JP2008145496A - 液晶表示装置およびその共通電極駆動回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガンマ特性を切り替えたときに発生するフリッカを抑制する。
【解決手段】共通電極駆動回路24は、抵抗R1、R2で分圧された電圧を演算増幅器AMPで増幅し、液晶パネル10の共通電極13に印加する。共通電極駆動回路24には、抵抗R2と並列に、ガンマ制御信号GCによって制御されるスイッチSWと補助抵抗R0を直列に接続した電圧切替回路を設ける。ガンマ特性を切り替えるときには、画素電極11に印加される階調電圧のレベルと共に共通電極電圧Vcomのレベルを切り替える。ガンマ特性を切り替えたときでも、共通電極電圧Vcomを好適なレベルに保ち、フリッカを抑制することができる。
【選択図】図1
【解決手段】共通電極駆動回路24は、抵抗R1、R2で分圧された電圧を演算増幅器AMPで増幅し、液晶パネル10の共通電極13に印加する。共通電極駆動回路24には、抵抗R2と並列に、ガンマ制御信号GCによって制御されるスイッチSWと補助抵抗R0を直列に接続した電圧切替回路を設ける。ガンマ特性を切り替えるときには、画素電極11に印加される階調電圧のレベルと共に共通電極電圧Vcomのレベルを切り替える。ガンマ特性を切り替えたときでも、共通電極電圧Vcomを好適なレベルに保ち、フリッカを抑制することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶表示装置に関し、特に、ガンマ補正機能を有する液晶表示装置、および、その共通電極駆動回路に関する。
液晶表示装置では、液晶に長時間に亘って直流電圧を印加すると液晶が劣化するので、液晶に正極性の電圧と負極性の電圧を交互に印加する交流駆動が行われる。交流駆動には、フレーム反転駆動、ライン反転駆動、ドット反転駆動などの種類がある。また、交流駆動を行うときには、共通電極(対向電極とも呼ばれる)に印加する電圧(以下、共通電極電圧という)を一定に保つ駆動、あるいは、共通電極電圧のレベルを切り替える駆動のいずれかが行われる。例えばドット反転駆動を行うときには、共通電極電圧を一定に保つ駆動が行われる。
共通電極電圧を一定に保つ駆動を行う従来の液晶表示装置では、例えば、図10に示す共通電極駆動回路が用いられる。図10に示す共通電極駆動回路は、直列に接続された2個の抵抗R1、R2および演算増幅器AMPを備えている。この回路は、抵抗R1の一端に印加された基準電圧Vrefを抵抗R1、R2で分圧し、得られた電圧を演算増幅器AMPで1倍に増幅して、共通電極電圧Vcomとして出力する。
交流駆動を行うときに正極性の電圧と負極性の電圧とで実効電圧(印加電圧と共通電極電圧との差)に差があると、表示画面にフリッカと呼ばれるちらつきが発生する。このフリッカは、共通電極電圧を好適なレベルに調整することにより抑制することができる。そこで、図10に示す共通電極駆動回路では、抵抗R1、R2のうち一方は可変抵抗で構成され、液晶表示装置の検査工程では、フリッカが最小になるように可変抵抗の抵抗値を切り替えて共通電極電圧を好適なレベルに調整する処理が行われる。
また、液晶表示装置では、CRT(Cathode Ray Tube)と同様の階調−輝度特性を得るために、ガンマ補正が行われる。ガンマ補正を行う方法には、デジタル処理により映像信号に補正を施す方法や、入力された映像信号に基づき所定のガンマ特性が得られる階調電圧を生成する方法などがある。
なお、本願発明に関連する先行技術として、特許文献1には、ドット反転駆動を行う液晶表示装置において、理想基準電圧にフリッカを最小とするフリッカ制御電圧を加算または減算した可変可能な電圧を対向電極に印加することが開示されている。
特開2000−310977号公報
液晶表示装置の用途は拡大を続けており、液晶表示装置についても、利用者の好みや利用状況などに応じてガンマ特性を切り替える機能が必要とされている。液晶表示装置のガンマ特性を切り替えるためには、例えば、映像信号に施す補正の内容をガンマ制御信号に応じて切り替えたり、生成する階調電圧のレベルをガンマ制御信号に応じて切り替えたりすればよい。
ところで、液晶表示装置の検査工程では共通電極電圧を調整する処理が行われるが、このとき共通電極電圧は、所定の検査用画面で発生するフリッカが最小になるように調整される。このため、ガンマ特性を切り替える機能を有する液晶表示装置では、検査工程で共通電極電圧を調整しただけでは、ガンマ特性を切り替えたときに共通電極電圧が最適値からずれて、フリッカが発生する。図11を参照して、この理由を説明する。
図11に示すように、ガンマ特性を2とおりに切り替える液晶表示装置を考える。この液晶表示装置について共通電極電圧を調整するときには、共通電極電圧は、第1あるいは第2のガンマ特性のいずれか一方に従って表示された画面で発生するフリッカが最小になるように調整される。ところが、第1のガンマ特性に従って表示された画面に発生するフリッカが最小になる共通電極電圧と、第2のガンマ特性に従って表示された画面に発生するフリッカが最小になる共通電極電圧とは異なる。このため、例えば前者の共通電極電圧を用いると、ガンマ特性を第2のガンマ特性に切り替えたときに、実際に印加される共通電極電圧が最適値からずれて、フリッカが発生する。フリッカが発生すると、表示品位が低下する。
それ故に、本発明は、ガンマ特性を切り替えたときに発生するフリッカを抑制する液晶表示装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、ガンマ補正機能を有する液晶表示装置であって、
複数の画素電極と共通電極とを含む液晶パネルと、
入力映像信号に基づき、所定のガンマ特性が得られる階調電圧を前記画素電極に印加する画素電極駆動回路と、
所定の共通電極電圧を前記共通電極に印加する共通電極駆動回路とを備え、
前記画素電極駆動回路は、ガンマ特性の種類を示す制御信号に応じて前記階調電圧のレベルを切り替え、
前記共通電極駆動回路は、前記制御信号に応じて前記共通電極電圧のレベルを切り替えることを特徴とする。
複数の画素電極と共通電極とを含む液晶パネルと、
入力映像信号に基づき、所定のガンマ特性が得られる階調電圧を前記画素電極に印加する画素電極駆動回路と、
所定の共通電極電圧を前記共通電極に印加する共通電極駆動回路とを備え、
前記画素電極駆動回路は、ガンマ特性の種類を示す制御信号に応じて前記階調電圧のレベルを切り替え、
前記共通電極駆動回路は、前記制御信号に応じて前記共通電極電圧のレベルを切り替えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記共通電極駆動回路は、直列に接続された複数の抵抗を含む分圧回路と、前記分圧回路で得られた電圧を増幅する増幅回路と、前記制御信号に応じて前記増幅回路の入力電圧のレベルを切り替える電圧切替回路とを含む。
前記共通電極駆動回路は、直列に接続された複数の抵抗を含む分圧回路と、前記分圧回路で得られた電圧を増幅する増幅回路と、前記制御信号に応じて前記増幅回路の入力電圧のレベルを切り替える電圧切替回路とを含む。
第3の発明は、第2の発明において、
前記電圧切替回路は、前記制御信号によって制御されるスイッチと、前記スイッチと直列に接続された補助抵抗とを含み、前記分圧回路に含まれる抵抗に並列に接続されていることを特徴とする。
前記電圧切替回路は、前記制御信号によって制御されるスイッチと、前記スイッチと直列に接続された補助抵抗とを含み、前記分圧回路に含まれる抵抗に並列に接続されていることを特徴とする。
第4の発明は、第3の発明において、
前記共通電極駆動回路は、前記電圧切替回路を複数個含むことを特徴とする。
前記共通電極駆動回路は、前記電圧切替回路を複数個含むことを特徴とする。
第5の発明は、第1の発明において、
前記画素電極駆動回路は、
デジタル処理により、前記入力映像信号に補正を施すデジタルガンマ補正回路と、
補正後の映像信号に基づく階調電圧を前記画素電極に印加するデータ信号線駆動回路とを含み、
前記デジタルガンマ補正回路は、前記制御信号に応じて、前記入力映像信号に施す補正の内容を切り替えることを特徴とする。
前記画素電極駆動回路は、
デジタル処理により、前記入力映像信号に補正を施すデジタルガンマ補正回路と、
補正後の映像信号に基づく階調電圧を前記画素電極に印加するデータ信号線駆動回路とを含み、
前記デジタルガンマ補正回路は、前記制御信号に応じて、前記入力映像信号に施す補正の内容を切り替えることを特徴とする。
第6の発明は、第1の発明において、
前記画素電極駆動回路は、
前記階調電圧の基準電圧を生成する基準電源回路と、
前記基準電圧を分圧し、複数の階調電圧を生成する階調電圧生成回路と、
前記複数の階調電圧の中から、前記入力映像信号に応じた階調電圧を選択する階調電圧選択回路とを含み、
前記基準電源回路は、前記制御信号に応じて前記基準電圧のレベルを切り替えることを特徴とする。
前記画素電極駆動回路は、
前記階調電圧の基準電圧を生成する基準電源回路と、
前記基準電圧を分圧し、複数の階調電圧を生成する階調電圧生成回路と、
前記複数の階調電圧の中から、前記入力映像信号に応じた階調電圧を選択する階調電圧選択回路とを含み、
前記基準電源回路は、前記制御信号に応じて前記基準電圧のレベルを切り替えることを特徴とする。
第7の発明は、第1の発明において、
前記画素電極駆動回路は、
前記階調電圧の基準電圧を生成する基準電源回路と、
前記基準電圧を分圧し、複数の階調電圧を生成する階調電圧生成回路と、
前記複数の階調電圧の中から、前記入力映像信号に応じた階調電圧を選択する階調電圧選択回路とを含み、
前記階調電圧生成回路は、前記制御信号に応じて前記複数の階調電圧のレベルを切り替えることを特徴とする。
前記画素電極駆動回路は、
前記階調電圧の基準電圧を生成する基準電源回路と、
前記基準電圧を分圧し、複数の階調電圧を生成する階調電圧生成回路と、
前記複数の階調電圧の中から、前記入力映像信号に応じた階調電圧を選択する階調電圧選択回路とを含み、
前記階調電圧生成回路は、前記制御信号に応じて前記複数の階調電圧のレベルを切り替えることを特徴とする。
第8の発明は、ガンマ補正機能を有する液晶表示装置の共通電極駆動回路であって、
直列に接続された複数の抵抗を含む分圧回路と、
前記分圧回路で得られた電圧を増幅する増幅回路と、
ガンマ特性の種類を示す制御信号に応じて、前記増幅回路の入力電圧のレベルを切り替える電圧切替回路とを備える。
直列に接続された複数の抵抗を含む分圧回路と、
前記分圧回路で得られた電圧を増幅する増幅回路と、
ガンマ特性の種類を示す制御信号に応じて、前記増幅回路の入力電圧のレベルを切り替える電圧切替回路とを備える。
第9の発明は、第8の発明において、
前記電圧切替回路は、前記制御信号によって制御されるスイッチと、前記スイッチと直列に接続された補助抵抗とを含み、前記分圧回路に含まれる抵抗に並列に接続されていることを特徴とする。
前記電圧切替回路は、前記制御信号によって制御されるスイッチと、前記スイッチと直列に接続された補助抵抗とを含み、前記分圧回路に含まれる抵抗に並列に接続されていることを特徴とする。
第10の発明は、ガンマ補正機能を有する液晶表示装置の駆動方法であって、
入力映像信号に基づき、所定のガンマ特性が得られる階調電圧を液晶パネルの画素電極に印加するステップと、
所定の共通電極電圧を前記液晶パネルの共通電極に印加するステップとを備え、
前記階調電圧を印加するステップは、ガンマ特性の種類を示す制御信号に応じて前記階調電圧のレベルを切り替え、
前記共通電極電圧を印加するステップは、前記制御信号に応じて前記共通電極電圧のレベルを切り替えることを特徴とする。
入力映像信号に基づき、所定のガンマ特性が得られる階調電圧を液晶パネルの画素電極に印加するステップと、
所定の共通電極電圧を前記液晶パネルの共通電極に印加するステップとを備え、
前記階調電圧を印加するステップは、ガンマ特性の種類を示す制御信号に応じて前記階調電圧のレベルを切り替え、
前記共通電極電圧を印加するステップは、前記制御信号に応じて前記共通電極電圧のレベルを切り替えることを特徴とする。
上記第1または第10の発明によれば、ガンマ特性を切り替えたときに、階調電圧のレベルと共に共通電極電圧のレベルを切り替えることができる。したがって、ガンマ特性を切り替えたときでも共通電極電圧を好適なレベルに保ち、フリッカを抑制することができる。
上記第2または第8の発明によれば、制御信号に応じて共通電極電圧のレベルを切り替える共通電極駆動回路を容易に構成することができる。
上記第3または第9の発明によれば、制御信号に応じて増幅回路の入力電圧のレベルを切り替える電圧切替回路を容易に構成することができる。
上記第4の発明によれば、制御信号に応じて共通電極電圧のレベルを3とおり以上に切り替える共通電極駆動回路を容易に構成することができる。
上記第5の発明によれば、映像信号に施す補正の内容を切り替えてガンマ特性を切り替える液晶表示装置において、ガンマ特性を切り替えたときに発生するフリッカを抑制することができる。
上記第6の発明によれば、階調電圧の基準電圧のレベルを切り替えてガンマ特性を切り替える液晶表示装置において、ガンマ特性を切り替えたときに発生するフリッカを抑制することができる。
上記第7の発明によれば、基準電圧に基づき生成する複数の階調電圧のレベルを切り替えてガンマ特性を切り替える液晶表示装置において、ガンマ特性を切り替えたときに発生するフリッカを抑制することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。図1に示す液晶表示装置1は、液晶パネル10、デジタルガンマ補正回路20、タイミング制御回路21、走査信号線駆動回路22、データ信号線駆動回路23、共通電極駆動回路24、電源回路25、および、基準電源回路26を備えている。以下、m、n、s、tは2以上の整数であり、s<tであるとする。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。図1に示す液晶表示装置1は、液晶パネル10、デジタルガンマ補正回路20、タイミング制御回路21、走査信号線駆動回路22、データ信号線駆動回路23、共通電極駆動回路24、電源回路25、および、基準電源回路26を備えている。以下、m、n、s、tは2以上の整数であり、s<tであるとする。
液晶パネル10は、2枚のガラス基板の間に液晶物質を挟み込んだ構造を有する。一方のガラス基板には、(m×n)個の画素電極11、これと同数の薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下、TFTという)12、m本の走査信号線G1〜Gm、および、n本のデータ信号線S1〜Snが形成される。他方のガラス基板には、すべての画素電極11に対向する位置に共通電極13が形成される。走査信号線G1〜Gmは互いに平行に配置され、データ信号線S1〜Snは走査信号線G1〜Gmと直交するように互いに平行に配置される。TFT12は走査信号線G1〜Gmとデータ信号線S1〜Snの交点近傍に配置され、画素電極11はTFT12の近傍に配置される。
電源回路25は、外部から供給された電源電圧(図示せず)に基づき、基準電源回路26に供給する電源電圧を生成する。基準電源回路26は、電源回路25で生成された電源電圧に基づき、液晶表示装置1の動作に必要とされる複数の基準電圧を生成する。基準電源回路26で生成された基準電圧は、走査信号線駆動回路22やデータ信号線駆動回路23や共通電極駆動回路24などに供給される。
液晶表示装置1には、同期信号(例えば、水平同期信号HSYNCや垂直同期信号VSYNCなど)と映像信号Xが入力される。デジタルガンマ補正回路20は、入力された映像信号Xに対してデジタル処理により補正を施し、補正後の映像信号Yを出力する(詳細は後述)。タイミング制御回路21は、入力された同期信号に基づき、走査信号線駆動回路22とデータ信号線駆動回路23に対してタイミング制御信号C1、C2を出力する。
走査信号線駆動回路22は、タイミング制御信号C1に基づき、走査信号線G1〜Gmを駆動する。より詳細には、走査信号線駆動回路22は、タイミング制御信号C1に基づき走査信号線G1〜Gmの中から1本の走査信号線を順に選択し、選択した走査信号線に所定レベルの電圧(例えば、ハイ電圧)を、残余の走査信号線にそれ以外のレベルの電圧(例えば、ロー電圧)を印加する。これにより、走査信号線G1〜Gmは1本ずつ順に選択され、選択された走査信号線に接続されたTFT12はオン状態となる。
データ信号線駆動回路23は、階調電圧生成回路41、n段のシフトレジスタ42、n個のラッチ43およびn個のD/A変換器44を含み、タイミング制御信号C2と補正後の映像信号Yに基づきデータ信号線S1〜Snを駆動する。階調電圧生成回路41は、図2に示すように、直列に接続された複数の抵抗を含み、基準電源回路26から出力されたs個の基準電圧を分圧してt個の階調電圧を生成する。階調電圧生成回路41で生成された複数の階調電圧は、D/A変換器44に出力される。
シフトレジスタ42の各段、ラッチ43およびD/A変換器44は、データ信号線S1〜Snのそれぞれに対応して設けられる。タイミング制御信号C2はシフトレジスタ42に入力され、シフトレジスタ42の各段の出力は1つずつ順に所定レベル(例えば、ハイレベル)になる。i番目(iは1以上n以下の整数)のラッチ43は、シフトレジスタ42のi段目の出力が上記所定レベルになったときに映像信号Yを記憶する。1行分の映像信号Yがn個のラッチ43に記憶された後に、n個のD/A変換器44は、n個のラッチ43に記憶された映像信号をアナログ信号に変換し、データ信号線S1〜Snに出力する。これにより、オン状態のTFT12に接続された画素電極11には、補正後の映像信号Yに応じた電圧が印加される。
このようにデジタルガンマ補正回路20、基準電源回路26およびデータ信号線駆動回路23は、入力された映像信号Xに基づき、所定のガンマ特性が得られる階調電圧を画素電極11に印加する画素電極駆動回路として機能する。
共通電極駆動回路24は、共通電極13の駆動回路である。共通電極駆動回路24は、基準電源回路26から出力された基準電圧Vrefを分圧して共通電極電圧Vcomを生成し、共通電極13に印加する(詳細は後述)。
液晶表示装置1は、ガンマ補正機能を有すると共に、ガンマ特性を切り替える機能を有する。図1に示すように、液晶表示装置1には外部から、ガンマ特性の種類を示す制御信号(以下、ガンマ制御信号GCという)が与えられる。ここでは液晶表示装置1は、ガンマ制御信号GCに応じて、ガンマ特性を2とおりに切り替えるものとする。液晶表示装置1のガンマ特性は、ガンマ制御信号GCがローレベルのときには第1のガンマ特性になり、ガンマ制御信号GCがハイレベルのときには第2のガンマ特性になる。
デジタルガンマ補正回路20は、ガンマ制御信号GCに応じて、映像信号Xに施す補正の内容を切り替える。より詳細には、デジタルガンマ補正回路20は、第1のテーブル31、第2のテーブル32、および、補正処理部33を含んでいる(図1を参照)。第1のテーブル31は、映像信号Xの各レベルに対応づけて、第1のガンマ特性を得るための補正値を記憶している。第2のテーブル32は、映像信号Xの各レベルに対応づけて、第2のガンマ特性を得るための補正値を記憶している。補正処理部33は、ガンマ制御信号GCがローレベルのときには第1のテーブル31を、ガンマ制御信号GCがハイレベルのときには第2のテーブル32を選択し、選択したテーブルから映像信号Xのレベルに応じた補正値を読み出して、補正後の映像信号Yとして出力する。なお、表示品位を改善するために、補正処理部33はディザ処理(誤差拡散処理)などを行ってもよい。
一方、共通電極駆動回路24は、ガンマ制御信号GCに応じて、共通電極電圧Vcomのレベルを切り替える。図3は、共通電極駆動回路24の一例を示す回路図である。図3に示す共通電極駆動回路24aは、抵抗R1、R2、演算増幅器AMP、補助抵抗R0およびスイッチSWを備えている。抵抗R1と抵抗R2は、直列に接続される。抵抗R1、R2を直列に接続した回路の一端には基準電源回路26で生成された基準電圧Vrefが印加され、他端は接地される。抵抗R1、R2は、基準電圧Vrefを分圧する分圧回路として機能する。
演算増幅器AMPの正側入力端子は抵抗R1と抵抗R2の接続点(以下、節点Pという)に接続され、演算増幅器AMPの負側入力端子は演算増幅器AMPの出力端子に接続される。これにより演算増幅器AMPは、節点Pの電圧を1倍に増幅する。演算増幅器AMPの出力端子は共通電極13に接続され、演算増幅器AMPの出力電圧(節点Pの電圧に等しい)が共通電極電圧Vcomとなる。
補助抵抗R0とスイッチSWは、ガンマ制御信号GCに応じて演算増幅器AMPの入力電圧のレベルを切り替える電圧切替回路として機能する。より詳細には、補助抵抗R0とスイッチSWは直列に接続され、両者を直列に接続した回路は抵抗R2と並列に接続される。スイッチSWは、ガンマ制御信号GCによって制御される。図3に示す例では、スイッチSWはNチャネル型の電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor :FET)で構成され、スイッチSWのゲート端子にはガンマ制御信号GCが印加されている。この場合、スイッチSWは、ガンマ制御信号GCがローレベルのときにはオフ状態、ガンマ制御信号GCがハイレベルのときにはオン状態となる。
共通電極電圧Vcomを好適なレベルに調整するために、抵抗R1、R2のうち少なくとも一方には可変抵抗が用いられる。共通電極電圧Vcomを調整するためには、2個の抵抗のうち1個が可変抵抗であればよい。また、固定抵抗と可変抵抗を任意に接続して、可変抵抗として用いてもよい。
ガンマ制御信号GCがローレベルのときには、スイッチSWはオフ状態となり、共通電極電圧Vcom(節点Pの電圧に等しい)は、基準電圧Vrefを抵抗R1、R2の抵抗値で按分した値となる。すなわち、抵抗R1の抵抗値をr1、抵抗R2の抵抗値をr2としたとき、共通電極電圧Vcomは次式(1)で与えられる。
Vcom=Vref×r2/(r1+r2) …(1)
Vcom=Vref×r2/(r1+r2) …(1)
ガンマ制御信号GCがハイレベルのときには、スイッチSWはオン状態となり、抵抗R2には補助抵抗R0が並列に接続される。このため、ガンマ制御信号GCがローレベルのときよりも、節点Pと接地の間の抵抗は小さくなり、共通電極電圧Vcomは低くなる。このように共通電極駆動回路24aによれば、ガンマ制御信号GCに応じて、共通電極電圧Vcomのレベルを2とおりに切り替えることができる。
補助抵抗R0の抵抗値は、ガンマ制御信号GCがローレベルのときの共通電極電圧と、ガンマ制御信号GCがハイレベルのときの共通電極電圧との差が、第1のガンマ特性に従って表示された画面に発生するフリッカが最小になる共通電極電圧と、第2のガンマ特性に従って表示された画面に発生するフリッカが最小になる共通電極電圧との差に一致するように決定することが好ましい。
共通電極駆動回路24には、ガンマ制御信号GCに応じて共通電極電圧Vcomのレベルを切り替える任意の回路を用いることができる。例えば、共通電極駆動回路24には、図4〜図6に示す回路を用いることができる。図4に示す共通電極駆動回路24bでは、補助抵抗R0とスイッチSWを直列に接続した回路は、抵抗R2ではなく、抵抗R1と並列に接続されている。共通電極駆動回路24bでは、ガンマ制御信号GCがローレベルのときよりもガンマ制御信号GCがハイレベルのときのほうが、共通電極電圧Vcomは高くなる。
また、図5に示す共通電極駆動回路24cでは、補助抵抗R0とスイッチSW1を直列に接続した回路はスイッチSW2と並列に接続され、この並列接続回路は抵抗R2と接地との間に挿入されている。スイッチSW2はスイッチSW1と逆の極性を有し、スイッチSW1、SW2のゲート端子にはガンマ制御信号GCが印加される。ガンマ制御信号GCがローレベルのときには、スイッチSW1はオフ状態、スイッチSW2はオン状態となり、共通電極電圧Vcomは上式(1)で与えられる。ガンマ制御信号GCがハイレベルのときには、スイッチSW1はオン状態、スイッチSW2はオフ状態となり、抵抗R2と接地との間に補助抵抗R0が挿入される。共通電極駆動回路24cでは、ガンマ制御信号GCがローレベルのときよりもガンマ制御信号GCがハイレベルのときのほうが、共通電極電圧Vcomは高くなる。
また、図6に示す共通電極駆動回路24dでは、補助抵抗R0とスイッチSW1を直列に接続した回路はスイッチSW2と並列に接続され、この並列接続回路は抵抗R1と抵抗R2の間に挿入される。演算増幅器AMPの正側入力端子は、この並列接続回路と抵抗R2の接続点(図6に示す節点Q)に接続される。共通電極駆動回路24dでは、ガンマ制御信号GCがローレベルのときよりもガンマ制御信号GCがハイレベルのときのほうが、共通電極電圧Vcomは低くなる。
また、ガンマ特性を3とおり以上に切り替えるためには、デジタルガンマ補正回路20に必要なテーブルを追加し、追加したテーブルから補正値を読み出す機能を補正処理部33に追加し、ガンマ制御信号GCに応じて共通電極電圧Vcomのレベルを3とおり以上に切り替える共通電極駆動回路24を用いればよい。
図7は、共通電極電圧のレベルを3とおりに切り替える共通電極駆動回路の例を示す回路図である。図7に示す共通電極駆動回路24eは、抵抗R1、R2、演算増幅器AMP、補助抵抗R0a、R0bおよびスイッチSWa、SWbを備えている。補助抵抗R0aとスイッチSWaを直列に接続した回路、および、補助抵抗R0bとスイッチSWbを直列に接続した回路は、いずれも抵抗R2と並列に接続され、差動増幅器AMPの入力電圧のレベルを切り替える電圧切替回路として機能する。補助抵抗R0bには、補助抵抗R0aよりも抵抗値の小さいものが用いられる。
ガンマ特性を3とおりに切り替えるために、共通電極駆動回路24eには2本のガンマ制御信号GCa、GCbが供給される。スイッチSWaは、ガンマ制御信号GCaがローレベルのときはオフ状態、ガンマ制御信号GCaがハイレベルのときはオン状態となる。スイッチSWbは、ガンマ制御信号GCbがローレベルのときはオフ状態、ガンマ制御信号GCbがハイレベルのときはオン状態となる。
スイッチSWa、SWbが両方ともオフ状態のときには、共通電極電圧Vcomは上式(1)で与えられる。スイッチSWaがオン状態でスイッチSWbがオフ状態のときには、抵抗R2には補助抵抗R0aが並列に接続されるので、共通電極電圧VcomはスイッチSWa、SWbが両方ともオフ状態のときよりも低くなる。スイッチSWaがオフ状態でスイッチSWbがオン状態のときには、抵抗R2には補助抵抗R0aよりも抵抗値が小さい補助抵抗R0bが並列に接続されるので、共通電極電圧VcomはスイッチSWaがオン状態でスイッチSWbがオフ状態のときよりもさらに低くなる。
このように共通電極駆動回路24eによれば、ガンマ制御信号GCに応じて、共通電極電圧Vcomのレベルを3とおりに切り替えることができる。なお、共通電極電圧Vcomのレベルを3とおり以上に切り替える共通電極駆動回路においても、補助抵抗とスイッチを直列に接続した回路を抵抗R1と並列に設けてもよく、補助抵抗とスイッチを直列に接続した回路を逆極性のスイッチと並列に接続した上で、差動増幅器AMPの入力端子と接地との間(あるいは、差動増幅器AMPの入力端子と基準電圧Vrefの供給点との間)に挿入してもよい。
このように液晶表示装置1は、ガンマ制御信号GCに応じて映像信号Xに施す補正の内容を切り替えるデジタルガンマ補正回路20と、ガンマ制御信号GCに応じて共通電極電圧Vcomのレベルを切り替える共通電極駆動回路24とを備えている。これにより、ガンマ特性を切り替えるときに、階調電圧のレベルと共に共通電極電圧のレベルを切り替えることができる。したがって、ガンマ特性を切り替えたときに階調電圧のレベルだけを切り替える液晶表示装置とは異なり、ガンマ特性を切り替えたときでも共通電極電圧を好適なレベルに保ち、フリッカを抑制することができる。また、図3〜図7に示す共通電極駆動回路を用いることにより、このような効果を奏する液晶表示装置を容易に構成することができる。
以上に示すように、本実施形態によれば、映像信号に施す補正の内容を切り替えてガンマ特性を切り替える液晶表示装置において、ガンマ特性を切り替えたときに発生するフリッカを抑制することができる。
(第2の実施形態)
図8は、本発明の第2の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。図8に示す液晶表示装置2は、第1の実施形態に係る液晶表示装置1からデジタルガンマ補正回路20を削除し、基準電圧切替回路27を追加したものである。本実施形態の構成要素のうち第1の実施形態と同一のものについては、同一の参照符号を付して説明を省略する。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。図8に示す液晶表示装置2は、第1の実施形態に係る液晶表示装置1からデジタルガンマ補正回路20を削除し、基準電圧切替回路27を追加したものである。本実施形態の構成要素のうち第1の実施形態と同一のものについては、同一の参照符号を付して説明を省略する。
液晶表示装置2では、ガンマ制御信号GCは、共通電極駆動回路24と基準電圧切替回路27に入力される。基準電圧切替回路27は、第1のパラメータと第2のパラメータを記憶し、パラメータ設定部34を含んでいる。ここで、第1のパラメータとは、第1のガンマ特性を得るために基準電源回路26に設定すべきパラメータをいい、第2のパラメータとは、第2のガンマ特性を得るために基準電源回路26に設定すべきパラメータをいう。パラメータ設定部34は、ガンマ制御信号GCがローレベルのときには第1のパラメータを、ガンマ制御信号GCがハイレベルのときには第2のパラメータを基準電源回路26に設定する。
基準電源回路26は、基準電圧切替回路27によって設定されたパラメータに応じて、複数の基準電圧を生成する。より詳細には、基準電源回路26は、第1のパラメータが設定されたときには、第1のガンマ特性が得られる複数の基準電圧を生成し、第2のパラメータが設定されたときには、第2のガンマ特性が得られる複数の基準電圧を生成する。このように基準電源回路26は、ガンマ制御信号GCに応じて、生成する複数の基準電圧のレベルを切り替える。液晶表示装置2は、階調電圧の基準電圧のレベルを切り替えることにより、ガンマ特性を切り替える。
基準電源回路26およびデータ信号線駆動回路23(階調電圧生成回路41とD/A変換器44を含む)は、入力された映像信号Xに基づき、所定のガンマ特性が得られる階調電圧を画素電極11に印加する画素電極駆動回路として機能する。また、D/A変換器44は、階調電圧生成回路41で生成された複数の階調電圧の中から、映像信号Xに応じた階調電圧を選択する階調電圧選択回路として機能する。
液晶表示装置2でも液晶表示装置1と同様に、共通電極駆動回路24には、例えば図3〜図7に示す回路が使用される。共通電極駆動回路24は、ガンマ制御信号GCに応じて、共通電極電圧Vcomのレベルを切り替える。
したがって、液晶表示装置2でも、ガンマ特性を切り替えるときに、階調電圧のレベルと共に共通電極電圧のレベルを切り替えることができる。よって、本実施形態によれば、階調電圧の基準電圧のレベルを切り替えてガンマ特性を切り替える液晶表示装置において、ガンマ特性を切り替えたときに発生するフリッカを抑制することができる。
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。図9に示す液晶表示装置3は、第1の実施形態に係る液晶表示装置1からデジタルガンマ補正回路20を削除し、データ信号線駆動回路23をデータ信号線駆動回路28に置換したものである。データ信号線駆動回路28は、データ信号線駆動回路23において階調電圧生成回路41を階調電圧生成回路45に置換したものである。本実施形態の構成要素のうち第1の実施形態と同一のものについては、同一の参照符号を付して説明を省略する。
図9は、本発明の第3の実施形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。図9に示す液晶表示装置3は、第1の実施形態に係る液晶表示装置1からデジタルガンマ補正回路20を削除し、データ信号線駆動回路23をデータ信号線駆動回路28に置換したものである。データ信号線駆動回路28は、データ信号線駆動回路23において階調電圧生成回路41を階調電圧生成回路45に置換したものである。本実施形態の構成要素のうち第1の実施形態と同一のものについては、同一の参照符号を付して説明を省略する。
液晶表示装置3では、ガンマ制御信号GCは、共通電極駆動回路24と階調電圧生成回路45に入力される。階調電圧生成回路45は、第1の分圧回路46、第2の分圧回路47および電圧選択回路48を含んでいる。第1の分圧回路46と第2の分圧回路47は、いずれも階調電圧生成回路41と同様の構成を有する(図2を参照)。ただし、第1の分圧回路46と第2の分圧回路47では、内部の抵抗の抵抗値が異なっている。
第1の分圧回路46は、基準電源回路26から出力されたs個の基準電圧を分圧して、第1のガンマ特性が得られるt個の階調電圧を生成する。第2の分圧回路47は、基準電源回路26から出力されたs個の基準電圧を分圧して、第2のガンマ特性が得られるt個の階調電圧を生成する。電圧選択回路48は、ガンマ制御信号GCがローレベルのときには第1の分圧回路46で生成された複数の階調電圧を選択し、ガンマ制御信号GCがハイレベルのときには第2の分圧回路47で生成された複数の階調電圧を選択する。電圧選択回路48で選択された複数の階調電圧は、D/A変換器44に出力される。
基準電源回路26およびデータ信号線駆動回路28(階調電圧生成回路45とD/A変換器44を含む)は、入力された映像信号Xに基づき、所定のガンマ特性が得られる階調電圧を画素電極11に印加する画素電極駆動回路として機能する。また、D/A変換器44は、階調電圧生成回路45で生成された複数の階調電圧の中から、映像信号Xに応じた階調電圧を選択する階調電圧選択回路として機能する。
液晶表示装置3でも液晶表示装置1、2と同様に、共通電極駆動回路24には、例えば図3〜図7に示す回路が使用される。共通電極駆動回路24は、ガンマ制御信号GCに応じて、共通電極電圧Vcomを切り替える。
したがって、液晶表示装置3でも、ガンマ特性を切り替えるときに、階調電圧のレベルと共に共通電極電圧のレベルを切り替えることができる。よって、本実施形態によれば、基準電圧に基づき生成する複数の階調電圧のレベルを切り替えてガンマ特性を切り替える液晶表示装置において、ガンマ特性を切り替えたときに発生するフリッカを抑制することができる。
以上に示すように、本発明の各実施形態に係るに液晶表示装置によれば、ガンマ特性を切り替えるときに、階調電圧のレベルと共に共通電極電圧を切り替えることができる。したがって、ガンマ特性を切り替えたときでも、共通電極電圧を好適なレベルに保ち、フリッカを抑制することができる。
なお、以上の説明では、各実施形態に係る液晶表示装置は線順次駆動を行うこととしたが、これに代えて、点順次駆動を行ってもよい。また、液晶パネル10に、周辺回路の一部(例えば、走査信号線駆動回路22やデータ信号線駆動回路23、28)を一体に形成してもよい。
1、2、3…液晶表示装置
10…液晶パネル
11…画素電極
12…TFT
13…共通電極
20…デジタルガンマ補正回路
21…タイミング制御回路
22…走査信号線駆動回路
23、28…データ信号線駆動回路
24…共通電極駆動回路
25…電源回路
26…基準電源回路
27…基準電圧切替回路
41、45…階調電圧生成回路
44…D/A変換器
X…映像信号
Y…補正後の映像信号
GC…ガンマ制御信号
Vref…基準電圧
Vcom…共通電極電圧
10…液晶パネル
11…画素電極
12…TFT
13…共通電極
20…デジタルガンマ補正回路
21…タイミング制御回路
22…走査信号線駆動回路
23、28…データ信号線駆動回路
24…共通電極駆動回路
25…電源回路
26…基準電源回路
27…基準電圧切替回路
41、45…階調電圧生成回路
44…D/A変換器
X…映像信号
Y…補正後の映像信号
GC…ガンマ制御信号
Vref…基準電圧
Vcom…共通電極電圧
Claims (10)
- ガンマ補正機能を有する液晶表示装置であって、
複数の画素電極と共通電極とを含む液晶パネルと、
入力映像信号に基づき、所定のガンマ特性が得られる階調電圧を前記画素電極に印加する画素電極駆動回路と、
所定の共通電極電圧を前記共通電極に印加する共通電極駆動回路とを備え、
前記画素電極駆動回路は、ガンマ特性の種類を示す制御信号に応じて前記階調電圧のレベルを切り替え、
前記共通電極駆動回路は、前記制御信号に応じて前記共通電極電圧のレベルを切り替えることを特徴とする、液晶表示装置。 - 前記共通電極駆動回路は、直列に接続された複数の抵抗を含む分圧回路と、前記分圧回路で得られた電圧を増幅する増幅回路と、前記制御信号に応じて前記増幅回路の入力電圧のレベルを切り替える電圧切替回路とを含む、請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記電圧切替回路は、前記制御信号によって制御されるスイッチと、前記スイッチと直列に接続された補助抵抗とを含み、前記分圧回路に含まれる抵抗に並列に接続されていることを特徴とする、請求項2に記載の液晶表示装置。
- 前記共通電極駆動回路は、前記電圧切替回路を複数個含むことを特徴とする、請求項3に記載の液晶表示装置。
- 前記画素電極駆動回路は、
デジタル処理により、前記入力映像信号に補正を施すデジタルガンマ補正回路と、
補正後の映像信号に基づく階調電圧を前記画素電極に印加するデータ信号線駆動回路とを含み、
前記デジタルガンマ補正回路は、前記制御信号に応じて、前記入力映像信号に施す補正の内容を切り替えることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記画素電極駆動回路は、
前記階調電圧の基準電圧を生成する基準電源回路と、
前記基準電圧を分圧し、複数の階調電圧を生成する階調電圧生成回路と、
前記複数の階調電圧の中から、前記入力映像信号に応じた階調電圧を選択する階調電圧選択回路とを含み、
前記基準電源回路は、前記制御信号に応じて前記基準電圧のレベルを切り替えることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記画素電極駆動回路は、
前記階調電圧の基準電圧を生成する基準電源回路と、
前記基準電圧を分圧し、複数の階調電圧を生成する階調電圧生成回路と、
前記複数の階調電圧の中から、前記入力映像信号に応じた階調電圧を選択する階調電圧選択回路とを含み、
前記階調電圧生成回路は、前記制御信号に応じて前記複数の階調電圧のレベルを切り替えることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。 - ガンマ補正機能を有する液晶表示装置の共通電極駆動回路であって、
直列に接続された複数の抵抗を含む分圧回路と、
前記分圧回路で得られた電圧を増幅する増幅回路と、
ガンマ特性の種類を示す制御信号に応じて、前記増幅回路の入力電圧のレベルを切り替える電圧切替回路とを備えた、共通電極駆動回路。 - 前記電圧切替回路は、前記制御信号によって制御されるスイッチと、前記スイッチと直列に接続された補助抵抗とを含み、前記分圧回路に含まれる抵抗に並列に接続されていることを特徴とする、請求項8に記載の共通電極駆動回路。
- ガンマ補正機能を有する液晶表示装置の駆動方法であって、
入力映像信号に基づき、所定のガンマ特性が得られる階調電圧を液晶パネルの画素電極に印加するステップと、
所定の共通電極電圧を前記液晶パネルの共通電極に印加するステップとを備え、
前記階調電圧を印加するステップは、ガンマ特性の種類を示す制御信号に応じて前記階調電圧のレベルを切り替え、
前記共通電極電圧を印加するステップは、前記制御信号に応じて前記共通電極電圧のレベルを切り替えることを特徴とする、液晶表示装置の駆動方法。
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-
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- 2006-12-06 JP JP2006329312A patent/JP2008145496A/ja active Pending
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