JP2008133647A - ボーダー部材及びボーダー部設置構造 - Google Patents

ボーダー部材及びボーダー部設置構造 Download PDF

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淳彦 小林
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Abstract

【課題】水平板部の切断跡形状を除去しなくても安全性を向上させることができるボーダー部材を提供する。
【解決手段】下地床面10と略平行に設けられる水平板部36と、水平板部36の一端から折れ曲がって連続して形成され、先端部が下地床面10に接地される垂直板部38と、水平板部36の他端36aを覆うカバー部材34とを備えるようにした。
【効果】水平板部の切断跡形状を除去しなくても安全性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、クリーンルームやオフィスルーム等の部屋の内側に敷設されるフリーアクセスフロアに関し、特にそのボーダー部材、及びボーダー部設置構造に関するものである。
図5及び図6は、従来のボーダー部材6、及びこの従来のボーダー部材6を設置した場合のボーダー部設置構造を示す側面断面図及び平面図である。ボーダー部材6は、図5に示すように、フリーアクセスフロア2が敷設される部屋の下地床面10上であって、フリーアクセスフロア2のパネル部材3と、部屋の壁4との間に設置されているが、ボーダー部材6は、このような場所だけでなく、パネル部材3に連続するフリーアクセスフロア2の床面を形成するために、図示しない様々な場所に設置される。
すなわち、ボーダー部材6は、定形部材であるフリーアクセスフロア2のパネル部材3を配置することができない壁4の壁際や、部屋内の壁4から離れた位置の図示しない柱の周囲等に形成される中途半端な空間に、パネル部材3に連続するフリーアクセスフロア2の床面を形成するために設置される。
以下の説明においては、パネル部材3を配置することができない壁4の壁際や、図示しない柱の周囲等の中途半端な空間をボーダー部と呼ぶこととする(図5参照)。また、ボーダー部と、このボーダー部と隣合って配置されるパネル部材3との取合をボーダー部設置構造と呼ぶこととする。
ボーダー部材6は、下地床面10と略垂直の方向に厚さ(図5中、寸法t0)を有し、下地床面10と略平行方向、かつ図5中紙面に垂直方向の長さと、図5中横方向の幅を有する水平板部26と、この水平板部26の幅方向長さの一端から下地床面10側に垂直に折れ曲がって連続して形成された垂直板部28とを備えて構成されている。
ボーダー部材6は、その水平板部26がボーダー部を覆い、この水平板部26における幅方向の垂直板部28と反対側の端部26aがパネル部材3の上面に載置されると共に、垂直板部28が、下地床面10上に略垂直に突き立てられて配置される。
このようなボーダー部材6により、ボーダー部には、パネル部材3と下地床面10との間の高さ方向に大きな段差(支持台8の高さにパネル部材3の厚さを加えた寸法の段差)が生じないようにし、かつ部屋のフリーアクセスフロア2の床面がパネル部材3から延長して形成されるようになっていた。
一方、フリーアクセスフロア2は、そのパネル部材3が支持台8により支持される構造になっている。支持台8は、調整台14と、この調整台14を支持する脚部16を備えて構成されている。
図7は、図5,6から支持台8だけを取り出して、これをその調整台14の上方から垂直方向に見下ろしたときの状態を示す、支持台8の平面図である。同図に示すように、支持台8は、その調整台14の上端面18上に開口するよう形成されて、後述するパネル部材3の折曲った側板部24と係合可能な4本の溝部20を有している。
この支持台8の4本の溝部20は、これら4本の中の2本が、上端面18上の一方向に伸びるよう互いに平行に一定間隔で並んで配置され、この2本と直角に交差するように、他の2本が互いに平行に一定間隔で並んで配置されている。これら4本の溝部20のそれぞれは、互いに平行に並んで配置される2本の組合せ同士が、互いの長さ方向のほぼ中央において交差している。各溝部20の長さ方向において、この長さ方向と直角方向に伸びる他の溝部20との交差位置から、この長さ方向と平行な、上端面18の円周面接線までの長さ寸法を、図7においてはLで表すこととする。
また、図8は、図5,6からフリーアクセスフロア2のパネル部材3だけを取り出して、これをその上方から垂直方向に見下ろしたときの状態を示す、パネル部材3の平面図である。パネル部材3は、定形部材であって、同図に示すように、平面形状が略正方形の天板部22と、天板部22の四辺のそれぞれに、下地床面10側(図8中、紙面に垂直方向の奥側)に一定高さを有するよう折曲げて設けられる側板部24とを有している。
図6に示すように、パネル部材3は、水平面において縦方向及び横方向に整列して配置される。そして、支持台8は、ボーダー部と隣合って配置されるパネル部材3の、ボーダー部側の隅部を支持するのに用いられるものを除いて、4枚のパネル部材3の各隅部が一ヶ所に集まる位置に配置され、この4枚のパネル部材3の各隅部を下側から支持するようになっている。
このようなフリーアクセスフロア2の、各支持台8が4枚のパネル部材3の各隅部を支持するときの支持構造は、各パネル部材3における天板部22の各隅部が、図7に示す支持台8の上端面18上に載置されると共に、各パネル部材3の天板部22における四辺のそれぞれと平行方向に伸びる、図8に示す各側板部24の両端部のそれぞれが、対応する支持台8の図7に示す溝部20の寸法Lの長さ範囲で係合する構造になっている。
しかしながら、上述したような従来のボーダー部材6及びボーダー部設置構造においては、ボーダー部材6の幅方向の長さ(図5中横方向の長さ)の調整を、水平板部26における垂直板部28と反対側の端部を切り落として行なうようにしていたので、図示しないが、このような切断後の水平板部26の端部26a側の端面には切断跡形状(バリ)が形成されてしまう。このような切断跡形状は、端部26a側の端面に、図5中、紙面に垂直の方向に沿って微小の鋸歯状の突起等が不規則に並んで形成されるものであるため、例えば、素手等で触れると、触れた手の指等を切ってしまう危険性がある。
このため、水平板部26の端部26aに切断跡形状を残したままの状態で、図5に示すように、ボーダー部材6をボーダー部に設置した場合には、その切断跡形状がパネル部材3上に配置されることになるので、例えば、フリーアクセスフロア2の敷設後において、床下配線等の作業者等が、ボーダー部材6の水平板部26上に誤って手を付いてしまったときに指等を切ってしまうおそれがあり、安全性に問題があった。
また、安全性の向上のために、やすり掛け等により水平板部26の端部26a側の端面から切断跡形状を除去するようにしてもよいが、この場合にはそのような切断跡形状の除去作業に時間やコストがかかるという問題があった。
また、従来のボーダー部材6及びボーダー部設置構造においては、ボーダー部材6における水平板部26の端部26aが、パネル部材3の上面に載置され、垂直板部28が、下地床面10上に略垂直に突き立てられて載置されるだけの構造であるため、図示しないが、垂直板部28がボーダー部内で水平方向にずれてしまったり、何らかの外力により水平板部26が傾斜して端部26aが浮き上がってしまったりすることがあるため、このような観点から安全性や信頼性に問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、水平板部の切断跡形状を除去しなくても安全性を向上させることができるボーダー部材及びボーダー部設置構造を提供することを課題とするものである。
また本発明は、上記問題点に鑑みて、ボーダー部材がずれたり浮き上がったりしてしまうのを防止して、安全性や信頼性を向上させることができるボーダー部材及びボーダー部設置構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明によるボーダー部材は、
下地床面と略平行に設けられる水平板部と、
前記水平板部の一端から折れ曲がって連続して形成され、先端部が下地床面に接地される垂直板部と、
前記水平板部の他端を覆うカバー部材とを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明によるボーダー部材において、前記カバー部材には、前記水平板部の他端側を支持する支持台に係合する係合部が形成されていることを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために、本発明によるボーダー部設置構造は、
下地床面と略平行に設けられる水平板部と、前記水平板部の一端から折れ曲がって連続して形成され、先端部が下地床面に接地される垂直板部と、前記水平板部の他端を覆うカバー部材とを備えたボーダー部材と、
前記ボーダー部材の隣接部に、下地床面と略平行に設けられるパネルとを、
同じ支持台で支持することを特徴とするものである。
また、本発明によるボーダー部設置構造において、前記支持台の上面部に凹部が形成され、前記カバー部材に前記凹部に係合する係合部が形成されていることを特徴とするものである。
このような本発明に係るボーダー部材によれば、
下地床面と略平行に設けられる水平板部と、
前記水平板部の一端から折れ曲がって連続して形成され、先端部が下地床面に接地される垂直板部と、
前記水平板部の他端を覆うカバー部材とを備えたことにより、
カバー部材が切断跡形状を覆うことができるので、安全性を向上することができる。
また、本発明のボーダー部材において、前記カバー部材には、前記水平板部の他端側を支持する支持台に係合する係合部が形成されていることにより、ボーダー部材がずれたり浮き上がったりしてしまうのを防止して、安全性や信頼性を向上させることができる。
また、本発明に係るボーダー部設置構造によれば、
下地床面と略平行に設けられる水平板部と、前記水平板部の一端から折れ曲がって連続して形成され、先端部が下地床面に接地される垂直板部と、前記水平板部の他端を覆うカバー部材とを備えたボーダー部材と、
前記ボーダー部材の隣接部に、下地床面と略平行に設けられるパネルとを、
同じ支持台で支持することにより、
カバー部材が切断跡形状を覆うことができるので、安全性を向上することができる。
また、本発明のボーダー部設置構造において、前記支持台の上面部に凹部が形成され、前記カバー部材に前記凹部に係合する係合部が形成されていることにより、ボーダー部材がずれたり浮き上がったりしてしまうのを防止して、安全性や信頼性を向上させることができる。
以下、本発明に係るボーダー部材及びボーダー部設置構造を実施するための最良の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1及び図2は、本発明の第1の実施の形態に係るボーダー部材32及びボーダー部設置構造について説明するために参照する図である。従来と同様の部分には同じ符号を用いて説明し、従来と同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。また、以下の説明において、ボーダー部と隣合って配置されるパネル部材3の、ボーダー部側の隅部を支持する支持台8を、ボーダー側支持台8Aと呼ぶこととする。
本実施の形態に係るボーダー部材32は、図1及び図2に示すように、水平板部36、垂直板部38、及びカバー部材34を備えて構成されている。このボーダー部材32の水平板部36は、その幅方向の長さ(図1中横方向の長さ)が、ボーダー部の幅方向の長さ(同じく図1中横方向の長さ)よりも、若干短くなるように調整されて形成されている。
このような水平板部36の幅方向の長さの調整は、図示しないが、当初の水平板部36の垂直板部38と反対側の端部を切り落として行なわれる。このため、このような切断作業による幅方向の長さの調整が行なわれた後の、図1に示す水平板部36における端部36a側の端面には、図示しないが、微小の鋸歯状の突起等が不規則に並ぶ切断跡形状が形成されている。
また、カバー部材34は、その断面形状が略U字型になるように形成されている。カバー部材34は、このような構造を有していることにより、水平板部36の、図1中、紙面に垂直方向の長さ全体に渡って、この水平板部36の端部36aを略U字型の断面形状により包み込んで、この水平板部36の端部36aに固定されるようになっている。そして、ボーダー部材32は、カバー部材34がボーダー側支持台8Aの上端面18上に載置されて支持されるようになっている。
このような本実施の形態に係るボーダー部材32及びボーダー部設置構造によれば、カバー部材34が、水平板部36の前記切断跡形状を覆うようになっているので、水平板部36の端部36aに触れた手の指等を切ってしまうことを防止できるため、安全性を向上することができる。
また、本実施の形態に係るボーダー部材32及びボーダー部設置構造によれば、このボーダー部材32の水平板部36における端部36aが、何らかの外力により浮き上がってしまったときでも、カバー部材34は端部36aから外れないので、カバー部材34が水平板部36の切断跡形状を覆った状態を保持することができ、やはり安全性を向上することができる。
次に、図3は、本発明の第2の実施の形態に係るボーダー部材52及びボーダー部設置構造について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るボーダー部材52は、その平面的な外観が、前記第1の実施の形態に係るボーダー部材32を示す図2とほぼ同様に表されるため、平面図は省略する。
以下の説明においては、パネル部材3とボーダー部との間の境界線と平行方向(図3中、紙面に垂直の方向)に伸びて、ボーダー部の内側を通るボーダー側支持台8Aの溝部20(凹部に相当)を、特に、ボーダー内溝部20aと呼ぶこととする。
本実施の形態に係るボーダー部材52は、図3に示すように、水平板部56、垂直板部58、及びカバー部材54を備えて構成されている。ボーダー部材52は、水平板部56の垂直板部58と反対側の端部56aが、ボーダー側支持台8Aの上端面18上に載置されて支持されるようになっている。
また、ボーダー部材52のカバー部材54は、上面カバー部60と係合部62とを有している。このカバー部材54の上面カバー部60は、水平板部56の図3中、紙面に垂直方向の長さと同じ長さを有し、水平板部56の幅方向(図3中、横方向)に、水平板部56の幅よりも短い長さの一定幅を有する板状に形成されている。
また、カバー部材54の係合部62は、上面カバー部60におけるその幅方向長さの、パネル部材3側が、下地床面10側に高さを有するよう直角に折曲げられて形成されたものである。
カバー部材54は、このような構造を有していることにより、その上面カバー部60が、水平板部56の図3中、紙面に垂直の長さ全体に渡って、この水平板部56の幅方向長さの端部56aに、下地床面10とは反対側からその図中下面を当接して、この水平板部56の端部56aを覆うようになっていると共に、係合部62が、ボーダー側支持台8Aのボーダー内溝部20aに挿し込まれて係合するようになっている。
このような本実施の形態に係るボーダー部材52及びボーダー部設置構造によれば、カバー部材54が、水平板部56の端部56aの、前述したような切断跡形状を覆うようになっているので、水平板部56の端部56aに触れた手の指等を切ってしまうことを防止できるため、安全性を向上することができる。
また、本実施の形態に係るボーダー部材52及びボーダー部設置構造によれば、カバー部材54の係合部62が、ボーダー側支持台8Aのボーダー内溝部20aに挿し込まれて係合するようになっていることにより、水平板部56の端部56aがずれたり浮き上がったりしてしまうのを防止できるため、安全性や信頼性を向上させることができる。
次に、図4は、本発明の第3の実施の形態に係るボーダー部材72及びボーダー部設置構造について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るボーダー部材72については、その平面的な外観が、前記第1の実施の形態に係るボーダー部材32を示す図2とほぼ同様に表されるため、前記第2の実施の形態と同様に平面図は省略する。
本実施の形態に係るボーダー部材72は、図4に示すように、水平板部76、垂直板部78、及びカバー部材74を備えて構成されている。
カバー部材74は、上面カバー部80、挟持部82、及び係合部84を有している。上面カバー部80は、前記第2の実施の形態におけるカバー部材54の上面カバー部60(図3参照)と同様に、水平板部76の端部76aに下地床面10とは反対側からその図中下面を当接して、この水平板部76の端部76aを覆うようになっている。
また、係合部84は、前記第2の実施の形態におけるカバー部材54の係合部62と同様に、上面カバー部80におけるその幅方向長さのパネル部材3側が、下地床面10側に高さを有するよう直角に折曲げられて形成されたものであり、ボーダー側支持台8Aのボーダー内溝部20aに挿し込まれて係合するようになっている。
また、挟持部82は、水平板部76の端部76aにその図中上面を下地床面10側から当接して、上面カバー部80との間に水平板部76の端部76aを挟み込むようになっている。これにより、カバー部材74は、水平板部76の端部76aに固定されるようになっている。また、挟持部82は、その幅方向長さのパネル部材3側の端部が、係合部84の高さ中間部に連結されており、上面カバー部80及び係合部84と一体的に構成されている。
そして、ボーダー部材72は、そのカバー部材74の挟持部82が、ボーダー側支持台8Aの上端面18上に載置されて支持されるようになっている。
このような本実施の形態に係るボーダー部材72及びボーダー部設置構造によれば、カバー部材74が、水平板部76の端部76aの、前述したような切断跡形状を覆うようになっているので、水平板部76の端部76aに触れた手の指等を切ってしまうことを防止できるため、安全性を向上することができる。
また、本実施の形態に係るボーダー部材72及びボーダー部設置構造によれば、カバー部材74の係合部84が、ボーダー側支持台8Aのボーダー内溝部20aに挿し込まれて係合するようになっていることにより、水平板部76の端部76aがずれたり浮き上がったりしてしまうのを防止できるため、安全性や信頼性を向上させることができる。
また、本実施の形態に係るボーダー部材72及びボーダー部設置構造によれば、何らかの外力により、カバー部材74の係合部84が、ボーダー側支持台8Aのボーダー内溝部20aから外れて、水平板部76の端部76aが浮き上がってしまったときでも、カバー部材74は端部76aから外れないので、カバー部材74が端部76aの切断跡形状を覆った状態を保持することができ、安全性をさらに向上することができる。
なお、前記第1の実施の形態において支持台8,8Aの調整台14には、図1に示すように溝部20が形成され、この溝部20にパネル部材3の側板部24が係合するようになっていたが、支持台8の調整台14に溝部20を形成しないようにすると共に、パネル部材3に側板部24を設けないようにして、パネル部材3の隅部を調整台14にネジ止めするようにしてもよい。
また、前記第1から第3の実施の形態において支持台8,8Aは、調整台14及び脚部16を備える構造のものであったが、支持脚は、このような構造のものに限定されない。例えば、支持台8の上端面18及び溝部20と同様の上端面及び溝部を有する略円柱形状体等、どのような構造のものであってもよい。
また、前記第1から第3の実施の形態においてボーダー側支持台8Aは、互いに隣合って並ぶ2つのパネル部材3のボーダー部側の互いに隣合う2つの隅部を支持するようになっていたが(図2参照)、1つのパネル部材3におけるボーダー部側の縁部を支持するようになっていてもよい。
また、前記第1の実施の形態に係るボーダー部材32において、図1に示す水平板部36の厚さ寸法t2、及びカバー部材34の厚さ寸法t3は、特に限定されるものではないが、カバー部材34の厚さ寸法t3が、パネル部材3の天板部22の厚さ寸法t1と等しくなるように寸法t2及びt3を設定することにより、カバー部材34とパネル部材3との高さ方向の段差をなくすことができる。そしてこのようにするために、ボーダー側支持台8Aの上端面18の高さを、パネル部材3側よりも水平板部36側の方が低くなるようにすることもできる。
また、前記第2及び第3の実施の形態に係るボーダー部材52,72においても、図3に示すカバー部材54の上面カバー部60の厚さ寸法t4と、水平板部56の厚さ寸法t5を足し合せた合計寸法、並びに、図4に示すカバー部材74の上面カバー部80の厚さ寸法t6、挟持部82の厚さ寸法t7、及び水平板部76の厚さ寸法t8を足し合せた合計寸法のそれぞれを、パネル部材3の天板部22の厚さ寸法t1と等しくなるように設定することにより、カバー部材54,74のそれぞれとパネル部材3との高さ方向の段差をなくすことができる。
また、図3に示す、前記第2の実施の形態に係るボーダー部材52において、水平板部56の端部56aと、カバー部材54とが互いに固定されるようにはなっていなかったが、例えば、水平板部56の端部56aと、カバー部材54の上面カバー部60との間に両面テープ又は接着剤を介在させて、或いはこれらと同等の方法により、両者を互いに固定するようになっていてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るボーダー部材32及びボーダー部設置構造を示す側面断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るボーダー部材32及びボーダー部設置構造を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るボーダー部材52及びボーダー部設置構造を示す側面断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るボーダー部材72及びボーダー部設置構造を示す側面断面図である。 従来のボーダー部材6及びボーダー部設置構造を示す側面断面図である。 従来のボーダー部材6及びボーダー部設置構造を示す平面図である。 図6中の支持台8だけを取り出して垂直に見下ろした状態を示す平面図である。 図6中のパネル部材3だけを取り出して垂直に見下ろした状態を示す平面図である。
符号の説明
2 フリーアクセスフロア
3 パネル部材
4 壁
6 ボーダー部材
8 支持台
8A ボーダー側支持台
10 下地床面
14 調整台
16 脚部
18 上端面
20 溝部
20a ボーダー内溝部
22 天板部
24 側板部
26 水平板部
26a 端部
28 垂直板部
32 ボーダー部材
34 カバー部材
36 水平板部
36a 端部
38 垂直板部
52 ボーダー部材
54 カバー部材
56 水平板部
58 垂直板部
60 上面カバー部
62 係合部
72 ボーダー部材
74 カバー部材
76 水平板部
78 垂直板部
80 上面カバー部
82 挟持部
84 係合部

Claims (4)

  1. 下地床面と略平行に設けられる水平板部と、
    前記水平板部の一端から折れ曲がって連続して形成され、先端部が下地床面に接地される垂直板部と、
    前記水平板部の他端を覆うカバー部材と
    を備えたことを特徴とするボーダー部材。
  2. 前記カバー部材には、前記水平板部の他端側を支持する支持台に係合する係合部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のボーダー部材。
  3. 下地床面と略平行に設けられる水平板部と、前記水平板部の一端から折れ曲がって連続して形成され、先端部が下地床面に接地される垂直板部と、前記水平板部の他端を覆うカバー部材とを備えたボーダー部材と、
    前記ボーダー部材の隣接部に、下地床面と略平行に設けられるパネルとを、
    同じ支持台で支持することを特徴とするボーダー部設置構造。
  4. 前記支持台の上面部に凹部が形成され、前記カバー部材に前記凹部に係合する係合部が形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のボーダー部設置構造。
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