JP2008144939A - テーブル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直動装置の軸方向長さが変更される場合の設計作業にかかる手間を大幅に低減して、製造コストを削減することができると共に、装置の生産性を向上することができるテーブル装置を提供する。
【解決手段】テーブル装置は、少なくとも案内軸21及び可動体22がそれぞれベース部材11及びテーブル部材12にねじ結合により固定され、ベース部材11及びテーブル部材12の少なくとも一方の部材に案内軸21の軸方向に沿って断面略T字状の溝部14を形成し、溝部14にねじ結合用の結合部材15(16)を挿入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、ボールねじ装置やリニアガイド等の直動装置を備えるテーブル装置に関する。
従来のテーブル装置としては、ボールねじ装置のねじ軸を回転可能に支持する軸受部、及びボールねじ装置の両側にそれぞれ平行配置されるリニアガイド装置の案内レールをベース部材に固定すると共に、ボールねじ装置のナット、及びリニアガイド装置のスライダをテーブル部材に固定したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、上記特許文献1に記載のテーブル装置では、ボールねじ装置のねじ軸をモータで回転駆動することにより、ナットがねじ軸の軸方向に沿って移動し、このナットに固定されたテーブル部材が同方向に移動して、テーブル部材に固定されたスライダが案内レールに沿って案内される。
特開2006−100734号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のテーブル装置では、ボールねじ装置のナットや、ねじ軸を支持する軸受部や、リニアガイド装置の案内レールや、スライダ等の部品は、この部品側から挿入したボルトをベース部材及びテーブル部材の所定位置に形成したねじ孔にねじ結合することにより固定される。
このため、設計変更等でボールねじ装置やリニアガイド装置の軸方向長さが変更される場合には、ベース部材及びテーブル部材に形成するねじ結合用のねじ孔の位置を変更する等の設計作業が必要となり、特に、設計変更が度々行われると、設計作業に手間がかかり、製造コストの増加や生産性の低下を招く原因となっていた。
本発明は、このような不都合を解消するためになされたものであり、その目的は、直動装置の軸方向長さが変更される場合の設計作業にかかる手間を大幅に低減して、製造コストを削減することができると共に、装置の生産性を向上することができるテーブル装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 軸方向に延びる案内軸、及び案内軸に沿って相対移動可能に設けられる可動体を有する少なくとも一台の直動装置と、直動装置の案内軸が固定されるベース部材と、直動装置の可動体が固定されるテーブル部材と、を備え、少なくとも案内軸及び可動体がそれぞれベース部材及びテーブル部材にねじ結合により固定されるテーブル装置であって、ベース部材及びテーブル部材の少なくとも一方の部材に案内軸の軸方向に沿って断面略T字状の溝部を形成し、溝部にねじ結合用の結合部材を挿入することを特徴とするテーブル装置。
(2) 直動装置として、ボールねじ装置及びリニアガイド装置を備えることを特徴とする(1)に記載のテーブル装置。
(3) ベース部材及びテーブル部材のいずれか一方の部材にねじ結合により固定される被検出部と、他方の部材にねじ結合により固定される検出部と、を有するセンサ部材を備えることを特徴とする(1)又は(2)に記載のテーブル装置。
本発明のテーブル装置によれば、ベース部材及びテーブル部材の少なくとも一方の部材に案内軸の軸方向に沿って断面略T字状の溝部を形成し、この溝部にねじ結合用の結合部材を挿入するため、直動装置の軸方向長さが変更される場合の設計作業にかかる手間を大幅に低減することができる。これにより、製造コストを削減することができると共に、装置の生産性を向上することができる。
以下、本発明に係るテーブル装置の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係るテーブル装置の一実施形態を説明するための一部切欠正面図、図2は図1に示すテーブル装置を構成するベース部材、テーブル部材、及びボールねじ装置を説明するための正面図、図3は図1に示すボールねじ装置を説明するための平面図、図4は本発明に係るテーブル装置の変形例を説明するための一部切欠正面図である。
本実施形態のテーブル装置10は、図1に示すように、上下方向に互いに対向するベース部材11及びテーブル部材12と、テーブル部材12を軸方向に移動させるボールねじ装置(直動装置)20と、テーブル部材12の軸方向への移動を案内する一対のリニアガイド装置(直動装置)30と、テーブル部材12の軸方向の移動を規制するリミットセンサ(センサ部材)40と、テーブル部材12の移動距離を測定するリニアスケールセンサ(センサ部材)50と、を備える。なお、図1中の符号13は、運搬時などにテーブル部材12がスライド移動してしまうことを防止するための固定金具である。従って、この固定金具13はテーブル装置10の使用時には取り外される。
ボールねじ装置20は、図3に示すように、ボールねじ軸(案内軸)21と、このボールねじ軸21に不図示の複数の転動体を介して螺合されるボールねじナット(可動体)22と、ボールねじ軸21を回転可能に支持する軸受部23,24と、ボールねじ軸21の一端部(図3の下端部)に取り付けられる手動ハンドル25と、ボールねじ軸21の他端部(図3の上端部)にカップリング26を介して接続されるモータ27と、軸受部24及びモータ27が組み付けられるモータハウジング28と、ボールねじ軸21の軸方向両側にそれぞれ設置され、ボールねじナット22の軸方向の移動を規制する一対のストッパ29と、を備える。
リニアガイド装置30は、図1に示すように、軸方向に延びる案内レール(案内軸)31と、この案内レール31上に複数の転動体33を介して軸方向に相対移動可能に跨架される断面略コの字状のスライダ32と、を備える。
リミットセンサ40は、図1に示すように、ベース部材11の幅方向一端部(図1の右端部)の上面に取り付けられるフォトカプラ(検出部)41と、テーブル部材12の幅方向一端部の下面に取り付けられる断面L字状の遮光板(被検出部)42と、を備える。そして、フォトカプラ41は、ボールねじ軸21の軸方向に互いに離間して2箇所配置されており、テーブル部材12の移動時のストローク両端でそれぞれ遮光板42を検出する。この検出信号は、不図示の制御装置に出力され、制御装置によりモータ27が停止制御されて、テーブル部材12の移動がストローク端で停止される。
リニアスケールセンサ50は、図1に示すように、ベース部材11の幅方向他端部(図1の左端部)の側面に取付板51aを介して取り付けられるリニアスケール(被検出部)51と、テーブル部材12の幅方向他端部の側面に取付板52aを介して取り付けられるリニアスケールヘッド(検出部)52と、を備える。そして、リニアスケールヘッド52でリニアスケール51の不図示の磁気テープを読み取ることにより、テーブル部材12の軸方向の移動距離を測定する。
このように構成されたテーブル装置10では、ボールねじ装置20の手動ハンドル25を回転、或いはモータ27を駆動させることにより、ボールねじ軸21が回転してボールねじナット22が軸方向に沿って移動する。これにより、テーブル部材12が、ボールねじナット22と共に軸方向に沿って移動されると同時に、スライダ32を介して案内レール31に沿って軸方向に案内される。
そして、本実施施形態では、図1及び図2に示すように、ベース部材11には、ボールねじ装置20の軸受部23、モータブラケット28、及びストッパ29、リニアガイド装置30の案内レール31、リミットセンサ40のフォトカプラ41、リニアスケールセンサ50のリニアスケール51の取付板51aのねじ結合位置と対応する位置に、ボールねじ軸21の軸方向に沿って断面略T字状のT溝(溝部)14が形成される。そして、このT溝14には、ねじ結合用の結合部材であるナット15が挿入されており、上記した部品側から挿入される結合部材であるボルト16をT溝14内のナット15に螺合させてねじ結合することによって、各部品はベース部材11に位置決め固定される。なお、本実施形態では、固定金具13もボールネジ軸21の軸方向に沿ったT溝14を介してベース部材11及びテーブル部材12に固定する。これにより、テーブル部材12の固定位置を可変としている。
また、本実施形態では、図1及び図2に示すように、テーブル部材12には、リニアガイド装置30の一対のスライダ32、リミットセンサ40の遮光板42、リニアスケールセンサ50のリニアスケールヘッド52の取付板52aのねじ結合位置と対応する位置に、ボールねじ軸21の軸方向に沿って断面略T字状のT溝14が形成される。そして、このT溝14には、ねじ結合用の結合部材であるナット15が挿入されており、上記した部品側から挿入される結合部材であるボルト16をT溝14内のナット15に螺合させてねじ結合することによって、各部品はテーブル部材12に位置決め固定される。なお、ボールねじ装置20のボールねじナット22は、ブラケット22aを介して、テーブル部材12に形成される段付き孔12aに挿通されるボルト17によりテーブル部材12にねじ結合される。
以上説明したように、本実施形態のテーブル装置10によれば、ベース部材11及びテーブル部材12に、ボールねじ軸21の軸方向に沿って断面略T字状のT溝14を形成し、このT溝14にねじ結合用の結合部材であるナット15を挿入して、ボールねじ装置20、リニアガイド装置30、リミットセンサ40、及びリニアスケールセンサ50等の各部品を結合部材であるボルト16でナット15にねじ結合するため、直動装置であるボールねじ装置20やリニアガイド装置30の軸方向長さが変更される場合の設計作業にかかる手間を大幅に低減することができる。これにより、製造コストを削減することができると共に、装置10の生産性を向上することができる。
なお、本実施形態の変形例として、図4に示すように、テーブル装置10は、ボールねじ装置20をリニアモータ60に置き換えてもよい。このリニアモータ60は、ベース部材11に形成されるT溝14にナット15及びボルト16によりねじ結合される固定子(案内軸)61と、テーブル部材12に形成される段付き孔12aに挿通されるボルト17によりねじ結合される可動子(可動体)62と、を備える。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、T溝14は、ベース部材11及びテーブル部材12に形成されているが、これに限定されず、ボールねじ装置20、リニアガイド装置30、リミットセンサ40、及びリニアスケールセンサ50等の各部品に形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、T溝14にナット15を挿入する場合を例示したが、これに代えて、T溝14にボルト16の頭部を挿入するようにしてもよい。なお、T溝14に挿入されるナット15又はボルト16の頭部の形状も上記実施形態のものに限定されず、例えば、T溝14の溝幅よりわずかに小さな幅の矩形状等、適宜のものに変更できる。さらに、上記実施形態では、ボールねじナット22やリニアモータ60の可動子62をテーブル部材12に設けた段付き孔12aを介して固定しているが、これらについても、テーブル移動方向に沿って設けたT溝14を介して固定するようにしてもよい。
本発明に係るテーブル装置の一実施形態を説明するための一部切欠正面図である。 図1に示すテーブル装置を構成するベース部材、テーブル部材、及びボールねじ装置を説明するための正面図である。 図1に示すボールねじ装置を説明するための平面図である。 本発明に係るテーブル装置の変形例を説明するための一部切欠正面図である。
符号の説明
10 テーブル装置
11 ベース部材
12 テーブル部材
13 固定金具
14 T溝(溝部)
15 ナット(結合部材)
16 ボルト(結合部材)
20 ボールねじ装置(直動装置)
21 ボールねじ軸(案内軸)
22 ボールねじナット(可動体)
23 軸受部
24 軸受部
25 手動ハンドル
26 カップリング
27 モータ
28 モータブラケット
29 ストッパ
30 リニアガイド装置(直動装置)
31 案内レール(案内軸)
32 スライダ
40 リミットセンサ(センサ部材)
41 フォトカプラ(検出部)
42 遮光板(被検出部)
50 リニアスケールセンサ(センサ部材)
51 リニアスケール(被検出部)
52 リニアスケールヘッド(検出部)
60 リニアモータ
61 固定子(案内軸)
62 可動子(可動体)

Claims (3)

  1. 軸方向に延びる案内軸、及び前記案内軸に沿って相対移動可能に設けられる可動体を有する少なくとも一台の直動装置と、前記直動装置の前記案内軸が固定されるベース部材と、前記直動装置の前記可動体が固定されるテーブル部材と、を備え、
    少なくとも前記案内軸及び前記可動体がそれぞれ前記ベース部材及び前記テーブル部材にねじ結合により固定されるテーブル装置であって、
    前記ベース部材及び前記テーブル部材の少なくとも一方の部材に前記案内軸の軸方向に沿って断面略T字状の溝部を形成し、
    前記溝部に前記ねじ結合用の結合部材を挿入することを特徴とするテーブル装置。
  2. 前記直動装置として、ボールねじ装置及びリニアガイド装置を備えることを特徴とする請求項1に記載のテーブル装置。
  3. 前記ベース部材及び前記テーブル部材のいずれか一方の部材にねじ結合により固定される被検出部と、他方の部材にねじ結合により固定される検出部と、を有するセンサ部材を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のテーブル装置。
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