JP2008144704A - 電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御回路の誤起動を防止することのできる電子制御装置を提供すること。
【解決手段】マイコン21は、電源IC30から電源供給の開始時、CANトランシーバ23に入力される起動信号S_WUPが真に起動すべき旨を示すものであるか否かを判定する電源管理部31を備える。そして、マイコン21は、この電源管理部31における判定の結果が、真である場合にのみ、具体的な制御(ロック解除制御及び伝達比可変制御)を開始する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子制御装置に関するものである。
従来、電源電圧を所定電圧に変換して制御回路に供給する電源回路と、入力される起動信号に基づいて電源回路に入力される禁止信号の値を切り替えるスイッチとを備え、電源回路は、その電源供給の禁止を解除すべき旨を示す禁止信号の入力に基づいて、制御回路への電源供給を開始する電子制御装置がある(例えば、特許文献1参照)。そして、このような電子制御装置には、そのネットワークコントローラ(CANトランシーバ)を上記禁止信号の値を切り替えるスイッチとして用いたものがある。
即ち、図4に示すように、CANトランシーバ41は、車内ネットワークであるCAN(Control Area Network)を介して入力されるCAN通信信号S_CANを、制御回路としてのマイコン42が利用可能な制御信号に変換する変換器である。従って、その変換器としての機能を利用し、上位制御装置等から入力される起動信号(WakeUP信号)S_WUPに基づいて、電源回路としての電源IC43に入力される禁止信号(Inhibit信号)S_INHの値を、該電源IC43からマイコン42への電源供給の禁止すべき旨を示す値と、該禁止を解除すべき旨を示す値との間で切り換えることが可能である。
つまり、図5(a)に示すように、起動時、CANトランシーバ41に入力される起動信号S_WUPが立ち上がると(信号レベル「Lo」から「Hi」)、CANトランシーバ41は、電源IC43に出力する禁止信号S_INHをオン(信号レベル「Hi」)とする。そして、電源IC43は、この電源供給の禁止を解除すべき旨を示す起動信号S_WUPの入力があった場合には、電源電圧V1を所定電圧V2に変換してマイコン42に供給する。
尚、図5(b)に示すように、マイコン42は、終了時には、CANトランシーバ41に出力する状態遷移信号S_trをオン(信号レベル「Hi」)、即ち電源供給を停止すべき旨を示す値とする。そして、CANトランシーバ41は、この状態遷移信号S_trの入力に基づいて、電源IC43に出力する禁止信号S_INHをオフ(信号レベル「Lo」)、即ち電源供給の禁止を解除すべき旨を示す値とし、これに基づいて、マイコン42に対する電力供給を停止するように構成されている。
特開2004−197585号公報
しかしながら、上記従来の構成では、起動信号S_WUPにノイズが混入することにより、禁止信号S_INHの値が、誤って電源供給を解除すべき旨の値に切り替えられるおそれがある。また、CANには、様々なCAN通信信号S_CANが流れていることから、他の電子機器を対象とするCAN通信信号S_CANにより、上記のような誤った禁止信号S_INHの切り替えが行われる可能性もある。そして、こうした誤った禁止信号S_INHに基づき電源供給が開始され、制御対象の駆動制御等が開始されることにより、不必要に車載電源(バッテリ)を消耗させてしまうという問題があり、この点において、なお改善の余地を残すものとなっていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、制御回路の誤起動を防止することのできる電子制御装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、電源電圧を所定電圧に変換して制御回路に供給する電源回路と、ネットワーク信号を前記制御回路が利用可能な制御信号に変換する変換器とを備えるとともに、前記変換器は、入力される起動信号に基づいて、前記制御回路に入力される禁止信号の値を切り換えるスイッチ機能を有し、前記電源回路は、前記変換器から入力される前記禁止信号に基づいて、該禁止信号が前記制御回路に対する電源供給の禁止を解除すべき旨を示す値である場合に該電源供給を開始する電子制御装置において、前記制御回路は、前記電源供給の開始時、前記起動信号が真に起動すべき旨を示すものであるか否かを判定し、該判定結果が真である場合にのみ、制御対象の制御を開始すること、を要旨とする。
上記構成によれば、制御回路は、電源供給の開始によりアクティブな状態となるが、その時点では、具体的な制御を開始しない。つまり、制御回路は、電源供給開始のみでは実質的に起動しない。その結果、誤起動による不要な電力消費を防止して省電力化を図ることができるようになる。
請求項2に記載の発明は、前記制御回路は、前記判定結果が真でない場合には、前記電源供給を停止すべき旨の値を有する状態遷移信号を出力すること、を要旨とする。
上記構成によれば、電源回路から制御回路への電源供給を速やかに停止して、より一層の省電力化を図ることができる。
請求項3に記載の発明は、制御対象に駆動電力を供給する駆動回路を備えるとともに、前記制御回路は、前記駆動電力の供給を通じて前記制御対象の作動を制御すべく、前記駆動回路に駆動信号を出力するものであって、前記制御回路は、前記判定結果が真でない場合には、前記駆動信号の出力を行わないこと、を要旨とする。
即ち、駆動電力の供給を通じて制御対象の作動を制御するものにおいては、誤起動時の消費電力も大きい。従って、このようなものに本発明を適用することで、より顕著な省電力効果を得ることができる。
本発明によれば、制御回路の誤起動を防止することが可能な電子制御装置を提供することができる。
以下、本発明を車両用操舵装置に設けられた伝達比可変装置用の電子制御装置に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態の車両用操舵装置1の概略構成図である。同図に示すように、ステアリング2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック5に連結されており、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック5の往復直線運動に変換される。そして、このラック5の往復直線運動により転舵輪6の舵角、即ち転舵角が可変することにより、車両進行方向が変更されるようになっている。尚、本実施形態の車両用操舵装置1は、所謂ラックアシスト型の電動パワーステアリング装置(EPS)であり、ボール螺子機構(図示略)を介して駆動源であるモータ7の発生するアシストトルクをラック5に伝達することにより、操舵系にアシスト力を付与する。
また、本実施形態の車両用操舵装置1は、ステアリング2の舵角(操舵角)と転舵輪6の舵角(転舵角)との間の伝達比(ギヤ比)を可変させる伝達比可変装置8と、該伝達比可変装置8の作動を制御する電子制御装置9とを備えている。
詳述すると、ステアリングシャフト3は、ステアリング2が連結された第1シャフト10とラックアンドピニオン機構4に連結される第2シャフト11とからなり、伝達比可変装置8は、第1シャフト10及び第2シャフト11を連結する差動機構12と、該差動機構12を駆動するモータ13とを備えている。そして、伝達比可変装置8は、ステアリング操作に伴う第1シャフト10の回転に、モータ駆動による回転を上乗せして第2シャフト11に伝達することにより、ラックアンドピニオン機構4に入力されるステアリングシャフト3の回転を増速(又は減速)し、これによりステアリング2に対する転舵輪6の伝達比を可変するように構成されている。
また、本実施形態の車両用操舵装置1は、操舵角θsを検出するステアリングセンサ16と、車速Vを検出する車速センサ17とを備えており、これら各センサにより検出された操舵角θs及び車速Vは、車内ネットワーク18を利用したCAN通信信号S_CANとして電子制御装置9に入力されるようになっている。そして、電子制御装置9は、これら操舵角θs及び車速Vに応じた最適な伝達比を実現すべく伝達比可変装置8の作動を制御する。
具体的には、本実施形態では、伝達比可変装置8の駆動源であるモータ13には、ブラシレスモータが採用されており、同モータ13は、電子制御装置9から供給される三相(U,V,W)の駆動電力に基づき回転する。そして、電子制御装置9は、車載電源(バッテリ)19の電源電圧に基づき当該駆動電力を生成し、その供給を通じてモータ13の作動、即ち伝達比可変装置8の作動を制御する(伝達比可変制御)。
さらに詳述すると、図2に示すように、電子制御装置9は、モータ駆動信号を出力する制御回路としてのマイコン21と、そのモータ駆動信号に基づいてモータ13に駆動電力を供給する駆動回路22とを備えている。また、電子制御装置9は、車内ネットワーク18を介して入力されるCAN通信信号S_CANをマイコン21が利用可能な制御信号に変換するCANトランシーバ23を備えており、この変換器としてのCANトランシーバ23は、上記のようにCAN通信信号S_CANとして入力される操舵角θs及び車速Vを制御信号に変換してマイコン21に出力する。そして、マイコン21は、これら操舵角θs及び車速Vに基づいてモータ駆動信号を生成し、該モータ駆動信号を駆動回路22に出力する。
具体的には、マイコン21は、モータ駆動信号を生成するモータ制御部24を備えており、上記操舵角θs及び車速Vは、このモータ制御部24に入力される。そして、モータ制御部24は、これら操舵角θs及び車速Vに基づいて、最適なギヤ比を演算する。また、伝達比可変装置8の駆動源であるモータ13には、回転角センサ25が設けられており、モータ制御部24には、この回転角センサ25により検出されたモータ回転角θmが入力される。そして、モータ制御部24は、そのモータ回転角θmに示されるモータ駆動に基づく転舵輪6の舵角を、上記操舵角θs及び車速Vに基づき演算されたギヤ比とするための目標舵角に追従させるべく、フィードバック制御を実行することにより、モータ駆動信号を生成する。
そして、本実施形態の電子制御装置9は、このマイコン21が出力するモータ駆動信号に基づいて、駆動回路22が車載電源19の直流電力(電源電圧V1)を三相の駆動電力に変換しモータ13に供給することにより、伝達比可変装置8の作動を制御するようになっている。
また、本実施形態では、伝達比可変装置8には、モータ13の回転を規制することにより、その作動、即ち入力軸である第1シャフト10と出力軸である第2シャフト11との間の相対回転を規制するロック装置26が設けられている。このロック装置26は、駆動源であるソレノイド27に駆動電力が供給されることによりロック状態を解除し、その駆動電力の供給が停止されることによりロック作動するように構成されている。尚、このようなロック装置の詳細については、例えば、特開2003−320943号公報を参照されたい。
本実施形態では、電子制御装置9には、上記ロック装置26のソレノイド27に駆動電力を供給する駆動回路28が設けられており、同駆動回路28は、入力されるロック駆動信号に基づいて、当該駆動電力の供給及び停止を実行する。そして、マイコン21には、そのロック駆動信号を生成するロック制御部29が設けられている。
具体的には、ロック制御部29は、上記モータ制御部24による伝達比可変制御の開始に先立って、ソレノイド27への駆動電力の供給を行うべき旨を示すロック駆動信号を生成する。そして、イグニッション・オフ時等、上記伝達比可変制御を終了(停止)する場合には、その駆動電力の供給を停止すべき旨のロック駆動信号を生成する。
(電源管理)
次に、本実施形態の電子制御装置9における電源管理の態様について説明する。
本実施形態の電子制御装置9には、車載電源19の電源電圧V1(例えば12V)を所定電圧V2(例えば5V)に変換して出力する電源IC30が設けられており、上記マイコン21は、この電源IC30から供給される所定電圧V2に基づき作動する。また、本実施形態では、上記CANトランシーバ23は、入力される起動信号(WakeUP信号)S_WUPに基づいて、電源IC30に入力される禁止信号(Inhibit信号)S_INHの値を、電源供給の禁止すべき旨を示す値(信号レベル「Lo」)と、該禁止を解除すべき旨を示す値(信号レベル「Hi」)との間で切り換えるスイッチとしての機能を有している。尚、本実施形態では、起動信号S_WUPは、起動すべき旨を示す場合には、その信号レベルが「Hi」に固定される。そして、CANトランシーバ23は、当該起動信号S_WUPの信号レベルが「Lo」から「Hi」へ立ち上がった場合に、上記禁止信号S_INHをオン(信号レベル「Lo」から「Hi」)、即ち禁止を解除すべき旨を示す値に切り替える。そして、電源IC30は、その入力される禁止信号S_INHがオン(信号レベル「Hi」)となった場合に、マイコン21に対する電源供給を開始する(図5(a)参照)。
尚、本実施形態では、マイコン21は、上記伝達比可変制御(及びロック制御)の終了時には、電源供給を停止すべき旨の値(信号レベル「Hi」)を有する状態遷移信号S_trを出力するように構成されている。この状態遷移信号S_trは、CANトランシーバ23に入力されるようになっており、同CANトランシーバ23は、当該状態遷移信号S_trの信号レベルが「Lo」から「Hi」へ立ち上がった場合に、上記禁止信号S_INHを「Hi」から「Lo」、即ち禁止すべき旨を示す値に切り替える。そして、電源IC30は、その入力される禁止信号S_INHがオフ(信号レベル「Lo」)となった場合に、マイコン21に対する電源供給を停止する(図5(b)参照)。
さて、上述のように、CANトランシーバ23のスイッチ機能を利用して、電源IC30に入力する禁止信号S_INHのオン/オフを切り替える構成では、起動信号S_WUPに混入したノイズ、或いは他の電子機器を対象とするCAN通信信号S_CANによって、誤った禁止信号S_INHの切り替えが発生し、これによりマイコン21が誤起動する可能性がある。
この点を踏まえ、本実施形態では、マイコン21には、電源供給の開始時、CANトランシーバ23に入力される起動信号S_WUPが真に起動すべき旨を示すものであるか否かを判定する電源管理部31が設けられている。具体的には、電源管理部31は、CANトランシーバ23に入力される起動信号S_WUPの信号レベルを監視することにより、当該起動信号S_WUPが真に起動すべき旨を示すものであるか否かを判定する。即ち、本実施形態では、起動すべき旨を示す場合、起動信号S_WUPはオン、つまり、その信号レベルが「Hi」に固定される。そして、電源管理部31は、その信号レベルが継続して「Hi」である場合に、当該起動信号S_WUPが真に起動すべき旨を示すものであると判定する。
また、本実施形態では、この電源管理部31における判定の結果は、制御開始信号S_csとして上記ロック制御部29及びモータ制御部24に入力されるようになっており、ロック制御部29及びモータ制御部24は、その制御開始信号S_csがオンとなった場合にのみ、上記ロック解除制御及び伝達比可変制御を開始する。即ち、ロック制御部29及びモータ制御部24は、入力される制御開始信号S_csが、電源管理部31における判定の結果が真であり制御を開始すべき旨を示すものである場合にのみ、その制御を開始する。そして、電源管理部31は、起動信号S_WUPが真に起動すべきものではないと判定した場合には、CANトランシーバ23に出力する状態遷移信号S_trをオン、つまり電源供給を停止すべきもの(信号レベル「Hi」)とする。
つまり、図3のフローチャートに示すように、電源管理部31は、電源IC30からの電源供給が開始されると(ステップ101)、CANトランシーバ23に入力される起動信号S_WUPがオン、即ち真に起動すべき旨を示すものであるか否かを判定する(ステップ102)。そして、その判定結果が真である場合(ステップ102:YES)には、ロック制御部29及びモータ制御部24に出力する制御開始信号S_csをオン、即ち制御を開始すべき旨を示すものとする(ステップ103)。そして、上記ステップ102における判定結果が真ではない場合(ステップ102:NO)には、CANトランシーバ23に出力する状態遷移信号S_trをオン、即ち電源供給を停止すべき旨のものとする(ステップ104)。
このように、本実施形態のマイコン21は、電源供給の開始によりアクティブな状態となるが、その時点では、具体的な制御を開始しない。つまり、マイコン21は、実質的に、電源供給開始のみでは起動せず、CANトランシーバ23に入力される起動信号S_WUPが真に起動すべき場合であると確認した後に起動する。そして、真ではない場合には、電源ICからの電源供給を停止させることにより、誤起動による不要な電力消費を防止するように構成されている。
以上、本実施形態によれば、以下のような作用・効果を得ることができる。
(1)マイコン21は、電源IC30から電源供給の開始時、CANトランシーバ23に入力される起動信号S_WUPが真に起動すべき旨を示すものであるか否かを判定する電源管理部31を備える。そして、マイコン21は、この電源管理部31における判定の結果が、真である場合にのみ、その具体的な制御(ロック解除制御及び伝達比可変制御)を開始する。
上記構成によれば、マイコン21は、電源供給の開始によりアクティブな状態となるが、その時点では、具体的な制御を開始しない。つまり、マイコン21は、電源供給開始のみでは実質的に起動しない。その結果、誤起動による不要な電力消費を防止して省電力化を図ることができるようになる。
(2)マイコン21は、CANトランシーバ23に入力される起動信号S_WUPが真に起動すべき旨を示すものでない場合には、CANトランシーバ23に出力するオン、即ち電源供給を停止すべき旨のものとする。
上記構成によれば、電源IC30からマイコン21への電源供給を速やかに停止して、より一層の省電力化を図ることができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、本発明を、車両用操舵装置に設けられた伝達比可変装置用の電子制御装置に具体化した。しかし、本発明は、これ以外の用途に用いられる電子制御装置に適用してもよい。また、電子制御装置は、必ずしも駆動電力の供給を通じた制御を行うものでなくともよい。
・本実施形態では、本発明を、入力される禁止信号(Inhibit信号)S_INHに基づいて電源供給の開始/停止を行う電源IC30を備えたものに具体化したが、許可信号(Enable信号)に基づき作動する電源回路を備えるものに適用してもよい。
車両用操舵装置の概略構成図。 車両用操舵装置及び電子制御装置のブロック図。 本実施形態の電子制御装置における電源管理の態様を示すフローチャート。 従来の電子制御装置のブロック図。 (a)(b)電源管理の態様を示す説明図。
符号の説明
1…車両用操舵装置、8…伝達比可変装置、9…電子制御装置、13…モータ、18…車内ネットワーク、19…車載電源、21…マイコン、22,28…駆動回路、23…CANトランシーバ、24…モータ制御部、26…ロック装置、27…ソレノイド、29…ロック制御部、30…電源IC、31…CANトランシーバ、S_WUP…起動信号、S_INH…禁止信号、S_tr…状態遷移信号、S_cs…制御開始信号、S_CAN…CAN通信信号、V1…電源電圧、V2…所定電圧。

Claims (3)

  1. 電源電圧を所定電圧に変換して制御回路に供給する電源回路と、ネットワーク信号を前記制御回路が利用可能な制御信号に変換する変換器とを備えるとともに、前記変換器は、入力される起動信号に基づいて、前記制御回路に入力される禁止信号の値を切り換えるスイッチ機能を有し、前記電源回路は、前記変換器から入力される前記禁止信号に基づいて、該禁止信号が前記制御回路に対する電源供給の禁止を解除すべき旨を示す値である場合に該電源供給を開始する電子制御装置において、
    前記制御回路は、前記電源供給の開始時、前記起動信号が真に起動すべき旨を示すものであるか否かを判定し、該判定結果が真である場合にのみ、制御対象の制御を開始すること、を特徴とする電子制御装置。
  2. 請求項1に記載の電子制御装置において、
    前記制御回路は、前記判定結果が真でない場合には、前記電源供給を停止すべき旨の値を有する状態遷移信号を出力すること、を特徴とする電子制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電子制御装置において、
    制御対象に駆動電力を供給する駆動回路を備えるとともに、
    前記制御回路は、前記駆動電力の供給を通じて前記制御対象の作動を制御すべく、前記駆動回路に駆動信号を出力するものであって、
    前記制御回路は、前記判定結果が真でない場合には、前記駆動信号の出力を行わないこと、を特徴とする電子制御装置。
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