JP2008138787A - 分岐部材用の管継手 - Google Patents
分岐部材用の管継手 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】流体管から分岐して接続された分岐部材を構成する受口12を備えた受口管15と、受口12の内方に所定長さ嵌挿される嵌挿部5を有する挿口2を備えた挿口管1と、挿口2の嵌挿部5の外面と受口12の内面との間隙8を周方向に沿って水密的に密封するリング状のシール部材9と、を備えた分岐部材用の管継手であって、受口12の端部の外周面に、径方向に膨出する受口膨出部13が周方向に沿って形成されているとともに、挿口2の嵌挿部5を除いた外周面に、径方向に膨出する挿口膨出部3が周方向に沿って形成されており、受口膨出部13及び挿口膨出部3を収容する環状のカバーリング40が、受口12と挿口2の軸方向への相対移動を拘束するようにして、両膨出部13、3の外周に取付けられている。
【選択図】図4
Description
流体管から分岐して接続された分岐部材を構成する受口を備えた受口管と、該受口の内方に所定長さ嵌挿される嵌挿部を有する挿口を備えた挿口管と、該挿口の嵌挿部の外面と前記受口の内面との間隙を周方向に沿って水密的に密封するリング状のシール部材と、を備えた分岐部材用の管継手であって、
前記受口の端部の外周面に、径方向に膨出する受口膨出部が周方向に沿って形成されているとともに、前記挿口の嵌挿部を除いた外周面に、径方向に膨出する挿口膨出部が周方向に沿って形成されており、
前記受口膨出部及び前記挿口膨出部を収容する環状のカバーリングが、前記受口と前記挿口の軸方向への相対移動を拘束するようにして、前記両膨出部の外周に取付けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、管継手を構成する受口と挿口とが、受口膨出部と挿口膨出部と当接させることで過挿入を止める。また、カバーリングが受口と挿口の軸方向への相対移動を拘束するようにして取付けられているため、流体管と分岐部材とにかけて流動する流体により発生する分岐部材における水圧の変動の影響を受けることなく、受口と挿口が離脱防止できる。
前記受口における開口端近傍の外周面に、前記カバーリングよりも径方向に膨出するとともに管軸方向に開口するボルト孔を有する受口フランジが、周方向に沿って形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、カバーリングよりも径方向に膨出する受口フランジを利用して、カバーリングの外面と当接可能にボルトをボルト孔に挿通することで、カバーリングの位置決めができるばかりか、このボルトにより、例えば地震等の不測の外力が生じても、カバーリングの外方側で動きを規制できる。
前記カバーリングの一部は、前記受口膨出部と前記受口フランジとの間に嵌合されていることを特徴としている。
この特徴によれば、カバーリングの一部が、受口膨出部と受口フランジとの間に嵌合されていることにより、例えば地震等の不測の外力が生じても、カバーリングの内方側で動きを規制できる。
前記受口膨出部及び前記挿口膨出部は略同じ外周面を有し、該外周面に前記カバーリングの内周面が当接していることを特徴としている。
この特徴によれば、受口膨出部及び挿口膨出部の外周面とカバーリングの内周面とが、当接しているため、カバーリングの径方向の位置決めを容易にでき、取付けやすいばかりか、受口管と挿口管の径方向の移動を規制できる。
前記カバーリングの内周面に前記挿口膨出部と前記受口膨出部の各々を挟持する二つの挟持部が形成されており、前記挿口膨出部側の挟持部の方が前記受口膨出部側の挟持部より大きい面積を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、挿口膨出部側の挟持部の方が受口膨出部側の挟持部より大きい面積を有していることで、挿口膨出部側の挟持部が、受口管の管厚分多く挿口膨出部を挟持し得るため、例えば地震等の不測の大きな外力が生じても、挿口膨出部側の挟持部を利用して耐圧でき、受口管と挿口管の軸方向の移動を規制できる。
前記挿口膨出部に、前記シール部材に向けて開口した開口部が開設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、挿口の嵌挿部を受口の内面に嵌挿することで、嵌挿部の外面と受口の内面との間隙を密封するシール部材が、挿口膨出部により外方から隠れている状況下でも、挿口膨出部に形成された開口部を利用し、例えば、開口部に挿通可能な薄板状体をシール部材に向けて挿通し当接するなどして、シール部材が間隙を所定位置において密封しているか否か確認できる。
前記カバーリングは、互いの周方向の対向端部同士を接続して環状に形成される複数のカバー片から成り、該複数のカバー片は、夫々のカバー片が一方の対向端部に嵌合凸部と他方の対向端部に嵌合凹部とを有する略同一の形状に形成されており、周方向に隣り合ったカバー片の嵌合凸部と嵌合凹部とを嵌合して接続していることを特徴としている。
この特徴によれば、カバーリングを構成する夫々のカバー片が、周方向に隣り合ったカバー片と、嵌合凸部と嵌合凹部とにより凹凸嵌合しているため、カバー片同士の接続前の位置決めを容易にできる。
2 挿口
3 挿口膨出部
5 嵌挿部
6 開口部
9 シール部材
10 間隙
12 受口
13 受口膨出部
15 受口管
17 受口フランジ
18 ボルト孔
30 本管(流体管)
40 カバーリング
41 カバー片
42 カバー片
45 半円部(挟持部)
46 鉤部(挟持部)
47 収容凹部
50 分岐部材
61 嵌合凸部
62 嵌合凸部
63 嵌合凹部
64 嵌合凹部
Claims (7)
- 流体管から分岐して接続された分岐部材を構成する受口を備えた受口管と、該受口の内方に所定長さ嵌挿される嵌挿部を有する挿口を備えた挿口管と、該挿口の嵌挿部の外面と前記受口の内面との間隙を周方向に沿って水密的に密封するリング状のシール部材と、を備えた分岐部材用の管継手であって、
前記受口の端部の外周面に、径方向に膨出する受口膨出部が周方向に沿って形成されているとともに、前記挿口の嵌挿部を除いた外周面に、径方向に膨出する挿口膨出部が周方向に沿って形成されており、
前記受口膨出部及び前記挿口膨出部を収容する環状のカバーリングが、前記受口と前記挿口の軸方向への相対移動を拘束するようにして、前記両膨出部の外周に取付けられていることを特徴とする分岐部材用の管継手。 - 前記受口における開口端近傍の外周面に、前記カバーリングよりも径方向に膨出するとともに管軸方向に開口するボルト孔を有する受口フランジが、周方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の分岐部材用の管継手。
- 前記カバーリングの一部は、前記受口膨出部と前記受口フランジとの間に嵌合されていることを特徴とする請求項2に記載の分岐部材用の管継手。
- 前記受口膨出部及び前記挿口膨出部は略同じ外周面を有し、該外周面に前記カバーリングの内周面が当接していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の分岐部材用の管継手。
- 前記カバーリングの内周面に前記挿口膨出部と前記受口膨出部の各々を挟持する二つの挟持部が形成されており、前記挿口膨出部側の挟持部の方が前記受口膨出部側の挟持部より大きい面積を有していることを特徴とする請求項4に記載の分岐部材用の管継手。
- 前記挿口膨出部に、前記シール部材に向けて開口した開口部が開設されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の分岐部材用の管継手。
- 前記カバーリングは、互いの周方向の対向端部同士を接続して環状に形成される複数のカバー片から成り、該複数のカバー片は、夫々のカバー片が一方の対向端部に嵌合凸部と他方の対向端部に嵌合凹部とを有する略同一の形状に形成されており、周方向に隣り合ったカバー片の嵌合凸部と嵌合凹部とを嵌合して接続していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の分岐部材用の管継手。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016017608A (ja) * | 2014-07-10 | 2016-02-01 | コスモ工機株式会社 | 管ユニット |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5849082A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-23 | Hitachi Ltd | 高圧電源装置 |
JPS63182391A (ja) * | 1987-01-23 | 1988-07-27 | Daiichi Kasei Kogyo Kk | 多孔性剛性物体用含浸剤 |
JPH11141779A (ja) * | 1997-11-12 | 1999-05-28 | Cosmo Koki Co Ltd | 管接続装置 |
-
2006
- 2006-12-01 JP JP2006326149A patent/JP4889458B2/ja not_active Expired - Fee Related
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