JP2008140902A - 多層配線基板及びその製造方法 - Google Patents

多層配線基板及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】配線層と絶縁層との密着性を十分に高めることができる多層配線基板を提供する。
【解決手段】本発明の多層配線基板10は、交互に積層された第1、第2、第3の絶縁層11A、11B、11C及び配線層12A、12B、12C、12Dと、第1、第2の配線層12A、12Bを接続する第1のビアホール導体13A、第2、第3の配線層12B、12Cを接続する第2のビアホール導体13B及び第3、第4の配線層12C、12Dを接続する第3のビアホール導体13Cと、を備え、第1、第4の配線層12A、12Dは、それぞれ第1、第3の絶縁層11A、11C内の側面から側方に突出する突出部12E、12Eを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、絶縁層及び配線層を有する多層配線基板及びその製造方法に関し、更に詳しくは、絶縁層と配線層の密着性を向上させることができる多層配線基板及びその製造方法に関するものである。
従来のこの種の多層配線基板としては、例えばプリント配線基板が汎用されている。プリント配線基板の配線パターンは、主としてエッチングを用いるサブトラクティブ法や電解メッキを用いるアディティブ法の二種類の手法によって形成される。プリント配線基板の薄型化、微細配線化が進行する中、絶縁層のみでなく配線層の厚みも薄型化しているため、樹脂層と配線層のピール強度を確保することが重要視されている。基本的な対策としては、サブトラクティブ法では銅箔表面の粗面化によりアンカー効果を得ており、アディティブ法では転写法を用いて樹脂内への電極の埋め込み等の種々の方策が採られている。
特許文献1には回路パターンに銅箔を用いる多層配線板の製造方法が提案されている。特許文献1の技術では、絶縁基板と表面の銅から構成される内層材の銅の表面をプラズマ等の電離気体で処理することによって粗面化する。そして、内層材表面の銅は粗面化の前あるいは後で回路パターンとして形成され、この回路パターンに絶縁層及び配線層を積層形成することにより多層配線板を製造している。回路パターンは粗面化しているため、回路パターンのアンカー効果により内層材と絶縁層とが密着する。
特開平06−132654
しかしながら、特許文献1に記載の多層配線板では、内層材と絶縁層は、内層材の回路パターン表面の微細な凹凸構造によるアンカー効果で密着しているに過ぎないため、アンカー効果が十分でなく、密着強度が十分でなく内層材から絶縁層が剥離する虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、配線層と絶縁層との密着強度を十分に高めることができる多層配線基板及びそれぞれの製造方法を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に記載の多層配線基板は、交互に積層された絶縁層及び配線層と、上下の配線層を接続するビアホール導体と、を備え、少なくとも一つの上記配線層は、上記絶縁層内の側面から側方へ突出する突出部を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載の多層配線基板は、請求項1に記載の発明において、上記突出部を有する上記配線層は、その断面がT字状であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載の多層配線基板は、請求項1または請求項2に記載の発明において、上記突出部を有する上記配線層は、第1の主面が上記他の絶縁層と接しない配線層であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載の多層配線基板は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、上記突出部を有する上記配線層は、上記絶縁層内の第2の主面が粗面を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項5に記載の多層配線基板の製造方法は、転写板上に第1のレジスト層を所定のパターンで形成する工程と、上記第1のレジスト層上に第2のレジスト層を所定のパターンで形成して、第1、第2のレジスト層がこの順序で少なくとも一層ずつ積層されたレジスト積層体を形成する工程と、上記転写板上の上記レジスト積層体が形成されていない領域に、上記レジスト積層体の最上層の直下のレジスト層までの厚み以上で且つ上記積層体の厚み以下になるように、電解メッキで導電層を形成する工程と、上記転写板から上記第1、第2のレジスト層を除去する工程と、上記導電層を上記転写板から絶縁層に配線層として転写する工程と、を備え、上記第2のレジスト層の面積は、上記第1のレジスト層の面積より小さく、且つ、第1、第2のレジスト層は、それぞれの面積が調整可能であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項6に記載の多層配線基板の製造方法は、転写板上に第1のレジスト層を所定のパターンで形成する工程と、上記第1のレジスト層上に第2のレジスト層を所定のパターンで形成する工程と、上記転写板上の上記第1、第2のレジスト層が形成されていない領域に、上記第1のレジストの厚み以上で且つ第1、第2のレジスト層からなる積層体の厚み以下になるように、電解メッキで導電層を形成する工程と、上記転写板から上記第1、第2のレジスト層を除去する工程と、上記導電層を上記転写板から絶縁層に配線層として転写する工程と、を備え、上記第2のレジスト層の面積は、上記第1のレジスト層の面積より小さいことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項7に記載の多層配線基板の製造方法は、請求項5または請求項6に記載の発明において、上記転写板の上面が粗面化されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項8に記載の多層配線基板の製造方法は、請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載の発明において、上記転写板は導電性金属からなり、上記転写板に通電して上記導電層を形成することを特徴とするものである。
本発明によれば、配線層と絶縁層との密着性を十分に高めることができる多層配線基板及びそれぞれの製造方法を提供することができる。
以下、図1〜図8に示す実施形態に基づいて本発明を説明する。
第1の実施形態
本実施形態の多層配線基板10は、例えば図1の(a)に示すように、交互に積層された複数の絶縁層11及び複数の配線層12と、上下の配線層12を所定のパターンで電気的に接続するビアホール導体13と、を備えて構成されている。複数の絶縁層11は、最下層の第1の絶縁層11Aと、中間の第2の絶縁層11Bと、最上層の第3の絶縁層11Cとの三層からなり、いずれも樹脂によって形成されている。
複数の配線層12は、第1の絶縁層11Aの下面に所定のパターンで形成された第1の配線層12Aと、第1の絶縁層11Aと第2の絶縁層11Bの界面に所定のパターンで形成された第2の配線層12Bと、第2の絶縁層11Bと第3の絶縁層11Cの界面に所定のパターンで形成された第3の配線層12Cと、第3の絶縁層11Cの上面に所定のパターンで形成された第4の配線層12Dと、を有している。
また、ビアホール導体13は、第1の配線層12Aと第2の配線層12Bを電気的に接続する第1のビアホール導体13Aと、第2の配線層12Bと第3の配線層12Cを電気的に接続する第2のビアホール導体13Bと、第3の配線層12Cと第4の配線層12Dを電気的に接続する第3のビアホール導体13Cと、を有し、ビアホール導体13A、13B、13Cがそれぞれ所定のパターンで配置されている。
而して、第1、第4の配線層12A、12Dは、図1の(a)に示すように、第1、第3の絶縁層11A、11C内でそれぞれの両側面から側方(水平方向)へ突出する突出部12E、12Eを有し、それぞれの断面がT字状に形成されている。突出部12Eは、片方の側面のみから突出するL字状に形成されていても良い。断面がT字状を呈する第1、第4の配線層12A、12Dは、それぞれの突出部12E、12Eが第1、第3の絶縁層11A、11Cの内部に食い込んで埋設されているため、それぞれの突出部12E、12Eによって十分なアンカー効果を得ることができ、第1、第3の絶縁層11A、11Cとの密着強度、即ちピール強度を格段に向上させることができる。本実施形態では突出部12Eの断面が矩形状(板状)になっているが、突出部12Eの断面形状は第1、第3の配線層11A、11Cの側面から側方へ突出するものであれば、矩形状に制限されるものではなく、三角形状、半円状等の他の形状であっても良い。
第1、第4の配線層12A、12Dは、図1の(a)に示すように、それぞれの第1の主面が第1、第3の絶縁層11A、11Cから外部に所定のパターンで露出している。第1、第4の配線層12A、12Dの第1の主面には粗面12F、12Fが形成され、それぞれの粗面12F、12Fによって他の絶縁層との密着性を向上させるようにしてある。また、第1、第4の配線層12A、12Dの一部には例えば種々の表面実装部品を実装する複数の電極部が形成されている。これらの電極部に表面実装部品が実装されている場合には、表面実装部品に外力が作用しても第1、第4の配線層12A、12Dは、それぞれの突出部12Eのアンカー効果で第1、第3の絶縁層11A、11Cと強固に密着しているため、それぞれの絶縁層11A、11Cから剥離することがない。
突出部12EがT字状の配線層12の場合には、例えば図1の(b)に示すように、第1、第4の配線層12A、12Dの厚みtは例えば30〜70μmの範囲が好ましく、突出部12Eの厚みt1が例えば15〜30μmの範囲が好ましく、突出部12Eからの下の部分の厚みt2が例えば15〜40μmの範囲が好ましい。また、左右の突出部12Eを合わせたT字状の部分の線幅wは例えば100〜300μmの範囲が好ましく、T字状の下側の側面間の幅w1は例えば50〜150μmの範囲が好ましい。具体的には、t=50μm、t1=20μm、t2=35μmであり、w=100μm、w1=50μmである。wとw1の差が25μm以上あれば、十分なアンカー効果を得ることができる。この時の第1の絶縁層11Aの厚みTは200μmである。
第1の絶縁層11A及び第1、第2の配線層12A、12Bは、後述するように上面が粗面化された転写板上に順次積層してビアホール導体13Aと一体になるように形成され、転写板を剥離することで第1の絶縁層11A及び第1の配線層12Aの露出面が粗面11D、12Fとして粗面化された状態になる。後述する製造工程では便宜上、これを第1の要素基板と称する。第3の絶縁層11C及び第4、第3の配線層12D、12Cも第1の絶縁層11A及び第1、第2の配線層12A、12Bと同一要領で粗面化された転写板上に順次積層してビアホール導体13Cと一体に第3の要素基板として形成される。このように第1、第4の配線層12A、12Dの第1の主面を粗面化することで、これらの粗面12Fが後で他の絶縁層を積層する場合にアンカー効果を発揮する。第2、第3の配線層12B、12Cは、それぞれの片面が粗面化され、粗面のアンカー効果で第2の絶縁層11Bとの密着強度を高めている。尚、第2、第3の配線層12B、12Cは、例えばサンドブラスト処理等によって両面を粗面化することでそれぞれの上下の絶縁層との密着強度を更に高めることができる。また、第2の絶縁層11Bは、第1、第3の絶縁層11A、11Cとは別の手法でビアホール導体13Bと一体に第2の要素基板として形成され、第1の絶縁層11Aと第3の絶縁層11Cとを接着する機能を有している。
絶縁層11の材料は、絶縁性材料であれば特に制限されないが、例えば樹脂単独または樹脂と無機フィラーとの混合樹脂組成物が好ましい。本実施形態の絶縁層11に用いられる樹脂としては、例えばエポキシ樹脂、変性ポリイミド樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂等の熱硬化性樹脂が好ましい。また、混合樹脂組成物に含まれる無機フィラーとしては、例えばガラスクロスやアルミナ、シリカ等が好ましい。本実施形態では樹脂層11として混合樹脂組成物(プリプレグ)を用いている。
配線層12の材料は、導電性金属であれば特に制限されないが、例えばCu、Ni、Sn等の金属が好ましい。本実施形態では、配線層12は銅によって形成されている。配線層12のうち、第1、第4の配線層12A、12Dはそれぞれ例えば電解メッキ銅によって形成され、第2、第3の配線層12B、12Cは例えば銅箔によってそれぞれ形成されている。また、第1、第2、第3のビアホール導体13A、13B、13Cは、いずれも導電性ペーストを硬化させた導電性樹脂によって形成されている。導電性ペーストは、例えば金属粒子と熱硬化性樹脂とを含む導電性樹脂組成物である。金属粒子としては、例えばAu、Ag、Cu、Ni等の金属を用いることができ、熱硬化性樹脂としては、絶縁層と同様に、例えばエポキシ樹脂、変性ポリイミド樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることができる。
次いで、図1の(a)に示す多層配線基板10の製造方法について、図2〜図4を参照しながら説明する。本実施形態では上述のように第1、第2、第3の要素基板がそれぞれ個別に形成される。例えばまず、図2の(a)に示すように上面が粗面化された導電性の転写板20を用意する。本実施形態ではステンレス製の転写板20を用意した。この転写板20の粗面20A上にレジスト層30を形成した後、フォトリソグラフィー技術を用い、同図の(b)に示すように所定のパターンからなる孔40Aを有するフォトマスク40を介してレジスト層30の上面に紫外線光Lを照射し、同図の(c)に示すように所定のパターンを有する第1のレジスト層30Aを形成する。次いで、転写板20の上面に別のレジスト層を形成した後、同図の(d)に示すように第1のレジスト層30Aと同一要領で第1のレジスト層30Aの上面に第2のレジスト層31Aを第1のレジスト層30Aに従って縮小形成する。第2のレジスト層31Aは、第1のレジスト層30Aを縮小して形成されているため、同図の(d)に示すように第1のレジスト層30Aよりも面積が小さく、第1のレジスト層30Aの上面の内に納まる大きさ(線幅)に形成されている。
然る後、第1、第2のレジスト層30A、31Aの隙間(第1、第2のレジスト層が形成されていない領域)に第1の配線層12Aとなる導電層を形成する。即ち、図2の(e)に示すようにステンレス製の転写板20に通電しながら転写板20の上面に電解メッキ銅を施し、第1、第2のレジスト層30A、31Aの隙間を電解メッキ銅で埋めて導電層112Aを形成する。この導電層112Aは第1のレジスト層30Aの厚みと第2のレジスト層31Aの厚みを加算した厚み以下の高さで、その上面が第2のレジスト層31Aの上面を超えないように形成されている。これにより第2のレジスト層112Aが隣接する導電層(電極)112A間の短絡を防止する機能を発揮する。その後、同図の(f)に示すように第1、第2のレジスト層30A、31Aを除去して断面がT字状の導電層112Aを形成した後、同図の(g)に示すように上面に銅箔112Bが施された半硬化状態のプリプレグ層111Aを転写板20上に押圧する。粗面化された転写板20上に配線層12Aとなる導電層112Aが形成されているため、転写板20と導電層112Aとの密着性が良く、導電層112Aをプリプレグ層111Aに埋設する際に位置ズレを抑制できる。そして、プリプレグ層111Aから転写板20を剥離した後、図3に示すようにプリプレグ層111Aを硬化させて第1の絶縁層11Aを形成する。これにより、第1の絶縁層11A及び配線層12Aの第1の主面に転写板20の粗面20Aが転写されて、粗面11D、12Fが形成される。同図の(g)では銅箔112Bの上面は、粗面化処理により微小な凹凸構造を有している。
次に、第1の絶縁層11A内にビアホール導体113Aを形成する。即ち、図3の(a)に示すように絶縁層11A、配線層12A及び銅箔112Bからなる基板を用意する。そして、リソグラフィー技術を用いて銅箔112Bを所定のパターンでエッチングしてビアホール用の孔Hを形成した後、例えばCOレーザーを照射して、同図の(b)に示すように銅箔112Aの孔Hに該当する部分にビアホール113’Aを形成する。引き続き、同図の(c)に示すようにビアホール113’Aに導電性ペーストを充填し硬化させてビアホール導体13Aを形成した後、同図の(d)に示すように銅箔112B及びビアホール導体13Aの上面に銅メッキ膜112’Bを形成する。更に、同図の(e)に示すように銅メッキ膜112’B及び銅箔112Bを所定のパターンでエッチングして配線層12Bを形成する。この際、図示してないが、銅メッキ膜112’Bの上面に粗面化処理を施している。図2、図3に示す工程により第1の要素基板が形成される。本実施形態ではレーザーとしてCOレーザーを用いているが、それ以外にもYAGレーザー、エキシマレーザー、紫外線レーザーを用いることができる。
その後、第1の要素基板と同一要領で第3の要素基板を作製すると共に、第2の要素基板を作製する。第2の要素基板を作製する場合には、例えばPETフィルム等の支持体上にプリプレグを塗布し、半硬化状態のプリプレグシートを作製する。そして、プリプレグシートに所定のパターンでビアホールを形成した後、ビアホール内に導電性ペーストを充填して図4の(a)に示すように所定のパターンで配置されたビアホール導体13Bを有するプリプレグシート111Bを作製する。そして、例えば図4の(a)に矢印で示すように第3の要素基板にプリプレグシート111Bを貼り付けた後、第1の要素基板をプリプレグシート111Bに貼り付ける。そして、第1の要素基板と第3の要素基板を、プリプレグシート111Bを介して接着した後、プリプレグシート111Bを本硬化すると、プリプレグシート111Bが第2の絶縁層11Bとなって、同図の(b)に示すように第1の要素基板と第3の要素基板が第2の要素基板を介して一体化した多層配線基板10を得ることができる。第1の要素基板と第2の要素基板は、第2の配線層112Bの粗面を介して接合されているため、密着性が良く剥離し難くなっている。第3の要素基板と第2の要素基板は、第3の配線層112Cの粗面を介して剥離し難くなっている。
本実施形態では、断面がT字状に形成された第1、第4の配線層12A、12Dについて説明したが、図5の(a)に示すように突出部12Eが第1、第2の配線層12、12Dの側面の上下両端の間に形成されたものであっても良く、また、同図の(b)に示すように突出部12Eが上下二段あるいはそれ以上の段数に渡って形成されたものであっても良い。本実施形態では第1のレジスト層30A及び第2のレジスト層31Aのみを形成し、T字状の配線層12A、12Dを形成したが、その他の形状の配線層を形成する際には、例えば第1のレジスト30Aと第2のレジスト層31Aとの間や第2のレジスト層31A上に、第3のレジスト層を形成しても良い。そして、電解メッキにより配線層を形成する場合には、複数のレジスト層の厚みを加算した厚み以下の高さで形成すると、短絡を防止することができる。また、図5の(a)、(b)に示すように配線層の側面に複数段に渡って突出部を有する多層配線基板を作製する場合には、第2のレジスト層が第1のレジスト層の面積より小さい関係を維持しつつ、第1、第2のレジスト層をこの順序で順次積層形成することによって配線層の側面に一つあるいは二つ以上の突出部を間欠的に有する多層配線基板を作製することができる。
また、本実施形態では、第1、第2、第3のビアホール導体13A、13B、13Cは、いずれも導電性樹脂によって形成されたものついて説明したが、図6に示すように第1、第3のビアホール導体13A、13Cをメッキ銅によって形成し、第2のビアホール導体13Bを導電性樹脂によって形成しても良い。例えば第1のビアホール導体13Aは、ビアホールの側壁に無電解メッキ層13A’を形成した後、その表面に電解メッキ層13A”を形成することによって形成することができる。第3のビアホール導体13Cも第1のビアホール導体13Aと同一要領で形成することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、交互に積層された絶縁層11A、11B、11C及び配線層12A、12B、12C、12Dと、第1、第2の配線層12A、12Bを接続する第1のビアホール導体13A、第2、第3の配線層12B、12Cを接続する第2のビアホール導体13B及び第3、第4の配線層12C、12Dを接続する第3のビアホール導体13Cと、を備え、第1、第4の配線層12A、12Dは、それぞれ第1、第3の絶縁層11A、11C内の側面から側方に突出する突出部12E、12Eを有するため、第1、第4の配線層12A、12Dが第1、第3の絶縁層11A、11Cと突出部12E、12Eを介して強固に密着し、第1、第4の配線層12A、12Dに上下方向の引っ張り力が作用してもそれぞれの突出部12E、12Eのアンカー効果により第1、第4の配線層12A、12Dがそれぞれの絶縁層11A、11Cから剥離することがない。
また、本実施形態によれば、突出部12Eを有する第1、第4の配線層12A、12Dは、それぞれ断面がT字状であるため、第1、第3の絶縁層11、11Cに対するアンカー効果が大きくなり、第1、第4の配線層12A、12Dの絶縁層11A、11Cからの剥離をより確実に防止することができる。また、突出部12Eを有する第1、第4の配線層12A、12Dは、それぞれの第1の主面が他の絶縁層と接していない配線層で第1、第3の絶縁層11A、11Cの表面から外部に露呈しているため、例えば表面実装部品等を介して第1、第4の配線層12A、12Dが剥離する外力を受けることがあっても、第1、第4の配線層12A、12Dは、いずれも突出部12E、12Eによって第1、第3の絶縁層11A、11C内に係止されて第1、第3の絶縁層11A、11Cとの密着強度が高く、第1、第3の絶縁層11A、11Cから剥離することがない。
また、本実施形態の多層配線基板の製造方法によれば、例えば、転写板20上に第1のレジスト層30Aを所定のパターンで形成する工程と、第1のレジスト層30A上に第2のレジスト層31Aを所定のパターンで積層する工程と、転写板20上の第1、第2のレジスト層30A、31Aの隙間に導電層112Aを形成する工程と、転写板20から第1、第2のレジスト層30A、31Aを除去する工程と、導電層112Aを転写板20から第1の絶縁層11Aに第1の配線層12Aとして転写する工程と、を備え、第2のレジスト層31Aの面積は、第1のレジスト層31Aの面積より小さいため、第1の絶縁層11A内で側面から側方へ突出する突出部12Eを有する、断面がT字状の第1の配線層12Aを形成することができる。
第2の実施形態
本実施形態では、図7及び図8に基づいて第1の実施形態と同一または相当部分には同一部号を付して、本実施形態の特徴を中心に説明する。本実施形態の多層配線基板10Aは、例えば図7に示すように断面T字状の配線層を備え、配線層の第1の主面とその反対側の第2の主面の双方に粗面化処理が施されている点に特徴がある。
即ち、本実施形態の多層配線基板10Aは、図7に示すように、絶縁層11と、絶縁層11の上下両面に形成された第1、第2の配線層12A、12Bと、を備え、第1、第2の配線層12A、12Bは図示しないビアホール導体によって電気的に接続されている。この多層配線基板10Aの上下両面に更に他の絶縁層及び配線層を交互に積層できるように構成されている。第1、第2の配線層12A、12Bは、それぞれ第1の実施形態と同様に断面がT字状に形成されている。第1の実施形態と同様に第1、第2の配線層12A、12Bの絶縁層11から外部に露呈する第1の主面には粗面12F、12Fがそれぞれ形成され、それぞれ粗面12F、12Fが絶縁層11の上下両面の粗面11D、11Dと一体に形成されている。また、第1、第2の配線層12A、12Bの絶縁層11内にある第2の主面には粗面12G、12Gがそれぞれ形成され、これらの粗面12G、12Gはそれぞれの突出部12E、12Eと相俟って絶縁層11との密着強度を第1の実施形態の場合よりも更に高めている。
次に、図8を参照しながら多層配線基板10Aの製造方法について説明する。まず、図8の(a)に示すように、図2の(a)〜(e)に示す工程を経て形成されたステンレス製の転写板20上に第1、第2のレジスト層30A、31A及び導電層112Aが形成された基板を用意する。そして、同図の(b)に示すように第2のレジスト層31A及び導電層112Aの上面をサンドブラスト処理等の公知の手法で粗面化して粗面31B及び112Gを形成する。次いで、同図の(c)に示すように第1、第2のレジスト層30A、31Aを除去し、転写板20上に第1の配線層12Aを形成する。同様の手法によって転写板20上に第2の配線層12Bを形成する。引き続き、同図の(d)に示すように半硬化状態のシート状のプリプレグ11の両面から転写板20の第1、第2の配線層12A、12Bをプリプレグ11へ転写した後、上下の転写板20をプリプレグ11から剥離し、硬化させると、図7に示す断面がT字状を呈する第1、第2の配線層12A、12Bを有する多層配線基板10Aが得られる。また、第1、第2の配線層12A、12Bの第1の主面には粗面12F、12Fがそれぞれ形成され、第2の主面には粗面12G、12Gが形成されている。
以上説明したように本実施形態によれば、第1、第2の配線層12A、12Bは、絶縁層11の内部にT字状を形成する突出部12E、12Eを有し、しかも絶縁層11の内部の第2の主面が粗面12G、12Gとして形成されているため、第1の実施形態の場合よりも第1、第2の配線層12A、12Bが絶縁層11と強固に密着し、ピール強度を更に高めることができる。
尚、本発明は上記各実施形態に何等制限されるものではない。本発明の多層配線基板は、基本的には、交互に積層された絶縁層及び配線層と、上下の配線層を接続するビア導体と、を備え、少なくとも一つの配線層は、側面から積層方向と交差する方向に突出する突出部を絶縁層の内部に有するものであれば良い。突出部の形状や数は必要に応じて適宜設定することができる。突出部を有する配線層は、多層配線基板の内側の絶縁層及び最外層の絶縁層のいずれにも設けることができ、多層配線基板の上下両面から露出する面に配置することが好ましい。また、絶縁層は、樹脂層に制限されるものではなく、その他のセラミック層等の絶縁層であっても良い。
また、上記各実施形態では配線層12の側面に一つあるいは二つの突出部12Eを設け、突出部12Eの突出量が同一である場合を例に挙げて説明したが(図5の(b)参照)、突出部の突出量は必ずしも同一である必要はなく、突出量を必要に応じて規則的あるいはランダムに変えることができる。複数の突出部の突出量を変える場合には、第2のレジスト層の面積が第1のレジスト層の面積より小さい関係を維持し、且つ、第1、第2のレジスト層の面積を適宜変更しながら第1、第2のレジスト層をこの順序で順次積層することにより、突出量が規則的にあるいはランダムに変わる突出部を形成することができる。第1、第2のレジスト層を積層したレジスト積層体は、第1、第2のレジスト層がこの順序で積層されている限り、第1、第2のレジスト層のいずれが最上層であっても良い。
本発明は、例えば携帯電話等の移動体通信装置や電子機器に用いられる多層配線基板及びその製造方法に好適に用いることができる。
(a)、(b)はそれぞれ本発明の多層配線基板の一実施形態を示す図で、(a)はその全体を示す断面図、(b)は配線層及び絶縁層の寸法の説明図である。 (a)〜(g)はそれぞれ図1に示す多層配線基板の製造方法の一実施形態の工程を示す断面図である。 (a)〜(e)はそれぞれ図2に続く工程を示す断面図である。 (a)、(b)はそれぞれ図3に続く工程を示す断面図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明の多層配線基板の他の実施形態の配線層を示す断面図である。 本発明の多層配線基板の更に他の実施形態のビアホール導体を形成する工程を示す断面図である。 本発明の多層配線基板の更に他の実施形態を示す断面図である。 (a)〜(d)はそれぞれ図7に示す多層配線基板の製造方法の一実施形態に固有の工程を示す断面図である。
符号の説明
10、10A 多層配線基板
11、11A、11B、11C 絶縁層
12、12A、12B、12C、12D 配線層
12E 突出部
12F 粗面
13、13A,13B,13C ビアホール導体
111A、111B、111C プリプレグ
112A、112B、112C、112D 導電層

Claims (8)

  1. 交互に積層された絶縁層及び配線層と、上下の配線層を接続するビアホール導体と、を備え、少なくとも一つの上記配線層は、上記絶縁層内の側面から側方へ突出する突出部を有することを特徴とする多層配線基板。
  2. 上記突出部を有する上記配線層は、断面がT字状であることを特徴とする請求項1に記載の多層配線基板。
  3. 上記突出部を有する上記配線層は、第1の主面が他の絶縁層と接しない配線層であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の多層配線基板。
  4. 上記突出部を有する上記配線層は、上記絶縁層内の第2の主面が粗面を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の多層配線基板。
  5. 転写板上に第1のレジスト層を所定のパターンで形成する工程と、
    上記第1のレジスト層上に第2のレジスト層を所定のパターンで形成して、第1、第2のレジスト層がこの順序で少なくとも一層ずつ積層されたレジスト積層体を形成する工程と、
    上記転写板上の上記レジスト積層体が形成されていない領域に、上記レジスト積層体の最上層の直下のレジスト層までの厚み以上で且つ上記積層体の厚み以下になるように、電解メッキで導電層を形成する工程と、
    上記転写板から上記第1、第2のレジスト層を除去する工程と、
    上記導電層を上記転写板から絶縁層に配線層として転写する工程と、を備え、
    上記第2のレジスト層の面積は、上記第1のレジスト層の面積より小さく、且つ、第1、第2のレジスト層は、それぞれの面積が調整可能である
    ことを特徴とする多層配線基板の製造方法。
  6. 転写板上に第1のレジスト層を所定のパターンで形成する工程と、
    上記第1のレジスト層上に第2のレジスト層を所定のパターンで形成する工程と、
    上記転写板上の上記第1、第2のレジスト層が形成されていない領域に、上記第1のレジストの厚み以上で且つ第1、第2のレジスト層からなる積層体の厚み以下になるように、電解メッキで導電層を形成する工程と、
    上記転写板から上記第1、第2のレジスト層を除去する工程と、
    上記導電層を上記転写板から絶縁層に配線層として転写する工程と、を備え、
    上記第2のレジスト層の面積は、上記第1のレジスト層の面積より小さい
    ことを特徴とする多層配線基板の製造方法。
  7. 上記転写板の上面が粗面化されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の多層配線基板の製造方法。
  8. 上記転写板は導電性金属からなり、上記転写板に通電して上記導電層を形成することを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載の多層配線基板の製造方法。
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