JP2008132417A - ブロー洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の電子部品などのワークにおける異物除去が確実、且つ効率的に行えるブロー洗浄装置を提供する。
【解決手段】複数の吐出口11を有する気体吐出部10と、複数の吐出口11から吐出された気体が吹き付けられる位置に複数のワーク25を保持するワーク収容部20と、を備えるブロー洗浄装置1であって、ワーク収容部20は、複数のワーク25を各ワーク25の被洗浄部位と各吐出口11とが対向するように配置するトレイ21と、トレイ21に配置された複数のワーク25を支持し、且つ網状に形成されたワーク押さえ24とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品などの製造工程において、電子部品などのワークに付着した異物をエアなどの気体を吹き付けることで除去するブロー洗浄装置に関する。
従来、半導体装置などのワーク内における、ショートなどの不具合の原因となる金属紛や塵などの異物除去装置としてブロー洗浄装置が用いられている。このブロー洗浄装置の一例として、位置決めブロックに磁力でワークを保持し、位置決めブロックを回転させて、ワークの異物除去部分を下方に向けた状態でイオン化されたエアをブローし、ワーク内の異物を除去する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−64222号公報
しかしながら、上記の異物除去装置は、ワークの保持に磁力を利用していることにより、その磁力により磁化される金属の異物を除去できないことがある。
また、上記の異物除去装置は、エアブローの吹き付け力のバラツキなどによって、ワークが落下する問題がある。
そこで、上記磁力を利用しないワークの保持構造として、ワークの外形より小さい開口部を有する枠状の支持部材でワークを支持する構造が考えられる。
しかしながら、この構造では、ワークの大きさが異なると、それに対応して支持部材の開口部の大きさを変更することが必要になる。
また、この構造では、支持部材の開口部の大きさがワークの外形より小さいことにより、ブローされたエアがワークの外周部に直接吹き付けられないために、ワーク内に異物が残り再度エアブローを行うなど、異物除去の効率が悪いという問題が起こり得る。
また、これらの異物除去装置は、ワークの異物除去が個別に行われる構成により、複数のワークの異物除去を一括して行うことができないことから、複数のワークの異物除去に工数がかかるという問題がある。
本発明は、上記の課題に着目し、複数の電子部品などのワークにおける異物除去が確実に行え、且つ効率的に行えるブロー洗浄装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るブロー洗浄装置は、複数の吐出口を有する気体吐出部と、前記複数の吐出口から吐出された気体が吹き付けられる位置に複数のワークを保持するワーク収容部と、を備えるブロー洗浄装置であって、前記ワーク収容部は、前記複数のワークを各前記ワークの被洗浄部位と各前記吐出口とが対向するように配置する並置部材と、前記並置部材に配置された前記複数のワークを支持し、且つ網状に形成された支持部材とを有することを特徴とする。
上記によれば、ブロー洗浄装置は、ワークをワーク収容部の支持部材で支持し、気体吐出部の吐出口から気体を吐出させワークの被洗浄部位に吹き付けることにより、ワークをブロー洗浄する。これにより、ブロー洗浄装置は、ワークを落下させずにワーク内の異物を確実に、且つ効率よく除去することができる。
また、ブロー洗浄装置は、ワーク収容部の支持部材が網状であることにより、吐出された気体がワークの被洗浄部位全体に吹き付けられることから、ワークの異物除去を効率よく行うことができる。
また、ブロー洗浄装置は、ワーク収容部の支持部材が網状であることにより、外形が網目のピッチより大きいワークであれば、ワークの大きさが変わるごとに支持部材を交換することなく、多種類のワークに対応することができる。
また、ブロー洗浄装置は、ワーク収容部が、複数のワークの被洗浄部位を複数の吐出口に対向するように並べて支持することで、複数のワークのブロー洗浄を一括して行うことができ、異物除去の工数を削減することができる。
上記の発明に係るブロー洗浄装置は、前記ワーク収納部を、前記気体吐出部の上方に配置し、前記気体が吐出される方向と交差する方向に移動可能に支持する案内部と、前記ワーク収容部を前記案内部に沿って移動させる駆動部と、を備えることを特徴とする。
上記によれば、ブロー洗浄装置は、ワーク収容部が案内部に沿って複数の吐出口の上方において気体が吐出される方向と交差する方向に移動することにより、吐出された気体を広範囲に吹き付けることができるので、複数のワークの被洗浄部位を隅々までブロー洗浄することができる。
上記の発明に係るブロー洗浄装置は、前記ワーク収容部の下方に配置され、前記ワーク収容部に吹き付けられた気体を吸引するバキューム部を備えることを特徴とする。
上記によれば、ブロー洗浄装置は、ワーク収容部に吹き付けられた気体がワークに当たり、ワークから飛散した異物が、バキューム部により、吹き付けられた気体と一緒に吸引される。これにより、ブロー洗浄装置は、ワークに異物が再付着することを抑制することができる。
上記の発明に係るブロー洗浄装置は、前記網状に形成された支持部材が、糸状の樹脂により形成されていることを特徴とする。
上記によれば、ブロー洗浄装置は、網状に形成された支持部材が、糸状の樹脂により形成されていることにより、支持部材が柔らかいので、ワークを支持する際に、ワークを傷つけることを防止することができる。
上記の発明に係るブロー洗浄装置は、前記網状に形成された支持部材が、金属線により形成されていることを特徴とする。
上記によれば、ブロー洗浄装置は、網状に形成された支持部材が、金属線により形成されていることにより、糸状の樹脂などで形成されている場合と比較して伸びにくく、耐久性がよい。
以下、本発明に係るブロー洗浄装置の実施形態について、電子部品の一つである弾性表面波発振器の洗浄に使用されるブロー洗浄装置を例にとり図面を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、ブロー洗浄装置の概略の構成を示す構成図である。
図1(a)は、平面図、図1(b)は、側面図である。なお、平面図、側面図とも構成を分かり易くするために、ワークを取り付けて、防塵カバーを透視した状態で表している。
《構成》
ブロー洗浄装置1は、気体吐出部10、ワーク収容部20、案内部30、駆動部40、バキューム部50、ベース60、防塵カバー70などから構成されている。
ブロー洗浄装置1は、ベース60に気体吐出部10及びバキューム部50が配置され、ベース60の上面に案内部30が配置されている。ワーク収容部20が気体吐出部10の上方に一定の間隔を保って案内部30上に配置され、ワーク収容部20の側方に駆動部40が、配置されている。そして、全体が防塵カバー70で覆われた構成となっている。
以下、各部分の構成及び機能を説明する。
気体吐出部10は、気体を吐出する吐出口11を備える吐出ヘッド13と、外部から、例えば、窒素または乾燥空気などの気体を吐出ヘッド13に供給するブロー用パイプ12などから構成されている。吐出口11は、ブロー洗浄装置1の上方に向けて複数形成されている。
本実施形態では、吐出口11は、吐出ヘッド13に3個形成されている。なお、気体の吐出圧力は、約0.2〜約0.5MPaの範囲で適宜調整される。
ワーク収容部20は、並置部材としてのトレイ21、ワーク押さえ冶具22などから構成されている。
ワーク収容部20は、後述する案内部30のステージ32に、ワーク押さえ冶具22が載置され、ワーク押さえ冶具22にトレイ21が載置されている。そして、ワーク収容部20は、気体吐出部10の上方に、吐出口11から吐出された気体が吹き付けられるように一定の間隔を保って配置されている。
なお、本実施形態では、ワーク収容部20と吐出口11との間隔は、気体の吐出圧力及び後述するワーク25の形状などに応じて適宜設定される。
ここで、ワーク収容部20の構成を図2に示す。
図2は、ワーク収容部20を、図1(a)の状態から裏返した状態の拡大図である。図2(a)は、平面図、図2(b)は、図2(a)中のA−A線での断面図である。
キャリア26が、略平板状のトレイ21に複数載置され、トレイ21に形成された図示しないピンとキャリア26に形成された図示しない穴とによりトレイ21上に位置決めされている。
キャリア26は、短冊状に形成され、一方の面に凹部29が長辺方向に並んだ状態で複数形成されている。凹部29は、ワーク25の大きさに合わせて形成されている。
ここで、ワーク(弾性表面波発振器)25について説明する。ワーク25は、弾性表面波共振子片25a、IC(Integrated Circuit)25b、パッケージ25cなどから構成されている。ワーク25の被洗浄部位は、パッケージ25c内部とパッケージ25cに収納されている上記部品などの構成部品とパッケージ25cの外周部分とである。なお、ワーク25は、ブロー洗浄後図示しないリッドにより、気密封止される。
ワーク25は、パッケージ25cの内側を図2(b)の矢印B方向に向けて凹部29に載置される。この際、ワーク25は、凹部29に載置されることによりキャリア26上に配置される。
なお、本実施形態では、キャリア26はトレイ21に3枚載置され、キャリア26の凹部29は一つのキャリア26について4箇所形成されている。なお、キャリア26を使用せず、トレイ21に凹部29を形成して、ワーク25を載置するようにしてもよい。
ワーク押さえ冶具22は、フレーム22b、網状に形成された支持部材としてのワーク押さえ24などから構成されている。ワーク押さえ24は、フレーム22bの内側に、糸状の樹脂によって形成されたワーク押さえ糸24aが略直交するように張られることにより網状に形成されている。
ワーク押さえ糸24aは、例えば、ナイロン、フロロカーボンなどの合成樹脂製の糸が好ましい。これによれば、糸の種類が豊富で強度もあり、ワーク25の種類に応じて最適な糸が選択できる。
図3は、ワーク押さえ24の部分拡大図である。ワーク押さえ糸24aは、図3に示すように、縦糸24Vと横糸24Hとが、交互に上下になるように張るのが好ましい。これによれば、縦糸24V及び横糸24Hの位置がずれにくく、ワーク押さえ24の変形を抑制することができ、ワーク25の落下を防止することができる。
図2において、ワーク25が載置されたトレイ21に、ワーク押さえ冶具22が載置され、ワーク押さえ冶具22は、トレイ21に形成された穴27とワーク押さえ冶具22のピン28とにより位置決めされている。
この際、、図2(a)に示すように、平面視して、複数のワーク押さえ糸24aが紙面の上下及び左右方向にワーク25と交差し、ワーク25の被洗浄部位側を支持する。
図1に示すように、ワーク収容部20は、上記のように各構成部材及びワーク25を載置した状態で、裏返してステージ32上に載置される。この際、ステージ32側になるワーク押さえ冶具22は、ワーク押さえ冶具22の穴22aとステージ32のピン32aとにより位置決めされている。
図4は、ワーク収容部20及び気体吐出部10の要部断面図である。図4に示すように、ワーク25は、厚み方向をキャリア26の凹部29とワーク押さえ24に支持され、平面方向をキャリア26の凹部29に支持されている。
また、ワーク25の被洗浄部位が気体吐出部10の吐出口11に対向している。また、図4において、図2(a)に示されたキャリア26の最初の列L1の3箇所の凹部29の位置が、図1(a)に示す気体吐出部10の3個の吐出口11の位置と一対一で対応している。
なお図1(a)では、気体吐出部10の吐出口11の位置を表すために、ワーク収容部20の位置を、本来の位置より紙面右側にずらして示してある。
図1に示す案内部30は、レール状に形成されたスライドガイド31と略フレーム状に形成されたステージ32などから構成されている。そして、スライドガイド31が、ベース60の長手方向に沿って平行になるように配置され、スライドガイド31にステージ32が載置されている。
案内部30は、ワーク収容部20が、気体吐出部10の上方で、吐出口11から吐出される気体の方向と交差する図1の矢印C方向に移動できるように、ワーク収容部20を支持する。
駆動部40は、駆動軸41、駆動モータユニット42などから構成されている。
駆動軸41は、金属などからなり、外周にねじが切られている。駆動軸41は、外周のねじが、案内部30のステージ32に形成されている図示しないねじと噛合わされている。
バキューム部50は、吸引口51、バキューム用パイプ52などから構成されている。 バキューム部50は、ベース60の、ワーク収容部20の下方となる位置に吸引口51が配置され、吸引口51に連なるバキューム用パイプ52が、図示しない外部の吸引ポンプなどと接続され、ワーク収容部20に吹き付けられた気体を吸引する構成となっている。
ベース60は、金属板などを用いてフレーム状に形成されたものであり、ブロー洗浄装置1の基礎部分として構成されている。
防塵カバー70は、殆どの部分が透明な樹脂などで形成され、ブロー洗浄装置1の内部の状況が把握できるように構成されており、外部から異物が侵入しないようにブロー洗浄装置1の全体を覆っている。
《動作》
ここで、ブロー洗浄装置1の動作について、ワーク25に対するブロー洗浄作業の流れに沿って説明する。
まず、図2に示すように、トレイ21にキャリア26を載置して、複数のワーク25をパッケージ25cの内側が図2(b)の矢印B方向を向くようにキャリア26の凹部29に載置する。なお、予めワーク25が載置されたキャリア26をトレイ21に載置してもよい。
ついで、ワーク押さえ冶具22をトレイ21に載置する。
ついで、この状態のままトレイ21とワーク押さえ冶具22を一緒に裏返して、ステージ32の上面に、ワーク押さえ冶具22側を下にして載置する。
この際、前述したように、ワーク押さえ冶具22のワーク押さえ24は、図2(a)に示すように、平面視で、複数のワーク押さえ糸24aが紙面の上下及び左右方向にワーク25と交差し、ワーク25の被洗浄部位側を支持する。また、キャリア26の凹部29がワーク25の平面方向を支持する。
ついで、図1に示すように、気体吐出部10の3個の吐出口11から窒素または乾燥空気などの気体を所定の圧力で吐出させて、最初の列L1の3個のワーク25の被洗浄部位に吹き付ける。
ついで、気体を吐出させるとともに、駆動部40を駆動させて、ワーク収容部20を案内部30に沿って駆動部40側に移動させる。この際、ワーク収容部20の移動とともに、次列L2の3個のワーク25の被洗浄部位に気体が吹き付けられる。
ついで、上記の動作とともに、バキューム部50により、ワーク25の被洗浄部位に吹き付けられた気体を吸引する。この際、ワーク25の被洗浄部位などから飛散した異物が、気体と一緒にバキューム部50に吸引される。
ついで、ワーク収容部20がさらに移動するとともに、次々列L3及び最後の列L4のワーク25に対して上記と同様の動作を行い、ブロー洗浄作業を終了する。なお、異物の付着状況によっては、ワーク収容部20を往復移動させてブロー洗浄作業を行ってもよい。
《効果》
上述したように、本実施形態のブロー洗浄装置1は、ワーク25をワーク収容部20のワーク押さえ24で支持し、気体吐出部10の吐出口11から気体を吐出させワーク25の被洗浄部位に吹き付けることにより、ワーク25をブロー洗浄する。
これにより、ブロー洗浄装置1は、ワーク25を落下させずにワーク25内の異物を確実に、且つ効率よく除去することができる。
また、ブロー洗浄装置1は、ワーク収容部20のワーク押さえ冶具22のワーク押さえ24が網状であることにより、吐出された気体がワーク25の被洗浄部位全体に吹き付けられることから、ワーク25の異物除去を効率よく行うことができる。
また、ブロー洗浄装置1は、ワーク収容部20のワーク押さえ24が網状であることにより、外形が網目のピッチより大きいワーク25であれば、ワークの大きさが変わるごとにワーク押さえ冶具22を交換する必要がない。
また、ブロー洗浄装置1は、ワーク収容部20が、複数のワーク25の被洗浄部位を複数の吐出口11に対向するように並べて支持することで、複数のワーク25のブロー洗浄を一括して行うことができ、異物除去の工数を削減することができる。
また、ブロー洗浄装置1は、ワーク収容部20が案内部30に沿って複数の吐出口11の上方において気体が吐出される方向と交差する矢印C方向に移動することにより、吐出された気体を広範囲に吹き付けられることから、複数のワーク25の被洗浄部位を隅々までブロー洗浄し、異物を除去することができる。
また、ブロー洗浄装置1は、バキューム部50により、ワーク25の被洗浄部位に吹き付けられた気体を吸引することから、ワーク25の被洗浄部位などから飛散した異物が、吐出された気体と一緒にバキューム部50に吸引される。これにより、ブロー洗浄装置1は、ワーク25の被洗浄部位に異物が再付着することを防止することができる。
また、ブロー洗浄装置1は、ワーク押さえ24が、合成樹脂製の糸を用いたワーク押さえ糸24aで形成されていることにより、ワーク押さえ24が柔らかいため、ワーク25を支持する際に、ワーク25を傷つけることを防止することができる。
また、ブロー洗浄装置1は、ワーク押さえ24が、合成樹脂製の糸を用いたワーク押さえ糸24aで形成されていることにより、ワーク押さえ24がワーク25と接触した際に、金属紛が発生しない。
なお、本実施形態では、ワーク押さえ糸24aを合成樹脂製の糸が好ましいとしたが、これに限定するものではなく、ピアノ線などの金属線を用いてもよい。
これによれば、ワーク押さえ24が、ピアノ線などの金属線により形成されていることにより、樹脂製の糸などで形成されている場合と比較して伸びにくく、耐久性がよい。
また、本実施形態では、吐出口11及びキャリア26の数をそれぞれ3個、3枚としたが、これに限定するものではなく、ワーク25の大きさやトレイ21の大きさなどに応じて、それぞれ10個、10枚など適宜設定してもよい。
また、本実施形態では、1枚のキャリア26の凹部29の数を4個としたが、これに限定するものではなく、キャリア26やワーク25の大きさなどに応じて、12個など適宜設定してもよい。
また、本実施形態では、ワーク押さえ24は、ワーク押さえ糸24aが略直交する網状としたが、これに限定するものではなく、ワーク押さえ糸24aが斜めに交差する網状としてもよい。
なお、本実施形態では、ワーク押さえ冶具22は、ワーク25の大きさが変わっても交換する必要はないが、ワーク25の大きさに応じてワーク押さえ24の縦糸24V及び横糸24Hのピッチを変更できる構成としてもよい。
これによれば、ブロー洗浄装置1は、ワーク押さえ24の縦糸24V及び横糸24Hをワーク25の大きさに応じたピッチにすることにより、ワーク25の被洗浄部位と交差するワーク押さえ糸24aの数を必要最低限にすることができる。これにより、ブロー洗浄装置1は、吐出された気体が効率よく被洗浄部位に吹き付けられることから、ブロー洗浄による異物除去をより効率よく行える。
また、本実施形態では、吐出口11から吐出される気体を、窒素または乾燥空気としたが、これに限定するものではなく、アルゴン、ヘリウムなどの不活性ガスでもよい。
また、本実施形態では、ワーク25を弾性表面波発振器としたが、これに限定するものではなく、水晶発振器、水晶振動子、水晶温度センサ、弾性表面波共振子、弾性表面波フィルタなどの圧電デバイスでもよく、半導体素子を搭載した電子デバイスなどでもよい。
本発明の実施形態におけるブロー洗浄装置の概略構成を示す構成図。 本発明の実施形態におけるブロー洗浄装置の要部を示す拡大図。 本発明の実施形態におけるブロー洗浄装置の一部を示す拡大図。 本発明の実施形態におけるブロー洗浄装置の要部の断面を示す断面図。
符号の説明
1…ブロー洗浄装置、10…気体吐出部、11…吐出口、20…ワーク収容部、21…並置部材としてのトレイ、24…支持部材としてのワーク押さえ、24a…糸状の樹脂としてのワーク押さえ糸、30…案内部、40…駆動部、50…バキューム部。

Claims (5)

  1. 複数の吐出口を有する気体吐出部と、前記複数の吐出口から吐出された気体が吹き付けられる位置に複数のワークを保持するワーク収容部と、を備えるブロー洗浄装置であって、
    前記ワーク収容部は、前記複数のワークを各前記ワークの被洗浄部位と各前記吐出口とが対向するように配置する並置部材と、前記並置部材に配置された前記複数のワークを支持し、且つ網状に形成された支持部材とを有することを特徴とするブロー洗浄装置。
  2. 前記ワーク収容部を、前記気体吐出部の上方に配置し、前記気体が吐出される方向と交差する方向に移動可能に支持する案内部と、前記ワーク収容部を前記案内部に沿って移動させる駆動部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のブロー洗浄装置。
  3. 前記ワーク収容部の下方に配置され、前記ワーク収容部に吹き付けられた気体を吸引するバキューム部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブロー洗浄装置。
  4. 前記網状に形成された支持部材が、糸状の樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のブロー洗浄装置。
  5. 前記網状に形成された支持部材が、金属線により形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のブロー洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104056814A (zh) * 2014-06-19 2014-09-24 苏州辉垦电子科技有限公司 自动清洁设备
CN108279205A (zh) * 2018-03-15 2018-07-13 天津天河分析仪器有限公司 一种表面微粒分析仪及其测试方法

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