JP2008144635A - 燃料噴射弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料噴射弁のTQ−Q特性を簡単な構造で線形化できる燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】孔12、21、および、該孔12、21と連通する噴孔13を有するハウジング11、20と、孔12、21に収容され、一端部に噴孔13を開閉する弁体部45、および圧力制御室34を区画する端面43を有する弁部材40と、圧力制御室34と低圧側とを接続する出口通路32と、出口通路32を開閉することで圧力制御室34の圧力を調整する制御弁52と、制御弁52を駆動する駆動手段60と、を有し、駆動手段60で制御弁52を駆動することで、圧力制御室34の圧力を調整し、弁部材40の開閉動作を制御する燃料噴射弁であって、弁部材40は、端面43に、圧力制御室34と連通する凹部44を有することを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】孔12、21、および、該孔12、21と連通する噴孔13を有するハウジング11、20と、孔12、21に収容され、一端部に噴孔13を開閉する弁体部45、および圧力制御室34を区画する端面43を有する弁部材40と、圧力制御室34と低圧側とを接続する出口通路32と、出口通路32を開閉することで圧力制御室34の圧力を調整する制御弁52と、制御弁52を駆動する駆動手段60と、を有し、駆動手段60で制御弁52を駆動することで、圧力制御室34の圧力を調整し、弁部材40の開閉動作を制御する燃料噴射弁であって、弁部材40は、端面43に、圧力制御室34と連通する凹部44を有することを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、燃料噴射弁に関する。
従来から、噴孔が形成されるハウジングと、このハウジング内に収容され、一端部に噴孔を開閉する弁体部が形成され、他端部に弁体部を閉弁方向に付勢する付勢力を付与する圧力制御室を区画する端面が形成される弁部材とを有し、駆動手段(ソレノイド)にて制御弁を駆動することで、上記圧力制御室と低圧側との出口通路を開閉し、上記圧力制御室の圧力を調整し、上記弁部材の開閉動作を制御する燃料噴射弁が知られている(特許文献1参照)。駆動手段は、外部の制御装置から所定時間のパルス幅信号を受信し、その信号に基づいて、制御弁を開閉制御し、圧力制御室の圧力を制御する。
特開平9−166063号公報
ところが、上記従来の燃料噴射弁では、噴孔から噴射される燃料量(噴射量)を微小にする制御を実行しようとすると(微小Q制御)、上記パルス幅信号は非常に短時間となるため、制御弁の弁体はフルリフトに至る前に閉弁動作を開始することがある。
このため、上記パルス幅信号と、制御弁の弁体の開弁開始から閉弁までの開弁期間との関係が線形の関係とならず、パルス幅信号と圧力制御室の圧力変化との関係も線形とすることができない。その結果、パルス幅信号(TQ)と、そのパルス幅信号における噴射量(Q)との関係(TQ−Q特性)も線形の関係とならなくなるという問題が生じる。
この問題を解決する手段として、次に挙げる手段を講じることが考えられる。一つは、制御弁の応答速度を速めるべく、駆動手段の性能を向上させることである。この解決手段によれば、駆動手段の性能を向上することにより、制御弁の閉弁動作するタイミングのときには、既に制御弁の弁体はフルリフトの状態となっているので、圧力制御室の圧力が変化して弁部材が動作する範囲でのパルス幅信号と制御弁の開弁期間との関係を線形の関係とすることができる。
しかしながら、この解決手段では、駆動手段の体格が大きくなってしまうので、燃料噴射弁の限られたスペース内にその駆動手段を収容することが困難になるという問題がある。
もう一つは、制御弁によって開閉制御される出口通路の通路径を小さくすることである。この解決手段によれば、出口通路を開放し、圧力制御室の圧力を低下させるときの変化が緩やかになる。これにより、弁部材が噴孔を開弁するまでの時間が長くなるので、制御弁の弁体がフルリフトに至るまでの時間を確保できる。これにより、圧力制御室の圧力が変化して弁部材が動作する範囲でのパルス幅信号と制御弁の開弁期間との関係を線形の関係とすることができる。
しかしながら、この解決手段では、出口通路の通路径を小さくしているので、この通路を通る流量が少なくなり、上述したように圧力制御室の圧力の変化が緩やかになる。この圧力の変化は弁部材の動作に関連しているため、噴射率が変化してしまう。噴射率が変化すると、エンジンの性能にも影響が出てしまうため好ましくない。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料噴射弁のTQ−Q特性を簡単な構造で線形化できる燃料噴射弁を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明によれば、孔、および、該孔と連通する噴孔を有するハウジングと、孔に収容され、一端部に噴孔を開閉する弁体部、および他端部に孔の内壁とともに、弁体部に噴孔を閉弁する方向の付勢力を付与する圧力制御室を区画する端面を有する弁部材と、圧力制御室と低圧側とを接続する出口通路と、出口通路を開閉することで圧力制御室の圧力を調整する制御弁と、制御弁を駆動する駆動手段と、を有し、駆動手段で制御弁を駆動することで、圧力制御室の圧力を調整し、弁部材の開閉動作を制御する燃料噴射弁であって、弁部材は、端面に、圧力制御室と連通する凹部を有することを特徴としている。
この構成によれば、弁部材の他端部にハウジングの孔の内壁とともに、圧力制御室を区画する端面に凹部が形成されているので、圧力制御室の容積を、弁部材の端面、およびハウジングの孔の内壁で区画される従来技術の圧力制御室の容積に比べ大きくすることができる。圧力制御室の容積を大きくすることにより、弁部材を開弁動作すべく出口通路を制御弁にて開弁した場合、圧力制御室の圧力が変化し始めるタイミングを遅らせることができる。
圧力変化の開始タイミングを遅らせられるので、その間に制御弁をフルリフトの位置までの時間を確保できる。すなわち、弁部材の閉弁タイミングを制御弁のフルリフト後とすることができ、弁部材が動作する範囲でのパルス幅信号と制御弁の開弁期間との関係を線形の関係とすることができる。
その結果、上記パルス幅信号と、制御弁によって制御される圧力制御室の圧力変化との関係を線形化でき、パルス幅信号(TQ)と、そのパルス幅信号における噴射量(Q)との関係(TQ−Q特性)を線形化できる。
以上、説明したように、圧力制御室を区画する、弁部材の他端部に形成された端面に凹部を形成するという極めて簡単な構造で燃料噴射弁のTQ−Q特性を線形化できる。
また、請求項2に記載の発明によれば、凹部は、弁部材の最大径部分に形成されていることを特徴としている。弁部材に凹部を形成すると、その凹部が形成された部位の肉厚は必然的に薄くなり、強度低下が懸念されるが、この構成によれば、弁部材の最大径部に凹部を形成することにより、弁部材の強度を確保しつつ、圧力制御室の容積を拡大できる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、最大径部分は、弁部材を孔に対して軸方向にガイドするガイド部であることを特徴としている。圧力制御室の液密性を確保するためには、ガイド部は軸方向にある程度の長さ必要である。燃料噴射弁の全長を短縮する際にも、このガイド部の長さは上記理由により、確保する必要がある。この構成によれば、上記最大径部分は、弁部材を孔に対して軸方向にガイドするガイド部であるため、燃料噴射弁の全長を容易に短縮化できる。
(第1実施形態)
本発明が適用された燃料噴射弁の第1実施形態を図1から図4を参照して説明する。
本発明が適用された燃料噴射弁の第1実施形態を図1から図4を参照して説明する。
本実施形態の燃料噴射弁の全体構成を図1を参照して説明する。燃料噴射弁は、例えばディーゼルエンジン用の蓄圧式燃料噴射装置に用いられるものであり、図示しない蓄圧装置から供給される高圧燃料をエンジン燃焼室に噴射するものである。この燃料噴射弁は、図1に示すように、噴射ノズル10、ロアボデー20、オリフィスプレート30、ピストン40、電磁弁50より構成されている。
噴射ノズル10は、上端面から下端近傍までノズル孔12が形成され、下端部に噴孔13を有するノズルボデー11と、ノズル孔12の内部で摺動自在に支持されるニードル45(請求項に記載の弁部材、弁体部に相当)とから構成されている。このニードル45は、ニードル45の上端部に配設されたコイルスプリング46によって下方(閉弁方向)に付勢されている。また、噴射ノズル10は、リテーニングナット70によりロアボデー20の下部に締結されている。
ロアボデー20は、噴射ノズル10および電磁弁50を支持する筐体であり、その内部には、噴射ノズル10のニードル45を操作する部品が収容され、噴孔13から噴射される燃料を噴射ノズル10に供給する通路などが形成されている。
ロアボデー20には、ニードル45の駆動を制御する棒状のピストン40(請求項に記載の弁部材に相当)を挿入するシリンダ孔21、蓄圧装置から供給された高圧燃料を噴射ノズル10へ導く高圧通路22と、オリフィスプレート30へ導く高圧通路23、および電磁弁50の内部でリークした燃料やシリンダ孔21の下部でリークした燃料を低圧側へ排出する低圧通路24等が形成されている。
ピストン40は、ロアボデー20の略中心部に形成されたシリンダ孔21に摺動自在に挿入されるガイド部41と、ガイド部41とニードル45との間に配設され、ニードル45に連接するロッド部42とで構成されている。ロッド部42の周囲には、ニードル45を下方に付勢するコイルスプリング46が配設されている。
ガイド部41は、シリンダ孔21との間に微細な摺動クリアランスを介してシリンダ孔21に挿入される。このガイド部41の軸方向長さは、後述する圧力制御室34に蓄圧された燃料が、上記摺動クリアランスを介してシリンダ孔21の下部にリークするのを抑制する程度の長さである。この長さは、圧力制御室34に蓄圧される燃料の圧力や、摺動クリアランスの設定などによって決定されるため、ある程度の長さが必要となる。
オリフィスプレート30は、ピストン40の端部に形成される圧力制御室34への燃料の供給量、および圧力制御室34からの燃料の排出量を調整するオリフィスを形成した板状の部品であり、ロアボデー20の上端面上に設けられている。オリフィスプレート30には、下端面から上端面に貫通するテーパ通路31が形成されており、下端面に行くほどこのテーパ通路31の径が拡大するようになっている。このテーパ通路31の下側は、シリンダ孔21に連通している。ピストン40の端面43、シリンダ孔21の内壁、およびテーパ通路31の内壁面で囲まれる空間が形成される。この空間が圧力制御室34となる。
テーパ通路31の上側には、圧力制御室34から排出される燃料の流量を調整するアウトオリフィス32(請求項に記載の出口通路に相当)が形成されている。オリフィスプレート30には、テーパ通路31の内壁側面と上述の高圧通路23とを連通し、圧力制御室34に供給される燃料の流量を調整するインオリフィス33が形成されている。
電磁弁50は、アウトオリフィス32の開閉を制御するものであり、可動子51、ボール弁52(請求項に記載の制御弁に相当)、バルブボデー53、スプリング64、ストッパ63、およびソレノイド60(請求項に記載の駆動手段に相当)から構成されている。電磁弁50は、ロアボデー20の上部に組み付けられ、アッパーボデー65によってロアボデー20に結合固着されている。
ボール弁52は断面T字状の可動子51の先端に支持され、可動子51が上下方向に移動することによりアウトオリフィス32を開閉する。可動子51は、オリフィスプレート30の上端面に支持されるバルブボデー53に上下方向に摺動自在に支持される。バルブボデー53には、可動子51およびボール弁52を収容するバルブ孔54と、低圧通路24とを連通する連通路55が形成されている。ボール弁52がアウトオリフィス32を開弁したとき、圧力制御室34の燃料がこの連通路55を介して低圧通路24へ排出される。
可動子51の上部には、可動子51を下方(閉弁方向)に付勢するスプリング64が配設されている。そして、このスプリング64の外周には、可動子51の上方への移動(リフト)を規制するストッパ63が設けられ、さらに、その外周には、ソレノイド60が設けられている。
ソレノイド60は、コネクタ66からの通電により起磁力を発生するコイル61と、コイル61の発生する起磁力によって可動子51を吸引する固定子62から構成されている。コイル61がOFFの場合は、スプリング64の付勢力により可動子51が下方に押し付けられ、ボール弁52がアウトオリフィス32を閉弁する。コイル61がONされると、コイル61に発生する起磁力により、可動子51はスプリング64の付勢力に抗して固定子62に吸引され、ボール弁52がアウトオリフィス32を開弁する。
なお、ノズルボデー11とロアボデー20は、請求項に記載のハウジングに相当し、ノズル孔12、シリンダ孔21は、請求項に記載の孔に相当する。
次に、上述したように構成された燃料噴射弁の動作について説明する。蓄圧装置から燃料噴射弁に供給された高圧燃料は、噴射ノズル10のノズル孔12と圧力制御室34とに供給される。コイル61がOFFの場合は、スプリング64の付勢力により可動子51が下方に押し付けられ、ボール弁52がアウトオリフィス32を閉弁している。このため、圧力制御室34の圧力が高圧に保たれる。
ニードル45には、圧力制御室34の高圧圧力がピストン40の端面43に作用してニードル45を下方(閉弁方向)へ押し付ける下向きの力、コイルスプリング46の付勢力によってニードル45を下方へ押し付ける下向きの力、および噴射ノズル10のノズル孔12に供給された高圧燃料がニードル45の受圧面に作用してニードル45を上方(開弁方向)へ押し上げる上向きの力が働く。
ボール弁52がアウトオリフィス32を閉弁している状態のときは、ニードル45を下方へ押し下げる下向きの力が上回っているため、ニードル45はリフトすることなく噴孔13を閉じるので燃料は噴射されない。
コイル61がONされると、スプリング64の付勢力に抗して可動子51が上方に移動し、ボール弁52がアウトオリフィス32を開弁する。アウトオリフィス32と低圧通路24とが連通するため、圧力制御室34の燃料がアウトオリフィス32を通って低圧通路24に排出され、圧力制御室34の圧力が低下する。
圧力制御室34の圧力が開弁圧力まで低下すると、ニードル45を上方へ押し上げる上向きの力が上回り、ニードル45がリフトして噴孔13が開き、燃料の噴射が開始される。
コイル61が再びOFFされると、スプリング64の付勢力によって可動子51が下方に押し付けられ、ボール弁52がアウトオリフィス32を閉弁する。ボール弁52がアウトオリフィス32を閉弁することにより、再び圧力制御室34の圧力が上昇する。
そして、圧力制御室34の圧力が閉弁圧力まで上昇すると、ニードル45を下方へ押し下げる下向きの力が上回り、ニードル45が押し下げられて噴孔13が閉じ、噴射が終了する。
上述したようにコイル61のON、OFFによってニードル45のリフトを制御し、燃料噴射を制御することができる。すなわち、コイル61への通電の時間(パルス幅)を制御することにより、噴孔13から噴射される燃料量を制御することができる。
次に、本実施形態における特徴部分を、図2を参照して説明する。図2は、ピストン40の端面43付近の要部断面図である。
図2に示すように、ピストン40の端面43には、圧力制御室34と連通する凹部44が形成されている。凹部44は圧力制御室34と連通しているため、図5に示す従来のものよりも、圧力制御室34の容積を容易に大きくすることができる。この凹部44は、端面43側からドリルなどの工具によって容易に形成される。凹部44を設けることによる作用効果については、後ほど説明する。
次に、本実施形態の作用効果について従来技術と比較しながら図2から図7を参照して説明する。図2から図4は、本実施形態のものを示し、図5から図7は、従来技術のものを示している。
まず、従来技術の燃料噴射弁を図5から図7を参照して説明する。図5は、従来技術の要部断面図を示し、この燃料噴射弁のピストン400の端面430は、平坦となっている。圧力制御室340は、ピストン400の端面430、ロアボデー20のシリンダ孔21の内壁、およびオリフィスプレート30のテーパ通路31の内壁面によって区画されている。
この圧力制御室340には、高圧通路23およびインオリフィス33を介して蓄圧装置から高圧燃料が供給されるようになっている。そして、本実施形態と同様な電磁弁50によって、アウトオリフィス32の開閉が制御されるようになっている。アウトオリフィス32が開弁されることにより、圧力制御室340の燃料が排出され、圧力が低下する。なお、図5に示すピストン400、端面430、圧力制御室340以外の構成部品については、図1のものと同じとする。
次に、従来技術の燃料噴射弁の動作を図6、図7を参照して説明する。図6には、コイル61への通電時間(パルス幅)を変化させた場合のボール弁52のリフト量、それに伴う圧力制御室340の圧力の変化、圧力制御室340の圧力変化に伴うニードル45のリフト量の変化が示してある。
図6には、3つの通電時間(パルス幅)パターン(TQ11、TQ21、TQ31)が記載されている。TQ11は、最もパルス幅が小さく、TQ31は、最もパルス幅が大きい。以下、パルス幅毎にボール弁52のリフト量、圧力制御室340の圧力、ニードル45のリフト量の変化について説明する。なお、この図6において、TQ11の場合の状態を破線で示し、TQ21の場合の状態を一点鎖線で示し、TQ31の場合の状態を二点鎖線で示すこととする。TQ11、TQ21、TQ31のそれぞれが共通する部分は実線で示すこととする。
既に説明したように、通常、噴孔13から噴射される燃料量(噴射量Q)を調整する際、コイル61に通電するパルス幅の長さを変更している。すなわち、燃料噴射弁は、パルス幅TQを短くすることによりニードル45が噴孔13を開いている時間を短くし噴射量Qを少なくするようにしている。ここでいう、パルス幅とは、ボール弁52を操作することによって、ニードル45が噴孔13を開閉することができる範囲のものである。
ところが、図6に示すように、パルス幅がTQ11のときのボール弁52の開弁期間(ボール弁52がアウトオリフィス32を開弁している期間)は、パルス幅がTQ21のときに比べ、長くなっている。これは、パルス幅TQ11が非常に短く、コイル61への通電が開始されてから可動子51がストッパ63に当接する前にコイル61への通電が停止されるからである。可動子51がストッパ63に当接する前にコイル61への通電が停止されると、可動子51は、通電が停止された時点からすぐには下方には移動せず、可動子51の慣性力でしばらくの間は上方へ移動しようとする。スプリング64の付勢力が可動子51に働く慣性力を上回ったとき可動子51は下方に移動し始める。
これに対し、パルス幅がTQ11よりも長いTQ21では、コイル61への通電が停止する時点では、既に可動子51はストッパ63に当接している状態であるため、パルス幅TQ11のときとは異なり、可動子51には慣性力が働いていない。したがって、コイル61への通電が停止するとスプリング64の付勢力により、可動子51は下方へ移動し始める。
このような現象がパルス幅TQ11とTQ21との間に起こるため、TQ11がTQ21よりも短くてもボール弁52の開弁期間は、TQ11の方が長くなってしまう。なお、TQ21よりも長いパルス幅であるTQ31では、コイル61への通電を停止するときには既に可動子51はストッパ63に当接しているため、開弁期間は、パルス幅の変化に対して線形の関係となる。
この現象は、圧力制御室340の圧力の変化にも影響する。具体的には、図6に示すように、ボール弁52の開弁期間がTQ21よりもTQ11の方が長いため、圧力制御室340の圧力が開弁圧力となってから閉弁圧力となるまでの期間がTQ11の方が長くなる。すると、ニードル45が噴孔13を開いている期間もTQ11の方が長くなってしまい、噴射量Qが多くなってしまう。
その結果、横軸にパルス幅TQをとり、縦軸に噴射量QをとったときのTQ−Q特性図(図7)が示す通り、パルス幅TQと噴射量Qとの関係は線形の関係とならなくなってしまう。このため、他の部分(エンジン制御装置など)でこの非線形の関係を補正する必要があり、噴射量制御が複雑となってしまう。
一方、本実施形態では、上述したように、ピストン40の端面43に凹部44を形成するという非常に簡単な構造で従来技術の燃料噴射弁の問題を解決することができる。以下、端面43に凹部44を形成することによる作用効果を、図2から4を参照して説明する。
図2に示すように、端面43に凹部44を形成すると、圧力制御室34の容積が、従来技術の燃料噴射弁の圧力制御室340に比べ凹部44の容積分大きくなる。このように圧力制御室34の容積を拡大すると、ボール弁52をリフトさせてアウトオリフィス32を開弁させてから圧力制御室34の圧力が低下し始める時期を、従来技術に比べ遅くすることができる。それによって、パルス幅が短いTQ1のときであっても、可動子51をストッパ63に当接させた状態で、コイル61への通電を停止することができる。
パルス幅が短いTQ1である場合においても、可動子51をストッパ63に当接させた状態でコイル61への通電を停止させることができるので、それよりもパルス幅が長いTQ2、TQ3も可動子51をストッパ63に当接させた状態でコイル61への通電を停止することができる。
したがって、パルス幅TQとボール弁52の開弁期間との関係を線形の関係にすることができる。よって、圧力制御室34の開弁圧力となってから閉弁圧力となるまでの期間も、パルス幅TQの変化に対して線形の関係とすることができ、パルス幅TQとニードル45が噴孔13を開いている期間との関係も線形の関係とすることができる。その結果、図4の本実施形態のTQ−Q特性図に示すように、パルス幅TQと噴射量Qとの関係をニードル45が動作する範囲で線形の関係とすることができる。
これにより、従来技術の燃料噴射弁のように他の部分(エンジン制御装置など)でTQ−Q特性を補正する必要が無くなり、噴射量制御が複雑となるのを抑制することができる。
また、凹部44は、ガイド部41に形成されているため、圧力制御室34の容積を拡大しつつ燃料噴射弁の全長の短縮化を容易にすることができる。燃料噴射弁のピストン40のガイド部41は、上述したように圧力制御室34に蓄圧された燃料が、摺動クリアランスを介してシリンダ孔21の下部にリークするのを抑制する長さが必要である。ガイド部41は、上記の理由によりある程度の長さを確保しなければならないため、燃料噴射弁の全長を短縮化するには他の部分、例えばロッド部42の長さを短縮することによって対応しなければならない。
ある程度の長さを確保しなければならないガイド部41に凹部44を形成するようにすれば、ガイド部41以外の部分を短縮化する際の妨げとならないため、燃料噴射弁の短縮化が容易にできる。また、ガイド部41は、ピストン40において最も径の大きい部位であるため、凹部44を形成したとしても、凹部44の内壁からガイド部41の外壁までの肉厚を比較的厚くすることができ、ある程度の強度を確保することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明がピエゾアクチュエータを備える燃料噴射弁に適用された第2実施形態を図8、図9を参照して説明する。
次に、本発明がピエゾアクチュエータを備える燃料噴射弁に適用された第2実施形態を図8、図9を参照して説明する。
本実施形態の燃料噴射弁の全体構成を図8を参照して説明する。燃料噴射弁、図8に示すように、噴射ノズル110、オリフィスプレート130、バルブボデー160、制御弁162、ロアボデー120、ピエゾアクチュエータ150、伝達装置151より構成されている。燃料噴射弁は、下方から噴射ノズル110、オリフィスプレート130、バルブボデー160、ロアボデー120の順で積層され、互いにリテーニングナット170により締結されている。
噴射ノズル110は、上端面から下端近傍ノズル孔112が形成され、下端部に噴孔113を有するノズルボデー111と、ノズル孔112内部に収容されるニードル140(請求項に記載の弁部材に相当)と、ニードル140を摺動自在に支持する筒状部材114と、筒状部材114をオリフィスプレート130の下端面に付勢するととともに、ニードル140を下方(閉弁方向)に付勢するコイルスプリング145とから構成されている。ニードル140の下方には、弁体部141が形成されており、ノズル孔112の下端部に着座することにより噴孔113が閉ざされる。
ノズルボデー111のノズル孔112内にニードル140、筒状部材114、およびコイルスプリング145を収容させたとき、ノズル孔112とニードル140との間に形成される空間が燃料溜り室115となり、筒状部材114、ニードル140の端面143、オリフィスプレート130の下端面で区画される空間が圧力制御室134となる。
オリフィスプレート130は、噴射ノズル110とバルブボデー160との間に配置され、高圧通路131、通路132、連通路133(請求項に記載の出口通路に相当)がこのプレート130の両端面を貫通するように形成されている。高圧通路131は、蓄圧装置(図示せず)からの高圧燃料を燃料溜り室115に供給するための通路である。通路132は、後述する弁室161と燃料溜り室115とを連通する通路である。そして、連通路133は、圧力制御室134と弁室161とを連通する通路である。なお、高圧通路131は、オリフィスプレート130、バルブボデー160、およびロアボデー120を貫くようにして形成され、蓄圧装置に接続されている。
バルブボデー160は、オリフィスプレート130とロアボデー120との間に配置され、上述の通路132、連通路133内の燃料の流れを制御する制御弁162を収容している。制御弁162は、弁室161に収容されている。弁室161は、下方が通路132と連通路133に開口し、上方がロアボデー120の縦孔121に連通するようになっている。縦孔121は、図示しない低圧通路に接続されており、縦孔121内の圧力は比較的低圧となっている。弁室161には、制御弁162を上方に付勢するスプリング165が収容されている。
制御弁162は、上側に低圧側シート163が形成され、下側に高圧側シート164が形成されている。低圧側シート163が弁室161の上側に着座すると、通路132、弁室161、連通路133、圧力制御室134の経路が形成され、燃料溜り室115の高圧燃料が、圧力制御室134に供給される。高圧側シート164が弁室161の下側に着座すると、通路132が塞がれるとともに、低圧側シート163が弁室161の上側から離座する。これにより、圧力制御室134、連通路133、弁室161、ロアボデー120の縦孔121という経路が形成され、圧力制御室134内の高圧燃料が縦孔121に排出され、圧力制御室134の圧力が低下する。
ロアボデー120は、縦孔121内にピエゾアクチュエータ150および伝達装置151を収容して、下端面にバルブボデー160を支持している。ピエゾアクチュエータ150は、PZTなどの圧電セラミック層と電極層とを交互に積層したものであり、図示しない駆動回路により充放電することにより、積層方向(上下方向)に伸縮する。ピエゾアクチュエータ150の下側に設けられる伝達装置151は、ピエゾアクチュエータ150の伸縮運動を制御弁162に伝達する装置である。
ピエゾアクチュエータ150が充電されると、ピエゾアクチュエータ150は伸長する。伝達装置151は、その変位を、ピン166を介して制御弁162に伝達する。制御弁162は、ピン166によって下方に押されるため、高圧側シート164がオリフィスプレート130の上端面に着座し、通路132を塞ぐ。
ピエゾアクチュエータ150が放電されると、ピエゾアクチュエータ150は収縮する。伝達装置151は、その変位を、ピン166を介して制御弁162に伝達する。ピン166は、上方に移動するため、制御弁162はスプリング165の付勢力により上方に移動し、低圧側シート163が弁室161の上側に着座し、弁室161と縦孔121との連通を遮断し、圧力制御室134内の燃料がロアボデー120の縦孔121に排出されるのを阻止する。
次に、上述したように構成された燃料噴射弁の動作について説明する。蓄圧装置から燃料噴射弁に供給された高圧燃料は、燃料溜り室115と圧力制御室134に供給される。ピエゾアクチュエータ150が放電している場合は、スプリング165の付勢力により、制御弁162は弁室161の上側に着座し、弁室161と縦孔121との連通を遮断する。このため、圧力制御室134の圧力が高圧に保たれる。
ニードル140には、その端面143に圧力制御室134の高圧圧力が作用してニードル140を下方(閉弁方向)へ押し付ける下向きの力、コイルスプリング145の付勢力によってニードル140を下方へ押し付ける下向きの力、および燃料溜り室115に供給された高圧燃料がニードル140の弁体部141に形成された受圧面に作用してニードル140を上方(開弁方向)へ押し上げる上向きの力が働く。
制御弁162が弁室161と縦孔121との連通を遮断している状態のときは、ニードル140を下方へ押し下げる下向きの力が上回っているため、ニードル140はリフトすることなく噴孔113を閉じ燃料は噴射されない。
ピエゾアクチュエータ150が充電されると、制御弁162はピン166によって下方に押され、高圧側シート164が通路132を塞ぐとともに低圧側シート163が弁室161の上側から離座し、圧力制御室134と縦孔121とを連通する。このため、圧力制御室134の圧力は低下する。
圧力制御室134の圧力が開弁圧力まで低下すると、ニードル140を上方へ押し上げる上向きの力が上回り、ニードル140がリフトして噴孔113が開き、燃料の噴射が開始される。
ピエゾアクチュエータ150が再び放電されると、ピン166は上方に移動し、スプリング165の付勢力によって制御弁162は上方に押し上げられ、低圧側シート163が圧力制御室134と縦孔121との連通を遮断するとともに高圧側シート164がオリフィスプレート130の上端面から離座し、通路132を開く。このため、圧力制御室134には、燃料溜り室115の高圧燃料が供給され、圧力が再び上昇する。
そして、圧力制御室134の圧力が閉弁圧力まで上昇すると、ニードル140を下方へ押し下げる下向きの力が上回り、ニードル140が押し下げられて噴孔113を閉じ、噴射が終了する。
上述したようにピエゾアクチュエータ150の充放電によってニードル140のリフトを制御し、燃料噴射を制御することができる。すなわち、ピエゾアクチュエータ150の充電時間(充電されてから放電されるまでの時間)を制御することにより、圧力制御室134と縦孔121との連通している期間(連通期間)を制御することができる。圧力制御室134と縦孔121とが連通している間は、ニードル140は噴孔113を開くので、この連通期間を制御することにより、噴孔113から噴射される燃料量を制御することができる。
次に、本実施形態における特徴部分を、図9を参照して説明する。図9は、ニードル140の端面143付近の要部断面図である。
図9に示すように、ニードル140の端面143には、圧力制御室134と連通する凹部144が形成されている。凹部144は圧力制御室134と連通しているため圧力制御室134の容積を容易に大きくすることができる。圧力制御室134の容積を大きくすることによる作用効果は、第1実施形態と同様である。
従来技術では、ピエゾアクチュエータ150の充電時間が非常に短い場合、すなわち、低圧側シート163が弁室161の上側から離座して、高圧側シート164がオリフィスプレート130の上端面に着座するまでに、充電時間が終了する場合、ピエゾアクチュエータ150が放電した瞬間、高圧側シート164はオリフィスプレート130の上端面に着座していないので、制御弁162には慣性力(その場でとどまろうとする力)が働く。このため、上記充電時間より充電時間が長い場合、すなわち、高圧側シート164がオリフィスプレート130に着座した後に放電する場合であっても、充電時間が長いにもかかわらず、圧力制御室134と縦孔121とが連通している時間が長くなることがある。
ここでいう、充電時間とは、制御弁162を操作することによって、ニードル140が噴孔113を開閉することができる範囲のものである。
本実施形態では、ニードル140の端面143に圧力制御室134と連通する凹部144を形成しているので、第1実施形態のように、制御弁162を移動させて低圧側シート163を弁室161の上側から離座させ、圧力制御室134と縦孔121とを連通させてから圧力制御室134の圧力が低下し始める時期を、従来技術に比べ遅くすることができる。それによって、充電時間が短くても、制御弁162の高圧側シート164がオリフィスプレート130の上端面に着座させた状態で、放電を開始することができる。
充電時間が短い場合においても、高圧側シート164がオリフィスプレート130の上端面に着座させた状態から放電を開始させることができるので、それよりも充電時間が長い場合であれば、高圧側シート164がオリフィスプレート130の上端面に着座した状態から放電を開始することができる。
本実施形態でも、第1実施形態と同様、充電時間と上記連通期間との関係を線形の関係にすることができる。よって、圧力制御室134の開弁圧力となってから閉弁圧力となるまでの期間も、充電時間の変化に対して線形の関係とすることができ、充電時間とニードル140が噴孔113を開いている期間との関係を線形の関係とすることができる。
また、凹部144は、第1実施形態と同様、ガイド部142に形成されているため、圧力制御室134の容積を拡大しつつ燃料噴射弁の全長の短縮化が容易にできる。また、ガイド部142はニードル140において最も径の大きい部位であるため、凹部144を形成したとしても、凹部144の内壁からガイド部142の外壁までの肉厚を比較的厚くすることができ、ある程度の強度を確保することができる。
10 噴射ノズル、11 ノズルボデー(ハウジング)、12 ノズル孔(孔)、13 噴孔、20 ロアボデー(ハウジング)、21 シリンダ孔(孔)、22 高圧通路、23 高圧通路、24 低圧通路、30 オリフィスプレート、31 テーパ通路、32 アウトオリフィス(出口通路)、33 インオリフィス、34 圧力制御室、40 ピストン(弁部材)、41 ガイド部、42 ロッド部、43 端面、44 凹部、45 ニードル(弁体部)、46 コイルスプリング、50 電磁弁、51 可動子、52 ボール弁(制御弁)、53 バルブボデー、54 バルブ孔、55 連通路、60 ソレノイド(駆動手段)、61 コイル、62 固定子、63 ストッパ、64 スプリング、65 アッパーボデー、66 コネクタ、70 リテーニングナット
Claims (3)
- 孔、および、該孔と連通する噴孔を有するハウジングと、
前記孔に収容され、一端部に前記噴孔を開閉する弁体部、および他端部に前記孔の内壁とともに、前記弁体部に前記噴孔を閉弁する方向の付勢力を付与する圧力制御室を区画する端面を有する弁部材と、
前記圧力制御室と低圧側とを接続する出口通路と、
前記出口通路を開閉することで前記圧力制御室の圧力を調整する制御弁と、
前記制御弁を駆動する駆動手段と、を有し、
前記駆動手段で前記制御弁を駆動することで、前記圧力制御室の圧力を調整し、前記弁部材の開閉動作を制御する燃料噴射弁であって、
前記弁部材は、前記端面に、前記圧力制御室と連通する凹部を有することを特徴とする燃料噴射弁。 - 前記凹部は、前記弁部材の最大径部分に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
- 前記最大径部分は、前記弁部材を前記孔に対して軸方向にガイドするガイド部であることを特徴とする請求項2に記載の燃料噴射弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006331094A JP2008144635A (ja) | 2006-12-07 | 2006-12-07 | 燃料噴射弁 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102009007379A1 (de) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Continental Automotive Gmbh | Einspritzventil |
-
2006
- 2006-12-07 JP JP2006331094A patent/JP2008144635A/ja active Pending
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