JP2008130797A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】p型MOSFETの閾値電圧を安定化でき、且つ信頼性が劣化することがないフルシリサイドゲート電極を有する半導体装置を実現できるようにする。
【解決手段】半導体基板11と、半導体基板11に形成されたn型トランジスタ形成領域13Aに、フルシリサイドゲート電極25と該フルシリサイドゲート電極25の側面上に形成されたサイドウォール20とを有するn型MOS電界効果トランジスタと、半導体基板11に形成されたp型トランジスタ形成領域13Bに、フルシリサイドゲート電極26と該フルシリサイドゲート電極26の側面上に形成された薄膜化されたサイドウォール20aとを有する第2のMOS電界効果トランジスタとを備えている。薄膜化されたサイドウォール20aは、サイドウォール20よりも半導体基板11からの高さが低い。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に金属シリサイド膜からなるゲート電極を有するMOS(Metal Oxide Semiconductor)構造の半導体装置及びその製造方法に関する。
近年、半導体装置における高集積化及び高速化に対する技術進展に伴い、金属酸化膜電界効果トランジスタ(MOSFET)の微細化が進められている。特に、MOSFETの微細化のために、従来より用いられている酸化シリコン(SiO)及び酸窒化シリコン(SiON)等のシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜の薄膜化が進められている。しかし、ゲート絶縁膜の微細化に伴い、トンネル効果によるゲートリーク電流の増大という問題が顕在化してくる。このため、ゲートリーク電流を増加させずに、さらなる薄膜化を実現するため、ゲート電極の材料をポリシリコンから金属に代えて、電極空乏化に伴う容量低下を防ぐ等の対策が研究されている。
そこで、金属材料からなるゲート電極の1つとして、フルシリサイドゲート電極が提案されている。フルシリサイドゲート電極は、ゲート絶縁膜の上に堆積したポリシリコン膜の上に金属を直接に堆積し、熱処理によってポリシリコン膜全体を金属シリサイド化することにより形成している(例えば、特許文献1を参照。)。このプロセスによると、まずポリシリコンからなるゲート電極を形成し、その後ゲート電極を完全に金属シリサイド化させて作製することになる。このため、デュアルメタルゲートプロセスとフルシリサイドゲートプロセスとを比較すると、デュアルメタルゲートプロセスでは、n型MOSFETとp型MOSFETとにそれぞれ異なる金属材料の堆積と、ゲート長が100nm以下の微細な加工と、ゲート絶縁膜上にダメージを与えることなく金属材料の選択的な除去とを行わなければならない。これに対し、フルシリサイドゲートプロセスでは、このような微細化に伴う技術的な困難がない。このため、従来のSiO、SiONゲート絶縁膜における電極空乏化による容量低下を防止するためにフルシリサイドゲート電極を用いることが期待されている。
一方、ゲート絶縁膜の材料として、SiO及びSiON等のシリコン酸化物に代えて、ハフニウムオキサイド(HfO)及びジルコニウムオキサイド(ZrO)等の金属酸化物からなる高誘電体材料に置き換えることが検討されている。ゲート絶縁膜の材料として金属酸化物を用いると、シリコン酸化膜を用いるよりも薄い膜厚を実現しながら膜厚を厚くしたような物理的性質を実現することができるため、リーク電流を低減する効果が期待できる。
しかし、ポリシリコンからなるゲート電極を有するMOSFETにゲート絶縁膜として金属酸化物を用いると、ゲート絶縁膜の上部界面、すなわちゲート絶縁膜とゲート電極との界面における反応に起因して、トランジスタを動作させる際の閾値電圧の絶対値が大きくなってしまうという問題が生じる。その原因は明らかなっていないが、トランジスタ製造プロセスにおいて、半導体基板が1000℃程度の高温のプロセスに晒されるため、ゲート電極材料とゲート絶縁膜材料とが反応してしまうことが疑われている。
ゲート電極材料とゲート絶縁膜材料とが反応することにより、ゲート電極材料の実効的な仕事関数が変化する現象(フェルミレベルピニング)が生じる。例えば、ゲート電極材料にポリシリコンを使用すると、ポリシリコンの実効的な仕事関数の値が、ポリシリコンのドーパントの種類によらず、ポリシリコンのミッドギャップ(バンドギャップエネルギーの中間値)よりもややnポリシリコン寄りに固定されることが報告されている(非特許文献1を参照。)。このことにより、特にp型MOSFETの閾値電圧の絶対値が相当に大きくなってしまうため、ゲート絶縁膜の材料が高誘電体の場合には、SiOゲート絶縁膜で期待される電極空乏化抑制の効果の他に金属からなる電極を用いて最適な仕事関数を選び、閾値電圧を制御することが必要とされる。
このためにも、高誘電体ゲート絶縁膜におけるフェルミレベルピニングによるp型MOSFETの閾値電圧上昇を回避するために、金属からなる電極としてフルシリサイドゲート電極を用いることが期待されている。
特開2005−228868号公報 C. Hobbs, L. Fonseca, V. Dhandapani, S. Samavedam, B. Taylor, J. Grant, L. Dip, D. Triyoso, R. Hegde, D. Gilmer, R. Garcia, D. Roan, L. Lovejoy, R. Rai, L. Hebert, H. Tseng, B. White, and P. Tobin,"Fermi level pinning at the polySi/metal oxide interface",Proceedings of the 2003 Symposium on VLSI Technology,2003年,p.9−10 A. Veloso, T. Hoffmann, A. Lauwers, S. Brus, J. F. de Marneffe, S. Locorotondo, C. Vrancken, T. Kauerauf, A. Shickova, B. Sijmus, H. Tigelaar, M. A. Pawlak, H. Y. Yu, C. Demeurisse, S. Kubicek, C. Kerner, T. Chiarella, O. Richard, H. Bender, M. Niwa, P. Absil, M. Jurczak, S. Biesemans, and J. A. Kittl,"Dual work function controlled Ni-FUSI CMOS (NiSi NMOS, Ni2Si or Ni31Si12 PMOS): Manufacturability, Reliability & Process window Improvement by Sacrificial SiGe cap",Proceedings of the 2006 Symposium on VLSI Technology,2006年。
しかしながら、n型MOSFETとp型MOSFETに適した閾値電圧を与えるためには、フルシリサイドゲート電極の仕事関数が、金属とシリコンとの組成比によって変化することを考慮し、金属とシリコンとの組成比が二種類以上になる金属シリサイド層を同一半導体基板上に形成しなければならない。この課題に対しては、例えばp型MOSFETのゲート電極を形成するためのポリシリコン膜厚を、n型MOSFETのポリシリコン膜厚よりも薄く形成した後で、同一膜厚の金属とポリシリコンからなるゲート電極とを反応させることにより、p型MOSFETにn型MOSFETよりも金属過剰な金属シリサイドゲート電極を形成する試みが提案されている。金属をより多く含む金属シリサイドは、高い仕事関数になるため、p型MOSFETにおいて低いトランジスタ閾値電圧を実現することができる。
p型MOSFETのポリシリコン膜厚を薄くする手段としては、膜厚が同一のポリシリコンからなるゲート電極を形成した後に、n型MOSFET領域をレジストで被覆し、p型MOSFET領域のポリシリコンからなるゲート電極のみをドライエッチングにより、後退させて薄膜化させる方法が報告されている(非特許文献2を参照。)。
図6(a)〜図6(c)は、従来のp型MOSFET領域のポリシリコンからなるゲート電極のドライエッチングを示した模式図であり、図6(a)〜図6(c)を参照しながら、サイドウォールを有するゲート電極のドライエッチングの問題点について説明する。
図6(a)は、p型MOSFET領域において、サイドウォールで囲まれたポリシリコンからなるゲート電極の断面図を示しており、ゲート絶縁膜61、ゲート電極62及びサイドウォール63を模式的に示している。図6(b)は、図6(a)で示したゲート電極が正常にドライエッチングされた断面図を示している。図6(c)は、図6(a)で示したゲート電極をドライエッチングした際に問題となる断面図を示している。
図6(c)で示すように、サイドウォールで囲まれたポリシリコンからなるゲート電極をドライエッチングにより後退させる場合、特にゲート長が短い閉塞的なゲート形状を有するゲート電極では均一にエッチングが進まず、テーパ形状を伴いながらエッチングが進行することがわかっている。このようにエッチングが正常に進行しない原因として考えられることは、サイドウォール材料がシリコン窒化膜及びシリコン酸化膜などの絶縁体でありドライエッチング中に帯電し、異方性エッチングが妨げられること及び反応分子が十分に揮発できないことである。このように、ポリシリコンからなるゲート電極のドライエッチングが正常に進行されない場合、正常にエッチングされた場合に比べ、テーパ形状に応じてシリコンの量が増加し、ゲート電極のポリシリコンを金属によりフルシリサイド化する際に、同量の金属に対してシリコンの体積比が増加するため、シリコンが過剰な金属シリサイド膜が形成されることになる。例えば、図6(c)に示すように、テーパ部分を形成するゲート電極の膜厚が想定していたゲート電極の厚さよりも2倍となる高さで残った場合、正常にエッチングされる場合よりもゲート電極を形成するポリシリコンの体積が2倍となり、形成される金属シリサイドの金属対シリコンの比率が変わるため、仕事関数とトランジスタの閾値電圧が大きく変動し、実用上の使用が困難である。このようにエッチングがテーパ形状を伴って正常に進行しないことは、ゲート長が100nm以下の微細なサイズ程、より顕著である。また、エッチング後の形状は、ゲート電極の構造、高さ、アスペクト比、パターン密度及びパターン配列などに影響を受けて変化するため、均一に制御することは困難である。一方、ポリシリコンからなるゲート電極を過剰にエッチングした場合、ゲート電極の中央部分が選択的にエッチングされてしまうため、ゲート絶縁膜そのものに損傷を与えてしまうおそれがある。
また、別の課題として、ゲート電極を形成するポリシリコンの金属によるフルシリサイド化は体積膨張を伴うため、特にゲート電極側壁のサイドウォールにストレスを与える。ストレスを受けたサイドウォールはさらにゲート絶縁膜を含むトランジスタのチャネルにも影響を与え、過剰で局所的なストレスを発生する。このためゲート絶縁膜の欠陥密度が増加して、信頼性を劣化させてしまうことになる。特にp型MOSFETには、金属過剰な金属シリサイドを適用するため体積膨張率が高く、n型MOSFETに比べてより強いストレスがかかり、信頼性が劣化しやすい。
本発明は、前記従来の課題に鑑み、p型MOSFETの閾値電圧を安定化でき、かつ信頼性が劣化することがないフルシリサイドゲート電極を有する半導体装置を実現できるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明の半導体装置は、半導体基板上に形成されたn型MOSFET及びp型MOSFETが、それぞれ金属によるフルシリサイド化されたゲート電極を有し、p型MOSFETのサイドウォールの高さがn型MOSFETのサイドウォールよりも低い構成とする。
具体的には、半導体基板と、半導体基板に形成された第1のトランジスタ形成領域に、第1のゲート電極と該第1のゲート電極の側面上に形成された第1のサイドウォールとを有する第1のMOS電界効果トランジスタと、半導体基板に形成された第2のトランジスタ形成領域に、第2のゲート電極と該第2のゲート電極の側面上に形成された第2のサイドウォールとを有する第2のMOS電界効果トランジスタとを備え、第2のサイドウォールは、第1のサイドウォールよりも半導体基板からの高さが低いことを特徴とする。
本発明の半導体装置によると、第2のMOS電界効果トランジスタのサイドウォールの高さが第1のMOS電界効果トランジスタのサイドウォールの高さよりも低いため、ポリシリコンからなるゲート電極の薄膜化工程においてエッチングが正常に進行させることができる。このため、ポリシリコンの膜厚を確実に薄膜化でき、且つ一定の厚さに調整できるので、所望の金属シリサイド組成と結晶構造を安定して形成することができ、トランジスタ閾値のばらつきを抑えることができる。また、微細なゲート長を有するフルシリサイドゲート電極の構造デバイスを実現することができる。また、ゲート電極を形成するポリシリコンのシリサイド化によって体積が膨張しても、サイドウォールにストレスを与えることがなくなり、ゲート絶縁膜及びゲート電極の信頼性劣化を防止することができる。
また、第2のゲート電極は、第1のゲート電極よりも厚さが薄いことが好ましい。
このような構成にすると、ゲート電極を形成するポリシリコンをシリサイド化するための金属を過剰に供給することができるため、仕事関数が大きいp型MOSFETとして閾値電圧制御に適した組成となる金属シリサイド化を実現できる。
また、第2のゲート電極は30nm以上且つ50nm以下の膜厚を有することが好ましい。
このような構成にすると、ゲート電極を形成するポリシリコンをシリサイド化するための金属を過剰に供給することができるため、p型MOSFETとして好ましい条件である金属過剰な組成となる金属シリサイド化を確実に実現できる。
また、第1のサイドウォールの高さは70nm以上であることが好ましい。
また、第2のサイドウォールの高さは50nm以下であることが好ましい。
このような構成にすると、確実に第2のMOS電界効果トランジスタのサイドウォールの高さが第1のMOS電界効果トランジスタのサイドウォールの高さよりも低い半導体装置が実現できる。
また、第1のゲート電極及び第2のゲート電極は、それぞれ金属シリサイドからなることが好ましい。
また、金属シリサイドを構成する金属は、ニッケル、コバルト、チタン、白金、ルテニウム、イリジウム、イッテルビウム及び遷移金属のうちの少なくとも1つであることが好ましい。
このような構成にすると、シリコン基板からなる半導体装置において、望ましい仕事関数と閾値電圧を得ることができる。
また、第1のMOS電界効果トランジスタは、第1のトランジスタ形成領域と第1のゲート電極との間に形成された第1のゲート絶縁膜を有し、第2のMOS電界効果トランジスタは、第2のトランジスタ形成領域と第2のゲート電極との間に形成された第2のゲート絶縁膜を有し、第1のゲート絶縁膜及び第2のゲート絶縁膜は、金属酸化物からなることが好ましい。
また、金属酸化物は、ハフニウム、ジルコニウム、チタン、タンタル、アルミニウム、シリコン、ランタン及び希土類元素のうちの少なくとも1つの酸化物であることが好ましい。
このような構成にすると、絶縁膜の高誘電率特性によりゲート容量を高くすることができ、トランジスタ特性を向上することができる。
また、第1のサイドウォール及び第2のサイドウォールは、シリコン窒化膜を含むことが好ましい。
このような構成にすると、シリコン酸化膜及びシリコン窒化膜のエッチング速度が異なることを利用して、サイドウォールをエッチングすることができる。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、半導体基板に素子分離膜を形成して、半導体基板を第1のトランジスタ形成領域と第2のトランジスタ形成領域とに分離する工程(a)と、半導体基板の上にゲート絶縁膜を形成する工程(b)と、ゲート絶縁膜の上にゲート電極形成膜を形成する工程(c)と、ゲート電極形成膜の上にハードマスク膜を形成する工程(d)と、ゲート電極形成膜を選択的にエッチングしてゲート電極を形成する工程(e)と、ゲート電極の側面上にサイドウォールを形成する工程(f)と、半導体基板の上に、サイドウォールが形成されたゲート電極が覆われるように層間膜を形成する工程(g)と、層間膜に対して、化学機械研磨及びドライエッチングを行ってハードマスク膜を露出する工程(h)と、第2のトランジスタ形成領域におけるサイドウォールに対して選択的にエッチングを行って薄膜化する工程(i)と、第2のトランジスタ形成領域におけるゲート電極に対して選択的にエッチングを行って薄膜化する工程(j)と、工程(j)の後に、半導体基板の上に金属膜を堆積し、堆積した金属膜を熱処理することによりゲート電極と金属とを反応させることにより、ゲート電極を金属シリサイドとする工程(k)とを備えている。
本発明の半導体装置の製造方法によると、第1のトランジスタ形成領域を保護し、第2のトランジスタ形成領域のサイドウォールとゲート電極をエッチングして薄膜化する工程を備えているため、ゲート電極を構成するポリシリコン膜を薄くしてシリコンに対する金属膜の比率を高めることで金属過剰な金属シリサイドを得やすく、かつポリシリコン残りを減らすことができるので、確実にフルシリサイド化ができる。またサイドウォールも薄膜化されているので、フルシリサイド化により体積膨張しても過度なストレスをゲート構造に与えることなく半導体装置を製造することができる。
また、工程(e)よりも後で且つ工程(g)よりも前に、半導体基板における第1のトランジスタ形成領域及び第2のトランジスタ形成領域にソースドレイン領域をそれぞれ形成する工程(l)と、工程(l)よりも後で且つ工程(g)よりも前に、ソースドレイン領域をシリサイド化する工程(m)とをさらに備えていることが好ましい。
また、工程(i)よりも後で且つ工程(j)よりも前に、ハードマスク膜を除去する工程(n)とをさらに備えていることが好ましい。
また、工程(d)よりも後で且つ工程(e)よりも前に、ゲート電極の両側面にスペーサ膜を形成する工程(o)をさらに備えているが好ましい。
このような構成にすると、ポリシリコンからなるゲート電極は上面をハードマスク、側面をスペーサ膜で覆われているため、シリコン窒化膜からなるサイドウォールのエッチングに際して膜減りすることがなく、ポリシリコンからなるゲート電極のエッチングによる高さ調整も、他の加工プロセスと独立して制御することができる。
本発明に係る半導体装置及びその製造方法によれば、金属シリサイド層を均一に形成でき、閾値電圧が離散的に分布することなく安定したフルシリサイドゲート電極を有する半導体装置を実現することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。本発明に係る半導体装置は、半導体基板の上に形成されたフルシリサイドゲート電極を有するn型MOSトランジスタ及びp型MOSトランジスタを備えている。
図1は、本実施形態に係る半導体装置の断面図の一例を示している。
図1に示すように、半導体基板11に、素子分離膜12が選択的に形成され、複数のn型トランジスタ形成領域13Aとp型トランジスタ形成領域13Bとがそれぞれ形成されている。n型トランジスタ形成領域13A及びp型トランジスタ形成領域13Bには、それぞれソースドレイン領域21が形成され、ソースドレイン領域21の上に金属シリサイドソースドレイン22が形成されている。n型トランジスタ形成領域13Aには、半導体基板11の上に下地膜14a、下地膜14aの上にゲート絶縁膜15a及びゲート絶縁膜15aの上にフルシリサイドゲート電極25が形成され、下地膜14a、ゲート絶縁膜15a及びフルシリサイドゲート電極25の側面上にスペーサ膜19及びサイドウォール20が形成されている。p型トランジスタ形成領域13Bには、半導体基板11の上に下地膜14a、下地膜14aの上にゲート絶縁膜15a及びゲート絶縁膜15aの上にフルシリサイドゲート電極26が形成され、下地膜14a、ゲート絶縁膜15a及びフルシリサイドゲート電極26の側面上にスペーサ膜19及び薄膜化されたサイドウォール20aが形成されている。さらに、半導体基板11を覆うように保護膜23及び層間膜24が形成されている。
本実施形態に係る半導体装置では、p型MOSFETの薄膜化されたサイドウオール20aがn型MOSFETのサイドウォール20よりも低く形成され、p型MOSFETのフルシリサイドゲート電極26がn型MOSFETのフルシリサイドゲート電極25よりも薄く形成されていることを特徴としている。
図2〜図5は、本実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示している。
まず、図2(a)に示すように、例えば主面の面方位が(100)面であるシリコンからなる半導体基板11に、シャロウトレンチ分離(STI:shallow Trench Isolation)からなる素子分離膜12を選択的に形成する。
続いて、半導体基板11にイオン注入を行い、複数のn型トランジスタ形成領域13Aとp型トランジスタ形成領域13Bとをそれぞれ形成する。n型トランジスタ形成領域13Aはp型のウエルを有し、p型トランジスタ形成領域13Bはn型のウエルを有している。
続いて、半導体基板11に対して公知のRCA洗浄及び希釈フッ酸洗浄を順次行った後、600℃〜1000℃程度の温度の酸化性雰囲気で熱処理を行う。これにより、半導体基板11のn型トランジスタ形成領域13A及びp型トランジスタ形成領域13Bの上に、酸化シリコンからなる下地形成膜14を形成する。下地形成膜14は、膜厚が1.0nm以下であることが望ましい。また、下地形成膜14はウエット処理により形成した、ケミカルなシリコン酸化膜でもよい。
続いて、例えば有機金属気相堆積(MOCVD:metal organic chemical vapor deposition)法を用いて、素子分離膜12及び下地形成膜14の上に膜厚が2nmの高誘電体からなる金属酸化膜15を形成する。例えば、ハフニウムシリケート(HfSiO)からなる金属酸化膜を形成する場合には、以下のようにする。
ターシャリブトキシハフニウム(Hf(O−t−C)及びターシャリブトキシシリコン(Si(O−t−C)の混合溶液に、窒素等からなるキャリアガスを吹き込んでバブリングを行うことにより発生させたソースガスを、キャリアガスと共に反応炉に導入する。反応炉内の温度を500℃程度に設定すると、ハフニウムシリケートからなる金属酸化膜15が堆積される。このときSiに対するHfの濃度は、Hf(O−t−C及びSi(O−t−Cの供給量によって調節する。
なお、金属酸化膜15は、ハフニウム(Hf)、ジルコニウム(Zr)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、アルミニウム(Al)、シリコン(Si)、ランタン(La)及び希土類元素のうちの少なくとも1つの酸化物から形成されていればよい。
金属酸化膜15を形成した後に、炭素又は水素等の残留不純物の除去を行うために、700℃〜1000℃程度の熱処理を行う。このときの加熱雰囲気は、金属酸化膜15及び下地形成膜14の膜厚が大きく変化しないように、微量の酸素を含んだ窒素であることが望ましい。その後、ソースドレイン領域のイオンの活性化熱処理において、金属酸化膜15が結晶化することを防ぐための窒化処理を行う。例えば、アンモニア雰囲気において800℃の温度で1分間の熱処理、又は、プラズマにより励起された窒素雰囲気中で熱処理を行ってもよい。
なお高誘電体材料からなる金属酸化膜に代えて、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜又は酸窒化シリコン膜等を用いてもよい。
その後、化学気相成長(CVD)法により、金属酸化膜15の上に膜厚が100nm程度のシリコンからなるゲート電極形成膜16を堆積する。ゲート電極形成膜16は、ドーピングされていても構わない。さらに、ゲート電極形成膜16の上にシリコン酸化膜からなるハードマスク形成膜17を堆積する。続いて、リソグラフィ技術により、ハードマスク形成膜17の上に、ゲートパターンを有するレジストマスク28を形成する。
次に、図2(b)に示すように、例えば塩素ガスを用いたドライエッチングにより、ハードマスク形成膜17から下地形成膜14までを順次パターニングする。これにより積層パターン18が形成され、積層パターン18は、下地膜14a及びゲート絶縁膜15aと、これらを介して半導体基板11の上に形成されたゲート電極16aと、ゲート電極16aの上面を覆うハードマスク17aとから形成される。
次に、図2(c)に示すように、熱CVD法などにより膜厚10nmのシリコン酸化膜を堆積(図示せず。)し、全面をエッチバックすることにより、積層パターン18の側面にスペーサ膜19を形成する。続いて半導体基板11に積層パターン18とスペーサ膜19とをマスクとしてイオン注入を行う(図示せず。)。
次に、図3(a)に示すように、スペーサ膜19の側面上にシリコン窒化膜からなり、高さが70nm以上のサイドウォール20を形成する。さらに、スペーサ膜19、サイドウォール20及び積層パターン18をマスクとして、半導体基板11に再度イオン注入を行って、ソースドレイン領域21を形成する。続いて、1000℃以上の温度で熱処理を行い、イオン注入された不純物を電気的に活性化させる。
次に、半導体基板11の上に金属ニッケル(図示せず)を堆積した後、300℃以上の温度で熱処理を行う。これにより、ソースドレイン領域21の上部に金属シリサイドソースドレイン22を形成する。この際に、ハードマスク17aは、ゲート電極16aがシリサイド化されないように保護する保護絶縁膜として機能する。次に、未反応の金属ニッケルを硫酸と過酸化水素水との混合液で除去し、さらに結晶相制御のための熱処理を行う。
次に、図3(b)に示すように、金属シリサイドソースドレイン22を覆うように全面にシリコン窒化膜からなる保護膜23を堆積する。さらにシリコン酸化膜からなる層間膜24をハードマスク17aが十分に覆われるまで堆積する。続いて、図示はしないが、層間膜24を化学的機械研磨(CMP)法を用いて平坦化しながら保護膜23に達しないように研磨して平坦化を行う。
次に、図3(c)に示すように、さらにドライエッチングにより層間膜24をエッチバックし、保護膜23が露出した状態でエッチングを停止する。ドライエッチングは、弗化炭素、酸素及びアルゴンを含む混合ガスを用いてエッチングを行い、シリコン酸化膜に対してシリコン窒化膜のエッチングが遅くなる条件で行う。
次に、図4(a)に示すように、さらなるドライエッチングにより保護膜23をエッチバックし、ハードマスク17aが露出した状態でエッチングを停止する。ドライエッチングは、弗化水素化炭素、酸素、アルゴン混合ガスを用いてエッチングを行い、シリコン窒化膜に対してシリコン酸化膜のエッチングが遅くなる条件で行う。
次に、図4(b)に示すように、半導体基板11の全面にレジストを塗布し(図示せず。)、フォトリソグラフィ技術によって、p型トランジスタ形成領域13Bを露出するためのレジストマスク29を形成する。その後、ドライエッチングにより、p型トランジスタ形成領域13Bのサイドウォール20、保護膜23及び層間膜24を後退させ、サイドウォール20の高さが50nm以下になるまでエッチングを続ける。エッチングされたサイドウォール20を薄膜化されたサイドウォール20aとする。ドライエッチングは、弗化水素化炭素、酸素及びアルゴンを含む混合ガスを用いてエッチングを行い、シリコン窒化膜に対してシリコン酸化膜のエッチングが遅くなる条件で行う。
次に、図4(c)に示すように、レジストマスク29を剥離した後、ドライエッチングによりハードマスク17aをエッチングして、ゲート電極16aを露出させる。ドライエッチングは、弗化炭素、酸素、アルゴン混合ガスを用いてエッチングを行い、シリコン酸化膜に対してシリコン窒化膜のエッチングが遅くなる条件で行う。
次に、図5(a)に示すように、再度、レジストを塗布し、フォトリソグラフィ技術によって、p型トランジスタ形成領域13Bを露出するためのレジストマスク30を形成する。続いて、p型トランジスタ形成領域13Bのゲート電極16aをエッチングし、膜厚が30nm〜50nmになるまでエッチングされたゲート電極16aを薄膜化されたゲート電極16bとする。ドライエッチングは、塩素ガス又は塩素と臭化水素との混合ガスを用いて行う。
次に、図5(b)に示すように、レジストマスク30を剥離した後、半導体基板11の上に金属ニッケル(図示せず。)を堆積し、300℃以上の温度で熱処理を行う。これにより、ゲート電極16a及び薄膜化されたゲート電極16bは金属ニッケルと反応し、ニッケルシリサイド化される。続いて、未反応の金属ニッケルを硫酸と過酸化水素水の混合液で除去し、さらに結晶相制御のための熱処理を行い、ゲート電極16a、薄膜化されたゲート電極16bはそれぞれフルシリサイドゲート電極24、25となる。その後、図示を省略するが、配線工程等を行う。なお、ゲート電極16a及び薄膜化されたゲート電極16bをニッケルによりシリサイド化したが、ニッケルに代えて、コバルト(Co)、チタン(Ti)、白金(Pt)、ルテニウム(Ru)、イリジウム(Ir)、イッテルビウム(Yb)及び遷移金属のうちの少なくとも一つであればよい。
本実施形態の半導体装置は、p型MOSFETのサイドウォールの半導体基板の上面からの高さがn型MOSFETのサイドウォールよりも低いため、ポリシリコンからなるゲート電極をドライエッチングにより薄膜化する際にテーパ形状を伴いながらエッチングが進行することを防ぐことができる。また、ゲート電極を形成するポリシリコンの膜厚を所望の厚さに調整可能なため、金属シリサイド膜の組成と結晶構造を制御することができ、トランジスタ閾値のばらつきを抑えることができる。また、p型MOSFETのサイドウォールの高さが低いため、ゲート電極を形成するポリシリコンのシリサイド化によって体積が膨張しても、サイドウォールにストレスを与えることがなくなり、ゲート絶縁膜及びゲート電極の信頼性劣化を防止することができる。また、p型MOSFETのゲート電極の厚さをn型MOSFETのゲート電極よりも薄く形成できるため、ゲート電極を形成するポリシリコンを金属によりシリサイド化するための金属が過剰に供給されることになるので、p型MOSFETとして好ましい条件である金属過剰な組成のシリサイド化を実現できる。
本実施形態の半導体装置の製造方法は、シリコン酸化膜及びシリコン窒化膜のエッチング速度が異なることを利用しているため、後退したサイドウォールを有し、フルシリサイド化したゲート電極製造することができる。また、ポリシリコンからなるゲート電極は上面をハードマスク、側面をスペーサ膜で覆われているため、シリコン窒化膜からなるサイドウォールのエッチングに際して膜減りすることがなく、ポリシリコンからなるゲート電極のエッチングによる高さ調整も、他の加工プロセスと独立して制御することができる。
本発明に係る半導体装置及びその製造方法は、仕事関数の値及び閾値電圧が安定したフルシリサイドゲート電極を有する半導体装置を実現でき、金属シリサイド膜からなるゲート電極を有するMOS型の半導体装置及びその製造方法等として有用である。
本発明の一実施形態に係る半導体装置を示す断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 従来の半導体装置におけるフルシリサイドゲート電極構造を示す模式的な断面図である。
符号の説明
11 半導体基板
12 素子分離膜
13A n型トランジスタ形成領域
13B p型トランジスタ形成領域
14 下地形成膜
14a 下地膜
15 金属酸化膜
15a ゲート絶縁膜
16 ゲート電極形成膜
16a ゲート電極
16b 薄膜化されたゲート電極
17 ハードマスク形成膜
17a ハードマスク
18 積層パターン
19 スペーサ膜
20 サイドウォール
20a 薄膜化されたサイドウォール
21 ソースドレイン領域
22 金属シリサイドソースドレイン
23 保護膜
24 層間膜
25 フルシリサイドゲート電極
26 フルシリサイドゲート電極
28 レジストマスク
29 レジストマスク
30 レジストマスク

Claims (14)

  1. 半導体基板において、第1の半導体領域に、第1のゲート電極と該第1のゲート電極の側面上に形成された第1のサイドウォールとを有する第1のトランジスタと、
    前記半導体基板に形成された第2の半導体領域に、第2のゲート電極と該第2のゲート電極の側面上に形成された第2のサイドウォールとを有する第2のトランジスタとを備え、
    前記第2のサイドウォールは、前記第1のサイドウォールよりも前記半導体基板からの高さが低いことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第2のゲート電極は、前記第1のゲート電極よりも厚さが薄いことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2のゲート電極は30nm以上且つ50nm以下の膜厚を有することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1のサイドウォールの高さは70nm以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記第2のサイドウォールの高さは50nm以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記第1のゲート電極及び前記第2のゲート電極は、それぞれ金属シリサイドからなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 前記金属シリサイドを構成する金属は、ニッケル、コバルト、チタン、白金、ルテニウム、イリジウム、イッテルビウム及び遷移金属のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記第1のトランジスタは、前記第1の半導体領域と前記第1のゲート電極との間に形成された第1のゲート絶縁膜を有し、前記第2のトランジスタは、前記第2の半導体領域と前記第2のゲート電極との間に形成された第2のゲート絶縁膜を有し、前記第1のゲート絶縁膜及び第2のゲート絶縁膜は、金属酸化物からなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記金属酸化物は、ハフニウム、ジルコニウム、チタン、タンタル、アルミニウム、シリコン、ランタン及び希土類元素のうちの少なくとも1つの酸化物であることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記第1のサイドウォール及び前記第2のサイドウォールは、シリコン窒化膜を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の半導体装置。
  11. 半導体基板に素子分離膜を形成して、前記半導体基板を第1の半導体領域と第2の半導体領域とに分離する工程(a)と、
    前記半導体基板の上にゲート絶縁膜を形成する工程(b)と、
    前記ゲート絶縁膜の上にゲート電極形成膜を形成する工程(c)と、
    前記ゲート電極形成膜の上にハードマスク膜を形成する工程(d)と、
    前記ゲート電極形成膜を選択的にエッチングしてゲート電極を形成する工程(e)と、
    前記ゲート電極の側面上にサイドウォールを形成する工程(f)と、
    前記半導体基板の上に、前記サイドウォールが形成された前記ゲート電極が覆われるように層間膜を形成する工程(g)と、
    前記層間膜に対して、化学機械研磨及びドライエッチングを行って前記ハードマスク膜を露出する工程(h)と、
    前記第2の半導体領域におけるサイドウォールに対して選択的にエッチングを行って薄膜化する工程(i)と、
    前記第2の半導体領域におけるゲート電極に対して選択的にエッチングを行って薄膜化する工程(j)と、
    前記工程(j)の後に、前記半導体基板の上に金属膜を堆積し、堆積した金属膜を熱処理することにより前記ゲート電極と前記金属とを反応させることにより、前記ゲート電極を金属シリサイドとする工程(k)とを備えていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 前記工程(e)よりも後で且つ前記工程(f)よりも前に、又は、前記工程(f)よりも後で且つ前記工程(g)よりも前に、前記半導体基板における前記第1の半導体領域及び第2の半導体領域にソースドレイン領域をそれぞれ形成する工程(l)と、
    前記工程(l)よりも後で且つ前記工程(g)よりも前に、前記ソースドレイン領域をシリサイド化する工程(m)とをさらに備えていることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記工程(i)よりも後で且つ前記工程(j)よりも前に、前記ハードマスク膜を除去する工程(n)とをさらに備えていることを特徴とする請求項11又は12に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記工程(d)よりも後で且つ前記工程(e)よりも前に、前記ゲート電極の両側面にスペーサ膜を形成する工程(o)をさらに備えていることを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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