JP2008140240A - 仮想サーバ分散配置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】物理的な計算機に対して仮想的な計算機を適切に配置することにより、ユーザ部門の損失を最小とすることのできる分散配置技術提供する。
【解決手段】
複数の仮想サーバのそれぞれを表す仮想サーバ識別子(vSrv)と該仮想サーバを分散して配置する複数の物理サーバのそれぞれを表す物理サーバ識別子(pSrv)との対応関係を表すサーバ配置データを生成するステップと、前記仮想サーバ識別子と該仮想サーバを利用する利用者のグループを識別するグループ識別子(gr)との対応関係を表す仮想サーバ構成データを生成するステップと、前記サーバ配置データ、仮想サーバ識別子およびグループ識別子をもとに前記サーバ配置データにしたがって配置した仮想サーバ配置の評価値を算出するステップと、算出した評価値に従って仮想サーバ配置の候補を複数表示するステップを備えた。
【選択図】図4

Description

本発明は、仮想サーバ分散配置技術にかかり、特に複数の物理サーバに複数の仮想サーバを割り当てて分散配置する仮想サーバ分散配置技術に関する。
特許文献1には、計算機資源を複数のパーティションに分割し、分割したそれぞれのパーティションを顧客に利用させる仮想独立型アウトソーシングシステムが示されている。このシステムにおいては、性能指標を含む顧客との契約内容を記憶する記憶手段とパーティション毎の性能情報を収集するパーティション監視手段を備え、パーティション監視手段が収集したパーティションの性能情報が、前記性能指標を満たさないと判断した場合に、前記パーティションに計算機資源を追加することが示されている。
特開2003−223335号公報
前記特許文献1記載のシステムでは、物理的な計算機の計算機資源を複数のパーティションに論理的に分割し、分割された各パーティションに対する計算機資源の追加および削除を、パーティション毎の性能要件に応じて調整している。
しかし、この方法では、物理的な計算機が故障などにより停止した場合には、ユーザ部門が使用するパーティションが一斉にダウンし、部門の生産性が大幅に低下することになる。例えば、一つの物理計算機を四つのパーティションに分割し、分割された各パーティションにおいて経理部門が使用するサーバを1台ずつ運用していた場合、前記物理的な計算機の停止に伴って経理部門のサーバは四つとも使用不能となる。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、物理的な計算機に対して仮想的な計算機を適切に配置することにより、ユーザ部門の損失を最小とすることのできる分散配置技術提供するものである。
本発明は上記課題を解決するため、次のような手段を採用した。
複数の仮想サーバのそれぞれを表す仮想サーバ識別子と該仮想サーバを分散して配置する複数の物理サーバのそれぞれを表す物理サーバ識別子との対応関係を表すサーバ配置データを生成するステップと、前記仮想サーバ識別子と該仮想サーバを利用する利用者のグループを識別するグループ識別子との対応関係を表す仮想サーバ構成データを生成するステップと、前記サーバ配置データ、仮想サーバ識別子およびグループ識別子をもとに前記サーバ配置データにしたがって配置した仮想サーバ配置の評価値を算出するステップと、算出した評価値に従って仮想サーバ配置の候補を複数表示するステップを備えた。
本発明は、以上の構成を備えるため、物理的な計算機に対して仮想的な計算機を適切に配置することができ、ユーザ部門の損失を最小とすることができる。
以下、最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる仮想サーバ分散配置システムを説明する図である。図1に示すように、管理サーバ10は、表示装置111、入力装置112、物理プロセッサ113、ディスク装置114、ネットワーク装置115、配置計算部116および配置実行部117を備える物理サーバで構成される。
表示装置111は、管理サーバ10の操作者に画面を表示する装置であり、具体的にはCRTあるいは液晶ディスプレイなどである。入力装置112は、前記操作者からの入力を受付ける装置であり、具体的にはマウスやキーボードなどである。ネットワーク装置115は、管理サーバ10をネットワーク30に接続する装置であり、具体的にはLANカードなどである。配置計算部116および配置実行部117は、管理サーバ10上で実行されるソフトウェアである。これらのソフトウェアの動作は、フローを参照して後述する。
ネットワーク30は、管理サーバ10および物理サーバ40が通信するためのネットワークであり、具体的にはLANあるいはWANなどで構成される。
物理サーバ40は、管理サーバ10の管理対象となる物理サーバであり、プロセッサ143、ディスク装置144、ネットワーク装置145、仮想化機構146および仮想サーバ147を備える。仮想化機構146は、物理サーバ40上で複数の仮想サーバ147を実行可能とするための機構であり、ソフトウェアあるいはハードウェアとして実現される。なお、ネットワーク30には二つ以上の物理サーバ40が接続される。
図2,3は管理サーバ10のディスク装置114に格納される各種テーブルを説明する図である。また、図4は、物理サーバに対する仮想サーバの配置例を説明する図である。
図2(a)は、物理サーバ構成テーブル200であり、物理サーバ識別子201を格納する。物理サーバ識別子201は、ネットワーク30に接続される各物理サーバ40を一意に識別するデータであり、例えばIPアドレスを使用する。
図2(b)は、仮想サーバ構成テーブル210であり、仮想サーバ識別子211とグループ識別子212を対応づけて格納する。仮想サーバ識別子211は、物理サーバ40上の仮想サーバ147を一意に識別するデータである。
本実施形態において、グループ識別子212は、仮想サーバ147を使用するユーザ部門を識別するデータである。例えば、経理部門を示すグループ識別子が「gr1」であり、かつ仮想サーバ識別子「vSrv1」で特定される仮想サーバ147の使用部門が経理部門であった場合は、「vSrv1」と「gr1」を対応づけて本テーブルに記録する。本テーブルは、管理サーバ10の操作者が、表示装置111や入力装置112を用いて生成する。
図2(c)は、サーバ配置テーブル220であり、仮想サーバ識別子211と物理サーバ識別子201を対応づけて格納するテーブルである。このテーブルは物理サーバ40への仮想サーバ147の配置パターンを表す。例えば、物理サーバ構成テーブル200、仮想サーバ構成テーブル210およびサーバ配置テーブル220の内容が、図2に示す通りであるときの配置パターンは図4に示す通りとなる。
サーバ配置テーブル220(図2(c))の2行目および3行目においては、「vSrv2」および「vSrv3」がいずれも「pSrv2」と対応づけられている。これは、「vSrv2」で特定される仮想サーバ412(図4)と、「vSrv3」で特定される仮想サーバ413(図4)とが、「pSrv2」で特定される物理サーバ402(図4)に配置されることを表す。また、仮想サーバ構成テーブル210(図2(b))の2行目および3行目に示す通り、仮想サーバ412のグループ識別子212は「gr1」、仮想サーバ413のグループ識別子212は「gr2」である。
図2(d)は、仮想サーバイメージ格納テーブル230であり、仮想サーバ識別子211と仮想サーバイメージ232を対応づけて格納するテーブルである。仮想サーバイメージ232は仮想サーバ147を定義する論理データである。仮想化機構146は、配信された仮想サーバイメージ232を受信する機能と、受信した仮想サーバイメージ232を仮想サーバ147として物理サーバ40上で実行する機能とを有す。
図2(e)は、配置候補テーブル240であり、順位241、サーバ配置データ242、サーバ配置評価値243を対応づけて格納するテーブルである。サーバ配置評価値243は、サーバ配置テーブル220に格納されるデータに対する評価値であり、配置計算部116において算出される。算出方法は後述する。サーバ配置データ242は、サーバ配置評価値243が算出されたときにサーバ配置テーブル220に格納されていたデータである。順位241は、サーバ配置評価値243の昇順の順位である。
図2(f)は、配置候補最大値データ251であり、配置候補テーブル240における順位241の最大値を規定するデータである。本データは、管理サーバ10の操作者が、表示装置111や入力装置112を用いて入力する。
図3(g)は、人員管理テーブル300であり、グループ識別子212と人数302を対応づけて格納するテーブルである。本実施形態において、人数302は、対応するグループ識別子212で特定されるユーザ部門に属す人数を表すデータである。本テーブルは、管理サーバ10の操作者が、表示装置111や入力装置112を用いて生成する。
図3(h)は、仮想サーバ数テーブル310であり、サーバ配置テーブル220に格納されるデータに基づいて仮想サーバ147を物理サーバ40に配置した場合において、各物理サーバ識別子201および各グループ識別子212に対応する仮想サーバ147の数を格納するテーブルである。例えば、図4に示すように仮想サーバを配置した場合、仮想サーバ数は図3(h)に示す仮想サーバ数テーブル310の通りとなる。本テーブルは、配置計算部116において生成する。
図3(i)は、損失予測値テーブル320であり、仮想サーバ数テーブル310に示す個数の仮想サーバ147がダウンした場合に、ユーザ部門において発生すると予測される損失値を格納するテーブルである。本テーブルは、配置計算部116において生成する。この損失値の算出方法は後に詳述する。
図5は、図1に示す配置計算部116および配置実行部117の処理を説明する図である。なお、ステップS501〜S506が配置計算部116における処理であり、ステップS507が配置実行部117におけるステップである。
まず、管理サーバ10は、ネットワーク30に接続される物理サーバ40の物理サーバ識別子201の一覧を取得する(ステップS501)。次に、取得した物理サーバ識別子201の一覧を、物理サーバ構成テーブル200に記録する(ステップS502)。
次いで、管理サーバ10は、サーバ配置データを新たに生成し、生成したサーバ配置データをサーバ配置テーブル220に記録する(ステップS504)。なお、サーバ配置データは、仮想サーバ識別子211と物理サーバ識別子201の組で構成されるデータであり、物理サーバ40への仮想サーバ147の配置パターン候補を表す。生成されるサーバ配置データの総数(一回のメイン処理あたり)は、物理サーバ40への仮想サーバ147の配置の全ての組合せ数であり、仮想サーバ147の数に物理サーバ40の数を乗じた値となる。例えば、本処理で対象とする物理サーバ40および仮想サーバ147が、図2(a)および(b)の物理サーバ構成テーブル200および仮想サーバ構成テーブル210の通りであった場合、生成されるサーバ配置データの総数は3の4乗(=81)となる。
ここで、生成されるサーバ配置データの内容は、(vSrv1, vSrv2, vSrv3, vSrv4)=(pSrv1,pSrv1,pSrv1,pSrv1),(pSrv1,pSrv1,pSrv1,pSrv2), ... ,(pSrv3,pSrv3,pSrv3,pSrv3)となる。このように、ステップS504においては、サーバ配置データの全て生成するのではなく、まだ生成したことのないサーバ配置データを一つだけ生成し、サーバ配置テーブル220に格納するのである。
次いで、管理サーバ10は、サーバ配置データのすべてを評価済みか否かを判定する(ステップS505)。評価済みの場合はステップS506を実行する。そうでない場合はステップS511を実行する。
ステップS511では、サーバ配置テーブル220に記録されるサーバ配置データに関して、損失予測値テーブル320を生成する。本ステップの内容は後に詳述する。
ステップS512では、サーバ配置テーブル220に記憶されたサーバ配置データの評価値として、損失予測値テーブル320の総計を算出する。以下この値を、カレント評価値と記す。
ステップS513では、配置候補テーブル240に格納されたサーバ配置評価値243の値と、カレント評価値とを比較する。本実施形態の場合、配置候補テーブル240のレコードの先頭から、配置候補最大値データ251で指し示される順位(例えば3番目)までのレコードを比較の対象とする(配置評価値243の昇順)。対象とするレコードの配置評価値243よりもカレント評価値の方が小さい場合、対応する順位の位置にサーバ配置データ242とサーバ配置評価値243を挿入する。ここで挿入するサーバ配置データ242は、サーバ配置テーブル220に記憶されている全てのデータである。また、ここで挿入するサーバ配置評価値243は、カレント評価値である。
ステップS506では、管理サーバ10は配置候補テーブル240の内容を表示装置111に表示(出力)する。
図9は、表示装置111に表示する表示画面の例を示す図である。図9において、901は配置候補テーブル240中の順位241を表す。902は配置候補テーブル240中のサーバ配置データ242を図示するものであり、物理サーバ40に対する仮想サーバ147の配置を表す。903は配置候補テーブル240(図2(e))に対応する表である。904は操作者が選択したレコードを示すボタンである。選択は排他的であり、管理サーバ10は入力装置112を使用して操作者の指示を受け付け、対応する904のボタンを点灯させ、それ以外は消灯させる。
905は、操作者からの表示指示を受け付けるボタンである。管理サーバ10はボタン905の押下を検知したとき、現在選択されているレコードの対応する順位241およびサーバ配置データ242を、それぞれ順位901およびサーバ配置データ902として表示する。906は、操作者からの配置実行指示を受け付けるボタンである。管理サーバ10は、ボタン906の押下を検知した場合、ステップS507(図5)を実行する。
ステップS507では、物理サーバ40に対する仮想サーバ147の配置を、サーバ配置データ242に従って実行する。管理サーバ10は、ボタン904にて選択されたレコードと対応するサーバ配置データ242を参照して、仮想サーバ識別子211と物理サーバ識別子201の組を全て取得する。そして、物理サーバ識別子201で特定される物理サーバ40に対して、対応する仮想サーバ識別子211に対応する仮想サーバイメージ232(仮想サーバイメージ格納テーブル230)を送信する。物理サーバ40における仮想化機構146は、管理サーバ10が送信した仮想サーバイメージ232を受信し、受信した仮想サーバイメージ232を仮想サーバ147として実行する。
図6は、図5に示す損失予測テーブル生成処理(ステップS511)の詳細を説明する図である。
管理サーバ10はステップS601において、物理サーバ構成テーブル200の先頭レコードにおける物理サーバ識別子201を取得する。さらに、取得した物理サーバ識別子201を変数pに代入する。
ステップS602では、物理サーバ構成テーブル200における全ての物理サーバ識別子201について、ステップS611以降を実行したか否かを判定する。実行済みと判定した場合、ステップS512を実行する。実行未済と判定した場合、ステップS611を実行する。
ステップS611では、人員管理テーブル300の先頭レコードにおけるグループ識別子212を取得する。さらに、取得したグループ識別子212を変数gに代入する。
ステップS612では、人員管理テーブル300における全てのグループ識別子212について、ステップS621以降を実行したか否かを判定する。実行済みと判定した場合、物理サーバ構成テーブル200から次のレコードを取得し、そのレコードから物理サーバ識別子201を取得し、変数pに代入する(ステップS613)。その後、ステップS602以降の処理を繰り返す。実行未済と判定した場合、ステップS621を実行する。
ステップS621では、変数pと変数gで特定される仮想サーバ147の集合に関して、ユーザ部門の損失予測値を算出する。本ステップの内容は後に詳述する。
ステップS622では、人員管理テーブル300から次のレコードを取得し、そのレコードからグループ識別子212を取得し、変数gに代入する。その後、ステップS612以降の処理を繰り返す。
図7は、図6に示す損失予測値算出処理(ステップS621)の詳細を説明する図である。図8は、損失処理の算出式を説明する図である。
図8(a)に示すグラフ801は、グループの仮想サーバ数mからグループの人員数hを引いた値が0より大きい場合の式を表し、図8(b)に示すグラフ802は、グループの仮想サーバ数mからグループの人員数hを引いた値が0以下の場合における算出式を表す。
例えば、仮想サーバ構成テーブル210の内容が図2(b)に示す通りであった場合、グループ識別子gr1で特定されるグループの仮想サーバ数mは2である(vSrv1とvSrv2)。グループ識別子gr2で特定されるグループの仮想サーバ数mも2である(vSrv3とvSrv4)。ここで、人員管理テーブル300の内容が図3(a)に示す通りであった場合、グループ識別子gr1で特定されるグループの人員数hは1である。また、グループ識別子gr2で特定されるグループの人員数hは2である。
mとhがこれらの値をとる場合の損失予測値算出式は、図8(c)に示すグラフ811および図8(d)に示すグラフ812で表すことができる。ここで、グラフ811はグループ識別子gr1に関する算出式、グラフ812はグループ識別子gr2に関する算出式を表している。
図8(a)、(b)に示すように本実施形態では、グループの仮想サーバの全てが故障した場合の損失予測値を1としている。また、故障していない仮想サーバの数がグループの人数以上の場合(つまりc≦m−hの場合)、損失予測値を0としている。故障していない仮想サーバの数がグループの人数より少ない場合、仮想サーバの故障数に比例して損失予測値が増加するようにしている。なお、損失予測値の設定に際して、グループの仮想サーバが全て故障した場合の損失予測値は1以外の値とすることができる。また、この値はグループ毎に異なる値としても良い。
図7において、ステップS701では、仮想サーバ構成テーブル210において、変数gと対応するレコード数をカウントし、変数mに代入する。これは、グループgに属する仮想サーバ147の数を取得することを意味する。
ステップS702では、変数gおよび変数pと対応する仮想サーバ147の数をカウントし、変数cに代入する。例えば、図4の例においてg=gr1,p=pSrv2の場合、c=1(仮想サーバ412(vSrv2)の一つだけ)となる。詳細な処理手順は次の通りである。まず、物理サーバ識別子201が変数pと一致するレコードを、サーバ配置テーブル220から全て取得する。これらのレコードにおける仮想サーバ識別子211をキーとして、人員管理テーブル300からグループ識別子212を取得し、このグループ識別子212が変数gと一致するレコードだけを残す。残ったレコードの数を変数cに代入する。
ステップS703では、仮想サーバ数テーブル310(図3(h))中の、gとpで一意に特定される位置に、変数cを記録する。例えばg=gr1,p=pSrv2の場合、仮想サーバ数テーブル310中の315の位置にcを記録する。
ステップS704では、変数gをキーとして人員管理テーブル300から人数302を取得し、変数hに代入する。
ステップS705では、mからhを引いた値が0以下か否かを判定する。0以下の場合、cをmで割った値を変数sに代入し(ステップS706)、その後にステップS707を実行する。0より大きい場合、ステップS711を実行する。
ステップS711では、cがmからhを引いた値以下か否かを判定する。前記値以下の場合、変数sに0を代入し(ステップS712)、その後にステップS707を実行する。前記値より大きい場合、cからmを引きhを足した値をhで割り、その値を変数sに代入する(ステップS721)。その後にステップS707を実行する。
ステップS707では、損失予測値テーブル320中の、gとpで一意に特定される位置に、変数sを記録する。例えばg=gr1,p=pSrv2の場合、損失予測値テーブル320(図3(i))中の325の位置にcを記録する。
なお、図5におけるステップS506(配置候補テーブル240の内容を表示装置111に表示するステップ)に代えて、配置候補テーブル240の内容をファイルとして、ディスク装置114に出力するようにしても良い。また、図5におけるステップS507(配置の実行を指示するステップ)を省略し、他の手段で仮想サーバの配置を実行するようにしても良い。
また、サーバ配置評価値243以外の値をもとに、配置候補テーブル240に記憶するサーバ配置データ242を決定するようにしても良い。例えば、所定の性能指標を満たすサーバ配置データのみを対象としてサーバ配置評価値243を算出し、算出した値をもとに配置候補テーブル240に記憶するサーバ配置データ242を決定するようにしても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、グループ識別子で対応づけられた仮想サーバ間の関係に基づいた評価値に基づいて、物理サーバに対する仮想サーバの配置パターンを算出することができる。これにより、例えば、仮想サーバの故障に伴う損失予測式を、仮想サーバを使用するユーザ部門毎に設定し、ユーザ部門の損失予測値の総計が最小となような仮想サーバの配置パターンを算出することができる。また、この配置パターンに従って、仮想サーバを配置することができる。
仮想サーバ分散配置システムを説明する図である。 管理サーバのディスク装置に格納される各種テーブルを説明する図である。 管理サーバのディスク装置に格納される各種テーブルを説明する図である。 物理サーバに対する仮想サーバの配置例を説明する図である。 配置計算部および配置実行部の処理を説明する図である。 図5に示す損失予測テーブル生成処理(ステップS511)の詳細を説明する図である。 図6に示す損失予測値算出処理(ステップS621)の詳細を説明する図である。 損失処理の算出式を説明する図である。 表示装置に表示する表示画面の例を示す図である。
符号の説明
10 管理サーバ
30 ネットワーク
40 物理サーバ
111 表示装置
112 入力装置
113,143 プロセッサ
114,144 ディスク装置
115,145 ネットワーク装置
116 配置計算部
117 配置実行部
146 仮想化機構
147 仮想サーバ

Claims (10)

  1. 複数の仮想サーバのそれぞれを表す仮想サーバ識別子と該仮想サーバを分散して配置する複数の物理サーバのそれぞれを表す物理サーバ識別子との対応関係を表すサーバ配置データを生成するステップと、
    前記仮想サーバ識別子と該仮想サーバを利用する利用者のグループを識別するグループ識別子との対応関係を表す仮想サーバ構成データを生成するステップと、
    前記サーバ配置データ、仮想サーバ識別子およびグループ識別子をもとに前記サーバ配置データにしたがって配置した仮想サーバ配置の評価値を算出するステップと、
    算出した評価値に従って仮想サーバ配置の候補を複数表示するステップを備えたことを特徴とする仮想サーバ分散配置方法。
  2. 請求項1記載の仮想サーバ分散配置方法において、
    前記仮想サーバ配置の評価値を算出するステップは、仮想サーバ配置データ、仮想サーバ識別子およびグループ識別子をもとに物理サーバに配置されるグループ毎の仮想サーバの数を算出するステップと、算出したグループ毎の仮想サーバ数をもとにサーバ配置評価値を算出するステップを含むことを特徴とする仮想サーバ分散配置方法。
  3. 請求項1記載の仮想サーバ分散配置方法において、
    仮想サーバ配置の候補のうち選択された候補が備える配置データに従って仮想サーバを物理サーバ上に配置することを特徴とする仮想サーバ分散配置方法。
  4. 請求項1記載の仮想サーバ分散配置方法において、
    複数の物理サーバは、ネットワークを介して前記物理サーバを管理する管理サーバに接続したことを特徴とする仮想サーバ分散配置方法。
  5. 請求項1記載の仮想サーバ分散配置方法において、
    仮想サーバ配置の候補は、表示装置に評価値の順に選択可能に表示することを特徴とする仮想サーバ分散配置方法。
  6. 複数の仮想サーバを複数の物理サーバ上に分散配置する仮想サーバの分散配置装置であって、
    前記複数の仮想サーバのそれぞれを表す仮想サーバ識別子と該仮想サーバを分散して配置する複数の物理サーバのそれぞれを表す物理サーバ識別子との対応関係を表すサーバ配置データを生成するサーバ配置データ生成部と、
    前記仮想サーバ識別子と該仮想サーバを利用する利用者のグループを識別するグループ識別子との対応関係を表す仮想サーバ構成データを生成する仮想サーバ構成データ生成部と、
    前記サーバ配置データ、仮想サーバ識別子およびグループ識別子をもとに前記サーバ配置データにしたがって配置した仮想サーバ配置の評価値を算出する評価値算出部と、
    算出した評価値に従って仮想サーバ配置の候補を複数表示する表示部を備えたことを特徴とする仮想サーバ分散配置装置。
  7. 請求項6記載の仮想サーバ分散配置装置において、
    前記仮想サーバ配置の評価値を算出する評価値算出部は、仮想サーバ配置データ、仮想サーバ識別子およびグループ識別子をもとに物理サーバに配置されるグループ毎の仮想サーバの数を算出する処理と、算出したグループ毎の仮想サーバ数をもとにサーバ配置評価値を算出する処理を実施することを特徴とする仮想サーバ分散配置装置。
  8. 請求項6記載の仮想サーバ分散配置装置において、
    仮想サーバ配置の候補のうち選択された候補が備える配置データに従って仮想サーバを物理サーバ上に配置することを特徴とする仮想サーバ分散配置装置。
  9. 請求項6記載の仮想サーバ分散配置装置において、
    複数の物理サーバは、ネットワークを介して前記物理サーバを管理する管理サーバに接続したことを特徴とする仮想サーバ分散配置装置。
  10. 複数の物理サーバと該複数の物理サーバを管理する管理サーバとをネットワークを介して接続し、複数の仮想サーバを複数の物理サーバ上に分散配置する仮想サーバの分散配置システムであって、前記管理サーバは、
    前記複数の仮想サーバのそれぞれを表す仮想サーバ識別子と該仮想サーバを分散して配置する複数の物理サーバのそれぞれを表す物理サーバ識別子との対応関係を表すサーバ配置データを生成するサーバ配置データ生成部と、
    前記仮想サーバ識別子と該仮想サーバを利用する利用者のグループを識別するグループ識別子との対応関係を表す仮想サーバ構成データを生成する仮想サーバ構成データ生成部と、
    前記サーバ配置データ、仮想サーバ識別子およびグループ識別子をもとに前記サーバ配置データにしたがって配置した仮想サーバ配置の評価値を算出する評価値算出部と、
    算出した評価値に従って仮想サーバ配置の候補を複数表示する表示部を備えたことを特徴とする仮想サーバ分散配置システム。
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