JP2008140799A - ノズルユニット、基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

ノズルユニット、基板処理装置および基板処理方法 Download PDF

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久美子 島田
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Abstract

【課題】微小な粒径の多数の微粒子を基板上に低速にて噴射する。
【解決手段】ノズルユニットでは、外部混合型の2流体ノズルである第1ノズル部41aと、第1ノズル部41aと同様の構造であって第1ノズル部41aの近傍に設けられる第2ノズル部41bとが、双方の噴射軸J1a,J1bが所定位置にて交わるように互いに傾斜して設けられる。そして、基板上における液滴の粒径が、第1ノズル部41aおよび第2ノズル部41bのそれぞれが単体にて噴射する場合における液滴の粒径よりも小さくなるように、各ノズル部41a,41bに純水および窒素ガスが所定の流量にて供給され、微小な粒径の多数の液滴を各ノズル部41a,41bにおける窒素ガスの噴射速度よりも低速にて基板上に噴射することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、基板に向けて液体の微粒子を噴射するノズルユニット、および、当該ノズルユニットを用いて基板を処理する技術に関する。
従来より、半導体製品の製造工程において、供給される液体と気体とを混合して液滴を生成する2流体ノズルを用いて、洗浄液の微小な液滴を半導体基板(以下、単に「基板」という。)に向けて噴射することにより基板の表面に付着したパーティクル等の異物を除去する(すなわち、基板を洗浄する)ことが行われている。また、特許文献1では、外部の液滴生成部にて生成される液滴(および、キャリアガス)と、加速ガスとが外部混合型の2流体ノズルに供給されることにより、液滴の噴射口の周囲から旋回流として噴射される加速ガスにて液滴を加速しつつ基板へと噴射する手法が開示されている。
なお、噴霧用ではあるが、特許文献2では、単頭ノズル部の噴口部を対向配置した多頭型ノズルであって、各単頭ノズル部の噴口部から液体および気体を噴射して、超微霧を発生するものが開示されている。
特開2006−128332号公報 特開平5−208148号公報
ところで、近年では、基板に形成されるパターンの微細化に伴って基板上の異物の除去率の向上、および、洗浄時における基板上のパターンへの影響の低減(すなわち、低ダメージ化)が求められている。一般的に、異物の除去率は、液滴の基板への到達速度を高くすることにより向上することが可能であるが、この場合、基板上のパターンへのダメージが増大してしまう。また、異物の除去率は、基板上に噴射される液滴の径(液滴の平均粒径)を小さくして、多数の液滴を基板上に噴射することによっても向上することが可能であるが、2流体ノズルから噴射される液滴の径を小さくするには、2流体ノズルに供給する気体の流量を増大しなければならず、液滴の基板への到達速度が高くなって基板上のパターンへのダメージが大きくなってしまう。さらに、2流体ノズルに供給する液体の流量を増大することも考えられるが、実際には、液滴の径が大きくなってしまい、異物の除去率の向上を図ることはできない。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、微小な粒径の多数の微粒子を基板上に低速にて噴射することを主たる目的とし、微粒子が衝突する際における基板へのダメージを低減しつつ、好ましい基板処理を容易に実現することも目的としている。
請求項1に記載の発明は、基板に向けて液体の微粒子を噴射するノズルユニットであって、気体および液体が導入され、外部にて前記気体と前記液体とを混合して前記液体の微粒子を前記気体と共に所定の噴射軸に沿って噴射する第1ノズル部と、前記第1ノズル部と同様の構造であり、噴射軸が前記第1ノズル部の前記噴射軸と所定位置にて交わるとともに、前記第1ノズル部の近傍に設けられる第2ノズル部とを備え、基板上における微粒子の粒径が、前記第1ノズル部および前記第2ノズル部のそれぞれが単体にて噴射する場合における微粒子の粒径よりも小さい。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のノズルユニットであって、前記第1ノズル部および前記第2ノズル部のそれぞれにおいて、前記液体と前記気体とを混合する前記噴射軸上の混合点が前記所定位置近傍に配置される。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のノズルユニットであって、前記第1ノズル部の前記噴射軸と前記第2ノズル部の前記噴射軸とのなす角を調整する角度調整機構をさらに備える。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のノズルユニットであって、前記第1ノズル部および前記第2ノズル部のそれぞれが、前記液体の噴射口の周囲から前記気体を旋回流として噴射する。
請求項5に記載の発明は、基板を処理する基板処理装置であって、基板を保持する保持部と、前記保持部にて保持される基板の主面に向けて液体の微粒子を噴射する請求項1ないし4のいずれかに記載のノズルユニットとを備える。
請求項6に記載の発明は、基板を処理する基板処理方法であって、基板を保持する工程と、請求項1ないし4のいずれかに記載のノズルユニットから前記基板の主面に向けて液体の微粒子を噴射する工程とを備える。
本発明によれば、微小な粒径の多数の微粒子を各ノズル部における気体の噴射速度よりも低速にて基板上に噴射することができ、これにより、微粒子が衝突する際における基板へのダメージを低減しつつ、好ましい基板処理を容易に実現することができる。
また、請求項3の発明では、第1ノズル部の噴射軸と第2ノズル部の噴射軸とのなす角を調整することにより、微粒子の基板上における到達速度を調整することができ、請求項4の発明では、微小な粒径の微粒子を効率よく生成することができる。
図1は、本発明の一の実施の形態に係る基板洗浄装置1の構成を示す図である。基板洗浄装置1は、半導体基板9(以下、単に「基板9」という。)の表面を洗浄し、基板9の表面に付着したパーティクル等の異物を除去する枚葉式の装置である。
図1に示すように、基板洗浄装置1は、円板状の基板9を水平に保持する基板保持部2、基板9の洗浄用の微粒子である洗浄液(本実施の形態では、純水(脱イオン水(deionized water)))の液滴を生成しつつ基板9に向けて噴射するノズルユニット4、ノズルユニット4に純水を供給する純水供給部31、ノズルユニット4に窒素ガス(N)を供給する窒素ガス供給部32、および、これらの機構を制御する制御部5を備える。
基板保持部2は、基板9を下側から保持する略円板状のチャック21を備え、チャック21の外周上には、基板9を把持する複数のチャックピン211が設けられる。チャック21の下面にはシャフト22が設けられ、シャフト22はモータ23に接続される。基板9は、基板9の中心がシャフト22の中心軸上に位置するようにチャック21に保持される。基板保持部2では、制御部5の制御によりモータ23が駆動されることによりシャフト22が回転し、基板9がチャック21およびシャフト22と共にシャフト22の中心軸を中心として回転する。なお、基板保持部2における基板9の保持は、例えば、基板9の下側(ノズルユニット4とは反対側)の主面の中央部のみを吸引吸着する等して実現されてもよい。
ノズルユニット4は、基板9に垂直な面に関して対称となるように互いに近接して配置されるとともに、互いに同様の構造である2つのノズル部41a,41b(以下、それぞれ「第1ノズル部41a」および「第2ノズル部41b」という。)、並びに、第1および第2ノズル部41a,41bを保持するノズル保持部42を有する。第1ノズル部41aは、供給管311,321を介して純水供給部31および窒素ガス供給部32に接続され、供給管311,321には、開度調整が可能なバルブ312,322がそれぞれ設けられる。また、供給管311にはバルブ312と第1ノズル部41aとの間にて供給管313が分岐して設けられており、供給管313により第2ノズル部41bが純水供給部31に接続される。同様に、供給管321にはバルブ322と第1ノズル部41aとの間にて供給管323が分岐して設けられており、供給管323により第2ノズル部41bが窒素ガス供給部32に接続される。基板洗浄装置1では、バルブ312の開度を調整することにより、第1および第2ノズル部41a,41bの双方へとほぼ同じ量だけ供給される純水の流量(単位時間当たりの供給量)が調整可能とされ、バルブ322の開度を調整することにより、第1および第2ノズル部41a,41bの双方へとほぼ同じ量だけ供給される窒素ガスの流量が調整可能とされる。なお、供給管311と供給管313との接続位置から各ノズル部41a,41b側にバルブが設けられ、第1および第2ノズル部41a,41bに供給される純水が同じ流量に精度よく調整されてもよい(窒素ガスにおいて同様)。
後述するように、第1ノズル部41aおよび第2ノズル部41bのそれぞれは、導入される液体と気体とを外部(各ノズル部41a,41bの外部)にて混合して液滴を生成する外部混合型の2流体ノズルであり、バルブ312,322が開放されて各ノズル部41a,41bから純水および窒素ガスが噴射されることにより外部にて(実際には、第1および第2ノズル部41a,41bの双方でほぼ同じ位置にて)液滴が生成される。
図2は、第1および第2ノズル部41a,41bの一方のノズル部を示す断面図であり、図2では、当該ノズル部に符号41を付すとともに、実際には鉛直方向に対して傾斜するノズル部41(図1参照)の中心軸J1を図2中の上下方向に向けてノズル部41を図示している。
図2に示すように、ノズル部41は、略円筒状の外筒45、および、外筒45の内部に嵌め込まれた略円筒状の内筒46を備え、外筒45および内筒46は、中心軸J1を共有するように配置されている。内筒46の内部空間は、直線状の純水流路461となっており、純水流路461の基板9とは反対側(図2中の上側)の端部は、供給管311または供給管313(図1参照)に接続される純水導入口462として開口している。純水流路461の基板9側(図2中の下側)の端部は、純水流路461に導入された純水を噴射する純水噴射口463として開口している。ノズル部41では、内筒46により、純水の搬送方向が中心軸J1に沿う直線状に規制され、純水噴射口463から中心軸J1に沿う方向(以下、「噴射方向」と呼び、中心軸J1を噴射軸J1とも呼ぶ。)に純水が噴射される。
ノズル部41では、外筒45はほぼ一定の内径を有する。一方、内筒46は、噴射方向の各部で外径が変化し、内筒46の噴射方向における中間部46aは、外筒45の内径より小さな外径を有する。内筒46の純水噴射口463側および純水導入口462側の端部近傍には、内筒46の外周面から張り出すように、内筒46と一体的に形成されたフランジ46b,46cがそれぞれ設けられている。フランジ46b,46cは外筒45の内径にほぼ等しい外径を有しているため、外筒45の内部に嵌め込まれた内筒46は、フランジ46b,46cの外周面にて外筒45の内周面に密接する。そして、内筒46の中間部46aと外筒45の内周面との間に、噴射軸J1を中心とする略円筒状の間隙である円筒流路471が形成される。外筒45の噴射方向における中間近傍には、供給管321または供給管323(図1参照)に接続される窒素ガス導入口451が形成されており、窒素ガスが窒素ガス導入口451を介して円筒流路471に導入される。
図3および図4は、内筒46のフランジ46b近傍を拡大して示す正面図および底面図である。図3および図4に示すように、フランジ46bは、円筒状の部位の下側に中空の円錐台が設けられた形状を有しており、噴射軸J1に対して略垂直に突出している。フランジ46bには、噴射方向にフランジ46bを貫通する6つのスリット464が形成されている。各スリット464は、フランジ46bの外周面からフランジ46bの内側に向かって、噴射軸J1に略平行、かつ、噴射軸J1を含まない平面に沿うように、互いにほぼ等角度間隔で形成されている。各スリット464は、噴射方向に見て、フランジ46bの外周面における開口(以下、「側面開口」という。)465と噴射軸J1とを結ぶ径方向に対して所定の角度にて斜交しており、また、フランジ46bから下方に突出して設けられた円筒状の内筒先端部46dの外周面にほぼ接する。
図2に示すように、外筒45は基板9側の先端に外筒先端部45aを備える。外筒先端部45aは、純水噴射口463側の先端に向かうに従って内径が漸次小さくなるテーパ状の内周面、および、テーパ状の内周面の下方に設けられる噴射軸J1に平行な内周面を有する。ノズル部41では、各スリット464の側面開口465(図4参照)が外筒45の内周面により閉塞され、側面開口465の下部が外筒先端部45aのテーパ状の内周面により閉塞されることにより、円筒流路471と連通するとともに円筒流路471からの窒素ガスの流れの方向を変更する方向変更部472が形成される。
また、外筒先端部45aの内径は内筒先端部46dの外径よりも大きいため、外筒先端部45aと内筒先端部46dとの間に噴射軸J1の周囲を囲む略円筒状の間隙であって、方向変更部472からの窒素ガスが導かれて旋回流を形成する旋回流形成部473が形成される。旋回流形成部473の基板9側の先端は、純水噴射口463の周囲を囲む円環状の窒素ガス噴射口474として、純水噴射口463に近接して開口している。上述のように、スリット464は内筒先端部46dの外周面にほぼ接するように形成されているため(図4参照)、ノズルユニット4を基板9側から見た場合、方向変更部472の噴射軸J1側の部位は、窒素ガス噴射口474と重なっている。
ノズル部41では、周囲にスリット464が形成された内筒46を外筒45の内部に嵌め込むことにより、窒素ガスが流れる円筒流路471、方向変更部472および旋回流形成部473(以下、これらをまとめて、「窒素ガス流路47」という。)が容易に形成される。
図5は、ノズルユニット4のノズル保持部42を示す正面図であり、図5では第1および第2ノズル部41a,41bの外形を二点鎖線にて図示している。図5に示すように、ノズル保持部42は矩形の板状のベース部材421、および、4つの同じ長さの細長い板状のプレート431〜434を有し、プレート431,433の端部は、ピン部材435により回転可能にベース部材421に対して固定される。プレート431には、ピン部材435から所定の距離だけ離れた位置にプレート434の端部が回転可能に取り付けられ、プレート433にも、ピン部材435から同じ距離だけ離れた位置にプレート432の端部が回転可能に取り付けられる。プレート431のピン部材435とは反対側の端部、および、プレート432のプレート433とは反対側の端部は、プレート431とプレート432とが平行となり、かつ、プレート433と第1ノズル部41aの噴射軸(図5中にて符号J1aを付す。)とが平行となるように第1ノズル部41aに回転可能に固定される。すなわち、プレート431,432,433および第1ノズル部41aにより、平行四辺形のリンク機構が構成される。プレート433のピン部材435とは反対側の端部、および、プレート434のプレート431とは反対側の端部も、プレート433とプレート434とが平行となり、かつ、プレート431と第2ノズル部41bの噴射軸(図5中にて符号J1bを付す。)とが平行となるように第2ノズル部41bに回転可能に固定され、プレート431,433,434および第2ノズル部41bにより、平行四辺形のリンク機構が構成される。このような構造により、ノズル保持部42では、プレート431,433、第1ノズル部41aの噴射軸J1a、および、第2ノズル部41bの噴射軸J1bが交わる位置を頂点とする菱形が維持されることとなる。
また、ベース部材421には、ピン部材435を中心とする円弧状の2つの溝422a,422bが、ピン部材435の位置を通って上下方向を向く線J2に関して左右対称に形成されている。線J2は基板9の法線方向に平行であり、以下、「基準線J2」という。各プレート431,433には固定プレート436,437が取り付けられ、固定プレート436,437はネジ438,439により溝422a,422bに対してスライド可能に固定される。実際には、2つのプレート431,433が基準線J2に対して互いに反対側に配置され、かつ、ピン部材435から斜め下方に伸びるように固定プレート436,437がベース部材421に対して固定される。また、プレート431,433と基準線J2とのなす角は90度未満の同じ角度とされる。これにより、図5および図6に示すように、プレート431,433、噴射軸J1aおよび噴射軸J1bにより形成される菱形において、ピン部材435に対向する基板9側の頂点(図5および図6中の符号P1を付す点)を、基準線J2上に常に位置させた状態で、噴射軸J1aと噴射軸J1bとのなす角(図5および図6中にて符号θを付して示す角度)が所定の範囲内で調整可能とされる。噴射軸J1aと噴射軸J1bとのなす角θは、好ましくは30度以上150度以下とされるが、0度よりも大きく180度未満であれば他の角度に設定可能とされてもよい。
ノズルユニット4では、プレート431,432はプレート433,434のベース部材421側に位置し、第1ノズル部41aは、プレート433,434とほぼ同じ厚さのスペーサ(図示省略)を介してプレート431,432に固定されるため、第1ノズル部41aの噴射軸J1aと第2ノズル部41bの噴射軸J1bとが、基準線J2に平行な線(すなわち、基板9の法線に平行な線)上の点P1と同位置にて正確に交わることとなる。噴射軸J1a,J1bは基板9に垂直な同一平面に含まれることから、以下の説明では、点P1が当該平面上に存在するとみなして点P1を「軸交点P1」と呼ぶ。また、第1ノズル部41aの噴射軸J1aと第2ノズル部41bの噴射軸J1bとのなす角θに依存することなく、第1ノズル部41aの先端(純水噴射口463(図2参照))と軸交点P1との間の距離D1、および、第2ノズル部41bの先端と軸交点P1との間の距離D2は一定となる。
以上のように、ノズル保持部42では、各ノズル部41a,41bの先端から一定距離の位置にて噴射軸J1a,J1bを交わらせつつ、第1ノズル部41aの噴射軸J1aと第2ノズル部41bの噴射軸J1bとのなす角θを調整する角度調整機構43が、プレート431〜434、固定プレート436,437、ネジ438,439、ピン部材435および溝422a,422bにより構築される。なお、角度調整機構43は、第1ノズル部41aの噴射軸J1aと第2ノズル部41bの噴射軸J1bとのなす角θを調整することが可能であるならば、図5に示す構成以外により実現されてもよい。
図1に示すように、ノズル保持部42は、基準線J2が基板9と直交する状態にてアーム44を介して図示省略のノズル移動機構に接続されており、基板9の上方において第1および第2ノズル部41a,41bがアーム44と共に移動可能とされる。基板洗浄装置1では、必要に応じてノズル保持部42を昇降する機構が設けられ、第1および第2ノズル部41a,41bの傾斜角の変更に伴う軸交点P1の移動に合わせてノズル保持部42の基板9に対する高さが変更されてもよい。
ここで、参考例として、仮に第1および第2ノズル部41a,41bのうちの1つのノズル部41のみに窒素ガスおよび純水を供給した場合における当該ノズル部41からの液滴の噴射について述べる。ノズル部41に窒素ガスおよび純水が供給されると、窒素ガスは、図2に示す円筒流路471内を窒素ガス流路47の母線方向(すなわち、噴射方向)に沿って下方に流れ、方向変更部472へと導かれる。方向変更部472では、各スリット464(図4参照)の外周側において下方へと流れる窒素ガスが、外筒先端部45aのテーパ状の内周面に沿って図4中の矢印Kにて示すフランジ46bの中心軸J1(すなわち、噴射軸J1)側に向かって流れつつ図2に示す旋回流形成部473へと導かれる。このように、方向変更部472では、窒素ガスの向き(すなわち、窒素ガスが流れる方向)が噴射方向から、噴射軸J1を中心とする円周方向に沿う成分を有する方向へと変換される。
方向変更部472の6つのスリット464を通過した窒素ガスは、旋回流形成部473において噴射軸J1を中心とする円周方向に沿って、図4中における反時計回りに旋回しつつ下方へと流れる。窒素ガスは、噴射軸J1を中心とする円周上において互いにほぼ等角度間隔に配列された6つのスリット464から旋回流形成部473へと導かれるため、円周方向(すなわち、旋回方向)に関して均一な旋回流となる。
図2に示す旋回流形成部473を通過した窒素ガスは、窒素ガス噴射口474を介して純水噴射口463の周囲全周から旋回流として噴射される。純水噴射口463の周囲の各方向から噴射された窒素ガスは、純水噴射口463から噴射される純水の移動経路上において互いに衝突する。これにより、窒素ガス噴射口474および純水噴射口463の外部にて純水と窒素ガスとが混合されて純水の液滴が効率よく生成されつつ、液滴および窒素ガスが噴射軸J1に沿って移動する。すなわち、ノズル部41から純水の液滴が窒素ガスと共に噴射軸J1に沿って噴射される。
図7は、1つのノズル部41のみに窒素ガスおよび純水を供給した場合における当該ノズル部41の窒素ガス噴射口474から噴射される窒素ガスの進行方向を示す斜視図であり、図7では噴射軸J1を上下方向に向けてノズル部41を図示している。図7中の矢印Nは、窒素ガスの進行方向を示す。ノズル部41では、旋回流形成部473(図2参照)において窒素ガスが純水流路461の周囲を均一に旋回しつつ流れることにより、窒素ガス噴射口474から噴射される窒素ガスが、窒素ガス噴射口474近傍にて旋回方向に均一な渦巻き気流となり、既述のように、純水噴射口463から噴射軸J1に沿って噴射される純水の液滴の周囲を囲みつつ純水と混合され、純水の液滴が生成される。
図4に示すように、ノズル部41では、スリット464が内筒先端部46dの外周面(すなわち、図2に示す窒素ガス噴射口474の内周)にほぼ接するように形成されているため、窒素ガスが窒素ガス噴射口474の接線方向の成分を有する方向に向けて噴射される。その結果、図7に示すように、ノズル部41から噴射された純水の液滴および窒素ガスが流れる領域の輪郭(図7中において二点鎖線にて示す。)は、純水噴射口463の近傍に形成される絞り部L1と、噴射軸J1に沿って絞り部L1からノズル部41とは反対側に向かうに従って側方に(噴射軸J1から離れる方向に)広がる拡散部M1とを有する形状となる。絞り部L1は、液滴の噴射方向に直交する略円形断面の径が、噴射軸J1に沿う方向の各部でノズル部41から離れるに従って漸次減少する略逆円錐台形状を有している。拡散部M1は、噴射方向に直交する略円形断面の径がノズル部41から離れるに従って漸次増大する略円錐台形状を有している。換言すれば、絞り部L1と拡散部M1とにより、いわゆる鼓型の形状が形成される。なお、図7では、拡散部M1において噴射軸J1に垂直な一の断面の外形をN1を付す実線にて示している。
ノズルユニット4の第1および第2ノズル部41a,41bのそれぞれでは、噴射軸J1a,J1b上において、絞り部L1にて略円形断面の径が最も小さくなる位置が純水と窒素ガスとが高密度にて混合される混合点とされており、一般的な2流体ノズル(液滴および窒素ガスが流れる領域の輪郭において、噴射軸に垂直な断面の径の最小位置が不明瞭なものも含む。)では、混合点の位置はノズルの仕様として定められている。ノズルユニット4では、各ノズル部41a,41bの混合点が図5に示す軸交点P1に配置され、後述する実際の基板洗浄の際には、噴射軸J1aに沿って移動する第1ノズル部41aからの純水および窒素ガスと、噴射軸J1bに沿って移動する第2ノズル部41bからの同量の純水および窒素ガスとが、軸交点P1にて混合され、微小な粒径(平均粒径)の液滴が生成されるとともに、基準線J2に平行な方向(すなわち、基板9に対して垂直な方向)に基板9に向かって移動する。なお、本実施の形態では、各ノズル部41a,41bにおいて混合点はノズル部41a,41bの先端から噴射軸J1a,J1bに沿って6ミリメートル(mm)だけ離れた位置とされる(すなわち、図5中の距離D1,D2が共に6mmとされる。)。
図8は、基板洗浄装置1が基板9を洗浄する処理の流れを示す図である。基板9を洗浄する際には、まず、図5の角度調整機構43において、第1ノズル部41aの噴射軸J1aと第2ノズル部41bの噴射軸J1bとのなす角θが、操作者により所定の角度(以下、「設定角度」という。)に調整される(ステップS10)。なお、噴射軸J1aと噴射軸J1bとのなす角θが既に設定角度に調整されている場合(後述するように、複数の基板9に対して洗浄処理を順次施す際に、2枚目以降の基板9を処理する場合等)には、ステップS10の処理はスキップされる。また、外部の搬送装置により図1に示す基板保持部2上に基板9が載置されて保持される(ステップS11)。続いて、モータ23が制御部5により駆動されて基板9の回転が開始され(ステップS12)、その後、バルブ312,322が開放されることにより、第1および第2ノズル部41a,41bの双方に純水と窒素ガスとが供給される。
既述のように、ノズルユニット4では、第1および第2ノズル部41a,41bにおいて、噴射軸J1a,J1bが互いに軸交点P1にて交わっており、第1および第2ノズル部41a,41bにより生成される液滴同士の衝突や第1および第2ノズル部41a,41bからの窒素ガスの流れの乱れ等が生じて、軸交点P1近傍にて微小な粒径の液滴が生成されるとともに、生成された液滴が窒素ガスと共に基板9側へと向かって移動する。このようにして、微小な液滴がノズルユニット4から基板9の上側の主面に向けて噴射され、基板9上の異物が効率よく除去される(ステップS13)。実際には、基板9上に到達する液滴の粒径は供給される窒素ガスの流量に依存するが、液滴の粒径と窒素ガスの流量との関係については後述する。また、第1および第2ノズル部41a,41bから噴射される窒素ガスは軸交点P1近傍にて互いに衝突することにより、窒素ガス噴射口474における噴射速度から設定角度に応じて減速した後に、基板9側へと向かうこととなる。これにより、窒素ガスにより運ばれる液滴により基板9上のパターンが損傷することが抑制される。
基板9への液滴の噴射が開始されると、図1に示す基板保持部2により回転する基板9の上方において、ノズル移動機構によりノズルユニット4が移動を開始し、基板9の中心と外周上の1点との間の上方にて、すなわち、図1中に実線にて示す位置と二点鎖線にて示す位置との間にて、往復移動を繰り返して基板9の上面全体(あるいは、所定の範囲)の洗浄が行われる。このようにして、ノズルユニット4からの液滴の噴射およびノズルユニット4の往復移動が所定時間だけ継続されると、ノズルユニット4に対する純水および窒素ガスの供給が停止され、ノズルユニット4の移動および基板9の回転も停止されて基板9の洗浄処理が終了する(ステップS14)。基板洗浄装置1では、複数の基板9に対して上記の洗浄処理が順次繰り返されてもよい(ただし、図8では、繰り返しに係る工程は図示していない。)。この場合、洗浄後の基板9が次の洗浄対象の基板9に交換された後(ステップS11)、上記ステップS12〜S14の処理が行われる(すなわち、ステップS10の処理はスキップされる。)。
次に、液滴の粒径と窒素ガスの流量との関係について述べる。表1は、液滴の粒径と窒素ガスの流量との関係を示しており、ノズルユニット4において、設定角度を90度とし、各ノズル部41a,41bに供給する純水の流量を毎分100ミリリットル(すなわち、100mL/min)にて一定とし、窒素ガスの流量を毎分20リットル(すなわち、20L/min)、25L/min、40L/minのそれぞれに変更した場合に、基板9上に噴射される液滴の粒径を表1中の「液滴の粒径」と記す欄の下に「ツインノズル」と記して示している。また、表1では、第1および第2ノズル部41a,41bのうちの1つのノズル部41のみを、その噴射軸J1を基板に垂直に配置した比較例のノズルユニットを用いた場合に、基板上に噴射される液滴の粒径を「液滴の粒径」と記す欄の下に「シングルノズル」と記して示し、参考として、基板9上における液滴の到達速度を「到達速度」と記して示している。
Figure 2008140799
表1に示すように、窒素ガスの流量を20L/minとした場合には、ノズルユニット4にて生成される液滴の粒径が、比較例のノズルユニットにて生成される液滴の粒径よりも大きくなっているが、窒素ガスの流量を25L/min以上とした場合には、ノズルユニット4における液滴の粒径が、比較例のノズルユニットにおける液滴の粒径よりも小さくなる。このように、本実施の形態におけるノズルユニット4では、窒素ガスの流量を純水の流量の250倍以上とすることにより、基板9上における液滴の粒径が、10μm以下となって第1ノズル部41aおよび第2ノズル部41bのそれぞれが単体にて噴射する場合における液滴の粒径よりも小さくなる。したがって、ノズルユニット4では、1つのノズル部のみを有する比較例のノズルユニットにて基板上に噴射される液滴の個数の2倍よりも多い個数の液滴を、2つのノズル部41a,41bを用いて基板9上に噴射することができ、基板9上における液滴の密度(単位時間当たりに基板表面の単位面積に到達する液滴数)を高くして、基板9上の異物の除去率を向上することができる。なお、ノズルユニット4には、比較例のノズルユニットに供給される純水の2倍の流量の純水が供給されているが、仮に、比較例のノズルユニットに供給される純水の流量を2倍にした場合、基板上に噴射される液滴の粒径はさらに大きくなってしまうため、基板上の異物を効率よく除去することができなくなる。
また、比較例のノズルユニットにおいても、窒素ガスの流量を40L/minとすることにより、液滴の粒径をノズルユニット4にて窒素ガスの流量を25L/minとした場合におけるものと同等にすることが可能であるが、この場合、生成された液滴が窒素ガスの噴射速度に近い速度にて基板9上に到達するため、基板9上のパターンが損傷する場合がある。これに対し、ノズルユニット4では、第1および第2ノズル部41a,41bからの窒素ガスが軸交点P1近傍にて互いに衝突することにより、液滴の基板9上における到達速度が各ノズル部41a,41bにおける窒素ガスの噴射速度よりも低くなり(実際には、設定角度が大きくなるに従って低くなり)、基板9上のパターンのダメージが抑制される。
以上に説明したように、基板洗浄装置1のノズルユニット4では、外部混合型の2流体ノズルである第1ノズル部41aと、第1ノズル部41aと同様の構造であって第1ノズル部41aの近傍に設けられる第2ノズル部41bとが、双方の噴射軸J1a,J1bが所定位置にて交わるように互いに傾斜して設けられる。そして、各ノズル部41a,41bに純水および窒素ガスが所定の流量にて供給されることにより、微小な粒径の多数の液滴を各ノズル部41a,41bにおける窒素ガスの噴射速度よりも低速にて基板9上に噴射することができ、液滴が衝突する際における基板9へのダメージを低減しつつ、基板9上の異物の除去率を向上することが容易に実現される。また、角度調整機構43にて第1ノズル部41aの噴射軸J1aと第2ノズル部41bの噴射軸J1bとのなす角を調整することにより、液滴の基板9上における到達速度を容易に調整することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
ノズルユニット4では、各ノズル部41a,41bから旋回流として噴射される窒素ガスは、必ずしも純水噴射口463の周囲全周から噴射される必要はない。図9は、ノズル部41の他の例を示す底面図である。図9に示す例では、純水噴射口463の周囲を囲む互いに離れた3箇所に窒素ガス噴射口474が設けられ、純水噴射口463から噴出される純水が3方向から窒素ガスに囲まれて窒素ガスと混合される。このように、各ノズル部41において、純水噴射口463の周囲から(好ましくは、3以上の方向から)窒素ガスが旋回流として噴射されることにより、上記実施の形態と同様に、微小な粒径の液滴を効率よく生成することができ、基板9の洗浄を効率良く行うことができる。もちろん、ノズルユニット4の設計によっては、窒素ガスを旋回させずに噴射するものを用いることも可能である。
また、ノズルユニット4では、各ノズル部41a,41bの噴射軸J1a,J1b上の混合点は、必ずしも軸交点P1に配置される必要はないが、微小な液滴を効率よく生成するには、各ノズル部41a,41bの混合点は軸交点P1近傍に配置される(例えば、各混合点が軸交点P1から7mmの範囲内に配置される)ことが好ましい。
ノズルユニット4では、純水以外の液体が供給されることにより、当該液体の微粒子が生成されてもよく、さらに、ノズルユニット4に供給される気体も、窒素ガス以外であってもよい。
基板洗浄装置1は、プリント配線基板やフラットパネル表示装置に使用されるガラス基板等、半導体基板以外の様々な基板の洗浄に利用されてよい。なお、基板の種類や大きさ等に合わせて、基板の洗浄時における回転は省略されてもよい。
上記実施の形態では、基板を洗浄する基板洗浄装置について説明したが、上述の構成を備える装置は、基板表面へ様々な処理液の液滴を噴射して基板に処理を行う基板処理装置として利用されてよい。例えば、基板処理装置により、基板表面の露光済みのレジスト膜を現像する現像液の塗布が行われる場合、図1に示すノズルユニット4の各ノズル部41a,41bには現像液および窒素ガスが供給され、現像液の微粒子が窒素ガスと共に基板9に対して噴射されて基板9の現像が行われる。また、基板処理装置は、液体の微粒子の噴射による表面処理等に利用されてもよい。ノズルユニット4を有する基板処理装置では、微小な粒径の多数の微粒子を各ノズル部41a,41bにおける気体の噴射速度よりも低速にて基板上に噴射することができ、これにより、微粒子が衝突する際における基板へのダメージを低減しつつ好ましい基板処理を容易に実現することができる。
基板洗浄装置の構成を示す図である。 ノズル部を示す断面図である。 内筒のフランジ近傍を拡大して示す正面図である。 内筒のフランジ近傍を拡大して示す底面図である。 ノズル保持部を示す正面図である。 角度調整機構の動作を説明するための図である。 1つのノズル部のみから噴射される窒素ガスの進行方向を示す斜視図である。 基板を洗浄する処理の流れを示す図である。 ノズル部の他の例を示す底面図である。
符号の説明
1 基板洗浄装置
2 基板保持部
4 ノズルユニット
9 基板
41,41a,41b ノズル部
43 角度調整機構
463 純水噴射口
J1,J1a,J1b 噴射軸
P1 軸交点
S11,S13 ステップ

Claims (6)

  1. 基板に向けて液体の微粒子を噴射するノズルユニットであって、
    気体および液体が導入され、外部にて前記気体と前記液体とを混合して前記液体の微粒子を前記気体と共に所定の噴射軸に沿って噴射する第1ノズル部と、
    前記第1ノズル部と同様の構造であり、噴射軸が前記第1ノズル部の前記噴射軸と所定位置にて交わるとともに、前記第1ノズル部の近傍に設けられる第2ノズル部と、
    を備え、
    基板上における微粒子の粒径が、前記第1ノズル部および前記第2ノズル部のそれぞれが単体にて噴射する場合における微粒子の粒径よりも小さいことを特徴とするノズルユニット。
  2. 請求項1に記載のノズルユニットであって、
    前記第1ノズル部および前記第2ノズル部のそれぞれにおいて、前記液体と前記気体とを混合する前記噴射軸上の混合点が前記所定位置近傍に配置されることを特徴とするノズルユニット。
  3. 請求項1または2に記載のノズルユニットであって、
    前記第1ノズル部の前記噴射軸と前記第2ノズル部の前記噴射軸とのなす角を調整する角度調整機構をさらに備えることを特徴とするノズルユニット。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のノズルユニットであって、
    前記第1ノズル部および前記第2ノズル部のそれぞれが、前記液体の噴射口の周囲から前記気体を旋回流として噴射することを特徴とするノズルユニット。
  5. 基板を処理する基板処理装置であって、
    基板を保持する保持部と、
    前記保持部にて保持される基板の主面に向けて液体の微粒子を噴射する請求項1ないし4のいずれかに記載のノズルユニットと、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
  6. 基板を処理する基板処理方法であって、
    基板を保持する工程と、
    請求項1ないし4のいずれかに記載のノズルユニットから前記基板の主面に向けて液体の微粒子を噴射する工程と、
    を備えることを特徴とする基板処理方法。
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