JP2008136635A - 温風機能付き寝具 - Google Patents
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Abstract
【課題】
騒音を増大させることなく温風と冷風を供給して、寝心地の良い温風機能付き寝具を供給する。
【解決手段】
布団本体と、この布団本体内に収納され、一端に挿入口6を有し通気性を有する収納袋と、この収納袋内に収納される通気性を有する立体格子空間材と、前記挿入口6に連結管21を介して前記収納袋5内に送風する温風ユニット8とを有し、前記温風ユニット8は、外気を吸気して送風する送風ファン12と、この送風ファン12の第一風路14に設けたヒータ13と、このヒータ13を設けた第一風路14を迂回するように設けた第二風路16と、この第二風路16の空気の流れを制御するダンパ17を備えた。
【選択図】図3
騒音を増大させることなく温風と冷風を供給して、寝心地の良い温風機能付き寝具を供給する。
【解決手段】
布団本体と、この布団本体内に収納され、一端に挿入口6を有し通気性を有する収納袋と、この収納袋内に収納される通気性を有する立体格子空間材と、前記挿入口6に連結管21を介して前記収納袋5内に送風する温風ユニット8とを有し、前記温風ユニット8は、外気を吸気して送風する送風ファン12と、この送風ファン12の第一風路14に設けたヒータ13と、このヒータ13を設けた第一風路14を迂回するように設けた第二風路16と、この第二風路16の空気の流れを制御するダンパ17を備えた。
【選択図】図3
Description
本発明は、温風を供給することにより寝具の暖めができ、かつ、冷風を供給することにより寝具の除湿ができる温風機能付き寝具に関するものである。
従来の温風機能付き寝具は、人が仰臥しても潰れて空気層がなくなることが無い程度の強度を有する立体格子空間材を収納し、上面側に開口部を有する収納袋とで構成された空間材ユニットと、この空間材ユニット上にマットレスが載せられ、空間材ユニットとマットレスとを袋状のカバーで覆った布団本体と、前記収納袋内に外部より空気を送風するために設けられた挿入口と、送風流路にヒータを設け送風機により温風や冷風を送風する温風ユニットと、この温風ユニットと前記挿入口を接続する連結管とを備えている。
温風ユニットから連結管を介して収納袋内に送風された温風又は冷風は、立体格子空間材の連通している空気層により収納袋内に行き渡らされ、収納袋上面の開口部を通ってマットレスと収納袋上面の隙間を通してカバー内に放出され、カバーの生地を通して布団本体の上に掛けられた掛け布団等に熱を伝達させたり、熱を放熱させたりすることができる。
したがって、冬場の寒い時期に、寝具を温めることができ、就寝時に暖かく就寝することができる。また、夏場など、寝汗をかく時期には冷風を送風することにより、寝具内の湿気や熱を寝具外に放出してさわやかに就寝することができる(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記の従来技術において、布団を暖めるのに最適な温度と送風量を設定すると、夏場などで布団を除湿したり冷却する場合には、送風機の送風流路に設けたヒータの空気抵抗により送風される風量が低下してしまうため、除湿効果が低下するという問題点があった。
また、除湿効果を低下させないため送風機の回転数を上げて風量を多くしようとすると、騒音が増大してしまい、就寝時に使用するには難があるものとなっていた。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、布団本体と、この布団本体内に収納され、一端に挿入口を有し通気性を有する収納袋と、この収納袋内に収納される通気性を有する立体格子空間材と、前記挿入口に連結管を介して前記収納袋内に送風する温風ユニットとを有し、前記温風ユニットは、外気を吸気して送風する送風ファンと、この送風ファンの第一風路に設けたヒータと、このヒータを設けた第一風路を迂回するように設けた第二風路と、この第二風路の空気の流れを制御するダンパを備えたものである。
本発明の温風機能付き寝具は、上記のように構成したことにより、夏場など寝汗をかく時期には、寝具内の湿気や熱を寝具外に放出するために風量増加させても騒音の増大を招くことがなく、さわやかに就寝することができる。
また、冬場など寒い時期には、適度な温風を寝具内に送風して就寝中も寝具を暖め、騒音に邪魔されること無く暖かく就寝することができる。
以下、本発明の実施例を図1〜図5を参照して説明する。図1は本発明の温風機能付き寝具の外観斜視図、図2は寝具本体を説明する縦断面図、図3は温風ユニットの冷風を送風する動作を説明する縦断面図、図4は温風ユニットの温風を送風する動作を説明する縦断面図、図5は制御基板を説明する図である。
布団本体1は、袋状に構成されたカバー2と、このカバー2の内部に収納されたマットレス3と、このマットレス3の上に載せられた空間材ユニット7から構成されている。カバー2は、通気性の有る生地で構成されており、側面にファスナー(図示せず)が設けられ、このファスナーを開いてカバー2内にマットレス3と空間材ユニット7を入れた後、閉じて収納する。
マットレス3は、ウレタン等の材料を用い適度な堅さを持ち、この上に人が仰臥したとき寝心地が良いものである。
空間材ユニット7は、一端に挿入口6を有した収納袋5と、この収納袋5に収納された立体格子空間材4とで構成されている。
立体格子空間材4は、プラスチック製の糸を多数編み込んで構成してあり、これにより連通した空気層が形成され空気が流通することができる通気性を有し、この上に人が仰臥してもつぶれて空気層が無くなることがない程度の強度を有している。
収納袋5は、非通気または通気しにくい生地等で作られており、上面側の収納袋上面
5aの一部には、通気し易い開口部(図示せず)が設けられている。そして、この開口部は全く生地が無い開口部でも良いし、通気性のある別の生地が縫われている構成でも良い。
5aの一部には、通気し易い開口部(図示せず)が設けられている。そして、この開口部は全く生地が無い開口部でも良いし、通気性のある別の生地が縫われている構成でも良い。
挿入口6は、外部より収納袋5内に送風するために収納袋5に設けられていて、カバー2に開けられた開口2aを通して外部に臨ませている。
温風ユニット8は、空気の吸い込み口9及びフイルター10を介して室内の空気を吸気する。吸気した空気11は、送風ファン12により第一風路14に設けたヒータ13を通過するものと、第一風路14を迂回するように設けられたヒータ13の上下に設けられた開口部15による第二風路16を通過する空気とに分かれ、その後これらが合流して連結管21に供給される。
開口部15を通る第二風路16にはダンパ17が設けられており、支点17aを中心に回転自在に構成されている。支点17aにはステッピングモータ19が接続されていて、このステッピングモータ19を後記する制御基板20で制御することにより回転位置が決定され、第二風路16を流れる空気の量が制御される。
第一風路14のヒータ13の風下側には温度センサであるサーミスタ18が設けられている。このサーミスタ18によりヒータ13で暖められた温風の温度を検出している。
制御基板20は、温風ユニット8内部に備えられ、送風ファン12やステッピングモータ19,ヒータ13を制御出力としている、入力信号は温風ユニット8の表面に設けられた操作部(図示せず)からの操作入力と、サーミスタ18からの検知温度を入力している。制御基板20は、これらの入力信号により、送風ファン12のオン/オフや、ステッピングモータ19の動作を制御してダンパ17の回転位置を制御する。また、サーミスタ
18からの検知温度を入力して第一風路14の温風温度が所定温度となるようにヒータ
13の通電を制御する。
18からの検知温度を入力して第一風路14の温風温度が所定温度となるようにヒータ
13の通電を制御する。
次に、以上の構成による作用を説明する。
冬場の寒い時期に寝具を温めようとする場合は、操作入力から制御基板20によりステッピングモータ19を動作させてダンパ17を回転させ、図4に示すようにヒータ13の上下の第二風路16を閉鎖する。
次に、送風ファン12とヒータ13が通電され、送風ファン12により吸い込まれた空気11は、第一風路14のヒータ13を通し、ヒータ13により暖められ温風は、サーミスタ18により温風温度が検知され、制御基板20により所定温度となるようにヒータ
13の通電を制御して、所定温度となった温風を連結管21を介し挿入口6を通して空間材ユニット7内に送風する。
13の通電を制御して、所定温度となった温風を連結管21を介し挿入口6を通して空間材ユニット7内に送風する。
空間材ユニット7に送風された温風は、立体格子空間材4の連通している空気層を介し収納袋5内に行き渡らされ、収納袋上面5aの開口部と、マットレス3と収納袋上面5aの隙間を通してカバー2内に放出され、カバー2の生地を通して布団本体1及び布団本体1の上に掛けられた掛け布団等に熱を伝達させて、寝具を温めて、就寝時に暖かく就寝することができる。
なお、布団本体1に送風する温風の温度を可変する場合、ヒータ13の通電率を制御すれば良いが、そうではなく、ヒータ13の通電は一定とし、第一風路14を通過する空気をダンパ17を回転させて調節し、ヒータ13を通過して暖められた温風に混ぜ込むことにより連結管21に供給する温風の温度を可変するようにしても良い。そうすれば、制御基板20の制御が簡単になり、低コスト化が計れる。
夏場の暑い時期に寝具の熱気や湿気を取る場合は、操作入力から制御基板20によりステッピングモータ19を動作させてダンパ17を回転させ、図3に示すようにヒータ13の上下の第二風路16を開放する。
次に、送風ファン12が通電され、送風ファン12により吸い込まれた空気11は、第一風路14のヒータ13を通る空気と、開口部15の第二風路16を通る空気が合わさって連結管21に供給され、連結管21を介し挿入口6を通して空間材ユニット7内に冷風を送風する。
空間材ユニット7に送風された冷風は、立体格子空間材4の連通している空気層を介し収納袋5内に行き渡らされ、収納袋上面5aの開口部と、マットレス3と収納袋上面5aの隙間を通してカバー2内に放出され、カバー2の生地を通して布団本体1内の湿気や熱を寝具本体1外に放出されるのでさわやかに就寝することができる。この時ヒータ13の上下の第一風路は開放されているので、連結管21に供給される風量を多く流せるため布団本体1を効果的に冷やすことができるとともに、布団本体1内の湿気を短時間に除湿することができる。
また、風量を多く流すために送風ファン12の回転数を上げなくても済むので騒音の発生を低く抑えることができ、就寝時に騒音に悩まされることがない。
なお、寝具本体1を過度に冷却しないようにするためには、第一風路14を通過する空気をダンパ17を回転させて調節し、連結管21に供給する冷風の送風量を調節すれば良い。そうすれば、制御基板20の制御が簡単になり、低コスト化が計れる。
1 布団本体
4 立体格子空間材
5 収納袋
6 挿入口
8 温風ユニット
12 送風ファン
13 ヒータ
14 第一風路
16 第二風路
17 ダンパ
21 連結管
4 立体格子空間材
5 収納袋
6 挿入口
8 温風ユニット
12 送風ファン
13 ヒータ
14 第一風路
16 第二風路
17 ダンパ
21 連結管
Claims (1)
- 布団本体と、この布団本体内に収納され、一端に挿入口を有し通気性を有する収納袋と、この収納袋内に収納される通気性を有する立体格子空間材と、前記挿入口に連結管を介して前記収納袋内に送風する温風ユニットとを有し、前記温風ユニットは、外気を吸気して送風する送風ファンと、この送風ファンの第一風路に設けたヒータと、このヒータを設けた第一風路を迂回するように設けた第二風路と、この第二風路の空気の流れを制御するダンパを備えたことを特徴とする温風機能付き寝具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006325101A JP2008136635A (ja) | 2006-12-01 | 2006-12-01 | 温風機能付き寝具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006325101A JP2008136635A (ja) | 2006-12-01 | 2006-12-01 | 温風機能付き寝具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008136635A true JP2008136635A (ja) | 2008-06-19 |
Family
ID=39598715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006325101A Withdrawn JP2008136635A (ja) | 2006-12-01 | 2006-12-01 | 温風機能付き寝具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008136635A (ja) |
-
2006
- 2006-12-01 JP JP2006325101A patent/JP2008136635A/ja not_active Withdrawn
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