JP2008135034A - 電子タグを装着した組合せ装置および電子タグ - Google Patents

電子タグを装着した組合せ装置および電子タグ Download PDF

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Abstract

【課題】
アンテナ内蔵無線認識ICチップを小さなタグにする方法および小さな物にタグを装着する方法を提供することにある。
【解決手段】
糸状やテープの上にアンテナ内蔵無線認識ICチップを固定し無線タグとする。また、ねじの頭に穴をあけ、アンテナ内蔵無線認識ICチップを実装する。また、アンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した無線タグ(アンテナ内蔵無線タグ)を糸の上に実装して、そのアンテナ内蔵無線タグを糸と同じように、布に織り込んでいく。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に非接触ICチップにアンテナを内蔵した電子タグおよびその電子タグを装着した装置に関する。
電子タグや無線タグは、主に物に装着してIDを使った自動認識や偽造防止を行うために使われていた。一般的に無線タグは、無線認識ICチップに外部アンテナをつけた無線タグであり、外部アンテナが大きいため、無線タグ全体の形状が外部アンテナの分だけ大きくなったり、小さな物に無線タグを組込むことができなかった。そこで、装着する物が小さい場合は、無線タグも小さくする必要があるため、アンテナを内蔵した無線認識ICチップが提唱されている(特許文献1参照)。
特開2001-28037号公報
しかし、特許文献1に記載の無線タグに関しては、その無線タグを作成することおよび実際に小さい物へ無線タグを装着することは困難であるという問題がある。例えば、アンテナを内蔵した無線認識ICチップ(アンテナ内蔵無線認識ICチップ)を小さな物へ装着するには、小さな物にその無線タグを固定する必要がある。また、アンテナを内蔵した無線認識ICチップは小さく、読取り範囲も狭いため、アンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した無線タグと読取装置のアンテナの位置をある一定の範囲内にあわせる必要がある。
本発明の目的は、アンテナ内蔵無線認識ICチップを小さなタグにする方法および小さな物にタグを装着する方法を提供することである。本発明のもう一つの目的は、アンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した無線タグと読取装置のアンテナの位置を一定範囲にあわせるための方法を提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、アンテナ内蔵無線認識ICチップを小さなタグにする方法として、糸状やテープの上にアンテナ内蔵無線認識ICチップを固定し無線タグとすることである。また、ねじの頭に穴をあけ、アンテナ内蔵無線認識ICチップを実装する。また、小さな物にアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した無線タグ(アンテナ内蔵無線タグ)を装着する方法の一つとして、糸の上に実装したアンテナ内蔵無線タグを糸と同じように、布に織り込んでいく。
また、上記のもう一つの目的を達成するために本発明は、アンテナ内蔵無線タグの位置を特定できるように、タグに形状を付ける。その形状の特徴に合うように読取装置のアンテナの形状を作る。
本発明によれば、アンテナを内蔵した無線認識ICチップを物や部品に効率よく装着するためのタグを作成する方法を提供することができる。また、より読取りを効率よく行うことが可能となる。
図1に無線タグ用のICチップの構成を示す。非接触ICチップ102は、アンテナからのアナログ信号を受けるRF(Radio Frequency)部104と電源生成部106、論理部108、メモリ部(記憶部)110からなる。アンテナ内蔵無線認識ICチップは、図2に示すように、ICチップ202の上に、内蔵アンテナ204を形成したチップである。非接触ICチップ202は、接点を持たず、リーダライタからの電波を内蔵アンテナ204が受信し、電源の供給及びクロックをICチップ内で生成し、データの送信を行う。
無線タグ用のICチップの動作について図1を用いて説明する。リーダライタからの電波をRF部104で受け、電源生成部106で電源に変え、ICチップ全体の回路で使用する電源を生成する。RF部104で受けた電波からは、クロック成分を取り出し、ICチップ全体の回路のクロックとして使用される。論理部108は、リーダライタから送られてきた指令に従い、処理を行う。メモリ部110は、ICチップに記憶すべき情報、すなわち、商品を識別するための情報を格納する領域である。本発明の無線タグのICチップとしては、メモリ部にROMが使われている物も使用する。ROM型無線タグのデータは工場で製造時に書き込んでしまうため、顧客にタグがわたっても、そのデータを変更したりすることができない。書き込むことができない代わりに識別用のID以外に偽造防止の役割を果たすことができる。データを無線タグが読取装置に送る場合は、リーダライタから受取ったマイクロ波を電源として、RF部104を送信機として使い、メモリの内容を読取装置に送り返す。
図3は、糸にアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装したアンテナ内蔵無線タグである。糸302に結び目306を付け、結び目306にあわせて、アンテナ内蔵無線認識ICチップ302を付け、外側からプラスチック306で多いタグとした物である。プラスチック306の形は、糸に接しているところは細くなるような流線型の形になっている。これは、糸を布に織り込む際に、他の糸に引っかかりにくくして、織り込みやすくするためである。図3を横から見た形状を図4に示す。糸404の結び目406にあわせて、アンテナ内蔵無線認識ICチップ402を付け、外側からプラスチック408で固定した物である。図5は、アンテナ内蔵無線タグ504、506、508を一定間隔で実装した物である。
図5で示した糸状のアンテナ内蔵無線タグの作成方法を図6に示す。糸602の上に結び目作成装置604で結び目606、608を作成し、アンテナ内蔵無線タグ作成装置610でアンテナ内蔵無線タグ612、614を連続的に作成する。アンテナ内蔵無線タグ作成装置610での無線タグの作成方法を図7に示す。糸702につけられた結び目704、706にあわせて、アンテナ内蔵無線認識ICチップ取り付け装置714でアンテナ内蔵無線認識ICチップ710を接着する。その後、アンテナ内蔵無線タグ形成装置718で、プラスチックを型の中に流し込み、無線タグ720を作成する。
図7で形成した糸状のアンテナ内蔵無線タグを布状に織り込んだ実施例を図8に示す。図8は、布のおり込みラベル802を作る際に、一本の糸の代わりに、糸状のアンテナ内蔵無線タグを織り込んだものである。アンテナ内蔵無線認識ICチップを糸状のアンテナ内蔵無線タグにすることにより、布を織る際に、糸の代わりに織り込むことができ、無線タグを効率的に装着することができる。アンテナ内蔵無線認識ICチップを織り込まれた織り込みタグは、個品管理用のIDと本物性を示すIDとして使うことができる。
次に、細い棒状の先端にアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した実施例を示す。図9は、マッチ針906の頭904の部分にアンテナ内蔵無線認識ICチップ902を実装したアンテナ内蔵無線タグである。プラスチックでできている頭904の先端に、無線ICチップを実装している。図10の実施例は、虫ピン1006の先端1004にアンテナ内蔵無線認識ICチップ1002を実装したアンテナ内蔵無線タグである。実施例の図9と図10のアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装したマッチ針や虫ピンは、針やピンを指したところにIDをつけるのに使うことができる。
図11の実施例は、木ねじにアンテナ内蔵無線認識ICチップをつけた実施例である。図11の(1)は、木ねじを横から見た図である。木ねじ1106の頭1102の部分にアンテナ内蔵無線認識ICチップ1104が実装されている。(2)は、木ねじの頭1102を上から見た図である。頭全体が1110であり、1114はプラスの溝の部分である。アンテナ内蔵無線認識ICチップ1112は、木ねじの頭に掘られた穴1108に埋め込まれている。溝1114と穴1108の位置関係を一定にしておけば、ねじ回しの先端の形状のアンテナを持つ読取装置を作ることにより、アンテナ内蔵無線認識ICチップ1112の読取りが容易になる。図11の(3)は、木ねじの頭1110の部分の断面図である。木ねじの頭1116に掘られた穴1118は、はずれ止めがねじきりで掘られており、側面がでこぼこになっている。その穴1118の中に、アンテナ内蔵無線認識ICチップ1120が実装される。チップを固定するためには、プラスチックや接着剤が使われる。穴1118の側面がでこぼこになっているため、接着性があがり、アンテナ内蔵無線認識ICチップ1120が脱落しにくくなっている。
木ねじにアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装し、アンテナ内蔵無線タグとすることにより、木ねじを無線タグとして使うことができる。アンテナ内蔵無線タグである木ねじを木工の組み立てに使うことにより、組み立ての道具としての木ねじと使って、自動認識番号のIDを装着することができ、装着の手間が省ける。なお、本発明は、機械装置に使うねじでも同じであり、プラスではなくマイナスのねじにも有効である。アンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した機械用のねじであれば、機械を組み立てる際にIDをつけることができる。
図12は、六角形の頭を持つねじでのアンテナ内蔵無線タグの実施例である。(1)は、ねじの断面図である。ねじ1208の先端に六角形の頭1202ついており、その真中にはずれ止めとして側面がでこぼこした穴1204があいておりおり、その中にアンテナ内蔵無線認識ICチップ1206がプラスチックや接着剤などで実装されている。(2)は六角形の頭1202を上から見た図である。頭1210の真中に穴1212が掘られており、アンテナ内蔵無線認識ICチップ1214が実装されている。六角形の頭の真中にあるためアンテナ内蔵無線認識ICチップ1214の位置を特定することが容易となる。
図13は、六角形の頭を持つねじでのアンテナ内蔵無線タグの作成方法の実施例である。六角形の頭を持つねじ1304の頭1302の部分に、ねじきり1306でねじ穴1308を作成する。そうすると、断面がでこぼこになる。その後ねじ穴1308にアンテナ内蔵無線認識ICチップ1310をアンテナ内蔵無線認識ICチップ実装装置1312で実装し、プラスチックあるいは接着剤で固定する。穴1308の側面がでこぼこしているため、固定した際にアンテナ内蔵無線認識ICチップ1310がはずれにくくなっている。
図14は、ラベルにアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した実施例である。ラベル1402にアンテナ内蔵無線認識ICチップ1404を貼付け、その上から円柱の保護材1406を貼り付けたアンテナ内蔵無線タグである。断面図は図15のとおりである。ラベル1502の上にアンテナ内蔵無線認識ICチップ1506が張付けられ、その上に保護材1504がのっているタグである。ラベル1502が小さくなった実施例が、図16である。図15のラベル1502が保護材1604と同じ大きさのラベル1602になった実施例である。図14の実施例のようにラベルの上に円柱の保護材の真中にアンテナ内蔵無線認識ICチップを置くことにより、リーダのアンテナを保護材にあわせることにより、アンテナ内蔵無線認識ICチップとアンテナの位置関係をあわせのガイドとして使うことができ、アンテナ内蔵無線認識ICチップのIDを効率よく読取ることができる。
図17は、ラベルをテープ状にした実施例である。最初にテープに、アンテナ内蔵無線認識ICチップを貼付け、保護材を貼付け、図17の1702のテープを作成する。一定の間隔で、アンテナ内蔵無線認識ICチップ1706や1710が貼り付け、その上から保護材1704、1708が貼り付けられたものである。使用する場合は、1712の位置で切断し使用する。図17のテープを供給する場合は、図18のように巻き取り梱包する。
図19は、チューブの中にアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した実施例である。図19の(1)は、上から見たチューブである。チューブ1902の中にアンテナ内蔵無線認識ICチップ1904、1906を実装である。ふくらみ1908、1910は、保護材をつけて膨らんだものである。このふくらみは、アンテナ内蔵無線認識ICチップ1904、1906のリーダのアンテナの位置あわせをするためのガイドとして使用することができ、アンテナ内蔵無線認識ICチップのIDを効率よく読取ることができる。図19の(2)は、チューブ1902を横から見た図である。上からと同様に、ふくらみ1908と1910がある。
図20は、図19で示したチューブ状のアンテナ内蔵無線タグを作る方法の実施例の一つである。本実施例では、図5で示した糸状のアンテナ内蔵無線タグ2006を使う。糸状のアンテナ内蔵無線タグが巻き取られたループ2002から糸状のアンテナ内蔵無線タグ2006を繰り出し、チューブの素材が熱で溶けている状態を保持している装置2004に入れ、装置2004の片側から、円形の繰り出し口と真中から糸状のアンテナ内蔵無線タグを繰り出すことにより、チューブ状のアンテナ内蔵無線タグ2004を作る。アンテナ内蔵無線認識ICチップが実装されている部分2008、2010のふくらみはチューブが冷える時に収縮し、2016のふくらみを作成する。糸状のアンテナ内蔵無線タグと溶けたチューブの素材を連続的に繰り出しことにより、長いチューブ状のアンテナ内蔵無線タグを作成することができる。
図21は、チューブ状のアンテナ内蔵無線タグを使用した実施例である。紙やプラスチックに実装した例である。長いチューブ状のアンテナ内蔵無線タグ2104を紙2102に貼付け、あるいは2枚の紙で張り合わせることにより、装着する。それを1枚ずつ切断すると図22のような、1枚の紙状のアンテナ内蔵無線タグとなる。図23は、長いケーブル2302にチューブ状のアンテナ内蔵無線タグ2304を装着した実施例である。ITが進み、建物の中にはいろいろなケーブルが張り巡らされているが、複数のケーブルが入り乱れて張り巡らされているため、どのケーブルが何のためのケーブルかわからなくなっている。ケーブルに一定間隔のアンテナ内蔵無線認識ICチップが実装されたチューブ状のアンテナ内蔵無線タグを貼り付けて配線することにより、ケーブルの途中でもアンテナ内蔵無線認識ICチップのIDを読むことにより、何のためのケーブルか特定することがで、ケーブルの保守管理が容易になる。
図24は、二つの物を組合せて使用するときの組合せの確認にアンテナ内蔵無線認識ICチップのIDを使用する実施例である。一つの装置に同じような複数のケーブルを装着する際、どのケーブルをどのコネクターに差し込んでよいか、特定すること、確認することが困難である、通常は、ケーブルの方にあらかじめ番号が書かれた札をつけておき、その番号でどのコネクターに接続してよいか判断する。図24の実施例では、ケーブル2402側のコネクター2410にアンテナ内蔵無線認識ICチップ2404を付けておき、ケーブル2402を接続する装置2408側のコネクター2412にアンテナ内蔵無線認識ICチップ2406を付けておく。最初に付ける際は、ケーブルの両端のコネクターにつけられているアンテナ内蔵無線認識ICチップのIDを記録しておき、装置側のどのコネクターにつけるか、指定しておく。ケーブルをつなげる場合は、装置側のコネクターのとケーブルのそれぞれのアンテナ内蔵無線認識ICチップのIDを確認して、つなぐ。この場合、二つのアンテナ内蔵無線認識ICチップのIDを読み、指定されたIDであれば、正しい接続と判断する。一方、保守などで、ケーブルの接続の差し替えを行う場合は、変更された情報に従い、二つのアンテナ内蔵無線認識ICチップのIDを読み、変更情報と一致していれば、接続が正しく変更されたとする。
図25の実施例は、ケーブルの設置の確認を二つのアンテナ内蔵無線認識ICチップのIDを読取ることにより、確認する実施例である。ケーブル2502にアンテナ内蔵無線認識ICチップ2504が実装されたアンテナ内蔵無線タグ2510を装着する。2506および2512は、ケーブル2502を支えるフックである。ケーブルが正しいフックにかけられているかは、ケーブル2502のアンテナ内蔵無線認識ICチップ2504とフック2506のアンテナ内蔵無線認識ICチップ2508のIDを確認することにより判断する。指定されたIDであれば、正しいフックにかけられていると判断する。
図26の(1)は、アンテナ内蔵無線認識ICチップを使って、装置に別の部品を取り付ける際に、正しい部品を取り付けたことを確認する実施例である。装置2602にアンテナ内蔵無線認識ICチップ2604を付けておき、その装置に接続する部品2608にアンテナ内蔵無線認識ICチップ2606を付けておき、二つのアンテナ内蔵無線認識ICチップのIDがあらかじめ定められたIDであれば、ただし部品がつけられたと判断する。図26の(2)の実施例は、装置を組合せる際に、アンテナ内蔵無線認識ICチップのIDがあらかじめ定められたIDであれば、正しく付けられていると判断する。例えば、2610と2618の装置を特定して組合せる必要があり、他の組合せでは、使用上問題である場合に、本発明は適している。
図27は、球形のアンテナ内蔵無線タグの実施例である。アンテナ内蔵無線認識ICチップ2704を球形のプラスチックのような保護材2702に入れたものである。この球形のアンテナ内蔵無線タグの応用例の一つは、粉状の物に混ぜ込むことである。例えば、セメントのような物であれば、どこのセメント2802であるかを特定する際に、アンテナ内蔵無線タグ2804、2806のIDを使用することができる。また、爆発物の中に混入させ、爆発した後に、この球形のアンテナ内蔵無線タグを探して取り出すことにより、どの爆発物の物であるか特定することができる。爆発物に入れる場合は、アンテナ内蔵無線タグ2902の外側に、保護のためと爆発後の速度を落とすためにクッション材2904を付けることもある。
図30は、薄い紙にアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した実施例である。図30の(1)は、紙に実装した断面図である。紙3002に、アンテナ内蔵無線認識ICチップ3004を接着剤3006で貼り付けたものである。図30の(2)は、上から見た図である。アンテナ内蔵無線認識ICチップは厚みを持っているため、アンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した部分が厚くなるため、紙にへこみを入れるほうが望ましい。図31は、紙にへこみをする実施例である。紙3102にドリル3106でへこみ3104を作る。そこに、アンテナ内蔵無線認識ICチップを入れ、接着剤で固定する。へこみの作り方は、穴をあける以外に、強く型で押し、へこみを作る。また、パルプから紙を作る際に、あらかじめパルプの量を薄くする部分を作っておき、へこみができるようにする。
図32は、ダイオードパッケージの上あるいは中に、アンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した実施例である。ダイオード3202は、ピン3206を持ち、基板にはんだ付けして固定する。ダイオードのパッケージにアンテナ内蔵無線認識ICチップ3204を実装する。アンテナ内蔵無線認識ICチップとピン3206は接続されておらず、ピン3206は、アンテナ内蔵無線認識ICチップが実装されたパッケージを固定するための物である。図33は、電子装置を組み立てる基板で用いられる小型の抵抗である。抵抗のパッケージ3302の上にアンテナ内蔵無線認識ICチップ3304を実装する。ダイオードや抵抗の形状のアンテナ内蔵無線タグにすることにより、アンテナ内蔵無線認識ICチップを電子機器用の基板3402に実装する際、他の電子部品の実装機と同じ装置を使って、ダイオードや抵抗の形状のアンテナ内蔵無線タグ3404、3406を基板上に実装でき、アンテナ内蔵無線認識ICチップを実装するコストが安くなる利点がある。
図35は、ガラスやプラスチックでできた試験管3502の底にアンテナ内蔵無線認識ICチップ3504が実装した実施例である。先端の部分を拡大すると図36のようになる。試験管3602の先端はへこみ3606があり、その中にアンテナ内蔵無線認識ICチップ3604が埋め込まれ、接着剤などで固定されている。へこみをつけることにより、試験管の底をテーブルんだおにつけても、力がアンテナ内蔵無線認識ICチップにかからず、アンテナ内蔵無線認識ICチップが壊れにくいという利点がある。試験管の底のアンテナ内蔵無線認識ICチップは試験管のIDとして使われる。このIDは、血液駅検査などの一部の検査では光学で検査を行うため、ラベルを貼ると光学検査ができにくくなり、光学検査の邪魔ならないという利点がある。
図37は、弾丸上のアンテナ内蔵無線タグの実施例である。弾丸3702にアンテナ内蔵無線認識ICチップ3704を実装した物である。弾丸3702には、はずれ止めがついており、簡単にタグがはずれないようになっている。この応用例としては、図38に示すように金魚や鯉のIDとして弾丸中のアンテナ内蔵無線認識タグを装着する。金魚や鯉など識別が困難な物のIDとして使用する。
図39は、アンテナ内蔵無線認識ICチップ3902をプラスチック3904で保護し、取り付け用の装着部3906を取り付けた実施例である。装着部は、裏側からアンテナ内蔵無線認識タグが落ちないように固定するためのものである。図40に示すように魚につけたり、図41に示すように服につけたりするために使用する。
図42は、アンテナ内蔵無線認識タグ4202の中にアンテナ内蔵無線認識ICチップ4204が入ったものである。アンテナ内蔵無線認識ICチップを覆っている保護剤は、圧着あるいは熱圧着を加えられると、接着剤が出たり、保護材が軟化する。軟化した状態を図43に示す。装着する物4304の上に接着剤が溶け出し、アンテナ内蔵無線認識ICチップを4304の上に固定する。
図44は、アンテナ内蔵無線認識ICチップ4404をボタン4402に実装した物である。ボタンを服につけることにより、自動的にアンテナ内蔵無線認識ICチップが装着され、IDとして使うことができる。
図45は、ビンのふたにアンテナ内蔵無線認識ICチップをつけた実施例である。ビン4506のふた4504にくぼみ4502を付け、その中にアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装する。図46は、ビンのふたの断面図である。ビンのふた4606にくぼみをつけ、その中にアンテナ内蔵無線認識ICチップ4604を埋め込み、接着剤4602で固定する。くぼみの部分4608は、リーダ装置のアンテナとの位置あわせ用のガイドに使用し、アンテナ内蔵無線認識ICチップのIDを効率よく読取ることができる。なお、はずれ止めとしてくぼみの側面を凹凸にすると、接着剤の接着強度を増すことができる。
図47は、リーダ装置の実施例である。アンテナ部4704は、アンテナ内蔵無線認識ICチップのIDを読取る物である。ボタン4710は、読取り指示を行ったり、データを入力するために使用する。表示画面4708は、読取った結果や処理した結果を表示する部分である。読取装置4702は、PDAのような携帯機器にアンテナ部4704を装着した装置である。4706はアンテナを取り付けるための取り付け部で、リーダ装置4702にはいろいろなアンテナを装着できる。
図48のアンテナ4804は、図14のラベル状のアンテナ内蔵無線タグ1402を読むためのアンテナである。アンテナにへこみ4802と4806がある。これは、アンテナ内蔵無線認識ICチップ1404の保護材1406に合うようにへこみが作られている。へこみ4806の大きさは、保護材1406の大きさと同じである。4808は、リーダ装置4702へのアンテナの取り付け部である。
図49は、アンテナ4804をリーダ装置4702に装着した実施例である。リーダ装置の本体4906にアンテナ4902が取り付け部4904に取り付けられている。アンテナ4914のへこみの4916は、アンテナ内蔵無線認識ICチップ4910をラベル状のタグ4912に実装した保護材4908の形状と整合するようになっており、リーダのアンテナ4914をラベル状のアンテナ内蔵無線タグ4912に滑らせて動かせば、へこみ4916と保護材4908の出っ張りが合い、自然とアンテナ内蔵無線認識ICチップ4910とアンテナ4902の内部の読取り部4914と位置が一致するようになっている。そのため、アンテナ内蔵無線認識ICチップの読取り範囲が小さくても、読取りを簡単に行うことができるようになる。
図50は、図11の木ねじ状のアンテナ内蔵無線タグ1102のリーダ装置である。リーダ装置の本体5002は、図47のリーダ装置の本体部分と同じである。5004はアンテナの取り付け部である。アンテナ5006には、木ねじの溝に合うようにガイド部5010がついており、木ねじ状のアンテナ内蔵無線タグ1102の溝の1114にガイド5010を際しこむと、リーダの読取り部5008とアンテナ内蔵無線認識ICチップ1108とが一致する。こうすることにより、アンテナ内蔵無線認識ICチップのIDを簡単に読むことができる。
図51は、アンテナ内蔵無線認識ICチップのIDのフォーマットの実施例である。サービス識別子5104は、サービスごとにユニークな識別子である。例えば、Xブランドの男性用スーツを一つのサービスと考えれば、Xブランドの男性用スーツには同じサービス識別子が割り振られる。もし、Xブランドに女性用スーツがあれば、それには、別のサービス識別子を割り振ることになる。しかし、Xブランドでスーツを一つのサービスと考えれば、男性用スーツも女性用スーツも同じサービス識別子となる。ユニーク番号5106は、サービス識別子ごとにユニークになる番号で、一般には連続番号を用いる。ユニーク番号で、サービスの中の個品を識別する。サービス識別子とユニーク番号で、アンテナ内蔵無線認識ICチップのID5102はユニークになるようになっている。そのため、個品管理以外に本物性を示すIDとしても使用することができる。
<ケーブルを利用した実施例>
図52は、図24のケーブルと装置の接続をアンテナ内蔵無線認識ICチップを使って、正しく接続するための装置の構成図である。装置A 5208と装置B 5220のそれぞれのコネクター5222や5224を予め定められた接続規則に基づいてケーブル5214で接続することが目的である。
装置A 5208、装置B 5220が備える各コネクターには、コネクターを識別する名称(A1、A2、B1、B2など)が与えられ、各コネクターの名称に対応しコネクターを一意に識別するコネクターIDを格納したアンテナ内蔵無線認識ICチップが付されている。例えば、コネクター5222にはアンテナ内蔵無線認識ICチップ5210が付けられている。
ケーブルには、各ケーブルを識別する情報としてケーブル番号が付され、各ケーブルの両端の端子には、各端子を一意に識別する端子IDを格納したアンテナ内蔵無線認識ICチップが付けられている。例えばケーブル5214には、アンテナ内蔵無線認識ICチップ5212と5216が付けられている。
リーダ装置5206は装置とケーブルの接続を管理しているサーバー5202にケーブルあるいは無線5204などの通信回線で接続されている。リーダ装置5206はアンテナ内蔵無線認識ICチップを読取るためのアンテナ5222を備え、装置のコネクターやケーブルの端子につけられているアンテナ内蔵無線認識ICチップのIDを読むことができる。
図53は、装置A5208と装置B5220のそれぞれのコネクター5222や5224を、予め定められた接続規則に基づいてケーブル5214で接続するためのリーダ装置5206とサーバー5202との間のデータのやり取りおよび処理の流れを示す図である。以下、図53を用いて適宜他の図を用いながら本処理について説明する。
サーバー5304は装置のコネクターの番号とコネクターIDの情報をリーダ5302に通知する(5306)。装置のコネクターの番号とコネクターIDの情報は図55に示すケーブル接続テーブルであり、装置AのコネクターにはA1からA3までの番号を持つコネクターがあり、それぞれには、231、343、120というコネクターIDを持つアンテナ内蔵無線認識ICチップが付けられている。また、装置BのコネクターにはB1からB3までの番号を与えられたコネクターがあり、それぞれには、266、34、892というコネクターIDを持つアンテナ内蔵無線認識ICチップが付けられている。
コネクターIDは、ユニークな番号であれば良く、図51のデータフォーマットの形式のように、サービス識別子5104とユニーク番号5106を含んでも良い。サービス識別子5104とは、企業単位の識別子や企業内部でのID利用形態単位での識別子など、IDを利用したサービスを識別して管理する単位での識別子である。ユニーク番号5106は少なくとも同一サービス識別子に対してユニークな識別子である。
次に、リーダ5302は、サーバー5304から使用するケーブル番号とその端子の端子IDの情報を得る。ケーブル番号とその端子のIDの情報は、図54に示すように、ケーブル番号と端子1と端子2のアンテナ内蔵無線認識ICチップのID番号の組が示された情報である。これらの情報は、装置やケーブルの設計情報として入手することもできる。
リーダ5302は、コネクターとケーブルの接続がされると、ケーブル接続テーブル5502に、ケーブル番号5508、端子ID5510、端子ID5512の情報を書き込む(5310)。5310の処理の詳細を図56に示す。
リーダ5206は、装置Aのコネクターにケーブル端子1が接続されると(5602)、装置AのコネクターのコネクターIDとケーブル端子1の端子IDとをそれぞれに付されたアンテナ内蔵無線認識ICチップから読取る(5604)。ケーブルの番号とケーブル端子1のIDのデータを図55のテーブル5502に書き込む(5606)。装置A側のコネクターにケーブルをつないだ状態では、図57のテーブルの内容となる。本実施例で、ケーブルの番号は必須ではない。
次に、装置Bの一つのコネクターのアンテナ内蔵無線認識ICチップのIDを読取る(5608)。図57のテーブルと図54のテーブルからコネクターに接続すべき正しいケーブルを見つける(5610)。装置A側のコネクターA1に装置B側のコネクターB2をケーブルでつなぎたい場合は、図57のテーブルから装置A側のコネクターA1にどのケーブルが接続されているかわかり、そのケーブルの端子2の端子IDを図54の端子の対応表のテーブルから見つけることができ、その端子IDを持つ端子2を装置B側のコネクターB2に差し込めばいいことがわかる。
こうしてわかったケーブルの端子2をそのコネクターB2に差し込む(5612)。そのコネクターとケーブル端子2のIDを読取る(5614)。そして、それらのIDを図57のテーブルに書く(5616)。その結果、図57のテーブルは図58のテーブルのようになり、この結果をサーバーに送り返す(5310)。
装置のコネクターとケーブルの端子にアンテナ内蔵無線認識ICチップを付けIDを持たせることにより、装置のコネクター同士を正しくつけることが可能となる。これは、ケーブルの設置以外に保守のときにも有効である。本発明は、装置間のコネクターをケーブルでつなぐ以外に、柱と梁を正しくつけるような応用にも適用することができる。
図56のフローチャートのステップのうち、少なくとも5604、5606、5608、5614、5616はリーダ5206の動作である。本実施例では、ステップ5602、5610、5612を人の動作として説明したが、装置によって実現しても良い。また、ステップ5612、5614、5616を実行しなくても、接続先の端子とコネクターの組を知ることはできるが、実行した場合さらに、ステップ5614で読取られた端子IDとコネクターIDの組合せが規則に反するとき、リーダ5206は、エラーメッセージを音や画面表示などによりユーザに通知することができる。
ケーブルが接続されたことを検知することができるケーブルであった場合、さらに付加的な機能を備えることができる。以下にこの例について説明する。
装置A5208および装置B5220は通信回線を介してサーバー5202と接続されており、装置A5208または装置B5220は、ケーブルが接続された場合にサーバー5202へ、接続されたケーブル端子とコネクターのケーブル端子IDとコネクターIDを接続情報として通知する。サーバー5202は、受信した接続情報を接続状況情報として記憶装置に格納する。
リーダー5206は定期的にまたは明示的な操作者からの指示によりサーバー5202に接続状況情報を問合せ、サーバは問合せに対して接続状況情報をリーダー5206に送信する。リーダー5206は、受信した接続状況情報を記憶部に格納する。
リーダ5206は、格納された接続状況情報と接続読取テーブル5502に格納された端子IDおよびコネクターIDの読取状況に基づいて2種類のエラーメッセージを出力する。出力はリーダー5206の表示画面への表示および/または音の発生による。1つのエラーメッセージは、接続状況情報において接続されていることが示されているケーブル端子とコネクターの組合せが接続読取テーブル5502に格納されていない場合である。これにより、IDの読み落としを防ぐことができる。もう1つのエラーメッセージは、接続読取テーブル5502に格納されている端子IDとコネクターIDの組が接続状況情報に格納されていない場合である。これにより接触不良などの接続ミスを検知できる。
<電子基板を利用した実施例>
図59〜67を使って、図11のアンテナ内蔵無線認識ICチップを内蔵したねじと図32のアンテナ内蔵無線認識ICチップを内蔵したICパッケージを用いた部品の個品管理の実施例を示す。
図59は、本実施例のハードウェア構成図である。本実施例では、記憶装置を備えたサーバー5902が、リーダ5908を備える実装機5906とケーブルや無線などの通信回線で接続されている。記憶装置には図64に示す部品装着テーブル6302が格納されている。電子基板5910には、電子部品5912、5916が装着されており、電子部品5912、5916にはそれぞれ、部品を識別する部品IDを格納したアンテナ内蔵無線認識ICチップ5914、5918が付されている。電子基板5910に電子部品5912、5916を装着するには、実装機5906で基板に実装する。
図62を用い、適宜他の図を参照しながら、本実施例の処理の流れを説明する。
実装する際、実装機に付けられたリーダ5908でアンテナ内蔵無線認識ICチップ5912、5918の部品IDをアンテナ内蔵無線認識ICチップから読み取り、読取った部品IDをサーバー5902に通知する(6202)。
図64に示すようにサーバー5902は、部品装着テーブル6302に部品ID6408と部品ID6410とを書き込む。このように電子部品を取り付ける場合に、IDの読取りも行うことができ、電子基板の個品管理が容易にできるようになる。
次に、図59の電子基板5912は図60の装置の一部として組込まれる。組込む際、アンテナ内蔵無線認識ICチップがついたねじ6012で取り付ける。取り付けの際に、ねじ回しにつけられた読取装置でねじのID番号を読取る。これにより、電子基板5912に製造番号を別に書き込まなくても、ねじ止めと一緒に製造番号に相当するIDを取り付けることができる。ねじ回しは通信回線を介してサーバー5902と接続されている。取り付けたねじのIDや製造情報はサーバー5902に伝えられる(6202)。サーバー5902の図64のテーブルのねじIDの欄6508に読み込んだIDが書き込まれる。
装置6002は、ラック6102に組込み装置6104として組込まれる。装置6104を保守する場合、装置の製造情報が入手できると、効率的な修理などができる。製造情報を入手するには、リーダ6606で6106のねじのアンテナ内蔵無線認識ICチップのIDを読取り、サーバー6602にねじのIDを伝え(6706)、サーバーから製造情報や主要部品のIDなどの情報を入手する(6706)。ねじ6106に装置の個品番号に対応するID番号がついているため、個品ごとの製造情報が入手できる。また、図61の装置に組込まれた状態でも前面などからIDを読取ることができ、装置6104をラックからはずしたりしなくても、製造番号などの情報を入手することができる。
本発明を実施する他の態様を以下に示す。
(1)糸に、1つあるいは複数のチップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを装着し、それぞれのチップを保護材で固定したことを特徴とするタグ。
(2)(1)のタグにおいて、保護材の端が流線型になっていることを特徴とするタグ。
(3)(1)または(2)のタグにおいて、糸に滑り止めを施したことを特徴とするタグ。
(4)(3)のタグにおいて、糸に滑り止めを施こすことを糸の結び目を利用したことを特徴とするタグ。
(5)棒状のものに、棒状の先端にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを実装したことを特徴とするタグ。
(6)(5)において、アンテナを内蔵した無線認識ICチップを実装した反対側の先端に取り付けするための取り付け部を持つことを特徴とするタグ。
(7)(6)において、取り付け部が細くなっており、マッチ針あるいはくぎの形であることを特徴とするタグ。
(8)(6)において、取り付け部にねじ切りがされており、ねじの形であることを特徴とするタグ。
(9)(5)から(8)のいずれかにおいて、アンテナを内蔵した無線認識ICチップを実装するために、はずれ止めがあることを特徴とするタグ。
(10)(9)において、はずれ止めが、ねじきりで実現されていることを特徴とするタグ。
(11)テープに、1つあるいは複数のチップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを装着したことを特徴とするタグ。
(12)(11)において、薄いプラスチックの覆いがチップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップのデータを読むためのリーダ装置のためのガイド部を持つことを特徴とするタグ。
(13)チューブ状の中に、1つあるいは複数のチップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを装着したことを特徴とするタグ。
(14)(13)のタグにおいて、チップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを装着した位置に、チップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップのデータを読むためのリーダ装置のためのガイド部を持つことを特徴とするタグ。
(15)組合せて使用する装置において、組合せる装置の組合せる近くに、一定の間隔でチップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを組み込んだ装置。
(16)(15)において、組合せて使用する装置がケーブルで、コネクター部にチップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを組み込んだケーブル。
(17)ラベルの裏側にチップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを組み込んだタグ。
(18)(17)のタグにおいて、ラベル上にリーダ用のアンテナの位置合わせを行うためのガイド部がついているタグ。
(19)チップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを組み込んだ球状のタグ。
(20)(19)のタグを混入させた爆発物。
(21)紙に穴を形成し、チップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを装着したことを特徴とする紙。
(22)(21)において、穴を形成する手段として紙を削ることを特徴とする紙。
(23)ICあるいはダイオードあるいは抵抗のパッケージに、チップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを組み込んだことを特徴としたタグ。
(24)ガラスのビンあるいは試験管、アンプルの底に、チップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを組み込んだことを特徴としたタグ。
(25)(24)のタグにおいて、底くぼみをつけ、くぼみの中にチップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを組み込んだことを特徴としたタグ。
(26)弾丸上の形状のものに、チップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを組み込んだことを特徴としたタグ。
(27)細い円柱、四角柱のプラスチックにチップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを組み込み、固定する装着部を付けたタグ。
(28)細い円柱、四角柱のプラスチック内に接着剤が組み込まれており、圧着あるいは熱圧着されると接着剤が出ることを特徴とするタグ。
(29)ボタンに、チップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを組み込んだことを特徴としたタグ。
(30)ふたにチップ上にアンテナを内蔵した無線認識ICチップを組み込み、ガイドがついていることを特徴とした容器。
(31)リーダ装置のアンテナとアンテナを内蔵した無線認識ICチップとの位置あわせを行うためのガイド部がアンテナについてことを特徴とするアンテナを内蔵した無線認識ICチップを読取る読取装置。
なお、上記(8)においては、ねじ状の無線タグにすることにより、組み立てに使用するねじとしても使うことにより、無線タグの装着が組み立てと兼用でき、装着コストを減らすことができる。また、ねじ状のタグであれば、読取装置のアンテナの形状をねじ回しの先端の形状にすることにより、容易にアンテナ内蔵無線認識チップとの位置あわせが容易になる。さらに、タグをねじの先端の形状とすることにより、アンテナ内蔵無線タグの場所を容易に特定できることができる。
また、タグを糸に織り込むことにより、通常の布を織る過程で無線タグを装着することができる。
本発明の一実施例であるアンテナ内蔵無線認識ICチップの構成図である。 アンテナ内蔵無線認識ICチップの内蔵アンテナの形態を示す図である。 糸状のアンテナ内蔵無線タグの構成を示す図である。 図3の実施例の糸状のアンテナ内蔵無線タグを横から見た構成を示す図である。 糸状のアンテナ内蔵無線タグが糸に複数実装された形態を示す図である。 糸状のアンテナ内蔵無線タグの製造方法を示す図である。 糸状のアンテナ内蔵無線タグの製造方法でのアンテナ内蔵無線認識ICチップ、保護材を装着する方法を示す図である。 糸状のアンテナ内蔵無線タグを布に織り込んだ実施例を示す図である。 アンテナ内蔵無線認識ICチップをマッチ針の頭に装着した、マッチ針状のアンテナ内蔵無線タグの実施例を示す図である。 アンテナ内蔵無線認識ICチップを虫ピンの頭に装着した、虫ピン状のアンテナ内蔵無線タグの実施例を示す図である。 アンテナ内蔵無線認識ICチップを木ねじの頭に装着した、木ねじ状のアンテナ内蔵無線タグの実施例を示す図である。 アンテナ内蔵無線認識ICチップをねじの頭に装着した、ねじ状のアンテナ内蔵無線タグの実施例を示す図である。 ねじ状のアンテナ内蔵無線タグの製造方法の実施例を示す図である。 アンテナ内蔵無線認識ICチップをラベルに装着した、ラベル状のアンテナ内蔵無線タグの実施例を示す図である。 図14のラベル状のアンテナ内蔵無線タグを横から見た図である。 ラベル状のアンテナ内蔵無線タグで張付けるラベルの部分が小さい実施例を示す図である。 ラベル状のアンテナ内蔵無線タグが連続的につながった実施例を示す図である。 連続的につながったラベル状のアンテナ内蔵無線タグがロール上になった梱包形態を示す図である。 チューブの中にアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した、チューブ状のアンテナ内蔵無線タグの実施例を示す図である。 チューブ状のアンテナ内蔵無線タグの製造方法の実施例を示す図である。 チューブ状のアンテナ内蔵無線タグを紙に貼り付けた実施例を示す図である。 図21のチューブ状のアンテナ内蔵無線タグを紙に貼り付けたものを1枚ずつ切り離した形態を示す図である。 チューブ状のアンテナ内蔵無線タグをケーブルに貼り付けた形態を示す図である。 ケーブルと装置のコネクターにアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した実施例を示す図である。 ケーブルとケーブルの支持器にアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した実施例を示す図である。 電子基板と電子部品にアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した実施例を示す図である。 アンテナ内蔵無線認識ICチップを球状の保護材で覆い、球状のアンテナ内蔵無線タグの実施例を示す図である。 図27の球状のアンテナ内蔵無線タグを粉状の物質に混入させた実施例である。 球状のアンテナ内蔵無線タグの外側に緩衝材をつけた実施例を示す図である。 紙にアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した紙状のアンテナ内蔵無線タグの実施例を示す図である。 紙状のアンテナ内蔵無線タグを製造するために、アンテナ内蔵無線認識ICチップを実装するための穴をあける製造方法を示した図である。 ダイオードパッケージにアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した、ダイオード形状のアンテナ内蔵無線タグの実施例を示す図である。 電子部品である抵抗にアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した、抵抗の形状のアンテナ内蔵無線タグの実施例を示す図である。 ダイオード形状のアンテナ内蔵無線タグおよび抵抗の形状のアンテナ内蔵無線タグを電子基板に装着した形態を示す図である。 ガラスの試験管の底にアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した、試験管状のアンテナ内蔵無線タグの実施例を示す図である。 図35のガラスの底の先端を拡大した実施例を示す図である。 アンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した弾丸状のアンテナ内蔵無線タグの実施例を示す図である。 弾丸状のアンテナ内蔵無線タグを生物に装着した形態を示す図である。 アンテナ内蔵無線認識ICチップを保護材で覆った物に、取り付け治具を付けたアンテナ内蔵無線タグの実施例を示す図である。 取り付け治具を付けたアンテナ内蔵無線タグを生物に装着した形態を示す図である。 取り付け治具を付けたアンテナ内蔵無線タグを服に装着した形態を示す図である。 アンテナ内蔵無線認識ICチップを圧着あるいは熱圧着すると接着性が出る保護材に覆われたアンテナ内蔵無線タグの実施例を示す図である。 圧着あるいは熱圧着すると接着性が出る保護材に覆われたアンテナ内蔵無線タグを圧着して装着した形態を示す図である。 アンテナ内蔵無線認識ICチップを実装したボタン状のアンテナ内蔵無線タグの実施例を示す図である。 ビンにアンテナ内蔵無線認識ICチップを実装した実施例を示す図である。 図45のビンのふたに、アンテナ内蔵無線認識ICチップを実装する方法を示した図である。 リーダ装置の実施例を示す図である。 リーダ装置のガイド付のアンテナの実施例を示す図である。 ガイド付のアンテナを付けたリーダ装置の実施例を示す図である。 ねじ回しの溝にはまるガイド付のアンテナを付けたリーダ装置の実施例を示す図である。 アンテナ内蔵無線認識ICチップのIDフォーマットの実施例を示す図である。 装置のコネクターとそれらに接続されるケーブルの端子にアンテナ内蔵無線認識ICチップを使ってケーブルを接続する実施例を示す図である。 図52のリーダとサーバーとの間の処理の実施例を示す図である。 ケーブル番号と、ケーブルの端子につけられたアンテナ内蔵無線認識ICチップのID番号の対応を示すテーブルである。 接続する装置のそれぞれのコネクターの名称とコネクターにつけられたアンテナ内蔵無線認識ICチップのID番号の対応関係を示すテーブルをである。 リーダ装置での装置のコネクターをケーブルでつなぐ処理フローの実施例を示す図である。 図55のテーブルにおいて、ケーブルの端子の一つを装置Aにつなげて、ケーブル端子1のID番号を書きこんだ状態のテーブルを示す図である。 図57のテーブルにおいて、ケーブルの端子を装置Bにつなげて、ケーブル端子2のID番号を書きこんだテーブルを示す図である。 電子基板にアンテナ内蔵無線認識ICチップがついた電子部品を装着する装着システムを示した実施例である。 アンテナ内蔵無線認識ICチップがついた電子部品を装着した電子基板を、アンテナ内蔵無線認識ICチップがついたねじで装置として組み立てた装置を示した図である。 図60の装置をさらに、ラックに組み立てたことを示す図である。 図59の装着機とサーバーの間のやり取りを示した図である。 サーバーで装置の製造番号、組み立てに使ったねじのID番号、電子部品につけられたID番号を管理するテーブルを示した図である。 図63のテーブルに電子部品につけられたID番号が書き込まれた状態を示す図である。 図64のテーブルにねじに付けられたID番号が書き込まれた状態を示す図である 図61のラックに組み立てられた装置のねじにつけられたID番号を読取るシステムを示した図である。 図66のリーダとサーバーの間のやり取りを示した図である。
符号の説明
102…アンテナ内蔵無線認識ICチップ
202…アンテナ内蔵無線認識ICチップ
204…内蔵アンテナ
302…アンテナ内蔵無線認識ICチップ
304…糸
306…結び目
308…保護材
504…糸状のアンテナ内蔵無線タグ
602…糸
604…結び目作成装置
606、608…結び目
610、604…保護材装着装置
802…織り込みラベル
804…糸状のアンテナ内蔵無線タグ

Claims (2)

  1. 電子基板や電子部品を組み立てる組み立て装置において、
    前記電子部品がアンテナを内蔵した無線認識ICチップを有し、
    前記電子基板を組み立てるねじがアンテナを内蔵した無線認識ICチップを有することを特徴とする組み立て装置。
  2. 電子基板や電子部品を組み立てる組み立て装置を有する組み立てシステムにおいて、
    前記電子部品がアンテナを内蔵した第1の無線認識ICチップを有し、
    前記電子基板を組み立てる際に使用したねじがアンテナを内蔵した第2の無線認識ICチップを有し、
    前記第1の無線認識ICチップの識別情報と、前記第2の無線認識ICチップの識別情報を管理するテーブルを有することを特徴とする組み立て支援システム。
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