JP2008143533A - スリーブカートン - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、中舟カートンと外スリーブが1ピース構造のスリーブカートンを提供する。
【解決手段】底面板(1)の周辺に、前後の側面板(2,2)と前後に製箱片(6,7)を連設した左側面板(3)と右側面板(4)とを折り目線を介して連設して、且つ前記前後の側面板(2,2)の上辺に、差込片(5,5)を折り目線を介して連設してなるトレー状の中舟カートン(A)と、糊代片(10)、開封部(8)、開封片(11)を有する第一側面板(12)、背面板(13)、第二側面板(14)、前面板(15)を折り目線を介して順次連設した筒状の外スリーブ(B)とを、前記中舟カートン(A)の左側面板(3)側と外スリーブ(B)の前面板(15)側との間に設けた切断可能な繋ぎ部(16)を介して連設し、さらに前記開封部(8)裏面と繋ぎ部(16)表面とが接合されていることを特徴とするスリーブカートンである。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般のキャラメルやチョコレート菓子等で見られるトレー形状の中舟カートンと筒状の外スリーブとで構成されている2ピース構造の引き出し式のスリーブカートンを1ピース構造にして、且つ、1台の包装機械で製函可能なカートン構造にしたスリーブカートンに関するものである。
従来、キャラメルやチョコレート菓子、食品等を収容するカートン形態の一つとして広く使用することができ、特に、くじ付き、点数表示、キャンペーン告示等の販促性の高い引き出し式のスリーブカートンとしては、図7に示すような、前後面を開放した直方体筒状の外スリーブ(20)に、図5に示すような、直方体トレー状の中舟カートン(30)用のブランクを、図6に示すように、製函して上面を開放した直方体トレー状の中舟カートン(30)を作製し、図8に示すように、前記外スリーブ(20)に中舟カートン(30)を挿入してなる、2ピース構造の引き出し式のスリーブカートン(40)が、広く用いられている。
この種の2ピース構造の引き出し式のスリーブカートンについては、例えば、筒状の外筒から皿状の中舟が離脱しない、外筒と中舟との繋止構造が簡単な引き出し式の紙箱に関するもの(例えば、特許文献1参照。)や、筒状の外箱とトレー状の中舟からなり、外箱の中に挿入された中舟を引き出すと同時に、表示部が表出し、かつ、トレー状の中舟が必要以上に飛び出さないスライド式カートン(例えば、特許文献2参照。)などが提案されている。
しかしながら、これらのスリーブカートンは、いずれもトレー形状の中舟カートンと筒状の外スリーブの2ピース構造の引き出し式のスリーブカートンであり、包装機械もトレー製函機とスリーブ包装機の2台が必要であり、包装材料コストも高くなり、且つ包装機械の設置スペースが大きくなり、また設備費用も余計にかかることなどにより、トータル的には、包装コストの増大を招く結果になっている。
以下に先行技術文献を示す。
実開平7−22912号公報 特開2006−1617号公報
本発明は、このような従来技術の問題点を解決しようとするものであり、トレー形状の中舟カートンと筒状の外スリーブが1ピース構造の引き出し式のスリーブカートンで、包装材料のコストも安くなり、また流通・販売工程における荷扱いが容易になり、さらに倉庫スペースも削減できる。且つ1台の包装機械で対応でき、設備コスト及び設置スペースの削減が可能となり、トータル的には、大幅な包装コストの削減が達成できるスリーブカートンを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、本発明の請求項1に係る発明は、底面板(1)の周辺に、前後の側面板(2,2)と前後に製箱片(6,7)をそれぞれ連設した左側面板(3)と右側面板(4)とを折り目線を介してそれぞれ連設して、且つ前記前後の側面板(2,2)の上辺に、差込片(5,5)を折り目線を介してそれぞれ連設してなるトレー状の中舟カートン(A)と、糊代片(10)、開封部(8)、開封片(11)を有する第一側面板(12)、背面板(13)、第二側面板(14)、前面板(15)を折り目線を介して順次連設した筒状の外スリーブ(B)とを、前記中舟カートン(A)の左側面板(3)側と外スリーブ(B)の前面板(15)側との間に設けた切断可能な繋ぎ部(16)を介して連設し、さらに前記開封部(8)裏面と繋ぎ部(16)表面とが接合されていることを特徴とするスリーブカートンである。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1記載のスリーブカートンにおいて、前記切断可能な繋ぎ部(16)が、開封部(8)の開封により切り離されることを特徴とする請求項1記載のスリーブカートンである。
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載のスリーブカートンにおいて、前記開封部(8)がミシン目状に不連続な切れ目線を入れた形状、直線の先端を曲げたL字形状の切れ目線を不連続に設けた形状、直線の両先端を曲げたU字形状の切れ目線を不連続に設けた形状、波形状の切れ目線をオーバーラップするように不連続に設けた形状、ハーフカットで切れ目線を連続的に設けた形状のいずれか1種、または2種以上の形状が組み合わされてなるジッパーから構成されていることを特徴とするスリーブカートンである。
本発明は、底面板の周辺に、前後の側面板と前後に製箱片をそれぞれ連設した左側面板と右側面板とを折り目線を介してそれぞれ連設して、且つ前記前後の側面板の上辺に、差込片を折り目線を介してそれぞれ連設してなるトレー状の中舟カートンと、糊代片、開封部、開封片を有する第一側面板、背面板、第二側面板、前面板を折り目線を介して順次連設した筒状の外スリーブとを、前記中舟カートンの左側面板側と外スリーブの前面板側との間に設けた切断可能な繋ぎ部を介して連設し、さらに前記開封部裏面と繋ぎ部表面とが接合されていることにより、トレー形状の中舟カートンと筒状の外スリーブとが1ピース構造になった引き出し式のスリーブカートンが形成されるので、包装資材面では、包装材料のコストも安くなり、また流通・販売工程における荷扱いが容易になり、さらに倉庫スペースも削減できる。また、包装機械面では、1台の機械で対応できるので、設備コスト及び設置スペースの削減が可能となり、トータル的には、大幅な包装コストの削減が達成できる。
本発明の実施の形態を図1から図4に基づいて詳細に説明するが、特にこれに制約されるものではない。
図1は本発明に係るスリーブカートンのブランクの1実施例を示す平面図であり、図2は図1のブランクをサック貼りした状態を示す平面図であり、図3は本発明に係るスリーブカートンの1実施例を示す斜視図であり、図4は本発明に係るスリーブカートンの中舟カートンを外スリーブから引き出した時の状態を示す斜視図である。
本発明のスリーブカートン(C)は、図1に示すように、底面板(1)の周辺に、前後の側面板(2,2)と前後に製箱片(6,7)をそれぞれ連設した左側面板(3)と右側面板(4)とを折り目線を介してそれぞれ連設して、且つ前記前後の側面板(2,2)の上辺に、差込片(5,5)を折り目線を介してそれぞれ連設してなる中舟カートン(A)と、糊代片(10)、開封部(8)、開封片(11)を有する第一側面板(12)、背面板(13)、第二側面板(14)、前面板(15)を折り目線を介して順次連設した外スリーブ(B)とを、前記中舟カートン(A)の左側面板(3)側と外スリーブ(B)の前面板(15)側との間に設けた切断可能な繋ぎ部(16)を介して連設したブランクから
形成されるものである。
次に、このブランクを用いて、サック貼り工程で、前記糊代片(10)裏面と、前記開封部(8)裏面或いは繋ぎ部(16)表面のいずれかに接着剤、ヒートシール性を有するコート剤、熱可塑性樹脂等からなる接着層を設け、図2に示すように、サック貼りを行って、前記糊代片(10)裏面と、所定の前記前面板(15)表面とを接合する。また同時に前記開封部(8)裏面と繋ぎ部(16)表面とを接合して一体化する。
本発明に係るスリーブカートン(C)の特徴的な第1のポイントは、前記開封部(8)と切断可能な繋ぎ部(16)とが接合により、一体化されていることである。従って、前記切断可能な繋ぎ部(16)は、ミシン目状に不連続な切れ目線を入れた形状、直線の先端を曲げたL字形状の切れ目線を不連続に設けた形状、直線の両先端を曲げたU字形状の切れ目線を不連続に設けた形状、波形状の切れ目線をオーバーラップするように不連続に設けた形状、ハーフカットで切れ目線を連続的に設けた形状のいずれか1種、または2種以上の形状が組み合わされた切れ目線が2列に配列された帯状のジッパーから構成されている開封部(8)の開封により該カートン本体から切り離される。このように開封時にジッパーを破ることで初めて、トレー状の中舟カートン(A)と筒状の外スリーブ(B)がそれぞれ形成されて、本発明に係るスリーブカートンの内容物の取り出し・リクローズ等の機能を発揮することができるものである。
また、本発明に係るスリーブカートン(C)の特徴的な第2のポイントは、開封部(C)を切り取らないとトレー状の中舟カートン(A)が動かない(引き出せない)ので不正開封防止機能を備えたスリーブカートン(C)でもある。
さらに、本発明に係るスリーブカートン(C)は、サック貼り形式のブランク1枚で構成され、充填・封緘・内容物の取り出し・リクローズ性に優れる包装用カートン構造をしているものである。
このように包装工程を考慮したブランク構造にすることで、一般的な包装設備で充填・封緘対応が可能であり、設備コスト、設置スペース、生産適性に優れている。このように、包装設備は、すでに構築されている技術を使用することができ、改めて行なう包装設備改造のための開発要素は少なく、設備コストは低く抑えられ、包装設備面での技術的な問題はない。
以上のように、本発明のスリーブカートン(C)は、図1に示すように、底面板(1)の周辺に、前後の側面板(2,2)と前後に製箱片(6,7)をそれぞれ連設した左側面板(3)と右側面板(4)とを折り目線を介してそれぞれ連設して、且つ前記前後の側面板(2,2)の上辺に、差込片(5,5)を折り目線を介してそれぞれ連設してなる中舟カートン(A)と、糊代片(10)、ミシン目状に不連続な切れ目線を入れた形状、直線の先端を曲げたL字形状の切れ目線を不連続に設けた形状、直線の両先端を曲げたU字形状の切れ目線を不連続に設けた形状、波形状の切れ目線をオーバーラップするように不連続に設けた形状、ハーフカットで切れ目線を連続的に設けた形状のいずれか1種、または2種以上の形状が組み合わされた切れ目線が2列に配列された帯状のジッパーから構成されている開封部(8)、開封片(11)を有する第一側面板(12)、背面板(13)、第二側面板(14)、前面板(15)を折り目線を介して順次連設した外スリーブ(B)とを、前記中舟カートン(A)の左側面板(3)側と外スリーブ(B)の前面板(15)側との間に設けた切断可能な繋ぎ部(16)を介して連設したブランクを使用し、サック貼り工程で、前記糊代片(10)裏面と、前記開封部(8)裏面或いは繋ぎ部(16)表面のいずれかに接着剤、ヒートシール性を有するコート剤、熱可塑性樹脂等からなる接着層を設け、図2に示すように、サック貼りを行って、前記糊代片(10)裏面と、所定の
前記前面板(15)表面とを接合し、同時に前記開封部(8)裏面と繋ぎ部(16)表面とを接合して一体化し、サック貼り形状の状態にした後、一部(フラップの折順)を改良した汎用横型或いは縦型カートニングマシンにより、内容物を充填・包装して、図3に示すように、本発明に係るスリーブカートン(C)を作製する。
このようにして作製されたスリーブカートン(C)のミシン目状に不連続な切れ目線を入れた形状、直線の先端を曲げたL字形状の切れ目線を不連続に設けた形状、直線の両先端を曲げたU字形状の切れ目線を不連続に設けた形状、波形状の切れ目線をオーバーラップするように不連続に設けた形状、ハーフカットで切れ目線を連続的に設けた形状のいずれか1種、または2種以上の形状が組み合わされた切れ目線が2列に配列された帯状のジッパーから構成されている開封部(8)を破ることで、前記繋ぎ部(16)が該カートン本体から切り離され、トレー状の中舟カートン(A)と筒状の外スリーブ(B)がそれぞれ形成されて、本発明に係るスリーブカートンの内容物の取り出し・リクローズ等の機能を発揮することができる。
また、開封部(C)を切り取らないとトレー状の中舟カートン(A)が動かない(引き出せない)のでバージン性を有するスリーブカートン(C)となり、不正開封防止に寄与する。
このように包装資材面では、1ピースになることで、包装材料のコストも安くなり、また流通・販売工程における荷扱いが容易になり、さらに倉庫スペースも削減できる。また、包装機械面では、1台の機械で対応できるので、設備コスト及び設置スペースの削減となり、トータル的には、大幅な包装コストの削減が達成できる。
本発明に係るスリーブカートン(C)のブランク基材には、広範囲の板紙の使用が可能であるが、剛度が有り、耐折強度の強い、コートボール、マニラボール、アイボリー、カード紙などを用いることができる。また、長期にわたり使用する場合には、折り目線や切れ目線等からの破壊などを起きにくくするために、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン等のフィルムを板紙にラミネートすることが好ましい。また、ラミネートによって防湿性の向上を図ることもできる。
さらに、板紙に代わって、プラスチックシートをブランク基材に使用してもよい。例えば、タルク等のフィラーを混入して不透明にしたポリプロピレンシート、アモルファスポリエチレンテレフタレート、等のシートをそのままブランク基材として使用することができる。また、内容物によっては透明プラスチックシートを使用して、中身を見せるようなスケルトン型にしてもよい。
また、ブランク基材への印刷には、オフセット印刷、グラビア印刷、シルクスクリーン印刷等のいかなる周知の印刷方法を用いてもよい。また、エンボス、箔押し、OP二スコート等の後加工を行なってもよい。これら印刷及び後加工は板紙あるいはプラスチックのシート状での加工であるため美しい、迫力のあるシャープな仕上がりとなる。尚、本発明によるスリーブカートンには、密封性を上げ、また塵埃の混入防止のため、成形充填後にスリーブカートン全体を防塵性プラスチックフィルムでオーバーラップすることが好ましい。
前記接着層に用いる接着剤としては、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂等のエマルジョンタイプの合成樹脂接着剤や膠等の天然樹脂接着剤、ワックス、EVA、EEA、石油樹脂、低分子ポリエチレン等を主成分とするホットメルト接着剤等を使用し、サック貼機によって塗布することができる。
前記ヒートシール性を有するコート剤を接着層に用いる場合には、板紙等の基材面に溶剤性または水溶性のポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂、(EVA)、アクリル系樹脂、エチレン・ビニルアルコール共重合体樹脂(EVOH)等のコート剤を、あらかじめグラビアロール等によりパターンコートしておくことが好ましい。
前記熱可塑性樹脂を接着層に用いる場合には、あらかじめ、板紙等の基材両面に低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(L−LDPE)、アイオノマー樹脂(IO)、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(EVA)、ポリプロピレン樹脂(PP)等を押出しラミネーション(エキストルージョンラミネーション)装置でラミネーションした両面樹脂加工板紙を用いて、所定の接合部をヒートシールロールやヒートシールバー等を用いてヒートシール加工により形成する。
次に、前記折り目線や切れ目線を形成する方法は、一般的に紙器加工に使用されている罫線刃と切れ刃を埋め込んだ抜型を使用することができる。
一般的に、紙器加工に使用されている抜型は、雄型と雌型から構成されており、雄型はベニヤ合板に函の形状に合せて、レーザー切断装置で溝を切り込み、紙に押し筋による折り目線をつける罫線刃と紙に切れ目線をつける切刃及び紙を仕上げ切断する切刃を植め込んである。
一方の雌型は、鉄板(面板またはカッティングプレートと呼ぶ)上に、堅い紙であるプレスボードを貼り付け、罫線刃の当たる部分に溝を作製する。
紙器加工では、このような抜型を平板打抜機に取り付け、この平板打抜機の雄・雌の抜型の間にあらかじめ印刷された紙を送り込み、平圧式で加圧して打ち抜きを行い、罫線刃による折り目線つけ、切刃による切れ目線つけ、及び切刃による仕上げ切断を同時に加工して、所定の寸法・形状のブランクを作製し、サック貼機により、折り目線で折り畳んで貼り合わせを行う。
以下に、本発明の具体的な実施例を挙げて、さらに詳しく説明する。
<実施例1>
本発明に係るスリーブカートン(C)は、坪量が320g/m2のマニラコートボールを使用し、該カートン(C)仕上がり寸法を幅70mm×奥行120mm×高さ20mmに設定した。
図1に示すように、底面板(1)の周辺に、前後の側面板(2,2)と前後に製箱片(6,7)をそれぞれ連設した左側面板(3)と右側面板(4)とを折り目線を介してそれぞれ連設して、且つ前記前後の側面板(2,2)の上辺に、差込片(5,5)を折り目線を介してそれぞれ連設してなる中舟カートン(A)と、糊代片(10)、直線の先端を曲げたL字形状の切れ目線を不連続に設けた形状の切れ目線が2列に配列された帯状のジッパーから構成されている開封部(8)、開封片(11)を有する第一側面板(12)、背面板(13)、第二側面板(14)、前面板(15)を折り目線を介して順次連設した外スリーブ(B)とを、前記中舟カートン(A)の左側面板(3)側と外スリーブ(B)の前面板(15)側との間に設けた切断可能な繋ぎ部(16)を介して連設したカートンブランクを作製した。
次に、サック貼り工程で、このブランクの糊代片(10)裏面と、開封部(8)裏面に酢酸ビニル樹脂のエマルジョンタイプ接着剤を塗布し、図2に示すように、サック貼りを行って、前記糊代片(10)裏面と、所定の前記前面板(15)表面とを接合し、同時に前記開封部(8)裏面と繋ぎ部(16)表面とを接合して一体化し、前後が開封したサック貼り状態のカートンを作製した。
次に、前記サック貼りされた状態のカートンを用いて、一部(フラップの折順)を改良した汎用横型カートニングマシンにより、チョコレート菓子を充填・包装して、図3に示すように、本発明に係るスリーブカートン(C)を作製した。
次に、前記スリーブカートン(C)の開封部(8)の先端を掴み開封し、該開封部(8)を該カートン本体から完全に切り離したところ、前記中舟カートン(A)と外スリーブ(B)を繋いでいた繋ぎ部(16)が同時に切断され、該開封部(8)に接合された状態で切り離された。
内容物の取り出し・リクローズ性を評価したところ、図4に示すように、スリーブカートン(C)を構成しているトレー状の中舟カートン(A)を筒状の外スリーブ(B)から容易に引き出すことができた。
本発明に係るスリーブカートンのブランクの1実施例を示す平面図である。 図1のブランクをサック貼りした状態を示す平面図である。 本発明に係るスリーブカートンの1実施例を示す斜視図である。 本発明に係るスリーブカートンの中舟カートンを外スリーブから引き出した時の状態を示す斜視図である。 従来のトレー状の中舟カートンのブランクの1実施例を示す平面図である。 従来のトレー状の中舟カートンのブランクを製函した状態の1実施例を示す斜視図である。 従来の外スリーブの1実施例を示す斜視図である。 従来の中舟カートンと外スリーブを組み合わせて、2ピース構造の引き出し式のスリーブカートンを作製する説明図である。
符号の説明
A・・・中舟カートン
B・・・外スリーブ
C・・・スリーブカートン
1・・・底面板
2・・・側面板
3・・・左側面板
4・・・右側面板
5・・・差込片
6・・・製箱片
7・・・製箱片
8・・・開封部
10・・・糊代片
11・・・開封片
12・・・第一側面板
13・・・背面板
14・・・第二側面板
15・・・前面板
16・・・繋ぎ部
20・・・直方体筒状の外スリーブ
30・・・直方体トレー状の中舟カートン
40・・・2ピース構造の引き出し式のスリーブカートン

Claims (3)

  1. 底面板の周辺に、前後の側面板と前後に製箱片をそれぞれ連設した左側面板と右側面板とを折り目線を介してそれぞれ連設して、且つ前記前後の側面板の上辺に、差込片を折り目線を介してそれぞれ連設してなるトレー状の中舟カートンと、糊代片、開封部、開封片を有する第一側面板、背面板、第二側面板、前面板を折り目線を介して順次連設した筒状の外スリーブとを、前記中舟カートンの左側面板側と外スリーブの前面板側との間に設けた切断可能な繋ぎ部を介して連設し、さらに前記開封部裏面と繋ぎ部表面とが接合されていることを特徴とするスリーブカートン。
  2. 前記切断可能な繋ぎ部が、開封部の開封により切り離されることを特徴とする請求項1記載のスリーブカートン。
  3. 前記開封部がミシン目状に不連続な切れ目線を入れた形状、直線の先端を曲げたL字形状の切れ目線を不連続に設けた形状、直線の両先端を曲げたU字形状の切れ目線を不連続に設けた形状、波形状の切れ目線をオーバーラップするように不連続に設けた形状、ハーフカットで切れ目線を連続的に設けた形状のいずれか1種、または2種以上の形状が組み合わされてなるジッパーから構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のスリーブカートン。
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