JP2008138829A - 流体の循環システム - Google Patents

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    • F16H57/0413Controlled cooling or heating of lubricant; Temperature control therefor

Abstract

【課題】オイルリザーバを別途設けずとも油面が低下しないようにして、機器のレイアウトの制約を軽減する。
【解決手段】オートマチックトランスミッション200に供給されるATFが循環する循環システム1000は、ATFウォーマ1100と、ATFウォーマ1100とオートマチックトランスミッション200とを連結する第1油路1301と、ATFウォーマ1100とオートマチックトランスミッション200とを連結する第2油路1302と、ATFの温度がしきい値THO(0)より高いと、ATFウォーマ1100から流出したATFを第2油路1302に導き、ATFの温度がしきい値THO(0)より低いと、ATF第1油路1301に導く切換弁1400と、第1油路1301を流れるATFにより作動して第2油路1302内に負圧を発生させる負圧発生装置1600とを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体の循環システムに関し、特に、変速機に供給される流体の循環システムに関する。
従来より、自動変速機を搭載した車両が知られている。自動変速機には、作動、潤滑および冷却などのためにATF(Automatic Transmission Fluid)が供給される。このATFの温度上昇を防ぎ、適切な温度を維持するため、一般的に、ATFはラジエータにおいて空気との間で熱交換して冷却される。
一方、ATFの温度が低いと、ATFの粘度が高い。この場合、自動変速機への油圧の供給が遅れたり、自動変速機における潤滑が十分に行なわれなかったりし得る。そこで、ATFを早期に暖めるATFウォーマが設けられた車両がある。
特開2006−207606号公報(特許文献1)は、ウォーマ機能付ATFクーラ(ATFウォーマ)と、ATFを冷却するATFクーラとを備えた車両の油温制御装置を開示する。特許文献1に記載の油温制御装置は、ウォーマ機能付ATFクーラとATFクーラとを結ぶ油路に設けられ、ATFクーラを迂回するバイパス油路と、油路とバイパス油路との分岐部に設けられ、制御部から出力される制御信号に基づいて油路の選択切り換えを行なう切換制御弁とを含む。制御部は、ウォーマ機能付ATFクーラから排出されたATFの油温が予め設定された設定温度に達した場合には、ウォーマ機能付ATFクーラとATFクーラとを連通させる制御信号を出力し、油温が予め設定された設定温度に達していない場合には、ウォーマ機能付ATFクーラとバイパス通路とを連通させる制御信号を出力する。
この公報に記載の油温制御装置によれば、制御部は、ウォーマ機能付ATFクーラから排出されたATFの油温が予め設定された設定温度、すなわち適温に達した場合には冷却が必要と判断して、ウォーマ機能付ATFクーラとATFクーラとが連通するように切換制御弁を作動制御する。また、制御部は、ウォーマ機能付ATFクーラから排出されたATFの油温が適温に達していない場合には冷却は不必要と判断して、ウォーマ機能付ATFクーラとバイパス通路とが連通するように切換制御弁を作動制御する。これにより、ウォーマ機能付ATFクーラにて熱交換がなされたATFは、適温に達するまではATFクーラに流入することはなく、そして適温になるとATFクーラにて冷却されるので、ウォーマ機能付ATFクーラの暖機性を損なうことなくATFを冷却することができる。
ところで、特開2006−207606号公報に記載の油温制御装置において、油温が低下したため、ウォーマ機能付ATFクーラとバイパス通路とが連通されると、ATFクーラにATFが残る。そのため、オイルパンに戻されるATFの量が減り、オイルパン内の油面が低下し得る。このような油面の低下を防止するためには、オイルリザーバを設けることが考えられる。
特開平5−33853号公報(特許文献2)は、オイルパン内の油温によるオイルレベル変化に起因するフリクションの増加、オイルポンプエア吸い等の現象を防止するオイル調整装置を開示する。特許文献2に記載のオイル調整装置は、変速機油を受けるオイルパンと、オイルクーラーを有する循環系において、クーラ回路の一部に設けられて回路から分岐して油を分配するように作動する分配弁と、分配弁と接続して分配弁作動時に油が送られるオイルリザーバと、リザーバ内の油を低温で戻すよう作動する戻し弁と、油温または油面レベルを検出してオイルパン内のオイルレベル制御をするように、分配弁により油温または液面レベル上昇に応じ油をオイルリザーバへ出すように分配弁に対する制御を行なう制御装置とを含む。
この公報に記載のオイル調整装置によれば、オイルパン、オイルクーラーを有する循環系のクーラ回路から分岐して油を分配する分岐弁は、制御装置による制御の下、油温または液面レベル上昇に応じ作動時に油をオイルリザーバへ出し、他方、戻し弁は、低温になるとリザーバ内の油を戻すように作動する。よって、温度変化にかかわらずオイルレベル変動を制御することできる。
特開2006−207606号公報 特開平5−33853号公報(特許第3074819号公報)
しかしながら、特開平5−33853号公報に記載のオイル調整装置のように、オイルリザーバを別途設けるようにしたのでは、それだけ車両に搭載される機器のレイアウトが制約される。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、機器のレイアウトの制約を軽減することができる流体の循環システムを提供することである。
第1の発明に係る流体の循環システムは、変速機に供給される流体の循環システムである。この流体の循環システムは、変速機に供給される流体が流れる第1の油路と、第1の油路に並列に設けられ、変速機に供給される流体が流れる第2の油路と、流体の温度が予め定められた温度より高い場合に、変速機から流出する流体を第2の油路に導き、流体の温度が予め定められた温度より低い場合に、変速機から流出する流体を第1の油路に導くように、流体の流れを切換える切換機構と、第1の油路を流れる流体により作動して、第2の油路内の流体を変速機に供給する供給機構とを含む。
第1の発明によると、変速機に供給される流体が、第1の油路もしくは第1の油路に並列に設けられる第2の油路を流れる。流体の温度が予め定められた温度より高い場合、切換機構により、変速機から流出する流体が第2の油路に導かれる。流体の温度が予め定められた温度より低い場合、切換機構により、変速機から流出する流体が第1の油路に導かれる。供給機構が第1の油路を流れる流体により作動して、第2の油路内の流体を変速機に供給する。これにより、第2の油路に残存する流体の量を低減し、変速機に供給する流体の量を増大することができる。そのため、たとえばオイルリザーバなどを別途設けなくても、オイルパンにおける油面が低下しないようにすることができる。その結果、機器のレイアウトの制約を軽減することができる流体の循環システムを提供することができる。
第2の発明に係る流体の循環システムにおいては、第1の発明の構成に加え、供給機構は、第1の油路を流れる流体により回転するタービンと、タービンに連結され、タービンとともに回転して第2の油路内の流体を変速機に供給するポンプとを含む。循環システムは、第2の油路内への空気の流入を許容し、第2の油路外への流体の流出を防止する逆止弁をさらに含む。
第2の発明によると、第1の油路を流れる流体によりタービンが回転する。このタービンとともに回転して第2の油路内の流体を変速機に供給するように、ポンプがタービンに連結される。これにより、第2の油路内において負圧を発生することができる。逆止弁により、第2の油路内への空気の流入が許容され、第2の油路外への流体の流出が防止される。これにより、第2の油路内に空気を導入して、残存した流体を第2の油路から流出させることができる。そのため、変速機に供給する流体の量を増大することができる。その結果、たとえばオイルリザーバなどを別途設けなくても、オイルパンにおける油面が低下しないようにすることができる。
第3の発明に係る流体の循環システムは、第1または2の発明の構成に加え、第2の油路に設けられ、空気と流体との間で熱交換を行なわせる熱交換器をさらに含む。
第3の発明によると、熱交換器を用いて空気と流体との間で熱交換を行なわせて、流体を冷却することができる。
第4の発明に係る流体の循環システムにおいては、第1〜3のいずれかの発明の構成に加え、切換機構は、流体の温度が予め定められた温度より高い場合に流体を第2の油路に導き、流体の温度が予め定められた温度より低い場合に流体を第1の油路に導くように弁を作動させる形状記憶合金を含む。
第4の発明によると、流体の温度が予め定められた温度より高い場合に流体を第2の油路に導き、流体の温度が予め定められた温度より低い場合に流体を第1の油路に導くように、形状記憶合金が切換機構の弁を作動させる。これにより、電気的な信号を用いた制御を行なわずに、切換機構の弁を作動させることができる。そのため、切換機構の構造を簡素化することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る流体の循環システムを搭載した車両について説明する。この車両は、FF(Front engine Front drive)車両である。なお、FF以外の車両であってもよい。
車両は、エンジン100と、オートマチックトランスミッション200とを含む。エンジン100は、インジェクタ(図示せず)から噴射された燃料と空気との混合気を、シリンダの燃焼室内で燃焼させる内燃機関である。燃焼によりシリンダ内のピストンが押し下げられて、クランクシャフトが回転させられる。
オートマチックトランスミッション200は、トルクコンバータ300を介してエンジン100に連結される。オートマチックトランスミッション200は、所望のギヤ段を形成することにより、クランクシャフトの回転数を所望の回転数に変速する。なお、ギヤ段を形成するオートマチックトランスミッションの代わりに、変速比を無段階に変更するCVT(Continuously Variable Transmission)を搭載するようにしてもよい。さらに、アクチュエータにより変速される常時噛合式歯車からなる変速機もしくは手動変速機を搭載するようにしてもよい。
オートマチックトランスミッション200から出力される駆動力は、ディファレンシャルギヤ400およびドライブシャフト500を介して左右の前輪601,602に伝達される。
オートマチックトランスミッション200は、シフトレバー(図示せず)の位置に対応して、自動でギヤ段を形成する。オートマチックトランスミッション200には、作動、潤滑および冷却のためにATFが供給される。オートマチックトランスミッション200の下面には、オイルパン202が設けられる。オイルパン202に溜まったATFはオイルポンプ(図示せず)により吸い上げられる。
図2を参照して、オートマチックトランスミッション200に供給されるATFが循環する循環システム1000について説明する。
循環システム1000は、ATFウォーマ1100と、ラジエータ1200と、第1油路1301と、第2油路1302と、切換弁1400と、逆止弁1500と、負圧発生装置1600とを含む。
ATFウォーマ1100は、暖められたエンジン100の冷却水とATFとを熱交換させて、ATFを早期に暖める。ATFウォーマ1100は、エンジン100の暖機後に、暖められたエンジン100の冷却水を蓄え、冷却水の温度がATFの温度よりも高いとき、ATFを暖める。一方、冷却水の温度がATFの温度よりも低いとき、ATFが冷却される。なお、ヒータによりATFを暖めるようにしてもよい。
ラジエータ1200は、空気とATFとの間で熱交換を行なわせてATFを冷却する熱交換器である。
第1油路1301は、ATFウォーマ1100とオートマチックトランスミッション200とを連結する。ATFの温度がしきい値THO(0)より低いと、第1油路1301と通って、オートマチックトランスミッション200に供給されるATFが循環する。
第2油路1302は、ATFウォーマ1100とオートマチックトランスミッション200とを連結するように、第1油路1301と並列に設けられる。第2油路1302にラジエータ1200が設けられる。ATFの温度がしきい値THO(0)より高いと、第1油路1302と通って、オートマチックトランスミッション200に供給されるATFが循環する。
切換弁1400は、図3に示すように、スプール弁1402と、第1スプリング1411と、第2スプリング1412とを含む。
スプール弁1402は、図3において左右に摺動するように設けられる。第1スプリング1411は、スプール弁1402を図3において右方向に付勢する。第1スプリング1411には、形状記憶合金が用いられる。したがって、第1スプリング1411の付勢力(弾性力)は、ATFの温度に応じて変化する。
第2スプリング1412は、スプール弁1402を図3において左方向に、すなわち第1スプリング1411と対抗する方向に付勢する。第2スプリング1412には、形状記憶合金が用いられていない。したがって、第2スプリング1412の付勢力は、ATFの温度に依存しない。
スプール弁1402は、第1スプリング1411の付勢力および第2スプリング1412の付勢力がつり合うように作動される。スプール弁1402の位置により、ATFウォーマ1100から流出したATFを第1油路1301に導く状態と、第2油路1302に導く状態とが切換えられる。
ATFの温度がしきい値THO(0)より低いと、ATFウォーマ1100から流出したATFを第1油路1301に導き、第2油路1302への流入を防止するようにスプール弁1402が作動される。
ATFの温度がしきい値THO(0)より高いと、ATFウォーマ1100から流出したATFを第2油路1302に導き、第1油路1301への流入を防止するようにスプール弁1402が作動される。
逆止弁1500は、図4に示すように、第2油路1302に設けられる。逆止弁1500は、第2油路1302に設けられた空気孔1310から第2油路1302への空気の流入を許容し、第2油路1302から空気孔1310へのATFの流出を防止するように設けられる。
負圧発生装置1600は、図5に示すように、タービン1602と、ポンプ1604とを含む。タービン1602は、第1油路1301を流れるATFにより回転される。ポンプ1604は、タービン1602とともに回転するようにタービン1602に連結される。ポンプ1604が回転することにより、第2油路1302内に負圧が発生する。
図5に示すように、第1油路1301には、タービン1602に向けてATFの流れを導くガイド板1320が設けられる。
以上のような構造に基づく、本実施の形態に係る循環システムの動作について説明する。
ATFの温度がしきい値THO(0)より低いと、ATFウォーマ1100から流出したATFを第1油路1301に導き、第2油路1302への流入を防止するように、切換弁1400のスプール弁1402が作動される。
そのため、図6に示すように、オートマチックトランスミッション200から流出したATFは、ATFウォーマ1100、第1油路1301を通って、オートマチックトランスミッション200に戻る。すなわち、ラジエータ1200を通らずに、ATFが循環する。そのため、ATFの温度を早期に上昇させることができる。
ところで、ATFの温度が低い状態においては、ATFの体積が収縮し得る。そのため、オイルパン202における油面(オイルレベル)が低下し得る。この場合、オイルパン202内のATFとともに空気が吸い込まれ得る。
しかしながら、本実施の形態においては、第1油路1301を流れるATFにより、負圧発生装置1600におけるタービン1602が回転せしめられる。そのため、ポンプ1604が回転されて、第2油路1302内に負圧が発生する。
第2油路1302内に負圧が発生すると、空気孔1310から第2油路1302内に空気が流入するともに、第2油路1302内のATFがオートマチックトランスミッション200の方向へ流出する。これにより、第2油路1302内に残存するATFをオートマチックトランスミッション200に供給することができる。そのため、オートマチックトランスミッション200、すなわちオイルパン202に戻されるATFの量を十分に確保して、オイルパン202における油面が低下しないようにすることができる。
一方、ATFの温度がしきい値THO(0)より高いと、ATFウォーマ1100から流出したATFを第2油路1302に導き、第1油路1301への流入を防止するように、切換弁1400のスプール弁1402が作動される。
そのため、図7に示すように、オートマチックトランスミッション200から流出したATFは、ATFウォーマ1100、第2油路1302、ラジエータ1200を通って、オートマチックトランスミッション200に戻る。
ATFの温度が高いと、ATFが膨張してオートマチックトランスミッション200のケースの下部に溜まるATFの油面が上昇し得る。この場合、ATFを攪拌することによるエネルギ損失が大きくなり得る。
しかしながら、本実施の形態においては、第2油路1302の容積分だけ、オートマチックトランスミッション200に戻されるATFの量を低減することができる。そのため、オートマチックトランスミッション200の下部に溜まるATFの油面が過剰に上昇しないようにすることができる。
以上のように、本実施の形態に係る循環システムによれば、第1油路もしくは第1油路に並列に設けられる第2の油路を通って、オートマチックトランスミッションに供給されるATFが循環する。ATFの温度がしきい値THO(0)より高い場合、切換弁により、オートマチックトランスミッションから流出するATFが第2油路に導かれる。ATFの温度が予め定められた温度より低い場合、切換弁により、オートマチックトランスミッションから流出するATFが第1油路に導かれる。負圧発生装置が第1油路を流れるATFにより作動することにより、第2油路内に残存するATFがオートマチックトランスミッションに供給される。これにより、オイルリザーバなどを別途設けなくても、オイルパンに戻されるATFの量を十分に確保して、オイルパンにおける油面が低下しないようにすることができる。そのため、車両に搭載すべき機器の部品点数を削減して、機器のレイアウトの制約を軽減することができる。
なお、本実施の形態においては、形状記憶合金を用いた第1スプリング1411により切換弁1400のスプール弁1402を作動させていたが、電磁ソレノイドなどを用いて切換弁1400のスプール弁1402を作動させるようにしてもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態に係る循環システムを搭載した車両の概略構成図である。 潤滑システムを示す図である。 切換弁を示す図である。 逆止弁を示す図である。 負圧発生装置を示す図である。 ATFの温度がしきい値THO(0)より低い場合のATFの流れを示す図である。 ATFの温度がしきい値THO(0)より高い場合のATFの流れを示す図である。
符号の説明
100 エンジン、200 オートマチックトランスミッション、202 オイルパン、300 トルクコンバータ、400 ディファレンシャルギヤ、500 ドライブシャフト、601,602 前輪、1000 循環システム、1100 ATFウォーマ、1200 ラジエータ、1301 第1油路、1302 第2油路、1310 空気孔、1320 ガイド板、1400 切換弁、1402 スプール弁、1411 第1スプリング、1412 第2スプリング、1500 逆止弁、1600 負圧発生装置、1602 タービン、1604 ポンプ。

Claims (4)

  1. 変速機に供給される流体の循環システムであって、
    前記変速機に供給される流体が流れる第1の油路と、
    前記第1の油路に並列に設けられ、前記変速機に供給される流体が流れる第2の油路と、
    流体の温度が予め定められた温度より高い場合に、前記変速機から流出する流体を前記第2の油路に導き、流体の温度が前記予め定められた温度より低い場合に、前記変速機から流出する流体を前記第1の油路に導くように、流体の流れを切換える切換機構と、
    前記第1の油路を流れる流体により作動して、前記第2の油路内の流体を変速機に供給する供給機構とを含む、流体の循環システム。
  2. 前記供給機構は、
    前記第1の油路を流れる流体により回転するタービンと、
    前記タービンに連結され、前記タービンとともに回転して前記第2の油路内の流体を変速機に供給するポンプとを含み、
    前記循環システムは、前記第2の油路内への空気の流入を許容し、前記第2の油路外への流体の流出を防止する逆止弁をさらに含む、請求項1に記載の流体の循環システム。
  3. 前記循環システムは、前記第2の油路に設けられ、空気と流体との間で熱交換を行なわせる熱交換器をさらに含む、請求項1または2に記載の流体の循環システム。
  4. 前記切換機構は、流体の温度が予め定められた温度より高い場合に流体を前記第2の油路に導き、流体の温度が前記予め定められた温度より低い場合に流体を前記第1の油路に導くように弁を作動させる形状記憶合金を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の流体の循環システム。
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