JP2008142338A - ゴルフクラブヘッドの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フェース部、ソール部、ネック空孔部が形成されたクラウン部およびサイド部により構成された中空のヘッド本体と、支持部材がヘッド本体の内部に固定され、シャフト固定部材がネック空孔部から突出したホーゼル部とを有し、シャフト固定部材とネック空孔部との間に隙間があるゴルフクラブヘッドの製造方法であり、円環状の樹脂部材をヘッド本体内へ挿入する工程と、湿気硬化型接着剤が塗布された円筒状の弾性部材を隙間に挿入する工程と、クラウン部を下側にしてヘッド本体を保持し、所定の温度で所定時間保持して樹脂部材を溶融させ、溶融樹脂により隙間をヘッド本体の内側から封止する工程とを有する。
【選択図】図1
Description
そこで、ヘッド本体内部に水、またはゴミなどの異物の侵入を防ぐ機能を有するゴルフクラブヘッドが種々提案されている(特許文献1〜特許文献3参照)。
この特許文献1の金属製中空ゴルフクラブヘッドにおいては、クラウン部に形成したシャフト挿入孔の周縁部に、シャフト先端支持部材を弾性的に支持するゴム状弾性支持部材が設けられている。
また、特許文献1の金属製中空ゴルフクラブヘッドによれば、ゴム状弾性支持部材により、シャフト先端支持部材とシャフト挿入孔との隙間を覆うことも可能である。これにより、ヘッド本体の中空部内にゴミまたは水等が入ったりするのを有効に防止できるほか、スウィング時の風切音を防止したり、打球音を改善してフィーリングを向上させることができる。
この特許文献2には、ヘッド本体の中空部にシャフト挿入孔を閉鎖する防水性の充填材を充填した構成も開示されている。
特許文献2に開示されたいずれの金属製中空ゴルフクラブヘッドも、ヘッド本体の中空部内にゴミまたは水等の異物が入り込むのを防止すると共に、シャフトがシャフト挿入孔の周縁部に接触して傷付くのを有効に防止し、更にスウィング時の風切音を防止したり、打球音を改善できフィーリングを向上させることができる。
特許文献3に開示された金属製中空ゴルフクラブヘッドのいずれも、クラウン部に形成したシャフト挿入孔は、シャフトに直接接触せず、ゴム状弾性支持部材を設けてあるため、ゴルフクラブのスウィング時や、ボールインパクト時にシャフトの折損を有効に防止できる上、ヘッド本体の中空部内にゴミまたは水が入り難くすることができる。
しかしながら、特許文献1〜特許文献3に開示された金属製中空ゴルフクラブヘッドにおいては、ゴルフボールの打撃を繰り返し、繰り返して衝撃を受けた場合、水、またはゴミなどの異物の侵入を防ぐ機能が耐えることができず、密閉性が十分ではなくなる。このため、水またはゴミなどがヘッド本体に侵入してしまうという問題点がある。
このため、現在、更なる改良が求められており、ゴルフボールの打撃による衝撃を繰り返して受けた場合でも、密閉性が十分で、水またはゴミなどの侵入を防ぐことができるものが望まれている。
さらに、本発明においては、前記樹脂部材は、熱可塑性樹脂からなるものであり、メルトフローレートが温度190℃、2.16kgの荷重において、100〜400g/10分であることが好ましい。
さらにまた、本発明においては、前記溶融樹脂により、前記隙間を封止する工程は、前記ヘッド本体を、110〜150℃の温度で、0.5〜2時間保持してなされることが好ましい。
なお、本発明においては、前記弾性部材は、発泡性樹脂を含むものである。
さらにまた、本発明においては、前記湿気硬化型接着剤は、アクリル変性シリコーン接着剤であることが好ましい。
また、ゴルフボールの打撃時に、ホーゼル部に衝撃力が加わっても、その衝撃力が弾性部材に吸収される。これにより、ゴルフボールの打撃時におけるゴルフクラブシャフトの折損を防止することができる。
図1(a)は、本発明のゴルフクラブヘッドの製造方法により得られるゴルフクラブヘッドを有するゴルフクラブを示す模式的斜視図であり、(b)は、本発明のゴルフクラブヘッドの製造方法により得られるゴルフクラブヘッドを有するゴルフクラブを示す模式的側面図である。図2は、図1(a)および(b)に示すゴルフクラブヘッドの要部部分断面拡大図である。なお、図1(b)において、ゴルフクラブシャフト14の図示を省略している。
ヘッド本体20は、中空構造体であり、フェース部22、ソール部24、サイド部26、およびクラウン部28を有する。ヘッド本体20においては、ソール部24、サイド部26、およびクラウン部28が相互に接合されて生じる開口部20c(図3(b)参照)に、フェース部22が接合されて外殻構造が構成されている。
また、ヘッド本体20においては、ソール部24およびサイド部26が一体成形されており、それ以外のフェース部22、およびクラウン部28は、それぞれ別に板状に成形されている。
なお、フェース部22の形態は、平板状でもよく、一般にカップフェースと呼ばれている形態のものでもよい。
また、クラウン部28には、フェース部22と接する側にホーゼル部30を通すネック空孔部28aが形成されている。
このネック空孔部28aは、後述するホーゼル部30のシャフト固定部材32が挿通可能なものであり、ネック空孔部28aは、その内径がシャフト固定部材32の外径よりも大きい。
ヘッド本体20の構成部材であるフェース部22、ソール部24、サイド部26、およびクラウン部28は、例えば、Ti−6Al−4Vなどのチタン合金により形成されるものである。
このホーゼル部30は、図1(b)に示すように、円柱状のシャフト固定部材32と、円柱状の支持部材34とにより構成されている。
シャフト固定部材32は、一端側にゴルフクラブシャフト14が取り付けられる開口部32aが形成されている。
支持部材34は、シャフト固定部材32の他端部に連続して一体的に形成されたものである。この支持部材34は、シャフト固定部材32よりも径が細い。
さらに、シャフト固定部材32は、クラウン部28のネック空孔部28aに挿通されて、クラウン部28から上方に突出するものである。このホーゼル部30のシャフト固定部材32とネック空孔部28aとの間には隙間gが生じる。
図1(a)および(b)に示すように、クラウン部28側から弾性部材40が設けられている。詳しくは、図2に示すように、表面40aに湿気硬化型接着剤(図示せず)が塗布された円筒状の弾性部材40がシャフト固定部材32に通され、隙間gに弾性部材40が埋め込まれている。この弾性部材40は、クラウン部28側から隙間gを密閉するものである。また、弾性部材40は、弾性変形可能なものである。このため、ゴルフボールの打撃時に、ヘッド本体20とホーゼル部30とが相対的に動いても、この動きに追従して弾性部材40が弾性変形し、ヘッド本体20とホーゼル部30との相対的な動きを妨げることがない。これにより、後述するようにフェース部22のロフト角度が大きくなる方向へのヘッド本体30の回転が許容される。
さらに、弾性部材40は、JIS−A型硬度計による硬度(JIS K6253)が40〜90であることが好ましい。
また、湿気硬化型接着剤としては、アクリル変性シリコーン接着剤以外にも、一液ウレタン接着剤、またはアミンを保護したエポキシ接着剤を用いてもよい。
さらには、弾性部材40の表面40aに、プライマーを塗布した後に、湿気硬化型接着剤を塗布し、湿気硬化型接着剤の接着力を向上させてもよい。
樹脂層42は、例えば、膜厚が0.1〜3mmである。
この樹脂層42の膜厚は、ネック空孔部28aの内周面を基準面として、この内周面(基準面)に対して垂直な方向である第1の方向に距離D(距離D=7mm)離れた位置において、この第1の方向と直交する第2の方向における樹脂層42の厚さdのことである。なお、この樹脂層42は、後述する製造方法による溶融樹脂により形成されるものである。
また、熱可塑性樹脂としては、メルトフローレートが、190℃の温度で、2.16kgの荷重において、100〜400g/10分であることが好ましい。
より好ましくは、熱可塑性樹脂としては、融点が50℃〜150℃であり、メルトフローレートが、温度190℃、2.16kgの荷重において、100〜400g/10分であるものである。
なお、本実施形態において、熱可塑性樹脂としては、例えば、ボンドファースト(商品名)、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエーテル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂を用いることができ、特に、エチレン系コポリマーを用いることが好ましい。
このようなことから、本実施形態のゴルフクラブヘッド12においては、ゴルフボールの打撃時、フェース面22aにゴルフボールが衝突した場合、ヘッド本体20が方向Rに回転し、ヘッド本体20のフェース面22aがクラウン部28側に傾くため、ロフト角度が大きくなる。このため、ゴルフボールの打ち出し角度を高くすることができる。また、フェース面22aのロフト角度が大きくなる方向(方向R)にバック体20が回転することにより、ゴルフボールにバックスピンと反対側の回転方向に回転がかかりスピン量が小さくなる。すなわち、低スピン化される。これにより、高打出し、低スピンを実現することができる。このようなことから、ホーゼル部がソール部およびクラウン部に固定されているゴルフクラブヘッド(ゴルフクラブ)に対して飛距離が向上し、飛距離等について優れた打撃性能が得られる。
このように、隙間gに対して、クラウン部28側およびヘッド本体20の内部20a側からの両側から密閉することができるため、高い密閉性を得ることができ、隙間gからヘッド本体20の内部20aへの水またはゴミなどの異物の侵入を防ぐことができる。
このように、本実施形態のゴルフクラブヘッド12(ゴルフクラブ10)においては、所定の打撃性能を満たしつつ、ゴルフボールの打撃時の衝撃を受けても、ヘッド本体20の内部20aに水、またはゴミなどの異物の侵入を防ぐことができ、更にはゴルフクラブシャフトの折損を防止することができる。
図3(a)〜(c)は、本実施形態のゴルフクラブヘッドの製造方法を工程順に示す模式図である。図4(a)および(b)は、本実施形態のゴルフクラブヘッドの製造方法を図3(c)の次工程から工程順に示す模式図である。図5は、本実施形態のゴルフクラブヘッドの製造方法に用いられる恒温装置を示す模式図である。
フェース部22およびクラウン部28についても、チタン板またはチタン合金板から、所定の形状に切り出し、プレス加工して得る。
なお、クラウン部28には、ホーゼル部30のシャフト固定部材32が挿通されるネック空孔部28aを形成する。
このようにして、ヘッド体20を構成するフェース部22、ソール部24、サイド部26およびクラウン部28を用意する。
支持部材34の端部については、ソール部24の内面24aに接合するため、内面24aに接合した場合、ホーゼルの軸線Cが所定の角度となるように加工する。
なお、フェース部22、ソール部24、サイド部26およびクラウン部28、ならびにホーゼル部30は、個別に製造すればよく、特にその製造順は限定されるものではない。
次に、図3(b)に示すように、ネック空孔部28aにホーゼル部30のシャフト固定部材32を通し、クラウン部28で、サイド部26の開口部20b(図3(a)参照)を塞ぎ、クラウン部28とサイド部26との境界部分を、例えば、溶接により接合する。
先ず、図4(a)に示すように、熱可塑性樹脂からなる円環状の樹脂部材44を、例えば、5枚用意する。
次に、各樹脂部材44を、シャフト固定部材32に通して押し込み、隙間gを通してヘッド本体20の内部20aに挿入する。
ここで、弾性部材40を隙間gに挿入する際、弾性部材40の表面40aには湿気硬化型接着剤が塗布されている。なお、接着力を高めるために、表面40aにプライマーを塗布した後、湿気硬化型接着剤を塗布することが好ましい。
また、弾性部材40は、円筒状のものに限定されるものではなく、表面が軸線方向に傾斜したテーパー状のものであってもよい。
樹脂部材44は、樹脂層42を形成するためのものであり、樹脂部材44は樹脂層42と同様の組成を有するものである。このため、樹脂部材44においても、融点が50℃〜150℃であり、メルトフローレートが、190℃の温度で2.16kgの荷重において、100〜400g/10分である熱可塑性樹脂を用いることが好ましい。この熱可塑性樹脂として、例えば、ボンドファースト(商品名)が挙げられ、その他、この熱可塑性樹脂には、上述の樹脂層42と同様のものを用いることができる。
樹脂部材44は、軸線方向の厚さが厚い場合、隙間gからヘッド本体20の内部20aに入れることが難しくなる。一方、軸線方向の厚さが薄い場合、樹脂層42を形成するに十分な量の樹脂部材44の数が多くなり、作業時間がかかる。このように、作業性の面から、樹脂部材44の軸線方向の厚さを適宜決定してもよい。
ここで、恒温装置60は、恒温槽62と、この恒温槽62に、所定の温度に加熱した空気などの気体を循環供給可能な加熱気体供給部64と、恒温槽62の内部に設けられた台66と、台66に設けられ、ヘッド本体20を保持する保持具68とを有するものである。
なお、ヘッド本体20を保持する場合、クラウン部28を少なくとも下向きすることができればよく、ホーゼル部30の軸線Cを垂直にすることは必ずしも必要ではない。
次に、加熱気体供給部64から恒温槽62内に、例えば、温度が125℃の加熱空気Hを、60分間循環供給する。これにより、ヘッド本体20が、温度125℃の環境に、60分間(1時間)保持されることなる。
そして、樹脂部材44が溶融し、溶融樹脂が自重による流動性により、下方、すなわち、クラウン部28側に移動する。そして、弾性部材40、フェース部22およびクラウン部28に亘って溶融樹脂が広がる。
これにより、溶融樹脂からなる樹脂層42(図2参照)が、例えば、0.1mm〜3mmの厚さd(図2参照)に形成されて、ヘッド本体20の内部20aから隙間gが封止(密閉)される。
なお、加熱気体供給部64から恒温槽62内に供給する加熱空気H、およびその供給時間は、特に、加熱空気Hの温度が125℃、供給時間が60分間に限定されるものではない。本実施形態において、溶融樹脂により、隙間gを封止する場合、加熱空気Hの温度を110〜150℃の範囲、供給時間を0.5〜2時間の範囲とすればよい。加熱空気Hの温度、および供給時間をそれぞれ上述の範囲で、恒温槽62内に供給することにより、ヘッド本体20の内部20aから隙間gを確実に封止することができる。
さらに、得られたゴルフクラブヘッド12は、上述のように、高打出し、低スピンを実現することができる。このようなことから、ホーゼル部がソール部およびクラウン部に固定されているゴルフクラブヘッド(ゴルフクラブ)に対して飛距離が向上し、飛距離等について優れた打撃性能が得られるものであり、加えて、上述のように、ゴルフクラブシャフトの折損を防止することができるものである。
本発明においては、図6(a)、および(b)に示すゴルフクラブヘッド12aのように、樹脂層42を構成する溶融樹脂の広がる範囲を規制する堰止部50をクラウン部28の裏面28bに、例えば、ネック空孔部28aの縁部を囲うようにして設けてもよい。この場合、堰止部50は、ホーゼル部30の軸線Cを中心にして、ネック空孔部28aの縁部(ホーゼル部30のシャフト固定部材32)を少なくとも180°(半周)囲むように設けられるものである。
また、図6(b)に示すように、堰止部50は、例えば、断面形状が矩形状の金属部材または合金部材からなるものである。この堰止部50の高さhは、例えば、2〜10mmである。ゴルフクラブヘッド12aにおいては、この堰止部50により、樹脂層42を形成する際、溶融樹脂の広がりが制限されて、隙間gを更に確実に密閉することができる。
12 ゴルフクラブヘッド
14 ゴルフクラブシャフト
20 ヘッド体
20a 内部
20b、20c 開口部
22 フェース体
22a フェース面
24 ソール部
26 サイド部
28 クラウン部
28a ネック空孔部
28b 裏面
30 ホーゼル部
32 シャフト固定部材
32a 開口部
34 支持部材
34a 固定支点
40 弾性部材
40a 表面
42 樹脂層
44 樹脂部材
50 堰止部
60 恒温装置
62 恒温槽
64 加熱気体供給部
66 台
68 治具
C 軸線(中心軸)
g 隙間
L スコアライン
R 方向
Claims (6)
- ゴルフボールを打撃するフェース面を備えるフェース部、ソール部、クラウン部およびサイド部により外殻構造が構成され、前記クラウン部にネック空孔部が形成された中空のヘッド本体と、ゴルフクラブシャフトが取り付けられる開口部が形成されたシャフト固定部材および前記シャフト固定部材に一体的に形成された支持部材を備えるホーゼル部とを有し、前記ホーゼル部は、前記支持部材が前記ヘッド本体の内部に固定されるとともに前記シャフト固定部材が前記ネック空孔部から突出しており、前記シャフト固定部材と前記ネック空孔部との間に隙間があるゴルフクラブヘッドの製造方法であって、
前記ヘッド本体および前記ホーゼル部を用意し、前記ホーゼル部の前記支持部材を前記ヘッド本体の内部に固定する工程と、
円環状の樹脂部材を、前記ホーゼル部の前記支持部材に通して前記ヘッド本体内へ挿入する工程と、
湿気硬化型接着剤が表面に塗布された円筒状の弾性部材を、前記ホーゼル部の前記支持部材に通して前記隙間に挿入する工程と、
前記クラウン部を下側にして前記ヘッド本体を保持した状態で、前記ヘッド本体を所定の温度で所定時間保持し、前記円環状の樹脂部材を溶融させ、溶融樹脂により、前記隙間を前記ヘッド本体の内側から封止する工程とを有することを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。 - 前記樹脂部材は、熱可塑性樹脂からなるものであり、融点が50℃〜150℃である請求項1に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
- 前記樹脂部材は、熱可塑性樹脂からなるものであり、メルトフローレートが温度190℃、2.16kgの荷重において、100〜400g/10分である請求項1または2に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
- 前記溶融樹脂により、前記隙間を封止する工程は、前記ヘッド本体を、110〜150℃の温度で、0.5〜2時間保持してなされる請求項1〜3のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
- 前記弾性部材は、硬度がJIS−A型硬度計において40〜90であるゴムまたは合成樹脂により構成されるものである請求項1〜4のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
- 前記湿気硬化型接着剤は、アクリル変性シリコーン接着剤である請求項1〜5のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
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