JP2008145420A - 成分分離装置及び成分分離方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】成分分離装置及び成分分離方法を提供する。
【解決手段】試料を収容できるように設けられ、試料が成分別に層をなして区分された複数層の流体で形成される場所であるメインチャンバ115と、メインチャンバに連結され、複数層の流体中で特定成分が含まれた特定層を収容できるように設けられた成分分離チャンバ125と、メインチャンバと成分分離チャンバとを連結する第1チャンネル126と、第1チャンネルを通じる流体の流れを制御できるように第1チャンネルに備えられる第1チャンネル弁141と、を備えることを特徴とする成分分離装置である。
【選択図】図2

Description

本発明は、試料から特定成分物質を分離抽出するための成分分離装置及び前記成分分離装置を利用した成分分離方法に関する。
従来、血液から白血球などの特定成分を分離抽出して各種疾病を診断する診断方法が広く適用されている。血液などの試料から白血球などの特定成分を抽出する方法には、化学的処理を通じて試料から残りの成分を順次に除去し、必要とする特定成分のみを残して抽出する方法と、遠心分離を通じて、試料を成分別に層が形成された複数層の流体に形成し、前記複数層の流体から必要とする特定成分が多量に含まれた特定層を分離抽出する方法と、がある。
図1A及び図1Bは、従来の一例によって遠心分離を通じて全血(WB:Whole Blood)から白血球(WBC:White Blood Cell)を分離抽出する方法を順次に示す図面である。
図1Aを参照すれば、WBからWBCを抽出するために、まずチューブ10に試薬である密度勾配媒質(DGM:Density Gradient Medium)20、100μlを注入し、WB100μl、0.9%濃度の塩水100μl、及び少量の抗凝固剤を混合した血液希釈液22が前記試薬20上に積層されるように前記チューブ10に注入する。そして、矢印F方向に遠心力が加えられるように前記チューブ10を回転させれば、密度差によって成分別に層をなして区分された複数層の流体が形成される。最下の第1層31は、赤血球(RBC:Red Blood Cell)が多量に含まれた無色の液体であり、その上の第2層32は、WBCが多量に含まれた無色の液体であり、最上の第3層33は、RBC及びWBCがほとんど含まれていない薄い赤色を帯びる液体である。ピペット15を利用した手作業を通じて前記チューブ10内の複数層の流体からWBCを含む第2層32が抽出される。
しかし、前記方法は、DGM20と血液希釈液22とをチューブ10に注入する過程や、前記第2層32をチューブ10から抽出する過程が、手作業でなされている。したがって、作業者の熟練度によって、WBCが十分に得られないこともあり、作業途中にWBCが汚染されることもある。
本発明は、前記問題点を解決するためのものであって、熟練された手作業を必要としないので、作業者の熟練度と関係なしに一定の収率を得ることが可能な成分分離装置及び前記成分分離装置を利用した成分分離方法を提供することを技術的課題とする。
前記課題を達成するために本発明は、試料を収容できるように設けられ、前記試料が各成分別に層をなして区分された複数層の流体に形成される場所であるメインチャンバと、前記メインチャンバに連結され、前記複数層の流体中で特定成分が含まれた特定層を収容できるように設けられた成分分離チャンバと、前記メインチャンバと前記成分分離チャンバとを連結する第1チャンネルと、前記第1チャンネルを通じる流体の流れを制御できるように前記第1チャンネルに備えられる第1チャンネル弁と、を備えることを特徴とする成分分離装置を提供する。
望ましくは、前記メインチャンバ及び成分分離チャンバは、一枚の基板に形成される。
望ましくは、前記成分分離装置は、前記基板を回転させるための回転手段をさらに備えうる。
望ましくは、前記メインチャンバは、前記基板の回転によって発生する遠心力の方向と平行方向に延びうる。
望ましくは、前記成分分離チャンバは、前記基板の回転によって発生する遠心力によって前記特定層が前記メインチャンバから前記成分分離チャンバに向かって圧送されるように配置される。
望ましくは、前記成分分離装置は、前記メインチャンバと連結され、前記成分分離チャンバと異なる位置に連結され、前記メインチャンバに形成された複数層の流体中で特定成分を含む層と異なる層を収容できるように設けられた廃チャンバ、前記メインチャンバと前記廃チャンバとを連結する第2チャンネル、及び前記第2チャンネルを通じる流体の流れを制御できるように前記第2チャンネルに備えられる第2チャンネル弁をさらに備えうる。
望ましくは、前記メインチャンバ、成分分離チャンバ及び廃チャンバは、一枚の基板に形成され、前記成分分離装置は、前記基板を回転させるための回転手段をさらに備え、前記廃チャンバは、前記基板の回転によって発生する遠心力によって前記特定成分が含まれる層と異なる層が前記メインチャンバから前記廃チャンバに向かって圧送されるように配置される。
望ましくは、前記成分分離装置は、前記メインチャンバに形成された複数層の流体中で異なる複数の特定層を分離収容できるように前記成分分離チャンバを複数個備え、前記複数の成分分離チャンバに対応するように、前記第1チャンネル及び第1チャンネル弁を前記成分分離チャンバと同数に備えうる。
望ましくは、前記複数の成分分離チャンバは、異なる位置で前記メインチャンバに連結される。
望ましくは、前記メインチャンバは、少なくとも一対の流体収容部と、隣接した流体収容部を連結する少なくとも一つの毛細管とを備えうる。
望ましくは、前記流体収容部のうち一部の流体収容部は、前記試料が収容される場所であり、他の一部の流体収容部は、前記試料と反応して前記複数層の流体の形成を助ける試薬が収容される場所であり、前記毛細管は、前記複数層の流体が形成される前に前記試料と試薬とを隔離させるために設けられたものでありうる。
望ましくは、前記弁は、常温では対応するチャンネルを閉鎖する固体状態であるが、エネルギーを吸収すれば溶融される相転移物質を含み、前記成分分離装置は、前記弁にエネルギーを供給して前記流路を開放させるためのエネルギー源をさらに備えうる。
望ましくは、前記弁は、前記相転移物質に分散された、エネルギーを吸収すれば発熱する複数の微細発熱粒子をさらに含みうる。
望ましくは、前記エネルギー源は、前記弁に電磁波を照射するものでありうる。
望ましくは、前記エネルギー源は、前記弁にレーザを照射するレーザ光源を含みうる。
また、本発明は、前記成分分離装置を利用して試料から特定成分を分離する方法であって、前記メインチャンバに試料を注入する試料注入ステップと、前記試料を成分別に層をなして区分された複数層の流体に形成する層形成ステップと、前記第1チャンネル弁を開放して前記複数層流体中で特定成分が含まれた特定層を前記成分分離チャンバに排出させる成分抽出ステップと、を含むことを特徴とする成分分離方法を提供する。
望ましくは、前記試料は、WB、痰、小便、及び唾からなるグループで選択された何れか一つでありうる。
望ましくは、前記試料は、WBであり、前記成分抽出ステップで特定成分が相対的に多量に含まれた層を前記成分分離チャンバに排出させうる。
望ましくは、前記成分分離チャンバに排出される特定成分は、細胞またはウイルスでありうる。
望ましくは、前記細胞は、WBCでありうる。
望ましくは、前記成分分離方法は、前記試料と反応して前記複数層の流体の形成を助ける試薬を前記メインチャンバに注入する試薬注入ステップをさらに含みうる。
望ましくは、前記試薬は、DGMでありうる。
望ましくは、前記試薬注入ステップが試料注入ステップに先立つ。
望ましくは、前記成分分離装置のメインチャンバは、少なくとも一対の流体収容部と、隣接した流体収容部を連結する少なくとも一つの毛細管とを備え、前記層形成ステップの前には、前記メインチャンバに注入された前記試料と試薬とを異なる流体収容部に収容して前記毛細管を介して隔離させうる。
望ましくは、前記層形成ステップは、前記メインチャンバに収容された試料に遠心力を加えて、前記複数層の流体の形成を促進するステップを含みうる。
望ましくは、前記成分抽出ステップは、前記複数層の流体に遠心力を加えて、前記特定層を前記メインチャンバから前記成分分離チャンバに圧送するステップを含みうる。
望ましくは、前記成分分離装置は、前記メインチャンバに連結される前記成分分離チャンバと異なる位置でメインチャンバに連結される廃チャンバ、及び前記メインチャンバと前記廃チャンバとを連結する第2チャンネル、及び前記第2チャンネルに備えられる第2チャンネル弁をさらに備え、前記成分分離方法は、前記層形成ステップ後に前記メインチャンバと廃チャンバとの間の弁を開放して、前記複数層の流体中で特定成分が含まる層と異なる層を前記廃チャンバに排出させる排出ステップをさらに含みうる。
望ましくは、前記排出ステップは、前記複数層の流体に遠心力を加えて、前記特定成分が含まれる層と異なる層を前記メインチャンバから前記廃チャンバに圧送するステップを含みうる。
望ましくは、前記排出ステップが前記成分抽出ステップに先立つ。
望ましくは、前記成分分離装置は、前記成分分離チャンバを複数個備え、前記複数の成分分離チャンバに対応するように、前記第1チャンネル及び第1チャンネル弁を前記成分分離チャンバと同数に備え、前記成分抽出ステップで異なる複数の特定層を分離して前記複数の成分分離チャンバにそれぞれ排出しうる。
望ましくは、前記弁は、常温では流路を閉鎖する固体状態であるが、エネルギーを吸収すれば溶融される相転移物質を含み、前記弁にエネルギーを供給して前記流路を開放させうる。
望ましくは、前記弁は、前記相転移物質に分散された、エネルギーを吸収して発熱する複数の微細発熱粒子をさらに含みうる。
望ましくは、前記弁に電磁波を照射してエネルギーを供給しうる。
望ましくは、前記電磁波は、レーザでありうる。
本発明によれば、作業者の熟練度と関係なしに一定の収率で試料から特定成分を分離抽出しうる。また、成分分離抽出作業過程中に汚染誘発要因を減らし、必要とする特定成分の抽出失敗及び汚染された特定成分による誤診可能性を低下させる。
以下、添付された図面を参照して本発明の望ましい実施形態による成分分離装置、その製造方法、及び成分分離方法を詳細に説明する。
図2は、本発明の第1実施形態による成分分離装置を示す平面図である。
図2を参照すれば、本発明の第1実施形態による成分分離装置100は、半径が約6cmである円盤型の基板110と、前記基板110を回転させるための回転手段の一例であるスピンドルモータ105とを備える。前記基板110は、その回転中心から等角度間隔で配置された複数の成分分離ユニット111を備える。各成分分離ユニット111は、基板110の回転によって発生する遠心力F(図3Bを参照)の方向と平行方向に、すなわち、基板110の回転中心の周辺から放射状に延びたメインチャンバ115と、成分分離チャンバ125と、廃チャンバ130とを備える。また、前記成分分離チャンバ125とメインチャンバ115とを連結する第1チャンネル126と、前記廃チャンバ130とメインチャンバ115とを連結する第2チャンネル131とを備える。前記第1チャンネル126と第2チャンネル131とは、それぞれ第1チャンネル弁141と第2チャンネル弁143とによって開閉可能であるが、閉鎖された状態になっている。
前記メインチャンバ115は、特定成分として抽出の対象となっている試料を収容するチャンバであって、試料以外にも、前記試料と反応して成分別に層をなして区分された複数層の流体(図3Cを参照)の形成を助ける試薬も収容しうる。前記メインチャンバ115は、第1、第2、及び第3流体収容部117、118、119と、前記第1流体収容部117と第2流体収容部118とを連結する第1毛細管121と、前記第2流体収容部118と第3流体収容部119とを連結する第2毛細管122と、を備える。基板110の上面には、前記メインチャンバ115に流体を注入するためのインレットホール135が形成されている。
前記成分分離チャンバ125は、メインチャンバ115に形成された複数層の流体(図3Cを参照)中で抽出を所望する特定成分が含まれた特定層を収容するチャンバであり、前記廃チャンバ130は、特定成分が含まれる層と異なる層を収容するチャンバである。前記成分分離チャンバ125と廃チャンバ130とは、基板110の回転によって発生する遠心力によってメインチャンバ115に収容された流体が圧送されるように配置する。具体的に、前記第1チャンネル126がメインチャンバ115と連結する部分である第1チャンネル連結部126aの位置よりも、成分分離チャンバ125の位置は、基板110の外周部にさらに近接して配置され、前記第2チャンネル131がメインチャンバ115と連結される部分である第2チャンネル連結部131aの位置よりも廃チャンバ130の位置が基板110の回転中心からさらに離隔されて配置される。
一方、前記第1チャンネル連結部126aの位置が第2チャンネル連結部131aの位置より基板110の回転中心からさらに離隔されて配置される。具体的に、前記第1チャンネル連結部126aは、第2流体収容部118と第1毛細管121とが連結される位置に設けられ、前記第2チャンネル連結部131aは、第2流体収容部118と第2毛細管122とが連結される位置に設けられる。
136は、基板110の上面に形成され、前記成分分離チャンバ125に移動された流体を基板110の外部に排出するための第1アウトレットホールであり、137は、基板110の上面に形成された、前記廃チャンバ130に移動した流体を基板110の外部に排出するための第2アウトレットホールである。また、138及び139は、基板110の上面に形成された、空気流出入のための第1及び第2ベントホールである。
前記第1チャンネル126を閉鎖する第1チャンネル弁141と第2チャンネル131を閉鎖する第2チャンネル弁143は、常温時には固体状態であるが、エネルギーを吸収すれば溶融する相転移物質と、前記相転移物質に均一に分散されたエネルギーを吸収すれば発熱する複数の微細発熱粒子とを含む。前記相転移物質は、ワックスでありうる。前記ワックスは、加熱されれば、溶融して液体状態に変化し、体積膨脹する。前記ワックスとしては、例えば、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、合成ワックス、または天然ワックスが採用される。
一方、前記相転移物質は、ゲルまたは熱可塑性樹脂でもある。前記ゲルとしては、ポリアクリルアミド、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、またはポリビニルアミドが採用される。また、前記熱可塑性樹脂としては、COC(Cyclo Olefin Copolymer)、PMMA(Polymethylmethacrylate)、PC(Polycarbonate)、PS(Polystyrene)、POM(Polyoxymethylene)、PFA(Perfluoroalkoxy)、PVC(Polyvinyl Chloride)、PP(Polypropylene)、PET(Polyethylene Trerphthalate)、PEEK(Polyetheretherketone)、PA(Polyamide)、PSU(Polysulfone)、またはPVDF(Polyvinylidene Fluoride)が採用される。
前記微細発熱粒子は、例えば、レーザビーム照射などの方法を通じてエネルギーが供給されれば、温度が急上昇して発熱する性質を有し、ワックスに均一に分散される性質を有する。このような性質を有するように、前記微細発熱粒子は、金属成分を含むコア及び疎水性の表面構造を有しうる。例えば、前記微細発熱粒子は、Feからなるコアと、前記Feに結合されてFeを覆い包む複数の界面活性成分とを含む分子構造を有しうる。
通常、前記微細発熱粒子は、キャリアオイルにより、分散された状態に保管される。疎水性表面構造を有する前記微細発熱粒子が均一に分散されるように、キャリアオイルも疎水性であることが望ましい。ワックスに前記微細発熱粒子が分散されたキャリアオイルを注いで混合することによって弁材料を製造しうる。前記微細発熱粒子の粒子形態は、例として挙げた重合体形態に限定されるものではなく、クォンタムドットまたは磁性ビードの形態でも可能である。
図4は、純粋パラフィンワックスとレーザ照射によって発熱する微細発熱粒子とが含まれたパラフィンワックスにレーザを照射した際の、融点到達時間を比較して示すグラフである。
図4を参照すれば、実線で示されたグラフは、純粋(100%)パラフィンワックスの温度グラフであり、点線で示されたグラフは、平均直径10nmの微細発熱粒子の分散されたキャリアオイルとパラフィンワックスとが1対1の割合で混合された50%不純物(微細発熱粒子)パラフィンワックスの温度グラフであり、二点鎖線で示されたグラフは、平均直径10nmの微細発熱粒子の分散されたキャリアオイルとパラフィンワックスとが1対4の割合で混合された20%不純物(微細発熱粒子)パラフィンワックスの温度グラフである。808nmの波長を有するレーザが実験に使われた。パラフィンワックスの融点は、約68ないし74℃である。図4を参照すれば、純粋パラフィンワックスは、レーザ照射後に20秒以上が経過して初めて融点に到達する((ii)参照)。一方、50%不純物(微細発熱粒子)パラフィンワックス及び20%不純物(微細発熱粒子)パラフィンワックスは、レーザ照射後に急速に加熱されて約5秒後に融点に到達することが確認できる((i)参照)。
前記微細発熱粒子は、例えば、Fe、Ni、Co、またはこれらの酸化物のような強磁性物質を成分として含みうる。また、Al、TiO、Ta、Fe、Feまたは、HfOなどの金属酸化物を成分として含むこともできる。
前記成分分離装置100は、前記弁141、143にエネルギーを供給して第1チャンネル126及び第2チャンネル131を開放させるためのエネルギー源の一例であって、レーザ光源(図示せず)を含む。前記レーザ光源は、レーザダイオードを備え、電磁波の一種であるレーザビームを照射する。127及び132は、それぞれ第1チャンネル126及び第2チャンネル131上に形成された第1ドレイン溝及び第2ドレイン溝である。
相転移物質と微細発熱粒子とを含む弁材料が第1チャンネル126上で硬化して第1チャンネル弁141が形成され、前記弁材料が第2チャンネル131上で硬化して第2チャンネル弁143が形成される。前記第1チャンネル弁141にレーザ光源を利用して暫くレーザビームを照射すれば、硬化した弁材料が爆発的に溶融膨脹して第1ドレイン溝127に受容されることによって、閉鎖された第1チャンネル126が開放される。同様に、前記第2チャンネル弁143にレーザ光源を利用して暫くレーザビームを照射すれば、硬化した弁材料が爆発的に溶融膨脹して第2ドレイン溝132に受容されることによって、閉鎖された第2チャンネル131が開放される。一方、本発明の成分分離装置100が備えるエネルギー源は、前記レーザ光源に限定されず、赤外線(IR:Infrared Ray)を照射するか、または高温ガスを噴射して弁141、143を溶融させることもある。
図3Aないし図3Eは、図2の成分分離装置を利用した成分分離方法を順次に示す図面であって、以下、これらの図面を参照して本発明の望ましい実施形態による成分分離方法を説明する。
図3Aを参照すれば、本発明の望ましい実施形態による成分分離方法は、WBからWBCを分離抽出するためのものであって、最初に、メインチャンバ115に試薬151と試料とを注入するステップを含む。前記試薬151はDGMであって、WBに含まれた成分が密度によって複数の層を形成するように補助する機能を有する。前記DGMは、塩化セシウムなどのアルカリ金属塩、ショ糖などの水溶性中性分子、デキストラングラジエントなどの親水性高分子、及びその他の合成分子を含んで形成され、例えば、リンフォプレップ(LymphoprepTM)が使われる。
前記リンフォプレップなどのDGMを製造する製造者は、自身が製造したDGMを使用して試料から特定成分を分離抽出する実験を行うのに適した実験条件、すなわち、プロトコルを提供する。前記プロトコルによって試料であるWBは、塩水に希釈されてメインチャンバ115に投入される。具体的には、100μlのDGM151をインレットホール135を通じてメインチャンバ115に注入し、スピンドルモータ105を駆動して第1流体収容部117を満たすように圧送する。そして、WB100μl、0.9%濃度の塩水100μl、及び少量の抗凝固剤を混合した血液希釈液153をインレットホール135を通じてメインチャンバ115に注入する。前記血液希釈液153は、第3流体収容部119に満たされる。前記第2流体収容部118と第1及び第2毛細管121、122とは、排出された空気と異なる空気で満たされ、これによって前記第1流体収容部117のDGM151及び第3流体収容部119の血液希釈液153は隔離される。
図3Bを参照すれば、前記スピンドルモータ105を再び駆動して基板110を回転させれば、前記血液希釈液153が第2毛細管122、第2流体収容部118、及び第1毛細管121を順次に通過してDGM151に徐々に侵透する。実験のための前記プロトコルによれば、WBからWBCを遠心分離するためには、700Gないし800Gの遠心力が加えられねばならない。ここで、前記Gは、重力加速度を意味する。半径が約6cmである基板110に700Gないし800Gの遠心力Fを加えるためには、3000ないし3500rpmで基板110を回転させればよい。
3000ないし3500rpmで基板110を5分以上回転させれば、図3Cに示されたように、密度によって3層に区分された複数層の流体が形成される。基板110の外周辺に近接したメインチャンバ115の一端部115aから第1ないし第3層156、157、158が順次に形成される。前記第1層156は、RBCが多量に含まれた濃い赤色の液体であって、相対的に密度が最も大きい。前記第2層157は、抽出しようとする特定物質であるWBCが多量に含まれた無色の液体であって、前記第1層156よりは密度が小さい。前記第3層158は、RBC及びWBCがほとんど含まれていない薄い赤色の液体であって、相対的に密度が最も小さい。
前記第1層156と第2層157との境界面は、前記第1チャンネル連結部126aとほぼ同じ位置に形成され、前記第2層157と第3層158との境界面は、前記第2チャンネル連結部131aとほぼ同じ位置に形成される。これは、図1A及び図1Bを参照して説明した従来の遠心分離実験を複数回反復実施し、そのデータに基づいて前記第1チャンネル連結部126a及び第2チャンネル連結部131aの位置を設定したのに起因したものである。後述する成分分離装置の製造方法で詳細に説明する。
次いで、第2チャンネル131を閉鎖していた第2チャンネル弁143を除去して前記第2チャンネル131を開放させ、前記スピンドルモータ105を再び駆動して基板110を回転させれば、図3Dに示したように、前記第3層158が圧送されてメインチャンバ115から廃チャンバ130に排出される。レーザ光源(図示せず)を利用して前記第2チャンネル弁143にレーザビームを照射すれば、弁材料が溶融されつつ、第2ドレイン溝132に排出されて第2チャンネル131が開放される。前記廃チャンバ130に収容される第3層158は、本発明による成分分離方法を行う作業者が必要としない層であるので、廃棄される。
次いで、第1チャンネル126を閉鎖していた第1チャンネル弁141を除去して前記第1チャンネル126を開放させ、前記スピンドルモータ105を再び駆動して基板110を回転させれば、図3Eに示したように、前記第2層157が圧送されてメインチャンバ115から成分分離チャンバ125に排出される。レーザ光源(図示せず)を利用して前記第1チャンネル弁141にレーザビームを照射すれば、弁材料が溶融されつつ、第1ドレイン溝127に排出されて第1チャンネル126が開放される。前記成分分離チャンバ125に収容される第2層157は、本発明による成分分離方法を行う作業者が必要とする特定成分を含む層であるので、第1アウトレットホール136を通じて抽出する。
以下では、図2を再び参照して、本発明の望ましい実施形態による成分分離装置の製造方法を詳細に説明する。
前記成分分離装置100の基板110は、シリコン(Si)、ガラス、またはポリマーを素材とする。前記基板110上にフォトリソグラフィを利用してパターンを形成した後、エッチングまたはサンドブラスティングのような微細機械加工を通じてチャンバ115、125、130、チャンネル126、131、及びホール135、136、137、138、139を形成しうる。
前記成分分離チャンバ125が前記メインチャンバ115に連結される位置、すなわち、第1チャンネル連結部126aと、前記廃チャンバ130が前記メインチャンバ115に連結される位置、すなわち、第2チャンネル連結部131aの形成位置を設定するために、図1A及び図1Bを参照して説明した従来の遠心分離実験を複数回反復実施してデータを蓄積する。そのデータは、チューブ10(図1Aを参照)に遠心力Fを加えて複数層の流体を形成した後、第1ないし第3層31、32、33(図1Bを参照)それぞれの体積を測定することにより、以下の表1に4回の反復実験により得られた各層31、32、33(図1Bを参照)の体積とその平均とが整理されている。
前記データを通じてWBCが含まれた特定層、すなわち、第2層32(図1Bを参照)の平均体積が108μlであり、前記第2層32(図1Bを参照)より先に形成される先行層、すなわち、第1層31(図1Bを参照)の平均体積が67μlであるということが分かる。前記第1層31(図1Bを参照)の平均体積に対応する67μlが残されるようにメインチャンバ115の一端部115aから離隔された地点を第1チャンネル連結部126aの形成位置に設定し、基板110に第1チャンネル126を形成する。また、前記第1層31(図1Bを参照)の平均体積と第2層32(図1Bを参照)の平均体積とを合算した体積に対応する175μlが残されるように、メインチャンバ115の一端部115aから離隔された地点を第2チャンネル連結部131aの形成位置に設定して基板110に第2チャンネル131を形成する。その結果、前述したように、前記第1チャンネル連結部126aは、第2流体収容部118と第1毛細管121とが連結される位置に設けられ、前記第2チャンネル連結部131aは、第2流体収容部118と第2毛細管122とが連結される位置に設けられる。
これにより、複数層の流体形成(図3Cを参照)後に、廃チャンバ158に排出される流体には、第3層158(図3Dを参照)がほとんど含まれ、第2層157はないか、または微量含まれる。また、成分分離チャンバ125に排出される流体には、第2層157(図3Eを参照)の多くが含まれ、第1層156または第3層158に含まれないか、または微量含まれる。
図5は、本発明の第2実施形態による成分分離装置を示す平面図である。本発明の第2実施形態による成分分離装置200は、図2を参照して説明した成分分離装置100と類似しているので、異なる部分を中心に説明する。
図5を参照すれば、本発明の前記成分分離装置200は、回転中心から等角度間隔で配置された複数の成分分離ユニット211を備えた基板210と、前記基板210を回転させるためのスピンドルモータ205とを備える。各成分分離ユニット211は、メインチャンバ215と、成分分離チャンバ225と、廃チャンバ230と、前記成分分離チャンバ225とメインチャンバ215とを連結する第1チャンネル226と、前記廃チャンバ230とメインチャンバ215とを連結する第2チャンネル231とを備える。前記第1チャンネル226と第2チャンネル231とは、それぞれ第1チャンネル弁241と第2チャンネル弁243とによって開閉可能であるが、閉鎖された状態になっている。
前記メインチャンバ215は、第1及び第2流体収容部217、218と、前記第1流体収容部217と第2流体収容部218とを連結する毛細管220とを備える。一方、前記第1チャンネル226がメインチャンバ215に連結される部分である第1チャンネル連結部226aは、第1流体収容部217のほぼ中間位置に設けられ、前記第2チャンネル231がメインチャンバ215と連結される部分である第2チャンネル連結部231aは、第2流体収容部218のほぼ中間位置に設けられる。
前記基板210の上面には、前記メインチャンバ215に流体を注入するためのインレットホール235と、前記成分分離チャンバ225に移動した流体を基板210の外部に排出するための第1アウトレットホール236と、前記廃チャンバ230に移動した流体を基板210の外部に排出するための第2アウトレットホール237と、空気流出入のための第1及び第2ベントホール238、239が形成される。
前記第1チャンネル弁241と第2チャンネル弁243とは、常温時には固体状態であるが、エネルギーを吸収すれば溶融する相転移物質と、前記相転移物質に均一に分散された、エネルギーを吸収すれば発熱する多数の微細発熱粒子とを含む。前記成分分離装置200は、前記弁241、243にエネルギーを供給して第1チャンネル226及び第2チャンネル231を開放させるためのエネルギー源の一例であって、レーザ光源(図示せず)を含む。前記弁241、243については、第1実施形態による成分分離装置100で前述したので、ここでは重複説明を省略する。227及び232は、それぞれ第1チャンネル226及び第2チャンネル231上に形成された第1ドレイン溝及び第2ドレイン溝であって、レーザビームの照射によって溶融された弁材料が受容される場所である。
図6Aないし図6Hは、図5の成分分離装置を利用した成分分離実験の結果を順次に示す写真であって、これを参照して本発明の望ましい実施形態による成分分離方法を説明する。後述する成分分離方法も、図3Aないし図3Eを参照して説明した成分分離方法と類似しているので、他の部分を中心に説明する。
図6Aを参照すれば、前記成分分離方法は、まず、100μlのDGM251をインレットホール235を通じてメインチャンバ215に注入し、スピンドルモータ205を駆動して第1流体収容部217を満たすように圧送し、WB100μl、0.9%濃度の塩水100μl、及び少量の抗凝固剤を混合した血液希釈液253をインレットホール235を通じてメインチャンバ215に注入する。前記血液希釈液253は、第2流体収容部218に満たされる。前記毛細管220は、排出された空気と異なる空気で満たされ、これにより、前記第1流体収容部217のDGM251及び第2流体収容部218の血液希釈液253は隔離される。
前記スピンドルモータ205を再び駆動して基板210を回転させれば、図6Bないし図6Eに順次示したように、前記血液希釈液253が毛細管220を通過してDGM251に徐々に侵透し、層が形成され始まる。3000ないし3500rpmで基板210を5分以上回転させれば、図6Fに示したように、密度によって3層に区分された複数層の流体が形成される。第1層256は、RBCが多量含まれた濃い赤色の液体であって、相対的に密度が最も大きい。第2層257は、抽出しようとする特定物質であるWBCが多量に含まれた無色の液体であって、前記第1層256よりは密度が小さい。第3層258は、RBC及びWBCがほとんど含まれていない薄い赤色の液体であって、相対的に密度が最も小さい。
前記第1層256と第2層257との境界面は、前記第1チャンネル連結部226aとほぼ同じ位置に形成され、前記第2層257と第3層258との境界面は、前記第2チャンネル連結部231aとほぼ同じ位置に形成される。次いで、閉鎖されていた第2チャンネル231を開放させて前記基板210を回転させれば、図6Gに示したように、前記第3層258が圧送されてメインチャンバ215から廃チャンバ230に排出される。次いで、閉鎖されていた第1チャンネル226を開放させて前記基板210を回転させれば、図6Hに示したように、前記第2層257が圧送されてメインチャンバ215から成分分離チャンバ225に排出される。
以下では、図5を再び参照して本発明の望ましい実施形態による成分分離装置の製造方法を詳細に説明する。後述する成分分離装置の製造方法も、図2を参照して説明した成分分離装置の製造方法と類似しているので、異なる部分を中心に説明する。
前記成分分離チャンバ225が前記メインチャンバ215に連結される位置、すなわち、第1チャンネル連結部226aと、前記廃チャンバ230が前記メインチャンバ215に連結される位置、すなわち、第2チャンネル連結部231aとの形成位置を設定する過程も、前述したように、まず、表1に示したようなデータを蓄積するステップを必要とする。表1のデータから、前記第1層31(図1Bを参照)の平均体積に対応する67μlが残されるように、メインチャンバ215の一端部215aから離隔された地点を第1チャンネル連結部226aの形成位置に設定して、基板210に第1チャンネル226を形成する。また、前記第1層31(図1Bを参照)の平均体積と第2層32(図1B参照)の平均体積とを合算した体積に対応する175μlが残されるようにメインチャンバ215の一端部215aから離隔された地点を第2チャンネル連結部231aの形成位置に設定して基板210に第2チャンネル231を形成する。その結果、前述したように、前記第1チャンネル連結部226aは、第1流体収容部217のほぼ中間位置に設けられ、前記第2チャンネル連結部231aは、第2流体収容部218のほぼ中間位置に設けられる。
これにより、複数層の流体形成(図6Fを参照)後に、廃チャンバ258に排出される流体には、第3層258(図6Gを参照)の多くが含まれ、第2層257には含まれか、または微量含まれる。また、成分分離チャンバ225に排出される流体には、第2層257(図6Hを参照)の多くが含まれ、第1層256または第3層258には含まれないか、または微量含まれる。
以下の表2には、前記従来の遠心分離実験を4回反復実験して第2層及び第3層32、33(図1Bを参照)に含まれたWBCの数を測定した結果が整理されており、表3には、本発明の成分分離装置200を利用した成分分離方法を2回反復実験して、成分分離チャンバ225と廃チャンバ230とに含まれたWBCの数を測定した結果が整理されている。
表2の結果は、遠心分離実験分野の熟練された専門家の実験によって得られた結果であって、表3の結果は、非専門家である発明者の実験によって得られた結果であることを勘案すれば、本発明の成分分離装置200を利用して疾病診断に必要な十分な量のWBCを信頼性に基いて抽出できるということが確認できる。
以上、WBからWBCを抽出する本発明の実施形態のみを図面を参照して説明したが、本発明の成分分離方法は、これに限定されず、例えば、痰、小便、唾のようなWBではない他の試料から特定成分を分離抽出することも、含む。
また、図2及び図5に示された装置と異なり、成分分離チャンバを複数個備えた成分分離装置及びこれを利用して複数種類の特定成分を分離抽出する方法も、本発明に含まれる。
本発明は、図面に示された実施形態を参照して説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これから多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるということが分かる。例えば、図2及び図5に示したところと異なり、成分分離チャンバを複数個備えた成分分離装置も本発明に含まれ、これを利用して複数種類の特定成分を分離抽出することもある。したがって、本発明の真の保護範囲は、添付された特許請求の範囲によってのみ決定されねばならない。
従来の一例によって、WBからWBCを分離抽出する方法を順次に示す図面である。 従来の一例によって、WBからWBCを分離抽出する方法を順次に示す図面である。 本発明の第1実施形態による成分分離装置を示す平面図である。 図2の成分分離装置を利用した成分分離方法を順次に示す図面である。 図2の成分分離装置を利用した成分分離方法を順次に示す図面である。 図2の成分分離装置を利用した成分分離方法を順次に示す図面である。 図2の成分分離装置を利用した成分分離方法を順次に示す図面である。 図2の成分分離装置を利用した成分分離方法を順次に示す図面である。 純粋パラフィンワックスと、レーザの照射によって発熱する微細発熱粒子とが含まれたパラフィンワックスにレーザを照射した際の、融点到達時間を比較して示すグラフである。 本発明の第2実施形態による成分分離装置を示す平面図である。 図5の成分分離装置を利用した成分分離実験結果を順次に示す写真である。 図5の成分分離装置を利用した成分分離実験結果を順次に示す写真である。 図5の成分分離装置を利用した成分分離実験結果を順次に示す写真である。 図5の成分分離装置を利用した成分分離実験結果を順次に示す写真である。 図5の成分分離装置を利用した成分分離実験結果を順次に示す写真である。 図5の成分分離装置を利用した成分分離実験結果を順次に示す写真である。 図5の成分分離装置を利用した成分分離実験結果を順次に示す写真である。 図5の成分分離装置を利用した成分分離実験結果を順次に示す写真である。
符号の説明
100 成分分離装置、
105 スピンドルモータ、
110 基板、
111 成分分離ユニット、
115 メインチャンバ、
115a メインチャンバの一端部、
117 第1流体収容部、
118 第2流体収容部、
119 第3流体収容部、
121 第1毛細管、
122 第2毛細管、
125 成分分離チャンバ、
126 第1チャンネル、
126a 第1チャンネル連結部、
127 第1ドレイン溝、
130 廃チャンバ、
131 第2チャンネル、
131a 第2チャンネル連結部、
132 第2ドレイン溝、
135 インレットホール、
136 第1アウトレットホール、
137 第2アウトレットホール、
138 第1ベントホール、
139 第2ベントホール、
141 第1チャンネル弁、
143 第2チャンネル弁。

Claims (34)

  1. 試料を収容できるように設けられ、前記試料が遠心力によって成分別に層をなして区分された複数層の流体で形成される場所であるメインチャンバと、
    前記メインチャンバに連結され、前記複数層の流体中で特定成分の含まれた特定層を収容できるように設けられた成分分離チャンバと、
    前記メインチャンバと前記成分分離チャンバとを連結する第1チャンネルと、
    前記第1チャンネルを通じる流体の流れを制御できるように前記第1チャンネルに備えられる第1チャンネル弁と、を備えることを特徴とする成分分離装置。
  2. 前記メインチャンバ及び成分分離チャンバは、一枚の基板に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の成分分離装置。
  3. 前記基板を回転させるための回転手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の成分分離装置。
  4. 前記メインチャンバは、前記基板の回転によって発生する遠心力の方向と平行方向に延びていることを特徴とする請求項3に記載の成分分離装置。
  5. 前記成分分離チャンバは、前記基板の回転によって発生する遠心力によって前記特定層が前記メインチャンバから前記成分分離チャンバに向かって圧送されるように配置されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の成分分離装置。
  6. 前記メインチャンバと連結される前記成分分離チャンバと異なる位置でメインチャンバと連結され、前記メインチャンバに形成された複数層の流体中で特定成分が含まれる層と異なる層を収容できるように設けられた廃チャンバ、前記メインチャンバと前記廃チャンバとを連結する第2チャンネル、及び前記第2チャンネルを通じる流体の流れを制御できるように前記第2チャンネルに備えられる第2チャンネル弁をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の成分分離装置。
  7. 前記メインチャンバ、成分分離チャンバ及び廃チャンバは、一枚の基板に形成され、前記成分分離装置は、前記基板を回転させるための回転手段をさらに備え、前記廃チャンバは、前記基板の回転によって発生する遠心力によって前記特定成分が含まる層と異なる層が前記メインチャンバから前記廃チャンバに向かって圧送されるように配置されていることを特徴とする請求項6に記載の成分分離装置。
  8. 前記メインチャンバに形成された複数層の流体中で異なる複数の特定層を分離収容できるように前記成分分離チャンバを複数個備え、前記複数の成分分離チャンバに対応するように、前記第1チャンネル及び第1チャンネル弁を前記成分分離チャンバと同数に備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の成分分離装置。
  9. 前記複数の成分分離チャンバは、異なる位置で前記メインチャンバに連結されることを特徴とする請求項8に記載の成分分離装置。
  10. 前記メインチャンバは、少なくとも一対の流体収容部と、隣接した流体収容部を連結する少なくとも一つの毛細管とを備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の成分分離装置。
  11. 前記流体収容部のうち、一部の流体収容部は、前記試料が収容される場所であり、他の一部の流体収容部は、前記試料と反応して前記複数層の流体の形成を助ける試薬が収容される場所であり、前記毛細管は、前記複数層の流体が形成される前に前記試料と試薬とを隔離させるために設けられていることを特徴とする請求項10に記載の成分分離装置。
  12. 前記弁は、常温では対応するチャンネルを閉鎖する固体状態であり、エネルギーを吸収することで、溶融する相転移物質を含み、前記成分分離装置は、前記弁にエネルギーを供給して前記流路を開放させるためのエネルギー源をさらに備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の成分分離装置。
  13. 前記弁は、前記相転移物質に分散され、エネルギーを吸収すれば発熱する複数の微細発熱粒子をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の成分分離装置。
  14. 前記エネルギー源は、前記弁に電磁波を照射することを特徴とする請求項12または請求項13に記載の成分分離装置。
  15. 前記エネルギー源は、レーザを照射するレーザ光源を含むことを特徴とする請求項14に記載の成分分離装置。
  16. メインチャンバと、前記メインチャンバに連結された成分分離チャンバと、前記メインチャンバと前記成分分離チャンバとを連結する第1チャンネルと、前記第1チャンネルに備えられる第1チャンネル弁と、を備える成分分離装置を利用して試料から特定成分を分離する方法であって、
    前記メインチャンバに試料を注入する試料注入ステップと、
    前記試料を成分別に層をなして区分された複数層の流体で形成する層形成ステップと、
    前記第1チャンネル弁を開放して、前記複数層の流体中で特定成分の含まれた特定層を前記成分分離チャンバに排出させる成分抽出ステップと、を含むことを特徴とする成分分離方法。
  17. 前記試料は、全血、痰、小便、及び唾からなるグループで選択された何れか一つであることを特徴とする請求項16に記載の成分分離方法。
  18. 前記試料は、全血であり、前記成分抽出ステップで特定成分が相対的に多量に含まれた層を前記成分分離チャンバに排出させることを特徴とする請求項16に記載の成分分離方法。
  19. 前記成分分離チャンバに排出される特定成分は、細胞またはウイルスであることを特徴とする請求項18に記載の成分分離方法。
  20. 前記細胞は、白血球であることを特徴とする請求項19に記載の成分分離方法。
  21. 前記試料と反応して、前記複数層の流体の形成を助ける試薬を前記メインチャンバに注入する試薬注入ステップをさらに含むことを特徴とする請求項16〜20のいずれか1項に記載の成分分離方法。
  22. 前記試薬は、密度勾配媒質であることを特徴とする請求項21に記載の成分分離方法。
  23. 前記試薬注入ステップは、試料注入ステップに先立つことを特徴とする請求項21または請求項22に記載の成分分離方法。
  24. 前記成分分離装置のメインチャンバは、少なくとも一対の流体収容部と、隣接した流体収容部を連結する少なくとも一つの毛細管とを備え、
    前記層形成ステップの前には、前記メインチャンバに注入された前記試料と試薬とを異なる流体収容部に収容して前記毛細管を介して隔離させることを特徴とする請求項21〜23のいずれか1項に記載の成分分離方法。
  25. 前記層形成ステップは、前記メインチャンバに収容された試料に遠心力を加えて前記複数層の流体の形成を促進するステップを含むことを特徴とする請求項16〜24のいずれか1項に記載の成分分離方法。
  26. 前記成分抽出ステップは、前記複数層の流体に遠心力を加えて、前記特定層を前記メインチャンバから前記成分分離チャンバに圧送するステップを含むことを特徴とする請求項16〜25のいずれか1項に記載の成分分離方法。
  27. 前記成分分離装置は、前記メインチャンバに連結され、前記成分分離チャンバと異なる位置に連結される廃チャンバ、前記メインチャンバと前記廃チャンバとを連結する第2チャンネル、及び前記第2チャンネルに備えられる第2チャンネル弁をさらに備え、
    前記成分分離方法は、前記層形成ステップ後に第2チャンネル弁によって閉鎖された第2チャンネルを開放して、前記複数層の流体中で特定成分が含まれる層と異なる層を前記廃チャンバに排出させる排出ステップをさらに含むことを特徴とする請求項16〜26のいずれか1項に記載の成分分離方法。
  28. 前記排出ステップは、前記複数層の流体に遠心力を加えて、前記特定成分が含まれる層と異なる層を前記メインチャンバから前記廃チャンバに圧送するステップを含むことを特徴とする請求項27に記載の成分分離方法。
  29. 前記排出ステップは、前記成分抽出ステップに先立つことを特徴とする請求項28に記載の成分分離方法。
  30. 前記成分分離装置は、前記成分分離チャンバを複数個備え、前記複数の成分分離チャンバに対応するように前記第1チャンネル及び第1チャンネル弁を前記成分分離チャンバと同数に備え、
    前記成分抽出ステップで異なる複数の特定層を分離して、前記複数の成分分離チャンバにそれぞれ排出することを特徴とする請求項16〜29のいずれか1項に記載の成分分離方法。
  31. 前記弁は、常温では流路を閉鎖する固体状態であり、エネルギーを吸収することで溶融する相転移物質を含み、
    前記弁にエネルギーを供給して前記流路を開放させることを特徴とする請求項16〜30のいずれか1項に記載の成分分離方法。
  32. 前記弁は、前記相転移物質に分散された、エネルギーを吸収して発熱する複数の微細発熱粒子をさらに含むことを特徴とする請求項31に記載の成分分離方法。
  33. 前記弁に電磁波を照射してエネルギーを供給することを特徴とする請求項31または請求項32に記載の成分分離方法。
  34. 前記電磁波は、レーザであることを特徴とする請求項33に記載の成分分離方法。
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