JP2008140833A - 温度測定用基板および温度測定システム - Google Patents

温度測定用基板および温度測定システム Download PDF

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    • G01K2007/422Dummy objects used for estimating temperature of real objects

Abstract

【課題】極めて高い精度にて基板の温度を測定することができる温度測定用基板を提供する。
【解決手段】温度測定用基板TWには水晶振動子を内蔵する17個の検温素子15が装着されている。各検温素子15には耐熱性に優れたフッ素樹脂にて被覆された同軸ケーブルにて構成されるケーブル線50が接続されている。検温素子15との接点APから基板外部への境界点BPに至るまでのケーブル線50の全経路が温度測定用基板TWの上面を通過するように、かつ、接点APから境界点BPまでの長さが等長となるように、17本のケーブル線50が接着剤を使用して温度測定用基板TWに接着されている。ケーブル線50がそれぞれの検温素子15に与える熱的外乱を最小限かつ均質にすることができ、高い精度にて基板の温度を測定することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体基板、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等の熱処理を行う熱処理プレートに載置される温度測定用基板およびその温度測定用基板を使用して熱処理プレート上に載置した基板の温度を測定する温度測定システムに関する。
周知のように、半導体や液晶ディスプレイなどの製品は、上記基板に対して洗浄、レジスト塗布、露光、現像、エッチング、層間絶縁膜の形成、熱処理、ダイシングなどの一連の諸処理を施すことにより製造されている。これらのうち熱処理は、例えばパターンの露光後、層間絶縁膜の材料であるSOG(Spin on glass)材の塗布後、或いはフォトレジストの塗布後に行われる処理であって、半導体や液晶ディスプレイの製造プロセスに必須の重要な処理工程である。よって、基板の熱処理を行う熱処理ユニットにおいては基板の温度をなるべく正確に測定する必要があり、特許文献1には、基板上に温度センサを設置し、その温度センサと検出データ送信のための送信装置とをケーブルにて接続する装置が開示されている。また、特許文献2には、温度測定用の基板上に温度センサと送信機またはメモリを設ける技術が開示されている。
また、特許文献3には、温度測定用の基板上に水晶振動子を取り付け、その水晶振動子を固有振動数にて共振させたときの減衰振動を利用して温度測定を行う技術が提案されている。水晶振動子は耐熱性が高く、しかも感熱精度も高いため、高温の基板であっても精度良く温度測定を行うことができる。
特開2002−124457号公報 特開平11−307606号公報 特開2004−140167号公報
しかしながら、近年のデザインルール高精度化の進展に伴って、基板の熱処理に対する温度精度の要求も益々厳しいものとなってきている。特に、上述したフォトレジスト塗布後の加熱処理は形成されるレジスト膜の膜厚および膜質に、また化学増幅型レジストを使用した場合における露光後加熱処理はパターンの線幅に直接影響を与えるため、プロセス上要求される温度に正確に基板を加熱することが強く求められている。よって、熱処理時の基板の温度をさらに正確に測定することが課題となっている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、極めて高い精度にて基板の温度を測定することができる温度測定システムおよびそのシステムに使用される温度測定用基板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、処理対象基板の熱処理を行う熱処理プレートに載置される温度測定用基板において、基板と、前記基板に取り付けられ、水晶振動子を有する複数の検温素子と、前記複数の検温素子に接続されて電気信号を伝送する複数のケーブル線と、を備え、前記複数のケーブル線のそれぞれの前記検温素子との接点から当該ケーブル線が前記基板上を経由して前記基板の外部に到達する境界点に至るまでの長さが等しいことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る温度測定用基板において、前記複数のケーブル線のそれぞれを前記接点から前記境界点に至るまで前記基板に接着することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、熱処理プレート上に載置した基板の温度を測定する温度測定システムにおいて、前記熱処理プレートに載置されている請求項1または請求項2記載の温度測定用基板の前記複数のケーブル線と接続され、前記複数の検温素子に電気信号を送信するとともに、前記複数の検温素子のそれぞれからの電気信号を受信する送受信手段と、前記送受信手段にて受信した各検温素子からの電気信号の周波数に基づいて前記温度測定用基板の温度を算出する温度算定手段と、を備えることを特徴とする。
なお、本明細書において、単に「基板」と記載するときには、温度測定用基板および半導体基板や液晶表示装置用ガラス基板等の通常の処理対象基板の双方を含むものとする。
請求項1および請求項2の発明によれば、複数のケーブル線のそれぞれの検温素子との接点から当該ケーブル線が基板上を経由して基板の外部に到達する境界点に至るまでの長さが等しいため、ケーブル線が検温素子に与える熱的影響を均質にすることができ、極めて高い精度にて基板の温度を測定することができる。
また、特に請求項2の発明によれば、複数のケーブル線のそれぞれを検温素子との接点から基板外部への境界点に至るまで基板に接着するため、ケーブル線の温度は温度測定用基板とほぼ等温となり、ケーブル線が検温素子に与える熱的外乱を最小限にすることができ、より高い精度にて基板の温度を測定することができる。
また、請求項3の発明によれば、熱処理プレートに請求項1または請求項2の発明に係る温度測定用基板を載置して温度測定を行うため、極めて高い精度にて基板の温度を測定することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.温度測定用基板>
まず、本発明に係る温度測定用基板について説明する。図1は、検温素子を装着していない状態の温度測定用基板TWの平面図である。温度測定用基板TWは、通常の処理対象となる半導体基板と同じ材質にて同様のサイズに形成されており、本実施形態ではシリコンのφ300mmの円盤状基板である。温度測定用基板TWの表面には複数(本実施形態では17個)の凹部11が形設されている。図1に示すように、温度測定用基板TWの中心に1個の凹部11が形設され、半径140mmの円周上に45°間隔で8個の凹部11が形設され、半径280mmの円周上に45°間隔で8個の凹部11が形設されている。複数の凹部11のそれぞれは、略直方体形状である。
17個の凹部11のそれぞれに検温素子15が装着されるとともに、各検温素子15に接続されるケーブル線50が基板上に配設されることによって温度測定用基板TWが構成される。図2は、凹部11に検温素子15が装着された状態を示す部分拡大図である。また、図3は、検温素子15を装着した温度測定用基板TWの平面図である。検温素子15はパッケージ内に水晶振動子18を内蔵して構成されている。水晶は、その結晶から切り出す角度により固有振動数が異なるとともに多種多様の温度特性を有し、それらのうちのいわゆるYsカットのものが温度に対する送受信周波数の変化率が大きい。水晶振動子18にその固有振動数に相当する周波数の電気信号を送信し、送信停止後に水晶振動子18から受信した電気信号の周波数を測定すれば、送受信周波数の変化率に基づいて検温素子15の温度を算定することができる。水晶振動子を使用すれば、測温抵抗体等に比較して非常に高い精度にて温度測定を行うことができる。
複数の凹部11のそれぞれには検温素子15が1個ずつ装着される。すなわち、1枚の温度測定用基板TWには17個の検温素子15が取り付けられる。具体的には、接着剤13を使用して検温素子15を凹部11内に接着固定する。接着剤13としては、耐熱性を有するとともに、加熱昇温されてもガスをほとんど発生しないもの(例えば、加熱硬化タイプのシリコーン樹脂に銀粉を練り込んだシリコーン系導電性接着剤や熱安定性の高い芳香族ポリイミドをベースにしたポリイミドワニス等)を使用する。
本実施形態では、基板表面に単に検温素子15を固着するのではなく、凹部11を彫り込んでその内部に検温素子15を装着するようにしている。温度測定用基板TWの厚さは0.72mmであるのに対して、凹部11の深さは0.35mmである。すなわち、温度測定用基板TWの厚さのほぼ半分の深さまで凹部11は彫り込まれている。よって、検温素子15は温度測定用基板TWの厚さ方向の中心部近傍の温度を測定することが可能となり、より高い精度にて基板の温度を測定することができる。
また、凹部11を彫り込んでそこに検温素子15を接着固定するようにした結果、温度測定用基板TWの重量と通常の処理対象となる半導体基板の重量とがほぼ等しくなっている。このため、温度測定用基板TWと通常の処理対象となる半導体基板との熱容量もほぼ等しくなり、その結果温度測定用基板TWの昇温および降温の挙動は通常の処理対象となる半導体基板とほぼ同様のものとなり、より精度の高い基板温度測定を実行することが可能となる。
検温素子15の上面には送受信用の2つの電極16,17が設けられている。電極17にはさらにリード14が付設されている。ケーブル線50は、径がφ0.3mmのいわゆる同軸ケーブルであり、その芯線が電極16に半田付け等によって溶着されるとともに、シールド線がリード14に溶着されている(つまり、電極17に接続されている)。また、ケーブル線50のシース(最外部の保護被膜)は耐熱性に優れたフッ素樹脂(例えば、テフロン(登録商標))にて形成されている。
図3に示すように、検温素子15に対して電気信号を伝送するケーブル線50は温度測定用基板TW上に蛇行して配設されている。17個の検温素子15のそれぞれについて1本ずつケーブル線50が接続されているため、温度測定用基板TW上には17本のケーブル線50が設けられている。そして、17本のケーブル線50のそれぞれの検温素子15との接点AP(図2)から当該ケーブル線50が温度測定用基板TW上を経由して温度測定用基板TWの外部に到達する境界点BP(図3)に至るまでの長さは、17本のケーブル線50の全てについて等しい。
また、17本のケーブル線50のそれぞれは温度測定用基板TWの上面に接着されて固定されている。すなわち、温度測定用基板TW上のケーブル線50は自由に移動したり変形したりするものではなく、接着剤によって図3に示すような経路にて温度測定用基板TWの上面に接着固定されているのである。ケーブル線50を固定する接着剤としては検温素子15を凹部11に接着固定した上記の接着剤13と同じものを使用すれば良い。
全てのケーブル線50について、検温素子15との接点APから基板外部への境界点BPに至るまでのケーブル線50の経路は一度も基板外を通過することなく、全経路が必ず基板上を通過している。換言すれば、検温素子15との接点APから基板外部への境界点BPに至るまでのケーブル線50の全経路が温度測定用基板TWの上面を通過するように、かつ、接点APから境界点BPまでの長さが等長となるように、17本のケーブル線50を温度測定用基板TWに接着しているのである。なお、図3の例では、17本のケーブル線50が境界点BPの近傍で束ねられているが、これはシースを介して互いに絶縁状態で単に束ねられているものであり、電気的には17本のケーブル線50はそれぞれ独立している。
<2.温度測定システムの第1の例>
次に、上記の温度測定用基板TWを利用した温度測定システムについて説明する。図4は、本発明に係る温度測定システムの全体構成図であり、図5はその要部構成図である。ここでは、温度測定用基板TWを使用して加熱処理ユニット30の熱処理プレート31に載置された基板の温度を測定する。
加熱処理ユニット30は、図示省略のチャンバーの内側に熱処理プレート31とプレートカバー40とを収容して構成されている。熱処理プレート31は、アルミニウム製の円板であり、抵抗発熱体からなるヒータを内蔵してる。熱処理プレート31の上面にはセラミックス製のプロキシミティボール(図示省略)が例えば3個埋設されている。処理対象となる基板はプロキシミティボールを介して所定のギャップ(例えば、0.1mm)を隔てて熱処理プレート31に載置されて加熱される。
また、熱処理プレート31の下方にはエアシリンダ32が設けられており、このエアシリンダ32によって複数本(例えば3本)の支持ピン33が一斉に昇降される。支持ピン33の先端部分は、熱処理プレート31に上下方向に穿設された貫通孔に挿通されており、エアシリンダ32が支持ピン33を上昇させたときにはその先端部が熱処理プレート31から上方に突出し、エアシリンダ32が支持ピン33を下降させたときにはその先端部が熱処理プレート31の上面よりも低い位置にまで戻る。これにより、支持ピン33が上昇して基板を熱処理プレート31から持ち上げることと、支持ピン33が下降して基板を熱処理プレート31上に渡すこととが可能となる。
プレートカバー40は、熱処理プレート31の上方を覆うように設けられている。図4中矢印AR3にて示すように、プレートカバー40は昇降機構41によって、熱処理プレート31から上方に離間した待機位置と熱処理プレート31に近接する処理位置との間で昇降可能とされている。加熱処理ユニット30にて熱処理を行うときには、プレートカバー40が処理位置まで下降する。また、図外の搬送ロボットによって加熱処理ユニット30に対して基板の搬出入を行うときには、プレートカバー40が待機位置まで上昇する。なお、昇降機構41としては、ボールネジを利用したネジ送り機構、ベルトを利用したベルト送り機構、エアシリンダ等の種々の直線駆動機構を採用することができる。
加熱処理ユニット30にて基板温度測定を行うときには、上述の温度測定用基板TWを熱処理プレート31上に載置する。具体的には、搬送ロボットによって又は手動にて温度測定用基板TWを上昇した支持ピン33に載置し、その支持ピン33が下降することによって温度測定用基板TWが熱処理プレート31上に載置される。
第1の例の温度測定システムにおいては、温度測定用基板TWの17個の検温素子15のそれぞれと送受信部20とがケーブル線50を介して個別に接続(有線接続)されている。すなわち、上述した17本のケーブル線50は検温素子15との接点APから境界点BPを通過して送受信部20にまで伸びているのである。なお、上述したように、17本のケーブル線50は電気的には互いに絶縁されて独立している。
送受信部20は、切替器21、発信器22、受信器23および周波数カウンタ24を備える(図5)。切替器21は、各検温素子15の接続器先を発信器22と受信器23との間で切り替える。発信器22は、所定周波数の電気信号を17個の検温素子15の水晶振動子18に発信する。また、受信器23は、17個の検温素子15の水晶振動子18からの電気信号を受信する。受信器23には周波数カウンタ24が接続されており、周波数カウンタ24は受信器23が受信した電気信号の周波数を計数する。
さらに、周波数カウンタ24には温度算定部29が接続されている。温度算定部29は、周波数カウンタ24によって計数された電気信号の周波数に基づいて温度測定用基板TWの温度を算定する。なお、送受信部20および温度算定部29は、加熱処理ユニット30の一部に組み込むようにしても良いし、加熱処理ユニット30の外部に別体として設けるようにしても良い。加熱処理ユニット30の一部に送受信部20および温度算定部29を組み込んだ場合には、加熱処理ユニット30のコントローラによって送受信部20および温度算定部29を制御すれば良い。また、加熱処理ユニット30の外部に送受信部20および温度算定部29を設けた場合には、別置のコントローラによって送受信部20および温度算定部29を制御すれば良い。
温度測定用基板TWを熱処理プレート31上に載置して温度測定を行うときには、まず、切替器21が発信器22側に切り替えられ、複数の検温素子15のそれぞれと発信器22とがケーブル線50を介して個別に接続される。次に、温度測定用基板TWに設けられた17個の検温素子15の水晶振動子18の固有振動数に相当する周波数の電気信号を発信器22から発信する。発信した電気信号の周波数については発信器22から温度算定部29にも伝達される。なお、有線接続にて構成される第1の例の温度測定システムにおいては、17個の水晶振動子18の固有振動数をほぼ同じ周波数帯としている。よって、発信器22は複数の検温素子15に同一周波数の電気信号を一斉に送信することができる。
発信器22から発信された電気信号はケーブル線50を経由して17個の検温素子15のそれぞれに個別に一斉に送信される。その結果、17個の検温素子15が有する水晶振動子18がほぼ同じタイミングにて共振する。続いて、発信器22の発信が停止されて電気信号の送信が停止されるとともに、切替器21が受信器23側に切り替えられる。
電気信号の送信が停止されることによって、上記共振した17個の水晶振動子18は温度測定用基板TWの温度(正確にはその水晶振動子18が取り付けられた位置における温度)に応じた周波数で減衰振動する。そして、この減衰振動に起因した電気信号が水晶振動子18から発信されることとなる。17個の水晶振動子18のそれぞれから発信された電気信号は個別にほぼ同じタイミングにて受信器23によって受信される。周波数カウンタ24は、受信器23が受信した17個の水晶振動子18からの電気信号の周波数を個別に計数し、その計数値を温度算定部29に伝達する。温度算定部29は、周波数カウンタ24にて計数された電気信号の周波数および発信器22から伝達された送信した電気信号の周波数に基づいて、送受信周波数の変化率を算定し、その変化率から17個の水晶振動子18が取り付けられた位置における温度測定用基板TWの温度を個別に算出する。
以上のようにすれば、温度測定用基板TWを使用して熱処理プレート31上に載置した基板の温度を測定することができる。検温素子15にケーブル線50を接続した温度測定用基板TWを熱処理プレート31上に載置して加熱すると、基板表面側の雰囲気(ケーブル線50の周囲の雰囲気)は熱処理プレート31よりも温度が低くなるため、比較的低温のケーブル線50が検温素子15に熱的影響を与えて測定誤差が生じる可能性がある。温度測定用基板TWにおいては、検温素子15との接点APから基板外部への境界点BPに至るまでのケーブル線50の長さが17本のケーブル線50の全てについて等長とされているため、ケーブル線50がそれぞれの検温素子15に与える熱的影響を均質にすることができ、その結果極めて高い精度にて基板の温度を測定することができる。
また、検温素子15との接点APから基板外部への境界点BPに至るまでのケーブル線50の全経路が温度測定用基板TWの上面を通過するように、17本のケーブル線50が温度測定用基板TWに接着されているため、17本のケーブル線50の温度は熱処理プレート31に加熱されている温度測定用基板TWとほぼ等温となる。このため、ケーブル線50がそれぞれの検温素子15に与える熱的外乱を最小限にすることができ、より高い精度にて基板の温度を測定することができる。なお、ケーブル線50は耐熱性に優れたフッ素樹脂にて被覆されているため、ケーブル線50の温度が加熱された温度測定用基板TWと等温にまで昇温しても被覆が損傷することは防止される。
また、温度測定用基板TWの表面に複数の凹部11を彫り込んでそれぞれの内部に検温素子15を装着するようにしているため、高精度の測温が可能な水晶振動子18にて温度測定用基板TWの厚さ方向の中心部近傍の温度を測定することとなり、高い精度にて基板温度を測定することができる。
しかも、凹部11を彫り込んでそこに検温素子15を嵌着するようにした結果、温度測定用基板TWと通常の処理対象となる基板との熱容量はほぼ等しくなり、熱処理プレート31上に載置されてからの温度測定用基板TWの温度変化挙動は通常の処理対象となる基板のそれとほぼ等しい。よって、熱処理プレート31上に載置されて処理対象となる基板の温度をより高い精度にて測定することができる。
さらに、第1の例の温度測定システムにおいては、温度測定用基板TWの17個の検温素子15のそれぞれと送受信部20とがケーブル線50を介して有線で個別に接続されている。このため、電気信号の送受信を確実なものとすることができるだけでなく、17個の検温素子15の水晶振動子18に対して同一周波数の電気信号を一斉に送信し、それらからの電気信号の受信をほぼ同じタイミングにて行うことができ、その結果1回の測温に要するサンプリングタイムを短くして単位時間当たりの温度測定回数を多くすることができる(例えば、毎秒1回程度)。従って、基板の温度測定の精度をさらに高いものとすることができる。
<3.温度測定システムの第2の例>
次に、温度測定用基板TWを利用した温度測定システムの第2の例について説明する。図6は、第2の例の温度測定システムの全体構成図であり、図7はその要部構成図である。第2の例においても、温度測定用基板TWを使用して加熱処理ユニット30の熱処理プレート31に載置された基板の温度を測定する。第2の例が第1の例と相違するのは、送受信部20と検温素子15との接続態様であり、残余の点については第1の例と同様であるため、第1の例と共通の部材については図4,5と同じ符合を図6,図7に付している。
第2の例の温度測定システムにおいては、温度測定用基板TWの上面(表面)に基板側コネクタ12が固設されている。基板側コネクタ12には、17組の端子(1組の端子は2接点で構成される)が上側に向けて並設されている。17組の端子のそれぞれは17個の検温素子15と1対1で接続される。基板側コネクタ12の端子と検温素子15との接続には上記と同様の同軸ケーブルのケーブル線50が使用される。検温素子15とケーブル線50との接続態様は上記第1の例とまったく同じである(図2参照)。
一方、第2の例においては、ケーブル線50の他端が基板側コネクタ12に接続されている。すなわち、第2の例においては、基板側コネクタ12が温度測定用基板TWの外部に到達する境界点BPに相当する。検温素子15と基板側コネクタ12とを接続する17本のケーブル線50のそれぞれが接着剤によって温度測定用基板TWの上面に接着されて固定されている点は第1の例と同じである。また、17本のケーブル線50のそれぞれの検温素子15との接点APから当該ケーブル線50が温度測定用基板TW上を経由して温度測定用基板TWの外部に到達する境界点BP(つまり基板側コネクタ12)に至るまでの長さは、17本のケーブル線50の全てについて等しい。さらに、17本の全てのケーブル線50について、検温素子15との接点APから基板外部への境界点BPに至るまでのケーブル線50の経路は一度も基板外を通過することなく、全経路が必ず基板上を通過している。
すなわち、第2の例においても、検温素子15との接点APから基板外部への境界点BP(基板側コネクタ12)に至るまでのケーブル線50の全経路が温度測定用基板TWの上面を通過するように、かつ、接点APから境界点BPまでの長さが等長となるように、17本のケーブル線50を温度測定用基板TWに接着されているのである。
また、プレートカバー40の下面側にはカバー側コネクタ42が固設されている。カバー側コネクタ42にも17組の端子が下側に向けて並設されている。カバー側コネクタ42の17組の端子のそれぞれは送受信部20と個別に接続されている。
昇降機構41がプレートカバー40を下降したときには基板側コネクタ12とカバー側コネクタ42とが嵌合し、両コネクタの17組の端子間に接続が確立される。その結果、温度測定用基板TWの17個の検温素子15のそれぞれと送受信部20とが基板側コネクタ12およびカバー側コネクタ42を介して個別に接続(有線接続)されることとなる。なお、昇降機構41がプレートカバー40を上昇させると、基板側コネクタ12とカバー側コネクタ42とが離間し、検温素子15と送受信部20との接続が遮断される。
第2の例の温度測定システムにおいて温度測定を行うときには、まず、温度測定用基板TWを熱処理プレート31上に載置した後に、昇降機構41がプレートカバー40を下降することによって温度測定用基板TWの17個の検温素子15のそれぞれと送受信部20との接続を確立する。その後の測温手法は上述した第1の例と同じであり、17個の検温素子15の水晶振動子18に個別に電気信号を送信し、その送信停止後に17個の水晶振動子18からの電気信号を受信し、温度算定部29が送受信周波数の変化率を算定し、その変化率から17個の水晶振動子18が取り付けられた位置における温度測定用基板TWの温度を個別に算出する。
このようにしても、上記第1の例と同様の効果を得ることができ、極めて高い精度にて基板の温度を測定することができる。特に、第2の例のようにすれば、プレートカバー40を下降することによって検温素子15と送受信部20との接続が確立されるため、配線の取り回しが簡素化される。
<4.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明はその趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態においては、温度測定用基板TWに凹部11を形設してその凹部11に検温素子15を装着するようにしていたが、凹部11を形設することなく単に基板表面に検温素子15を接着するようにしても良い。この場合であっても、検温素子15との接点APから基板外部への境界点BPに至るまでのケーブル線50の全経路が温度測定用基板TWの上面を通過するように、かつ、接点APから境界点BPまでの長さが等長となるように、全てのケーブル線50を温度測定用基板TWに接着する。これにより、ケーブル線50がそれぞれの検温素子15に与える熱的外乱を最小限かつ均質にすることができ、高い精度にて基板の温度を測定することができる。
また、上記実施形態においては、図3に示すように、複数のケーブル線50が境界点BPの近傍で1箇所に束ねられていたが、各ケーブル線50の基板外部への境界点BPは完全に分離されていても良いし、複数箇所に分けて束ねられていても良い。いずれの場合であっても、検温素子15との接点APから基板外部への境界点BPに至るまでの全ケーブル線50の全経路が温度測定用基板TWの上面を通過するように、かつ、接点APから境界点BPまでの長さが等長となるように、全てのケーブル線50を温度測定用基板TWに接着する。
また、複数のケーブル線50の配線パターンも図3の例に限定されるものではなく、検温素子15との接点APから基板外部への境界点BPに至るまでの長さが全てのケーブル線50について等長となる配線パターンであれば良い。
また、温度測定用基板TWの上面に図3の配線パターンに沿った溝を形成し、その溝に複数のケーブル線50を接着剤を使用して接着固定するようにしても良い。
また、上記実施形態においては、温度測定用基板TWに17個の検温素子15を取り付けていたが、検温素子15の設置数および設置位置については任意のものとすることができ、例えば1枚の温度測定用基板TWに32個の検温素子15を取り付けても良いし、64個の検温素子15を取り付けるようにしても良い。また、温度測定用基板TWの径はφ200mmであっても良い。
また、本発明に係る温度測定システムは、処理対象基板を熱処理プレートに載置して熱処理を行う装置であれば、ホットプレートに基板を載置して加熱処理を行う加熱処理ユニットのみならず、クールプレートに基板を載置して冷却処理を行う冷却処理ユニットにも適用することができる。加熱処理ユニットとしては、例えば露光後の加熱処理を行うものや、レジスト塗布後に加熱処理を行うユニット等の精密な温度管理が要求される処理ユニットに好適に適用することができる。
検温素子を装着していない状態の温度測定用基板の平面図である。 温度測定用基板の凹部に検温素子が装着された状態を示す部分拡大図である。 検温素子を装着した温度測定用基板の平面図である。 第1の例の温度測定システムの全体構成図である。 図4の温度測定システムの要部構成図である。 第2の例の温度測定システムの全体構成図である。 図6の温度測定システムの要部構成図である。
符号の説明
11 凹部
12 基板側コネクタ
13 接着剤
15 検温素子
18 水晶振動子
20 送受信部
21 切替器
22 発信器
23 受信器
24 周波数カウンタ
29 温度算定部
30 加熱処理ユニット
31 熱処理プレート
40 プレートカバー
42 カバー側コネクタ
50 ケーブル線
AP 検温素子との接点
BP 基板外部への境界点
TW 温度測定用基板

Claims (3)

  1. 処理対象基板の熱処理を行う熱処理プレートに載置される温度測定用基板であって、
    基板と、
    前記基板に取り付けられ、水晶振動子を有する複数の検温素子と、
    前記複数の検温素子に接続されて電気信号を伝送する複数のケーブル線と、
    を備え、
    前記複数のケーブル線のそれぞれの前記検温素子との接点から当該ケーブル線が前記基板上を経由して前記基板の外部に到達する境界点に至るまでの長さが等しいことを特徴とする温度測定用基板。
  2. 請求項1記載の温度測定用基板において、
    前記複数のケーブル線のそれぞれを前記接点から前記境界点に至るまで前記基板に接着することを特徴とする温度測定用基板。
  3. 熱処理プレート上に載置した基板の温度を測定する温度測定システムであって、
    前記熱処理プレートに載置されている請求項1または請求項2記載の温度測定用基板の前記複数のケーブル線と接続され、前記複数の検温素子に電気信号を送信するとともに、前記複数の検温素子のそれぞれからの電気信号を受信する送受信手段と、
    前記送受信手段にて受信した各検温素子からの電気信号の周波数に基づいて前記温度測定用基板の温度を算出する温度算定手段と、
    を備えることを特徴とする温度測定システム。
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