JP2008137922A - 皮膚外用剤及び飲食品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サチャマンゴの抽出物を有効成分とする抗老化剤、抗酸化剤、抗炎症剤及び脂肪蓄積抑制剤。
【選択図】なし
Description
サチャマンゴの葉を乾燥させて粉砕し、かかる粉砕物の質量の40倍量の50質量%エタノール水溶液を加え、室温にて攪拌しながら2時間抽出した後、吸引ろ過を行った。ろ過の残物に再度初回と同じ質量の50質量%エタノールを加え、抽出した。2回分のろ液を合わせ、エバポレーターにて減圧濃縮したものを製造例1のサチャマンゴ抽出物として使用した。
サチャマンゴの葉を乾燥させて粉砕し、かかる粉砕物の質量の9倍量の1,3-ブチレングリコール(BG)を加えて2週間浸漬後、吸引ろ過して得たろ液を製造例2のサチャマンゴ抽出物として使用した。
1.真皮線維芽細胞賦活作用の評価
真皮線維芽細胞賦活作用の評価は、以下の手順で行った。試料として、製造例2により製造したサチャマンゴ抽出物を用いた。
サチャマンゴ抽出物のヒト真皮繊維芽細胞ATP産生促進作用の評価を以下に示す方法により行った。試料として、製造例1により製造したサチャマンゴ抽出物を用いた。
サチャマンゴ抽出物のコラーゲン産生促進作用の評価を以下に示す方法にて行った。試料として、製造例2により製造したサチャマンゴ抽出物を用いた。
サチャマンゴ抽出物のスーパーオキサイドアニオン消去能の評価を以下に示す方法にて行った。試料として、製造例2により製造したサチャマンゴ抽出物を用いた。
上式によって求めたスーパーオキサイドアニオン消去率を表4に示す。また、かかる消去率についてt検定を行った結果を表4に示す。
サチャマンゴ抽出物のヒアルロニダーゼ活性阻害作用の評価を以下に示す方法にて行った。試料として、製造例1により製造したサチャマンゴ抽出物を用いた。
上式によって求めたヒアルロニダーゼ活性阻害率を表5に示す。また、かかる阻害率についてt検定を行った結果を表5に示す。
サチャマンゴ抽出物のホスホリパーゼA2活性阻害作用の評価を以下に示す方法にて行った。試料として、製造例1により製造したサチャマンゴ抽出物を用いた。
上式によって求めたPLA2酵素阻害率を表6に示す。また、かかる阻害率についてt検定を行った結果を表6に示す。
サチャマンゴ抽出物の中性脂肪蓄積抑制作用の評価を以下に示す方法にて行った。試料として、製造例1により製造したサチャマンゴ抽出物を用いた。
(1)グリセリン10.0、(2)乳酸ナトリウム0.5、(3)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.)0.2、(4)サチャマンゴ抽出物(製造例1による抽出物)0.2、(5)精製水 残余
(製法)(1)〜(4)の成分を混合し、均一化した後、(5)を加え均一に撹拌し、皮膚用ローションを得た。
(1)エタノール10.0、(2)1質量%ヒドロキシエチルセルロース水溶液20.0、(3)サチャマンゴ抽出物(製造例1による抽出物)0.1、(4)グリセリン7.0、(5)グアイアズレンスルホン酸ナトリウム0.5、(6)精製水 残余
(製法)(1)〜(6)を混合した後、均一とし皮膚用ローションを得た。
油相成分:(1)スクワラン5.0、(2)白色ワセリン2.0、(3)ミツロウ0.5、(4)ソルビタンセスキオレート0.8、(5)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.O.)1.2、
水相成分:(6)プロピレングリコール5.0、(7)精製水 全体を100とした残余、(8)1質量%カルボキシビニルポリマー水溶液20.0、(9)サチャマンゴ抽出物(製造例1による抽出物)0.5、(10)10質量%水酸化カリウム水溶液1.0、(11)エタノール5.0、(12)香料0.2
(製法)(1)〜(5)の油相成分を混合し、75℃に加熱して溶解、均一化した。一方、(6)〜(8)の水相成分を混合、溶解して75℃に加熱し、前記油相成分を添加して予備乳化し、(10)を加えてpHを調整した後、ホモミキサーにて乳化した。冷却後40℃にて(11)、(9)及び(12)を添加、混合して美容液を得た。
油相成分:(1)ステアリン酸0.2、(2)セタノール1.5、(3)ワセリン3.0、(4)流動パラフィン7.0、(5)ポリオキシエチレン(10E.O.)モノオレイン酸エステル1.5、(6)乳酸菌抽出物0.5
水相成分:(7)グリセリン5.0、(8)トリエタノールアミン0.1、(9)サチャマンゴ抽出物(製造例1による抽出物)0.3、(10)精製水 残余
(製法)(1)〜(6)の油相成分を混合、加熱して均一に溶解し、70℃に保った。一方、(7)〜(8)、(10)の水相成分を混合、加熱して均一とし、70℃とした。この水相成分に前記油相成分を撹拌しながら徐々に添加して乳化し、冷却後45℃で(9)を加え皮膚用乳液を得た。
(1)1質量%カルボキシビニルポリマー水溶液50.0、(2)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50E.O.)0.5、(3)サチャマンゴ抽出物(製造例2による抽出物)0.5、(4)ジプロピレングリコール8.0、(5)10質量%水酸化カリウム水溶液1.0、(6)精製水 残余
(製法)(1)に(2)〜(4)を均一に溶解したものを加え均一に撹拌した。これに(5)を(6)に溶解した水溶液を添加し、増粘させて皮膚用ゲル剤を得た。
油相成分:(1)ミツロウ6.0、(2)セタノール1.5、(3)還元ラノリン8.0、(4)スクワラン29.5、(5)親油型モノステアリン酸グリセリド4.0、(6)モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)5.0
水相成分:(7)プロピレングリコール5.0、(8)サチャマンゴ抽出物(製造例2による抽出物)0.5、(9)精製水 残余
(製法)(1)〜(6)の油相成分を混合、溶解して75℃に加熱した。一方、(7)、(9)の水相成分を混合、溶解して75℃に加熱した。次いで、上記水相成分に油相成分を添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化し冷却後45℃にして(8)を添加し、皮膚用クリームを得た。
油相成分:(1)白色ワセリン25.0、(2)ステアリルアルコール25.0、(3)グリセリン10.0、(4)ラウリル硫酸ナトリウム1.0
水相成分:(5)サチャマンゴ抽出物(製造例2による抽出物)0.5、(6)精製水 残余
(製法)(1)〜(4)の油相成分を混合、溶解して均一とし、75℃に加熱する。そして、75℃に加熱した(6)に前記油相成分を添加して乳化し、冷却後45℃にして(5)を添加して、水中油型乳剤性軟膏を得た。
(1)エタノール10.0、(2)1,3−ブチレングリコール5.0、(3)サチャマンゴ抽出物(製造例2による抽出物)10.0、(4)グリチルリチン酸ジカリウム0.5、(5)香料0.1、(6)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.)0.2、(7)精製水 残余
(製法)(1)、(2)、(6)、(5)を均一に溶解し、その後(4)を溶解した(7)を加え、(3)を添加して均一に混合、溶解し化粧水を得た。
油相成分:(1)ステアリン酸1.2、(2)セタノール2.0、(3)トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル2.5、(4)自己乳化型モノステアリン酸グリセリド2.0
水相成分:(5)プロピレングリコール10.0、(6)10質量%水酸化カリウム水溶液1.5、(7)サチャマンゴ抽出物(製造例2による抽出物)0.3、(8)精製水 全体を100とした残余
顔料成分等:(9)酸化チタン1.0、(10)ベンガラ0.1、(11)黄酸化鉄0.4、(12)香料0.1
(製法)(1)〜(4)の油相成分を混合し、75℃に加熱して均一とした。一方、(5)、(6)、(8)の成分を混合し、75℃に加熱、溶解して均一とし、これに(9)〜(11)の顔料を添加し、ホモミキサーにて均一に分散させて水相成分とした。この水相成分に前記油相成分を添加し、ホモミキサーにて乳化した後冷却し、40℃にて(12)、(7)の成分を添加、混合しメイクアップベースクリームを得た。
油相成分:(1)ステアリン酸2.0、(2)スクワラン5.0、(3)ミリスチン酸オクチルドデシル5.0、(4)セタノール1.0、(5)モノステアリン酸グリセリド1.0
水相成分:(6)1,3−ブチレングリコール8.0、(7)10質量%水酸化カリウム水溶液1.0、(8)サチャマンゴ抽出物(製造例1による抽出物)0.3、(9)精製水 全体を100とした残余
顔料成分等:(10)酸化チタン9.0、(11)タルク7.4、(12)ベンガラ0.5、(13)黄酸化鉄1.1、(14)黒酸化鉄0.1、(15)香料0.1
(製法)(1)〜(5)の油相成分を混合し、75℃に加熱して均一とした。一方、(6)、(7)、(9)の水相成分を混合し、75℃に加熱、溶解して均一とし、これに(10)〜(14)の顔料を添加し、ホモミキサーにて均一に分散させた後冷却し、40℃にて(15)及び(8)を加え乳液状ファンデーションを得た。
油相成分:セタノール1.5、(2)ワセリン2.0、(3)流動パラフィン10.0、(4)モノステアリン酸グリセリド1.5、(5)イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(60E.O.)2.5、(6)酢酸トコフェロール0.5
水相成分:(7)グリセリン20.0、(8)パラオキシ安息香酸メチル0.1、(9)サチャマンゴ抽出物(製造例2による抽出物)0.5、(10)精製水 残余
(製法)(1)〜(6)の油相成分を混合、溶解して75℃に加熱した。一方、(7)、(8)、(10)の水相成分を混合、溶解して75℃に加熱した。ついで、水相成分に油相成分を添加して予備乳化した後、ホモミキサーにて均一に乳化し、その後40℃まで冷却し、(9)を加え、ハンドクリームを得た。
(1)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50E.O.)0.2、(2)サチャマンゴ抽出物(製造例2による抽出物)5.0、(3)香料0.1、(4)エタノール50.0、(5)パンテノール0.5、(6)1,3−ブチレングリコール5.0、(7)精製水 残余
(製法)(1)に(2)、(3)を溶解した後、(4)を加え均一に溶解する。これに、(5)〜(7)の成分を均一にしたものを加え、均一になるまで撹拌し、ヘアローションを得た。
(1)ジプロピレングリコール7.0、(2)グリセリン8.0、(3)ポリオキシエチレン(15E.O.)オレイルエーテル0.5、(4)1質量%カルボキシビニルポリマー水溶液40.0、(5)1質量%メチルセルロース水溶液20.0、(6)サチャマンゴ抽出物(製造例1による抽出物)0.3、(7)10質量%水酸化カリウム水溶液1.0、(8)精製水 残余
(製法)(1)、(2)、(3)、(6)を均一に溶解後、(4)、(5)を加え均一にする。その後、(8)を加え均一化後、(7)を加えて増粘させてマッサージゲルを得た。
Claims (6)
- サチャマンゴの抽出物を有効成分とする抗老化剤。
- サチャマンゴの抽出物を有効成分とする抗酸化剤。
- サチャマンゴの抽出物を有効成分とする抗炎症剤。
- サチャマンゴの抽出物を有効成分とする脂肪蓄積抑制剤。
- サチャマンゴの抽出物を含有する皮膚外用剤。
- サチャマンゴの抽出物を含有する飲食品。
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