JP2008141741A - 高速セルサーチを行なう方法及び装置 - Google Patents

高速セルサーチを行なう方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 プライマリ同期チャネル及びセカンダリ同期チャネルを送信する方法及び装置をここに提供する。
【解決手段】 動作状態では、送信機はプライマリ同期チャネル(P−SCH)をサブフレームで送信し、そしてセカンダリ同期チャネル(S−SCH)をサブフレームで送信する。S−SCHは複素指数波で変調され、そしてスクランブルコードでスクランブルされる。本発明の或る実施形態では、P−SCHはGCL系列またはZadoff−Chu系列を含み、そしてスクランブルコードは、P−SCHのGCL系列のインデックスを利用する。
【選択図】 図12

Description

本発明は概して高速セルサーチに関し、特に接続セルか、または接続セクタの特定を、初期アクセスか、または周期的アクセス、或いはハンドオーバーの間に、移動通信システムにおいて高速に行なう方法及び装置に関する。
本出願は、2006年11月6日出願の「高速セルサーチを行なう方法及び装置」と題する米国特許出願第60/864456号の優先権を主張するものである。
モバイルセルラーネットワークでは、地理的な通信可能エリアは多くのセルに分割され、これらのセルの各々は一つの基地局(BS)との接続を行なう。各セルは多数のセクタに更に分割される。移動局(MS)の電源が投入されると、移動局は交信先の基地局をサーチする必要がある。更に、MSが、現在の接続セルからの信号が弱まったことを検出すると、MSは別のセル/セクタへのハンドオーバーを試みる必要がある。ハンドオーバーを試みる必要があるので、MSは良好な接続先BSを、現在の接続先セルが供給する利用可能な候補リストの中からサーチする必要がある。初期交信か、またはハンドオーバーを行なうために迅速にBSを特定する能力を持つことは、処理の複雑さを軽減し、それによって消費電力を低減するために重要である。
セルサーチ機能は多くの場合、周期的に送信されるセル固有基準信号(か、または、プリアンブル)に基づいて行なわれる。簡易な方法では、各基準信号を検出し、次に最良のBSを求めようとすることにより、サーチを網羅的に行なう。セル群またはセクタ群の基準系列を求める場合、2つの重要な基準がある。まず、基準系列によって、接続エリアうちの全てのユーザへのチャネル推定を良好に行なえる必要があり、チャネル推定は多くの場合、相関プロセスを利用し、所望セルを基準にすることにより行なわれる。更に、移動体は他のセクタか、またはセルが送信する信号を受信することになるので、複数の基準信号の間で良好な相互相関特性を実現することは、干渉が所望セルへのチャネル推定に及ぼす効果を最小にするために重要である。
自己相関と丁度同じように、2つの系列の間の相互相関は一つの系列であり、この系列自体が異なる相対すれに対応する。正確には、「シフト−d」での相互相関は、第1系列と、第1系列と共役であり、かつ第1系列に対してdエントリ分だけシフトした別の系列との間で要素毎の乗算を行なった後に、全てのエントリに渡って総和を計算した結果として定義される。「良好な」相互相関特性とは、全てのシフトにおける複数の相互相関値ができる限り近接した値であるので、所望の基準系列との相関を行なった後に、干渉が均一に分散され、従って所望チャネルを更に高い信頼度で推定することができることを意味する。全てのシフトにおける最大相互相関値の最小化であって、これらの最大相互相関値が全て等しくなる場合に実現する最小化は、「最適な」相互相関と表記される。
米国特許出願第2006/0187887号明細書 Motorola contribution (R1−061711),"Enhancement of SCH Structure," for 3GPP TSG RANI LTE Ad Hoc, Cannes, France, June 27−30,2006,pp1−6 Motorola contribution (R1−062070),"SCH Structure and Sequence for EUTRA Downlink," for 3GPP TSG RAN1 #46,Tallin, Estonia, August 28−September 1, 2006, pp1−5 SHRCWC, RITT contribution (R1−061140),"Consideration on Multi−Cell interface for SCH Design in Cell Search and TP," for 3GPP RAN WG1 #45, Shanghai, Chinna, May 8−12, 2006, pp1−7
従って、良好な相互相関特性、及び良好な自己相関特性を持つ基準系列を利用する高速セルサーチ技術を用いる方法及び装置が必要になる。
上記要求に対応するために、高速セルサーチを、チャープ基準信号送信を利用して行なう方法及び装置をここに開示する。詳細には、基準系列は、最適な周期相互相関特性を持つ、異なる「クラスの」GCL系列に基づいて構成される。開示する高速セルサーチ法では、「クラスのインデックス」を簡単な処理によって検出する。或るクラスのインデックスの系列を或るセル群/セルIDに固有の形でマッピングするシステム配置では、系列のインデックスを特定することによってセルIDを特定することができる。
或る状況では、複数の同期チャネルを通信システムが利用することができる。この状況の間に、これらの同期チャネルのうちの一つの同期チャネルは、複素指数波によって変調されるGCL系列を含むことになる。GCL系列を送信する前に、当該系列をスクランブルコードで、セルサーチ用であるP−SCH系列のインデックスを利用してスクランブルすることになる。
次に、同じ記号が同じ構成要素を指す図面を参照すると、図1は基準送信を利用する通信システム100のブロック図である。通信システムは直交周波数分割多重(OFDM)プロトコルを利用するが、別の実施形態では、通信システム100は、符号分割多重接続(CDMA)システムプロトコル、周波数分割多重接続(FDMA)システムプロトコル、空間分割多重接続(SDMA)システムプロトコル、か、または時分割多重接続(TDMA)システムプロトコルのような、或いはこれらのシステムプロトコルの組み合わせのような他のデジタルセルラー通信システムプロトコルを利用することができる。
図のように、通信システム100はベースユニット101及び102と、そしてリモートユニット103と、を含む。ベースユニットまたはリモートユニットは、更に広い意味では通信ユニットと表記することもできる。リモートユニットはモバイルユニットとも表記される。ベースユニットは送信兼受信ユニットを含み、送信兼受信ユニットは一つのセクタの内部の多数のリモートユニットとの接続を行なう。この技術分野では公知のように、通信ネットワークが接続される物理エリア全体をセル群に分割し、そして各セルは一つ以上のセクタを含む。複数のアンテナを使用して各セクタとの接続を行なって種々の高性能通信モード(例えば、アダプティブビームフォーミング、送信ダイバーシチ、送信SDMA、及びマルチストリーム送信など)を実現する場合、複数のベースユニットが配置される。一つのセクタの内部のこれらのベースユニットは高密度に配置され、かつ種々のハードウェア及びソフトウェアコンポーネントを共有することができる。例えば、一つのセルとの接続を行なうために一括して同じ場所に配置される全てのベースユニットは、従来から基地局として知られる構造物を構成する。ベースユニット101及び102は下りリンク通信信号104及び105を、同じリソースの少なくとも一部分(時間、周波数、または時間及び周波数の両方)を利用する接続先リモートユニット群に送信する。リモートユニット103は一つ以上のベースユニット101及び102と、上りリンク通信信号106を利用して通信する。送信を行なっている通信ユニットは送信元通信ユニットと呼ばれる。受信を行なっている通信ユニットは宛先通信ユニットか、または送信先通信ユニットと呼ばれる。
ここで、ベースユニットを2つ、そしてリモートユニットを1つだけ図1に示しているが、この技術分野の当業者であれば、通常の通信システムは、多くのリモートユニットと同時に通信している多くのベースユニットを含むことを理解するであろうということに留意されたい。更に、本発明について、複数のベースユニットから複数のリモートユニットに向かう下りリンク送信の場合に関して、説明を簡単にするために主として記載しているが、本発明は複数のリモートユニットから複数のベースユニットに向かう上りリンク送信に適用することもできることに留意されたい。通信システム100うちのネットワーク要素は、プロセッサ、メモリ、命令セットなどにより公知の方法を利用して構成されて、本明細書で開示する機能を実行するためにいずれかの適切な形で動作することが意図されている。
上で説明したように、基準を援用する変調は、チャネル推定及びセル特定のような多くの機能を支援するために広く使用される。このことを考慮して、ベースユニット101及び102は基準系列を既知の時間間隔で、これらのユニットの下りリンク送信の一部分として送信する。異なるセルが使用することができる1セットの系列、及び時間間隔を認識しているリモートユニット103はこの情報をセルサーチ及びチャネル推定に利用する。このような基準送信方式を図2に示す。図示のように、ベースユニット101及び102からの下りリンク送信200は通常、基準系列201、及び当該系列に続く残りの送信202を含む。同じ系列か、または異なる系列が、1回または複数回だけ残りの送信202の間に現われる。従って、通信システム100うちの各ベースユニットは、一つ以上の基準系列を送信する基準チャネル回路107を、データを送信するデータチャネル回路108とともに含む。
ここで、図2は基準系列201が送信の開始時点に含まれる様子を示しているが、本発明の種々の実施形態では、基準チャネル回路は基準系列201を下りリンク送信200うちのいずれかの箇所に含むこともでき、更に基準系列は別のチャネルで送信することができることに留意されたい。残りの送信202は通常、受信機が復調/デコードを行なう前に認識する必要のある情報(所謂、制御情報)、及びユーザを宛先とする実際の情報(ユーザデータ)を送信する、といったような送信を含むが、これらには制限されない。
上で説明したように、いずれの基準系列も最適な相互相関を持つことが重要である。このことを考慮に入れて、通信システム100は、最適な周期相互相関を持つ、異なる「クラスの」チャープ系列により構成される基準系列を利用する。このような基準系列の構成について以下に説明する。本発明の好適な実施形態では、高速セルサーチを行なう方法はこのような基準系列を利用する。
通信システム内で使用する1セットの基準系列の構成
1つの実施形態では、時間領域の基準信号は、N点FFTを利用する直交周波数分割多重(OFDM)シンボルである。1セットの長さNの系列を通信システム100うちのベースユニット群に、周波数領域の基準系列として割り当てる(すなわち、系列のエントリが、1セットのN(N<=N)基準サブキャリアに周波数領域において割り当てられる)。これらの基準サブキャリアの間隔は等しいことが好ましい(例えば、サブキャリア(群)における0,1,2など)。時間領域で送信される最終基準系列は周期的に拡張することができ、この場合、周期的拡張は通常、チャネルの予測最大遅延拡散(L)よりも長い。この場合、送信される最終系列は、N及び周期的拡張長さLCPの和に等しい長さを有する。周期的拡張は、プレフィックス、ポストフィックス、またはプレフィックス及びポストフィックスの組み合わせを含む。周期的拡張はOFDM通信システムの固有部分である。サイクリックプレフィックスを挿入することにより、従来の自己相関または相互相関が周期的相関として、0〜LCPの範囲を持つ全てのシフトにおいて現われる。サイクリックプレフィックスを挿入しない場合には、従来の相関は、シフトが基準系列長よりもずっと短い場合の周期的相関とほぼ等しい。
周波数領域における基準系列の構成は、少なくとも2つの要素、すなわちネットワークにおいて必要となる基準系列の所望数(K)、及び所望の基準長(N)によって変わる。実際、最適な周期相互相関を持つ利用可能な基準系列の数は、P−1である。但しPは、「1」を含む2つ以上の素数の積にNを因数分解した後の「1」以外のNの最小の素数である。例えば、Pが採り得る最大値は、Nを素数とするとN−1である。しかしながら、Nが素数ではない場合、基準系列の数は多くの場合、所望数Kよりも小さくなる。最大数の系列を得るためには、基準系列を、素数であるNの長さを持つ系列から開始し、次に変更を加えることにより構成することになる。好適な実施形態では、次の2つの変更のうちの一つの変更を使用する。
1.Nよりも大きい最小の素数となるようにNを選択し、そして系列セットを生成する。当該セットの系列を切り捨ててNとする。または、
2.Nよりも小さい最大の素数となるようにNを選択し、そして系列セットを生成する。当該セットの各系列の先頭要素群を繰り返して末尾に付加し、所望の長さNを得る。
を素数とする必要がある、上の構成によって、理想的な自己相関及び最適な相互相関を持つ1セットの(N−1)系列が得られる。しかしながら、少数の系列しか必要とならない場合、Nは、「1」以外のNの最小素数がKよりも大きい限り、素数である必要はない。
切り捨て、または挿入のような変更を使用する場合、相互相関が厳密には最適でなくなる。しかしながら、自己相関特性及び相互相関特性は依然として許容される。切り捨て/拡張系列に対して更に変更を加えることもでき、例えばユニタリ変換がこれらの系列に適用される。
ここでまた、系列切り捨て、及び周期的拡張についてのみを上で説明したが、本発明の別の実施形態では、GCL系列を変更して所望長さの最終系列を取得する他の方法が存在する。このような変更では、例えばこれらに制限されないが、任意のシンボルを使用して拡張する、パンクチャリングによって短縮する。ここでも同じように、切り捨て/パンクチャ系列に対して更に変更を加えることもでき、例えばユニタリ変換がこれらの系列に適用される。
上で説明したように、本発明の好適な実施形態では、一般化されたチャープに類似する(Generalized Chirp−Like:GCL)系列を、基準系列を構成するために利用する。GCL系列には多数の「クラス」があり、そしてこれらのクラスが細心の注意を払って選択される(以下のGCL特性を参照)場合、選択されるこれらのクラスを持つ系列は、最適な相互相関及び理想的な自己相関を持つことになる。Nの長さを持つクラスuのGCL系列(S)は次式のように定義される。
Figure 2008141741
上の式では、bは大きさ1の任意の複素スカラーであり、そして次式のような関係がある。
Figure 2008141741
上の式のパラメータにおいて、
u=1,...N−1はGCL系列の「クラス」として知られ、
k=0,1,...N−1は或る系列のエントリのインデックスであり、
q=任意の整数である。
GCL系列の各クラスは、q及びbの特定の値の選択に依存して無限個の系列を有するが、各クラスの中から1系列のみを使用して1つの基準系列を構成する。ここで、各クラスのインデックス「u」によって、系列の要素群全体(すなわち、「k」値全体)に固有の異なる位相勾配特性が生成される。
ここでまた、N点DFT(離散フーリェ変換)またはIDFT(逆DFT)を各GCL系列に対して行なう場合、新規セットの構成系列も、新規セットを(1)及び(2)の形で表わすことができるかどうかに関係なく、最適な周期相互相関及び理想的な自己相関を有する。実際、行列変換をGCL系列に対して行なうことにより形成される系列も、変換行列が(行列式が1の)ユニタリ行列である限り、最適な周期相互相関及び理想的な自己相関を有する。例えば、N点DFT/IDFT演算は、大きさNの行列による変換と等価であり、この場合、行列はN×Nのユニタリ行列である。その結果、GCL系列に対して行なわれるユニタリ変換を利用して形成される系列も本発明の技術範囲に含まれる。その理由は、最終系列もGCL系列により構成されるからである。すなわち、最終系列はほぼGCL系列に基づいて生成される(しかしながら、GCL系列に等しい必要はない)。
が素数である場合、異なる「クラスの」いずれか2つの系列の相互相関が最適であり、かつ(N−1)系列(「クラス」)がセットに含まれる(以下の特性を参照)。切り捨て、か、または挿入のような変更を使用する場合、変更済み基準系列は、GCL系列により構成されるほぼ最適な基準系列と表記することができる。
元のGCL系列は次の相互相関特性を持つ。
特性:いずれか2つのGCL系列の間の周期相互相関関数の絶対値は一定であり、かつN −1/2に等しく、|u−u|,u,及びuはNに対して互いに素である。
基準系列のピーク対平均電力比(PAPR)は、通信ユニットによっても送信されるデータ信号のPAPRよりも小さい。基準信号のPAPRを低く抑えることにより、基準チャネル回路107はデータよりも大きい電力を持つ基準信号を送信して、別の通信ユニットが受信する基準信号の信号対雑音/干渉比を高め、チャネル推定、チャネル同期などの精度を向上させる。
通信システム内での基準系列の割り当て
各通信ユニットは、一つか、または複数の基準系列を何回もどのような送信区間でも使用することができるか、または通信ユニットは異なる系列を送信フレームうちの異なる時点で使用することができる。更に、各通信ユニットには、ほぼ最適な自己相関特性及び相互相関特性を有するように構成された1セットのK基準系列とは異なる基準系列を割り当てることができる。一つ以上の通信ユニットが一つの基準系列を同時に使用することもできる。例えば、複数の通信ユニットが複数のアンテナに使用される場合、同じ系列を、各アンテナから送出される各信号に使用する。しかしながら、実際の信号は、同じ割り当て系列の関数が異なる結果として得られる。適用される関数の例として、系列の循環シフト、系列要素の位相の回転などが挙げられる。
図3は、基準符号を通信システム100うちの種々のベースユニットに割り当てる様子を示すフローチャートである。論理フローはステップ301から始まり、このステップでは、必要とされる基準の数(K)、所望の基準長(N)、及び各基準系列の候補長さ(N)を求める。N及びNに基づいて、基準系列群を計算する(ステップ303)。上で説明したように、基準系列群は、長さNを持ち、かつ一般化されたチャープに類似した(GCL)系列群により構成され、この場合、各GCL系列は式(1)に示すように定義される。最後に、ステップ305では、基準系列群を通信システム100うちのベースユニットに割り当てる。ここで、各ベースユニットは、K個の利用可能な基準系列の中から1つよりも多くの基準系列を受信することができることに注目されたい。しかしながら、最低限の条件として、第1ベースユニットには、GCL系列グループから選択される第1基準系列が割り当てられ、第2ベースユニットには、GCL系列グループの中から異なる基準系列が割り当てられる。別の構成として、第1及び第2ベースユニットが直交サブキャリアセットを系列群に関して使用する場合、同じ基準系列が第2ベースユニットに割り当てられる(従って、或るセルは、使用する系列のインデックス及びサブキャリアオフセットの組み合わせにより特定される)。動作状態では、各ベースユニットうちの基準チャネル回路は基準系列を、総合手段の一部分として送信してコヒーレントな復調を行なうことになる。詳細には、ベースユニット群との通信範囲に位置する各リモートユニットは基準系列を受信し、そして当該基準系列を利用して、受信信号のコヒーレントな復調を行なう手段の一部分としてのチャネル推定のような多くの機能を実行する。
GCLを利用する基準構成によって可能になる高速セルサーチ
この節では、どのようにしてセルサーチを上記の基準系列構成によって高速かつ高精度に行なうことができるかについて示している。詳細な説明では、或る系列の要素群をOFDMサブキャリア群にマッピングして送信する構成のOFDMシステムを使用しているが、本発明は、或る系列の要素群を異なるシンボル期間またはチップ期間に時間領域でマッピングする構成のシングルキャリアシステムのような他の構成にも適用される。
まず、本発明がタイミングエラー及び周波数エラーに対して強固であるとしても、OFDMタイミング及び周波数オフセットが推定され、かつ補正されていると仮定する。およそのタイミング及び周波数をまず取得することが、通常より効率的であり、この取得は、下りリンク信号の他の既知の特徴(例えば、特定の同期シンボル、シンボルの特定の対称性など)か、または先行技術による同期化方法を使用することにより行なわれる。正しいタイミングポイントか、またはおよそのタイミングポイントに基づいて、N個の時間領域受信データから成るブロックを周波数領域に、好ましくはFFTを利用して変換する。m(1〜Nの範囲)を基準サブキャリアとし、そしてS(m)を、これらの基準サブキャリア群に使用される、切り捨て/拡張GCL系列とした場合に、周波数データをY(m)と表記し、従って、複数の「差分ベース」値は基準サブキャリアペア群に基づいて計算される。これらの値は簡便に収集され、そしてベクトル形式で表現される(例えば、差分型ベクトル)。差分型ベクトルの一例は次式のように表わされる。
Figure 2008141741
上の式では、「conj()」は共役を意味し、
Z(m)は、m番目及び(1+m)番目の基準サブキャリアに基づいて計算される差分値であり、
Y(m)は、m番目の基準サブキャリアでの周波数領域データであり、
mは基準サブキャリアのインデックスであり、そして
は基準系列の長さである。
この式のフォームは差分検出器の式のフォームに類似しているので、当該式の出力は差分値と見なされる。差分型ベクトルを取得する他の方法では、差分値は次式のように表わされるが、これらには制限されない。
Figure 2008141741
または
Figure 2008141741
上の式では、「abs()」は絶対値を意味する。差分値を取得するこれらの例示としての方法の各々は、複数の入力値の間の位相差に関する情報を提供し、そしてこれらの方法の幾つかは、フェージングチャネル状態に役立つ信号振幅情報も提供する。
複数の基準サブキャリアの間隔が広すぎるということがないという条件で多くの場合に観察される事象として、2つの隣接基準サブキャリアの間のチャネルが急激に変化することがないと仮定すると、Y(m)/Y(m+1)は次式によって近似される。
Figure 2008141741
従って、クラスのインデックス(か、または系列のインデックス)情報「u」は、差分型ベクトルとして送信される。差分値を解析/処理することにより、主要周波数成分「u」は、基準系列群のインデックスに対応する形で検出される。これらの周波数領域の成分を取得するために、一般的に使用されるツールがFFTである。従って、1つの実施形態では、IFFT(すなわち、T点、T>=N−1)を{Z(m)}に対して行なって次式を得る。
Figure 2008141741
{z(n)}のピーク位置(すなわち、nmax)は「u」に関する情報を与える。すなわちnmaxで特定される主要周波数成分を対応する送信系列のインデックスにマッピングする演算は次式のように求めることができる。
Figure 2008141741
この式は、特定される主要周波数成分と系列のインデックスとの間で行なわれる既知の所定のマッピング方式を具体的に表現している。系列のインデックスは、送信系列のインデックスを利用する受信基準系列の送信元であるセルのセルIDと一致する。本発明はタイミングエラー及び周波数エラーに対して強固である。その理由は、所定のタイミングエラーか、または周波数エラーによって、対応する差分型ベクトルの周波数成分が変化することがないからである。
上で強調したように、或る実施形態では、基準系列はOFDM信号の1セットのサブキャリアに乗って搬送され、そして各差分値は、異なるサブキャリアペアの間の差に基づいて計算される。或る実施形態では、差分値を解析/処理して主要周波数成分を特定する操作では、少なくとも差分値に対して順/逆離散フーリェ変換を行ない、そしてピークを変換による出力の中に特定する。
主要周波数成分は、FFT出力の振幅のピークの位置によって特定される。従来のピーク検出方法を使用することができ、当該方法では、例えばFFTしたサンプル群の振幅を閾値と比較する。複数の系列を受信する場合、複数のピークが現われることになる。
別の実施形態では、我々は、特定される主要周波数成分を、特定される主要周波数成分の近傍の周波数成分に対応する更に別の使用可能な送信系列のインデックスにマッピングする。システムにおいて使用される複数の値「u」のうちの幾つかを密接して離間させる(例えば、隣接する)場合、雑音か、または干渉によって、ピークを、インデックス「u」に関して予測された位置と同じ位置に近接するが、同じ位置ではない位置に発生させることができる。ピークの近傍でサーチを行なうことにより、我々は、1つよりも多くの候補系列のインデックスを特定して更にチェックすることができる(例えば、複数の基準信号送信期間に渡って)。例えば、複数の基準信号送信期間に渡って得られる複数の結果を合成する、比較する、多数決判定するなどして、受信している「u」の値、または複数の値を特定し易くする。要約すると、我々は、特定される主要周波数成分を、特定される主要周波数成分の近傍の周波数成分に対応する更に別の使用可能な送信系列のインデックスにマッピングする。
複数の系列を検出する場合、我々はキャンセレーションを使用して、電力の小さい系列のインデックスを検出する精度を高めることができる。このような実施形態では、我々はまず、最も良好な特性を持つ系列を特定し、既知の基準系列に関するチャネル応答を推定し、第1の既知の系列及び当該系列のチャネル応答が影響する受信信号の一部分を再構成し、当該部分を受信信号から除去し、次に第2系列のインデックスを取得するために第1系列検出において必要となるステップと同様のステップを実行する。
本発明の好適な実施形態では、GCL系列の差分型ベクトルはクラスのインデックスに関する情報を含み、クラスのインデックスに関する情報は差分型ベクトルの周波数成分から容易に検出される(式(6)参照)。高速セルサーチの他の変形例を、どのようにして基準系列が使用されるかによって変わる形で提示することができる。例えば、差分型ベクトルは、2つの送信OFDMシンボルに基づいて取得することもでき、この場合、各OFDMシンボルは周波数領域の複数の基準サブキャリアを含む。第1シンボルでは、系列{S(m)}を基準サブキャリアで送信される。第2シンボルでは、同じ系列{S(m)}のシフトバージョンを同じセットのサブキャリアに乗せることができる(例えば、位置一つ分だけシフトさせた系列を{S(m+1)}と表記する)。次に、差分型ベクトルは、各基準サブキャリアに関して、これらの2つのシンボルの周波数データペア群に基づいて生成される。チャネルが2つのOFDMシンボル時間に渡って急激に変化することがないと仮定すると、差分型ベクトルは同じようにして式(6)により近似される。
勿論、第2シンボルのシフト系列は、第1シンボルに使用されるサブキャリアに隣接するが、厳密に同じサブキャリアである必要はないサブキャリアを占有する。更に、2つのシンボルは互いに隣接する必要はない。基本的に、2つの周波数時間位置の間のチャネル変化が早過ぎない限り、差分型ベクトルは系列の差分を非常に合理的に近似する。従って、クラスのインデックスは容易に検出される。
位置一つ分だけシフトさせる操作が好適な形態であるが、位置2つ分だけシフトさせる操作を用いることもでき、次式が成り立つことに注目されたい。
Figure 2008141741
図4は、通信ユニット103内での高速セルサーチ法(基地局特定)のフローチャートを示している。論理フローはステップ401から始まり、このステップでは、基準系列を受信し、そして受信信号の複数の要素ペアの各々の間の差分値を計算する。上で説明したように、計算される差分型ベクトルは式(6)に示される位相勾配情報を近似している。ステップ402では、差分型ベクトルを解析/処理して、一つ以上の主要周波数成分を特定する。最後に、特定される周波数成分の位置を、送信系列の対応するインデックス、及び対応する基地局識別情報にマッピングする(ステップ403)。詳細には、系列のインデックスは、受信信号の送信元であるセルIDに一致する。
図5は、基地局の特定を複数の系列のインデックスを特定することにより行なう様子を示すフローチャートである。ステップ501では、複数の差分値を計算する。ステップ502では、差分値を解析し、そして複数の主要周波数成分を特定し、そしてステップ503では、これらの主要周波数成分を、対応する送信系列のインデックスにマッピングするか、または変換する(所定の式か、または他の形式のマッピングを利用して)。上で説明したように、送信系列のインデックスは、受信信号の送信元である特定の基地局にマッピングされる。
図6は、複数の系列を、キャンセレーションを使用して検出して、電力の小さい系列のインデックスを検出するときの信頼度を高める事例に関するフローチャートを示している。ステップ601では、第1の既知の基準系列に関するチャネル応答を推定する(例えば、第1の既知の基準系列を或るパイロットに使用してチャネルを推定するか、または他の既知のパイロットを使用してチャネル推定を行なう)。ステップ603では、受信信号の内、第1の既知の基準系列、及び推定チャネル応答に起因する部分を再構成し、そして除去して、変更済み受信基準系列を供給する(例えば、受信信号の内、第1の基準信号に起因する部分を計算し、そして減算することができる)。ステップ605では、変更済み受信基準系列の複数の要素ペアの各々の間の差分値を計算する。ステップ607では、差分値を解析/処理して、一つの主要周波数成分を特定する。ステップ609では、第2基準系列のインデックスを主要周波数成分に基づいて特定する。
図7は、本発明の更に別の実施形態のフローチャートを示している。ステップ701では、通信ユニット(モバイルユニットのような)が、送信元通信ユニット(BSのような)が送信する基準系列を受信し、この場合、送信元通信ユニットが送信する基準系列は、送信元通信ユニットが使用する系列のインデックスに対応する位相勾配特性を有する(例えば、GCLを利用し、かつ特定のインデックスを有する系列信号の位相勾配特性は式(2)から求められる)。ステップ703では、受信基準系列を解析/処理して、当該系列の位相勾配特性を抽出し、そしてステップ705では、抽出された位相勾配特性を、系列のインデックス、従って信号の送信機を求めるための基礎情報として使用する。例えば、式(2)の各系列のインデックス「u」は、当該インデックスに固有の位相勾配特性を有する。
図8はリモートユニットのブロック図である。図示のように、リモートユニットは差分値計算回路801を含み、差分値計算回路は、基準系列の複数の要素ペアの各々の間の差分値を計算する。解析/処理回路802を設けて差分値を解析/処理し、一つの主要周波数成分を特定する。最後に、リモートユニットはマッピング回路803を含み、マッピング回路は、特定される主要周波数成分を一つ以上の対応する送信系列のインデックスに、所定のマッピング方式に従ってマッピングする。マッピング回路803は更に、基地局を送信系列のインデックスに基づいて特定する。
図7の実施形態では、図8の差分値計算回路を無くし、そして解析/処理回路を利用して受信基準信号を解析/処理し、当該信号の位相勾配特性を抽出し、そして抽出された位相勾配特性は、マッピング回路803が系列のインデックスを求めるための基礎情報として使用される。
或る状況では、複数の同期チャネルを通信システムが利用する。例えば、3GPP RAN WG1は、Evolved−UTRA OFDM下りリンクに関するセルサーチについて説明している。現時点では、プライマリ同期チャネル(P−SCH)及びセカンダリ同期チャネル(S−SCH)を有する階層型同期チャネル(SCH)構成が合意されている。このような同期チャネルを図9に示す。
図9に示すように、無線フレーム901は複数のサブフレーム903を含む。詳細には、無線フレームうちの一つまたは複数のサブフレームはS−SCH905及びP−SCH907を含む。P−SCH及びS−SCHは時分割多重され、そしてP−SCHシンボルは、SCHを含むサブフレームうちの最後のOFDMシンボルに位置し、そしてS−SCHはP−SCHに隣接するOFDMシンボルに位置する。当該階層型同期チャネル(SCH)構成では、動作状態において、P−SCHを利用してOFDMシンボルタイミング推定、周波数オフセット推定、及びチャネル推定などを行なう。GCL系列は上で説明したようにP−SCHに利用される。このようなGCL系列は単に「Zadoff−Chu系列(GCL系列の特定の系列)」を含む。他の形態の系列(GCLまたは非GCL)を利用することもできる。更に、複数の(少数の)P−SCH系列をシステムに用いて、チャネル推定結果の精度をP−SCHを使用して高める。
動作状態では、S−SCHを使用してセルIDのようなセル固有情報を提供する。セル固有情報の量をS−SCHを利用してSCHオーバーヘッドを増やすことなく増やすために、複素指数波によって変調される2層S−SCH系列構成(例えば、GCL系列)を用いる。
複素指数波によって変調されるGCL系列は、DFT系列によって変調されるGCL系列、位相回転直交系列によって変調されるGCL系列、または時間領域循環シフトGCL系列を含む。複素指数波によって変調されるクラス「u」GCL系列(インデックス−v)は次式のように定義される。
Figure 2008141741
上の式に含まれるパラメータは、
:q=0,b=0を満たす、クラス−uを持つGCL系列、
:インデックス−vを有する複素指数波、
:素数、
:S−SCHに使用されるサブキャリアの数、
u=1,...N−1はGCL系列の「クラス」(すなわち、GCL系列インデックス)として知られており、
v=0,1,...N−1は複素指数波のインデックスであり、
l=0,1,...N−1は或る系列のエントリのインデックスであり、
Figure 2008141741
(F:有理数)である。
GCL系列のインデックス及び複素指数波のインデックスは、完全セルIDまたは部分セルID、或いは他のセル固有情報として機能する。従って、ユーザ機器(UE)は完全セルIDか、または部分セルIDを、単に、GCL系列のインデックスを、上で説明した「差分演算」処理によって検出することにより特定される。更に、複素指数波のインデックスは、P−SCHシンボルのチャネル推定結果を使用して検出される。しかしながら、同期ネットワークの場合、「差分演算」処理によるGCL系列のインデックス検出には次のような2つの問題がある。
・隣接セル間の同期S−SCHに対するセル間干渉:「差分演算」処理によるGCL系列のインデックス検出では、異なるGCL系列のインデックスを隣接セル(またはセクタ)に割り当てるときにセル間干渉を受ける。
・セル固有の複素指数波によるGCL系列変調に起因するGCLのインデックスに対する誤検出:同じGCL系列のインデックス及び異なる複素指数波のインデックスを、隣接セル(またはセクタ)に割り当てるときに、GCL系列のインデックスの誤検出が発生する。
上記の問題を解決するために、S−SCHをスクランブルコードにより拡散する。このスクランブルコードは、各セルサーチのP−SCH系列のインデックスを利用する。詳細には、S−SCH系列(S−SCHにどの種類の系列が使用されるかに関係なく−GCL/CAZACは単なる一例である)をスクランブルし、この場合、スクランブルする系列は1セットの使用可能なスクランブルする系列から選択される。各スクランブルする系列は、システムにおける使用可能な複数のP−SCH系列のうちの一つに対応する。例えば、3つのP−SCH系列がシステムにおいて使用可能である場合、S−SCHに適用するスクランブルコードを3つ使用する。基地局が第1P−SCH系列を使用する場合、基地局は当該S−SCH系列を第1スクランブルコードによってスクランブルすることになり、第1S−SCH系列以外のS−SCH系列を使用する場合も同様な処理が行なわれる。
本発明の好適な実施形態では:
・S−SCHに関するスクランブルコードはPN系列のような疑似ランダム系列である。
・S−SCHに関するスクランブルコードインデックスはP−SCH系列インデックスに基づいて求められる。
・スクランブルコードの数はP−SCH系列の数と同じである。
・システムにおけるS−SCHスクランブルコードの再使用方法も、システムにおけるP−SCHスクランブルコードの再使用方法と同じである。
P−SCH系列をシステムにおいて1つしか使用することができない場合、S−SCHを、隣接セル間で異なるスクランブルコードにより拡散することが可能であり、この場合、スクランブル系列は1セットのスクランブル系列から選択される。この場合、S−SCHの逆拡散は、受信機における仮説の検証によって行なうことができる。
本発明の好適な実施形態では、「複素指数波によって変調されるGCL」をS−SCH系列に、上で説明したように利用する場合、スクランブル済みS−SCH系列は次式のように定義される。
Figure 2008141741
上の式のパラメータは、
:q=0,b=0を満たし、かつクラス−uを有するGCL系列、
:インデックス−vを有する複素指数波、
:コードインデックス−zを有するスクランブルコード。
上記技術によって、SCHを隣接セル間で同期させる場合のGCLのインデックス検出に関する「差分演算」処理に起因するセル間干渉をランダム化する。従って、GCL系列のインデックス検出は、隣接セルによるセル間干渉の影響を受けない。これにより、S−SCHに関するGCLのインデックス割り当てに対する制約が軽減される。更に、上記技術によって、差分処理に起因するGCLのインデックスの誤検出が最小限に抑えられる。
図10は、P−SCH及びS−SCHの両方を送信する送信機1000を示している。図から明らかなように、送信機はS−SCH回路1001及びP−SCH回路1017の両方を備え、これらの回路は、回路の対応するチャネルをマルチプレクサ1021に出力する。次に、これらの出力はマルチプレクサ1021によって多重化され、そしてサイクリックプレフィックスが送信の前にCP回路1023によって付加される。動作状態では、P−SCH系列が系列生成回路1015によって生成され、次にIFFT1019に渡される。P−SCH系列発生器1015は第1インデックス(z)が付されたGCL系列を利用する。第1インデックスはS−SCH回路1001に、特にスクランブルコード発生回路1013に渡され、この場合、スクランブルコード発生回路は適切なスクランブルコードを第1インデックスに基づいて生成する。
GCL系列発生回路1003は、第2インデックス(u)が付されたGCL系列を生成し、そして第2GCL系列をNP点乗算回路1005に出力し、この場合、GCL系列に、インデックス(v)を持つ複素指数波を乗算する。複素指数波は回路1011によって生成される。次に、結果として得られる信号を乗算回路1007によりスクランブルする。スクランブル処理は、適切なスクランブルコードで、第1インデックスに基づいて行なわれる。結果として得られる信号(S−SCH系列)をIFFT回路1009に渡し、そしてマルチプレクサ1021に出力する。マルチプレクサはS−SCHチャネル及びP−SCHチャネルを図9に示すように多重化する。
図11は、S−SCH及びP−SCHを受信する受信回路1100のブロック図である。動作状態において、受信機1121はP−SCH及びS−SCHの両方を受信する。P−SCHインデックス検出器1101は、P−SCHのインデックスを検出し、そして当該インデックスをスクランブルコード発生器1103に渡す。スクランブルコード発生器1103は適切なスクランブルコードをインデックスに基づいて生成し、そしてスクランブルコードをデスクランブル回路1105に出力し、このデスクランブル回路では、受信S−SCHをインデックスに基づいて逆拡散する。次に、結果として得られるデスクランブル信号を、GCL系列インデックス検出器に出力し、この検出器では、差分変調(変調器1107による)、IFFT処理(IFFT1109による)、及びピーク位置サーチ(検出器1111による)が行なわれる。次に、GCLインデックスをピーク位置検出器1111から出力する。検出されるGCLインデックス、及び推定チャネル応答を複素指数波のインデックス検出器に、デスクランブル信号と共に出力する。等化処理を行なった(等化器1113により)後、GCL系列を信号から回路1115によって除去する。IFFTをIFFT回路1117によって行ない、そしてピーク位置を回路1119によって求める。次に、複素指数波のインデックスを出力する。
図12は、図10の送信機の動作を示すフローチャートである。論理フローはステップ1201から始まり、このステップでは、P−SCH回路1017がP−SCH系列を生成する。上で説明したように、P−SCH系列はGCL系列またはZadoff−Chu系列を含む。更に、単一系列をシステム全体が利用するか、または別の構成として、P−SCH系列は1セットの使用可能な系列の中の或る系列を含む。
ステップ1203では、S−SCH回路1001はS−SCH系列を出力し、S−SCH系列には複素指数波を乗算し、そしてS−SCH系列をスクランブルコードでスクランブルする。上で説明したように、S−SCHはセルIDのようなセルに固有な情報を送信する。更に、スクランブルコードはP−SCH系列のGCL系列のインデックスを利用することができる。更に、S−SCH系列はGCL系列か、またはZadoff−Chu系列を含み、この場合、GCL系列インデックスまたはZadoff−Chu系列インデックス及び複素指数波インデックスは、完全セルIDか、または部分セルID、或いは他のセルに固有な情報として機能する。
更に、上で説明したように、スクランブルコードは1グループの使用可能なスクランブルコードから選択され、そして各スクランブルコードは、システムにおける複数の使用可能なP−SCH系列のうちの一つに対応する。システムがP−SCHに対応する一つの系列を送信するだけである場合、スクランブルコードはセル識別情報を利用することができ、この場合、各セルかまたはセクタは、或る系列を含むS−SCHを、セルか、またはセクタ識別情報に基づいて拡散して、各セルまたはセクタによる異なるスクランブルコードの利用を可能にする。
続いて、ステップ1205で、送信機1025はP−SCHをブフレームで、そしてS−SCHを当該サブフレームで送信する。
図13は、受信回路1100の動作を示すフローチャートである。論理フローはステップ1301から始まり、このステップでは、受信機1121がP−SCH及びS−SCHを受信する。上で説明したように、P−SCHはGCL系列またはZadoff−Chu系列を含む。更に、単一系列をシステム全体が利用するか、または別の構成として、P−SCH系列は1セットの使用可能な系列の中の或る系列を含む。
ステップ1303では、スクランブルコード発生器1103は、スクランブルコードを生成してS−SCHを逆拡散する。上で説明したように、スクランブルコードはP−SCHのGCL系列インデックスを利用する。更に上で説明したように、スクランブルコードは1グループの使用可能なスクランブルコードから選択され、そして各スクランブルコードは、システムにおける複数の使用可能なP−SCH系列のうちの一つに対応する。システムがP−SCHに対応する一つの系列を送信するだけである場合、スクランブルコードはセル識別情報を利用し、この場合、各セルか、またはセクタは、或る系列を含むS−SCHを、セルまたはセクタ識別情報に基づいて拡散して、各セルまたはセクタによる異なるスクランブルコードの利用を可能にする。
ステップ1305では、P−SCHインデックス検出器1101がP−SCHのインデックスを検出し、そしてステップ1307では、GCL系列インデックス検出器がS−SCHのGCLインデックスを検出する。最後に、ステップ1309では、複素指数波のインデックス検出器がS−SCHの指数波のインデックスを求める。
本発明について特定の形で示し、そして特定の実施形態を参照しながら説明してきたが、この技術分野の当業者であれば、形態及び詳細に関する種々の変更を本発明に、本発明の技術思想及び技術範囲から逸脱しない範囲で加えることができることが理解できるであろう。
通信システムのブロック図である。 図1の通信システムにおける基準信号送信方式を示す。 図1の通信システムにおける基準系列割り当てを示すフローチャートである。 本発明の1つの実施形態によるセル固有基準を高速に特定するプロセスを示すフローチャートである。 複数の系列インデックスを特定する様子を示すフローチャートである。 複数の系列インデックスを受信し、そしてキャンセレーションを使用して信頼度を高くする様子を示すフローチャートである。 特定の送信機に固有の位相勾配特性をマッピングするために必要なステップを示すフローチャートである。 本発明によるリモートユニットのブロック図を示す。 複数の同期チャネルを送信する様子を示す。 P−SCH及びS−SCHの両方を送信する送信機のブロック図である。 S−SCHを受信する受信機のブロック図である。 図10の送信機の動作を示すフローチャートである。 受信回路1100の動作を示すフローチャートである。

Claims (12)

  1. 方法であって、
    プライマリ同期チャネル(P−SCH)をサブフレームで送信するステップと、
    セカンダリ同期チャネル(S−SCH)を前記サブフレームで送信するステップと、
    を備え、前記S−SCHを複素指数波で変調し、スクランブルコードでスクランブルする方法。
  2. 前記S−SCHは、セルIDのようなセル固有情報を送信する、請求項1記載の方法。
  3. 前記P−SCHを送信するステップは、GCL系列か、またはZadoff−Chu系列を送信するステップを含む、請求項1記載の方法。
  4. 前記スクランブルコードは、前記P−SCHのGCL系列のインデックスに基づく、請求項3記載の方法。
  5. 前記S−SCHを送信するステップは、前記複素指数波で変調され、スクランブルコードでスクランブルされる、GCL系列またはZadoff−Chu系列を送信するステップを含む、請求項1記載の方法。
  6. GCL系列のインデックスまたはZadoff−Chu系列のインデックス、及び複素指数波のインデックスは、完全セルIDか、または部分セルID、或いは他のセル固有情報として機能する、請求項5記載の方法。
  7. 前記P−SCHを送信するステップは、1セットの使用可能な系列の中の系列を送信するステップを含み、そして前記スクランブルコードは、1グループの使用可能なスクランブルコードから選択され、更に各スクランブルコードはシステムにおける前記使用可能な複数のP−SCH系列のうちの一つのP−SCH系列に対応する、請求項1記載の方法。
  8. 前記P−SCHを送信するステップは系列を送信するステップを含み、前記スクランブルコードは、1グループの使用可能なスクランブルコードから選択され、更に各スクランブルコードはセル識別情報を利用する、請求項1記載の方法。
  9. 装置であって、
    プライマリ同期チャネル(P−SCH)をサブフレームで送信する送信機と、
    セカンダリ同期チャネル(S−SCH)を前記サブフレームで送信する送信機と
    を備え、前記S−SCHを複素指数波で変調し、スクランブルコードでスクランブルする装置。
  10. 前記S−SCHはセルIDのようなセル固有情報を送信する、請求項9に記載の装置。
  11. 前記P−SCHはGCL系列またはZadoff−Chu系列を含む、請求項9に記載の装置。
  12. 装置であって、
    プライマリ同期チャネル(P−SCH)をサブフレームで受信する受信機と、
    セカンダリ同期チャネル(S−SCH)を前記サブフレームで受信する受信機と
    を備え、前記S−SCHを複素指数波で変調し、スクランブルコードでスクランブルする装置。
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