JP4798255B2 - プロジェクタ - Google Patents
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例えば、投写光学系として用いる投写レンズのレンズ径が大きなプロジェクタの場合には、投写光学系の投写光軸が電気光学変調装置の画像形成領域の中心軸と略同一線上にあったとしても、そのレンズ径の大きさによって、投写光学系の上端が他の光学系(光源装置や重畳レンズなど)の上端よりも高い位置に位置する場合がある。この場合にも、プロジェクタにおける筐体の上面のうち投写光学系が配置される領域に対応する部分が他の光学系(光源装置や重畳レンズなど)が配置される領域に対応する部分よりも突出した状態となるため、筐体の上面高さが比較的高くなってしまい、プロジェクタの薄型化を図るのが容易ではない。
これに対し、本発明のプロジェクタによれば、重畳レンズのレンズ光軸が、光源装置の光源光軸に対して第1の方向(この場合、例えば下方向又は上方向)に偏倚しているため、画像形成領域に照射される光の位置ずれを抑制することが可能となり、重畳レンズからの光を画像形成領域に正しく照射させることが可能となる。
しかしながら、本発明のプロジェクタによれば、脚部によってできた空間に当該突出部が納まることとなるため、従来のプロジェクタに脚部を設けた場合におけるプロジェクタの設置面から筐体の最上面までの距離と比べて、当該距離を短くすることが可能となる。つまり、本発明のプロジェクタによれば、例えば冷却装置などの部材が投写光学系の下方に配設されていたとしても、プロジェクタを使用する際のプロジェクタの製品高さ(製品厚さ)を低くすることが可能となる。
る光源装置の高さ位置を従来よりも低くすると、筐体の上面高さ(例えば、第1の方向側
の面の高さ)を低くすることが可能となる一方、筐体の下面(例えば、第2の方向側の面
)のうち光源装置が配置される領域に対応する部分が、他の光学系(投写光学系など)が
配置される領域に対応する部分よりも突出した状態となる場合がある。この場合、筐体の
最下面から筐体の最上面までの距離についてみると、従来のプロジェクタの場合とそれほ
ど変わらない可能性がある。
しかしながら、本発明のプロジェクタによれば、脚部によってできた空間に当該突出部
が納まることとなるため、従来のプロジェクタに脚部を設けた場合におけるプロジェクタ
の設置面から筐体の最上面までの距離と比べて、当該距離を短くすることが可能となる。
つまり、本発明のプロジェクタによれば、プロジェクタを使用する際のプロジェクタの製
品高さ(製品厚さ)を低くすることが可能となる。
実施形態1は、筐体内に配置される投写光学系の高さ位置によってプロジェクタの上面高さが決まる場合を説明するための実施形態である。なお、実施形態1では、「第1の方向」を下方向、「第2の方向」を上方向としている。
図1は、実施形態1に係るプロジェクタ1000を上から見た図である。図2は、実施形態1に係るプロジェクタ1000を説明するために示す図である。図2においては、プロジェクタ1000をスクリーンSCRとは反対側(プロジェクタ1000の背面側)から見たときの、プロジェクタ1000の内部及び筐体10の形状を模式的に示しており、色分離導光光学系200については図示を省略している。
偏光変換素子140は、光源装置110からの照明光束のうち一方の偏光成分(例えばP偏光成分)を有する光を透過し他方の偏光成分(例えばS偏光成分)を有する光を光源光軸Aに垂直な方向に反射する偏光分離層と、偏光分離層で反射された他方の偏光成分を有する光を光源光軸Aに平行な方向に反射する反射層と、偏光分離層を透過した一方の偏光成分を有する光を他方の偏光成分を有する光に変換する位相差板とを有する。
液晶装置400R,400G,400Bは、一対の透明なガラス基板に電気光学物質である液晶を密閉封入したものであり、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像情報に従って、後述する入射側偏光板から射出された1種類の直線偏光の偏光方向を変調する。
これに対し、実施形態1に係るプロジェクタ1000によれば、重畳レンズ150のレンズ光軸Dが、光源装置110の光源光軸Aに対して下方向に偏倚しているため、画像形成領域に照射される光の位置ずれを抑制することが可能となり、重畳レンズ150からの光を画像形成領域に正しく照射させることが可能となる。
実施形態2は、光源装置の大きさによって筐体の上面高さが決まる場合を説明するための実施形態である。なお、実施形態2では、「第1の方向」を上方向、「第2の方向」を下方向としている。
また、色分離導光光学系202、液晶装置402R,402G,402B、集光レンズ302R,302G,302B、クロスダイクロイックプリズム502及び投写光学系602については、実施形態1で説明したものとほぼ同様の構成を有するため、詳細な説明は省略する。
aの光源光軸A、重畳レンズ150Baのレンズ光軸D、集光レンズ302aRのレンズ
光軸E及び液晶装置402aRの画像形成領域の中心軸Fが略同一の高さ位置となるよう
に、光源装置110Baからクロスダイクロイックプリズム502aまでの各光学系が配
置されている。また、投写光学系602aの配置位置は、投写光学系602aの投写光軸
Gが、液晶装置402aRの画像形成領域の中心軸Fに対して第1の方向としての上方向
(y(+)方向)に偏倚した位置となる。
4aのうち光源装置110Baが配置される領域に対応する部分が他の光学系(重畳レン
ズ150Baや投写光学系602aなど)が配置される領域に対応する部分よりも突出し
た状態となるため、筐体20aの上面高さが比較的高くなってしまい、プロジェクタ10
02aの薄型化を図るのが容易ではない。
これに対し、実施形態2に係るプロジェクタ1002によれば、重畳レンズ150Bのレンズ光軸Dが、光源装置110Bの光源光軸Aに対して上方向に偏倚しているため、画像形成領域に照射される光の位置ずれを抑制することが可能となり、重畳レンズ150Bからの光を画像形成領域に正しく照射させることが可能となる。
Claims (1)
- 照明光束を射出する光源装置、前記光源装置からの前記照明光束を複数の部分光束に分割する複数の第1小レンズを有する第1レンズアレイ、前記複数の第1小レンズに対応する複数の第2小レンズを有する第2レンズアレイ及び前記第2レンズアレイからの光を被照明領域上で重畳する重畳レンズを有する照明装置と、
前記照明装置からの光を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、
前記電気光学変調装置によって変調された光を投写する投写光学系と、
前記電気光学変調装置の光入射側に配置される集光レンズと、
各光学系を内部に収納する筐体とを備え、
前記電気光学変調装置の画像形成領域の中心軸が、前記光源装置の光源光軸に対して第1の方向に偏倚しており、
前記重畳レンズのレンズ光軸が、前記光源装置の光源光軸に対して前記第1の方向に偏倚しており、
前記集光レンズのレンズ光軸が、前記電気光学変調装置の画像形成領域の中心軸に対して前記第1の方向とは反対方向の第2の方向に偏倚しており、
前記筐体は、前記筐体における前記第2の方向側の面に配置され、前記筐体を支持する脚部と、前記筐体における前記第2の方向側の面のうち前記光源装置が配置される領域に対応する部分に設けられ、前記第2の方向側に突出する突出部とを有し、前記突出部の突出高さが前記脚部の高さよりも低くなるように構成されていることを特徴とするプロジェクタ。
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