JP2008135526A - 発光素子用連結基板および発光装置連結基板 - Google Patents

発光素子用連結基板および発光装置連結基板 Download PDF

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Abstract

【課題】熱放散性に優れ、分割が容易な発光素子用連結基板並びに発光装置連結を提供する。
【解決手段】複数の発光素子用配線基板1が縦横の並びに整列した発光素子用連結基板3において、前記発光素子用配線基板1が、焼結金属からなる平板状の金属基体5と、該金属基体5の上面に形成された搭載部7と、前記金属基体5を厚み方向に貫通するセラミックスからなる貫通絶縁体9と、前記金属基体5と電気的に絶縁されるとともに前記貫通絶縁体9の内側を厚み方向に貫通する貫通導体11と、前記貫通導体11と電気的に接続されるとともに前記金属基体5と絶縁され発光素子37を搭載する搭載部7の周囲に設けられた配線13とを備え、前記発光素子用配線基板1同士の間に、前記金属基体5と略同一厚みのセラミックスからなる分割部19が形成され、該分割部19の表面に分割溝21が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、発光ダイオード等の発光素子を搭載するための発光素子用連結基板おならびに発光装置連結基板に関する。
従来、LEDを用いた発光装置は非常に発光効率が高く、白熱電球などと比較すると発光に伴い発生する熱量が小さいために様々な用途に用いられてきたが、近年では、LED発光装置の高輝度化に伴い、大型液晶ディスプレイのバックライトや、各種インテリア照明など、より広い分野に展開されている。
しかしながら、発光素子の輝度が向上するとともに、発光装置から発生する熱も増加している。発光素子の輝度低下を防止するためには、LED素子から熱を速やかに放散することが可能な高放熱性の発光素子用配線基板が必要となっている(例えば特許文献1、2を参照。)。
このような要求に対し、本出願人は、焼結金属を主体とした発光素子用配線基板を提案した。このように焼結金属を主体とした発光素子用配線基板は放熱性を向上することができるとともに、立体的な配線回路を形成することができるため、放熱性に優れ、しかも小型の発光素子用配線基板を容易に提供することができる。
ところで、従来、小型の基板を作製する場合には取扱い性を向上させるために、複数の基板が集合した集合基板に分割溝を設け、めっき処理や素子を実装するなどした後で、個片に分割することが行われている(例えば、特許文献3、4を参照。)。
特許第3253265号公報 特開2003−347600号公報 特許第003330104号公報 特公平7−77292号公報
上述した金属を主体とする発光素子用配線基板は、特許文献3に記載されたセラミックスを主体とする発光素子用配線基板に比べ、延性が高いため、分割溝を形成しても容易に分割しにくく、分割性の改善が望まれている。
従って本発明は、焼結金属を主体とし、熱放散性に優れた発光素子用配線基板を容易に提供できる分割性に優れた発光素子用連結基板ならびに、この発光素子用連結基板に発光素子を搭載した発光装置連結基板を提供することを目的とする。
本発明の発光素子用連結基板は、複数の発光素子用配線基板が縦横の並びに整列した発光素子用連結基板において、前記発光素子用配線基板が、焼結金属からなる平板状の金属基体と、該金属基体の上面に形成された搭載部と、前記金属基体を厚み方向に貫通するセラミックスからなる貫通絶縁体と、前記金属基体と電気的に絶縁されるとともに前記貫通絶縁体の内側を厚み方向に貫通する貫通導体と、前記貫通導体と電気的に接続されるとともに前記金属基体と絶縁され発光素子を搭載する搭載部の周囲に設けられた配線とを備え、前記発光素子用配線基板同士の間に、前記金属基体と略同一厚みのセラミックスからなる分割部が形成され、該分割部の表面に分割溝が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の発光素子用連結基板は、前記金属基体に有底穴が設けられ、該有底穴の底面に前記搭載部が形成されていることが望ましい。
本発明の発光装置連結基板は、以上説明した発光素子用連結基板の前記搭載部に発光素子が搭載されたことを特徴とする。
本発明の発光素子用配線基板は、基体を焼結金属で形成することにより、樹脂モールド基板やセラミック基板などよりも高い熱伝導率を有し、発光素子から発生する熱を基体全体から効率良く、速やかに系外へ放散することができ、発光素子が過剰に加熱されることを防止できる。そのため輝度低下防止あるいは、さらなる高輝度化が可能となる。しかも金属基体に、絶縁体を介して電気的に絶縁された配線を表面に形成し、更に前記金属基体に貫通して設ける事で、多層化が可能となり複雑な配線設計への対応や基板の小型化が可能となる。
また、前記発光素子用配線基板同士の間に、前記金属基体と略同一厚みのセラミックスからなる分割部が形成され、前記分割部の表面に分割溝が形成することで、分割部のセラミックは破壊靱性が金属よりも低いので、分割溝を起点に亀裂の進展が容易であるため、本発明のようなセラミックに比べ延性の高い金属を用いた場合でも、特殊な装置を使うことなく容易に分割することができる。
さらに、前記金属基体に有底穴が設けられ、該有底穴の底面に前記搭載部を形成することで、発光素子搭載部と前記配線とを取り囲むように金属からなる反射部を形成することになり、金属基体からだけでなく反射部からも発光素子が生じる熱を放散することができる。そして反射部によって発光素子を保護できるとともに、発光素子の周辺に蛍光体などを容易に配置することができる。また、反射部により発光素子が発する光を反射させて光の取り出し効率を増加させ、高輝度化を実現することができる。さらに、金属基体および反射部が焼結金属から成ることにより、金属基体と貫通絶縁体と貫通導体と配線と反射部とを同時焼成にて作製することができ、これによりコストを低減することができる。
以上説明した本発明の発光素子用連結基板に発光素子を搭載した本発明の発光装置連結基板によれば、発光素子からの発熱を速やかに装置外に放出することができ、かつ分割歩留まりの良好な発光装置連結基板となる。
図1(a)に示すように、本発明の発光素子用連結基板1は、複数個の発光素子用配線基板3が縦横の並びに整列したものである。この発光素子用配線基板3は、例えば、図1(b)に示すように、焼結金属からなる平板状の金属基体5と、この金属基体5の上面5aに形成された、発光素子を搭載する搭載部7と、セラミックスからなり金属基体5を厚み方向に貫通する貫通絶縁体9と、金属基体5と電気的に絶縁されるとともに貫通絶縁体9を厚み方向に貫通する貫通導体11と、貫通導体11と電気的に接続されるとともに金属基体5と絶縁され搭載部7の周囲に設けられた配線13とを備える。また、発光素子用配線基板3の下面には、発光素子用配線基板3を外部配線基板に接続するための外部接続端子15が設けられている。さらに、発光素子用配線基板3同士の間に、金属基体5と略同一厚みのセラミックスからなる分割部19が形成されており、分割部19の表面に分割溝21が形成されている。
そして、本発明の発光素子用連結基板1においては、発光素子用配線基板3を構成する金属基体5、貫通絶縁体9、貫通導体11、配線13、分割部19および外部接続端子15が同時焼成されていることが望ましい。
本発明の発光素子用連結基板1によれば、金属基体5の材料として焼結金属を用いるとともに、金属基体5を貫通するように貫通絶縁体9および貫通導体11を設けることが重要である。すなわち、金属基体1の材料として焼結金属を用いることにより、樹脂モールド基板やセラミック基板よりも高い放熱性を確保し、発光素子から発生する熱を発光素子用配線基板3全体から効率よく放出することができる。
また、発光素子用配線基板3同士の間に、金属基体5と略同一厚みのセラミックスからなる分割部19が形成されており、分割部19の表面に分割溝21を形成することが重要である。分割部19を設けることにより、特殊な装置を使うことなくチョコレートブレイクによって発光素子用連結基板1から個々の発光素子用配線基板3へと容易に分割することができる。
すなわち、本発明の発光素子用連結基板1は、金属に比べ、脆性の材料であり、破壊しやすいセラミックスによって分割部19を形成し、この破壊しやすい分割部19に分割溝21を設けることで、焼結金属を主体とする発光素子用配線基板3であっても、セラミックスを主体とする連結基板のように容易に分割することを可能とするものである。
そしてまた、金属基体5と、貫通絶縁体9および貫通導体11を同時焼成することが重要である。これらを同時焼成することにより、発光素子用配線基板3の多層化、配線設計の多様化、小型化を低コストで実現することができる。
ここで、分割溝21の断面形状は三角形であることが望ましい。これにより、分割部に応力が集中し、より分割が容易となる。
さらに、分割部19において分割溝21は片面側のみ、あるいは両側いずれに形成されていてもよく、片側に形成されている方が工程数が少なくなるので、コストを低減することができる。
そして、金属基体5に有底穴23を設け、この有底穴23の底面に発光素子搭載部7が形成されていることが望ましい。有底穴23の底面に前記搭載部7を形成することで、発光素子搭載部7と配線13とを取り囲むように反射部25を形成することになり、金属基体5からだけでなく反射部25からも発光素子が生じる熱を放散することができる。また、反射部25によって発光素子を保護できるとともに、発光素子の周辺に蛍光体などを容易に配置することができる。そして、反射部25により発光素子が発する光を反射させて光の取り出し効率を増加させ、より輝度を高めることができる。さらに、反射部25は金属基体5、貫通絶縁体9、貫通導体11、および配線13と同時焼成にて作製することができるため、別途作製した金属反射部を接着剤等で金属基体に接続する場合よりも工程数を減らし、コストを低減することができる。
また、図1(b)に示すように、金属基体5と貫通絶縁体9との境界は、クラックの発生や隙間の発生が起こりやすいことから、被覆絶縁層29で覆うことが望ましい。なお、この被覆絶縁層29は貫通導体11を露出させて配線13と接続させるため、例えばリング状に形成されている。この被覆絶縁層29は貫通絶縁体9との接合性を考慮すれば、貫通絶縁体9と同様の組成物で作製することが望ましい。
また、前記金属基体5の発光素子搭載部7が形成された側の主面5aに金属めっき(図示せず)が施されていることが望ましい。また、反射部25にも金属めっき(図示せず)が施されていることが望ましい。これにより、発光素子から出た光が金属めっきによく反射され、発光装置の光取り出し効率を向上させることができる。本発明では、金属めっきを施す面が焼結金属で形成されているため、樹脂モールド基板やセラミック基板のようにめっき形成部位への金属層の転写や印刷等を行う必要がなく、工程を簡略化することができる。
この金属めっきは、反射率の点からAgめっきとすることが望ましく、安価である点ではNiメッキが望ましい。
また、金属基体5は多層であってもよく、反射部25には傾斜が設けられていても良い。
そして、例えば図2に示すように、以上説明した本発明の発光素子用連結基板1を構成する個々の発光素子用配線基板3の発光素子搭載部7に、金属や樹脂からなる接続層(図示せず)を介して発光素子37を搭載し、この発光素子37の端子(図示せず)と、配線13とをボンディングワイヤ39で接続し、発光素子37、配線13、およびボンディングワイヤ39をモールド材などの透光性の樹脂41で覆うことで、本発明の発光装置連結基板43となる。
次いで、この発光装置連結基板43を分割部21にて分割することにより個々の発光装置が得られ、発光素子37に給電することにより光を生じる。このとき、金属基体5の熱伝導率が高いため、発光素子37からの発熱を速やかに放出することができ、発熱による輝度低下を抑制できる。また、発光素子37を有底穴23内に搭載することにより、発光素子37を保護することができ、かつ、発光素子37の放射する光を金属基体5や反射部25に反射させて光の取り出し効率を高めることができるため、高効率の発光装置を実現することができる。
なお、図2に示した例では、発光素子37は、接続層により発光素子用配線基板3に固定され、電力の供給はボンディングワイヤ39によりなされているが、発光素子用配線基板3との接続形態は、フリップチップ接続であってもよいことはいうまでもない。
また、発光素子37は、モールド材41により被覆されているが、モールド材41を用いずに、蓋体(図示せず)を用いて封止してもよく、また、モールド材41と蓋体とを併用してもよい。蓋体を用いる場合であって、発光素子37を用いる場合には蓋体は、ガラスなどの透光性の素材を用いることが望ましい。
また、発光素子37を搭載する場合には、必要に応じて、このモールド材41に発光素子37が放射する光を波長変換するための蛍光体(図示せず)を添加してもよい。
また、発光素子37の熱を金属基体5に効率よく伝達するという観点から、接続層として半田、インジウム、AuSn合金などの金属を用いることが望ましい。
なお、本発明においてもヒートシンクを設けることで、更に放熱性が向上することはもちろんであり、例えば、ヒートシンクのような冷却装置を設けることを排除するものではない。
次に、本発明における発光素子用連結基板1の製造方法について、図3〜図5を用いて具体的に説明する。
まず以下に説明するように、焼成することによって金属基体5となる金属シートと貫通絶縁体9となるセラミックグリーンシートおよび貫通導体11となる導体ペーストを作製する。また、必要に応じセラミックペーストを作製する。
金属シートは、金属粉末と樹脂と溶剤とを所定の割合で混合して調整した金属スラリーから、従来周知のドクターブレード法などによりシート上に形成される。なお、金属スラリーには必要に応じてセラミック粉末を含有させてもよい。
また、セラミックグリーンシートも、セラミック粉末、樹脂および溶剤などから形成されるセラミックスラリーからドクターブレード法などによりシート状に形成される。
金属シート並びにセラミックグリーンシートに用いるセラミック粉末、金属粉末の粒径は平均粒径で0.01〜10μm程度のものが好適に用いられ、特に、1〜5μmの範囲の粉末が取り扱いや焼結性に優れている。
また、望ましくはW、Mo、Cu、Agのうち少なくとも1種を主成分とする導体ペーストを作製する。金属粉末、樹脂および溶剤を所定の割合で混合し、溶剤を減圧過熱等によって除くことにより作製される。また、導体ペーストは必要に応じてセラミック粉末を含有させてもよい。
そして、セラミックペーストは導体ペーストと同様にセラミック粉末、樹脂および溶剤を混合し、溶剤を除くことによって作製される。
導体ペーストおよびセラミックペーストに用いる金属粉末、セラミック粉末の粒径は平均粒径で0.01〜10μm程度のものが好適に用いられ、特に、1〜5μmの範囲の粉末が取り扱いや焼結性に優れている。
まず、図3に示すように、セラミックグリーンシート44にマイクロドリル、レーザー等により直径50〜250μmのビアホール45を形成し、このビアホール45に導体ペーストを印刷等により埋め込んで焼成後に貫通導体11となる貫通導体成形体47を形成し、導体埋め込みシート49を作製する。
次に、打ち抜き穴を具備する金型の上面に、この導体埋め込みシート49の上に金属シート50を重ねて配置し、押し金型で金属シート50を打ち抜くと同時に、金属シート50の一部を導体埋め込みシート49に挿入する。そして、金属シート50と導体埋め込みシート49の不要な部分を除去することにより、図4に示すような焼成後に貫通導体11や貫通絶縁体9、金属基体5および分割部19となる複合成形体51を作製することができる。なお、金属シート50とセラミックグリーンシート44は略同一厚みであることが望ましい。
そして、例えば、図5(a)に示すように、この複合成形体51の表面に配線用導体ペーストを印刷等により形成することで、焼成後に配線13となる配線成形体53を形成することができる。また、導体ペーストによって形成された配線成形体53は、例えば焼成後に外部接続端子15や内部配線31とすることもできることはいうまでもない。ここで、配線用導体ペーストは、導体ペーストと同じペーストを用いることもできるし、導体ペーストと同様の方法で違う組成のペーストを別途作製してもよい。
次に、分割溝21の形成方法について説明する。以上のようにして作製した複数の複合成形体51を積層し、さらに、焼成後に分割部19となる領域の片側あるいは両側に、金属刃によって分割溝21を形成する。このとき、例えば、鋭角の金属刃を用いた場合は、V字形状の分割溝21を形成することができ、回転刃を用いた場合は、矩形や底部に曲率を持った分割溝21を形成することができる。
また、この配線成形体53は貫通絶縁体9と貫通導体11との境界にクラックや隙間が発生することを抑制するために、セラミックグリーンシート44と貫通導体成形体47との境界を覆うように形成することが望ましい。
その場合には、例えば、図5(b)に示すように配線成形体53を形成する前に、複合成形体51の表面にセラミックペーストを塗布して、焼成後に被覆絶縁層29となる被覆絶縁層成形体55を、貫通導体成形体47を露出させるとともに金属シート50とセラミックグリーンシート44との境界を覆うように形成することが望ましい。
これにより、金属基体5と貫通絶縁体9との境界にクラックや隙間が発生することを抑制することができる。なお、貫通導体成形体47を露出させるためには、被覆絶縁層成形体55をリング状あるいはドーナツ状に形成すればよい。
そしてさらに、図5(b)に示すように、貫通導体成形体47と接続させ、金属シート50と接続しないように配線成形体53を形成することで、被覆絶縁層成形体55と配線成形体53とを備えた複合成形体51を作製することができる。
なお、例えば配線成形体53や被覆絶縁層成形体55を備えた複数の複合成形体51を積層した場合には配線成形体53は焼成後に内部配線となる場合があり、また、被覆絶縁層成形体55は焼成後に内部絶縁層となる場合がある。
次に有底穴23の形成方法について説明する。まず、焼成後に有底穴23となるように、貫通孔を設け金属シート50を作製し、この金属シートを図4で作製した複合成形体51と積層すればよい。そして、焼成することで有底穴23を有する発光素子用配線基板3が複数連結してなる発光素子用連結基板1を作製することができる。
なお、反射部25は、図1(a)に示すように金属基体に対して垂直に配設されていてもよいし、図2のように傾斜を有するように配設されてもよい。反射部25が垂直な場合は、通常の金型で打ち抜いて作製すればよく、また、反射部25が傾斜を有する場合は、例えばパンチの外径よりもダイスの内径が0.05〜1mm程度大きな打ち抜き金型を用いて金属シート50を打ち抜き加工して作製することができる。
そして、貫通絶縁体9や貫通導体11の形状は、四角や角柱形状でも良いし、その他円形あるいは円柱形状など所望の形状にすることが可能である。
また、配線成形体53は、薄膜法により形成したり、金属箔を成形体の表面に転写するなどして形成することもできる。
(a)は、本発明の発光素子用連結基板の平面図であり、(b)は、本発明の発光素子用連結基板の断面図である。 本発明の発光素子用連結基板の他の形態の断面図である。 本発明の発光素子用配線基板の製造方法を説明するための導体埋め込みシートの平面図である。 本発明の発光素子用配線基板の製造方法を説明するための複合成形体の平面図である。 本発明の発光素子用配線基板の製造方法を説明するための説明図である。
符号の説明
1・・・発光素子用連結基板
3・・・発光素子用配線基板
5・・・金属基体
7・・・搭載部
9・・・貫通絶縁体
11・・・貫通導体
13・・・配線
15・・・外部接続端子
19・・・分割部
21・・・分割溝
23・・・有底穴
25・・・反射部
37・・・発光素子
43・・・発光装置連結基板
45・・・発光装置

Claims (3)

  1. 複数の発光素子用配線基板が縦横の並びに整列した発光素子用連結基板において、前記発光素子用配線基板が、焼結金属からなる平板状の金属基体と、該金属基体の上面に形成された搭載部と、前記金属基体を厚み方向に貫通するセラミックスからなる貫通絶縁体と、前記金属基体と電気的に絶縁されるとともに前記貫通絶縁体の内側を厚み方向に貫通する貫通導体と、前記貫通導体と電気的に接続されるとともに前記金属基体と絶縁され発光素子を搭載する搭載部の周囲に設けられた配線とを備え、前記発光素子用配線基板同士の間に、前記金属基体と略同一厚みのセラミックスからなる分割部が形成され、該分割部の表面に分割溝が形成されていることを特徴とする発光素子用連結基板。
  2. 前記金属基体に有底穴が設けられ、該有底穴の底面に前記搭載部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の発光素子用連結基板。
  3. 請求項1または2に記載の発光素子用連結基板の前記搭載部に発光素子が搭載されたことを特徴とする発光装置連結基板。

JP2006319958A 2006-11-28 2006-11-28 発光素子用連結基板および発光装置連結基板 Pending JP2008135526A (ja)

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