JP2008133806A - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】自転防止用のピンに作用する力を低減可能なスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】スクロール圧縮機において、旋回スクロール20における重心Gと駆動中心軸Dの距離Lが理論押しのけ量と旋回スクロール20の質量に基づき設定される所定の許容値より小さくなるように、旋回渦巻き体24の中心Vcは駆動中心軸Dに対してずれている。公転旋回中に旋回スクロール20に作用する駆動中心軸Dを中心とするモーメント力を低減し、旋回スクロール20の自転防止用のピンに作用する両振りの力を許容できるレベルにまで低減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スクロール圧縮機に関し、詳細には、スクロール圧縮機を構成する部品の構造に関する。
スクロール圧縮機は、一般的に、ハウジングに固定され、端板の表面に渦巻き状の壁体(以下、固定渦巻き体と記す)が立設された固定スクロールと、端板の表面に固定渦巻き体と略同一形状の渦巻き状の壁体(以下、旋回渦巻き体と記す)が立設された旋回スクロールとを有している。固定スクロールと旋回スクロールは、端板の表面が互いに向き合わされ、旋回渦巻き体が固定渦巻き体にかみ合わされた状態でハウジング内に配置される。これにより、スクロール圧縮機は、固定スクロールと旋回スクロールの間に三日月状の圧縮室を形成する。
固定スクロールに対して旋回スクロールが公転旋回するよう駆動して、渦巻き体の間に形成される圧縮室を渦巻き体の外周側から中心側に移動させることで、スクロール圧縮機は、圧縮室の容積を漸次減少させて圧縮室内の流体を圧縮することができる。
この種のスクロール圧縮機では、旋回スクロールを駆動しているときに、その駆動中心軸を中心として旋回スクロールが自転することを防止するために、旋回スクロールの端板と、端板に対向するハウジングにピンとリングをそれぞれ設け、これらを係合させることで旋回スクロールの自転を防止する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような自転防止用のピンとリングが設けられたスクロール圧縮機では、旋回スクロールが公転旋回しているとき、旋回スクロールとハウジングのうち、一方に設けられたピンが、他方に設けられたリングの内面に当接して移動することで、固定スクロールに対して旋回スクロールが自転することを防止すると共に、旋回スクロールが公転することを許している。
特開平8−338375号公報
ところで、上述のようなスクロール圧縮機において、旋回スクロールの駆動中心軸は、旋回スクロールの重心を通っていないことが多い。旋回スクロールの渦巻き体の形状は、円のインボリュート曲線に沿う形状等、渦巻き体の中心に対して点対称な形状ではないことが多い。このため、渦巻き体の中心が旋回スクロールの駆動中心軸上に設定されていると、旋回スクロールの重心と駆動中心軸との間には、ずれが生じることがある。例えば、渦巻き体が円のインボリュート曲線に沿う形状をなしている場合、そのインボリュート基礎円の中心が駆動中心軸上に設定されていると、旋回スクロールの重心と駆動中心軸との間にずれが生じる。
このように旋回スクロールの重心と駆動中心軸との間にずれがあるスクロール圧縮機では、旋回スクロールを公転旋回させると、旋回スクロールの駆動中心軸を中心に作用するモーメント力は、公転旋回中に向きを変えて反転することになる。このとき、旋回スクロールの駆動中心軸周りに配列されている自転防止用のピンとリングの間には、駆動中心軸の周方向に交互に向きを異ならせる力、いわゆる「両振りの力」が作用することになる。自転防止用ピンに作用する両振りの力が大きいと、ピンが疲労して強度が低下してしまう虞がある。
そこで、本発明は、自転防止用のピンに作用する力を低減することで、信頼性を向上させたスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に係るスクロール圧縮機は、端板に渦巻き状の壁体である固定渦巻き体が立設されている固定スクロールと、端板に渦巻き状の壁体である旋回渦巻き体が立設されており、当該旋回渦巻き体が固定渦巻き体にかみ合わされた状態で圧縮室が形成され、駆動中心軸を中心とする自転がピンにより防止されつつ、固定スクロールに対して公転旋回可能な旋回スクロールとを有し、旋回スクロールにおける重心と駆動中心軸の距離が理論押しのけ量と旋回スクロールの質量に基づき設定される所定の許容値より小さくなるように、旋回渦巻き体の中心が設定されていることを特徴とする。
請求項2に係るスクロール圧縮機は、前記スクロール圧縮機であって、旋回渦巻き体の中心は、駆動中心軸に対してずれているものとする。
請求項3に係るスクロール圧縮機は、前記スクロール圧縮機であって、旋回渦巻き体の最外周部の外面に凹みが形成されているものとする。
請求項4に係るスクロール圧縮機は、前記スクロール圧縮機であって、旋回スクロールの端板の外縁に沿って凹みが形成されているものとする。
請求項5に係るスクロール圧縮機は、端板に渦巻き状の壁体である固定渦巻き体が立設されている固定スクロールと、端板に渦巻き状の壁体である旋回渦巻き体が立設されており、当該旋回渦巻き体が固定渦巻き体にかみ合わされた状態で圧縮室が形成され、駆動中心軸を中心とする自転がピンにより防止されつつ、固定スクロールに対して公転旋回可能な旋回スクロールとを有し、旋回スクロールにおける重心と駆動中心軸の距離が理論押しのけ量と旋回スクロールの質量に基づき設定される所定の許容値より小さくなるように、旋回渦巻き体の最外周部の外面に凹みが形成されているものとする。
請求項6に係るスクロール圧縮機は、前記スクロール圧縮機であって、端板に渦巻き状の壁体である固定渦巻き体が立設されている固定スクロールと、端板に渦巻き状の壁体である旋回渦巻き体が立設されており、当該旋回渦巻き体が固定渦巻き体にかみ合わされた状態で圧縮室が形成され、駆動中心軸を中心とする自転がピンにより防止されつつ、固定スクロールに対して公転旋回可能な旋回スクロールとを有し、旋回スクロールにおける重心と駆動中心軸の距離が理論押しのけ量と旋回スクロールの質量に基づき設定される所定の許容値より小さくなるように、旋回スクロールの端板の外縁に沿って凹みが形成されているものとする。
請求項1に係るスクロール圧縮機によれば、旋回スクロールにおける重心と駆動中心軸の距離が理論押しのけ量と旋回スクロールの質量に基づき設定される所定の許容値より小さくなるように、旋回渦巻き体の中心が設定されるものとしたので、公転旋回中に、旋回スクロールに作用する駆動中心軸を中心とするモーメント力を低減し、自転防止用のピンに作用する両振りの力を許容できるレベルにまで低減することができる。この結果、スクロール圧縮機の信頼性を向上させることができる。
請求項2に係るスクロール圧縮機によれば、旋回渦巻き体の中心は駆動中心軸に対してずれているものとしたので、旋回渦巻き体の外形を変更することなく、公転旋回中において旋回スクロールに作用する駆動中心軸を中心とするモーメント力を低減し、自転防止用のピンに作用する両振りの力を低減することができる。
請求項3に係るスクロール圧縮機によれば、旋回渦巻き体の最外周部の外面に凹みを形成するものとしたので、最外周部における周方向の所定部位が軽量化され、旋回スクロールの重心を駆動中心軸に近づけることができる。これにより、公転旋回中において旋回スクロールに作用する駆動中心軸を中心とするモーメント力を低減し、自転防止用のピンに作用する両振りの力を低減することができる。
請求項4に係るスクロール圧縮機によれば、旋回スクロールの端板の外縁に沿って凹みを形成するものとしたので、旋回渦巻き体の形状を変更することなく、旋回スクロールの重心を駆動中心軸に近づけることができる。これにより、公転旋回中において旋回スクロールに作用する駆動中心軸を中心とするモーメント力を低減し、自転防止用のピンに作用する両振りの力を低減することができる。
請求項5に係るスクロール圧縮機によれば、旋回スクロールにおける重心と駆動中心軸の距離が所定の許容値より小さくなるように旋回渦巻き体の中心は駆動中心軸に対してずれているものとしつつ、旋回渦巻き体の最外周部の外面に凹みを形成するものとしたので、公転旋回中において旋回スクロールに作用する駆動中心軸を中心とするモーメント力を低減し、自転防止用のピンに作用する両振りの力を許容できるレベルにまで低減することができる。この結果、スクロール圧縮機の信頼性を向上させることができる。
請求項6に係るスクロール圧縮機によれば、旋回スクロールにおける重心と駆動中心軸の距離が所定の許容値より小さくなるように旋回渦巻き体の中心は駆動中心軸に対してずれているものとしつつ、旋回スクロールの端板の外縁に沿って凹みを形成するものとしたので、公転旋回中において旋回スクロールに作用する駆動中心軸を中心とするモーメント力を低減し、自転防止用のピンに作用する両振りの力を許容できるレベルにまで低減することができる。この結果、スクロール圧縮機の信頼性を向上させることができる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
まず、本実施例に係るスクロール圧縮機の全体構成について図1〜図3を用いて説明する。図1は、旋回スクロールを表面から見た図である。図2は、スクロール圧縮機の全体構成を示す縦断面図である。図3は、固定スクロール及び旋回スクロールの斜視図である。図4は、図3に示す旋回スクロールを裏面から見た図である。
図2に示すように、スクロール圧縮機10には、ハウジング12に固定されている固定スクロール14と、ハウジング12及び固定スクロール14に対して公転旋回する旋回スクロール20が設けられている。ハウジング12は、カップ状に形成されたハウジング本体12aと、ハウジング本体12aの開口に蓋をするフロントケース12cから構成されている。
固定スクロール14は、端板16においてボルト15によりハウジング本体12aに固定されている。一方、旋回スクロール20は、端板22が後述する公転駆動機構により支持されており、端板22の裏面23がフロントケース12cのスラスト面12eに対して接しており摺動可能となっている。旋回スクロール20は、固定スクロール14に対して公転旋回可能となっている。
固定スクロール14は、図3に示すように、略円板状の端板16と、端板16に立設される渦巻き状の壁体18(以下、固定渦巻き体と記す)とを有している。固定渦巻き体18は、端板16の表面16aから垂直に突出して延設されている。固定渦巻き体18の端面であるチップ面17には、シール部材19(図3に二点鎖線で示す)が配設されている。固定スクロール14の端板16の略中央には、圧縮された空気を端板16の裏側に吐き出すための吐出口16cが形成されている。
旋回スクロール20は、固定スクロール14と同様に、略円板状の端板22と、端板22に立設される渦巻き状の壁体24(以下、旋回渦巻き体と記す)とを有している。旋回渦巻き体24は、端板22の表面22aから垂直に突出して延設されている。旋回渦巻き体24の端面であるチップ面27には、シール部材25(図3には二点鎖線で示す)が配設されている。
また、旋回スクロール20において、図1に示すように、旋回渦巻き体24は、円のインボリュート曲線(伸開線)に沿った形状となっている。なお、固定スクロール14の固定渦巻き体18の形状は、旋回渦巻き体24の形状を径方向に180度反転させたものとなっており、その他については略共通の形状となっている。
これら旋回スクロール20と固定スクロール14は、図3に示すように、旋回渦巻き体24が固定渦巻き体18にかみ合うようにハウジング12内に配設される。このように配設された状態において、旋回渦巻き体24のシール部材25が固定スクロール14の端板16の表面16aに接しており、且つ固定渦巻き体18のシール部材19が旋回スクロール20の端板22の表面22aに接している。これにより旋回スクロール20と固定スクロール14との間には、複数の圧縮室Bが形成される。
旋回スクロール20が固定スクロール14に対して公転旋回するよう駆動されると、圧縮室Bは径方向Rを内向きに移動すると共に、その容積が減少して圧力が上昇し、圧縮室Bにある気体が圧縮される。圧縮された気体は、固定スクロール14の端板16に形成されている吐出口16eから吐き出される。
また、スクロール圧縮機10には、旋回スクロール20が固定スクロール14に対して公転旋回するよう駆動する公転機構として、外部から機械的動力が入力される入力軸30(図中、軸心を一点鎖線Cで示す)と、ベアリング31を介して旋回スクロール20を回転可能に支持するブッシュ32と、入力軸30とブッシュ32を係合して入力軸30の回転をブッシュ32の公転運動に変換するドライブピン34とを有している。
旋回スクロール20の端板22の中心軸Dとブッシュ32の中心軸は一致しており、以下、この中心軸を「駆動中心軸」と記して一点鎖線Dで示す。ドライブピン34は、入力軸30の軸心C及び駆動中心軸Dに対して偏心して設けられている。入力軸30を回転駆動すると、軸心C周りをブッシュ32すなわち駆動中心軸Dが公転する。
このときブッシュ32は、固定スクロール14に対して姿勢を変えながら公転する。一方、ブッシュ32に回転可能に支持されている旋回スクロール20は、自転防止機構により駆動中心軸Dを中心とする自転が防止されているため、固定スクロール14に対して姿勢を保ったまま軸心C周りを公転することになる。このような公転運動を、以下に「公転旋回」と記す。このようにして旋回スクロール20は、固定スクロール14に対して公転旋回可能となっている。
また、スクロール圧縮機10には、旋回スクロール20が軸心C周りを公転旋回しているときに旋回スクロール20が駆動中心軸Dを中心に自転してしまうことを防止する自転防止機構として、ハウジング12と旋回スクロール20との間に、複数対の自転防止ピン40と自転防止リング44が設けられている。
自転防止ピン40は、図2に示すように、半分がフロントケース12cのスラスト面12eに嵌挿されて固定されており、残り半分が旋回スクロール20の端板22側に突出している。一方、端板22には、円柱状のリング穴43が形成されており、ここに円環状の自転防止リング44が設けられている。自転防止ピン40の突出している部分は、自転防止リング44の内側に接している。
自転防止ピン40及び自転防止リング44は、図4に示すように、旋回スクロール20の端板22の中心軸すなわち駆動中心軸Dの周方向に所定の間隔で配列されている。旋回スクロール20が公転旋回すると、自転防止ピン40は、自転防止リング44に接しながら矢印Eで示すように移動することとなる。つまり、旋回スクロール20の自転防止リング44は、自転防止ピン40により移動が規制されている。これにより旋回スクロール20は、駆動中心軸Dを中心とする自転が防止されつつ、入力軸30の軸心C周りを公転旋回することが可能となっている。
以上のようなスクロール圧縮機10において、旋回スクロール20の重心は、旋回スクロール20の駆動中心軸Dからずれており、この場合、旋回スクロールを公転旋回させると、自転防止ピン40には両振りの力が作用している。以下に図1及び図5を用いて説明する。図5は、旋回スクロールの公転旋回中に、駆動中心軸D周りに作用するモーメント力を説明する図である。
図1に示すように、旋回スクロール20において、旋回渦巻き体24は、円のインボリュート曲線に沿う形状となっている。インボリュート曲線の基礎円を図に破線Vで示し、基礎円の中心を点Vcで示す。旋回渦巻き体24は、その中心Vcに対して点対称な形状とはなっていない。このため、旋回スクロール20は、旋回渦巻き体24の質量、特に最外周部24aの質量により、その重心Gが端板22の中心軸すなわち駆動中心軸Dに比べて最外周部24a側にずれている。
このように旋回スクロール20の重心Gが駆動中心軸Dからずれている場合、旋回スクロール20には、公転旋回中に、駆動中心軸D周りに向きの異なるモーメント力が作用することとなる。詳細に説明すると、図5に示すように、旋回スクロール20が軸心C周りを公転旋回して、駆動中心軸がD1の位置にある時、この時点における旋回スクロール20−1の重心G1には遠心力F1が作用している。この遠心力F1の作用により、旋回スクロール20−1には、駆動中心軸D1を中心とする時計回りのモーメント力M1が生じている。
さらに、旋回スクロール20が軸心C周りを180度公転旋回し、駆動中心軸がD2の位置にある時、この時点における旋回スクロール20−2の重心G2には、遠心力F1と等しく且つ逆向きの遠心力F2が作用している。この遠心力F2の作用により、旋回スクロール20−2には、駆動中心軸D2を中心とする反時計回りのモーメント力M2が生じる。
このように旋回スクロール20(20−1;20−2)には、公転旋回中に、駆動中心軸Dを中心として向きの異なるモーメント力M1とモーメント力M2が作用する。駆動中心軸D(D1;D2)を中心として向きの異なるモーメント力が作用すると、駆動中心軸Dの周方向に配列されている自転防止ピン40には、駆動中心軸Dの周方向に交互に向きを異ならせる力、いわゆる「両振りの力」が作用することとなる。
なお、旋回スクロール20(20−1;20−2)には、上述の力だけではなく、公転旋回中に、圧縮室B内で圧縮されている気体の圧縮反力に起因するモーメント力Sが駆動中心軸Dを中心に反時計回りに作用している。旋回スクロール20の公転旋回速度が小さく、モーメント力M1及びモーメント力M2がモーメント力Sに比べて小さい場合、モーメント力M1は、モーメント力Sに相殺される。これにより、公転旋回速度が小さい場合、駆動中心軸D(D1;D2)を中心とする向きの異なるモーメント力が作用することはなく、自転防止ピン40に両振りの力が作用することはない。しかし、公転旋回速度が大きくなり、モーメント力M1がモーメント力Sより大きくなると、上述のように、自転防止ピン40には、両振りの力が作用することとなる。
自転防止ピン40に作用する両振りの力が大きいと、自転防止ピン40が疲労して強度が低下してしまう虞がある。そこで、本実施例に係るスクロール圧縮機10では、旋回スクロール20の重心Gと駆動中心軸Dとの距離が所定の許容値より小さくなるよう、旋回渦巻き体24の中心Vcが駆動中心軸Dに対してずれており、以下に図1を用いて説明する。
旋回スクロール20において、旋回スクロール20の重心Gと駆動中心軸Dとの距離(図1に寸法Lで示す)が理論押しのけ量と旋回スクロールの質量に基づき設定される所定の許容値より小さくなるように、旋回渦巻き体24の中心であるインボリュート基礎円Vの中心Vcは、端板22の中心軸でもある駆動中心軸Dに対して、最外周部24aがある方向とは逆方向にずれるように設定されている。
重心Gと駆動中心軸Dとの距離Lの許容値Lg は、旋回スクロール20の質量Msc[g]と、スクロール圧縮機10の理論押しのけ量Vth[ml/rev]に基づき、以下の式により算出される。
Lg=9×Vth/Msc
なお、旋回スクロール20の質量には、上述のシール部材25の質量およびベアリング31の質量が含まれている。
上述の条件を満たすように旋回渦巻き体24の中心Vcを設定すると、中心Vcが駆動中心軸Dに対してずれている距離(図1に寸法Fで示す)は、旋回スクロール20の端板22の直径が85mm〜105mmである場合、約1〜2mmとなる。このように中心Vcを設定することで、旋回スクロール20の重心Gを駆動中心軸Dに近づけている。これにより、公転旋回中に、旋回スクロール20に作用するモーメント力を低減して、自転防止ピン40に作用する両振りの力を許容できるレベルにまで低減することができる。
以上に説明したように本実施例においては、旋回スクロール20において重心Gと駆動中心軸Dの距離が理論押しのけ量と旋回スクロールの質量に基づき設定される所定の許容値より小さくなるように、旋回スクロール20の渦巻き体24の中心であるインボリュート基礎円Vの中心Vcは、駆動中心軸Dに対してずれている。このようにして旋回スクロール20の重心Gを駆動中心軸Dに近づけている。これにより公転旋回中に、旋回スクロール20に作用する駆動中心軸Dを中心とするモーメント力を低減し、自転防止ピン40に作用する両振りの力を許容できるレベルにまで低減することができる。この結果、自転防止ピン40に緩みや折損が生じることがなく、スクロール圧縮機の信頼性を向上させることができる。
本実施例に係るスクロール圧縮機について、図2、図6〜図8を用いて説明する。図6は、旋回スクロールの斜視図であり、図7は、図6のJ−J線による断面図であり、図8は、図7のK−K線による断面図である。本実施例に係るスクロール圧縮機は、旋回スクロールの旋回渦巻き体の外面に凹みが形成されている点で、実施例1に係るスクロール圧縮機と異なり、以下に詳細を説明する。なお、実施例1に係るスクロール圧縮機と略共通の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図6に示すように、本実施例に係る旋回スクロール20Bは、旋回渦巻き体24Bの最外周部52の外面54に、凹み(キャビティ)50が形成されている。凹み50は、最外周部52の外面54から径方向Rを内向きに凹むように形成されている。つまり、旋回渦巻き体24の最外周部52のうち凹み50が形成されている部分は、隣接する部分52a,52cに比べて肉が削られて薄肉化されている。このように凹み50を形成することで、旋回渦巻き体24の最外周部52の所定部位が軽量化されている。これにより、旋回スクロール20Bの重心Gを駆動中心軸Dに極力近づけている。なお、旋回渦巻き体24Bの最外周部52の外面54は、図1及び図2に示すように、固定渦巻き体18とかみ合うことがない。したがって、最外周部52の外面54に凹み50を形成することで、圧縮室Bの形成に影響を与えることなく、旋回スクロール20Bの重心Gを駆動中心軸Dに近づけることができる。
また、凹み50は、図7に示すように、旋回渦巻き体24Bの最外周部52のうち、チップ面27に隣接する端部55を除いて形成されており、駆動中心軸Dに沿う方向に延設されている。凹み50の底面58と端部55との間には、段差60が形成される。このように端部55を除いて凹み50を形成することで、端部55においてシール部材25を保持する溝25cを形成可能な歯厚Tを確保しつつ、旋回スクロール20Bの重心Gを駆動中心軸Dに近づけることができる。なお、凹み50は、旋回渦巻き体24Bだけでなく、端板22にまで、くい込むように延設されていても良い。
また、凹み50は、図8に示すように、旋回巻き体24Bの最外周部52のうち駆動中心軸Dに対して重心Gがずれている側に形成されている。これにより、旋回スクロール20Bの重心Gを効率よく駆動中心軸Dに近づけている。なお、旋回渦巻き体24Bのうち終端62を有する部分52aには形成されていない。この部分52aは最外周部52の他の部分に比べて歯厚が薄いためであり、この部分52aに凹み50を形成しても旋回スクロール20の重心Gを駆動中心軸Dに近づけるのにさほど寄与しないからである。このように終端62を有する部分52aを除いて凹み50を形成することで、旋回渦巻き体24Bの剛性を確保しつつ、旋回スクロール20Bの重心Gを駆動中心軸Dに近づけることができる。
以上に説明したように本実施例では、旋回渦巻き体24Bの最外周部52の外面54に凹み50が形成されている。このように凹み50を形成して最外周部52の所定部位を軽量化することで、旋回スクロール20Bの重心Gを駆動中心軸に近づけることができる。これにより、公転旋回中において旋回スクロール20Bに作用する駆動中心軸Dを中心とするモーメント力を低減し、自転防止ピン40に作用する両振りの力を低減することができる。この結果、自転防止ピン40に緩みや折損が生じることがなく、スクロール圧縮機の信頼性を向上させることができる。
本実施例に係るスクロール圧縮機について、図9及び図10を用いて説明する。図9は、旋回スクロールの端板を裏面から見た図であり、図10は、図9のN−N線による断面図である。本実施例に係るスクロール圧縮機は、旋回スクロールの端板に凹みが形成されている点で、実施例1に係るスクロール圧縮機と異なり、以下に詳細を説明する。なお、実施例1に係るスクロール圧縮機と略共通の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図9に示すように、本実施例に係る旋回スクロール20Cは、端板22cの裏面23側の外縁66に沿って、凹み(キャビティ)70が形成されている。凹み70は、旋回渦巻き体24の最外周部24aに対応する位置に設けられている。より詳細には、凹み70は、端板22cのうち端板22cの中心である駆動中心軸Dに対して旋回スクロール20Cの重心Gがずれている側に形成されている。このように凹み70を形成して軽量化することで、旋回渦巻き体24の形状を変更することなく、旋回スクロール20Cの重心Gを駆動中心軸Dに近づけることができる。
また、凹み70は、図10に示すように、端板22cの裏面23から駆動中心軸Dに沿う方向を旋回渦巻き体24に向けて凹むように形成されている。換言すれば、凹み70は、端板22cの側面56から径方向Rを内向きに凹むように形成されている。旋回スクロール20Cの端板22cの側面56は、図2に示すように、ハウジング12に接することがない。加えて、端板22cの裏面23は、ハウジング12のスラスト面12eとの摺接面であるが、凹み70を形成しても摺接面が僅かに減少するだけである。したがって、凹み70を端板22cの裏面23側の外縁66に沿って設けることで、スクロール圧縮機の諸元に影響を与えることなく、旋回スクロール20Cの重心Gを駆動中心軸Dに近づけることができる。
以上に説明したように本実施例では、旋回スクロール20Cの端板22cの外縁66に沿って凹み70が形成されている。このように凹み70を形成して軽量化することで、旋回渦巻き体24の形状を変更することなく、旋回スクロール20Cの重心Gを駆動中心軸Dに近づけることができる。これにより、公転旋回中において旋回スクロール20Cに作用する駆動中心軸Dを中心とするモーメント力を低減し、自転防止ピン40に作用する両振りの力を低減することができる。この結果、自転防止ピン40に緩みや折損が生じることがなく、スクロール圧縮機の信頼性を向上させることができる。
なお、上述した実施例では、固定渦巻き体18及び旋回渦巻き体(24;24B)は、円のインボリュート曲線に沿う形状としたが、渦巻き体の形状は、これに限定されるものではない。例えば、渦巻き体が正多角形のインボリュート曲線に沿う形状のものであっても、本発明を適用することができる。
また、旋回渦巻き体の中心が駆動中心軸に対してずれるように設定した上で、さらに旋回渦巻き体の最外周部の外面に凹みを形成する、又は旋回スクロールの端板の外縁に沿って凹みを形成することも好適である。旋回スクロールの重心Gを、駆動中心軸Dにより近づけることができる。
以上のように、本発明は、旋回スクロールの駆動中心軸を中心とする自転がピンにより防止されるスクロール圧縮機に有用である。
実施例1に係る旋回スクロールを表面から見た図である。 実施例1に係るスクロール圧縮機の全体構成を示す縦断面図である。 実施例1に係る固定スクロール及び旋回スクロールの斜視図である。 実施例1に係る旋回スクロールを裏面から見た図である。 旋回スクロールの公転旋回中に、駆動中心軸周りに作用するモーメント力を説明する図である。 実施例2に係る旋回スクロールの斜視図である。 図6のJ−J線による断面図である。 図7のK−K線による断面図である。 実施例3に係る旋回スクロールの端板を裏面から見た図である。 図9のN−N線による断面図である。
符号の説明
10 スクロール圧縮機
12 ハウジング
12a ハウジング本体
12c フロントケース
12e スラスト面
14 固定スクロール
17 チップ面
18 固定渦巻き体
20,20B,20C 旋回スクロール
22,22c 端板
23 端板の裏面
24,24B 旋回渦巻き体
24a,52 最外周部
25 シール部材
27 チップ面
30 入力軸
34 ドライブピン
40 自転防止ピン
43 リング穴
44 自転防止リング
50,70 凹み
66 外縁

Claims (6)

  1. 端板に渦巻き状の壁体である固定渦巻き体が立設されている固定スクロールと、
    端板に渦巻き状の壁体である旋回渦巻き体が立設されており、当該旋回渦巻き体が固定渦巻き体にかみ合わされた状態で圧縮室が形成され、駆動中心軸を中心とする自転がピンにより防止されつつ、固定スクロールに対して公転旋回可能な旋回スクロールと、
    を有し、
    旋回スクロールにおける重心と駆動中心軸の距離が理論押しのけ量と旋回スクロールの質量に基づき設定される所定の許容値より小さくなるように、旋回渦巻き体の中心が設定されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 請求項1に記載のスクロール圧縮機であって、
    旋回渦巻き体の中心は、駆動中心軸に対してずれていることを特徴とするスクロール圧縮機。
  3. 請求項1又は2に記載のスクロール圧縮機であって、
    旋回渦巻き体の最外周部の外面に凹みが形成されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
  4. 請求項1又は2に記載のスクロール圧縮機であって、
    旋回スクロールの端板の外縁に沿って凹みが形成されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
  5. 端板に渦巻き状の壁体である固定渦巻き体が立設されている固定スクロールと、
    端板に渦巻き状の壁体である旋回渦巻き体が立設されており、当該旋回渦巻き体が固定渦巻き体にかみ合わされた状態で圧縮室が形成され、駆動中心軸を中心とする自転がピンにより防止されつつ、固定スクロールに対して公転旋回可能な旋回スクロールと、
    を有し、
    旋回スクロールにおける重心と駆動中心軸の距離が理論押しのけ量と旋回スクロールの質量に基づき設定される所定の許容値より小さくなるように、旋回渦巻き体の最外周部の外面に凹みが形成されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
  6. 端板に渦巻き状の壁体である固定渦巻き体が立設されている固定スクロールと、
    端板に渦巻き状の壁体である旋回渦巻き体が立設されており、当該旋回渦巻き体が固定渦巻き体にかみ合わされた状態で圧縮室が形成され、駆動中心軸を中心とする自転がピンにより防止されつつ、固定スクロールに対して公転旋回可能な旋回スクロールと、
    を有し、
    旋回スクロールにおける重心と駆動中心軸の距離が理論押しのけ量と旋回スクロールの質量に基づき設定される所定の許容値より小さくなるように、旋回スクロールの端板の外縁に沿って凹みが形成されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
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