JP2008136039A - カメラ装置及び該カメラ装置における撮影モード選択補助方法 - Google Patents

カメラ装置及び該カメラ装置における撮影モード選択補助方法 Download PDF

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Abstract

【課題】自動選択された撮影モードの妥当性を、撮影者が、シャッターキーを押す前に確実に判定できるようにする。
【解決手段】シャッターキー16が半押し操作されると、カメラ装置10が、入力画像に適するように自動選択した撮影モードを表示部14に表示し、シャッターキー16が本押しされると選択された撮影モードで撮像して画像データを生成するカメラ装置10において、シャッターキー16が半押し操作されたとき、自動選択した撮像モードで予備的に撮像して予備的画像データを得、該予備的画像データを選択した撮影モードで予測演算処理して静止画像データを生成し、生成した静止画像データから、実際に撮像する画像の画素数より少ない画素数の撮影予測画像106(静止画)を生成し、表示部14上に選択した撮影モードとともに表示する。
【選択図】図11

Description

この発明は、カメラ装置及び該カメラ装置における撮影モード選択補助方法に関し、例えば、人物、風景、スポーツ、夜景等、複数の撮影モードの中から適切な撮影モードを自動選択するカメラ装置及び該カメラ装置における撮影モード選択補助方法に関する。
従来から、カメラ装置のボディの操作部上にアイコン画像(絵表示)で表示された人物、風景、スポーツ、夜景等、複数の撮影モードの中から、撮影者がダイアル操作等により所望の撮影モードを選択して設定可能なデジタルカメラが市販されている。
また、これらの撮影モードの見本画像と説明文をボディに備えられたモニタに表示して、そのモニタを見ながら撮影者が選択可能にしたカメラ装置も提案されている(特許文献1)。
また、上記した人物、風景等の複数の撮影モードを絵表示にてモニタ上に、撮影者が選択可能に表示したカメラ装置も提案されている(特許文献2)。
しかしながら、これら特許文献1及び2に提案された技術では、多数の撮影モードがあり、撮影者が所望の撮影モードを選択することが困難であるという問題がある。
この問題を解決するために、撮影距離、又は撮影距離と焦点距離情報に基づいて、複数の撮影モードの中から適当な撮影モードをカメラ装置が自動選択するカメラ装置が提案されている(特許文献3、特許文献4)。
特開2002−10133号公報 特開平05−232570号公報 特開平09−281541号公報 特開平10−161175号公報
しかしながら、上記特許文献3、4に係る技術では、自動選択された撮影モードにより撮像された画像を、撮影者が気に入らない場合、自動撮影モードを解除した後、手動撮影モードで、露出、白バランス、シャープネス、コントラスト等を設定する必要があり、煩わしさも含めて最適な撮影モードを選択するまでに多大な時間が必要とされる。
また、時間がかかることから最適な撮影モードを選択する前に、いわゆるシャッター機会が消滅してしまうという恐れもある。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、自動選択された撮影モードの妥当性を撮影者がシャッターキーを操作する前に簡単、正確かつ瞬時に認識し判断することを可能とするカメラ装置及び該カメラ装置における撮影モード選択補助方法を提供することを目的とする。
この発明に係るカメラ装置は、所定キーが操作されると、入力画像に適するように自動選択した撮影モードを表示部に表示し、シャッターキーが操作されると前記撮影モードで撮像して画像データを生成する制御部を有するカメラ装置において、以下の特徴(1)〜(5)を有する。
(1)前記制御部は、前記所定キーが操作されたとき、自動選択した撮像モードで予備的に撮像して予備的画像データを得、該予備的画像データを前記撮影モードで予測演算処理して静止画像データを生成し、生成した前記静止画像データから、実際に撮像する画像の画素数より少ない画素数の撮影予測画像を生成し、前記表示部上に前記撮影モードとともに、前記撮影予測画像(静止画)を表示することを特徴とする。
この特徴(1)を有する発明によれば、所定キーが操作されて自動選択された撮影モードによる実際の画像の撮影予測画像を、シャッターキーを操作する前に表示部上で確認することができる。
(2)上記特徴(1)を有する発明において、前記所定キーは、前記シャッターキーの半押し操作としたことを特徴とする。
この特徴(2)を有する発明によれば、撮影者は、違和感なく簡易に、この発明に係るカメラ装置を操作することができる。もちろん、所定キーは、シャッターキーと異なるキーとしてもよい。例えば、シャッターキーに人差し指をかけてカメラ装置を両手で構えた状態で、異なるキーを、例えば、右親指で操作できる位置に設けることで、半押し操作から解放される。
(3)上記特徴(1)を有する発明において、前記制御部は、前記表示部上に前記撮影予測画像を縮小した撮影予測画像を表示するとともに、スルー画像を表示することを特徴とする。
この特徴(3)を有する発明によれば、表示部上にスルー画像が表示されるとともに、表示部上の一部に撮影予測画像(静止画)が表示されるので、例えば、スルー画像を用いて画角を微調整した後、シャッターキーを操作することができる。
なお、撮影予測画像を表示する表示部と、スルー画像を表示する表示部を異なる表示部としてもよい。
(4)上記特徴(1)を有する発明において、前記制御部は、前記所定キーの操作後、前記シャッターキーが操作されることなく、前記所定キーの操作が解除され、さらに前記所定キーが操作されたとき、再び入力画像に適するように撮像モードを自動選択することを特徴とする。
この特徴(4)を有する発明によれば、自動選択された撮影モードに不満等がある場合に、実際の撮像前に自動選択を再実行させることができる。
(5)上記特徴(1)を有する発明において、前記制御部は、前記所定キーが操作されたとき、少なくとも2つの撮影モードを自動選択し、自動選択した少なくとも2つの撮像モードで予備的に撮像して少なくとも2つの予備的画像データを得、少なくとも2つの該予備的画像データを前記撮影モードで予測演算処理して少なくとも2つの静止画像データを生成し、生成した少なくとも2つの前記静止画像データから、実際に撮像する画像の画素数より少ない画素数の少なくとも2つの撮影予測画像を生成し、前記表示部上の一部に少なくとも2つの前記撮影モードとともに、少なくとも2つの前記撮影予測画像を表示し、前記シャッターキーが操作されたとき、少なくとも2つの前記撮影モードで連写して撮像して少なくとも2つの画像データを生成することを特徴とする。
この特徴(5)を有する発明によれば、失敗撮影の確率を減らすことができる。
この場合、撮影モードの選択数は、撮影モード総数の半数以下とすることが好ましい。撮影モードの選択数を撮影者が所望の数に設定できるようにしてもよい。
この発明に係るカメラ装置における撮影モード選択補助方法は、所定キーが操作されると、入力画像に適するように自動選択した撮影モードを表示部に表示し、シャッターキーが操作されると前記撮影モードで撮像して画像データを生成するカメラ装置における撮影モード選択補助方法おいて、以下の特徴(6)−(8)を有する。
(6)前記所定キーが操作されたとき、自動選択した撮像モードで予備的に撮像して予備的画像データを得、該予備的画像データを前記撮影モードで予測演算処理して静止画像データを生成するステップと、生成した前記静止画像データから、実際に撮像する画像の画素数より少ない画素数の撮影予測画像を生成するステップと、前記表示部上に前記撮影モードとともに、前記撮影予測画像を表示するステップと、を備えることを特徴とする。
この特徴(6)を有する発明によれば、所定キーが操作されて自動選択された撮影モードによる実際の画像の撮影予測画像を、シャッターキーを操作する前に表示部上で確認することができる。
(7)上記特徴(6)を有する発明において、前記所定キーは、前記シャッターキーの半押し操作キーとしたことを特徴とする。
この特徴(7)を有する発明によれば、撮影者は、違和感なく簡易に、この発明が適用されたカメラ装置を操作することができる。
(8)上記特徴(6)を有する発明において、前記制御部は、前記表示部上に前記撮影予測画像縮小した撮影予測画像を表示するとともに、スルー画像を表示することを特徴とする。
この特徴(8)を有する発明によれば、表示部上にスルー画像が表示されるとともに、表示部上の一部に撮影予測画像(静止画)が表示されるので、例えば、スルー画像を用いて画角を微調整した後、シャッターキーを操作することができる。
この発明によれば、所定キーが操作されたときに、例えば、シャッターキーが半押しされたときに自動選択された撮影モードよる撮影予測画像が表示部上に表示されるので、自動選択された撮影モードの妥当性を撮影者がシャッターキーを操作する前に簡単、正確かつ瞬時に認識し判断することができる。
したがって、最適な撮影モードを選択する前に、シャッター機会が消滅してしまうという恐れが大幅に低減される。また、自動選択された撮影モードを納得できない場合には、再選択を要求することができる。結果、自動選択された撮影モードでの失敗撮影も大幅に軽減される。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明に係るカメラ装置における撮影モード選択補助方法が適用された一実施形態のカメラ装置10の概略ブロック図を示している。
カメラ装置10は、AE(自動露出)機構を有し、静止画及び動画を取り込むことが可能で携帯可能なデジタルカメラである。
カメラ装置10は、図示しないその外観において、正面側に、レンズ12、ストロボ18、AF(自動焦点)補助光ランプ44を有し、背面側に、カラー液晶モニタである表示部14やズームキー、メニューキー等を有し、さらに、頭面側に2段押しボタンキーであるシャッターキー16(S1キー16a、S2キー16b)、静止画の自動選択撮影モード{人物、風景、スポーツ、夜景等、複数の撮影モードから自動的に撮影モードを選択して撮影するモード、以下ASP(オートシーンポジション)モードともいう。}、静止画の手動撮影モード、動画撮影モード、再生モード等を切り替えるモード切替キー、電源キー等を有している。上述した各種キーは、図1において、操作キー20として描いている。
この実施形態において、シャッターキー16は、半押し位置(S1キー16a)と、この半押し位置からさらに押し込んだ全押し位置(S2キー16b:本来のシャッターキー)を備える。S1キー16aが押されると、AE機構が駆動されてAFとAEがロックされピントと露出が決定される。S1キー16aが押されたままさらにS2キー16bが押された位置でシャッターが切られる。
カメラ装置10は、撮像手段であるCCD22により撮像した画像をJPEG形式に変換する等の画像処理機能を備えた制御部24を中心に構成されている。
制御部24は、CPU、ROM、RAM等を含み、ROMに記憶されたプログラムをCPUが実行することで、後述する各種機能実現手段として機能する。
CCD2の受光面には、レンズ(固定レンズとフォーカスレンズ)12、絞り26を通過して被写体の光学像が結像される。レンズ12はAFモータ等からなる駆動機構28に保持されており、制御部24からの制御信号によりAFドライバ30が出力する駆動信号が駆動機構28に供給されることにより光軸上を前後に移動する合焦動作を行う。絞り26は、制御部24からの制御信号に基づき絞りドライバ32が発生する駆動信号により駆動されCCD2に入射する被写体像の光量を調整する。
制御部24には、さらに、タイミング信号を発生するTG(タイミング発生器)34が接続されており、TG34が発生したタイミング信号に基づきCCD22が駆動され、それに伴いCCD22により被写体像の輝度に応じたアナログの撮像信号が出力され画像データ生成部36へ送られる。
画像データ生成部36は、CCD22から出力された撮像信号を保持するCDS(相関2重サンプリング回路)と、CDSから撮像信号を供給されるアナログアンプである自動利得調整アンプ(AGC)と、自動利得調整アンプにより増幅され調整された撮像信号を画像データに変換するA/D変換器とから構成され、デジタル信号の画像データとして制御部24に送られる。
画像データ(撮像信号)は、DRAM・VRAM(ビデオRAM)を含むメモリ38に一時保存され、制御部24によって各種の画像処理・圧縮処理が施された後、フラッシュメモリ等の記録メディア42に映像信号として保存される。保存された映像信号は、必要に応じて制御部24により読み出され、伸長処理された後、ビデオエンコーダ40を通じてビデオ信号に変換され、表示部14上に再生画像が表示される。また、シャッターキー16が押されていないとき、表示部14上には、CCD22により現に取り込んでいるスルー画像(動画)も表示される。
さらに、制御部24の図示しないROMには、カメラ装置10がAE動作する際の、撮影時の適正な露出値(EV)に対応する絞り値(F)とシャッタースピードとの組み合わせを示すプログラムAEデータが格納されている。
制御部24は、プログラムAEデータに従ってCCD22の電荷蓄積時間や、絞り26の開放度、画像データ生成部36の利得設定等を行う。制御部24が設定した電荷蓄積時間はシャッターパルスとして、TG34を介してCCD22に供給され、電荷蓄積時間すなわち露光時間が制御される。つまりCCD22は電子シャッターとして機能する。また、プログラムには、オートフォーカス制御に関するプログラムが含まれており、このプログラムに基づき制御部24は、レンズ12を駆動しピント合わせ(オートフォーカス)を行う。
表示部14は、撮影モードにおいては逐次撮像された画像をスルー画像として表示し、再生モードにおいては記録メディア42に記録された画像データから生成された映像信号に基づく映像を表示する。
さらにまた、制御部24は、ROMに記録されたプログラムをCPUが実行することで、画像分析部52、撮影条件自動選択部54、及び撮影予測画像生成部56等として機能する。その他、制御部24には、それぞれがROMである、画像分析結果の項目別分類条件保持記憶部58、撮影条件の項目別設定範囲記憶部60、及び撮影モード毎の撮影条件保持記憶部62が接続される。
図2は、撮影条件の項目別設定範囲記憶部60に記憶されている、カメラ装置10が撮影条件として設定できる範囲を示している。例えば、レンズ切替は、1−マクロ、2−標準、3−広角、4−望遠の4種類に切り替えることができる。
図3は、撮影モード毎の撮影条件保持記憶部62に記憶されている撮影モード毎の撮影条件の設定値(大分類)を示している。撮影モードとして、「人物、風景、スポーツ、夜景、花火、夕焼け、花の接写」が選択可能である。
図4は、図3に示した撮影モード毎の撮影条件の設定値(大分類)に示されている撮影条件について、各種の揺れ(ばらつき)を考慮して各撮影モードのさらに細かな分類(中分類)を示している。例えば、大分類の撮影モード「人物」について、中分類の撮影モード「人物a、人物b、人物c、人物d」が選択可能である。
画像分析結果の項目別分類条件保持記憶部58の内容については、図6を参照して後述する。
基本的には以上のように構成されるこの実施形態に係るカメラ装置10の動作についてフローチャートを参照して以下に説明する。なお、以下に参照するフローチャートにおいて、初期条件として、カメラ装置10に電源が投入されていて、スルー画像(動画)が表示部14上に表示され、さらに操作キー20中の図示しないモード切替キーの操作により静止画の自動選択撮影モードが選択されているとする。
そして、このカメラ装置10は、基本的には、シャッターキー16が半押しされると(S1キー16aが操作されると)、入力画像に適するように自動選択した撮影モードを表示部14に表示し、さらにシャッターキー16が押し込まれて全押しされると(S2キー16bが操作されると)、自動選択された撮影モードで被写体を撮像して画像データを生成するように動作する。
第1実施例
図5のフローチャートに示すように、まず、ステップS1において、制御部24は、上記のモード切替キーの操作に従い、図7Aに示すように、自動選択撮影モードであることを示す画面(例えば、画面中に「ASP」の文字を表示した画面)を表示部14に表示する。この場合、画面上には、スルー画像100(動画)が表示される。
次に、ステップS2において、制御部24は、シャッターキー16が半押しされたかどうかを判定する。半押しされると(S1キー16aが押されると)、ステップ2aにおいて、制御部24は、AE機構を動作させAF・AE動作を実行する。この場合、AF・AE動作が実行されて、制御部24は、図2に示した撮影条件として、レンズ切替「標準」、合焦位置「中央固定」、合焦距離「近景」、絞り「F8」、シャッタースピード「1/30」、優先モード「絞り優先」、測光モード「中央重点」、シャープネス「標準」、彩度「標準」、コントラスト「標準」、フィルター「無し」、フラッシュ「発光禁止」、ISO感度「400」、画素数「2Mバイト」、圧縮率「中」を設定したものとする。
そして、このAF・AE動作を実行後、ステップS2bにおいて、制御部24は、CCD22より入力され画像データ生成部36から送られた画像データを分析する。
図6は、画像分析結果の項目別分類条件保持記憶部58に記憶されている画像データの分析項目を示している。左端には、分析結果の項目が示され、右側には、分析結果として選択する1−7の範囲を示している。分析結果は、項目毎の選択範囲の組み合わせとされる。
ここでは、例えば、画像データに対し、合焦位置が「中央」、合焦距離が「近景」、光量合計が「中量」、光量分布が「少と多」、照明予測が「太陽光」、主要色調判定が「肌色」、輝点の種類が「無し」、線画像の方向が「上下」、被写体の動きが「無し」、被写体の認識が「人物・動物」の分析結果が得られたものとする。
次いで、ステップS2cにおいて、制御部24は、上述した撮影条件と、この画像データの分析結果を用いて、予め設定されている撮影モードを、図3に示した撮影モード毎の撮影条件の設定値(大分類)及び図4に示した各撮影モードのさらに細かな分類(中分類)を参照して選択する。ここでは、入力画像に適した撮影モードとして「人物d」を自動的に選択する。
次いで、ステップS3において、選択した撮影モード「人物d」に対応するアイコン画像をROMより読み出して表示部14上に表示する。この場合、アイコン画像と同時に撮影モードの名称「人物」も表示してもよい。
以上説明した第1実施例によれば、撮影者によりシャッターキー16が半押しされると(S1キー16aが操作されると)、制御部24は、事前に設定された複数の撮影モードの中より入力画像に適した撮影モードを自動選択して表示部14上に選択した撮影モードを表示するようにしているので、撮影者は、カメラ装置10が自動選択した撮影モードをアイコン画像の情報で認識することができる。
この第1実施例について表示部14に表示される画像を参照して説明する。図7Aは、S1キー16aを押す前の表示部14上の表示を示している。左上隅に、自動選択撮影モードが選択されていることを示す表示「ASP」が表示され、S1キー16aが押される前のスルー画像100(動画)が表示される。自動選択された撮影モードを示すアイコン画像の表示は未だない。
図7Bは、S1キー16aが押されているときの表示部14上の表示を示している。S1キー16aが押されているときのスルー画像102(動画)と、自動選択撮影モードが選択されていることを示す表示「ASP」と、自動選択された撮影モード「人物」を表すアイコン画像104が左上隅に表示されている。撮影者は、このアイコン画像104からカメラ装置10による自動選択撮影モードが「人物」撮影モードであることを認識することができる。
次に、図8のフローチャート及び図9A−図9Cの説明図を参照して第2実施例を説明する。なお、第2実施例以降の説明において、その前に説明された処理又は構成要素と、同一又は対応する処理又は構成要素には同一の符号(ステップ番号又は参照符号)を付け、その詳細な説明は省略する。
第2実施例
図8のステップS1において、図9Bに示すように、S1キー16aを押す前に、表示部14上には、自動選択撮影モードであることを示す画面(画面中に「ASP」の文字を表示した画面)と、図9Aに示す被写体98に対応したスルー画像100a(動画)が表示される。
次に、ステップS2において、シャッターキー16が半押しされたかどうかを判定する。S1キー16aが押されると、ステップS2aにおいて、AF・AE動作を実行する。
次に、ステップS2bにおいて、制御部24は、CCD22より入力され画像データ生成部36から送られた画像データを分析する。
次いで、ステップS2cにおいて、入力画像に適した撮影モードを自動的に選択する。
次いで、ステップS3において、選択した撮影モードに対応するアイコン画像と撮影モードの名称(図9C中、「ASP=人物」が該当する。)を同時に表示部14上に表示する。
次に、ステップS4aにおいて、自動選択した撮影モードで予備的に実際に撮像して(CCD22により画像を取り込んで)、必要であればストロボ18によりプリ発光もして予備的画像データを生成し、自動選択した撮影モードで撮影実行(本撮影)した場合の静止画像データを予測演算処理により得る。
換言すれば、本撮影した場合と同じ撮影条件で撮像して予備的画像データを生成し、さらに生成した予備的画像データに対し、本撮影した場合と同じ画像処理を行い静止画像データを生成する。
より具体的には、AF設定されたレンズ12、AE設定された絞り26及び設定されたシャッター速度(電子シャッター)で、被写体の光学像をCCD22上に結像させ、CCD22の出力から画像データ生成部36により画像データを生成した後、この画像データに対して、制御部24において、設定されたシャープネス処理、設定された圧縮処理等(図2参照)を行って、予備的カラー画像データ(静止画像データ)を生成する。
次いで、ステップS4bにおいて、撮影予測画像生成部56は、生成した静止画像データを間引く等して、実際に撮像(本撮影)する画像の画素数より少ない画素数の撮影予測画像データを生成し、ビデオエンコーダ40を通じて、表示部14に撮影予測画像データに対応した撮影予測画像を表示出力する。
この場合、すなわち、S1キー16aが押されているとき、表示部14上には、図9Cに示すように、表示部14上の一部の領域に撮影予測画像106(静止画)を表示し、同時に、ステップS2cで自動的に選択された撮影条件を表示する。例えば、「ASP=人物、絞り:F32、シャッタースピード:1/4、フラッシュ:赤目軽減、ISO:400等」と表示する。
以上説明した第2実施例によれば、撮影対象のシーンに応じて撮影モードを自動選択する自動選択撮影モードが選択されているときに、所定キーであるS1キー16aが操作されると、入力画像に適するように自動選択した撮影モードを表示部14に表示し、シャッターキー(S2キー16b)16が本押しされると前記撮影モードで撮像して画像データを生成する制御部24を有するカメラ装置10において、制御部24は、S1キー16aが操作されたとき、自動選択した撮像モードで予備的に撮像して予備的画像データを得、該予備的画像データを前記撮影モードで予測演算処理して静止画像データを生成し、生成した前記静止画像データから、実際に撮像する画像の画素数より少ない画素数の撮影予測画像106を生成し、図9に示すように、表示部14上に撮影モードとともに、撮影予測画像106(静止画)を表示するようにしている。
この第2実施例によれば、S1キー16aが操作されて自動選択された撮影モードによる実際の画像の撮影予測画像106を、シャッターキー16を操作する前に表示部14上で確認することができる。S1キー16aは、シャッターキー16の半押し操作としているので、撮影者は、違和感なく簡易に、カメラ装置10を操作することができる。もちろん、所定キーは、シャッターキーと異なるキーとしてもよい。例えば、シャッターキーに右手人差し指をかけてカメラ装置を両手で構えた状態で、前記異なるキーを、例えば、右親指で操作できる位置(カメラ装置10の背面位置等)に設けることで、半押し操作から解放される。
なお、図9Cの表示部14上の表示において、撮影モードを表す「ASP=人物」は、図7Bに示したアイコン画像104に代替してもよい。両方表示してもよい。
この場合、撮影予測画像106は、本撮影より少ない画像データを用いて表示しているので、処理の高速化が可能である。
次に、図10のフローチャート及び図11A−図11Cの説明図を参照して第3実施例を説明する。
第3実施例
図10のステップS1において、図11Bに示すように、S1キー16aを押す前に、表示部14上には、自動選択撮影モードであることを示す表示「ASP」、図11Aに示す被写体98に対応したスルー画像100a(動画)が表示される。
次に、ステップS2において、シャッターキー16が半押しされたかどうかを判定する。S1キー16aが押されると、ステップS2aにおいて、AF・AE動作を実行する。
次に、ステップS2bにおいて、制御部24は、CCD22より入力され画像データ生成部36から送られた画像データを分析する。
次いで、ステップS2cにおいて、入力画像に適した撮影モードを自動的に選択する。
次いで、ステップS3において、選択した撮影モードに対応するアイコン画像と撮影モードの名称を同時に表示部14上に表示する。
次に、ステップS4aにおいて、自動選択した撮影モードで予備的に実際に撮像して、必要であればストロボ18によりプリ発光もして予備的画像データを生成し、自動選択した撮影モードで撮影実行(本撮影)した場合の静止画像データを予測演算処理により得る。
換言すれば、本撮影した場合と同じ撮影条件で撮像して予備的画像データを生成し、さらに生成した予備的画像データに対し、本撮影した場合と同じ画像処理を行い静止画像データを生成する。
次いで、ステップS4cにおいて、撮影予測画像生成部56は、生成した静止画像データを圧縮して、実際に撮像(本撮影)する画像の画素数より少ない画素数の撮影予測画像を生成し、表示部14の全面に表示出力する。この場合の表示出力は図示していないが、図11Bに示したスルー画像100aが、少ない画素数の撮影予測画像(静止画)に代替されたイメージとなる。
次いで、ステップS5において、生成した撮影予測画像とスルー画像とを一緒に表示するとの選択がなされているかどうかを判定する。
もし、一緒に表示するとの選択がなされているとき、ステップS6において、表示部14の全面に表示出力させた撮影予測画像(静止画)を、約2秒後に、表示部14の画面の約17%(表示部14の画面の大きさにもよるが、おおよそ、12.5%−25%(1/8−1/4)の範囲が好ましい)に縮小表示し、同時に、表示部14の残りの部分にスルー画像を表示する。
すなわち、図11Cに示すように、S1キー16aが押されているとき、表示部14上には、表示部14上の一部の領域に縮小された撮影予測画像108(静止画)と、自動的に選択された撮影条件と、モニタ画像であるスルー画像110とを同時に表示する。なお、図11Cに示すように、スルー画像110(動画)を撮影予測画像108(静止画)より大きく表示することで被写体98に対する画角の調整がし易くなる。
上述した第3実施例によれば、制御部24は、表示部14上にスルー画像110の大きさに比較して小さい撮影予測画像108をするようにしているので、例えば、スルー画像110を用いて画角を微調整した後、シャッターキー16を本押し操作することができる。なお、撮影予測画像108を表示する表示部は、例えば折りたたみ可能な表示部とし、スルー画像110を表示する表示部14と異なる表示部にしてもよい。
次に、図12のフローチャート及び図13A−図13Cの説明図を参照して第4実施例を説明する。
第4実施例
この第4実施例の動作は、ステップS6まで、第3実施例と同一である。
そして、図12のステップS6の処理の実行後には、図11Cに示したように、S1キー16aが押されているとき、表示部14上に、縮小された撮影予測画像108(静止画)と、自動的に選択された撮影条件(ASP=人物)と、モニタ画像であるスルー画像110とが同時に表示されている。
この後、ステップS7において、S1キー16aが押されているかどうかが確認され、もし押されていない場合には、制御部24は、S1キー16aの操作後(ステップS2:肯定)、シャッターキー16が本押しされることなく、S1キー16aの操作が解除されたものと判定し(ステップS7:否定)、ステップS2の判定処理にもどる。
この場合、撮影モードの選択も解除され、図13Bに示すように、再度、図13Aに示す被写体98に対応したスルー画像110(動画)が表示部14上に表示される。
そして、ステップS2において、再び、シャッターキー16が半押しされたかどうかを判定する。S1キー16aが再び押されると、ステップS2a−S2dにおいて、撮影モードの自動選択をやり直す。そして、ステップS4aにおいて、実際に撮像した入力信号に対して自動選択した撮影モードで撮影実行した場合の静止画像を予測演算処理し、ステップS4cにおいて、実際に撮影実行するよりも少ない画像数で表示部全面に撮影予測画像を表示出力した後、ステップS5において、「一緒に表示」が選択されたとき、縮小した撮影予測画像112と、スルー画像114と、新たな撮影モードを同時に、表示部14上に表示する。
この第4実施例によれば、自動選択された撮影モードに対応する撮影予測画像112に不満等がある場合に、実際の撮像(シャッターキー16の本押し)前に撮影モードの自動選択を再実行させることができる。図13Cの表示部14上の表示では、図11Cの表示部14上の表示に比較して、撮影条件中のISO値が「400」から「200」に変更されていることが分かる。
次に、図14のフローチャート及び図15A−図15Cの説明図を参照して第5実施例を説明する。
第5実施例
図14のステップS1において、図15Bに示すように、S1キー16aを押す前に、表示部14上には、自動選択撮影モードであることを示す表示「ASP」と、図15Aに示す被写体98に対応したスルー画像100a(動画)が表示される。
次に、ステップS2において、シャッターキー16が半押しされたかどうかを判定する。S1キー16aが押されると、ステップS2aにおいて、AF・AE動作を実行する。
次に、ステップS2bにおいて、制御部24は、CCD22より入力され画像データ生成部36から送られた画像データを分析する。
次いで、ステップS2eにおいて、事前に複数設定されている撮影モード(図3、図4参照)の中より、入力画像に適した撮影モードを2個選択する。
次に、ステップS2fにおいて、選択した2個の撮影モードを2個のアイコン画像で表示部14に表示する。
次に、ステップS4aにおいて、自動選択した2個の撮影モードで予備的に実際に撮像して、必要であればストロボ18によりプリ発光もして予備的画像データを生成し、自動選択した撮影モードで撮影実行(本撮影)した場合の2個の静止画像データを予測演算処理により得る。
換言すれば、本撮影した場合と同じ撮影条件で2個撮像して予備的画像データを生成し、さらに生成した予備的画像データに対し、本撮影した場合と同じ画像処理を行い2個の静止画像データを生成する。
次いで、ステップS4dにおいて、撮影予測画像生成部56は、生成した2個の静止画像データを圧縮して、実際に撮像(本撮影)する画像の画素数より少ない画素数の撮影予測画像を生成し、表示部14に2個に表示出力する。
次いで、ステップS5において、生成したN個の撮影予測画像とスルー画像とを一緒に表示するとの選択がなされているかどうかを判定する。
もし、一緒に表示するとの選択がなされたとき、ステップS6aにおいて、表示部14に表示出力させた2個の撮影予測画像(静止画)を、約2秒後に、表示部14の画面の約13%に縮小表示し、同時に、表示部14の残りの部分にスルー画像を表示する。
すなわち、図15Cに示すように、S1キー16aが押されているとき、表示部14上には、表示部14上の一部の領域に縮小された撮影予測画像108、112(静止画)と、自動的に選択された2つの撮影条件と、モニタ画像であるスルー画像114とを同時に表示する。なお、スルー画像114(動画)を撮影予測画像108、112(静止画)より大きく表示することで被写体98に対する画角の調整がし易くなる。
この後、ステップS7において、S1キー16aが押されているかどうかが確認され、もし押されていない場合には、制御部24は、S1キー16aの操作後、シャッターキー16が本押しされることなく、S1キー16aの操作が解除されたものと判定し、ステップS2の判定処理にもどる。
この場合、撮影モードの選択も解除され、図15Bに示すように、再度、図15Aに示す被写体98に対応したスルー画像110a(動画)が表示部14上に表示され撮影モードの選択がやり直しされる。
その一方、ステップS7において、S1キー16aが押されたままで、シャッターキー16が本押しされると(S2キー16bが押されると)、ステップS8において、既に自動選択されている2個の撮影モードを用いて、実際に各々の撮影モードで撮影を実行し、合計2個の画像を撮像する(連写する)。
このように上述した第5実施例によれば、制御部24は、S1キー16aが操作されたとき、2つの撮影モードを自動選択し、自動選択した2つの撮像モードで予備的に撮像して2つの予備的画像データを得、2つの該予備的画像データを前記撮影モードで予測演算処理して2つの静止画像データを生成し、生成した2つの前記静止画像データから、実際に撮像する画像の画素数より少ない画素数の少なくとも2つの撮影予測画像108、112を生成し、表示部14上の一部に2つの前記撮影モードとともに、2つの撮影予測画像108、112を表示し、シャッターキー16が操作されたとき、2つの撮影モードで連写して撮像して少なくとも2つの画像データを生成するようにしているので、失敗撮影の確率を減らすことができる。また、シャッター機会のを逃す確率を低減することができる。
次に、図16のフローチャート及び図17A−図17Cの説明図を参照して第6実施例を説明する。
第6実施例
図16のステップS1において、図17Bに示すように、S1キー16aを押す前に、表示部14上には、自動選択撮影モードであることを示す表示「ASP」と、図17Aに示す被写体98に対応したスルー画像110(動画)が表示される。
次に、ステップS10において、自動選択撮影モードの数Nをカメラ装置10で自動設定させるか、ステップS11において、撮影者が手動で設定する。
次に、ステップS2において、シャッターキー16が半押しされたかどうかを判定する。S1キー16aが押されると、ステップS2aにおいて、AF・AE動作を実行する。
次に、ステップS2bにおいて、制御部24は、CCD22より入力され画像データ生成部36から送られた画像データを分析する。
この後、ステップS12において、撮影モードの自動選択の数Nが、ステップS10でどのように設定されていたかに基づいて、撮影者が手動で設定すると設定されていた場合にはステップS11で設定された自動選択の数Nとし、カメラ装置10に設定させると設定された場合には、ステップS13において、画像データ分析結果に基づいて自動選択の数Nをカメラ装置10が自動で設定する。
次いで、ステップS14において、事前に複数設定されている撮影モード(図3、図4参照)の中より、入力画像に適した撮影モードをN個選択する。
次に、ステップS15において、選択したN個の撮影モードをN個のアイコン画像で表示部14に表示する。
次に、ステップS16において、自動選択したN個の撮影モードで予備的に実際に撮像して、必要であればストロボ18によりプリ発光もして予備的画像データを生成し、自動選択した撮影モードで撮影実行(本撮影)した場合のN個の静止画像データを予測演算処理により得る。
換言すれば、本撮影した場合と同じ撮影条件でN個撮像して予備的画像データを生成し、さらに生成した予備的画像データに対し、本撮影した場合と同じ画像処理を行いN個の静止画像データを生成する。
次いで、ステップS17において、撮影予測画像生成部56は、生成したN個の静止画像データを圧縮して、実際に撮像(本撮影)する画像の画素数より少ない画素数の撮影予測画像を生成し、表示部14にN個に表示出力する。
次いで、ステップS5において、生成したN個の撮影予測画像とスルー画像とを一緒に表示するとの選択がなされているかどうかを判定する。
もし、一緒に表示するとの選択がなされたとき、ステップS18において、表示部14に表示出力させたN個の撮影予測画像(静止画)を、約2秒後に、表示部14の画面の約13%に縮小表示し、同時に、表示部14の残りの部分にスルー画像を表示する。ここで、N個は4個であったものとする。
そうすると、図17Cに示すように、S1キー16aが押されているとき、表示部14上には、表示部14上の一部の領域に縮小された4個の撮影予測画像121、122、123、124(静止画)と、自動的に選択された4つの撮影条件と、モニタ画像であるスルー画像114とを同時に表示される。なお、スルー画像114(動画)を撮影予測画像121−124(静止画)より大きく表示することで被写体98に対する画角の調整がし易くなる。
この後、ステップS7において、S1キー16aが押されているかどうかが確認され、もし押されていない場合には、制御部24は、S1キー16aの操作後、シャッターキー16が本押しされることなく、S1キー16aの操作が解除されたものと判定し、ステップS2の判定処理にもどる。
この場合、撮影モードの選択も解除され、図17Bに示すように、再度、図17Aに示す被写体98に対応したスルー画像110(動画)が表示部14上に表示され撮影モードの選択がやり直しされる。
その一方、ステップS7において、S1キー16aが押されたままで、シャッターキー16が本押しされると(S2キー16bが押されると)、ステップS8において、既に自動選択されているN個の撮影モードを用いて、実際に各々の撮影モードで撮影を実行し、合計N個の画像を撮像する(4連写する)。
このように上述した第6実施例によれば、制御部24は、S1キー16aが操作されたとき、少なくとも2つの撮影モードを自動選択し、自動選択した少なくとも2つの撮像モードで予備的に撮像して少なくとも2つの予備的画像データを得、少なくとも2つの該予備的画像データを前記撮影モードで予測演算処理して少なくとも2つの静止画像データを生成し、生成した少なくとも2つの前記静止画像データから、実際に撮像する画像の画素数より少ない画素数の少なくとも2つの撮影予測画像(この第5実施例では、4つの撮影予測画像121−124)を生成し、表示部14上の一部に少なくとも2つ(ここでは、4つ)の撮影モードとともに、少なくとも2つ(ここでは、4つ)の撮影予測画像121−124を表示し、シャッターキー16が操作されたとき、少なくとも2つ(ここでは、4つ)の撮影モードで連写して撮像して少なくとも2つ(ここでは、4つ)の画像データを生成するようにしているので、失敗撮影の確率をより減らすことができる。
この場合、撮影モードの選択数は、撮影モード総数の半数以下とすることが好ましい。
第5実施例又は第6実施例でN個の画像を連写した後の処理について、図18のフローチャートを参照し、第7実施例として説明する。
第7実施例
ステップS20において、自動選択したN個の撮影モードを用いて撮影した合計N個の画像を表示部14へ小画面で分割して同時に表示する。
次いで、ステップS21において、撮影者により記録メディア42への保存画像が選択される。
そして、ステップS22において、画像の記録メディア42への保存選択が選択されると、ステップS23において、選択された画像が記録メディア42に保存され、ステップS22において、保存選択が選択されずに削除が選択された場合、ステップS24で画像が消去される。
なお、この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
この発明に係るカメラ装置における撮影モード選択補助方法が適用された一実施形態のカメラ装置の概略ブロック図である。 撮影条件の項目別設定範囲記憶部に記憶されている、カメラ装置が撮影条件として設定できる範囲の説明図である。 撮影モード毎の撮影条件保持記憶部に記憶されている撮影モード毎の撮影条件の設定値(大分類)の説明図である。 図3に示した撮影モード毎の撮影条件の設定値(大分類)に示されている撮影条件について、各種の揺れ(ばらつき)を考慮して各撮影モードのさらに細かな分類(中分類)の説明図である。 第1実施例の説明に供されるフローチャートである。 画像データの分析項目を示す説明図である。 図7Aは、シャッターキーを半押しする前の表示部上の表示の説明図である。図7Bは、シャッターキーが半押しされているときの表示部上の表示を示す説明図である。 第2実施例の説明に供されるフローチャートである。 図9Aは、被写体を示す模式的説明図である。図9Bは、シャッターキーを半押しする前の表示部上の表示の説明図である。図9Cは、シャッターキーが半押しされているときの撮影予測画像の説明図である。 第3実施例の説明に供されるフローチャートである。 図11Aは、被写体を示す模式的説明図である。図11Bは、シャッターキーを半押しする前の表示部上の表示の説明図である。図11Cは、シャッターキーが半押しされているときの撮影予測画像とスルー画像の同時表示の説明図である。 第4実施例の説明に供されるフローチャートである。 図13Aは、被写体を示す模式的説明図である。図13Bは、シャッターキーの半押しが解除された後の表示部上の表示の説明図である。図13Cは、シャッターキーが半押しされているときの撮影予測画像とスルー画像の同時表示の説明図である。 第5実施例の説明に供されるフローチャートである。 図15Aは、被写体を示す模式的説明図である。図15Bは、シャッターキーが半押しされているときの表示部上の表示の説明図である。図15Cは、シャッターキーが半押しされているときの2個の撮影予測画像とスルー画像の同時表示の説明図である。 第6実施例の説明に供されるフローチャートである。 図17Aは、被写体を示す模式的説明図である。図17Bは、シャッターキーが半押しされているときの表示部上の表示の説明図である。図17Cは、シャッターキーが半押しされているときの4個の撮影予測画像とスルー画像の同時表示の説明図である。 N個の画像を連写した後の処理(第7実施例)の説明に供されるフローチャートである。
符号の説明
10…カメラ装置 14…表示部
16…シャッターキー 16a…S1キー
16b…S2キー 52…画像分析部
54…撮影条件自動選択部 56…撮影予測画像生成部
58…項目別分類条件保持記憶部 60…項目別設定範囲記憶部
62…撮影条件保持記憶部

Claims (8)

  1. 所定キーが操作されると入力画像に適するように自動選択した撮影モードを表示部に表示し、シャッターキーが操作されると前記撮影モードで撮像して画像データを生成する制御部を有するカメラ装置において、
    前記制御部は、
    前記所定キーが操作されたとき、自動選択した撮像モードで予備的に撮像して予備的画像データを得、該予備的画像データを前記撮影モードで予測演算処理して静止画像データを生成し、
    生成した前記静止画像データから、実際に撮像する画像の画素数より少ない画素数の撮影予測画像を生成し、
    前記表示部上に前記撮影モードとともに、前記撮影予測画像を表示する
    ことを特徴とするカメラ装置。
  2. 請求項1記載のカメラ装置において、
    前記所定キーは、前記シャッターキーの半押し操作とした
    ことを特徴とするカメラ装置。
  3. 請求項1記載のカメラ装置において、
    前記制御部は、
    前記所定キーが操作されたとき、前記シャッターキーが操作される前に、
    前記表示部上に前記撮影モードとともに、前記撮影予測画像を縮小した縮小撮影予測画像を表示し、かつスルー画像を表示する
    ことを特徴とするカメラ装置。
  4. 請求項1記載のカメラ装置において、
    前記制御部は、
    前記所定キーの操作後、前記シャッターキーが操作されることなく、前記所定キーの操作が解除され、さらに前記所定キーが操作されたとき、再び入力画像に適するように撮像モードを自動選択する
    ことを特徴とするカメラ装置。
  5. 請求項1記載のカメラ装置において、
    前記制御部は、
    前記所定キーが操作されたとき、少なくとも2つの撮影モードを自動選択し、
    自動選択した少なくとも2つの前記撮像モードで予備的に撮像して少なくとも2つの予備的画像データを得、少なくとも2つの該予備的画像データを前記撮影モードで予測演算処理して少なくとも2つの静止画像データを生成し、
    生成した少なくとも2つの前記静止画像データから、実際に撮像する画像の画素数より少ない画素数の対応する少なくとも2つの撮影予測画像を生成し、
    前記表示部上の一部に少なくとも2つの前記撮影モードとともに、少なくとも2つの前記撮影予測画像を表示し、
    前記シャッターキーが操作されたとき、少なくとも2つの前記撮影モードで連写して撮像して、対応する少なくとも2つの画像データを生成する
    ことを特徴とするカメラ装置。
  6. 所定キーが操作されると、入力画像に適するように自動選択した撮影モードを表示部に表示し、シャッターキーが操作されると前記撮影モードで撮像して画像データを生成するカメラ装置における撮影モード選択補助方法おいて、
    前記所定キーが操作されたとき、自動選択した撮像モードで予備的に撮像して予備的画像データを得、該予備的画像データを前記撮影モードで予測演算処理して静止画像データを生成するステップと、
    生成した前記静止画像データから、実際に撮像する画像の画素数より少ない画素数の撮影予測画像を生成するステップと、
    前記表示部上に前記撮影モードとともに、前記撮影予測画像を表示するステップと、
    を備えることを特徴とするカメラ装置における撮影モード選択補助方法。
  7. 請求項6記載のカメラ装置における撮影モード選択補助方法において、
    前記所定キーは、前記シャッターキーの半押し操作とした
    ことを特徴とするカメラ装置における撮影モード選択補助方法。
  8. 請求項6記載のカメラ装置における撮影モード選択補助方法において、
    さらに、
    前記所定キーが操作されたとき、前記シャッターキーが操作される前に、前記表示部上に前記撮影モードとともに、前記撮影予測画像を縮小した縮小撮影予測画像を表示し、かつスルー画像を表示するステップと、
    を備えることを特徴とするカメラ装置における撮影モード選択補助方法。
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