程度あれば十分な場合があった。この場合、画像の各ビットマップの色のデータ(以下、「画素データ」ということにする。)を8ビットでなく4ビットで表すことができ、画像のデータ容量を縮小することができる。この場合、カラーパレット用メモリ内の各アイコンの16色の定義については、カラーパレット用メモリの色番号(以下カラーパレット番号という。)を割り振って定義していた。また、画像データの色の定義としては、このように割り振った区画の番号とその中の4bit16色のカラーパレット番号により定義していた。このようにカラーパレット番号を割り振れば、最大16パターン(256色/16色=16パターン)のアイコンの色パターンを記憶することができた。
特開平8−320680号公報
特開平6−167959号公報
しかしながら、同時に配置できる画像データの総数は、前述の例では同時に最大16パターンしか表示できず、より多くの画像データを同時に表示しようとすると、色の数に制限がかかる。確かに、カラーパレットを用いたビデオカードは、元々からカラーパレット総数(256色)しか同時に表示できないが、前述のようにして、各アイコンの画像データの色をカラーパレット番号内で割り振った番号で指定して表示する場合には、アイコンの色パターン同士で互いに色が重複している色があった。その結果、色の無駄が生じ、256色同時に表示できず、色彩の鮮やかさに制約が生じる虞があった。例えば、前述した16パターンすべてのアイコンを同時に表示すると、同時に表示できる色の総数が、256色でなく、例えば230色程度しか表示できない場合があった。
そこで、本発明は、カラーパレット用メモリに、このカラーパレット用メモリに登録できる色の数よりも少ない色数のパレットを複数登録する場合、例えばアイコン用のパレットを複数登録して記憶させる場合に、このカラーパレット用メモリの管理領域を有効に利用して、より色彩の鮮やかな表示ができる画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。
(1) 所定の色をRGBの数値により表すRGBデータをパレット番号に対応付けて複数記憶するカラーパレット用メモリと、
前記パレット番号のビット数Nより小さい色数Mの画素データで構成された複数の画像データを記憶するビデオメモリと、
前記カラーパレット用メモリを参照して、前記ビデオメモリに記憶された画像データを前記RGBデータに変換して出力する表示制御部と、を備えた画像表示装置において、
前記画素データと、パレット番号とを対応付けたパレット参照配列を前記画像データごとに記憶するパレット参照配列用メモリを備え、
前記表示制御部は、前記パレット参照配列用メモリを介して、前記画像データを前記RGBデータに変換して出力する。
前記パレット番号のビット数Nより小さい色数Mの画素データで構成された複数の画像データを記憶するビデオメモリと、
前記カラーパレット用メモリを参照して、前記ビデオメモリに記憶された画像データを前記RGBデータに変換して出力する表示制御部と、を備えた画像表示装置において、
前記画素データと、パレット番号とを対応付けたパレット参照配列を前記画像データごとに記憶するパレット参照配列用メモリを備え、
前記表示制御部は、前記パレット参照配列用メモリを介して、前記画像データを前記RGBデータに変換して出力する。
この構成では、画像データの容量を小さくするために、前記パレット番号のビット数Nより小さい色数Mの画素データで複数の画像データをビデオメモリに記憶している。ここで、画素データは色を表すデータをいうことにする。例えば、パレット総数Nを256(=8bit)色、各画素データMを16色のいずれかとすれば、16分の1の容量にすることができる。以下、この「課題を解決するための手段」において、カッコ内はこの例示を表すものとするが、本発明の構成はこれに限定されない。
この構成では、パレット参照配列を複数記憶するパレット参照配列用メモリを備えている。このパレット参照配列によれば、画像データの色を表している画素データ(4bit)をパレット番号(8bit)に変換できる。パレット参照配列がこのような変換機能を持っており、パレット参照配列を介してパレット番号を指定するから、カラーパレット用メモリ自体が個々の画像データの色の組み合わせを直接記憶する必要がない。その結果、カラーパレットメモリのパレット数の制限にかかわらず、同時に表示できる画像データの数を増やすことができる(画像データの数を17個以上に増やすことができる。)。即ち形状が互いに異なる画像を数多く表示でき、同時に表示できる画像の形状のバリエーションを、パレット参照配列の数に応じて増やすことができる。また、カラーパレットメモリ内に重複した色を確保する必要もないから、色の無駄が生じないし、同時に表示できる色数をカラーパレット総数分について確保できる。以上のとおり、このカラーパレット用メモリの管理領域を有効に利用することができ、より色彩の鮮やかな表示ができる。
ただし、この構成は、必ずしもカラーパレットメモリ内のすべての色を別々のものにする構成、即ち(3)のようにRGBデータが互いに重複していない構成に限定するものではない。
(2) 前記パレット参照配列用メモリは、前記画像データのうちのいずれかに対応して各々複数の前記パレット参照配列を記憶し、
前記表示制御部は、前記パレット参照配列用メモリで参照するパレット参照配列を切り替えて、1つの画像データから画像のバリエーションを出力する。
前記表示制御部は、前記パレット参照配列用メモリで参照するパレット参照配列を切り替えて、1つの画像データから画像のバリエーションを出力する。
この構成では、画像データを換えることなく、パレット参照配列を切り換えるだけで、複数画像のバリエーションを出力することができるので、画像データの容量を削減しながら、色鮮やかな表示を行うことができる。また、前記パレット参照配列が前記画素データとパレット番号とを対応付ける機能を有しているので、カラーパレット総数にかかわらず、いずれのバリエーションも、カラーパレット用メモリ内の色を任意に選択できる。
(3)前記カラーパレットに記憶された色のRGBデータは、互いに重複しておらず、
前記パレット参照配列用メモリに記憶された前記パレット参照配列内の色数の総数は、前記パレット番号の総数より多いことを特徴とする。
前記パレット参照配列用メモリに記憶された前記パレット参照配列内の色数の総数は、前記パレット番号の総数より多いことを特徴とする。
この構成では、(1)の構成を前提として、複数の画像データを表示させる場合に、画像データの個数にかかわらず、前記カラーパレットに記憶された色のRGBデータが互いに重複していない構成とすることができる。また、前記パレット参照配列用メモリに記憶されたパレット参照配列内の色数の総数、即ち、画素データの色数の総数をパレット番号の総数より多くすることができる。
したがって、画像データの個数にかかわらず、カラーパレットが本来表示できる色の数(256色)すべてを同時に表示しうるから、このカラーパレット用メモリの管理領域を有効に利用することができる。また、記憶した画像データに用いる色の総数は、パレット番号の総数より多くしているから、より色彩の鮮やかな表示ができる。
(4)前記画像データは、OSD(On Screen Display)表示用の画像または画面操作用のアイコンとすることができる。
この発明によれば、カラーパレット用メモリの管理領域を有効に利用でき、より色彩の鮮やかな表示ができる。
図1を用いて本発明の第1実施形態のビデオカード1について説明する。
ビデオカード1は、パソコンや、DVD等の光ディスク装置10内部に備えたビデオカードである。ビデオカード1は、パソコン等のCPUの命令により処理された画像データがビデオメモリ2に入力されて、この入力を受けてビットマップ形式の画像をディスプレイ101に出力する。ビデオカード1は、ビデオメモリ2、パレット参照配列用メモリ3、ディスプレイコントローラ4、D/Aコンバータ5、インターフェース6、コネクタ7を備え、外部にディスプレイ101を接続する。
ビデオカード1には、画像を作成するための作成情報を数値や式として表現するベクトル画像を入力してもよいが、以下では、ディスプレイコントローラ4、または外部の機能ブロックによりビットマップ形式に変換された状態で、画像データがビデオメモリ2に記憶されているものとする。即ち、画像データとして、画素の位置のデータと、画素の色を表すデータ(「画素データ」ということにする。)が併せて記録されているものとする。
この実施形態では、色のデータは、操作アイコンを表示するための色を示す16個(4ビット)の画素データを用いて記録されており、各々のコードは24bitRGBハイカラー(R:red、G:green、B:blue)のうちから選択した所定の色のRGBデータ(色のRGBの階調を数値により表すデータ)を表している。このように24bitRGBハイカラーのうちから16色を選択しているので、データ容量を削減しつつ、単に原色に近い16色表示ではない鮮やかな色を表現できる。
パレット参照配列用メモリ3は、ビットマップの各位置の色の画素データを256色パレット番号に変換する参照配列が記録されたメモリである。パレット参照配列用メモリ3には、画素データと、パレットの番号とが参照できるよう配列化されて記憶されている。
ディスプレイコントローラ4は、パレット参照配列用メモリ3を介してビデオメモリ2から読み出したRGBの値をD/Aコンバータに転送する。ディスプレイコントローラ4は、このRGBの値を計算するに当たって、ディスプレイコントローラ4内部に搭載したカラーパレット用メモリ41を参照する。
カラーパレット用メモリ41には、24bitRGBハイカラーのうちから選択した任意に選択した256色のパレット各々のRGBの値と、0〜256の2進数のパレット番号とが組み合わされて記憶されている。このように24bitRGBハイカラーのうちから256色を選択しているので、データ容量を削減しつつ、単に原色に近い8bitの256色表示ではない鮮やかな色を表現できる。
ビデオメモリ2に記憶されている画像データに付されている画素データは、この256色のうちのいずれかであり、パレット参照配列用メモリ3は、前述の画像データに付されている画素データをこの0〜255の2進数の番号に置換する。カラーパレット用メモリ41で、この0〜255の2進数の番号がさらにRGBの各値に置換される。
D/Aコンバータ5は、ディスプレイコントローラ4から出力されたデータをRGB各々の電圧に変換する。
ディスプレイコントローラ4は、ディスプレイ101に表示するタイミングを指示するための水平同期信号、垂直同期信号を出し、このタイミングに合わせて、D/Aコンバータ5からRGBのアナログ信号が出力される。
インターフェース6は、コネクタ7へD/Aコンバータ5の出力電圧を出力し、ディスプレイ101は、画像を表示する。
図2を用いて、第1実施形態のビデオカード1が色を選択して出力する方法について説明する。この方法は、カラーパレット用メモリ41の容量を有効活用するためのものである。ここで、カラーパレット用メモリ41は、前述のとおり256色を扱うものとする。確かに256色でなく512色を扱える集積チップが存在するが、より高価であり、少ない色数のパレットのチップの方がコストダウンになる。また、ディスプレイコントローラ4は、規格品、購入品であるからビデオカード1の設計する観点からは、カラーパレット用メモリ41自体の色数を増やすことには制限が大きい。したがって、カラーパレット用メモリ41の容量を有効活用することが必要となる。
図2の2Aは、ビデオメモリ2内の画像データのデータ形式を表している。ビットマップ21、22は、ビデオメモリ2に記憶されたアイコンのビットマップの例であり、図示の容易のため、5×5のビットマップで表している。また、図2では、各マスの画素データ21ij、22ij(i,j=1〜5)の値を16進数(0〜9、A〜F)で0〜16を表している。4ビットの画素データで色を表しているので、24bitの色を直接記憶しなくてよいから、ビデオメモリ2内のデータ容量の削減に寄与する。
なお、図2で示すビットマップ21、22は、説明用の例示であり、実際はもっと大きな大きさのビットマップを使用してもよいし、ビットマップ21,22に限らずより多くのアイコン形状を示してもよい。
3Aは、パレット参照配列用メモリ3に記憶されたパレット参照配列のデータ形式の例を表している。パレット参照配列31,32の左の0〜Fは、ビデオメモリ2内に記憶したビットマップ21,22の画素データ(色)を16進数で表している。パレット参照配列31,32の右側は、カラーパレット用メモリ41のパレット番号を表しており、ディスプレイコントローラ4は、これを参照して、ビデオメモリ2内のビットマップ21,22の色の画素データをパレット番号に変換する。
4Aは、カラーパレット用メモリ41内のパレットのデータ形式を表している。カラーパレット用メモリ41は、256色のパレットを記憶でき、4Aの一番左がパレット番号(0〜255)、右側がこのパレット番号に対応する色のRGBの各値を256階調(=8bit)で表している。カラーパレット用メモリ41は、パレット番号とRGBの各値とを対応したデータ形式で記憶している。ディスプレイコントローラ4は、パレット参照配列用メモリ3内のパレット参照配列で得たパレット番号をRGBの各数値に変換して、D/Aコンバータ5に出力する。
以下では、信号の流れを具体的に説明する。図2内の矢印は、変換する際に参照する値の例を表している。もちろん、ビットマップ21,22の各要素データ21ij、22ij(i=1〜5、j=1〜5)すべてについて、パレット参照配列用メモリ3のパレット参照配列で照らし合わせる。例えば、ビデオメモリ2の画素データ2111を0とすれば、パレット参照配列31では、16進数の0x00に変換する。ビデオメモリ2の画素データ2112を2とすれば、パレット参照配列31では、16進数の0x6Dに変換する。画素データ2124を3とすれば、0x7Dに変換する。このような対応関係がパレット参照配列31,32の形式でパレット参照配列用メモリ3に記憶されている。パレット参照配列31,32の右側は、4Aのパレット番号(実装上はカラーパレット用メモリ41上のアドレスで表す。)を表している。パレット参照配列31の右側の0x00は、Rが0x00、Gが0x00、Bが0x00の色に対応している。パレット参照配列31の右側の0x02は、Rが0x22、Gが0x33、Bが0x32の色に対応している。
以上のとおりパレット参照配列31,32を参照すれば、ビデオメモリ2内のビットマップ21、22の画素データをRGBの各値に変換できる。
次に、パレット参照配列用メモリ3内に記憶されたパレット参照配列31,32の役割について説明する。仮にパレット参照配列用メモリ3がないとすると、ビットマップ21の色のコードと、カラーパレット用メモリ41とを直接対応する必要があるから、カラーパレット用メモリ41内を256/16色=16個に仕切って対応させるしかなく、16通りのアイコンしか使えないことになる。17個以上のアイコンを使うと、色合いが同じアイコンができてしまう。また、各アイコン間で同じ色を表示する場合には、カラーパレット用メモリ41内で同じ色のパレットが存在することになり、同時に発色できる色数に制限がかかる。そうすると、アイコン全部を表示してみれば、カラーパレット用メモリ41では、256色の色で表現できるはずが、それよりも少ない数の色しか使えていないことになり、色の鮮やかさに乏しいことになる。
第1実施形態では、ビデオカード1は、パレット参照配列31,32を記憶するパレット参照配列用メモリ3を各画像データに対応してカラーパレット用メモリ41の外に備えている。そして、パレット参照配列が画素データをパレット番号(8bit)に変換して、パレット番号を指定するから、カラーパレット用メモリ41自体が個々の画像データ21、22の色の組み合わせを直接記憶する必要がない。したがって、カラーパレット用メモリ41内を16個に区切る必要がないから、カラーパレットメモリのパレット数の制限にかかわらず、同時に表示できる画像データの数を増やすことができる。カラーパレット用メモリ41は、互いに別々の色とすることができ、各アイコンとも256色全体の中から色を選択できる。また、アイコンの数が17以上に増えても、これに応じて、パレット参照配列用メモリ3の容量を増やせばよく、アイコンの数の制限を受けないし、アイコンを増やしても、選択できる色数が減ることはない。また、前述のとおり、カラーパレット用メモリ41の容量を増やすのが困難であるに対して、パレット参照配列用メモリ3の容量を増やすのは、容易に行うことができる。
さらに、パレット参照配列のデータを1つの画像データについて複数備えて、ディスプレイコントローラ4がパレット参照配列を切り替えることで、ビデオメモリ2内の同じビットマップ21のデータを用いて、アイコンの形状が同じで色彩のバリエーションが異なる複数のアイコンを表示させることができる。
なお、以上の説明では、ビデオメモリ2内のビットマップの画素データを16色、カラーパレット用メモリ41のパレット総数を256色としたが、ビデオメモリ2内のビットマップの画素データは16色でなくともよく、またカラーパレット用メモリ41のパレット数は512色や他の数でもよい。また、パレットに記憶する色として、24bitハイカラーでなくても、これより少なくてもよく、多くてもよい。
また、コネクタ7をデジタル出力端子とした場合には、D/Aコンバータ5は必ずしも必要がない。
また、コネクタ7をデジタル出力端子とした場合には、D/Aコンバータ5は必ずしも必要がない。
また、以上では、ビットマップ21としてアイコンを例にとって説明したが、アイコンでなくとも他のビットマップのデータの表示、例えばOSD(On Screen Display)の表示に利用できる。
また、図2で示したRGBの各値は、本発明の「RGBデータ」に相当する。また、以上ではRGBを用いて説明したが、他の表色系のRGBデータでカラーパレット用メモリ41内の配列を表してもよい。
次に、図3を用いて、図1、図2で示した第1実施形態の応用にかかる第2実施形態のビデオカード1A、1Bについて説明する。この実施形態のビデオカード1A、1Bは、DVDレコーダ10Aの1構成である。DVDレコーダ10Aは、光ディスク、ハードディスクから読み取った映像信号を生成し、コンテンツの映像信号100として出力するものであり、上述の実施形態のDVDレコーダ10Aと同様の機能を有する。DVDレコーダ10Aは、コンテンツの映像信号100とビデオカード1Bの出力とを合成して出力する。
ビデオカード1Aは、図1、図2で示した実施形態のビデオカード1の機能に相当する。ただし、1Aのビデオカードのビデオメモリ21には、24ビットフルカラーのビットマップのデータが記憶されている。また、ビデオカード1Aは、画素データをカラーパレットにより変換せず、フルカラーのビットマップのデータを水平同期信号、垂直同期信号のタイミングに合わせてそのまま出力する。また、ビデオカード1Aは、ビデオカード1Bから出力されたOSD画像のデータと、コンテンツの映像信号を合成してビデオメモリ20Aに記憶させる。
ビデオカード1Bは、OSD画像を表示するための映像信号を出力するビデオカードである。ビデオカード1Bは、図3に示すように、ビデオメモリ20B、パレット参照配列用メモリ3、カラーパレット用メモリ41を有するディスプレイコントローラ4と、インターフェース60を備える。
ビデオメモリ20B、パレット参照配列用メモリ3、カラーパレット用メモリ41を有するディスプレイコントローラ4Aの機能は、上記実施形態のビデオメモリ2、パレット参照配列用メモリ3、ディスプレイコントローラ4と同様なので、以上の説明を準用する。
ビデオメモリ20B、パレット参照配列用メモリ3、カラーパレット用メモリ41を有するディスプレイコントローラ4Aの機能は、上記実施形態のビデオメモリ2、パレット参照配列用メモリ3、ディスプレイコントローラ4と同様なので、以上の説明を準用する。
ビデオメモリ20Bは、キャラクタなどのOSD画像のデータを図2で示したものと同様、1ドットあたり1バイトの画素データで記憶している。これらのキャラクタを永続的に記憶するため、ビデオメモリ20Bをフラッシュメモリとしてもよい。
また、ディスプレイコントローラ4Aは、水平同期信号、垂直同期信号のタイミングに合わせてD/Aコンバータ5に映像信号を送信する必要はなく、ビットマップ形式のデジタルの映像信号ビデオカード1Aに出力できればよい。
また、ディスプレイコントローラ4Aは、水平同期信号、垂直同期信号のタイミングに合わせてD/Aコンバータ5に映像信号を送信する必要はなく、ビットマップ形式のデジタルの映像信号ビデオカード1Aに出力できればよい。
このような構成により、ビデオカード1Bは、DVDレコーダ10Aの制御部(不図示)の指示の下、1ドットあたり1バイトの画素データで記憶したOSD画像をビデオメモリ2内に記憶した24ビットフルカラーのビットマップデータに変換し、これをインターフェース60からビデオカード1Aに出力する。この変換の際には、図2で示したのと同じ変換方法を用いる。これにより、カラーパレット用メモリ41の管理領域を有効に利用して、より色彩の鮮やかな表示ができる。
なお、ビデオカード1、1Aは、必ずしもメインボートと別体のカードになっている必要はなく、一体でもよい。また、コンテンツの映像信号100は、ビデオメモリ20Aで合成する際にデジタル形式の映像信号であれば、光ディスク、ハードディスク、放送局から受信した映像信号等、どのようなものであってもよい。また、必ずしもビデオカード1Bの出力およびビデオカード1Aのデータ形式は、24ビットフルカラーのデータでなくてもよく、24ビットよりも多くてもよく、少なくてもよい。
1、1A、1B−ビデオカード、 10、10A−DVDレコーダ、
2,20A,20B−ビデオメモリ、 21,22−ビットマップ、
21ij,22ij(i=1〜5、j=1〜5)−画素データ、
3−パレット参照配列用メモリ、 31,32−パレット参照配列、
4−ディスプレイコントローラ、 41−カラーパレット用メモリ、
5−D/Aコンバータ、 6,6B−インターフェース、 7−コネクタ、
101−ディスプレイ
2,20A,20B−ビデオメモリ、 21,22−ビットマップ、
21ij,22ij(i=1〜5、j=1〜5)−画素データ、
3−パレット参照配列用メモリ、 31,32−パレット参照配列、
4−ディスプレイコントローラ、 41−カラーパレット用メモリ、
5−D/Aコンバータ、 6,6B−インターフェース、 7−コネクタ、
101−ディスプレイ
Claims (5)
- 所定の色をRGBの数値により表すRGBデータをパレット番号に対応付けて複数記憶するカラーパレット用メモリと、
前記パレット番号のビット数Nより小さい色数Mの画素データで複数の画像データを記憶するビデオメモリと、
前記カラーパレット用メモリを参照して、前記ビデオメモリに記憶された画像データを前記RGBデータに変換して出力する表示制御部と、を備えた画像表示装置において、
前記画素データと、パレット番号とを対応付けたパレット参照配列を前記画像データごとに記憶するパレット参照配列用メモリを備え、
前記パレット参照配列用メモリは、前記画像データのうちのいずれかに対応して各々複数の前記パレット参照配列を記憶し、
前記表示制御部は、前記パレット参照配列用メモリを介して、前記画像データを前記RGBデータに変換して出力すると共に、前記パレット参照配列用メモリで参照するパレット参照配列を切り替えて、1つの画像データから複数画像のバリエーションを出力し、
前記カラーパレットに記憶された色のRGBデータは、互いに重複しておらず、
前記パレット参照配列用メモリに記憶された前記パレット参照配列の総数は、前記パレット番号の総数より多く、
前記画像データは、OSD表示用の画像または画面操作用のアイコンである画像出力装置。 - 所定の色をRGBの数値により表すRGBデータをパレット番号に対応付けて複数記憶するカラーパレット用メモリと、
前記パレット番号のビット数Nより小さい色数Mの画素データで構成された複数の画像データを記憶するビデオメモリと、
前記カラーパレット用メモリを参照して、前記ビデオメモリに記憶された画像データを前記RGBデータに変換して出力する表示制御部と、を備えた画像表示装置において、
前記画素データとパレット番号とを対応付けたパレット参照配列を前記画像データごとに記憶するパレット参照配列用メモリを備え、
前記表示制御部は、前記パレット参照配列用メモリを介して、前記画像データを前記RGBデータに変換して出力する画像出力装置。 - 前記パレット参照配列用メモリは、前記画像データのうちのいずれかに対応して各々複数の前記パレット参照配列を記憶し、
前記表示制御部は、前記パレット参照配列用メモリで参照するパレット参照配列を切り替えて、1つの画像データから画像のバリエーションを出力する請求項2に記載の画像出力装置。 - 前記カラーパレットに記憶された色のRGBデータは、互いに重複しておらず、
前記パレット参照配列用メモリに記憶された画素データの総数は、前記パレット番号の総数より多いことを特徴とする請求項2〜3のいずれかに記載の画像出力装置。 - 前記画像データは、OSD表示用の画像または画面操作用のアイコンである請求項2〜4のいずれかに記載の画像出力装置。
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2006
- 2006-12-08 JP JP2006331753A patent/JP2008145663A/ja active Pending
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