JP2008133025A - 詰め替え用容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】他の容器体に注入するための内容物が収容される詰め替え用容器において、筒状をなす胴部11と、この胴部11の上端に連設され、反転変形して凹部19を画成する反転変形部15と、この反転変形部15の内周端に連設され、上方に向けて突出する注出筒部16と、を有し、反転変形部15には、反転変形時に凹部19の内周壁となる部分に、前記他の容器体に係合して注出筒部16を固定する係合部15Cが設けられていることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
特に、詰め替え用容器の胴部の肉厚が薄い場合には、詰め替え用容器を把持した際に胴部が変形してしまうので、取扱い性が悪く、他の容器体への内容物の注入作業が一層困難となってしまう。
したがって、注出筒部が他の容器体内に挿入されて固定された状態で注入作業を行うことができるので、内容物が漏れ出すおそれがなくなり、注入作業を簡単に、かつ、確実に行うことができる。
この場合、胴部、反転変形部、注出筒部および閉止部材がブロー成形によって一体に成形されているので、この詰め替え用容器をさらに低コストで製作することが可能となる。
さらに、ブロー成形により成形しているので、反転変形前の反転変形部の外周面に係合部を簡単に成形することができる。
この場合、他の容器体の開口部に雄ネジが形成されていれば、この開口部の雄ネジと前記ネジ部とを螺合させることで、注出筒部を確実に固定することができる。また、反転変形させる前の状態で前記ネジ部を形成する場合には、反転変形部の外周壁に雄ネジを形成すればよいので、より簡単にこのネジ部を成形することができる。
この場合には、内容物を充填口部から充填することができ、前記注出筒部を通じて内容物を充填する必要がない。また、充填口部を反転変形させて胴部の内方に収容することによって、底部を接地させることができ、この詰め替え用容器を自立させることが可能となる。
この詰め替え用容器10は、中心軸線Lに沿って延びる筒状をなす胴部11と、胴部11の下端(図1および図2において下側)に連設された底部12と、胴部11の上端(図1および図2において上側)に連設されて上側に向かうにしたがい漸次断面積が小さくなるように構成された肩部13と、この肩部13の内周端に接続されて中心軸線Lに沿って上方に向けて突出する接続筒部14と、この接続筒部14の上端に連設された反転変形部15と、反転変形部15のさらに上端に連設された注出筒部16と、を備えている。つまり、本実施形態においては、胴部11と反転変形部15とが肩部13および接続筒部14を介して連設されているのである。
底部12には、下側に向けて突出する充填口部17が設けられている。この充填口部17は、下側に向かうにしたがい漸次径が小さくなるテーパ筒部17Aと、このテーパ筒部17Aの下端から下方に向けて中心軸線Lに沿って突出する充填筒部17Bとを備えている。
この反転変形部15を反転変形させた場合には、図2に示すように、胴部11の内方(図2において下方)に向けて凹んだ凹部19が画成され、反転筒部15の外周面が反転してこの凹部19の内周壁となる。これにより、反転変形前に反転筒部15Bの外周面に形成されたネジ部15Cは、反転変形後の凹部19の内周壁において雌ネジを形成することになる。
図3に示すように、他の容器体20の上端部分には、上方に向けて突出する口筒部21が設けられており、この口筒部21の外周面に雄ネジ部21Aが形成されている。なお、本実施形態においては、他の容器体20は、口筒部21にポンプ部材(図示なし)等が被着されて使用されるものである。
このように注出筒部16が固定された状態で、注出筒部16を通じて詰め替え用容器10内の内容物が他の容器体20に注入される。
また、反転変形前に反転筒部15Bの外周面にネジ部15Cを成形することで、凹部19の内周壁となる部分に雌ネジを形成することが可能となり、ネジ部15Cを比較的簡単に成形することができる。よって、この詰め替え用容器10を低コストで製作することができる。
さらに、ブロー成形により反転変形前の反転変形部15の反転筒部15Bの外周面にネジ部15Cを成形することになるので、このネジ部15Cをより簡単に成形することができる。
また、充填口部17は、反転変形することにより胴部11の内方に収容される構成とされているので、底部12を接地させることが可能となり、この詰め替え用容器10を自立させることができる。
例えば、本実施形態においては、係合部としてネジ部を形成したものとして説明したが、これに限定されることはなく、アンダーカット係合するための係合凸部(係合凹部)を設けたものであってもよく、他の容器体に係合させて注出筒部を固定できるものであればよい。
さらに、底部に、詰め替え用容器内に内容物を充填するための充填口部を設け、この充填筒部を胴部の内方に収容可能な構成としたもので説明したが、充填口部が設けられていなくても良い。充填口部を設けない場合には、前記注出筒部を通じて内容物を充填する必要があるので、前述のように閉止部材を別体とすることが好ましい。
さらに、胴部と反転変形部との間に接続筒部を設けたものとして説明したが、この接続筒部を設けなくてもよい。
さらに、この詰め替え用容器に充填される内容物には特に限定はなく、飲料液や調味料等の食品、シャンプー、液体石鹸等を充填することができる。
11 胴部
12 底部
15 反転変形部
15C ネジ部(係合部)
16 注出筒部
17 充填口部
18 閉止部材
19 凹部
20 他の容器体
21 口筒部
Claims (4)
- 他の容器体に注入するための内容物が収容される詰め替え用容器において、
筒状をなす胴部と、この胴部の上端に連設され、反転変形して前記胴部の内方に向けて凹んだ凹部を画成する反転変形部と、この反転変形部の内周端に連設され、上方に向けて突出する注出筒部と、を有し、
前記反転変形部には、反転変形時に前記凹部の内周壁となる部分に、前記他の容器体に係合して前記注出筒部を固定する係合部が設けられていることを特徴とする詰め替え用容器。 - 請求項1に記載の詰め替え用容器において、
前記注出筒部の上端開口部に、この上端開口部を閉塞する閉止部材が設けられ、
前記胴部、前記反転変形部、前記注出筒部および前記閉止部材がブロー成形によって一体に成形されていることを特徴とする詰め替え用容器。 - 請求項1または請求項2に記載の詰め替え用容器において、
前記係合部は、反転変形時に雌ネジとなるネジ部であることを特徴とする詰め替え用容器。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の詰め替え用容器において、
前記胴部の下端に連設された底部に、前記詰め替え用容器内に内容物を充填するための充填口部が設けられ、
この充填口部は、反転変形することで前記胴部の内方に収容される構成とされていることを特徴とする詰め替え用容器。
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JP2011031947A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ブロー成形容器 |
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JP2000103439A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-11 | Fuji Seal Inc | 袋状容器 |
JP2002193232A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-10 | Fuji Seal Inc | 液体充填容器 |
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- 2006-11-29 JP JP2006321605A patent/JP4884940B2/ja not_active Expired - Fee Related
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