JP2008140414A - モデル管理装置および記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】モデル管理装置において、モデルからの図面の作成を容易にする。
【解決手段】格納手段は、モデルを格納する。属性情報付与手段は、格納手段に格納されているモデルの各部品に対して属性情報を付与する。図面生成手段は、格納手段に格納されているモデルから図面を生成する。属性情報抽出手段は、図面生成手段によって生成された図面に関連する部品の属性情報を、モデルから抽出する。属性情報付加手段は、属性情報抽出手段によって抽出された属性情報を、図面に対して付加する。
【選択図】図8

Description

本発明はモデル管理装置および記録媒体に関し、特に、2次元または3次元モデルを管理するモデル管理装置および記録媒体に関する。
近年、3次元CAD(Computer Aided Design)の進歩により、製品の3次元モデルをコンピュータ上に作成しておき、この3次元モデルから必要な図面や部品表等を作成しようとする動きが活発化している。
また、それと並行して、製品開発に関する全てのデータを統合管理することにより、データの有効活用と設計作業等の効率化を目指すPDM(Product Data Management)も普及しつつある。
そこで、近時においては、3次元CADとPDMの融合を図ることにより、設計から製造に至るまでの過程におけるデータの有効活用を一層増進させようとする動きが盛んになりつつある。
ところで、これらが統合されたシステムでは、設計が終了したデータに関しては、所定のサーバに集めて一元的に管理することが通常である。しかしながら、3次元CAD等によって生成されたモデルの実データであるバルクデータは、非常に情報量が多い(例えば、数ギガバイト)ので、このような大容量のデータを伝送しようとするとネットワークへの負担が増大するという問題点があった。
また、場合によっては、作成された3次元モデルを2次元化した図面として表示装置や印刷用紙に出力する必要が生じるが、そのような場合、従来においては、PDMで管理されている部品の一覧表から属性等のデータをマニュアル操作で取得して図面の部品欄に挿入したり、作成者の名前を同じく部品の一覧表から取得して表題欄に挿入する必要があり煩雑であるという問題点があった。また、モデルに訂正があった場合には、このような訂正は図面には反映されないという問題点もあった。
更に、従来においては、モデルの設計が終了して承認がなされた時点で版数が設定されていた。ところで、製品の設計においては、試作のレベルや仕向先に応じて設計が繰り返されるが、版数の設定はこのようなレベルや仕向とは無関係に設定されることから、版数のみではどのレベルまたは仕向のどの段階のデータであるかを判定することが困難であるという問題点があった。
更に、設計においては、複数の部品の候補を準備しておき、試作やシミュレーションの結果に応じてそれらの候補から正規の部品を選択する場合がある。ところで、従来においては、ある部品が複数の候補を有する場合には、これらの候補と他の部品との組み合わせに対応する個数のモデルを生成することが通例であった。例えば、部品Aと部品Bからなるモデルにおいて、部品Bが部品B’なる候補部品を有している場合には、(A+B)と(A+B’)の2種類のモデルを生成して登録していた。従って、部品の候補が多い場合には組み合わせの数が多大となり、モデルの管理が煩雑となるとともに、データの容量が増大するという問題点があった。
更に、複数の設計者によって設計作業を分担して行う場合には、排他制御によって同一のデータが同時に変更されないように管理するのが一般的である。しかしながら、モデルを構成する部品は相互に関連を有するため、ある部品が修正された場合にはそれに関連を有する部品も変更する必要が生じる場合が少なくない。従来においては、同一の部品に対する排他制御しか実施されていなかったため、相互に関連を有する部品の一方が変更された場合には、他方の部品の設計作業を行っている設計者に対してその旨を通知する方法がなく、無駄な作業が発生する場合があるという問題点があった。
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、作成されたモデルを適切に管理することが可能なモデル管理装置および記録媒体を提供することを目的とする。
また、本発明は、作業性の高いモデル管理装置および記録媒体を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、複数の部品から構成されるモデルを管理するモデル管理装置において、前記モデルを格納する格納手段と、前記格納手段に格納されているモデルの各部品に対して属性情報を付与する属性情報付与手段と、前記格納手段に格納されているモデルから図面を生成する図面生成手段と、前記図面生成手段によって生成された図面に関連する部品の属性情報を、前記モデルから抽出する属性情報抽出手段と、前記属性情報抽出手段によって抽出された属性情報を、前記図面に対して付加する属性情報付加手段と、を有することを特徴とするモデル管理装置が提供される。
ここで、格納手段は、モデルを格納する。属性情報付与手段は、格納手段に格納されているモデルの各部品に対して属性情報を付与する。図面生成手段は、格納手段に格納されているモデルから図面を生成する。属性情報抽出手段は、図面生成手段によって生成された図面に関連する部品の属性情報を、モデルから抽出する。属性情報付加手段は、属性情報抽出手段によって抽出された属性情報を、図面に対して付加する。
本発明では、複数の部品から構成されるモデルを管理するモデル管理装置において、モデルを格納する格納手段と、格納手段に格納されているモデルの各部品に対して属性情報を付与する属性情報付与手段と、格納手段に格納されているモデルから図面を生成する図面生成手段と、図面生成手段によって生成された図面に関連する部品の属性情報を、モデルから抽出する属性情報抽出手段と、属性情報抽出手段によって抽出された属性情報を、図面に対して付加する属性情報付加手段と、を有するようにしたので、図面を作成する際の手間を省略することが可能となる
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の動作原理を説明する原理図である。この図に示すように、本発明に係るモデル管理システムは、第1のサーバ1、第2のサーバ2、および、端末3−1〜3−3によって構成されている。
第1のサーバ1は、記憶手段1a、取得手段1b、および、返送手段1cによって構成されており、システム全体を管理するサーバであり、セキュリティレベルがもっとも高いサーバである。なお、この第1のサーバ1は、例えば、企業では本社に設置されているサーバである。
第2のサーバ2は、バルクデータ格納手段2a、メタデータ格納手段2b、送信手段2d、および、暗号化手段2cによって構成されており、端末3−1〜3−3によって生成されたモデルデータを格納する。
端末3−1〜3−3は、各設計者がモデルを入力または修正したり、入力したモデルを参照する場合に操作される。
なお、第2のサーバ2と端末3−1〜3−3とは、前述の企業を例に挙げると、各事業部に設置されている。従って、この図では第2のサーバ2は1つだけしか示してないが、実際には端末が複数接続された同様のサーバが複数接続されている。
ここで、第2のサーバ2のバルクデータ格納手段2aは、端末3−1〜3−3から入力されたモデルの実データであるバルクデータを格納する。
メタデータ格納手段2bは、モデルの属性情報であるメタデータを格納する。
暗号化手段2cは、何れかの端末から設計作業の終了を示す情報が入力された場合には、バルクデータ格納手段2aに格納されている所定のバルクデータを暗号化する。
送信手段2dは、暗号化に対応する復号鍵と、暗号化されたバルクデータに対応するメタデータとを第1のサーバ1に送信する。
また、第1のサーバ1の記憶手段1aは、第2のサーバ2から送信された復号鍵と、メタデータとを対応付けて記憶する。
取得手段1bは、何れかの端末から所定のバルクデータに対する閲覧要求があった場合には、対応するメタデータを参照して該当するバルクデータの格納場所と、対応する復号鍵とを取得する。
返送手段1cは、取得手段1bによって取得された格納場所と、復号鍵とを要求を行った端末に対して返送する。
次に、以上の原理図の動作について説明する。
所定の端末が操作されてモデルが作成されると、モデルの実データであるバルクデータは第2のサーバ2のバルクデータ格納手段2aに格納され、また、モデルの属性情報であるメタデータはメタデータ格納手段2bに格納される。
そして、モデルの設計が終了し、例えば、設計部門の管理者の承認を得るための承認依頼がなされると、第2のサーバ2の暗号化手段2cは、バルクデータ格納手段2aに格納されている承認依頼の対象となるモデルのバルクデータに対して暗号化処理を施すとともに、その復号の際に必要な復号鍵を送信手段2dに供給する。なお、復号鍵は、承認依頼の度に異なる鍵が発生されるので、承認の対象となった単位(例えば、部品)毎に異なる鍵が割り当てられることになる。
送信手段2dは、暗号化手段2cから供給された復号鍵と、メタデータ格納手段2bに格納されている該当するメタデータとを第1のサーバ1に対して送信する。なお、このメタデータには、モデルを構成する部品やユニットを示す情報と、それらの部品やユニットがシステム上のどこに格納されているかを示す情報が含まれている。
第1のサーバ1では、第2のサーバ2から送信された復号鍵とメタデータとを記憶手段1aに関連付けて記憶する。
このような状態において、例えば、端末3−1からあるモデルの所定の部品を閲覧したい旨の要求が第2のサーバ2に対して行われたとすると、第2のサーバ2は、この要求を第1のサーバ1に対して送信する。
第1のサーバ1では、受信した要求に該当するメタデータを記憶手段1aから検索し、また、このメタデータに関連付けて記憶されている復号鍵を取得する。そして、取得したメタデータと復号鍵を、返送手段1cにより要求を行った端末3−1に対して送信する。
端末3−1では、受信したメタデータを参照して、目的のモデルが第2のサーバ2に格納されていることを了知し、第2のサーバ2に対して該当するバルクデータの送信を要求する。
その結果、第2のサーバ2では、該当するバルクデータ(暗号化されているデータ)を取得して、要求を行った端末3−1に対して送信する。
端末3−1は、受信したバルクデータを先に取得した復号鍵により復号し、目的のバルクデータを得る。
なお、以上の例では、復号鍵とメタデータを要求を行った端末に対して送信するようにしたが、第1のサーバ1が該当するバルクデータを取得して復号した後に端末に対して送信するようにしてもよい。
以上に説明したように、本発明のモデル管理システムによれば、情報量が膨大なバルクデータは暗号化されて分散管理され、情報量が少ないメタデータと復号鍵だけが第1のサーバ1において集中管理される。そして、所定のモデルのバルクデータが必要である場合には、第1のサーバ1に対して問い合わせが行われ、該当するメタデータと復号鍵が取得され、要求を行った端末に送信される。従って、情報量が膨大なバルクデータを第2のサーバから第1のサーバ1へ移送させなくてもよいのでネットワークに負担がかかることを防止できる。
また、バルクデータは暗号化して第2のサーバ2に格納しておき、復号鍵はセキュリティレベルが高い第1のサーバ1に格納するようにしたので、バルクデータを参照するためには第1のサーバ1に格納されている復号鍵を取得することが必要となり、システム全体のセキュリティレベルを向上させることが可能となる。
次に、本発明の実施の形態の構成例について説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態の構成例を示すブロック図である。この図において、正式サーバ10は、セキュリティレベルがシステム中もっとも高いサーバであり、例えば、企業の本社に設置され、システム全体を管理する。
仕掛かりサーバ20は、端末30−1〜30−3によって生成されたモデルデータを格納するサーバであり、例えば、企業の各事業部に設置されている。
端末30−1〜30−3は、例えば、パーソナルコンピュータによって構成されており、各設計者がモデルを入力または修正したり、入力したモデルを参照する場合に操作される。
ここで、正式サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)10a、ROM(Read Only Memory)10b、RAM(Random Access Memory)10c、HDD(Hard Disk Drive)10d、および、I/F10eによって構成されている。
CPU10aは、装置の各部を制御するとともにHDD10dに格納されている所定のプログラムに応じて各種処理を実行する。
ROM10bは、CPU10aが実行する基本的なプログラムやデータを格納している。
RAM10cは、CPU10aが実行するプログラムや演算途中のデータを一次的に格納する。
HDD10dは、CPU10aが実行するプログラムや仕掛かりサーバ20から送信されてきた情報を格納する。
I/F10eは、仕掛かりサーバ20との間で情報を送受信する際に、データの表現形式を適宜変更する。
仕掛かりサーバ20は、CPU20a、ROM20b、RAM20c、HDD20d、および、I/F20e,20fによって構成されている。
CPU10aは、装置の各部を制御するとともにHDD20dに格納されている所定のプログラムに応じて各種処理を実行する。
ROM20bは、CPU20aが実行する基本的なプログラムやデータを格納している。
RAM20cは、CPU20aが実行するプログラムや演算途中のデータを一次的に格納する。
HDD20dは、端末30−1〜30−3から入力されたモデルのバルクデータおよびメタデータを格納するとともに、CPU20aが実行するプログラムを格納している。
I/F20eは、正式サーバ10との間で情報を送受信する際に、データの表現形式を適宜変更する。
I/F20fは、端末30−1〜30−3との間で情報を送受信する際に、データの表現形式を適宜変更する。
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
図3は、図2に示す仕掛かりサーバ20において、所定の端末から承認依頼がなされた場合に実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
このフローチャートが開始されると、以下の処理が実行される。
[S1]CPU20aは、承認依頼がなされたモデルのバルクデータをHDD20dから検索し、所定の鍵を用いて暗号化する。
[S2]CPU20aは、承認依頼がなされたモデルのイメージデータをHDD20dから検索し、所定の鍵を用いて暗号化する。なお、イメージデータとは、承認の際に生成されるデータであり、モデルを所定の角度から眺めた場合のイメージを示すデータである。
[S3]CPU20aは、承認依頼がなされたモデルのポリゴンデータをHDD20dから検索し、所定の鍵を用いて暗号化する。なお、ポリゴンデータとは、承認の際に生成されるデータであり、モデルをポリゴンとテキスチャとによって表現したデータである。
[S4]CPU20aは、暗号化に使用された鍵を復号鍵として取得する。
[S5]CPU20aは、HDD20dに格納されているメタデータを取得する。
[S6]CPU20aは、復号鍵とメタデータとをI/F20eを介して正式サーバ10に対して送信する。
以上の処理により、端末から所定のモデルに対して承認依頼がなされた場合にはバルクデータその他が暗号化されるとともに、対応するメタデータと復号鍵が正式サーバ10に対して送信されることになる。
次に、図4を参照して図2に示す正式サーバ10において、仕掛かりサーバ20からの要求を受信した場合に実行される処理の一例について説明する。このフローチャートが開始されると以下の処理が実行される。
[S20]CPU10aは、仕掛かりサーバ20からの要求が登録依頼であるか否かを判定し、登録依頼である場合にはステップS21に進み、それ以外の場合にはステップS22に進む。
[S21]CPU10aは、メタデータと復号鍵をHDD10dの所定の領域に対応付けて格納する。
[S22]CPU10aは、仕掛かりサーバ20からの要求が所定のデータに対する閲覧依頼であるか否かを判定し、閲覧依頼である場合にはステップS23に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
[S23]CPU10aは、要求に合致するメタデータをHDD10dから検索する。
[S24]CPU10aは、メタデータを参照して該当するバルクデータが格納されている場所を特定する。
[S25]CPU10aは、メタデータに対応付けて格納されている復号鍵を取得する。
[S26]CPU10aは、ステップS24において特定された格納場所から暗号化されたバルクデータを取得する。
[S27]CPU10aは、ステップS25において取得した復号鍵により、ステップS26で取得したバルクデータを復号する。
[S28]CPU10aは、復号されたバルクデータを要求を行った端末に対して送信する。
以上の処理によれば、仕掛かりサーバ20からデータの登録要求がなされた場合にはメタデータと復号鍵を対応付けてHDD10dに格納し、仕掛かりサーバ20からデータの閲覧要求がなされた場合には、HDD10dから該当するメタデータを検索してバルクデータの格納場所を特定し、特定した格納場所から暗号化されたバルクデータ取得して復号鍵により復号化した後、要求を行った仕掛かりサーバ20に対して送信することが可能となる。
以上の実施の形態によれば、図1に示す原理図を用いて説明したように、データの分散管理によりシステムのリソースを効率良く活用するとともに、バルクデータを伝送することによりネットワークへかかる負担を軽減することが可能となる。
また、仕掛かりサーバ20に格納されているバルクデータに対して暗号化を施し、その復号鍵をセキュリティレベルの高い正式サーバ10によって管理するようにしたので、システム全体のセキュリティを向上させることができる。
次に、図5を参照して、本発明の第2の実施の形態の構成例について説明する。
この図に示すように、本発明の第2の実施の形態は、モデル管理装置40、入力装置41、印刷装置42、および、表示装置43によって構成されている。
モデル管理装置40は、入力装置41から入力されたモデルを管理する。
ここで、モデル管理装置40は、CPU40a、ROM40b、RAM40c、HDD40d、I/F40e,40fによって構成されている。なお、各ブロックの機能は、前述の図2の場合と同様であるのでその詳細な説明は省略する。
なお、本実施の形態では、HDD40dに格納されているモデルを構成するユニット(または部品)にはそれぞれ属性データが付与されており、この属性データを用いて後述する処理が実行される。
入力装置41は、例えば、キーボードやマウスによって構成されており、設計者の操作に応じて所定の情報をモデル管理装置40に対して供給する。
印刷装置42は、例えば、レーザープリンタやXYプロッタ等によって構成されており、モデル管理装置40から供給された図面等のデータを印刷用紙に印刷する。
表示装置43は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)モニタによって構成されており、モデル管理装置40から供給された図面等のデータを表示出力する。
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
いま、入力装置41が操作されて、所定のモデルのPDM構成ビュー(モデルを構成するユニットまたは部品の構造を示す図)と、属性ビュー(モデルを構成するユニットまたは部品の属性を示す図)の表示が指示されたとすると、図6に示す画面が表示装置43に表示される。
即ち、CPU40aは、指定されたモデルをHDD40dから検索し、各ユニットまたは部品に付与されている前述の属性データを取得し、この属性データに基づいて画面表示を行う。
この表示例では、「PDM構成ビュー」と題されたウィンドウ50と、「属性ビュー」と題されたウィンドウ55が表示されている。ウィンドウ50には、「シャタイマワリ」に関するユニットの構造が表示されている。また、ウィンドウ55には、「シャタイマワリ」に関する部品の属性が表示されている。
このような画面において、例えば、「リアサスペンション」が指定され、その図面を作成するように指示するコマンドが入力装置41から入力されたとすると、CPU40aは、HDD40dに格納されているモデルのデータから三面図を作成するとともに、関連する属性データを取得して前述の三面図の一部に挿入することにより図7に示す画面を表示装置43に表示する。
図7の表示例では、「三面図」と題されたウィンドウ60が表示されており、その表示領域には指定されたリアサスペンションの三面図が表示されている。また、表示領域の右上にはこのリアサスペンションを構成する部品の一覧である部品欄60aが表示され、右下には各部名称と作成日時と作成者の一覧である表題欄60bが表示されている。
ここで、このような三面図の部品欄60aまたは表題欄60bの内容が変更されたとすると、CPU40aはこれを検知し、HDD40dの該当するモデルに付与されている属性データと、属性ビューに表示されている内容も同時に変更する。
また、モデルに付与されている属性データが変更された場合には、三面図の部品欄60aおよび表題欄60bと、属性ビューの表示内容も同時に変更される。
更に、属性ビューの内容が変更された場合には、モデルに付与されている属性データと、三面図の部品欄60aおよび表題欄60bも同時に変更される。
従って、モデルと三面図と属性ビューとは、常に同一となるように管理されていることになる。
以上のように、所定のユニットまたは部品が指定された場合には、対応する図面を作成するとともに、モデルに付与されている属性データを抽出して部品欄や表題欄に対して自動的に付加するようにしたので、図面の作成を容易にすることが可能となる。
また、モデルの属性データと、属性ビューと、図面とを相互にリンクして、何れかの内容が変更された場合には、他の情報も同時に変更するようにしたので、これらの同一性を確保することが可能となる。
次に、図8を参照して、以上の処理を実現するためのフローチャートについて説明する。このフローチャートが開始されると、以下の処理が実行される。
[S40]CPU40aは、PDM構成ビューまたは属性ビューにおいて、所定のユニットまたは部品が指定された場合には、ステップS41に進み、それ以外の場合にはステップS45に進む。
[S41]CPU40aは、該当するモデルのバルクデータをHDD40dから取得する。
[S42]CPU40aは、取得したバルクデータに基づいて、例えば、三面図等の図面を作成する。
[S43]CPU40aは、モデルから該当する属性データを取得する。
[S44]CPU40aは、部品欄と表題欄に対して属性データを挿入する。
[S45]CPU40aは、属性ビューにおいて表示内容が変更されたか否かを判定し、変更された場合にはステップS46に進み、それ以外の場合にはステップS47に進む。
[S46]CPU40aは、図面の部品欄または表題欄の表示内容およびモデルの属性データの該当個所を変更する。
[S47]CPU40aは、モデルが変更された場合にはステップS48に進み、それ以外の場合にはステップS49に進む。
[S48]CPU40aは、図面の部品欄または表題欄の表示内容および属性ビューの表示内容の該当個所を変更する。
[S49]CPU40aは、図面が変更された場合にはステップS50に進み、それ以外の場合にはステップS51に進む。
[S50]CPU40aは、モデルの属性データおよび属性ビューの表示内容の該当個所を変更する。
[S51]CPU40aは、処理を継続する場合にはステップS45に戻って同様の処理を繰り返し、それ以外の場合には処理を終了する。
以上の処理によれば、例えば、所定の部品またはユニットの三面図等の作成が指示された場合には、モデルに付与された属性データを抽出し、作成された三面図の部品欄または表題欄に自動的に挿入するようにしたので、図面の作成を容易にすることができる。
また、モデルの属性データと、属性ビューと、図面とを相互にリンクし、何れかの内容が変更された場合には、他の情報も同時に変更するようにしたので、これらの同一性を保持することが可能となる。
次に、図9を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。通常、製品の設計作業では、構想を練るステップと、構想に基づいて詳細な設計を行うステップと、設計が終了したモデルについて承認を行うステップとが繰り返され、最終的に決定したモデルについて試作品が作成される。このような一連のステップを以下では「フェーズ」と呼ぶことにする。実際の設計においては、試作のレベル(例えば、α版、β版)や仕向先(例えば、アメリカ向け、ヨーロッパ向け)に応じてフェーズが設定されてデータが管理される。
ところで、従来においては、フェーズに関係なく、モデルの承認依頼がなされた場合に版数が決定されていたので、例えば、図9の右端に示すような版数が付与されていた。従って、あるフェーズの所定のユニットを参照したいような場合が発生してもそれを特定することができないという問題があった。
そこで、本実施の形態では、フェーズ毎にモデルを分け、それぞれのフェーズに対して版数を割り当てるようにしたので、モデルをフェーズにより管理することが可能となる。
この図の例では、モデルAは、フェーズ#1〜#3の3種類のフェーズによって構成されており、各フェーズには、それぞれ“1”からカウントアップされる版数が付与されている。このように、各フェーズ毎に独立の版数を生成して管理することにより、フェーズを手がかりとして目的のデータを取得することが可能となる。
次に、詳細な動作について説明する。
いま、図10に示すPDM構成ビューにおいて、「リアサスペンション」に対する試作依頼がなされたとすると、CPU40aは、フェーズが移行したとして、リアサスペンションのバルクデータをフェーズ#1のバルクデータとしてHDD10dに登録するとともに、このバルクデータに対する変更または修正を禁止し、そのステータスを「マスター」とする。
次に、CPU40aは、フェーズ#1に係るリアサスペンションのバルクデータをHDD40dの所定の領域に複写し、これをフェーズ#2とする。そして、その後の修正は、全てこのフェーズ#2に係るデータを対象とする。
続いて、フェーズ#2に係るリアサスペンションに対して試作依頼がなされた場合には、前述の場合と同様の処理によりフェーズ#3のデータが生成されることになる。
なお、PDM構成ビュー画面に対しては、最新のフェーズが表示されることになるが、入力装置41を操作して所定のコマンド等を実行することにより、複数のフェーズを同時に表示させることも可能である。
図11は、そのような場合の表示例である。この例では、フェーズ#1に係る「リアサスペンションPh1」と、フェーズ#2に係る「リアサスペンションPh2」とが同一画面上に表示されている。このような表示によれば、過去のフェーズの部品またはユニットも簡単に参照することが可能となる。
次に、図12を参照して、以上の処理を実現するためのフローチャートの一例について説明する。
[S70]CPU40aは、試作依頼がなされたか否かを判定し、試作依頼がなされた場合にはステップS71に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
[S71]CPU40aは、試作依頼がなされた該当するユニットまたは部品を検索する。
[S72]CPU40aは、ユニットまたは部品をHDD40dの所定の領域に複写する。
[S73]CPU40aは、新たなフェーズを発生する。
[S74]CPU40aは、以前のユニットの変更を禁止する。
以上の実施の形態によれば、フェーズ毎にモデルを管理するようにしたので、所望の仕向や試作レベルに該当するモデルを簡単に参照することが可能となる。
また、従来においては、キープレベルが設定されると、最新の版数からそのキープレベルに対応する数だけ前のモデルが保存の対象とされていた。例えば、図9の場合では、キープレベルが“2”である場合には、フェーズ#3に係るV6とV7のみしか保存されなかった。しかしながら、本実施の形態では、各フェーズ毎にキープレベルを設定することが可能となり、以上のような不都合を解消することができる。
なお、以上の実施の形態では、指定されたユニットまたは部品のデータを全てHDD40dの所定の領域に複写して新たなフェーズのデータとしたが、例えば、修正された部分のみを複写して必要な変更を施し、その他の部分に対しては過去のデータの該当部分と対応付けるようにしてもよい。そのような構成によれば、データ量を削減することが可能となる。
次に、図13〜15を参照して、本発明の第4の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態では、複数の同一部品(またはユニット)のうち、何れかを正規部品とし、他を候補部品として登録することが可能とされる。
いま、図13に示すようなPDM構成ビューにおいて、「ステアリング」がカーソル85によって指定され、候補部品を追加するコマンドが実行されたとすると、図14に示すような画面が表示される。
この表示例では、ウィンドウ80の下に、新たなダイアログボックス90が表示されている。このダイアログボックス90では、新たな部品を候補部品または正規部品の何れとして登録するかを指定することができる。即ち、ラジオボタン90aが選択された場合には候補部品として、また、ラジオボタン90bが選択された場合には正規部品として登録される。なお、登録ボタン90cは設定内容での登録を行う場合に操作され、また、キャンセルボタン90dは設定内容での登録をキャンセルする場合に操作される。
いま、ラジオボタン90aが選択されたとすると、新たな部品は候補部品として登録されることになる。なお、候補部品として登録された場合には、PDM構成ビューには表示されず、HDD40dにのみ記憶された状態となる。一方、ラジオボタン90bが選択された場合には、新たな部品は正規部品として登録される。なお、正規部品として登録された場合には、PDM構成ビューに表示されるとともに、変更の対象となる。
次に、候補部品と正規部品を切り換える場合の操作について図15を参照して説明する。
いま、図15に示すように、「ステアリング」がカーソル85によって指定され、候補部品と正規部品を切り換えるコマンドが実行されたとすると、ダイアログボックス95が表示される。
この例では、「ステアリング」は3つの同一部品「ステアリングA」、「ステアリングB」、および、「ステアリングC」を有しているので、3つのラジオボタン95a〜95cが表示されている。また、現在は、「ステアリングB」が正規部品に選択されているのでラジオボタン95bが選択された状態になっている。
このようなダイアログボックス95において、例えば、ラジオボタン95aが選択され、OKボタン95dが操作されると、正規部品が「ステアリングB」から「ステアリングA」に変更されることになる。
次に、図16および図17を参照して、以上の機能を実現するためのフローチャートについて説明する。
図16は、図14に示す新たな部品を登録する際の処理の一例を説明するフローチャートである。このフローチャートが開始されると、以下の処理が実行される。
[S90]CPU40aは、例えば、図14に示すダイアログボックス90を表示装置43に表示させる。
[S91]CPU40aは、登録ボタン90cが操作されたか否かを判定し、操作された場合にはステップS92に進み、それ以外の場合にはステップS91に戻って同様の処理を繰り返す。
[S92]CPU40aは、正規部品を指定するラジオボタン90bが選択された場合にはステップS93に進み、それ以外の場合にはステップS94に進む。
[S93]CPU40aは、新たな部品を正規部品として登録する。
[S94]CPU40aは、新たな部品を候補部品として登録する。
次に、図17は、図15に示す正規部品を選択する際の処理の一例を説明するフローチャートである。このフローチャートが開始されると、以下の処理が実行される。
[S100]CPU40aは、例えば、図15に示すダイアログボックス95を表示装置43に表示する。
[S101]CPU40aは、OKボタン95dが操作された場合にはステップS102に進み、それ以外の場合にはステップS101に戻って同様の処理を繰り返す。
[S102]CPU40aは、正規部品として指定された部品をHDD40dから取得する。
[S103]CPU40aは、正規部品の入れ換えを行う。即ち、ステップS102において取得した部品を正規部品として登録し、それまで正規部品であった部品をHDD40dの所定の領域に候補部品として登録する。
以上の実施の形態によれば、同一部品に対して複数の候補部品を関連付けて管理するとともに、正規部品と候補部品を切り換え可能としたので、部品の管理を容易にすることができる。
なお、以上の実施の形態では、新たな部品またはユニットを登録する場合には、図14に示すダイアログボックス90を表示して、候補部品または正規部品の選択を行うようにしたが、新たに登録される部品は無条件に正規部品に設定されるようにしてもよい。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
図18は、本発明の第5の実施の形態の構成例を示すブロック図である。この図において、モデル管理装置110は、端末120−1〜120−3から入力されたモデルを管理する。端末120−1〜120−3は、例えば、パーソナルコンピュータによって構成されており、モデルを作成する場合にはモデル管理装置110にログインして所定のモデルの作成または修正を行う。なお、モデル管理装置110を構成する各ブロックの詳細な説明については省略する。
複数の設計者が並行してモデルの作成または修正作業を行う場合には、同一のデータが複数人により同時に変更されないように排他制御を行うことが一般的である。しかしながら、排他制御は同一のデータに対して行うものであるので、相互に関連を有する複数の部品の何れかが変更されている場合には、他の部品の変更に対しても何らかの制限を設けることが望ましい。
ここで、相互に関連を有する部品とは、例えば、図19に示すアセンブリを構成する、図20に示す部品A〜部品Cをいう。このようなアセンブリでは、部品A〜部品Cの何れかが変更された場合には、他の部品もそれに伴って変更する必要が生じるからである。
本発明の第5の実施の形態では、相互に関連を有する部品が並行して変更されている場合にはその旨を設計者に対して通知し、部品どうしの齟齬が生じることを未然に防止する。
以下にその詳細な動作について説明する。
いま、端末120−1の設計者がモデル管理装置110に対してログインし、例えば、図20に示す部品Bを取得したとすると、CPU110aは、部品Bに関連を有する部品を検索する。
なお、図20に示す部品A〜Cを階層化すると、図21のようになる。図21(A)は、例えば、部品Aを基準として部品Bを係合し、更に部品Aを基準として部品Cを係合した場合に生成される階層構造である。一方、図21(B)は、例えば、部品Aを基準として部品Bを係合し、更に部品Bを基準として部品Cを係合した場合に生成される階層構造である。
CPU110aは、図21に示すような階層構造(PDM構成ビューのデータ)を参照して相互に関連を有する部品を検索する。検索の方法としては、先ず、指定された部品の直上の階層の部品を特定し、その部品から派生する全ての部品を関連を有する部品とする。このような部品は、直接の係合関係を有する場合が多いからである。従って、図21の例では、(A)および(B)の双方において、部品Aと部品Cが関連する部品として取得される。なお、相互に関連を有する部品を予めマニュアル操作で指定して登録しておくようにしてもよい。
そして、CPU110aは、関連を有する部品A,Bの何れかを変更している設計者が存在しないか判定し、存在する場合には図22に示すような警告のメッセージをポップアップ画面として端末120−1に表示させる。この表示例では、メッセージ「編集中の部品に関連する部品に修正が加えられている可能性があります。ご留意下さい。」が記載されているダイアログボックス130が表示されている。また、ダイアログボックス130の下部には、このボックスを閉じる場合に操作されるOKボタン130aが表示されている。
また、部品Bが取得されてから、他の設計者が関連する部品を取得した場合にも図22に示す場合と同様の画面を表示して警告する。なお、その際には、端末120−1の設計者が、部品Bのデータを取得したままで、端末120−1の電源を切断してしまう場合が想定されるので、そのような場合には、同様の内容を電子メールで送信する。
また、部品Bに関連を有する部品が変更された後、モデル管理装置110に登録された場合には、CPU110aは、図23に示すような警告のメッセージをポップアップ画面として端末120−1に表示させる。この表示例では、メッセージ「取得した部品に関連する部品が、12月11日に変更されました。ご確認下さい。」が記載されているダイアログボックス140が表示されている。また、その下部には、ダイアログボックスを閉じる場合に操作するOKボタン140aが表示されている。なお、端末120−1の電源が切断されている場合には、同様の内容を電子メールで送信する。
次に、図24を参照して以上の機能を実現するためのフローチャートの一例について説明する。このフローチャートは、所定の端末がログインした場合に開始される。このフローチャートが開始されると、以下の処理が実行されることになる。
[S120]CPU110aは、ログインした当該設計者によって部品が取得されたか否かを判定し、取得された場合にはステップS121に進み、それ以外の場合にはステップS120に戻って同様の処理を繰り返す。
[S121]CPU110aは、取得した部品に関連する部品が存在するか否か判定し、存在する場合にはステップS122に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
なお、関連を有する部品は、前述のように、1つ上の階層の部品を特定し、その部品から派生する全ての部品であって、当該部品を含まない部品を関連を有する部品とする。
[S122]CPU110aは、関連を有する部品が他者によって取得中であるか否かを判定し、取得中である場合にはステップS123に進み、それ以外の場合にはステップS124に進む。
[S123]CPU110aは、関連を有する部品が取得中である旨を、例えば、図22に示すようなポップアップ画面を表示して当該設計者に通知する。
[S124]CPU110aは、関連を有する部品が他者によって取得されたか否かを判定し、取得された場合にはステップS125に進み、それ以外の場合にはステップS128に進む。
[S125]CPU110aは、当該設計者がログイン中であるか否かを判定し、ログイン中である場合にはステップS126に進み、それ以外の場合にはステップS127に進む。
[S126]CPU110aは、関連を有する部品が取得された旨を、例えば、図22に示すようなポップアップ画面を表示して当該設計者に通知する。
[S127]CPU110aは、関連を有する部品が取得された旨を、例えば、図22に示すポップアップ画面と同様の内容の電子メールを送信することにより当該設計者に通知する。
[S128]CPU110aは、関連を有する部品が他者によって登録されたか否かを判定し、登録された場合にはステップS129に進み、それ以外の場合にはステップS132に進む。
[S129]CPU110aは、当該設計者がログイン中であるか否かを判定し、ログイン中である場合にはステップS130に進み、それ以外の場合にはステップS131に進む。
[S130]CPU110aは、関連を有する部品が変更された旨を、例えば、図23に示すようなポップアップ画面を表示して当該設計者に通知する。
[S131]CPU110aは、関連を有する部品が変更された旨を、例えば、図23に示すようなポップアップ画面と同様の電子メールを送信することにより当該設計者に通知する。
[S132]CPU110aは、当該設計者により取得中の部品が格納(返却)されたか否かを判定し、格納された場合には処理を終了し、それ以外の場合にはステップS124に戻って同様の処理を繰り返す。
以上の処理によれば、設計者が所定の部品を取得した場合であって、その部品に関連する他の部品が他者によって取得中であるかまたは取得された場合には、図22に示すようなメッセージを表示するようにしたので、他者の変更に留意しながら設計を行うことが可能となる。
また、関連する他の部品が変更されて登録された場合には、図23に示すようなメッセージを表示するようにしたので、変更された最新の部品を参照しながら設計を行うことが可能となる。
なお、以上の実施の形態においては、関連を有する部品が取得された日時または変更された日時をメッセージとして示すようにしたが、これに付随して関連を有する部品を取得または変更した他者の名前等を表示するようにしてもよい。そのような実施の形態によれば、変更を実施している他者を知ることができるので、打ち合わせ等によって互いに齟齬する変更が加えられることを回避できる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、モデル管理装置が有すべき機能の処理内容は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記述されており、このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理がコンピュータで実現される。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場へ流通させる場合には、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)やフレキシブルディスク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、ネットワークを介して接続されたコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコンピュータに転送することもできる。コンピュータで実行する際には、コンピュータ内のハードディスク装置等にプログラムを格納しておき、メインメモリにロードして実行する。
本発明の動作原理を説明する原理図である。 本発明の第1の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図2に示す仕掛かりサーバによって実行されるフローチャートの一例である。 図2に示す正式サーバによって実行されるフローチャートの一例である。 本発明の第2の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 PDM構成ビューと属性ビューの表示例を示す図である。 図6に示す画面において、「リアサスペンション」に対する三面図の表示が指示された場合に表示される画面である。 図5に示す実施の形態において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の概要を説明する図である。 フェーズの移行を説明するための図である。 過去のフェーズも同時に表示されたPDM構成ビューの表示例である。 本発明の第3の実施の形態において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態において表示されるPDM構成ビューの一例である。 図13に示す画面において、新たな部品を登録する際に表示される画面の表示例である。 図13に示す画面において、正規部品を選択する際に表示される画面の表示例である。 新たな部品を登録する際に実行される処理の一例を説明するフローチャートである。 正規部品を選択する際に実行される処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 部品が有する階層構造を説明するための図である。 図19に示すアセンブリの分解図である。 図21(A)は、図19に示すユニットの階層構造を示す図であり、図21(B)は、図19に示すユニットの他の階層構造を示す図である。 端末に対して表示される警告画面の一例である。 端末に対して表示される警告画面の他の一例である。 図18に示す実施の形態において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 第1のサーバ
1a 記憶手段
1b 取得手段
1c 返送手段
2 第2のサーバ
2a バルクデータ格納手段
2b メタデータ格納手段
2c 暗号化手段
2d 送信手段
3−1〜3−3 端末
10 正式サーバ
10a CPU
10b ROM
10c RAM
10d HDD
10e I/F
20 仕掛かりサーバ
20a CPU
20b ROM
20c RAM
20d HDD
20e,20f I/F
30−1〜30−3 端末
40 モデル管理装置
40a CPU
40b ROM
40c RAM
40d HDD
40e,40f I/F
41 入力装置
42 印刷装置
43 表示装置
110 モデル管理装置
110a CPU
110b ROM
110c RAM
110d HDD
110e I/F
120−1〜120−3 端末

Claims (4)

  1. 複数の部品から構成されるモデルを管理するモデル管理装置において、
    前記モデルを格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納されているモデルの各部品に対して属性情報を付与する属性情報付与手段と、
    前記格納手段に格納されているモデルから図面を生成する図面生成手段と、
    前記図面生成手段によって生成された図面に関連する部品の属性情報を、前記モデルから抽出する属性情報抽出手段と、
    前記属性情報抽出手段によって抽出された属性情報を、前記図面に対して付加する属性情報付加手段と、
    を有することを特徴とするモデル管理装置。
  2. 前記図面に付加された属性情報が変更された場合には前記モデルの該当する属性情報を変更し、一方、前記モデルの所定の属性情報が変更された場合には前記図面に付加された該当する属性情報を変更する属性情報変更手段を更に有することを特徴とする請求項記載のモデル管理装置。
  3. 前記モデルを構成する部品の一覧である部品表を表示する部品表表示手段を更に有し、
    前記属性情報変更手段は、前記部品表に表示された内容が変更された場合には、前記モデルおよび前記図面の該当する属性情報を変更し、前記モデルまたは前記図面の属性情報が変更された場合には、前記部品表の該当する属性情報を変更することを特徴とする請求項記載のモデル管理装置。
  4. 複数の部品から構成されるモデルを管理する処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    コンピュータを、
    前記モデルを格納する格納手段、
    前記格納手段に格納されているモデルの各部品に対して属性情報を付与する属性情報付与手段、
    前記格納手段に格納されているモデルから図面を生成する図面生成手段、
    前記図面生成手段によって生成された図面に関連する部品の属性情報を、前記モデルから抽出する属性情報抽出手段、
    前記属性情報抽出手段によって抽出された属性情報を、前記図面に対して付加する属性情報付加手段、
    として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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