JP2008140481A - オーディオ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】多数の圧縮オーディオデータを記録した記録媒体の中から、特定の情報の項目について、少数の曲しか収録されていない曲を容易に選択して、連続して聴くことができる「オーディオ装置」とする。
【解決手段】例えばMP3等の圧縮オーディオデータを記録する圧縮オーディオデータ記録部1のデータを読み込み、システムデコーダ3でID3等のタグ情報を取り込んで収録曲情報登録部7にこれらのデータを登録しておく。再生曲リスト作成部8における少数曲記録自動リスト作成部9では、アーティスト等の特定の情報の項目について検索を行い、例えば1曲のみしか収録されていないアーティストの曲のみを検索して再生リストを作成する。それにより、従来はこのような曲は多数の手間をかけて1曲ずつしか再生することができなかったものが、自動的にこれらの曲のみ連続して聴くことができるようになる。
【選択図】図1
【解決手段】例えばMP3等の圧縮オーディオデータを記録する圧縮オーディオデータ記録部1のデータを読み込み、システムデコーダ3でID3等のタグ情報を取り込んで収録曲情報登録部7にこれらのデータを登録しておく。再生曲リスト作成部8における少数曲記録自動リスト作成部9では、アーティスト等の特定の情報の項目について検索を行い、例えば1曲のみしか収録されていないアーティストの曲のみを検索して再生リストを作成する。それにより、従来はこのような曲は多数の手間をかけて1曲ずつしか再生することができなかったものが、自動的にこれらの曲のみ連続して聴くことができるようになる。
【選択図】図1
Description
本発明は圧縮音声再生装置において、アルバム単位再生時等においてアルバム中に少数の曲しか無い時でも、そのような曲を集めて容易に聴くことができるようにしたオーディオ装置に関する。
現在広く用いられている各種のオーディオ装置においては、近年は例えばCD−R、DVD−R、フラッシュメモリ、ハードディスク等のデータ記録媒体を用い、データを圧縮して大容量のオーディオデータを記録してこれを再生し利用することが行われている。このような大容量のオーディオデータの中から所望の曲を選択して聴くには、オーディオデータ中に記録されているタグ情報を利用し、これを検索してアーティスト名、楽曲名、アルバム名等をABC順や五十音順に一覧表示して、その中から希望のものを選択して聴くことが行われる。
このような大量のオーディオデータからタグ情報等を利用して所望の楽曲を選択する手法は、MP3形式等で記録したオーディオデータから所望の楽曲を選択する際にも行われ、特に近年急速に普及している携帯音楽端末でも広く採用されているが、それ以外でも一般家庭用オーディオ装置や車両用オーディオ装置でも、フラッシュメモリやハードディスクに記録した楽曲の再生や、DVDオーディオの再生に際しても採用され、更にはパソコンでオーディオデータのデータ管理を行う際にも採用されている。
特に携帯音楽端末の利用に際しては、これを車両に持ち込んで車内で聴くことも行われるが、その際にはオーディオ性能に優れている車両用オーディオ装置に有線或いは無線で接続して、携帯音楽端末からオーディオデータを車両用オーディオ装置に送信可能とし、車両用オーディオ装置で携帯音楽端末の楽曲を再生することが行われる。その際には、車両用オーディオ装置から携帯音楽端末に対して再生操作を初めとする各種操作の信号を出力し、車両用オーディオ装置によって携帯音楽端末に記録されている楽曲を前記と同様に検索し、適宜プレイリストを作成して、その結果を車両用オーディオ装置の画面に表示し、その中から所望のものを選択して聴くことができるようにもなっている。
なお、簡単な操作でユーザーの好みに応じたプレイリストとなるようにプログラムの自動検索・選択を行い、記録媒体への書込みを行うことができるようにするため、記録再生手段に再生された補助情報を用いて、同一カテゴリーの検索手段で検索し、プログラムの再生順を制御するプレイリストを作成することは特許文献1に開示されている。
特開2002−313070号公報
上記のような大量の圧縮オーディオデータを再生するオーディオ装置において、種々の態様でユーザーにとって所望の曲を選択して聴くことが行われるが、曲の選択に際しては例えばMP3においては各曲に付与されているID3タグ情報が用いられる。MP3のID3タグ情報は例えば図6(a)に示すように、曲名、アーティスト名、アルバム名、作成年月、ジャンル番号、コメント等が記録され、これを表示することができるようになっている。したがって、例えば図6(b)のような、各アーティストに対する収録曲が存在するとき、ID3タグデータを用いることにより特定のアーティストを検索して収録されている曲を表示し、その曲のみを順に再生することができる。
その際には、例えば図7(a)に示すようにパソコンを用いて再生する曲の選択を行う際にこれらの曲情報を表示し、特定の曲を選択してプレイリストを作成して聴くことも行われる。このようなプレイリストを作成して順に曲を再生すると、各ユーザーの好みに合った曲のみを聴くことができるものの、プレイリストを手動で作成することは多くの手間がかかる。
そのためより簡易な手法としては、例えば図7(b)のようなアーティストのリストを表示させた状態で特定のアーティストを選択し、その選択によりこのアーティストのアルバム名のリストを表示させ、特定のアルバムを選択したときそのアルバムに収録されている曲名を表示させ、これを確認して所望のものではないときには元のアルバム名のリストに戻り、所望のものであるときにはこれを選択してこれらの曲を順に再生する選曲方法が多く用いられている。
この手法によってアルバム単位で再生を行うときには、例えばこのアルバムに15曲程度収録されている際にはほぼ50分程度連続して再生することが可能である。しかしながら、例えば1つのアルバムに本来は15曲収録されていたCDについて、この中の1曲のみ等の少数の曲のみを別のメモリやHDDに記録したとき、或いはシングルCDのように1曲或いは2曲程度しか収録されていないときには、前記のようなアルバム単位で再生する際には1曲で4分程度、2曲でも8分程度で再生が終了してしまい、次のアルバムの選択をする作業を行わざるを得なくなる。
その際には例えば図8のような操作を行うこととなる。即ち、最初は同図(a)に示すようにアーティスト名のリストを表示し、この中から例えば「hhh」のアーティストを選択したときアルバム名のリストを表示し、そこには「mmmm」のアルバムしか存在せず、これを選択するとそこには「xxxx」の1曲しかないとき、ユーザーがこれを聴きたいと思ったときにはこれを選択して聴くこととなる。その後この曲の再生が終了して、ユーザーが更に他の曲を聴きたいと思ったときには、通常の操作においては同図(b)に示すように、再生終了時の曲名リスト表示画面から戻る操作を行い、アルバム名にリスト表示を行い、更に戻る操作を行って曲選択の初期表示であるアーティスト名のリスト表示を行うことになる。
ここから前記操作と同様に更に他のアルバムの再生を行うこととなるが、このとき例えば図7(c)に示すようにアーティストとして「iii」を選択し、そのアーティストのアルバム名が表示されたとき「ssss」のアルバムしか存在しないためこれを選択し、このアルバムの収録曲が「pppp」のみである場合において、ユーザーがこれを聴きたいと思ったときにはこのアルバムの再生指示を行うこととなる。この場合においても前記と同様に4分程度でこの曲の再生が終了すると、同図(b)の様な操作を行って再度他の曲の選択を行わなければならない。
このように1人のアーティストについて1曲しか収録曲がないときには短時間でその曲の再生が終了し、前記のような次の曲の選択操作を行わなければならず面倒である。このことは1つのアーティストに2曲しかないときにもほぼ同様の問題を生じ、ユーザーがこれらの操作が面倒である、と感じるか否かの曲数は、各ユーザーの個性によって異なる場合が多い。また、上記のように1人のアーティストに1曲等の少数の曲しか収録していないときは、多くの場合ユーザーが特にその曲を聴きたいと思って購入したシングルCDや、多くの曲が収録されているアルバムCDの中から気に入った曲を選択してメモリやCD−R、HDD等記録した場合が多い。
上記のように、1人のアーティストに1曲、或いは少数の曲しか存在しないアルバムは重要な曲である場合が多いにもかかわらず、前記のような従来の選曲手法では多くの手数がかかり、ユーザーにとって面倒であり、自然と多数の曲が収録されているアルバムを選択して聴くことが多くなる。特に車両に搭載したオーディオ装置において、運転者が聴きたい曲を選択するときには、運転中にこのような1曲のみが収録されたアルバムを選択して聴く操作を行うことは危険であり、好ましくない。そのため必然的に多数の曲が収録されているアルバムを選択して聴くこととなり、1曲のみ或いは少数の曲しか収録されていないアルバムを聴く機会が殆ど無くなってしまい、何らかの改善策が要求されている。
このことは1人のアーティストについて1曲等の少数の曲しか存在しない場合のほか、例えば車両用オーディオ装置のデータ記録媒体に、特定のアーティストについて多数のアルバムが存在し、運転中に再生曲選択の操作を頻繁に行わなくて済むように、それらのアルバム中で多数の曲が収録されているアルバムを選択し、それらの曲を連続して自動再生する聴き方を行っているユーザーにとっては、多数の曲を収録したアルバムの中には収録されていないシングルCDのような曲について、これを選択して聴くことが殆ど無くなってしまう、という問題も生じる。そのため、このような曲を集めて聴きたい場合も前記と同様に生じる。
したがって本発明は多数の圧縮オーディオデータを記録した記録媒体の中から、1人のアーティストや1つのアルバムについて、1曲のみ等の少数の曲しか収録されていないアーティストやアルバムを容易に選択して連続して聴くことができるオーディオ装置を提供することを主たる目的とする。
本発明に係るオーディオ装置は、前記課題を解決するため、圧縮オーディオデータを記録する圧縮オーディオデータ記録部と、前記圧縮オーディオデータ記録部に記録されている曲に関する情報を取り込み、特定の情報の項目について検索を行い、リストを作成する再生曲リスト作成部とを備え、前記再生曲リスト作成部では、特定の情報項目について所定数以下の曲のみを検索してリストを作成することを特徴とする。
本発明に係る他のオーディオ装置は、前記オーディオ装置において、前記再生曲リスト作成部では、前記圧縮オーディオデータ記録部に記録されている曲に関する情報を取り込み登録する収録曲情報登録部のデータを用いて再生曲リストを作成することを特徴とする。
本発明に係る他のオーディオ装置は、前記オーディオ装置において、前記特定の情報の項目がアーティストであり、前記再生曲リスト作成部は1人のアーティストで所定数以下の曲しかない曲についての再生曲リストを作成することを特徴とする。
本発明に係る他のオーディオ装置は、前記オーディオ装置において、前記特定の情報の項目が曲の作成年であることを特徴とする。
本発明に係る他のオーディオ装置は、前記オーディオ装置を車両に搭載したことを特徴とする。
本発明は上記のように構成したので、多数の圧縮オーディオデータを記録した記録媒体の中から、1人のアーティストや1つのアルバム、更には各種の特定の情報の項目について、1曲のみ等の少数の曲しか収録されていない曲を容易に選択して、連続して聴くことができるようになる。
本発明は、多数の圧縮オーディオデータを記録した記録媒体の中から、特定の情報の項目について、少数の曲しか収録されていない曲を容易に選択して、連続して聴くことができるようにするという課題を、圧縮オーディオデータを記録する圧縮オーディオデータ記録部と、前記圧縮オーディオデータ記録部に記録されている曲に関する情報を取り込み、特定の情報の項目について検索を行い、リストを作成する再生曲リスト作成部とを備え、前記再生曲リスト作成部では、特定の情報項目について所定数以下の曲のみを検索してリストを作成することにより実現した。
本発明の実施例を図面に沿って説明する。図1は本発明を実施するオーディオ装置の機能ブロック図であり、主として本発明を実施するために必要な部分を示したものである。図示実施例ではMP3等の圧縮オーディオデータ記録媒体としての圧縮オーディオ記録部1に多数のオーディオデータを記録する例を示しており、この記録媒体としては従来より広く用いられているフラッシュメモリ、CD−R、DVD−R、HDD等が用いられ、一般家庭用や車両用オーディオ装置やディスクトップ型パソコンのオーディオ機能によるオーディオ装置のほか、前記のような記録媒体を備えた携帯型オーディオ装置が用いられる。その際には、例えば携帯型オーディオ装置を車内に持ち込んで、車両用オーディオ装置と有線、或いは無線により接続し、車両用オーディオ装置でそれらの携帯型オーディオ装置に記録されたオーディオを聴く場合も含んでいる。
図1におけるMP3等の圧縮オーディオ記録部1には、例えばMP3の場合にはオーディオデータのほか、前記図6に示すように、そのオーディオデータについての情報としてのID3タグ情報を含んでおり、MP3以外の圧縮オーディオデータにおいても同様のタグ情報を備えている。データ読込部2においてはこれらの圧縮オーディオデータを取り込み、MP3等のシステムデコーダ3に出力し、システムデコーダ3では各曲に含まれている前記ID3タグ等のタグデータ4と、オーディオデータ5とを分離し、オーディオデータについてはオーディオ信号としてオーディオ出力14を行う
システムデコーダ3で分離したID3等のタグデータ4は、ID3等のタグデータ取込部6でこれを取り込み、オーディオデータ収録曲情報登録部7に記憶することができるようにしている。このオーディオデータ収録曲登録部7には、後述する再生曲リスト作成部8で各種の態様により再生曲リストを迅速に作成することができるように、このオーディオ装置の立ち上げ時、或いは例えば携帯型オーディオ装置を車載オーディオ装置と接続したとき、圧縮オーディオデータ記録部1に記録しているオーディオデータについてタグデータのみを取り込んで登録しておくようにした例を示している。
図1の再生曲リスト作成部8では、ユーザーの指示を入力する指示入力部12からの指示により、種々の態様で再生曲リストを作成し、所望の曲の再生を行うことができるようにした例を示しており、特に本発明を実施するために必要な少数曲記録自動リスト作成部9を備えている。この少数曲記録自動リスト作成部9では、オーディオデータ収録曲情報登録部7のデータを検索し、前記図8の例における曲名「xxxx」「pppp」のような、1人のアーティストまたは1つのアルバムに1つしか曲がないもの、或いはユーザーの指定により1人のアーティストまたは1つのアルバムに2曲以下しか収録されていない曲等の、1人のアーティストまたは1つのアルバムに所定数以下の少数の曲しか収録されていない曲のみを選択してリストを作成する。
図示の再生曲リスト作成部8ではそのほか、ユーザー入力プレイリスト作成部10を備え、前記図7(a)のようなプレイリストをユーザーが手動で曲を選択して作成する。また、各種項目別選曲リスト作成部11では、図6(a)のようなタグデータの項目のいずれかを選択し、例えばアーティストを選択したとき収録されている曲のアーティストのリストを出力し、或いはジャンルを選択したときにはジャンル毎のリストを出力する等の、各種項目に対応した選曲リストを作成する。このような選曲リストにより、前記図8に示すような従来の選曲手法も可能となる。
上記のような再生曲リスト作成部8で作成したリストは表示部15で表示可能とし、ユーザーはこれを見ながらオーディオ装置に対して指示を行い、その指示を指示入力部12で入力して、前記のような再生曲リスト作成部に対する指示として、更には作成されたリストにより実際に再生する曲を選択する再生曲選択部13に対する指示を可能とする。したがってデータ読込部2は再生曲選択部13によるユーザーの直接の指示により曲の再生を行い、また再生曲リスト作成部8の指示によりリスト作成用のデータ取り込み、作成したリストによって自動的に曲を選択して再生をするためのデータの取り込みを行うこととなる。
上記のような機能ブロックからなるオーディオ装置は、例えば1曲のみ収録されているアーティストの曲を再生する例を示す図2にの作動フローにより順に作動させることができる。図2に示す例においては最初図1の圧縮オーディオデータ記録部1に記録されている全曲について、ID3タグ情報を検索し(ステップS1)、その検索結果により全収録曲についての曲情報リストの作成を行う(ステップS2)。図1の例においては、これをオーディオデータ収録曲情報登録部7に登録することにより行っている。図2の例においては、次いで1曲のみ収録されているアーティストの選択指示が入力されたか否かを判別し(ステップS3)、ここでそのような指示がないと判別したときにはステップS9に進み、例えば特定アルバムをユーザーが選択する等の他の再生処理を行う。
ステップS3においてユーザーが1曲のみ収録されているアーティストの選択指示を行ったと判別したときには、1曲のみ収録アーティストの検索処理を行い(ステップS4)、検索結果のリストを作成する(ステップS5)。次いで上記のようにして作成したリストの表示処理を行い(ステップS6)、その後ユーザーがこのリストを見て所望の再生曲のリストであるかを確認することとなる。
次いでユーザーによる再生指示入力があったか否かを検出し(ステップS7)、ユーザーがこの再生曲リストによる曲の再生を希望しないことにより再生指示入力を行わないときには、ユーザーの手動により、或いは所定時間以内に再生指示入力が行われないときには自動的に、他の再生処理のための画面を出力する等により、他の再生処理を行う(ステップS9)。ステップS7で再生指示の入力がなされたと判別したときには、再生を開始する(ステップS8)。
上記のような処理を行う結果、図4(a)のような曲の登録状況において、アーティスト「bbb」及び「ddd」が1曲しか登録されていないことにより、これらが検索されて同図(b)に示すような1人のアーティストで1曲のみ登録されているプレイリストが作成される。ユーザーはこれを見て再生を希望するときには別途再生開始指示を行う等により、従来行うことができなかったこれらの連続再生が自動的に行われるようになる。
前記の例においては1人のアーティストについて1曲のみ登録されているプレイリストの作成例を示したが、1人のアーティストに2曲以下しか登録されていないアーティストについてのプレイリストも、最大曲数の指示等により同様にして作成することができ、その際には図4(c)のようにアーティスト「eee」も含まれるプレイリストが作成されることとなる。
このような手法は1人のアーティストについて少数の曲しか収録されていないものを選択する以外に、1つのアルバムに1つの曲、或いは2つの曲等の少数の曲しか収録されていないときにおいて、これらの曲をまとめて連続して聴くためのプレイリストの作成時にも同様にして行うことができる。その際には、同一のアーティストについて、他のアルバムに多数の曲と共に収録されている曲を除いた曲のみを選択してプレイリストを作成することも当然可能となる。
上記のようなプレイリストの作成処理は、その他図7(a)に示したようなMP3のID3タグにおける各項目を1つのグループとして、同様の処理を行って各種の1グループ内に少数の曲しか収録されていない曲のプレイリストの作成も行うことができる。その際には例えば図3に示す作動フローのように行う。図3には前記のような1つのグループ内に少数の曲のみが収録されているときの、それらの曲の再生リストの作成処理を行うものであり、最初は前記図2と同様に全収録曲についてID3タグの検索を行い(ステップS11)、記録媒体内の全収録曲の情報リストを作成する(ステップS12)。次いでグループ内少数曲収録の再生リスト作成指示が入力されたか否かを判別し(ステップS13)、その指示が入力されないときには他の再生リストの作成処理がなされる(ステップS22)。
ステップS13で前記指示が入力されたと判別したとき、即ちユーザーがその指示を行った後は選曲グループの指示を行う(ステップS14)。このときのグループとしては、前記のように図6(a)の各項目としてのグループを選択する。これらの選択に際しては、画面にこれらのグループ選択用リストを表示し、その中のいずれかを選択することにより指示入力を行わせることができる。ここで例えば「作成年月」が指示されたときには、続いて1グループ内にどの程度の曲以下のもの、即ち最大曲数の指示入力を行う(ステップS15)。この選択に際しても、画面にいくつかの最大曲数を表示し、その中の所望の数字を選択することにより指示を行うようにすることができる。ここでユーザーが最大曲数を例えば「2曲」に設定したとき、この検索条件により該当する曲の検索処理を行う(ステップS16)。
その検索結果によりプレイリストを作成し(ステップS17)、そのプレイリストを画面に表示する(ステップS18)。ユーザーが表示されたプレイリストを見て、これらの曲の再生を希望するとしての確定入力等を行ったか否かを判別し(ステップS19)、この再生を希望する旨の入力を行ったときには、この再生リストは確定する(ステップS20)。それに対して、ユーザーがこのリストの曲の再生を希望しない旨の入力を行ったときには、他のグループを選択するか否かを判別する。この判別に際しては、他のグループの選択要否入力画面に対するユーザーの指示等によって判別することができる。
ここで例えば「ジャンル」等のグループについての少数曲選択を行いたいと思ったときには、他のグループを選択する旨の指示を行うためステップS14に戻って、前記と同様に「ジャンル」等の選曲グループ指示を行い、以降同様の作動を繰り返す。前記ステップS21においてグループ内少数曲収録再生リストの作成処理を行わない旨の指示を行ったときには、他の再生リストの作成処理を行うこととなる(ステップS22)。
上記のような処理を行う結果、種々の態様で少数曲の選択によるプレイリストの作成とそれに基づく連続再生が可能となる。図5には前記のような曲の作成年月日に基づいてプレイリストを作成した例を示しており、(a)のような曲登録情報に基づいて、(b)のように「xxxx年yy月zz日」に作成された曲のみのプレイリスト、及び同図(c)のように、「uuuu年vv月ww日」に作成された曲のみのプレイリスト等も作成することができる。
1 圧縮オーディデータ記録部
2 データ読込部
3 システムデコーダ
4 タグデータ
5 オーディオデータ
6 タグデータ取込部
7 オーディオデータ収録曲情報登録部
8 再生曲リスト作成部
9 少数曲記録自動リスト作成部
10 ユーザ入力プレイリスト作成部
11 各種項目別選曲リスト作成部
12 指示入力部
13 再生曲選択部
14 オーディオ出力
15 表示部
2 データ読込部
3 システムデコーダ
4 タグデータ
5 オーディオデータ
6 タグデータ取込部
7 オーディオデータ収録曲情報登録部
8 再生曲リスト作成部
9 少数曲記録自動リスト作成部
10 ユーザ入力プレイリスト作成部
11 各種項目別選曲リスト作成部
12 指示入力部
13 再生曲選択部
14 オーディオ出力
15 表示部
Claims (5)
- 圧縮オーディオデータを記録する圧縮オーディオデータ記録部と、
前記圧縮オーディオデータ記録部に記録されている曲に関する情報を取り込み、特定の情報の項目について検索を行い、リストを作成する再生曲リスト作成部とを備え、
前記再生曲リスト作成部では、特定の情報項目について所定数以下の曲のみを検索してリストを作成することを特徴とするオーディオ装置。 - 前記再生曲リスト作成部では、前記圧縮オーディオデータ記録部に記録されている曲に関する情報を取り込み登録する収録曲情報登録部のデータを用いて再生曲リストを作成することを特徴とする請求項1記載のオーディオ装置。
- 前記特定の情報の項目はアーティストであり、前記再生曲リスト作成部は1人のアーティストで所定数以下の曲しかない曲についての再生曲リストを作成することを特徴とする請求項1記載のオーディオ装置。
- 前記特定の情報の項目は曲の作成年であることを特徴とする請求項1記載のオーディオ装置。
- 前記オーディオ装置を車両に搭載したことを特徴とする請求項1記載のオーディオ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006326391A JP2008140481A (ja) | 2006-12-02 | 2006-12-02 | オーディオ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006326391A JP2008140481A (ja) | 2006-12-02 | 2006-12-02 | オーディオ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008140481A true JP2008140481A (ja) | 2008-06-19 |
Family
ID=39601773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006326391A Withdrawn JP2008140481A (ja) | 2006-12-02 | 2006-12-02 | オーディオ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008140481A (ja) |
-
2006
- 2006-12-02 JP JP2006326391A patent/JP2008140481A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100202 |