JP2008136489A - 食品冷凍装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 冷凍液の流動力を利用することにより、揚げ物や野菜等の冷凍困難な食品であっても、多数量の食品を移送しながら連続的かつ迅速に冷凍処理することができ、冷凍液内に攪拌羽根のような機械的稼働部を備えていないため故障し難く、製造コストも抑えることの可能な食品冷凍装置を提供する。
【解決手段】 食品Fを搬入する搬入口21および搬出する搬出口22を備えているとともに、冷凍液Lを流入させる流入口23および流出させる流出口24を備えた冷凍用水路2A,2Bと、前記流出口24から冷凍処理後の冷凍液Lを回収して再冷却する冷凍液冷却手段3と、再冷却された冷凍液Lを汲み上げて前記冷凍用水路2A,2Bの流入口23から連続的に供給するとともに、前記食品Fを前記冷凍液Lに浮遊させ、かつ、所定の流速をもって流動させながら急速冷凍しうる冷凍液Lの供給量を制御する流動制御手段4とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、食品の液体冷凍技術に関し、特に、冷却した不凍液等の冷凍液を循環させることにより、常に凍結処理槽内で冷凍液を流動し、その流動力によって食品の急速冷凍と搬送とを同時に行う食品冷凍装置に関するものである。
従来、冷凍保存された食品の解凍時に発生するドリップといわれる食品のうまみ成分がにじみ出てしまう問題に対して、液体凍結法を使用し、氷結温度帯を急速に通過させることにより細胞組織の破壊を抑制する技術が提案されている。
例えば、特開平08−298973号公報には、食品冷凍用の不凍液を収容した冷凍槽を備え、この冷凍槽内に前記不凍液を冷却する冷媒管と、その不凍液を撹拌し冷凍槽内での温度ムラをなくすための撹拌羽根とを設けた食品冷凍装置が提案されている(特許文献1)。そして、食品を鉄製篭に入れて冷凍槽内に浸漬して凍結するようになっている。
また、特開平08−168340号公報には、不凍液を収容した冷凍槽を内部に配置した密閉構造の冷凍室を備えており、入口と出口にそれぞれ食品を搬入する搬入室と食品を搬出する搬出室とを設け、前記冷凍槽内には不凍液を冷却する冷媒パイプと不凍液の攪拌手段とを設けた食品冷凍装置が提案されている(特許文献2)。そして、この食品冷凍装置には、搬入室、冷凍室、搬出室を循環走行するようにレールに吊設されたゴンドラが備えられており、このゴンドラ内に食品を載置して当該ゴンドラを不凍液に液没して所定の速度で不凍液中を移動させることにより、液体凍結を進行させるようになっている。
特開平08−298973号公報 特開平08−168340号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された発明においては、食品を冷凍槽内に液没させて冷却し、攪拌羽根によって不凍液を混ぜることで冷凍効果を高めるようにしているが、食品自体はその場に静止させているので冷凍が完了するまで次の食品を待機させなければならない。このため、冷凍処理効率が悪く、冷凍食品のように多数の食品を迅速に処理することはできない。仮に大きな冷凍槽を用意して多量の食品を一度に冷凍処理しようとすれば、作業面積の問題だけでなく、不凍液がすぐに温まってしまうため却って処理時間がかかるという新たな問題が生じる。
また、特許文献1の冷凍処理装置では、冷凍槽内に撹拌羽根からなる駆動部が配置されているため、過酷な条件下での駆動は稼働部に大きな負担となり、故障の原因になり易い。また、食品投入による温度上昇と冷媒管による温度低下の繰り返しによって疲労破壊しやすいという問題もある。
一方、上記特許文献2に記載された発明においては、食品を載置するゴンドラをレールに複数吊り下げて循環走行することにより、食品を連続的に冷凍することができるため、特許文献1に比べれば冷凍処理量が増える。しかし、各ゴンドラを搬送時には高い位置に保持し、冷凍処理時には降下させて不凍液内に浸漬し水平移動させ、再び搬出室に入る際には吊り上げて移送するという制御をしなければならず、装置の構造が複雑になって製造コストが高くなる。しかも不凍液の量が減った場合等には十分に液没されるように不凍液の水面高さに応じてゴンドラの下降量を調整しなおさなければならない。
また、吊り下げられて移動するゴンドラは揺れやすく食品が搬送途中で転げ落ちたり、不凍液中を移動する際の抵抗によって食品が落下するおそれもある。これでは却って慎重に移動することで処理速度が遅くなってしまう。
さらに、引用文献2では、ゴンドラ等の食品運搬手段は冷凍槽内と冷凍槽外との温度差のみならず、搬入室、冷凍室および搬出室とそれぞれ温度差の大きい室内を通過するため、駆動部が過酷な条件下にさらされており、故障し易いという問題がある。
一方、近年、冷凍食品のニーズが益々高まっており、従来、冷凍するのが極めて困難であった豚カツ等の揚げ物類やキムチ等の野菜類についても、迅速で、安く、しかも効率的に冷凍処理したいという現実的な要求がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、冷凍液の流動力を利用することにより、揚げ物や野菜等の冷凍困難な食品であっても、多数量の食品を移送しながら連続的かつ迅速に冷凍処理することができ、冷凍液内に攪拌羽根のような機械的稼働部を備えていないため故障し難く、製造コストも抑えることの可能な食品冷凍装置を提供することを目的としている。
本発明に係る食品冷凍装置の特徴は、食品を搬入する搬入口および搬出する搬出口を備えているとともに、冷凍液を流入させる流入口および流出させる流出口を備えた冷凍用水路と、前記流出口から冷凍処理後の冷凍液を回収して再冷却する冷凍液冷却手段と、再冷却された冷凍液を汲み上げて前記冷凍用水路の流入口から連続的に供給するとともに、前記食品を前記冷凍液に浮遊させ、かつ、所定の流速をもって流動させながら急速冷凍しうる冷凍液の供給量を制御する流動制御手段とを有する点にある。
また、本発明において、前記流動制御手段による冷凍液の供給量は、食品を搬入してから冷凍液の流動力によって搬出口まで移送した時点で冷凍処理が完了する流速を生じさせる量に制御されていることが好ましい。
さらに、本発明において、食品を冷凍液の流動力によって搬出口まで移送し、搬出口近傍で冷凍液の流動を確保しつつ当該食品のみを滞留させて冷凍処理を完了させることが好ましい。
また、本発明において、前記冷凍用水路は下流に向けて下降傾斜された螺旋状に形成されていることが好ましい。
さらに、本発明において、螺旋状に形成された冷凍用水路は、その流入口から流出口にかけて内巻き方向に形成された内巻き水路と、その流入口から流出口にかけて外巻き方向に形成された外巻き水路とを交互に多段状に連結して構成されていることが好ましい。
また、本発明において、前記冷凍用水路の側壁には所定の高さを超える量の冷凍液を流出させる溢水口が形成されており、この溢水口には前記冷凍液冷却手段と連通する溢水導水管が取り付けられていることが好ましい。
さらに、本発明において、前記内巻き水路と前記外巻き水路との連結には、前記内巻き水路および前記外巻き水路よりも急な傾斜角を有する連結水路が用いられており、この連結水路内の底面には、流速緩和用の抵抗堰板が流れに対して交差する水路幅方向に配置されていることが好ましい。
また、本発明において、前記連結水路内に配置した抵抗堰板の表面および前記連結水路内の壁面は、低摩擦性樹脂で形成されていることが好ましい。
さらに、本発明において、前記冷凍用水路の途中に設けられて温度上昇した冷凍液の一部を流出させる中間流出口と、この中間流出口近傍に前記冷凍液冷却手段で冷却済みの冷凍液を補給するポンプとを有する冷凍液交換手段を備えていることが好ましい。
本発明によれば、冷凍液の流動力を利用することにより、揚げ物や野菜等の冷凍困難な食品であっても、多数量の食品を移送しながら連続的かつ迅速に冷凍処理することができ、冷凍液内に攪拌羽根のような機械的稼働部を備えていないため故障し難く、製造コストも抑えることの可能な食品冷凍装置を提供することができる。
以下、本発明に係る食品冷凍装置の第1実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本第1実施形態の概略構成図である。
本第1実施形態の食品冷凍装置1Aは、主として、冷凍液Lを流してその流動力によって食品Fを移送しつつ冷凍処理する冷凍用水路2Aと、冷凍処理後の冷凍液Lを回収して再冷却する冷凍液冷却手段3と、冷却された冷凍液Lを前記冷凍用水路2Aに連続的に供給して所定の流速をもって流動させる流動制御手段4とを有しており、断熱性を有する冷凍室6内に設置されている。
以下、本第1実施形態の各構成についてより詳細に説明する。
本第1実施形態における冷凍用水路2Aは、冷凍液Lおよび冷凍する食品F流通させるためのものであり、食品Fが収容可能な十分な幅と深さ、さらには食品Fを冷凍するのに十分な移送距離を備えている。なお、短時間で冷凍可能な食品Fを対象とする場合には直線状の冷凍用水路2Aで構成されてよいが、揚げ物のように冷凍に長時間を要する食品Fを対象とする場合には、図2に示すような、螺旋状などの曲線状に冷凍用水路2Bを構成すると効率的に処理できる。本第1実施形態では、まず直線状の冷凍用水路2Aを例示して説明する。なお、冷凍用水路2Aは水平に設けられてもよいが、下り傾斜をつけることにより流動制御手段4の負荷を抑制することができる。
冷凍用水路2Aの両端には、それぞれ食品Fを搬入する搬入口21および搬出する搬出口22と、冷凍液Lを流入させる流入口23および流出させる流出口24とが設けられており、側壁面には冷凍液Lの水位を維持するための溢水口26が備えられている。
図8に示すように、搬入口21には、冷凍用水路2A内に通じる縦スリット状の傾斜板25が配置されており、その弾性力によって食品Fが冷凍液L内に投入される際の衝撃を緩和できるように構成されている。なお、本第1実施形態における傾斜板25はスリットを有する板によって形成されているがこれに限られるものではなく、金属棒などを間隔をあけて平行に並べることで傾斜面を形成してもよい。縦スリットのように隙間を空けることによって流入口23から供給された冷凍液Lはスリットを通り抜け、食品は前記傾斜板25を滑り降りることができ、流動している冷凍液Lの中へ静かに投入される作用を備える。
一方、図9で示すように、搬出口22には、冷凍液L内から食品を掬い上げることが可能なベルト81と、そのベルト81を回転させる回転軸82からなるベルトコンベア8が配置されている。ベルト81は、冷凍液Lの流動を妨げないように横スリット状の隙間を設けて構成されている。回転軸82には、回転力を与えるための動力源(図示しない)が連結されており、この動力源は液没しないように冷凍用水路2Aの外側に設けられている。当該動力源の回転数を制御することで食品Fの掬い上げる数や量を任意に制御するようになっている。また、冷凍液Lを通過可能なスリットによって冷凍液Lを下流側の流出口24へ通過させながら、浮遊している食品のみを搬出口22へ移送するようになっている。なお、前記ベルトコンベア8は、適宜、停止することによって食品のみを搬出口22で滞留させる堰としての機能も有する。すなわち、ベルコトンベア8を停止することにより搬出口22に移送されるまでに凍結が完了しなかった食品Fを搬出口22に滞留させて冷凍を完了させることができる。
溢水口26は、冷凍用水路2Aの側壁の所定高さに形成されており、前述したように食品Fを搬出口22で滞留させる場合など水位が必要以上に上昇した場合に冷凍液Lを溢水口26から流出させて水位を調整するものである。そして、溢水口26と貯留槽31とは溢水導水管27によって連通されており、溢水口26から溢れた冷凍液Lが貯留槽31へ回収されて冷却循環されるように構成されている。
つぎに、冷凍液冷却手段3は、冷凍用水路2A内で冷凍処理を終えた冷凍液Lを回収し、貯留する貯留槽31と、この貯留槽31内に設置されて冷媒が流通される冷凍液冷却管32と、この冷凍液冷却管32に連結されて空気や二酸化炭素などの冷媒を圧縮冷却して供給する冷媒圧縮機33とから構成されている。前記冷凍液冷却管32は冷凍液Lとの熱交換を促進させるため、熱伝導の良い銅管などで形成され、かつ、貯留槽31内に張り巡らされている。なお、前記冷媒圧縮機33は圧縮率を変えることにより、冷凍液Lを所望する温度まで適宜冷却することができる。
流動制御手段4は、冷凍液Lを汲み上げる電動軸流式ポンプ41と、前記貯留槽31と冷凍用水路2Aとを連通するパイプ42等から構成されている。前記電動軸流式ポンプ41は電源に可変式の抵抗を有しており、冷凍液Lの汲み上げ量、換言すれば冷凍用水路2Aに供給する冷凍液Lの供給量を所望の流量に制御するようになっている。なお、冷凍液Lは前記貯留槽31から汲み上げられて流入口23へ連続的に供給される際の流動エネルギーと、流入口23と流出口24との高低差による位置エネルギーとを動力源として、冷凍用水路2A内を所定の流速で流動する。
なお、冷凍用水路2Aの流出口24の近傍には、冷凍液Lの温度を測定する温度センサ(図示しない)が設けられており、冷凍液冷却手段3にフィードバックされることにより冷凍液Lの温度を制御している。また、冷凍用水路2Aや貯留槽31、冷凍液冷却管32等は、発泡ウレタンなどで作られた断熱壁によって外気温と遮断された冷凍室6内に設置されることが好ましい。
つぎに本第1実施形態の作用について説明する。
本第1実施形態の食品冷凍装置1Aは、まず、電動軸流式ポンプ41が食品Fの冷凍および移送に必要な冷凍液Lを貯留槽31から吸い上げ、流入口23から冷凍用水路2A内に供給する。冷凍液Lは冷凍用水路2A内を流れた後、流出口24から貯留槽31に戻り、再冷却されて電動軸流式ポンプ41によって再び冷凍用水路2Aへと供給される。なお、流出口24に設けられた温度センサの測定値に応じて、冷凍液冷却手段3は貯留槽31内の冷凍液Lの温度を所定の温度以下になるように制御している。
食品Fは搬入口21の傾斜板25を介して冷凍用水路2A内の冷凍液Lに滑り落ちるように投入される。この際、縦スリット状の傾斜板25によって冷凍液Lの流れが抑えられることから、食品Fは静かに投入されるため、破損したり、図10に示すようなトレー7から落ちないなっている。投入された食品Fは浮力によって冷凍液Lのに浮遊し、冷凍液Lの有する流動力によって移送されると同時に冷凍液Lとの熱交換により冷凍処理される。
原則的には食品Fが搬出口22に移送されるまでに冷凍処理が完了するように冷凍用水路2Aの長さや冷凍液Lの流速が調整されている。ただし、食品Fの性状や周辺環境の条件によって搬送口22へ移送されるまでに冷凍が完了されない場合には、ベルトコンベア8による食品Fの搬出を停止させ、搬出口22近傍で冷凍液Lを流動させつつ食品Fのみを滞留させて冷凍処理を補完すればよい。
なお、食品Fの搬出の停止により冷凍用水路2A内の食品数が増加すると、冷凍液Lの水位が上昇して冷凍液Lや食品Fが冷凍用水路2Aから溢れ出てしまうことがあるが、冷凍用水路2Aの側壁の所定の高さに設けられた溢水口26から冷凍液Lが自動的に溢れるため、食品Fが冷凍用水路2A外に溢れ出ることはない。また、溢水口26から溢れた冷凍液Lは溢水導水管27を通り貯留槽31に返され再利用されるため無駄がない。
冷凍処理が完了した食品Fは、ベルトコンベア8によって搬出口22から搬出され、次の処理工程が迅速に進められる。
以上のように本第1実施形態によれば、冷凍液Lを冷凍用水路2A内に所定の流速で流動させることにより、その流動力によって食品Fを冷凍しながら同時に移送も実行することができる。このように食品Fを移送する動力源が冷凍液Lの流動力であるから、機械的駆動部が不要になり、冷凍液L内や冷凍室6内で機械的駆動部を動作させることがなくなり、装置の故障が減少する。しかも構成がシンプルであるから製造コストも低減できる。また、食品Fが搬出口22に到達してもなお冷凍が完了していない場合でも、その食品Fを搬出口22近傍で滞留させることによって、確実な冷凍処理を行うことができる。さらに、冷凍用水路2A内の水位が自動的に調節されるため、食品Fや冷凍液Lが冷凍用水路2Aから溢れることを防止して、安定した冷凍処理を行うことができる。
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態の構成のうち前述した第1実施形態の構成と同一若しくは同等の構成については同一の符号を付し、再度の説明を省略する。
本第2実施形態の特徴は、図2および図3に示すように、螺旋状に形成した冷凍用水路2Bを複数の多段状に構成した点にある。当該食品冷凍装置1Bは、特に豚カツ等のような調理後の状態が高温であり、しかも肉類という細胞壁のある冷凍し難い食品Fであっても急速かつ効率的に冷凍処理できる特徴がある。図2は、本第2実施形態の食品冷凍装置1Bの斜視図であり、図3は図2の矢印A方向からから見た正面図である。また、図4は冷凍用水路2Bの段を構成する内巻き方向に形成された内巻き水路2Baの平面図、図5も冷凍用水路2Bの段を構成する外巻き方向に形成された外巻き水路2Bbの平面図である。
本第2実施形態において、図2から図5にかけて示すように、複数段からなる螺旋状の冷凍用水路2Bは、外側から内側に流れるように内巻き方向に構成された内巻き水路2Baと、内側から外側に流れるように外巻き方向に構成された外巻き水路2Bbとが上下に交互に構成され、内巻き水路2Baの終端部22Baと外巻き水路の始端部21Bbとは、略曲線状の第1連結水路2Bcによって連結されており、外巻き水路2Bbの終端部22Bbと内巻き水路の始端部21Baとは、略曲線状の第2連結水路2Bdによって連結されている。
内巻き水路2Baおよび外巻き水路2Bbは冷凍液Lの流れと食品Fの流れを円滑にするために水平に対して1度未満に傾斜されており、側面には溢水口26が設けられている。
一方、各連結水路2Bc,2Bdは内巻き水路2Baと外巻き水路2Bbを効率的に連結する関係上、内巻き水路2Baおよび外巻き水路2Bbの傾斜度よりも急傾斜に形成されている。このため、各連結水路2Bc,2Bdを通過する際に冷凍液Lの流速、ひいては食品Fの移送速度が必要以上に加速してしまう。これでは食品Fがトレーから落ちるおそれもあるし、十分な冷凍時間を確保できないおそれもある。そこで、図6に示すように、流速が極端に加速するのを防止するために、各連結水路2Bc,2Bdの底面に冷凍液Lの流れに対して主流方向および交差方向に抵抗堰板28が設けられている。交差方向に配置された抵抗堰板28は下流側に傾斜されており、流速の加速を抑えつつ食品Fの移送を妨げない工夫が施されている。流れに沿った方向に配置された抵抗堰板28は、冷凍液Lがカーブを曲がる際に生じる遠心力によって内側の水位が低下するのを防止する作用を生じる。なお、抵抗堰板28は、食品Fが引っ掛かるなどして移送を妨げないように低摩擦性樹脂によって構成され、あるいは表面を低摩擦性樹脂によってコーティングされている。
また、各連結水路2Bc,2Bdの内壁面にも低摩擦性樹脂で形成された低摩擦ガイド29が設けられており、食品Fの移送をスムーズにしている。
なお、冷凍液Lの温度上昇を防止するため、螺旋状の冷凍用水路2Bの途中に冷凍液Lの一部と、貯留槽31の冷却済みの冷凍液Lとを交換するための冷凍液交換手段5が設けられている。この冷凍液交換手段5は、図7に示すように、冷凍用水路2Bの全長の略中間位置に交換用流出口51を開口し、パイプ55を介して貯留槽31に連通されている。なお、パイプ55には流出量を調節するバルブ56および温度センサ(図示しない)が設けられており、冷凍液Lの温度によるフィードバック制御ができるようになっている。つまり、温度上昇が小さい場合には交換流量を少なくし、あるいは交換を停止、逆に温度上昇が大きい場合には交換流量を多くする制御が可能である。また、この交換用流出口51の近傍、好ましくは下流側近傍には補給口52が開口されており、貯留槽31から冷凍液Lを補給する補給ポンプ53が連結されている。
交換用流出口51には、細かい網目状板54が載置されており、冷凍液Lの流れを妨げず、かつ、食品Fがパイプ55等に取り込まれないようにしている。また、交換する冷凍液Lは一部にとどめることで、冷凍液Lの水量が急激に減少するのを防止している。
つぎに、本第2実施形態の作用について説明する。
本第2実施形態において、冷凍液Lは最上段に設置された内巻き水路2Baの流入口23から流入し、順次、下段の外巻き水路2Bb、内巻き水路2Baへと流動して、最下段の外巻き水路2Bbの流出口24から貯留槽31へと戻される。貯留槽31では冷凍液冷却手段3が冷凍液Lを所定温度以下に冷却し、再び流動手段4によって最上段にある流入口23に流入する。一方、食品Fは保護フィルムで包まれたり、トレー7などに載置されて搬入口21から投入される。当該食品Fは冷凍液Lの流れに乗ってゆるやかに螺旋状に沿って移送されながら冷凍処理される。すなわち、内巻き水路2Ba、外巻き水路2Bbならびに各連結水路2Bc,2Bdによって螺旋状の冷凍用水路2Bを多段状に構成することにより、冷凍処理工程と移送工程の時間を十分に確保することができる。
そして、急傾斜の第1連結水路2Bcを通過する際には抵抗堰板28が冷凍液Lの流れの速度を緩めるため、食品Fが破損したり、トレーが転覆することはない。さらに、抵抗堰板28および第1連結水路2Bcの内壁面の低摩擦ガイド29により、食品Fが抵抗堰板8や第1連結水路2Bcの内壁面に接触したとしても摩擦が抑えられているためスムーズに流れ落ちることができる。さらに、抵抗堰板28が、流れ方向に傾斜しているため、食品Fが引っ掛かることもない。
外巻き水路2Bbでは、上記の内巻き水路2Baと同様、緩やかな傾斜と流動力により冷凍処理されながら緩やかに移送される。そして、急傾斜の第2連結水路2Bdに進入すると、第1連結水路2Bcの場合と同様に、冷凍液Lおよび食品Fは抵抗堰板28によって適度な加速度で次の内巻き水路2Baに進入する。
一方、冷凍液交換手段5では、流出口24およびパイプ55に設けられる温度センサが冷凍液Lの温度が所定温度以上を感知したとき、交換用流出口51のパイプ55に設けられたバルブ56を開口して温度の上昇した冷凍液Lの一部を貯留槽31に排出するとともに、補給ポンプ53により新たな冷凍液Lをが補給口52へと補給する。このように、冷凍用水路2B内の冷凍液Lの温度が上昇しても新鮮な冷凍液Lと交換することによって、冷凍液Lの温度を一定以下に保つことができる。なお、前記バルブ56は手動開閉および自動開閉のいずれを採用してもよい。
以上のような本第2実施形態によれば、第1実施形態の効果に加えて、長い冷凍用水路2Bを小スペース内に収めることができ、しかも充分な冷凍処理時間を保持しつつ次々に食品Fを冷凍処理することができる。さらに、冷凍液Lの温度が上昇しても、新鮮な冷凍液Lと交換することにより、冷凍液Lの温度を一定以下に保つことができ、格段に効果的である。さらにまた、水路2B内の冷凍液Lの速度を一定にすることにより、食品Fの流れを安定させ、所望の冷凍処理時間を確保することができる。
したがって、豚カツ等の揚げ物のように、通常の食品Fよりも急速冷凍が極めて難しい食品Fであっても、連続的かつ効率的な急速冷凍が可能となり、極めて実用性の高い食品冷凍装置1Bを実現することができる。
なお、本第2実施形態では、複数の螺旋状の冷凍用水路2Bを多段状に連結する構成としているが、これに限られるものではなく、1つの螺旋状の冷凍用水路2Bであっても螺旋周回数を多くして長い冷凍用水路2Bを確保すれば、冷凍処理時間を十分に確保することが可能である。
つぎに、前述した第2実施形態について、具体的な実施例を示す。
本実施例の食品冷凍装置1Bでは、内巻き水路2Baおよび外巻き水路2Bbがそれぞれ交互に6段で構成されている。冷凍液Lとしては、万が一食品Fに接しても安全なアルコール(エタノール)を使用した。なお、冷凍液Lにはアルコールの他にプロピレングリコール(水+塩化カルシウム溶液+アルコール)などの不凍液を使用してもよい。冷媒圧縮機33は55キロワットの軸流式コンプレッサー3基から構成され、冷凍液Lを最大で−50℃〜−70℃まで冷却することができる。また、流動制御手段4に用いられる電動軸流式ポンプ41は毎時1〜1.5トンの搬出量を有する。
螺旋状の冷凍用水路2Bは、2周分巻かれた内巻き水路2Baおよび外巻き水路2Bbのペアを3組、段数にすると6段備えており、冷凍用水路2Bの全長は約240mである。また、内巻き水路2Baおよび外巻き水路2Bbは1:1000のこう配を有しており、流入口23と流出口24との高低差は約2mである。
上述した条件により、冷凍用水路2Bに冷凍液Lを流したところ冷凍液Lの平均流速は毎秒0.25〜0.33mであり、流入口23と流出口24との間を約12〜16分間を要した。
第1連結水路2Bcは、内巻き水路2Baの終端部22Baと外巻き水路Bbの始端部21Bbとの間を約0.3mの高低差をもって連結されている。また、第1連結水路2Bcの底面に設置した抵抗堰板28により、食品Fが引っ掛かるなどして流動を妨げないようにしてある。
さらに、第2連結水路2Bdは、第1連結水路2Bcと同様に、外巻き水路2Bbの終端部22Bbと内巻き水路2Baの始端部21Baとの間を約0.3mの高低差をもって連結され、底面に抵抗堰板28を設けた。
冷凍用水路2Bの上から4段目、外巻き水路2Bbの始端部21Bbから略1/4周の位置に交換用流出口51とこの交換用流出口51の下流近傍に補給口52とを設けた。そして、交換用流出口51に設けられたパイプ55のバルブ56を調整して、流出量が冷凍液Lの水位の低下によって食品Fの流動が停滞しない程度にした。また、補給口52に備えられた53補給ポンプによって、前記交換用流出口51から流出された量と同量の冷凍液Lを貯留槽31から供給した。
冷凍処理をおこなう食品Fは、図10に示すように、断面凹状に形成されたトレー7に乗せられ、搬入口21の傾斜板25から滑らせて冷凍液L内に搬入した。搬入された食品は冷凍液Lに浮遊しながら、冷凍液Lの流動力によって搬出口22に向かって流動していく。なお、食品Fを冷凍液Lと接触しないようにフィルムなどで包み、それを冷凍液L内に搬入し、浸すように浮遊させて冷凍処理を行ってもよい。投入された食品Fは、冷凍液Lの流動力により流れ、搬入口21から搬出口22まで約20分間で移動した。搬出口22では冷凍処理が完了した食品を随時ベルトコンベア8により冷凍用水路2Bから掬い上げた。
上述したように、冷凍液Lのみを流す場合、流入口23から流出口24までの所要時間は約12〜16分間であった。それに対して、食品Fは約20分を要しており、冷凍用水路2B内の冷凍液Lと食品Fとの間に速度差があることを意味している。つまり、食品Fに対してその周囲の冷凍液Lが早く流れており、食品Fの周囲に冷凍液Lの淀みがないことを示している。したがって、冷凍液Lに単に漬け込まれた食品Fに比べ、冷凍液Lと食品Fとの間の熱交換効率が高く、より効果的に急速冷凍できることになる。
このように本実施例によれば、食品Fを一定の時間間隔をもって連続的に搬入する場合、処理時間が短くなり、食品Fの投入間隔も短くすることが可能となるため、多数量の食品Fを短時間で冷凍処理することができる。また、特に駆動部を冷凍液L内に配置する必要がないため、故障頻度が極めて低く、製造コストおよびランニングコストも小さくできる。
なお、本発明に係る食品冷凍装置1A、1Bは、前述した実施例に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
例えば、螺旋状の冷凍用水路2Bは6段に限らず、食品Fの種類や配置スペースに応じて変更可能である。また、冷凍用水路2A、2Bの形状は螺旋状や直線状に限られず、適宜、様々な形状にしてもよい。
本発明に係る食品冷凍装置の第1実施形態の概略構成図である。 本発明に係る食品冷凍装置の第2実施形態の概略斜視図である。 本発明に係る食品冷凍装置の第2実施形態の概略正面図である。 本第2実施形態の螺旋状の冷凍用水路において内巻き方向に形成された内巻き水路の概略平面図である。 本第2実施形態の螺旋状の冷凍用水路において外巻き方向に形成された外巻き水路の概略平面図である。 本第2実施形態の第1連結水路または第2連結水路の概略斜視図である。 本発明に係る冷凍交換手段の第2実施形態の概略斜視図である。 本発明に係る第1実施形態または第2実施形態における搬入口の概略斜視図である。 本発明に係る第1実施形態または第2実施形態における搬出口の概略斜視図である。 本発明に係る第1実施形態または第2実施形態における食品を載せて冷凍液に浮遊させるトレーの概略斜視図である。
符号の説明
1A、1B 食品冷凍装置
2A、2B 冷凍用水路
3 冷凍液冷却手段
4 流動制御手段
5 冷凍液交換手段
6 冷凍室
7 トレー
8 ベルトコンベア
2Ba 内巻き水路
2Bb 外巻き水路
2Bc 第1連結路
2Bd 第2連結路
21 搬入口
22 搬出口
23 流入口
24 流出口
25 傾斜板
26 溢水口
27 溢水導水管
28 抵抗堰板
29 低摩擦ガイド
21Ba 内巻き水路の始端部
22Ba 内巻き水路の終端部
21Bb 外巻き水路の始端部
22Bb 外巻き水路の終端部
31 貯留槽
32 冷凍液冷却管
33 冷媒圧縮機
41 電動軸流式ポンプ
42 パイプ
51 交換用流出口
52 補給口
53 補給ポンプ
54 網目状板
55 パイプ
56 バルブ
81 ベルト
82 回転軸
L 冷凍液
F 食品

Claims (9)

  1. 食品を搬入する搬入口および搬出する搬出口を備えているとともに、冷凍液を流入させる流入口および流出させる流出口を備えた冷凍用水路と、
    前記流出口から冷凍処理後の冷凍液を回収して再冷却する冷凍液冷却手段と、
    再冷却された冷凍液を汲み上げて前記冷凍用水路の流入口から連続的に供給するとともに、前記食品を前記冷凍液に浮遊させ、かつ、所定の流速をもって流動させながら急速冷凍しうる冷凍液の供給量を制御する流動制御手段と
    を有することを特徴とする食品冷凍装置。
  2. 請求項1において、前記流動制御手段による冷凍液の供給量は、食品を搬入してから冷凍液の流動力によって搬出口まで移送した時点で冷凍処理が完了する流速を生じさせる量に制御されていることを特徴とする食品冷凍装置。
  3. 請求項1において、食品を冷凍液の流動力によって搬出口まで移送し、搬出口近傍で冷凍液の流動を確保しつつ当該食品のみを滞留させて冷凍処理を完了させることを特徴とする食品冷凍装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかにおいて、前記冷凍用水路は下流に向けて下降傾斜された螺旋状に形成されていることを特徴とする食品冷凍装置。
  5. 請求項4において、螺旋状に形成された冷凍用水路は、その流入口から流出口にかけて内巻き方向に形成された内巻き水路と、その流入口から流出口にかけて外巻き方向に形成された外巻き水路とを交互に多段状に連結して構成されていることを特徴とする食品冷凍装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかにおいて、前記冷凍用水路の側壁には所定の高さを超える量の冷凍液を流出させる溢水口が形成されており、この溢水口には前記冷凍液冷却手段と連通する溢水導水管が取り付けられていることを特徴とする食品冷凍装置。
  7. 請求項5または6において、前記内巻き水路と前記外巻き水路との連結には、前記内巻き水路および前記外巻き水路よりも急な傾斜角を有する連結水路が用いられており、この連結水路内の底面には、流速緩和用の抵抗堰板が流れに対して交差する水路幅方向に配置されていることを特徴とする食品冷凍装置。
  8. 請求項7において、前記連結水路内に配置した抵抗堰板の表面および前記連結水路内の壁面は、低摩擦性樹脂で形成されていることを特徴とする食品冷凍装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかにおいて、前記冷凍用水路の途中に設けられて温度上昇した冷凍液の一部を流出させる中間流出口と、この中間流出口近傍に前記冷凍液冷却手段で冷却済みの冷凍液を補給するポンプとを有する冷凍液交換手段を備えていることを特徴とする食品冷凍装置。
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