JP2008142504A - 加熱調理器 - Google Patents

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一夫 斉藤
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Abstract

【課題】 遠赤外線の輻射熱により具材への熱の吸収性を高めると共に、低コストで効率よく加熱調理することができる加熱調理器を提供すること。
【解決手段】 本発明の加熱調理器1は、上部開口部3に蓋体4を備えた筐体2内に、加熱することにより遠赤外線を輻射する砂層5と小石槽6を配設すると共に、前記砂層5内に、ポリエステルフィルムの上面にニッケルインヂウム酸化化合物を添加した塗料を塗布した面にポリエステルフィルムを積層被覆し、両端に電極を圧着接合し電極部に電源を接続して形成される発熱体20を収容させたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱の吸収性を高めると共に、低コストで効率よく加熱調理することができる加熱調理器に関する。
従来、安価で製造できる金属板のみで形成しても堅牢で長持ちし、且つ最適な焼き加減を容易に得ることができる焼き芋製造機がある(例えば、特許文献1参照)。
上掲特許文献の焼き芋製造機は、金属板で形成した筒状本体を遮蔽板で上下二分し、下方室を熱源室としてガスコンロの設置を可能に設けると共に、上部周壁に放出口を設け、遮蔽板上方を二重筒体として、内方を焼成室に、外方を調整室に形成し、前記調整室底面の遮蔽板に通気口を穿設し、焼成室の周壁頂部を調整室周壁頂部より低く形成すると共に、焼成室頂部に適宜重量の中蓋を被冠し、本体頂部に適宜な外蓋を遊冠してなることを特徴とする。
実用新案登録第3094310号公報(第1−2頁、図1)
しかしながら上掲の焼き芋製造機は、熱源にガスコンロを使用しているため、加熱調理する際コスト高になるという欠点があった。また芋以外の具材、特に油や液体が滴る肉や魚等の調理することは不向きであった。
そこで本発明は上記の点に鑑み、遠赤外線の輻射熱により具材への熱の吸収性を高めると共に、低コストで効率よく加熱調理することができる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、上部開口部に蓋体を備えた筐体内に、加熱することにより遠赤外線を輻射する砂層と小石槽を配設すると共に、前記砂層内に、ポリエステルフィルムの上面にニッケルインヂウム酸化化合物を添加した塗料を塗布した面にポリエステルフィルムを積層被覆し、両端に電極を圧着接合し電極部に電源を接続して形成される発熱体を収容させたことを特徴とする。また前記筐体に、引出式収納庫を備えた。また前記筐体の開口部に、網体を設置した受皿プレートを着脱自在に備えた。さらに前記蓋体の底面に熱反射材を設置した。
筐体内の砂層の内部に、ポリエステルフィルムの上面にニッケルインヂウム酸化化合物を添加した塗料を塗布した面にポリエステルフィルムを積層被覆し、両端に電極を圧着接合し電極部に電源を接続して形成される発熱体を収容させたことにより、低コストで効率よく加熱でき、遠赤外線の輻射により具材の奥深くまで加熱調理することができる。
また前記筐体の開口部に、網体を設置した受皿プレートを着脱自在に備えたことで、油や液体の滴る魚や肉の調理も可能になる。さらに、蓋体の底面に熱反射材を設置したことにより、加熱効率をより一層高めることができる。
発明を実施するための最良の手段
以下、本発明における加熱調理器の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の加熱調理器は、低コストで効率よく加熱でき、遠赤外線の輻射により具材の奥深くまで加熱調理することを特徴とする。
図示する加熱調理器1は、上部開口部3に蓋体4を備えた筐体2と、かかる筐体2内に収容された、加熱することにより遠赤外線を輻射する砂層5と小石槽6により構成されている。また前記砂層5の内部には、低コストで効率よく加熱する発熱体20が収容されている。
筐体2は、鉄やステンレス等の金属部材で形成されており、側面にはスイッチや温度を調節する操作部7と、発熱体20に連結された電源コード8が具備されている。
筐体2内に収容されている砂層5と小石槽6は、加熱することにより遠赤外線を輻射する素材、例えばセラミック、ゼオライト、トルマリン、麦飯石等の鉱石を適宜大きさに砕石することにより形成される。また前記筐体2内において、砂層5の下部には仕切板9が設置されており、上部には小石槽6が積層されている。
前記砂層5に使用される砂の大きさは特に限定されるものではないが、通常、径2mm以下、16/1mm以上の微粒子のものが好ましい。また小石槽6に使用される小石は、径2mm〜20mmの小石または砂利を使用することが望ましい。
また前記発熱体20は、図6に示すように、ポリエステルフィルム基台21の上面に、ニッケルインヂウム酸化化合物を添加した塗料22をスプレー塗布し、熱硬化処理を行い、その上面にポリエステルフィルム23を積層被覆して絶縁性を図る。この時の発熱膜は7μm〜50μmの厚さで、温度帯により膜厚を変化させる。
また両端に電極端子24を圧着固定し、電源・電線26を接続し、絶縁テープ27で接着固定させ電極部25を構成し、ニッケルインヂウム酸化化合物の特性により抵抗発熱させることを特徴としている。なおこの発熱体20は、特開2004−316377号(米国特許第7060950号)公報に開示されている周知の技術である。
また他の好適例として、前記筐体2に引出式収納庫10を備えた。かかる引出式収納庫10は、筐体2の下方に収納自在に具備されているもので、内部には野菜等の具材や備品等を収納することができる。
また他の好適例として、前記筐体2の開口部3に、網体12を設置した受皿プレート11を着脱自在に備えた。受皿プレート11は、熱伝導が高いステンレスや胴等の金属製からなり、図3に示すように、周囲に壁面を立設した浅底の箱体13と、箱体13の壁面の略中央に水平状態に設置された網体12とで形成されている。かかる構造により、魚や肉を網体12の上に載せ下方から加熱することで、調理の際に滴る油や液体が箱体13内に溜り、小石槽6や砂層5を汚す心配がない。
また他の好適例として、前記蓋体3の底面に熱反射材14を設置することが好ましい。かかる熱反射材14としては、蓋体3の底面にアルミ箔を接着するか、またはアルミ蒸着を施すことにより形成される。前記蓋体3の底面に熱反射材14を設置することで、下方からの熱を反射させ、具材の上面に放熱させることができ、熱エネルギーの有効利用が実現できる。
次に、本発明の加熱調理器の使用方法を図4及び図5に基づいて説明する。
図4は、加熱調理器1を利用して魚等の具材aを調理する状態を示す。先ず、網体12の上に魚等の具材aを載せ、蓋3を閉じた後スイッチを入力し発熱体20を発熱する。発熱体20が発熱すると砂層5と小石槽6が加熱され遠赤外線が輻射される。かかる遠赤外線の輻射熱により具材aの表面および内部まで熱が伝わる。この際、具材aから滴る油や液体は箱体13内に溜る。所定の時間が経過したら、スイッチを切って具材aを取り出す。なお、操作部7にタイマーを備えることで、時間設定が可能になり利便性を向上させることができる。
図5は、加熱調理器1を利用してさつまいも等の具材bを調理する状態を示す。この場合、予め受皿プレート11を取外し、直接小石槽6の上に具材bを載せる。この状態で蓋3を閉じ、スイッチを入力し発熱体20を発熱する。発熱体20が発熱すると砂層5と小石槽6が加熱され遠赤外線が輻射され、かかる遠赤外線の輻射熱が具材bの表面および内部まで浸透する。所定の時間が経過したら、スイッチを切って具材aを取り出す。
また、野菜等の具材や調理小物等は、引出収納庫10内に収容しておくことが可能であり、利便性が一層向上する。
本発明の加熱調理器の全体斜視図である。 前記加熱調理器の断面図である。 加熱調理器の分解斜視図である。 加熱調理器の使用状態を示す断面図である。 加熱調理器の他の使用状態を示す断面図である。 発熱体の詳細を示す。
符号の説明
1 加熱調理器
2 筐体
3 開口部
4 蓋体
5 砂層
6 小石層
7 操作部
8 電源コード
9 仕切り板
10 引出式収納庫
11 受皿プレート
12 網体
13 箱体
14 熱反射材
20 発熱体
21 ポリエステルフィルム基台
22 塗料
23 ポリエステルフィルム
24 電極端子
25 電極部
26 電源・電線
27 絶縁テープ
a 具材
b 具材

Claims (4)

  1. 上部開口部に蓋体を備えた筐体内に、加熱することにより遠赤外線を輻射する砂層と小石槽を配設すると共に、前記砂層内に、ポリエステルフィルムの上面にニッケルインヂウム酸化化合物を添加した塗料を塗布した面にポリエステルフィルムを積層被覆し、両端に電極を圧着接合し電極部に電源を接続して形成される発熱体を収容させたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記筐体に、引出式収納庫を備えた請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記筐体の開口部に、網体を設置した受皿プレートを着脱自在に備えた請求項1または2記載の加熱調理器。
  4. 前記蓋体の底面に熱反射材を設置した請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の加熱調理器。
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