JP2008145340A - 燃料油の判別方法、及び燃料油の判別装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディーゼルエンジンの燃料油として、正規の軽油もしくは不正の軽油の場合にその添加物をも確認することができる燃料油の判別方法、及び燃料油の判別装置を提供する。
【解決手段】燃料油である軽油に、灯油、A重油の他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行う燃料油の判別方法であって、対象とする燃料油の屈折率及びその温度を検出し、この検出した燃料油の屈折率値及び温度値と、予め用意した燃料油の屈折率と温度とによる正規の軽油の範囲と灯油、A重油の他の種類の燃料が混合された燃料油の範囲とを特定した判定表図Pとに基づいて、軽油に他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行うことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、ディーゼルエンジンに使用されている燃料油が正規のものであるか否かの判定を行うことができる燃料油の判別方法、及び燃料油の判別装置に関する。
近年、ディーゼルエンジンを搭載したトラック、建設機械等の車両の燃料油として、軽油に灯油や重油を混ぜたものを使用する不正軽油の使用が社会的問題となっている。この不正軽油の使用を防止するために、排気ガス中の硫黄酸化物量を検出し、この硫黄酸化物量が所定量以上の場合に、燃料油として不正な軽油が使用されていると判定するものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、別な判定方法として、灯油とA重油には、クマリンの添加が義務付けられていることから、このクマリンの含有の有無を調べて、正規の軽油か不正な軽油かを判別するものがある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2004−219269号公報 特開平10−38878号公報
ディーゼルエンジンを搭載した車両として、例えば油圧ショベル等の建設機械があるが、この種の建設機械は、例えば掘削バケットにより土砂を掘削し、この掘削した土砂をダンプ等の運搬車に排出する作業を繰り返すものであるが、掘削バケットによる掘削量がその掘削作業性に影響を与える。このため、ディーゼルエンジンには、過酷な稼働条件となるので、その燃料の消費量も多大となることから、前述したように経費削減のために、軽油に比べて税金の安い灯油やA重油を、軽油に混入して使用することがある。
このような不正燃料をディーゼルエンジンに使用した場合、例えば、軽油に灯油を混ぜた燃料を使用すると、燃料の粘度が低下し、燃料ポンプなどの内部機器の摩耗が促進し、機器の寿命を短くさせることがある。また、軽油に灯油やA重油を混ぜた燃料を使用すると、灯油やA重油に含まれる硫黄成分が多く発生し、排気ガス中のSOX濃度を上昇させ、環境への悪影響を与える。
このような背景に基づき、正規な軽油が使用されているか、灯油やA重油を混ぜた軽油を使用しているかを、速やかに判別する方策の提供が望まれている。
本発明は、上述した背景に基づいてなされたもので、ディーゼルエンジンの燃料油として、正規の燃料油もしくは不正の燃料の場合にその混入物をも確認することができる燃料油の判別方法、及び燃料油の判別装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、第1の発明は、燃料油に他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行う燃料油の判別方法であって、対象とする燃料油の屈折率及びその温度を検出し、この検出した燃料油の屈折率値及び温度値と、予め用意した燃料油の屈折率と温度とによる正規の燃料油の範囲と混合燃料油の範囲を特定した判定表図とに基づいて、燃料油に他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行うことを特徴とする。
また、第2の発明は、燃料油である軽油に、灯油、A重油の他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行う燃料油の判別方法であって、対象とする燃料油の屈折率及びその温度を検出し、この検出した燃料油の屈折率値及び温度値と、予め用意した燃料油の屈折率と温度とによる正規の軽油の範囲と灯油、A重油の他の種類の燃料が混合された燃料油の範囲とを特定した判定表図とに基づいて、軽油に他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行うことを特徴とする。
更に、第3の発明は、燃料油に他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行う燃料油の判別装置であって、対象とする燃料油の屈折率及びその温度を検出する検出計器と、この検出計器によって検出した燃料油の屈折率値及び温度値とに基づいて、正規の燃料油の範囲内であるか、混合燃料油の範囲内であるかの判定を行える判定表図とを備えたことを特徴とする。
また、第4の発明は、燃料油である軽油に、灯油、A重油の他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行う燃料油の判別装置であって、対象とする燃料油の屈折率及びその温度を検出する検出計器と、この検出計器によって検出した燃料油の屈折率値及び温度値とに基づいて、正規の軽油の範囲内であるか、混合燃料油の範囲内であるかの判定を行える判定表図とを備えたことを特徴とする。
更に、第5の発明は、燃料油である軽油に、灯油、A重油の他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行う燃料油の判別装置であって、対象とする燃料油の屈折率及びその温度を検出する検出部と、検出した燃料油の屈折率値及び温度値と予め記憶した判定表図とに基づいて、正規の軽油の範囲内であるか、混合燃料油の範囲内であるかの判定を行う判定部と、この判定部の判定結果を表示する表示部とを備えたことを特徴とする。
本発明の燃料油の判別方法及び燃料油の判別装置によれば、ディーゼルエンジンの燃料油として、正規のもの、もしくは不正の場合にその混入物をも確認することができる。その結果、不正使用している場合には、エンジンを使用しているユーザに対して、正規の燃料油の使用を指導することができる。この指導により、ディーゼルエンジンの早期磨耗や、環境への悪影響等の不具合の発生を抑止することができる。
以下、本発明の燃料油の判別方法及び燃料油の判別装置の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1乃至図4は、本発明の燃料油の判別装置の一実施の形態を示すもので、図1は本発明の燃料油の判別装置の一実施の形態を構成する試料の屈折率と温度を検出する検出計器の正面図、図2は図1に示す検出計器の側面図、図3は図1に示す検出計器の回路構成図、図4は本発明に用いる判定表Pを示す図である。
図1及び図2において、1は試料の屈折率と温度を検出する検出計器、2はその筐体である。この筐体2の上面の長手方向の一方側には、判別すべき燃料である試料滴下窓部3が開口形成されている。この試料滴下窓部3には、プリズム4が対応するように筐体2内に液密に接合されている。また、筐体2の上面の長手方向の中間部には、液晶の表示部5が設けられている。更に、筐体2の上面の長手方向の他方側(把持部側)には、スタートスイッチ6、及び表示値を零調整する零スイッチ7が設けられている。
図3は、図1及び図2に示す検出計器1の回路構成を示す図で、この図2において、図1に示す符号と同符号のものは同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。検出計器1の回路構成は、筐体2内に内蔵されている。前述した試料滴下窓部3に位置させたプリズム4は、上下反転の台形状断面を有するブロック状であり、試料滴下窓部3に滴下された試料Sと直接に接するプリズム界面(プリズム4と試料Sとの媒質境界面)4Aと、このプリズム界面の左右両側に位置する入射面と、出射面と、の少なくとも3面を有している。
プリズム4の入射面の側には、光源8、光を集光させるコンデンサレンズ9が配置されている。プリズム4の出射面の側には、対物レンズ10、反射光の光信号を電気信号に変換するイメージセンサ11が配置されている。光源8は透明樹脂モールドのLEDによって構成されている。光源8の発光面はプリズム4の入射面と平行となるように配置されている。光源8の発光面とコンデンサレンズ9との間には、拡散板12と遮光部材13とがこの順で配置されている。拡散板12は、光源8からの光強度を均一化する。遮光部材13は、光を透過しない材料により構成され、スリット状の開口(細長開口)等の如き開口14を有している。
前述した光源8の発光面より出射された光は、拡散板12で拡散され、遮光部材13の開口14で均一化される。この均一化された光は、コンデンサレンズ9によって集光されて、プリズム4の入射面からプリズム界面4Aにスリット状の光束として入射する。プリズム4のプリズム界面4Aに入射する光束の入射角は、開口14のスリット透過位置に応じて連続的に変化する。光源8よりプリズム4のプリズム界面4Aに照射される光量は、遮光部材13の開口14のスリット幅形状によって均一化される。これにより、プリズム4のプリズム界面4Aに入射するスリット状の光束の光強度は入射角に依らず一定となる。
プリズム4のプリズム界面4Aより反射した反射光は、プリズム4の出射面、対物レンズ10を通して、イメージセンサ11に投射される。イメージセンサ11は、プリズム4のプリズム界面4Aよりの反射光を受光し、受光光量(反射光量)に応じた電気信号を各ビット毎に出力する。この出力信号は後述する回路によってデジタル信号処理されて、試料Sの屈折率が算出される。
イメージセンサ11には、増幅器15が接続されている。この増幅器15は、イメージセンサ11によって変換された電気信号を一定レベルの電気信号に増幅させる。ピークホールド回路16は、増幅回路16に入力された同一信号が或る所定のレベル値にアッチネートされて入力され、ピークホールドする。比較回路17は、増幅回路15によって一定レベルに増幅せしめられた元の電気信号とピークホールド回路16によってアッチネートされたピークホールド信号とが比較され、元の電気信号がピークホールド信号のレベルを超えた時を全反射点即ち臨界点としてその信号をCPU回路18に入力する。
プリズム4には、温度センサ19が設けられている。この温度センサ19は、プリズム4の温度を試料Sの温度として計測する。温度センサ19で計測された温度変化は、先ず抵抗電圧変換回路21によって抵抗変化から電圧変化に変換され、電圧周波数変換回路22によってデジタル信号に変換され、更にCPU回路18に入力される。
このCPU回路18に於いては、イメージセンサ11のビット数から試料Sの屈折率を演算するプログラムと、温度センサ19に接続する電圧周波数変換回路22にからのデジタル信号を試料Sの温度を演算するプログラムとを備えている。これらのプログラムによる変換の結果は、試料Sの屈折率と温度との値を、例えば、デジタル値として表示部5に順次出力される。
CPU回路18には、各回路部への電圧を供給する定電圧回路22が接続されている。この定電圧回路22は、測定が終了した際には表示部5とCPU回路18だけに電圧が供給され、更に一定時間経過すると、CPU回路18だけにその電圧が供給するようにしてある。また、CPU回路18には、前述したスタートスイッチ6、及び零スイッチ7が接続されている。零スイッチ7は、試料滴下窓部3へ試料を滴下した際にその試料のビット位置をCPU回路18内へ保持するためのものであり、試料Sの滴下以後、次に零スイッチ7が押されるまで、そのビット位置が保持され続けることにより、本装置の較正が行われるようにしてある。スタートスイッチ6は、定電圧回路22と電気回路部に通電するためのものである。
図4は、試料が軽油か、この軽油に灯油、A重油の他の燃料が混合されているかを判別するための判別表図Pを示すもので、この図4において、横軸は温度、縦軸は屈折率であり、この図4中の特性線K1とK2との間は、正規の軽油であることを示す範囲、特性線K2より上の特性線J1とその上の特性線J2との間は、軽油にA重油が混合された燃料であることを示す範囲、特性線K1より下の特性線T1とその下の特性線T2との間は、軽油に灯油が混合された燃料であることを示す範囲である。
なお、この図4における特性線J1と特性線J2との間で、特性線J2側に行く程、A重油の混合量が多いことを示し、また、特性線T1とその下の特性線T2との間で、特性線T2側に行く程、灯油の混合量が多いことを示している。
したがって、図1に示す検出計器1によって、試料Sの屈折率と温度を検出し、この検出した屈折率値と温度値とを、図4の判別表図Pの縦軸及び横軸に照合させ、その交点が特性線K1とK2との間にあれば、試料は、正規の軽油であり、また、その交点が特性線J1とJ2との間にあれば、試料は、軽油にA重油が混合された燃料であり、更に、その交点が特性線T1とT2との間にあれば、試料は、軽油に灯油が混合された燃料であることを判別することができる。また、交点の位置により、その混合度合も判別することができる。
次に、上述した本発明の燃料油の判別装置の一実施の形態を用いた燃料油の判別方法を説明する。
先ず、試料Sである燃料を、図1に示す検出計器1の試料滴下窓部3上に滴下した後、スタートスイッチ6を押して光源4を点灯させる。この時、光源8から発した入射光線は図3に示すように、拡散板12で拡散され、遮光部材13の開口14で均一化される。この均一化された光は、コンデンサレンズ9によって集光されて、プリズム4の入射面からプリズム4のプリズム界面4Aにスリット状の光束として入射する。
プリズム4のプリズム界面4Aより反射した反射光は、プリズム4の出射面、対物レンズ10を通して、イメージセンサ11に投射される。イメージセンサ11は、プリズム4のプリズム界面4Aよりの反射光を受光し、受光光量(反射光量)に応じた電気信号を各ビット毎に出力する。この出力信号は、増幅回路15によって一定レベルの電気信号に増幅されて比較回路17に入る。
更に、増幅回路15からの同一電気信号が、或るレベル値にアッチネートされてピークホールド回路16へ入力される。そこで、ピークホールド回路16によって得られたピークホールド信号は、比較回路17に入る。比較回路17は、増幅回路15によって一定レベルに増幅せしめられた元の電気信号とピークホールド回路16によってアッチネートされたピークホールド信号とが比較され、元の電気信号がピークホールド信号のレベルを超えた時を全反射点即ち臨界点としてその信号をCPU回路18に入力する。
CPU回路18は、イメージセンサ11のビット数から試料Sの屈折率を演算するプログラムに基づいて、試料Sの屈折率の値を演算し、この試料Sの屈折率値を、デジタル表示信号として、図1に示す検出計器1の表示部5に出力する。これにより、検出計器1による試料Sの屈折率値が、表示部5に表示される。
また、温度センサ19は、プリズム4の温度を試料Sの温度として計測する。温度センサ19で計測された温度変化は、先ず抵抗電圧変換回路21によって抵抗変化から電圧変化に変換され、電圧周波数変換回路22によってデジタル信号に変換され、更にCPU回路18に入力される。このCPU回路18は、温度センサ19に接続する電圧周波数変換回路22にからのデジタル信号を試料Sの温度を演算するプログラムに基づいて、試料Sの温度の値を演算し、この試料Sの温度値を、デジタル表示として表示部5に出力する。これにより、検出計器1による試料Sの温度値が、表示部5に表示される。この試料Sの温度値は、前述した試料Sの屈折率値の表示後に、表示される。
検出計器1によって計測した試料Sの屈折率値及び温度値が、表示部5に表示される。この試料Sの温度値は、前述した試料Sの屈折率値がAで、温度値がBであった場合、試料Sの屈折率値Aと温度値Bとを、図4の判定表図Pの縦軸及び横軸にそれぞれ対応させ、その交点Cが、例えば、特性線T1とT2との間にあれば、試料は、軽油に灯油が混合された燃料であることを判別することができる。また、交点の位置により、その混合度合も判別することができる。
上述した本発明の実施の形態によれば、ディーゼルエンジンの燃料油として、正規の軽油もしくは不正の軽油の場合にその混入物をも確認することができる。その結果、不正使用している場合には、ユーザーに対して正規の軽油の使用を指導することができる。この指導により、ディーゼルエンジンの早期磨耗や、環境への悪影響等の不具合の発生を抑止することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、検出計器と判別表図P(データ)との使用により、正規の軽油もしくは不正の軽油の場合にその混入物をも速やかに確認することができる。
また、検出計器1は、人間の手の大きさであり、重量も計量であるので、容易に持ち運びできる。従って、ディーゼルエンジンを使用している稼働現場で、燃料の混合判別の作業を行うことができる。
更に、検出計器と判別表図P(データ)とを、燃料採取用ホース、スポイト、サンプリング用ボトル、アルコール用ボトル等の備品とともに、キット化することができるので、可搬性が良好であり、判別作業の利便性も向上する。
なお、上述の実施の形態においては、図4に示す判定表図Pを用いて、試料Sが正規の軽油か、軽油に灯油、A重油の他の燃料が混合されているかを判別するようにしたが、検出計器1を、図4に示す判定表図のデータを予め記憶する記憶部と、対象とする燃料油の屈折率及びその温度を検出する検出部と、検出した燃料油の屈折率値及び温度値と予め記憶した判定表図とに基づいて、正規の軽油の範囲内であるか、混合燃料油の範囲内であるかの判定を行う判定部と、この判定部の判定結果を表示する表示部5とを備えた構成とし、検出計器1の表示部5に、図4に示す判定表図と、この判定表図上に計測した屈折率値及び温度値、またはその交点を表示するように構成することも可能である。
また、検出計器1で計測した屈折率値及び温度値を、パソコンに移し変えて、パソコンに予め記憶した図4に示す判定表図のデータと共に、印刷出力するように構成することも可能である。この場合における出力印刷物は、例えば、計測対象の燃料を使用している稼動機械の使用者、所有者、又は燃料提供者に対する証拠書類として供される。
更に、上述の実施の形態においては、温度センサ19をプリズム4の部分に設けたが、試料滴下窓部3近傍の筐体2に設けることも可能である。また、温度センサ19は、必須のものではなく、試料Sの温度は、ほぼ周囲環境の温度と等しいので、温度計等によって得られる温度を用いてもよい。
本発明の燃料油の判別装置の一実施の形態を構成する試料の屈折率と温度を検出する検出計器の正面図である。 図1に示す本発明の燃料油の判別装置の一実施の形態を構成する試料の屈折率と温度を検出する検出計器の右側面図である。 図1及び図2に示す検出計器の回路構成図である。 本発明に用いる判定表を示す図である。
符号の説明
1 検出計器
2 筐体
3 試料滴下窓部
4 プリズム
5 表示部
6 スタートスイッチ
S 試料
P 判別表図

Claims (5)

  1. 燃料油に他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行う燃料油の判別方法であって、対象とする燃料油の屈折率及びその温度を検出し、この検出した燃料油の屈折率値及び温度値と、予め用意した燃料油の屈折率と温度とによる正規の燃料油の範囲と混合燃料油の範囲を特定した判定表図とに基づいて、燃料油に他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行うことを特徴とする燃料油の判別方法。
  2. 燃料油である軽油に、灯油、A重油の他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行う燃料油の判別方法であって、対象とする燃料油の屈折率及びその温度を検出し、この検出した燃料油の屈折率値及び温度値と、予め用意した燃料油の屈折率と温度とによる正規の軽油の範囲と灯油、A重油の他の種類の燃料が混合された燃料油の範囲とを特定した判定表図とに基づいて、軽油に他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行うことを特徴とする燃料油の判別方法。
  3. 燃料油に他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行う燃料油の判別装置であって、対象とする燃料油の屈折率及びその温度を検出する検出計器と、この検出計器によって検出した燃料油の屈折率値及び温度値とに基づいて、正規の燃料油の範囲内であるか、混合燃料油の範囲内であるかの判定を行える判定表図とを備えたことを特徴とする燃料油の判別装置。
  4. 燃料油である軽油に、灯油、A重油の他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行う燃料油の判別装置であって、対象とする燃料油の屈折率及びその温度を検出する検出計器と、この検出計器によって検出した燃料油の屈折率値及び温度値とに基づいて、正規の軽油の範囲内であるか、混合燃料油の範囲内であるかの判定を行える判定表図とを備えたことを特徴とする燃料油の判別装置。
  5. 燃料油である軽油に、灯油、A重油の他の種類の燃料が混合されているか否かの判定を行う燃料油の判別装置であって、対象とする燃料油の屈折率及びその温度を検出する検出部と、検出した燃料油の屈折率値及び温度値と予め記憶した判定表図とに基づいて、正規の軽油の範囲内であるか、混合燃料油の範囲内であるかの判定を行う判定部と、この判定部の判定結果を表示する表示部とを備えたことを特徴とする燃料油の判別装置。
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