JP2008131551A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影した画像を記録媒体に記録した後、記録された画像に所定の補正を行って記録媒体に記録するよう構成された撮像装置における撮影間隔を短時間にでき、更に、撮影可能枚数も減少しない撮像装置を得ること。
【解決手段】撮像光学系と、撮像素子と、撮像素子による被写体光の光電変換出力に所定の処理を施し画像データとする第1の信号処理手段と、画像データを記録する記録媒体と、記録媒体に記録された画像データを読み出して補正し、補正後の画像データを記録媒体に記録する第2の信号処理手段と、を有する撮像装置であって、第2の信号処理手段は撮像装置の終了動作時に動作する撮像装置とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮影により記録媒体に記録された画像データを補正し、補正後の画像データを記録媒体に記録する撮像装置に関するものである。
従来より、カメラで撮影された画像を記録媒体に記録した後、該記録媒体に記録した画像データを読み出し、所定の補正を行った後、再度記録媒体に記録する画像処理システムが知られている。
このような画像処理システムとして、ズームレンズの各焦点距離における無限遠と最至近距離での歪曲収差情報と撮影した画像データを記録した記録媒体を有するカメラと、この記録媒体から歪曲収差情報と画像データを読み出し、画像の歪曲収差を補正する画像処理装置とで構成された画像処理システムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−125175号公報
しかしながら、上記特許文献1の画像処理システムでは、カメラとは別に画像処理を行う画像処理装置を必要とし、大がかりで高価なシステムとなってしまう。
また、上記のような処理をカメラ単体で行おうとした場合、1コマずつの撮影の合間に補正処理を行うと、処理のために長時間を要し、次のコマが撮影可能となるまでの撮影間隔が長くなりシャッターチャンスを逃すことにもなりかねない。
更には、撮影動作以外の、この処理のために電力を消耗し、1回のフル充電での撮影可能枚数が低下してしまう問題もある。
本発明は上記問題に鑑み、撮影した画像を記録媒体に記録した後、記録された画像に所定の補正を行って記録媒体に記録するよう構成された撮像装置における撮影間隔を短時間にでき、更に、撮影可能枚数も減少しない撮像装置を得ることを目的とするものである。
上記の目的は、下記に記載する発明により達成される。
1.被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系により導かれた被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子による被写体光の光電変換出力に所定の処理を施し画像データとする第1の信号処理手段と、前記画像データを記録する記録媒体と、該記録媒体に記録された前記画像データを読み出して補正し、補正後の画像データを記録媒体に記録する第2の信号処理手段と、を有する撮像装置であって、前記撮像装置は、所定の操作により、撮影可能状態とする起動動作及び撮影不能状態とする終了動作を行うよう構成され、前記第2の信号処理手段は前記撮像装置の終了動作時に処理を行うことを特徴とする撮像装置。
2.被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系により導かれた被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子による被写体光の光電変換出力に所定の処理を施し画像データとする第1の信号処理手段と、前記画像データを記録する記録媒体と、該記録媒体に記録された前記画像データを読み出して補正し、補正後の画像データを記録媒体に記録する第2の信号処理手段と、を有する撮像装置であって、前記撮像装置は、充電可能な電池を有し、クレードルに載置することにより前記電池に充電が行われるように構成され、前記第2の信号処理手段は前記撮像装置が前記クレードルに載置された際に処理を行うことを特徴とする撮像装置。
3.被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系により導かれた被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子による被写体光の光電変換出力に所定の処理を施し画像データとする第1の信号処理手段と、前記画像データを記録する記録媒体と、該記録媒体に記録された前記画像データを読み出して補正し、補正後の画像データを記録媒体に記録する第2の信号処理手段と、を有する撮像装置であって、前記撮像装置は、充電可能な電池と、USBケーブル端子と、を有し、USBケーブルが接続されることにより前記電池に充電が行われるように構成され、前記第2の信号処理手段は前記撮像装置が前記USBケーブルと接続された際に処理を行うことを特徴とする撮像装置。
4.前記第2の信号処理手段は、撮影画像の歪曲収差の補正、高感度撮影時のノイズ除去、コマ収差補正、倍率色収差補正、軸上色収差補正、手振れ補正の少なくとも一つを行うことを特徴とする1〜3のいずれかに記載の撮像装置。
本発明によれば、撮影した画像を記録媒体に記録した後、記録された画像に所定の補正を行って記録媒体に記録するよう構成された撮像装置であっても、撮影間隔を短時間にでき、更に、撮影可能枚数も減少しない撮像装置を得ることが可能となる。
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施形態に係る撮像装置の一例であるカメラ1を示す外観図である。同図(a)はカメラ1の前面の斜視図、同図(b)はカメラ1の背面の斜視図である。
同図(a)において、100はレンズ鏡胴であり、内部にはズーム撮像光学系が内包されている。111はファインダ窓、112はレリーズボタン、113はフラッシュ発光部、114は調光用センサ窓、115はストラップ取り付け部、116は外部入出力端子(例えば、USB端子)である。
117はスライドバリアであり、スライドバリア117の移動により不図示のスイッチをON又はOFFさせ、開状態で図示のようにレンズ鏡胴100は撮影可能状態となり、閉方向へ少し移動させることでレンズ鏡胴100は沈胴する。スライドバリア117の所定の動作即ち開閉操作により、撮影可能状態とする起動動作及び撮影不能状態とする終了動作を行うようになっている。
レリーズボタン112はその1段の押し込み(半押し状態のことであり、スイッチS1ONと称す)によりカメラ1の撮影準備動作、即ち焦点合わせ動作や測光動作が行われ、その2段の押し込み(全押し状態のことであり、スイッチS2ONと称す)により撮影露光動作が行われる。
同図(b)において、120はファインダ接眼部、121は赤と緑の表示ランプであり、AFやAEの情報を、点灯もしくは点滅により撮影者に表示するものである。122はズームボタンであり、ズームアップ、ズームダウンをおこなうボタンである。123はメニュー/セットボタン、124は選択ボタンで4方向スイッチであり、125は画像表示部であり画像やその他文字情報等を表示する。メニュー/セットボタン123で、画像表示部125上に各種のメニューを表示させ、選択ボタン124で選択し、メニュー/セットボタン123で確定させる機能を有している。操作者は画像表示部125上に表示されるメニューから静止画撮影モード、動画撮影モードなどの撮影モードを選択ボタン124で選択し、メニュー/セットボタン123で確定させることで撮影モードを選択できる。
126は再生ボタンで、撮影した画像の再生をおこなうボタンである。127はディスプレイボタンで、画像表示部125に表示された画像やその他文字情報の表示や消去を選択するボタンである。128は消去ボタンで、撮影記録した画像の消去をおこなうボタンである。129は三脚穴、130は電池/カード蓋である。電池/カード蓋130の内部には、本カメラの電源を供給する電池と、撮影した画像を記録するカード用のスロットが備えられており、電池及び画像を記録するSDカードなどのカード型の記録媒体である図示せぬメモリカード25が挿脱可能になっている。
図2は、第1の実施の形態に係る撮像装置の一例であるカメラ1の機能ブロック図である。図中、図1と同じ部分には同じ番号を付与した。
本実施の形態における制御手段であるカメラ制御部7は、CPU70(中央処理装置)、RAM75,ROM76等から構成され、不揮発性の記憶部であるROM76に記憶されているプログラムをRAM75に読み出し、当該プログラムに従ってレンズ鏡胴100及びレンズ鏡胴のレンズ群を含むカメラ1の各部を集中制御する。
また、カメラ制御部7は、操作部60に設けられたレリーズボタン112、ズームボタン122、メニュー/セットボタン123、選択ボタン124、再生ボタン126、ディスプレイボタン127、消去ボタン128、スライドバリア117等からの入力に基づいてカメラ1全体を制御する。26は電源である電池であり、カメラ各部に電源を供給している。
カメラ制御部7は、撮影に関するシーケンスを司っている。カメラ制御部7は、CCD駆動部6を介してCCD5の撮像動作を制御する。なお、本実施形態において撮像素子は、CCDに代えて、CMOSセンサ、CIDセンサ等の固体撮像素子であってもよい。CCD5にて取得されたアナログ信号の画像はA/D変換部21にてノイズ除去の処理後デジタル信号に変換され、画像処理部22に画像のデジタル信号を順次出力する。
画像処理部22はガンマ補正、輪郭補正、画像の拡大、縮小、画像圧縮などの画像処理機能を有する。これらの画像処理もカメラ制御部7の指令により行われる。
カメラ制御部7はCCD5の画像出力を画像処理後、静止画ファイルまたは動画ファイルとして、画像メモリ23に一旦記録する。次に、画像メモリ23に一時記録された画像データのファイルを記録媒体であるメモリカード25に記録する。
更に、カメラ制御部7内のCPU70は、メモリカード25に記録された画像データを読み出し、予めROM76に記録されているレンズデータと補正プログラムに基づいて、読み出した画像データを補正し、補正後の画像データをメモリカード25に記録する機能をも有している。この補正後の画像データの記録は、新規なファイルとして記録してもよいし、補正前の画像データに上書きしてもよい。
撮影時には、カメラ制御部7は、ズームボタン112の操作に基づいてズームフォーカス駆動部332を制御しズーミングを行い、CCD5の画像出力から得られるピント情報と露出情報に基いて、レンズ群32のうちのフォーカシングレンズ群を駆動して焦点調節を行い、絞りシャッタ駆動部331を制御して、絞り32を駆動する。
また、カメラ制御部7は、CCD5によって撮像された画像のライブビューを、ディスプレイボタン127の設定に従って、画像表示部125に表示する。
再生時には、メモリーカード25に記録された画像の縮小画像ファイルを再生し、画像表示部127に一覧表示したり、1コマの画像ファイルを再生画像として画像表示部127に表示する。
本実施の形態においては、A/D変換部21及び画像処理部22が第1の信号処理手段に相当し、メモリカード25に記録された画像データを読み出し、補正プログラムに基づいて、画像データを補正し、補正後の画像データのメモリカード25への記録を行うカメラ制御部7内のCPU70が第2の信号処理手段に相当する。
図3及び図4は、第1の実施の形態に係るカメラ1の動作概略を示すフローチャートである。本発明は静止画撮影モードに関わるものであり、図3及び図4においては他のモードは省略し、静止画撮影モード時の動作についてのみ示したものである。図3及び図4に示すフローに、従い説明する。
図3のフローチャートにおいて、まず、スライドバリアが開状態か、判断する(ステップS101)。開状態と判断されると(ステップS101;Yes)、静止画撮影モードに設定されているか判断する(ステップS102)。静止画撮影モード以外に設定された場合には(ステップS102;No)、他の指定されたモードへ移行する(ステップS201)。
静止画撮影モードに設定されている場合(ステップS102;Yes)には、レリーズ釦が半押し状態即ちスイッチS1がONされるのを待機する(ステップS103)。スイッチS1がONされない状態(ステップS103;No)では、ステップS101〜ステップS103を繰り返す。
スイッチS1がONされる(ステップS103;Yes)と、撮影準備動作が行われる(ステップS104)。撮影準備動作とは、焦点合わせ動作や測光動作である。撮影準備動作終了後に、再度スイッチS1がONされているか判断する(ステップS105)。スイッチS1がONされていない場合(ステップS105;No)には、ステップS103に戻る。スイッチS1がONされている場合(ステップS105;Yes)には、レリーズ釦が全押し状態即ちスイッチS2がONされるのを待機する(ステップS106)。
スイッチS2がONされていない場合(ステップS106;No)には、ステップS105に戻り、スイッチS2がONされた場合(ステップS106;Yes)には、撮影が行われる(ステップS107)。
この後、上述の第1の信号処理手段により、撮像素子による光電変換出力に所定の処理が施され画像データとして、記録媒体であるメモリーカードに記録(ステップS108)されて1コマの撮影が完了し、ステップS101に戻る。
一方、ステップS101で、スライドバリアが閉状態であると判断された場合(ステップS101;No)は、各部の終了動作(ステップS120)を行い、第2の信号処理手段による画像処理を行い(ステップS121)、第2の信号処理手段による画像処理が完了した後、終了する。
図4は、ステップS120及びステップS121の動作をより詳しくしたフローチャートである。本例は、第2の信号処理手段による画像処理の対象は公知のいずれかのものであってよいが、歪曲収差の補正の画像処理である場合を例に取って説明する。
図4において、ステップS101で、スライドバリアが閉状態であると判断された場合(ステップS101;No)は、各部の終了動作即ち、撮像素子の駆動を停止(ステップS151)させ、レンズ鏡胴を沈胴させる(ステップS152)。
このステップS151及びステップS152が、図3に示すステップS120に相当するが、各部の終了動作はこれに限るものでなく、カメラ仕様により種々の動作を含むものである。
この後、第2の信号処理手段による、撮影画像の歪曲収差の補正の処理が行われる。第2の信号処理手段による画像処理は、まず、メモリーカードにアクセス(ステップS153)し、カード内に記録された画像データのうち、歪曲収差の補正の処理がなされていない未補正画像が有るか判断する(ステップS154)。
未補正画像が有る場合(ステップS154;Yes)は、未補正画像処理をメモリーカードから読み出し、所定の補正処理を施す。この補正処理は、該画像が撮影された焦点距離、被写体距離に対応する歪曲収差の情報をもとに、予めROM内に書き込まれたプログラムに従って補正処理が施される(ステップS155)。
補正が完了すると、補正後の画像データは記録媒体であるメモリーカードに記録され(ステップS156)、終了する。なお、補正後の画像データのメモリーカードへの記録は、補正前の画像データと別のファイルとして記録してもよいし、補正前の画像データに上書きしてもよい。
また、ステップS154において、歪曲収差の補正の処理がなされていない未補正画像がない場合(ステップS154;No)には、そのまま終了となる。
このステップS153〜ステップS156が、図3に示すステップS121に相当する。
以上、説明したように、第2の信号処理手段の信号処理を、撮像装置の終了動作時に動作させるよう構成することにより、第2の信号処理を撮影の合間に行う必要がなくなり、撮影間隔の短い撮像装置を得ることが可能となる。
(第2の実施の形態)
図5は、第2の実施形態に係る撮像装置の一例であるカメラ1を示す外観図である。同図(a)はカメラ1の前面の斜視図、同図(b)はカメラ1の背面の斜視図である。なお、以下の図においては、説明の重複を避けるため、同機能部材には同符号を付与し、異なる部分についてのみ説明する。
同図に示すカメラ1は、同図(b)に示す底面側にクレードルと接続するための接続端子119を有しており、図示のようにカメラ単体状態では、接続端子119は蓋により覆われている。
図6は、第2の実施の形態に係るカメラ1用のクレードルの概略を示す図である。
同図において、30はクレードルであり、クレードル30の上部にはカメラ装着部を有している。図示していないが、カメラ装着部には、ビデオ信号入力コネクタ、オーディオ信号入力コネクタ、USB接続コネクタが設けられカメラ1との通信が可能となっている。
このクレードル30には、AC電源に接続するプラグ31、AC電源をDC電源に変換するアダプタにより直流電源が入力できるようになっている。またクレードル30には、テレビ(以下、TVと称す)に画像を送出するビデオ信号出力コネクタ41、TVに音声を送出するためのオーディオ信号出力コネクタ42、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称す)と通信を行うためのUSB接続コネクタ43が備えられている。このビデオ信号出力コネクタ41、オーディオ信号出力コネクタ42から、ケーブルにより、所望のTVへビデオ画像及び音声が出力され、USB接続コネクタ43に接続されたケーブルにより、所望のPCとデータの入出力等の通信が行われるようになっている。
また、無線LAN(Local Area Network)用のアンテナを設け、この無線LAN用のアンテナにより、無線LAN機能を有するPCや無線LANブロードバンドルータとの通信を行うようにしてもよい。
図7は、第2の実施の形態に係る撮像装置の一例であるカメラ1の機能ブロック図である。同図については、図2のブロック図と異なる部分について説明する。
同図に示すように、クレードル接続端子119はクレードル30と接続がなされるようになっている。このクレードル30及びクレードル接続端子119を介して、電池26の充電がなされるようになっている。なお、クレードル接続端子119は、電源ライン及び信号授受等のための複数の接点を有している。
図8は、第2の実施の形態に係るカメラ1がクレードル30に載置された際の動作概略を示すフローチャートである。以下、同図に示すフローに従い説明する。
カメラがクレードルに載置される(ステップS201)と、クレードル接続端子を介して、カメラ側の電池の充電が開始される(ステップS202)。
この後、カメラ内では第2の信号処理手段による、撮影画像の歪曲収差の補正の処理が行われる。第2の信号処理手段による画像処理は、まず、メモリーカードにアクセス(ステップS203)し、カード内に記録された画像データのうち、歪曲収差の補正の処理がなされていない未補正画像が有るか判断する(ステップS204)。
未補正画像が有る場合(ステップS204;Yes)は、未補正画像処理をメモリーカードから読み出し、所定の補正処理を施す。この補正処理は、該画像が撮影された焦点距離、被写体距離に対応する歪曲収差の情報をもとに、予めROM内に書き込まれたプログラムに従って補正処理が施される(ステップS205)。
補正が完了すると、補正後の画像データは記録媒体であるメモリーカードに記録される(ステップS206)。また、ステップS204において、歪曲収差の補正の処理がなされていない未補正画像がない場合(ステップS204;No)には、ステップS207へジャンプする。
次いで、ステップS207で、クレードルを介してPC(パーソナルコンピュータ)と通信を開始(ステップS207)し、メモリーカードに記録されている補正後の画像データをPCへ送出(ステップS208)する。なお、充電は、フル充電されると停止するようになっている。
このように、クレードルに載置することにより電池に充電が行われるように構成され、第2の信号処理手段は撮像装置がクレードルに載置された際に動作する撮像装置とすることにより、第2の信号処理を撮影の合間に行う必要がなくなり、撮影間隔を短時間にでき、更に、クレードルに載置された非撮影時に第2の信号処理を行うよう構成することで撮影中の電力消費を必要とせず、撮影可能枚数も減少しない撮像装置を得ることが可能となる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態に係るカメラの外観図は、図1に示すものと同様であるので省略する。
図9は、第3の実施の形態に係る撮像装置の一例であるカメラ1の機能ブロック図である。同図については、図2のブロック図と異なる部分について説明する。
同図に示すように、外部入出力端子116は、USBケーブルを介しPCと接続がなされるようになっている。このUSBケーブルから外部入出力端子116を介して電池26の充電がなされるようになっている。なお、USBケーブルは、電源ライン及び信号授受等のための複数の接点を有している。
図10は、第3の実施の形態に係るカメラ1がUSBケーブルを介してPCに接続された際の動作概略を示すフローチャートである。以下、同図に示すフローに従い説明する。
カメラとPCがUSBケーブルで接続される(ステップS301)と、ホスト側であるPCがカメラを認識する(ステップS302)。更に、USBケーブルを介してカメラ側の電池の充電が開始される(ステップS303)。
この後、カメラ内では第2の信号処理手段による、撮影画像の歪曲収差の補正の処理が行われる。第2の信号処理手段による画像処理は、まず、メモリーカードにアクセス(ステップS304)し、カード内に記録された画像データのうち、歪曲収差の補正の処理がなされていない未補正画像が有るか判断する(ステップS305)。
未補正画像が有る場合(ステップS305;Yes)は、未補正画像処理をメモリーカードから読み出し、所定の補正処理を施す。この補正処理は、該画像が撮影された焦点距離、被写体距離に対応する歪曲収差の情報をもとに、予めROM内に書き込まれたプログラムに従って補正処理が施される(ステップS306)。
補正が完了すると、補正後の画像データは記録媒体であるメモリーカードに記録される(ステップS307)。また、ステップS305において、歪曲収差の補正の処理がなされていない未補正画像がない場合(ステップS305;No)には、ステップS308へジャンプする。
次いで、ステップS308で、USBケーブルを介してPC(パーソナルコンピュータ)と通信を開始(ステップS308)し、メモリーカードに記録されている補正後の画像データをPCへ送出(ステップS309)する。なお、充電は、フル充電されると停止するようになっている。
このように、USBケーブルを介してPCと接続することにより電池に充電が行われるように構成され、第2の信号処理手段はUSBケーブルを介してPCと接続された際に動作する撮像装置とすることにより、第2の信号処理を撮影の合間に行う必要がなくなり、撮影間隔を短時間にでき、更に、USBケーブルを介してPCと接続された非撮影時に第2の信号処理を行うよう構成することで撮影中の電力消費を必要とせず、撮影可能枚数も減少しない撮像装置を得ることが可能となる。
なお、上記の実施の形態では、第2の信号処理手段による補正例を、歪曲収差の補正で説明したが、高感度撮影時のノイズの除去、コマ収差補正、倍率色収差補正、軸上色収差補正、手振れ補正等であってもよい。
なお、高感度撮影時のノイズの除去については、例えば、撮影時に同時に記録されるExifファイルから得られる撮影時に使用した感度に基づいて補正が行われる。コマ収差補正については、例えば、同様にExifファイルから得られる撮影時の焦点距離、Fナンバ、撮影距離及び予めそれらに対応したROM等に記録されている、レンズ設計に基づいたコマ収差補正情報により補正が行われる。同様に、倍率色収差については、例えばExifファイルから得られる撮影時の焦点距離、Fナンバ、撮影距離及び予めそれらに対応したROM等に記録されているレンズ設計に基づいた倍率色収差補正情報により補正が行われる。また、軸上色収差については、同一被写体を異なる撮影距離設定で連写した複数枚の画像と、撮影時の焦点距離、Fナンバ、その被写体に対する最適な撮影距離及びそれらに対応したROM等に記録されているレンズ設計に基づいた軸上色収差補正情報により補正が行われる。また、本例における手振れ補正は、高速のシャッター秒時で同一被写体を連写し複数枚の画像をメモリーカードに記録しておき、第2の信号処理手段で、連写した複数枚の画像の被写体をズレがないように重ね合わせて1枚の画像とするものである。
なお、上記の実施の形態では、スライドバリアの操作で撮影可能状態とする起動動作及び撮影不能状態とする終了動作を行う例で説明したが、その他のボタンによる操作のものであってもよいのはもちろんである。
第1の実施形態に係る撮像装置の一例であるカメラを示す外観図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の一例であるカメラの機能ブロック図である。 第1の実施の形態に係るカメラの動作概略を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係るカメラの動作概略を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る撮像装置の一例であるカメラを示す外観図である。 第2の実施の形態に係るカメラ用のクレードルの概略を示す図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の一例であるカメラの機能ブロック図である。 第2の実施の形態に係るカメラがクレードルに載置された際の動作概略を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る撮像装置の一例であるカメラの機能ブロック図である。 第3の実施の形態に係るカメラがUSBケーブルを介してPCに接続された際の動作概略を示すフローチャートである。
符号の説明
1 カメラ
25 メモリーカード
30 クレードル
100 レンズ鏡胴
111 ファインダ窓
112 レリーズ釦
113 フラッシュ発光部
114 調光用センサ窓
115 ストラップ取り付け部
116 外部入出力端子(USB端子)
117 スライドバリア
119 クレードル接続端子
120 ファインダ接眼部
122 ズームボタン
123 メニュー/セットボタン
124 選択ボタン
125 画像表示部
126 再生ボタン
127 ディスプレイボタン
128 消去ボタン
129 三脚穴
130 電池/カード蓋

Claims (4)

  1. 被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系により導かれた被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子による被写体光の光電変換出力に所定の処理を施し画像データとする第1の信号処理手段と、前記画像データを記録する記録媒体と、該記録媒体に記録された前記画像データを読み出して補正し、補正後の画像データを記録媒体に記録する第2の信号処理手段と、を有する撮像装置であって、
    前記撮像装置は、所定の操作により、撮影可能状態とする起動動作及び撮影不能状態とする終了動作を行うよう構成され、前記第2の信号処理手段は前記撮像装置の終了動作時に処理を行うことを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系により導かれた被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子による被写体光の光電変換出力に所定の処理を施し画像データとする第1の信号処理手段と、前記画像データを記録する記録媒体と、該記録媒体に記録された前記画像データを読み出して補正し、補正後の画像データを記録媒体に記録する第2の信号処理手段と、を有する撮像装置であって、
    前記撮像装置は、充電可能な電池を有し、クレードルに載置することにより前記電池に充電が行われるように構成され、前記第2の信号処理手段は前記撮像装置が前記クレードルに載置された際に処理を行うことを特徴とする撮像装置。
  3. 被写体光を導く撮像光学系と、該撮像光学系により導かれた被写体光を光電変換する撮像素子と、該撮像素子による被写体光の光電変換出力に所定の処理を施し画像データとする第1の信号処理手段と、前記画像データを記録する記録媒体と、該記録媒体に記録された前記画像データを読み出して補正し、補正後の画像データを記録媒体に記録する第2の信号処理手段と、を有する撮像装置であって、
    前記撮像装置は、充電可能な電池と、USBケーブル端子と、を有し、USBケーブルが接続されることにより前記電池に充電が行われるように構成され、前記第2の信号処理手段は前記撮像装置が前記USBケーブルと接続された際に処理を行うことを特徴とする撮像装置。
  4. 前記第2の信号処理手段は、撮影画像の歪曲収差の補正、高感度撮影時のノイズ除去、コマ収差補正、倍率色収差補正、軸上色収差補正、手振れ補正の少なくとも一つを行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
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