JP2008145626A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】投写画像の明るさが低下するのを抑制することが可能で、かつ、従来よりも小型で安価なプロジェクタを提供する。
【解決手段】照明装置と、色分離導光光学系と、液晶装置400B,400G,400Rと、クロスダイクロイックプリズムと、投写光学系と、ダイクロイックミラー210と反射ミラー230との間の光路に配置され、液晶装置400Bの画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさを調整可能な第1のレンズ160と、ダイクロイックミラー210とダイクロイックミラー220との間の光路に配置され、液晶装置400G,400Rの画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさを調整可能な第2のレンズ170とを備えるプロジェクタ1000。第1のレンズ160及び第2のレンズ170は、同一形状でかつ一方の面の形状と他方の面の形状とが異なるレンズからなり、光の進行方向に対するレンズの向きが逆となるように配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクタに関する。
一般に、プロジェクタにおいては、電気光学変調装置の画像形成領域を正確に照明できないと、投写面に投射される投写画像の明るさが低下してしまったり投写画像の縁に影ができてしまったりする。このため、照明装置や色分離導光光学系における光学要素自体の寸法誤差や取付け精度等を考慮して、画像形成領域に照射される光の照明領域には、その周囲に一定の照明マージンを設けている。そして、電気光学変調装置の画像形成領域が照明マージンも含めた照明領域の範囲内に確実に入るように設計を行っている。
ところで、このような照明マージン量は、なるべく少ない方が好ましい。なぜなら、照明マージンの量も含めた照明領域の大きさが画像形成領域に対して必要以上に大きくなると、その分画像形成領域における照度が低下してしまい、投写面に投写される投写画像の明るさが低下してしまうからである。照明マージンの量をなるべく少なくするには、画像形成領域に対する照明領域の大きさを調整する必要がある。
そこで、特許文献1には、画像形成領域に対する照明領域の大きさを調整することが可能なプロジェクタとして、電気光学変調装置の画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさを調整可能な第1のレンズ及び第2のレンズと、第1のレンズ及び第2のレンズの配置位置を調整する機能を有する第1のレンズ位置調整装置及び第2のレンズ位置調整装置とを備えるプロジェクタが開示されている。各レンズ位置調整装置は、光軸(z軸)、光軸に直交する第1の軸(x軸)並びに光軸及び第1の軸に直交する第2の軸(y軸)の3軸に沿って、各レンズの配置位置を調整することが可能である。
特許文献1に開示された従来のプロジェクタによれば、第1のレンズ及び第2のレンズの配置位置をそれぞれ3軸に沿って調整することができるため、各電気光学変調装置の画像形成領域に照射される照明領域の大きさ(及び位置)を調整することが可能となる。その結果、照明マージンの量を少なくすることができ、投写画像の明るさが低下するのを抑制することが可能となる。
特開2002−90885号公報
しかしながら、従来のプロジェクタにおいては、レンズ位置調整装置を備えることにより、装置が大型化するという問題がある。また、レンズ位置調整装置を備えることに起因して組立効率が低下してしまい、製造コストが高くなるという問題がある。
ところで、レンズ位置調整装置を用いずに、第1のレンズ及び第2のレンズとして形状の異なるレンズを用いることが考えられる。この場合、第1のレンズ及び第2のレンズを用いることによって各電気光学変調装置の画像形成領域に照射される照明領域の大きさを調整することが可能となるため、照明マージンの量を少なくすることができ、投写画像の明るさが低下するのを抑制することが可能となる。
しかしながら、この場合には第1のレンズ及び第2のレンズとして形状の異なるレンズを準備することが必要となることから、製造コストを低減するのが容易ではなくなる。
そこで、本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、投写画像の明るさが低下するのを抑制することが可能で、かつ、従来よりも小型で安価なプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明のプロジェクタは、照明光束を射出する照明装置と、前記照明装置からの前記照明光束を第1の色光と第1の色光以外の他の色光とに分離する色分離素子を有し、前記照明装置からの前記照明光束を前記第1の色光及び前記他の色光に分離して被照明領域に導光する色分離導光光学系と、画像情報に応じて前記色分離導光光学系によって導光された前記第1の色光を変調する第1の色光用の電気光学変調装置及び画像情報に応じて前記色分離導光光学系によって導光された前記他の色光を変調する他の色光用の電気光学変調装置と、前記第1の色光用の電気光学変調装置及び前記他の色光用の電気光学変調装置によって変調された各色光を合成する色合成光学系と、前記色合成光学系によって合成された光を投写する投写光学系と、前記色分離素子と前記第1の色光用の電気光学変調装置との間の光路に配置され、前記第1の色光用の電気光学変調装置の画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさを調整可能な第1のレンズと、前記色分離素子と前記他の色光用の電気光学変調装置との間の光路に配置され、前記他の色光用の電気光学変調装置の画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさを調整可能な第2のレンズとを備え、前記第1のレンズ及び前記第2のレンズは、同一形状でかつ一方の面の形状と他方の面の形状とが異なるレンズからなり、前記第1のレンズ及び前記第2のレンズは、光の進行方向に対するレンズの向きが逆となるように配置されていることを特徴とする。
上述のように構成された第1のレンズ及び第2のレンズについて、光の進行方向に対するレンズの向きを同じにして配置した場合には、第1のレンズの焦点位置と第2のレンズの焦点位置とは同じ位置になるが、光の進行方向に対するレンズの向きを逆にして配置した場合には、第1のレンズの焦点位置と第2のレンズの焦点位置とは異なる位置となる。
このため、本発明のプロジェクタによれば、同一形状からなる第1のレンズ及び第2のレンズについて、光の進行方向に対するレンズの向きが逆となるように配置されているため、第1の色光用の電気光学変調装置及び他の色光用の電気光学変調装置の画像形成領域に照射される照明領域の大きさを調整することが可能となる。その結果、照明マージンの量を少なくすることができ、投写画像の明るさが低下するのを抑制することが可能となる。
また、本発明のプロジェクタによれば、レンズ位置調整装置を必要としないため、従来のプロジェクタの場合のように装置が大型化することもない。また、レンズ位置調整装置を備えることに起因した組立効率の低下を抑制することが可能となるため、製造コストが高くなることもない。
また、本発明のプロジェクタによれば、第1のレンズ及び第2のレンズとして同一形状のレンズを準備すればよいため、製造コストを低減するのが可能となる。
したがって、本発明のプロジェクタは、投写画像の明るさが低下するのを抑制することが可能で、かつ、従来よりも小型で安価なプロジェクタとなる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記第1のレンズ及び前記第2のレンズは、ともに片面が平面形状からなることが好ましい。
このように構成することにより、レンズを製造する際の製造コストを低減することができるため、さらに安価なプロジェクタを実現することが可能となる。
本発明のプロジェクタにおいては、前記第1のレンズ及び前記第2のレンズのうち相対的に長い波長の色光が通過する光路に配置されるレンズは、当該レンズにおける曲率の絶対値の大きい方の面が光入射面となり曲率の絶対値の小さい方の面が光射出面となるように配置され、前記第1のレンズ及び前記第2のレンズのうち相対的に短い波長の色光が通過する光路に配置されるレンズは、当該レンズにおける曲率の絶対値の大きい方の面が光射出面となり曲率の絶対値の小さい方の面が光入射面となるように配置されていることが好ましい。
一般に、レンズの屈折率には波長分散特性が存在し、相対的に長い波長の色光は、相対的に短い波長の色光よりも屈折しにくいため、第1のレンズの向きと第2のレンズの向きとを同じにして配置すると、相対的に長い波長の色光が入射する場合と相対的に短い波長の色光が入射する場合とで、画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさが異なることになり易い。
しかしながら、本発明のプロジェクタによれば、上記のように第1のレンズ及び第2のレンズを配置することによって、相対的に長い波長の色光はレンズの光入射面においてより大きな屈折力を受け、相対的に短い波長の色光はレンズの光射出面においてより大きな屈折力を受けるため、上述した屈折のしにくさが補償され、相対的に長い波長の色光が入射する場合と相対的に短い波長の色光が入射する場合とで、画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさを同じにすることが可能となる。
その結果、各色光に対応する電気光学変調装置の画像形成領域に照射される照明領域の大きさをほぼ同じ大きさに調整することが可能となるため、色光ごとの照明状態が均一となり、色むらが低減して色再現性が向上する。
本発明のプロジェクタにおいては、前記色分離導光光学系は、前記色分離素子によって分離された前記他の色光を第2の色光及び第3の色光に分離する第2の色分離素子と、前記第2の色分離素子によって分離された前記第3の色光を被照明領域に導光するリレーレンズとをさらに有し、前記他の色光用の電気光学変調装置として、前記第2の色分離素子によって分離された前記第2の色光を変調する第2の色光用の電気光学変調装置と、前記第2の色分離素子によって分離され前記リレーレンズによって導光された前記第3の色光を変調する第3の色光用の電気光学変調装置とを備え、少なくとも光軸に沿って前記リレーレンズの配置位置を調整する機能を有するリレーレンズ位置調整装置をさらに備えることが好ましい。
このように構成することにより、リレーレンズの配置位置を光軸に沿って調整することができるため、第3の色光用の電気光学変調装置の画像形成領域に照射される照明領域の大きさを調整することが可能となる。このため、第1のレンズ及び第2のレンズによって第1の色光用の電気光学変調装置の画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさと第2の色光用の電気光学変調装置及び第3の色光用の電気光学変調装置の画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさとを調整し、リレーレンズ位置調整装置によって第2の色光用の電気光学変調装置の画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさと第3の色光用の電気光学変調装置の画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさとを調整することにより、第1の色光用の電気光学変調装置〜第3の色光用の電気光学変調装置のすべてについて、照明マージンの量を少なくすることができ、投写画像の明るさが低下するのを抑制することが可能となる。また、3つの色光においてほぼ同じ大きさの照明領域が形成されることとなるため、色光ごとの照明状態が均一となり、色むらが低減して色再現性が向上する。
以下、本発明のプロジェクタについて、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係るプロジェクタ1000の光学系を示す図である。
実施形態1に係るプロジェクタ1000は、図1に示すように、照明装置100と、照明装置100からの照明光束を青色光(第1の色光)、緑色光(第2の色光)及び赤色光(第3の色光)の3つの色光に分離して被照明領域に導光する色分離導光光学系200と、色分離導光光学系200で分離された3つの色光のそれぞれを画像情報に応じて変調する第1の色光用の電気光学変調装置〜第3の色光用の電気光学変調装置としての3つの液晶装置400B,400G,400Rと、3つの液晶装置400B,400G,400Rによって変調された色光を合成する色合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム500と、クロスダイクロイックプリズム500によって合成された光をスクリーンSCR等の投写面に投写する投写光学系600とを備えたプロジェクタである。
照明装置100は、被照明領域側に照明光束を射出する光源装置110と、光源装置110から射出される照明光束を複数の部分光束に分割するための複数の第1小レンズ122を有する第1レンズアレイ120と、第1レンズアレイ120の複数の第1小レンズ122に対応する複数の第2小レンズ132を有する第2レンズアレイ130と、第2レンズアレイ130からの各部分光束を偏光方向の揃った略1種類の直線偏光光に変換して射出する偏光変換素子140と、偏光変換素子140から射出される各部分光束を被照明領域で重畳させるための重畳レンズ150とを有する。
光源装置110は、楕円面リフレクタ114と、楕円面リフレクタ114の第1焦点近傍に発光中心を有する発光管112と、発光管112から被照明領域側に向けて射出される光を発光管112に向けて反射する副鏡116と、楕円面リフレクタ114からの集束光を略平行光として射出する凹レンズ118とを有する。光源装置110は、照明光軸100axを中心軸とする光束を射出する。
発光管112は、管球部と、管球部の両側に延びる一対の封止部とを有する。管球部は、球状に形成された石英ガラス製であって、この管球部内に配置された一対の電極と、管球部内に封入された水銀、希ガス及び少量のハロゲンとを有する。発光管112としては、種々の発光管を採用でき、例えば、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ等を採用できる。
楕円面リフレクタ114は、発光管112の一方の封止部に挿通・固着される筒状の首状部と、発光管112から放射された光を第2焦点位置に向けて反射する反射凹面とを有する。
副鏡116は、発光管112の管球部の略半分を覆い、楕円面リフレクタ114の反射凹面と対向して配置される反射手段である。副鏡116は、発光管112の他方の封止部に挿通・固着されている。副鏡116は、発光管112から放射された光のうち楕円面リフレクタ114に向かわない光を発光管112に戻し楕円面リフレクタ114に入射させる。
凹レンズ118は、楕円面リフレクタ114の被照明領域側に配置されている。そして、楕円面リフレクタ114からの光を第1レンズアレイ120に向けて射出するように構成されている。
第1レンズアレイ120は、凹レンズ118からの光を複数の部分光束に分割する光束分割光学素子としての機能を有し、複数の第1小レンズ122が照明光軸100axと直交する面内に複数行・複数列のマトリクス状に配列された構成を有する。図示による説明は省略するが、第1小レンズ122の外形形状は、液晶装置400B,400G,400Rの画像形成領域の外形形状に関して相似形である。
第2レンズアレイ130は、重畳レンズ150とともに、第1レンズアレイ120の各第1小レンズ122の像を液晶装置400B,400G,400Rの画像形成領域近傍に結像させる機能を有する。第2レンズアレイ130は、第1レンズアレイ120と略同様な構成を有し、複数の第2小レンズ132が照明光軸100axに直交する面内に複数行・複数列のマトリクス状に配列された構成を有する。
偏光変換素子140は、第1レンズアレイ120により分割された各部分光束の偏光方向を、偏光方向の揃った略1種類の直線偏光光として射出する偏光変換素子である。
偏光変換素子140は、光源装置110からの照明光束のうち一方の偏光成分(例えばP偏光成分)を有する光を透過し他方の偏光成分(例えばS偏光成分)を有する光を照明光軸100axに垂直な方向に反射する偏光分離層と、偏光分離層で反射された他方の偏光成分を有する光を照明光軸100axに平行な方向に反射する反射層と、偏光分離層を透過した一方の偏光成分を有する光を他方の偏光成分を有する光に変換する位相差板とを有する。
重畳レンズ150は、第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130及び偏光変換素子140を経た複数の部分光束を集光して液晶装置400B,400G,400Rの画像形成領域近傍に重畳させるための光学素子である。重畳レンズ150の光軸と照明装置100の照明光軸100axとが略一致するように、重畳レンズ150が配置されている。なお、重畳レンズ150は、複数のレンズを組み合わせた複合レンズで構成されていてもよい。
色分離導光光学系200は、色分離素子としてのダイクロイックミラー210と、第2の色分離素子としてのダイクロイックミラー220と、反射ミラー230,240,250と、入射側レンズ260と、リレーレンズ270とを有する。色分離導光光学系200は、重畳レンズ150から射出される照明光束を、青色光、緑色光及び赤色光の3つの色光に分離して、それぞれの色光を照明対象となる3つの液晶装置400B,400G,400Rに導く機能を有する。
ダイクロイックミラー210,220は、基板上に所定の波長領域の光束を反射し、他の波長領域の光束を透過する波長選択膜が形成された光学素子である。光路前段に配置されるダイクロイックミラー210は、青色光成分を反射し、その他の色光成分を透過させるミラーである。光路後段に配置されるダイクロイックミラー220は、緑色光成分を反射し、赤色光成分を透過させるミラーである。
ダイクロイックミラー210で反射された青色光成分は、反射ミラー230により曲折され、集光レンズ300Bを介して青色光用の液晶装置400B(第1の色光用の電気光学変調装置)の画像形成領域に入射する。集光レンズ300Bは、重畳レンズ150からの各部分光束を各主光線に対して略平行な光束に変換するために設けられている。なお、他の集光レンズ300G,300Rも、集光レンズ300Bと同様に構成されている。
ダイクロイックミラー210を通過した緑色光成分及び赤色光成分のうち緑色光成分は、ダイクロイックミラー220で反射され、集光レンズ300Gを通過して緑色光用の液晶装置400G(第2の色光用の電気光学変調装置)の画像形成領域に入射する。一方、赤色光成分は、ダイクロイックミラー220を透過し、入射側レンズ260、入射側の反射ミラー240、リレーレンズ270、射出側の反射ミラー250及び集光レンズ300Rを通過して赤色光用の液晶装置400R(第3の色光用の電気光学変調装置)の画像形成領域に入射する。入射側レンズ260、リレーレンズ270及び反射ミラー240,250は、ダイクロイックミラー220を透過した赤色光成分を液晶装置400Rまで導く機能を有する。
液晶装置400B,400G,400Rは、画像情報に応じて照明光束を変調するものであり、照明装置100の照明対象となる。
液晶装置400B,400G,400Rは、一対の透明なガラス基板に電気光学物質である液晶を密閉封入したものであり、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像情報に従って、後述する入射側偏光板から射出された1種類の直線偏光の偏光方向を変調する。
なお、ここでは図示を省略したが、集光レンズ300B,300G,300Rと各液晶装置400B,400G,400Rとの間には、それぞれ入射側偏光板が介在配置され、各液晶装置400B,400G,400Rとクロスダイクロイックプリズム500との間には、それぞれ射出側偏光板が介在配置されている。これら入射側偏光板、液晶装置400B,400G,400R及び射出側偏光板によって入射する各色光の光変調が行われる。
クロスダイクロイックプリズム500は、射出側偏光板から射出された各色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成する光学素子である。このクロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。略X字状の一方の界面に形成された誘電体多層膜は、青色光を反射するものであり、他方の界面に形成された誘電体多層膜は、赤色光を反射するものである。これらの誘電体多層膜によって青色光及び赤色光は曲折され、緑色光の進行方向と揃えられることにより、3つの色光が合成される。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投写光学系600によって拡大投写され、スクリーンSCR上で大画面画像を形成する。
実施形態1に係るプロジェクタ1000においては、ダイクロイックミラー210と反射ミラー230との間の光路には、液晶装置400Bの画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさを調整可能な第1のレンズ160が配置されている。また、ダイクロイックミラー210とダイクロイックミラー220との間の光路には、液晶装置400G,400Rの画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさを調整可能な第2のレンズ170が配置されている。
第1のレンズ160及び第2のレンズ170は、同一形状でかつ一方の面の形状と他方の面の形状とが異なるレンズからなる。第1のレンズ160及び第2のレンズ170は、一方の面が平面で他方の面が凸面の平凸レンズからなる。第1のレンズ160及び第2のレンズ170は、光の進行方向に対するレンズの向きが逆となるように配置されている。
第1のレンズ160及び第2のレンズ170について、図2を用いてさらに詳しく説明する。
図2は、第1のレンズ160及び第2のレンズ170を説明するために示す図である。図2(a)は光の進行方向に対するレンズの向きを同じにして配置した場合における、第1のレンズ160及び第2のレンズ170の焦点位置を示す図であり、図2(b)は光の進行方向に対するレンズの向きを逆にして配置した場合における、第1のレンズ160及び第2のレンズ170の焦点位置を示す図である。
第1のレンズ160及び第2のレンズ170について、図2(a)に示すように、光の進行方向に対するレンズの向きを同じにして配置した場合には、第1のレンズ160の焦点位置(主点の位置)と第2のレンズ170の焦点位置(主点の位置)とは同じ位置になるが、図2(b)に示すように、光の進行方向に対するレンズの向きを逆にして配置した場合には、第1のレンズ160の焦点位置(主点の位置)と第2のレンズ170の焦点位置(主点の位置)とは異なる位置となる。
このため、第1のレンズ160及び第2のレンズ170について、光の進行方向に対するレンズの向きを逆にして配置すれば、物体とレンズと像との結像関係を、青色光の光路と緑色光及び赤色光の光路との間で若干替えることが可能となるため、液晶装置400Bの画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさと、液晶装置400G,400Rの画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさとを変えることが可能となる。
以上のように構成された実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、同一形状からなる第1のレンズ160及び第2のレンズ170について、光の進行方向に対するレンズの向きが逆となるように配置されているため、液晶装置400B,400G,400Rの画像形成領域に照射される照明領域の大きさを調整することが可能となる。その結果、照明マージンの量を少なくすることができ、投写画像の明るさが低下するのを抑制することが可能となる。
また、実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、レンズ位置調整装置を必要としないため、従来のプロジェクタの場合のように装置が大型化することもない。また、レンズ位置調整装置を備えることに起因した組立効率の低下を抑制することが可能となるため、製造コストが高くなることもない。
また、実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、第1のレンズ160及び第2のレンズ170として同一形状のレンズを準備すればよいため、製造コストを低減するのが可能となる。
したがって、実施形態1に係るプロジェクタ1000は、投写画像の明るさが低下するのを抑制することが可能で、かつ、従来よりも小型で安価なプロジェクタとなる。
実施形態1に係るプロジェクタ1000においては、第1のレンズ160及び第2のレンズ170は、ともに片面が平面形状からなる。これにより、レンズを製造する際の製造コストを低減することができるため、さらに安価なプロジェクタを実現することが可能となる。
実施形態1に係るプロジェクタ1000においては、相対的に長い波長の色光(緑色光及び赤色光)が通過する光路に配置される第2のレンズ170は、第2のレンズ170における曲率の絶対値の大きい方の面が光入射面となり曲率の絶対値の小さい方の面が光射出面となるように、すなわち凸面が光入射面となり平面が光射出面となるように配置されている。また、相対的に短い波長の色光(青色光)が通過する光路に配置される第1のレンズ160は、第1のレンズ160における曲率の絶対値の大きい方の面が光射出面となり曲率の絶対値の小さい方の面が光入射面となるように、すなわち凸面が光射出面となり平面が光入射面となるように配置されている。
一般に、レンズの屈折率には波長分散特性が存在し、相対的に長い波長の色光は、相対的に短い波長の色光よりも屈折しにくいため、第1のレンズ160の向きと第2のレンズ170の向きとを同じにして配置すると、相対的に長い波長の色光が入射する場合と相対的に短い波長の色光が入射する場合とで、画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさが異なることになり易い。
しかしながら、実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、上記のように第1のレンズ160及び第2のレンズ170を配置することによって、相対的に長い波長の色光(緑色光及び赤色光)は第2のレンズ170の光入射面においてより大きな屈折力を受け、相対的に短い波長の色光(青色光)は第1のレンズ160の光射出面においてより大きな屈折力を受けるため、上述した屈折のしにくさが補償され、相対的に長い波長の色光が入射する場合と相対的に短い波長の色光が入射する場合とで、画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさを同じにすることが可能となる。
その結果、各色光に対応する液晶装置400B,400G,400Rの画像形成領域に照射される照明領域の大きさをほぼ同じ大きさに調整することが可能となるため、色光ごとの照明状態が均一となり、色むらが低減して色再現性が向上する。
[実施形態2]
図3は、実施形態2に係るプロジェクタ1002の光学系を示す図である。なお、図3において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施形態2に係るプロジェクタ1002は、基本的には実施形態1に係るプロジェクタ1000とよく似た構成を有するが、リレーレンズ位置調整装置をさらに備える点で、実施形態1に係るプロジェクタ1000とは異なる。
すなわち、実施形態2に係るプロジェクタ1002においては、図3に示すように、光軸に沿ってリレーレンズ270の配置位置を調整する機能を有するリレーレンズ位置調整装置180をさらに備える。
このように、実施形態2に係るプロジェクタ1002は、実施形態1に係るプロジェクタ1000とは、リレーレンズ位置調整装置をさらに備える点で異なるが、実施形態1に係るプロジェクタ1000の場合と同様に、同一形状からなり、光の進行方向に対するレンズの向きが逆となるように配置された第1のレンズ160及び第2のレンズ170を備えるため、投写画像の明るさが低下するのを抑制することが可能で、かつ、従来よりも小型で安価なプロジェクタとなる。
実施形態2に係るプロジェクタ1002においては、光軸に沿ってリレーレンズ270の配置位置を調整する機能を有するリレーレンズ位置調整装置180をさらに備えるため、リレーレンズ270の配置位置を光軸に沿って調整することが可能となり、液晶装置400Rの画像形成領域に照射される照明領域の大きさを調整することが可能となる。このため、第1のレンズ160及び第2のレンズ170によって液晶装置400Bの画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさと液晶装置400G,400Rの画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさとを調整し、リレーレンズ位置調整装置180によって液晶装置400Gの画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさと液晶装置400Rの画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさとを調整することにより、液晶装置400B,400G,400Rのすべてについて、照明マージンの量を少なくすることができ、投写画像の明るさが低下するのを抑制することが可能となる。また、3つの色光においてほぼ同じ大きさの照明領域が形成されることとなるため、色光ごとの照明状態が均一となり、色むらが低減して色再現性が向上する。
実施形態2に係るプロジェクタ1002は、リレーレンズ位置調整装置をさらに備える点以外の点では、実施形態1に係るプロジェクタ1000と同様の構成を有するため、実施形態1に係るプロジェクタ1000が有する効果のうち該当する効果をそのまま有する。
以上、本発明のプロジェクタを上記の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記各実施形態に係るプロジェクタ1000,1002においては、第1の色光が青色光で、第2の色光が緑色光で、第3の色光が赤色光となるような構成を有する色分離導光光学系200を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。第1の色光が青色光で、第2の色光が赤色光で、第3の色光が緑色光となるような構成を有する色分離導光光学系を用いてもよいし、第1の色光が赤色光で、第2の色光が緑色光で、第3の色光が青色光となるような構成を有する色分離導光光学系を用いてもよいし、第1の色光が赤色光で、第2の色光が青色光で、第3の色光が緑色光となるような構成を有する色分離導光光学系を用いてもよい。
(2)上記各実施形態に係るプロジェクタ1000,1002においては、第1のレンズ及び第2のレンズとして、一方の面が平面で他方の面が凸面の平凸レンズを用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。第1のレンズ及び第2のレンズが同一形状であればよく、例えば、一方の面が平面で他方の面が凹面の平凹レンズ、一方の面が凸面で他方の面が凹面のメニスカスレンズ(凸メニスカスレンズ及び凹メニスカスレンズ)、両面が凸面の凸レンズ、両面が凹面の凹レンズ、さらには2枚以上のレンズからなる複合レンズなども好適に用いることができる。
(3)上記各実施形態に係るプロジェクタ1000,1002においては、光軸に直交する第1の軸(x軸)並びに光軸及び第1の軸に直交する第2の軸(y軸)の2軸に沿って第1のレンズ又は第2のレンズの配置位置を調整する機能を有するレンズ位置調整装置を備えていてもよい。この場合には、各レンズの配置位置をそれぞれ2軸に沿って調整することができるため、各液晶装置400B,400G,400Rの画像形成領域に照射される照明領域の位置を調整することが可能となる。
(4)上記実施形態2に係るプロジェクタ1002においては、リレーレンズ位置調整装置は、光軸に沿ってリレーレンズの配置位置を調整する機能を有するが、本発明はこれに限定されるものではなく、当該機能に加えて、光軸に直交する第1の軸(x軸)並びに光軸及び第1の軸に直交する第2の軸(y軸)の2軸に沿ってリレーレンズの配置位置を調整する機能を有していてもよい。この場合には、リレーレンズの配置位置をそれぞれ2軸に沿って調整することができるため、液晶装置400Rの画像形成領域に照射される照明領域の位置を調整することが可能となる。
(5)上記実施形態2に係るプロジェクタ1002においては、リレーレンズ位置調整装置180を用いてリレーレンズ270の配置位置を調整する場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。リレーレンズ位置調整装置に代えて、またはこれに加えて、少なくとも光軸に沿って入射側レンズ260の配置位置を調整する機能を有する入射側レンズ位置調整装置を用いて、入射側レンズ260の配置位置を調整するものであってもよい。
(6)上記各実施形態に係るプロジェクタ1000,1002においては、発光管に配設される反射手段として副鏡を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、反射手段として反射膜を用いることも好ましい。また、上記各実施形態に係るプロジェクタ1000,1002においては、発光管に反射手段としての副鏡が配設されたプロジェクタを例示して説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、副鏡が配設されていないプロジェクタに本発明を適用することも可能である。
(7)上記各実施形態に係るプロジェクタ1000,1002においては、光源装置として、楕円面リフレクタ及び凹レンズからなる光源装置を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、放物面リフレクタからなる光源装置を用いることも好ましい。
(8)上記各実施形態に係るプロジェクタ1000,1002においては、光均一化光学系として、レンズアレイからなるレンズインテグレータ光学系を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ロッド部材からなるロッドインテグレータ光学系をも好ましく用いることができる。
(9)上記各実施形態に係るプロジェクタ1000,1002は透過型のプロジェクタであるが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は反射型のプロジェクタにも適用することが可能である。ここで、「透過型」とは、透過型の液晶装置等のように光変調手段としての電気光学変調装置が光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、反射型の液晶装置等のように光変調手段としての電気光学変調装置が光を反射するタイプであることを意味している。反射型のプロジェクタにこの発明を適用した場合にも、透過型のプロジェクタと同様の効果を得ることができる。
(10)上記各実施形態に係るプロジェクタ1000,1002においては、3つの液晶装置400B,400G,400Rを用いたプロジェクタを例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、2つ又は4つ以上の液晶装置を用いたプロジェクタにも適用可能である。
(11)上記各実施形態に係るプロジェクタ1000,1002においては、第1の色光用の電気光学変調装置〜第3の色光用の電気光学変調装置として液晶装置を用いているが、本発明はこれに限定されるものではない。電気光学変調装置としては、一般に、画像情報に応じて入射光を変調するものであればよく、マイクロミラー型光変調装置などを用いてもよい。マイクロミラー型光変調装置としては、例えば、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)(TI社の商標)を用いることができる。
(12)本発明は、投写画像を観察する側から投写するフロント投写型プロジェクタに適用する場合にも、投写画像を観察する側とは反対の側から投写するリア投写型プロジェクタに適用する場合にも可能である。
実施形態1に係るプロジェクタ1000の光学系を示す図。 第1のレンズ160及び第2のレンズ170を説明するために示す図。 実施形態2に係るプロジェクタ1002の光学系を示す図。
符号の説明
100…照明装置、100ax…照明光軸、110…光源装置、112…発光管、114…楕円面リフレクタ、116…副鏡、118…凹レンズ、120…第1レンズアレイ、122…第1小レンズ、130…第2レンズアレイ、132…第2小レンズ、140…偏光変換素子、150…重畳レンズ、160…第1のレンズ、170…第2のレンズ、180…リレーレンズ位置調整装置、200…色分離導光光学系、210,220…ダイクロイックミラー、230,240,250…反射ミラー、260…入射側レンズ、270…リレーレンズ、300B,300G,300R…集光レンズ、400B,400G,400R…液晶装置、500…クロスダイクロイックプリズム、600…投写光学系、1000,1002…プロジェクタ、SCR…スクリーン

Claims (4)

  1. 照明光束を射出する照明装置と、
    前記照明装置からの前記照明光束を第1の色光と第1の色光以外の他の色光とに分離する色分離素子を有し、前記照明装置からの前記照明光束を前記第1の色光及び前記他の色光に分離して被照明領域に導光する色分離導光光学系と、
    画像情報に応じて前記色分離導光光学系によって導光された前記第1の色光を変調する第1の色光用の電気光学変調装置及び画像情報に応じて前記色分離導光光学系によって導光された前記他の色光を変調する他の色光用の電気光学変調装置と、
    前記第1の色光用の電気光学変調装置及び前記他の色光用の電気光学変調装置によって変調された各色光を合成する色合成光学系と、
    前記色合成光学系によって合成された光を投写する投写光学系と、
    前記色分離素子と前記第1の色光用の電気光学変調装置との間の光路に配置され、前記第1の色光用の電気光学変調装置の画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさを調整可能な第1のレンズと、
    前記色分離素子と前記他の色光用の電気光学変調装置との間の光路に配置され、前記他の色光用の電気光学変調装置の画像形成領域に照射される光の照明領域の大きさを調整可能な第2のレンズとを備え、
    前記第1のレンズ及び前記第2のレンズは、同一形状でかつ一方の面の形状と他方の面の形状とが異なるレンズからなり、
    前記第1のレンズ及び前記第2のレンズは、光の進行方向に対するレンズの向きが逆となるように配置されていることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、
    前記第1のレンズ及び前記第2のレンズは、ともに片面が平面形状からなることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項1又は2に記載のプロジェクタにおいて、
    前記第1のレンズ及び前記第2のレンズのうち相対的に長い波長の色光が通過する光路に配置されるレンズは、当該レンズにおける曲率の絶対値の大きい方の面が光入射面となり曲率の絶対値の小さい方の面が光射出面となるように配置され、
    前記第1のレンズ及び前記第2のレンズのうち相対的に短い波長の色光が通過する光路に配置されるレンズは、当該レンズにおける曲率の絶対値の大きい方の面が光射出面となり曲率の絶対値の小さい方の面が光入射面となるように配置されていることを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記色分離導光光学系は、前記色分離素子によって分離された前記他の色光を第2の色光及び第3の色光に分離する第2の色分離素子と、前記第2の色分離素子によって分離された前記第3の色光を被照明領域に導光するリレーレンズとをさらに有し、
    前記他の色光用の電気光学変調装置として、前記第2の色分離素子によって分離された前記第2の色光を変調する第2の色光用の電気光学変調装置と、前記第2の色分離素子によって分離され前記リレーレンズによって導光された前記第3の色光を変調する第3の色光用の電気光学変調装置とを備え、
    少なくとも光軸に沿って前記リレーレンズの配置位置を調整する機能を有するリレーレンズ位置調整装置をさらに備えることを特徴とするプロジェクタ。
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