JP2008130240A - 燃料容器及び発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料の排出及び燃料補給をスムーズに行うことができる燃料容器及び発電装置を提供する。
【解決手段】燃料容器1は、燃料10が貯蔵された燃料貯蔵部11と、燃料貯蔵部11に設けられて、燃料10を用いて発電を行う発電モジュール4又は燃料貯蔵部11内に燃料10を補給する燃料補給装置7に着脱自在である第一の接続部2及び第二の接続部3と、を備える。第一の接続部2と第二の接続部3とは、燃料容器1の長手方向中央部において点対称となるように配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料の排出及び燃料の補給を行うことのできる燃料容器、及び燃料容器から供給される燃料を用いて発電を行う発電モジュールを備えた発電装置に関する。
近年では、携帯電話機、ノート型パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、腕時計、PDA(Personal Digital Assistance)、電子手帳等といった小型電子機器がめざましい進歩・発展を遂げている。電子機器の電源として、アルカリ乾電池、マンガン乾電池といった一次電池又はニッケル−カドミウム蓄電池、ニッケル−水素蓄電池、リチウムイオン電池といった二次電池が用いられている。ところが、一次電池及び二次電池は、エネルギーの利用効率の観点から検証すると、必ずしもエネルギーの有効利用が図られているとは言えない。そのため、今日では、一次電池及び二次電池の代替えのために、高いエネルギー利用効率を実現できる燃料電池についての研究・開発が盛んに行われている。
携帯機器に使用する燃料電池においては、燃料を供給するために予め燃料を封入した燃料カートリッジを、燃料電池本体に接続して行うことが一般的に知られている。燃料カートリッジとしては、液体燃料を保持する容器と、容器内に配置され、そこへ液体燃料の少なくとも一部分を吸い上げて排出することのできるウィッキング構造体と、ウィッキング構造体に連結されて容器を貫く燃料出口と、容器内に空気を流入させる空気入口とを備えた技術がある(例えば、特許文献1参照)。燃料出口の開口部にはシールキャップでシールされており、燃料を使用後、その燃料出口のシールされた膜を通して燃料を注入し、燃料カートリッジをリサイクルしている。
特開2003−109633号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の燃料カートリッジは、毛管作用によって燃料出口まで燃料を吸い上げている。このため、燃料カートリッジの姿勢が傾いてもウィッキング構造体が常に燃料に接触するためには、ウィッキング構造体を複雑にしなければならなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、簡易な構造で燃料の排出をスムーズに行うことができる燃料容器及び発電装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、燃料が貯蔵された燃料貯蔵部と、
前記燃料貯蔵部に設けられて、前記燃料を用いて発電を行う発電モジュール又は前記燃料貯蔵部内に燃料を補給する燃料補給装置に着脱自在である第一の接続部及び第二の接続部と、を備え、
前記第一の接続部には、燃料排出口兼燃料補給口が設けられ、前記第二の接続部には、燃料補給口兼燃料排出口が設けられていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の燃料容器において、
前記第一の接続部及び前記第二の接続部には、前記燃料貯蔵部の内と外とに貫通する複数の貫通孔がそれぞれ形成され、
前記第一の接続部の前記複数の貫通孔及び前記第二の接続部の前記複数の貫通孔のうちの一方が、前記燃料貯蔵部内の燃料を前記発電モジュールに排出する際の前記燃料排出口とされ、前記複数の貫通孔のうちの前記一方のうちの一つが前記燃料補給装置から燃料を補給する際の前記燃料補給口とされ、前記複数の貫通孔のうち前記一方のうちの別の一つが前記燃料貯蔵部内の空気を排出する空気排出口とされることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の燃料容器において、
前記燃料排出口、前記燃料補給口及び前記空気排出口には、前記燃料貯蔵部の外から内への燃料の流入を許容し、前記燃料貯蔵部の内から外への燃料の流出を阻止する逆止弁が設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1に記載の燃料容器において、
前記燃料貯蔵部には、前記燃料の後端に高粘性追従体が設けられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、発電装置において、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の燃料容器と、前記燃料容器から供給される燃料を用いて発電を行う発電モジュールとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、第一の接続部及び第二の接続部は、発電モジュールや燃料補給装置にそれぞれ接続して兼用できるので、使用し易く、燃料の発電モジュールへの排出及び燃料貯蔵部内への燃料補給をスムーズに行うことができる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されないものとする。
図1〜図3は、燃料容器1をその長手方向に沿って切断した際の側断面図であり、図1は燃料容器1が燃料を排出孔から排出している時、図2は図1の後で燃料補給をしている時、図3は図2の燃料補給後に再度燃料を別の排出孔から排出する場合を示している。
燃料容器1は、内部に空洞からなる燃料貯蔵部11を有する長尺な四角筒状をなし、燃料貯蔵部11に燃料10が貯蔵されている。燃料10は、化学燃料単体、あるいは化学燃料と水との混合物であり、化学燃料としては、例えばメタノール、エタノール等のアルコール類やエーテル類或いはガソリンといった水素原子を含む化合物を使用することができる。本実施の形態では、燃料貯蔵部11に貯蔵されたメタノールと水とが均一に混合した混合物が化学反応材料として用いられる。
燃料容器1は、透明又は半透明をなした部であって、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、アクリル等の材料から構成されている。
燃料容器1の長手方向一端面1aには、その端面1aから外側に突出するとともに端面1aを貫通して燃料10が貯蔵される空間となる燃料貯蔵部11に連通し、後述する発電モジュール4や燃料補給装置7(図4参照)に接続自在な第一の接続部2が凸状に形成されている。また、燃料容器1の長手方向他端面1bには、その端面1bから外側に突出するとともに端面1bを貫通して燃料10が貯蔵された燃料貯蔵部11に連通し、発電モジュール4や燃料補給装置7に接続自在な第二の接続部3が凸状に形成されている。第一の接続部2及び第二の接続部3は、燃料容器1の長手方向中央部において点対称となるように設けられている。第一の接続部2及び第二の接続部3は、同様の構造をなしており、第一の接続部2及び第二の接続部3ともに、燃料貯蔵部11内から外への燃料10の排出及び燃料貯蔵部11外から内への燃料10の補給を行うことができる。
第一の接続部2には、燃料貯蔵部11内の燃料10を排出する排出口であるとともに燃料貯蔵部11内への燃料10の補給を行う補給口を兼用する第一の貫通孔21と、燃料貯蔵部11内の燃料10を排出する排出口であるとともに燃料貯蔵部11内の空気の放出を行う空気放出口を兼用する第二の貫通孔22とが凸状頭頂部に左右に設けられている。
第一の貫通孔21と燃料貯蔵部11との間に、第一の接続部2を通って燃料貯蔵部11の内から外に不要に燃料10や空気が排出するのを阻止する第一の逆止弁23が嵌め込まれている。第二の貫通孔22と燃料貯蔵部11との間に、第一の接続部2を通って燃料貯蔵部11の内から外に不要に燃料10が排出するのを阻止する第二の逆止弁24が嵌め込まれている。
具体的には、第一の逆止弁23は可撓性・弾性を有する材料をダックビル状に形成したダックビル弁であり、第一の逆止弁23はそのダックビル状の先端を燃料貯蔵部11の内側に向けた状態で第一の貫通孔21に嵌め込まれている。
第一の逆止弁23には、後述の発電モジュール4に設けられた燃料排出管25や燃料補給装置7に設けられた燃料補給管27が挿入される孔であるとともに燃料貯蔵部11の内と外を連通する挿入孔231が予め設けられている。
第二の逆止弁24は、第一の逆止弁23と同様のダックビル弁であり、発電モジュール4の燃料排出管25や燃料補給装置7の空気排出管29が挿入される孔であるとともに燃料貯蔵部11の内と外を連通する挿入孔241が予め設けられている。
第二の接続部3には、燃料貯蔵部11内の燃料10を排出する排出口であるとともに燃料貯蔵部11内への燃料10の補給を行う補給口を兼用する第三の貫通孔31と、燃料貯蔵部11内の燃料10を排出する排出口であるとともに燃料貯蔵部11内の空気の放出を行う空気放出口を兼用する第四の貫通孔32とが凸状頭頂部に左右に設けられている。第三の貫通孔31と燃料貯蔵部11との間に、第二の接続部3を通って燃料貯蔵部11の内から外に不要に燃料10や空気が排出するのを阻止する第三の逆止弁33が嵌め込まれている。第四の貫通孔32と燃料貯蔵部11との間に、第二の接続部3を通って燃料貯蔵部11の内から外に不要に燃料10が排出するのを阻止する第四の逆止弁34が嵌め込まれている。
第三の逆止弁33は、第一の逆止弁23と同様のダックビル弁であり、発電モジュール4の燃料排出管25や燃料補給装置7の燃料補給管27が挿入される孔であるとともに燃料貯蔵部11の内と外を連通する挿入孔331が予め設けられている。
第四の逆止弁34は、第二の逆止弁24と同様のダックビル弁であり、発電モジュール4の燃料排出管25や燃料補給装置7の空気排出管29が挿入される孔であるとともに燃料貯蔵部11の内と外を連通する挿入孔341が予め設けられている。
第一の逆止弁23及び第三の逆止弁33は互いに同一形状、同一寸法であり、後述するように互いに同じ機能を有しており、第二の逆止弁24及び第四の逆止弁34互いに同一形状、同一寸法であり、後述するように互いに同じ機能を有している。
第一の逆止弁23、第二の逆止弁24、第三の逆止弁33及び第四の逆止弁34は、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)やブチルゴム等の可撓性・弾性を有する材料が好ましく、一般的にブチルゴムは高分子の弾性材料の中では低いガス透過性を示すため、より小さいサイズの部品を作るためには実用においてブチルゴムを選択することが好ましい。また、第一の逆止弁23、第二の逆止弁24、第三の逆止弁33及び第四の逆止弁34は機械的な複雑構造を持たないため、容積を小さくすることができ、低コスト化を図ることができる。
燃料10の後端部には、高粘性液体12が設けられている。高粘性液体12は、燃料10に対して互いに不溶性又は難溶性の材料であり、具体的にはポリブテン,流動パラフィン,スピンドル油等の鉱油類やジメチルシリコン油,メチルフェニルシリコン油等のシリコン油類等が好ましい。燃料10は、高粘性液体12によって第一の接続部2及び第二の接続部3のいずれか一方と接触し、他方と接触しないように偏って配置されている。つまり、高粘性液体12は、第一の接続部2及び第二の接続部3のいずれか一方側が燃料10で満たされるとともに他方側が空気で満たされるように燃料貯蔵部11を2つに仕切っている。高粘性液体12は、粘度が高いために燃料容器1の内壁にしっかり密着しているので、燃料容器1の姿勢を傾けただけでは変形や移動することはない。
燃料貯蔵部11内に燃料10が第一の貫通孔21及び第二の貫通孔22から排出されるか或いは第三の貫通孔31及び第四の貫通孔32から排出されると、燃料10の後端部が変位して、高粘性液体12の後ろ側に位置する燃料貯蔵部11内の空間が拡張されて、この空間内の圧力が燃料容器1外の圧力に対して負圧になるため、第三の貫通孔31及び第四の貫通孔32から或いは第一の貫通孔21及び第二の貫通孔22から、高粘性液体12の後ろ側に位置する燃料貯蔵部11内に空気が進入する。ここで、高粘性液体12と燃料10との間では、高粘性液体12の後ろ側の空間内の圧力に対して負圧になるので、高粘性液体12が、燃料10の排出に伴い変位する燃料10の後端部に引き寄せられて密着するように変位する。
したがって、高粘性液体12は、燃料10の後端部に常に位置しており、燃料10と高粘性液体12との間には、空気等が大きな隙間がないため、燃料容器1の姿勢を傾けても、燃料10が常に、第一の貫通孔21及び第二の貫通孔22に接しているか、或いは第三の貫通孔31及び第四の貫通孔32に接しているので燃料容器1の姿勢によらず燃料10を速やかに排出することができる。
燃料貯蔵部11内の第一の接続部2側に燃料10が充填されていれば、燃料貯蔵部11の内部は燃料10の内圧によって、第一の逆止弁23の挿入孔231の周囲では挿入孔231を閉じる方向に力が加わるよう設計されているので第一の逆止弁23の挿入孔231から不要に燃料貯蔵部11の外に漏洩することがない。
また、燃料排出管25又は燃料補給管27が挿入孔231に挿入されて第一の逆止弁23の挿入孔231の周囲が変形しても、第一の逆止弁23の弾性復元力のために元の形状に戻ろうとするため燃料排出管25又は燃料補給管27の周囲に隙間が作られないので燃料10が挿入孔231から不要に燃料貯蔵部11の外に漏洩することがない。
このため、図1に示すように、発電モジュール4の燃料排出管25が第一の逆止弁23に挿入された場合には、燃料貯蔵部11から第一の接続部2、燃料排出管25を介して発電モジュール4へと燃料10が排出される。
逆に、図3に示すように、第一の逆止弁23に燃料排出管25が挿入されずに、第二の接続部3側に燃料排出管25が接続されている場合に、燃料貯蔵部11内に貯留されている燃料10の量が燃料貯蔵部11内で低減することによって生じる負圧に応じて燃料貯蔵部11の外から空気が燃料貯蔵部11内外の圧力差を緩衝するように挿入孔231を介して進入するように設定されている。また、第一の逆止弁23に燃料補給管27が挿入されずに、図2に示すように、第二の接続部3側に燃料補給管27が接続されている場合に、燃料貯蔵部11内の燃料10が燃料貯蔵部11の内から外に漏れないように防止している。
また、第一の逆止弁23は、図2における第三の逆止弁33のように、第一の逆止弁23に、燃料補給装置7の燃料補給管27が挿入された場合には、燃料補給管27から第一の接続部2を介して燃料貯蔵部11へと燃料10が補給することができる。
燃料貯蔵部11内の第一の接続部2側に燃料10が充填されていれば、第二の逆止弁24が燃料貯蔵部11の内部は燃料10の内圧によって、挿入孔241の周囲では挿入孔241を閉じる方向に力が加わるよう設計されているので挿入孔241から不要に燃料貯蔵部11の外に漏洩することがない。
また、燃料排出管25又は空気排出管29が挿入孔241に挿入されて第二の逆止弁24の挿入孔241の周囲が変形しても、第二の逆止弁24の弾性復元力のために元の形状に戻ろうとするため燃料排出管25又は空気排出管29の周囲に隙間が作られないので燃料10が挿入孔241から不要に燃料貯蔵部11の外に漏洩することがない。
このため、図1に示すように、発電モジュール4の燃料排出管25が第二の逆止弁24に挿入された場合には、燃料貯蔵部11から第一の接続部2、燃料排出管25を介して発電モジュール4へと燃料10が排出される。
逆に、図3に示すように、第二の逆止弁24に燃料排出管25が挿入されずに、第二の接続部3側に燃料排出管25が接続されている場合に、燃料貯蔵部11内に貯留されている燃料10の量が燃料貯蔵部11内で低減することによって生じる負圧に応じて燃料貯蔵部11の外から空気が燃料貯蔵部11内外の圧力差を緩衝するように挿入孔241を介して進入するように設定されている。また、第二の逆止弁24に空気排出管29が挿入されずに、図2に示すように、第二の接続部3側に燃料補給管27及び空気排出管29が接続されている場合に、燃料貯蔵部11内の燃料10が燃料貯蔵部11の内から外に漏れないように防止している。
また、第二の逆止弁24は、図2における第四の逆止弁34のように、空気排出管29が第二の逆止弁24に挿入された場合には、燃料貯蔵部11内の圧力を保持するため、排出された燃料10の量に応じた空気を空気排出管29から第二の接続部3を介して燃料貯蔵部11内に供給することができる。
燃料貯蔵部11内の第二の接続部3に燃料10が充填されていれば、燃料貯蔵部11の内部は燃料10の内圧によって、第三の逆止弁33の挿入孔331の周囲では挿入孔331を閉じる方向に力が加わるよう設計されているので第三の逆止弁33の挿入孔331から不要に燃料貯蔵部11の外に漏洩することがない。
また、燃料排出管25又は燃料補給管27が挿入孔331に挿入されて第三の逆止弁33の挿入孔231の周囲が変形しても、第三の逆止弁33の弾性復元力のために元の形状に戻ろうとするため挿入孔331に挿入された燃料排出管25又は燃料補給管27の周囲に隙間が作られないので燃料10が挿入孔331から不要に燃料貯蔵部11の外に漏洩することがない。
このため、図3に示すように、第三の逆止弁33に、燃料排出管25が挿入された場合には、燃料貯蔵部11から第二の接続部3、燃料排出管25を介して発電モジュール4へと燃料10が排出される。
逆に、図1に示すように、第三の逆止弁33に燃料排出管25が挿入されずに、上記第一の接続部2側に燃料排出管25が接続されている場合に、燃料貯蔵部11内に貯留されている燃料10の量が燃料貯蔵部11内で低減することによって生じる負圧に応じて燃料貯蔵部11の外から空気が燃料貯蔵部11内外の圧力差を緩衝するように挿入孔331を介して進入するように設定されている。また、第一の接続部2側に燃料補給管27が接続され、第三の逆止弁33に燃料補給管27が挿入されていない場合に、燃料貯蔵部11内の燃料10が燃料貯蔵部11の内から外に漏れないように防止している。
また、第一の逆止弁23は、図2に示すように、燃料補給装置7の燃料補給管27が第三の逆止弁33に挿入された場合には、燃料補給管27から第二の接続部3を介して燃料貯蔵部11へと燃料10が補給することができる。このとき、燃料10は、高粘性液体12の後ろ側の燃料貯蔵部11に供給されることになる。
燃料貯蔵部11内に燃料10が充填されていれば、第四の逆止弁34が燃料貯蔵部11の内部は燃料10の内圧によって、挿入孔341の周囲では挿入孔341を閉じる方向に力が加わるよう設計されているので挿入孔341から不要に燃料貯蔵部11の外に漏洩することがない。
また、燃料排出管25又は空気排出管29が挿入孔341に挿入されて第四の逆止弁34の挿入孔341の周囲が変形しても、第四の逆止弁34の弾性復元力のために元の形状に戻ろうとするため燃料排出管25又は空気排出管29の周囲に隙間が作られないので燃料10が挿入孔241から不要に燃料貯蔵部11の外に漏洩することがない。
このため、図3に示すように、発電モジュール4の燃料排出管25が第四の逆止弁34に挿入された場合には、燃料貯蔵部11から第二の接続部3、燃料排出管25を介して発電モジュール4へと燃料10が排出される。
逆に、図1に示すように、第四の逆止弁34に燃料排出管25が挿入されずに、第一の接続部2側に燃料排出管25が接続されている場合に、燃料貯蔵部11内に貯留されている燃料10の量が燃料貯蔵部11内で低減することによって生じる負圧に応じて燃料貯蔵部11の外から空気が燃料貯蔵部11内外の圧力差を緩衝するように挿入孔341を介して進入するように設定されている。また、第一の接続部2側に燃料補給管27及び空気排出管29が接続され、第四の逆止弁34に空気排出管29が挿入されていない場合に、燃料貯蔵部11内の燃料10が燃料貯蔵部11の内から外に漏れないように防止している。
そして、図2に示すように燃料10の充填が完了したら、図3に示すように、燃料容器1を180度回転して、第二の接続部3の第三の逆止弁33の挿入孔331及び第四の逆止弁34の挿入孔341にそれぞれ燃料排出管25を挿入して、挿入孔331及び挿入孔341から燃料10を排出することができる。したがって、燃料10の排出に伴い燃料10の後端部及び高粘性液体12は、図1の時とは逆に、第一の接続部2側から第二の接続部3側に変位する。したがって、燃料10が排出され、高粘性液体12が第二の接続部3側に移動すれば、燃料補給管27により第一の接続部2の第一の貫通孔21から燃料貯蔵部11内に燃料10を補給し、燃料補給に伴い燃料貯蔵部11の圧力が上昇することを緩衝するために空気排出管29により第一の接続部2の第二の貫通孔22から燃料貯蔵部11内の空気を排出することができる。このように燃料10を補給されると、燃料容器1を再び180度回転して図1に示すように、燃料10の後端部に常に高粘性液体12が位置する状態で、燃料容器1の姿勢に拘わらず安定して燃料10を繰り返し排出することができる。
以上のように、第一の接続部2の第一の逆止弁23、第二の逆止弁24、第二の接続部3の第三の逆止弁33及び第四の逆止弁34は全て同様の逆止弁で、発電モジュール4の二つの燃料排出管25、燃料補給装置7の燃料補給及び空気排出管29のいずれとも接続可能であり、燃料貯蔵部11内から外への燃料10の排出、燃料貯蔵部11内への空気の流入、燃料貯蔵部11内への燃料10の補給及び燃料貯蔵部11内から外への空気の放出を行うことができる。
次に、上記燃料容器1の使用例について説明する。
第一の接続部2側から発電モジュール4側へと燃料10を排出する場合には、図1に示すように、例えば第一の接続部2の第一の貫通孔21及び第二の貫通孔22を燃料排出部として使用することができる。具体的には、第一の接続部2の第一の逆止弁23及び第二の逆止弁24に発電モジュール4の燃料排出管25をそれぞれ差し込む。これによって各逆止弁23,24の挿入孔231,241が押し開かれて各燃料排出管25が燃料貯蔵部11内に挿入される。そして、燃料排出管25によって第一の逆止弁23及び第二の逆止弁24が開いた状態にされると、燃料排出管25内に燃料10が流れ込み、発電モジュール4側へと燃料10が移動する。燃料貯蔵部11から燃料10が排出されると、高粘性液体12は、第二の接続部3側から第一の接続部2側に移動するとともに燃料貯蔵部11内の燃料10の容積は減少し、この減少に伴って燃料貯蔵部11内の圧力が低下し、第三の逆止弁33及び第四の逆止弁34が開いて、第一の逆止弁33及び第二の逆止弁34から燃料10が排出される。このようにして燃料貯蔵部11内の圧力が高くなりすぎて燃料容器1が破損することを防止している。
燃料貯蔵部11内の燃料10がある程度減少した場合又は全て排出された場合で、第二の接続部3側から燃料10を補給する際には、図2に示すように、例えば第二の接続部3の第三の貫通孔31を燃料補給部として使用し、第四の貫通孔32を空気排出部として使用することができる。具体的には、第二の接続部3の第三の逆止弁33に燃料補給装置7の燃料補給管27を差し込み、第四の逆止弁34に空気排出管29を差し込む。これによって各逆止弁33,34の挿入孔331,341が押し開かれて燃料補給管27及び空気排出管29が燃料貯蔵部11内に挿入される。そして、燃料補給管27によって第三の逆止弁33が開いた状態にされると、燃料補給管27を介して燃料貯蔵部11内の高粘性液体12の後端に燃料10が流れ込み、燃料貯蔵部11内へと燃料10が移動する。また、このとき同時に空気排出管29によって第四の逆止弁34が開いた状態にされると、空気排出管29を介して燃料貯蔵部11内から外に空気が排出されて、燃料貯蔵部11内の圧力調整がなされる。
なお、この燃料10の補給時に、第一の逆止弁23及び第二の逆止弁24は、各挿入孔231,241が閉じられており燃料貯蔵部11内の燃料10が外に漏れない。
燃料貯蔵部11内に燃料10がある程度増加した場合又は満タンとなった場合で、第二の接続部3側から発電モジュール4に燃料10を排出する際には、図3に示すように、例えば第二の接続部3の第三の貫通孔31及び第四の貫通孔32を燃料排出部として使用することができる。具体的には、燃料容器1を図2の状態から上下反転させて、第三の逆止弁33及び第四の逆止弁34に発電モジュール4の燃料排出管25をそれぞれ差し込む。 これによって各逆止弁33,34の挿入孔331,341が押し開かれて各燃料排出管25が燃料貯蔵部11内に挿入される。そして、燃料排出管25によって第三の逆止弁33及び第四の逆止弁34が開いた状態にされると、燃料排出管25内に燃料10が流れ込み、発電モジュール4側へと燃料10が移動する。燃料貯蔵部11から燃料10が排出されると、高粘性液体12は、第一の接続部2側から第二の接続部3側に移動するとともに燃料貯蔵部11内の燃料10の容積は減少し、この減少に伴って燃料貯蔵部11内の圧力が低下し、第一の逆止弁23及び第二の逆止弁24が開いて、第三の逆止弁33及び第四の逆止弁34から燃料10が排出される。このようにして燃料貯蔵部11内の圧力が高くなりすぎて燃料容器1が破損することを防止している。
燃料貯蔵部11内の燃料10がある程度減少した場合又は全て排出された場合で、第一の接続部2側から燃料10を補給する際には、例えば第一の貫通孔21を燃料補給部として使用することができ、第二の貫通孔22を空気排出部として使用することができる。具体的には、第一の逆止弁23に燃料補給管27を差し込み、第二の逆止弁24に空気排出管29を差し込む。これによって上述のように燃料貯蔵部11内から発電モジュール4へと燃料10が移動する。
以上のようにして、第一の接続部2と第二の接続部3に、発電モジュール4又は燃料補給装置7を適宜接続することによって高粘性液体12の位置を燃料補給前の位置とほぼ変えることなく燃料10の排出及び燃料10の補給を繰り返し行うことができる。
燃料10の燃料排出口と燃料補給口を、第一の接続部2と第二の接続部3のうちの一方の貫通孔のみで兼用しようとすると、高粘性液体12は粘度が高いので燃料10を補給の際に一旦排出口近くにある高粘性液体12を燃料10で押して反対側まで移動させるために大きな力が必要であったが、上述した補給を行うことで簡便で且つ比較的小さい力で燃料10を補給することができる。
なお、上記説明では、始めに第一の接続部2から燃料10を排出させた後、第二の接続部3から燃料10を補給し、その後、第二の接続部3から燃料10を排出し、さらに第一の接続部2から燃料10を補給するといった順序で使用するとしたが、この順序に限られるものではなく、第一の接続部2から常に燃料10の排出を行い、第二の接続部3から常に燃料10の補給を行うものとしても良いし、その逆であっても良いし、さらには、順序不同で使用しても良い。
また、燃料補給時に、第一の逆止弁23は燃料補給管27に接続され、第二の逆止弁24は空気排出管29に接続されるとしたが、第一の逆止弁23を空気排出管29に接続し、第二の逆止弁24を燃料補給管27に接続しても良い。同様に、第三の逆止弁33は燃料補給管27に接続され、第四の逆止弁34は空気排出管29に接続されるとしたが、第三の逆止弁33を空気排出管29に接続し、第四の逆止弁34を燃料補給管27に接続しても良い。
図4は、本発明に係る燃料容器1及び発電モジュール4を備えた発電装置100の基本構成を示したブロック図である。
発電モジュール4は、燃料容器1から供給された燃料10を改質する改質部5と改質部5によって改質された燃料10を使用して発電する発電セル6とを有している。改質部5は、気化器51、水蒸気改質反応器52、選択酸化反応器54から構成されている。気化器51、水蒸気改質反応器52、及び選択酸化反応器54はシリコン、アルミニウム合金やガラスなどからなる小型の基板に形成された溝に液体を流して、この液体を加熱することで気化させるかあるいは液体の少なくとも一部に化学反応を引き起こさせるマイクロリアクタとして機能するものである。
燃料容器1の第一の接続部2又は第二の接続部3から燃料排出管25を介して排出された燃料10は、まず気化器51に供給される。気化器51では、供給された燃料17が加熱されて気化(蒸発)し、メタノール及び水(水蒸気)の改質ガスとなって水蒸気改質反応器52に供給される。
水蒸気改質反応器52では、気化器51で気化した燃料10から水素及び二酸化炭素が生成される。具体的には、化学反応式(1)のように、気化器51で改質ガスとされたメタノールと水蒸気が反応して二酸化炭素及び水素が生成される。
CH3OH+H2O→3H2+CO2 ・・・ (1)
水蒸気改質反応器52では、生成された二酸化炭素及び水素の一部から化学反応式(2)のように、一酸化炭素が生成される。
+CO→H2O+CO ・・・ (2)
水蒸気改質反応器52で生成された水蒸気、一酸化炭素、二酸化炭素及び水素は選択酸化反応器54に供給される。
選択酸化反応器54では、水蒸気改質反応器52から供給された改質ガスに含まれる一酸化炭素を選択的に酸化させて改質ガス中から一酸化炭素が除去される。具体的には、水蒸気改質反応器52から供給された改質ガスの中に含まれる少量の一酸化炭素と、選択酸化反応器54に取り込まれた外気中の酸素とが反応して二酸化炭素が生成される。
2CO+O2→2CO2 ・・・ (3)
このように、改質部5の気化器51、水蒸気改質反応器52、及び選択酸化反応器54の各反応器での化学反応を経ることによって生成された改質ガスには、一酸化炭素がほとんど含まれず、水素及び二酸化炭素の純度が非常に高い。なお、選択酸化反応器に水素とそれ以外の無害の副生成物とに分離できる機構が設けられていればその副生成物を排出するようにしても良い。水素及び二酸化炭素の純度の高い改質ガスは、その後、発電セル6に供給される。
発電セル6は、触媒微粒子が付着した燃料極(カソード)と、触媒微粒子が付着した空気極(アノード)と、燃料極と空気極との間に介挿されたフィルム状のイオン伝導膜とを備えている。そして、燃料極には選択酸化反応器54からの水素を含む混合気が供給され、空気極には、大気中の酸素が供給される。
燃料極に水素が供給されると、電気化学反応式(4)のように、触媒が担持された電極上において水素原子が水素イオンと電子に分離し、水素イオンがイオン伝導膜を通じて空気極へ伝導し、燃料極から電子が取り出される。なお、選択酸化反応器から供給された改質ガスのうち二酸化炭素は、反応に寄与せずに外部へ放出される。
2→2H++2e−- ・・・ (4)
一方、空気極に酸素が供給されると、イオン伝導膜を通過した水素イオンと、酸素と、電子とが反応して水が生成される。
2H++1/2O2+2e−-→H2O ・・・ (5)
発電セル6で以上のような電気化学反応が起こることによって、電気エネルギーが生成される。また、このように生成された水は、再び気化器51や発電セル6の燃料極に供給される。また、その他未反応の水素は二酸化炭素等の生成物とともに燃料極から排気されるが、排気された水素は気化器51等で加熱する際に使用する燃焼器に供給される。
以上のように、燃料容器1から、第一の接続部2又は第二の接続部3、燃料排出管25を介して発電モジュール4に燃料10が排出され、発電モジュール4で電気エネルギーが生成され、生成された電気エネルギーによって発電装置100に接続された電子機器が駆動する。
以上、本発明の実施の形態によれば、燃料容器1の長手方向中央部において点対称となるように第一の接続部2と第二の接続部3とが配置されているので、各接続部2,3にそれぞれ発電モジュール4や燃料補給装置7を装着することにより、燃料10の発電モジュール4への排出及び燃料10の補給を行うことができる。また、各接続部2,3は、発電モジュール4や燃料補給装置7にそれぞれ接続でき兼用することができるので、いずれの接続部2,3に発電モジュール4又は燃料補給装置7を接続しても良く、使用し易い。よって、燃料10の発電モジュール4への排出及び燃料貯蔵部11内への燃料補給をスムーズに行うことができる。また、複数種類の部品を使用することなく、単純な構造で容易に製造でき製造面でも好ましい。
第一〜第四の貫通孔21,22,31,32のうち一つが燃料排出部とされ、一つが燃料補給部とされ、一つが空気排出部とされるので、第一〜第四の貫通孔21,22,31,32のうち所定の貫通孔に発電モジュール4や、燃料補給装置7を接続することで、発電モジュール4への燃料10の排出や燃料貯蔵部11の燃料補給をすることができ、また、燃料貯蔵部11内の空気を排出することができる。
なお、上記実施の形態では、第一の接続部2に第一の逆止弁23と第二の逆止弁24とを設け、第二の接続部3に第三の逆止弁33と第四の逆止弁34とを設け、各接続部2,3に二つの逆止弁23,24,33,34を設けるとしたが、燃料補給装置7の燃料補給管27側を二重管等で配管することにより、燃料補給装置7側に空気抜きの構造を備えることができる場合には、各接続部2,3に空気排出用のための貫通孔が必要ないので、第一の接続部2に形成した二つの貫通孔21,22のうちいずれか一つとしても良いし、第二の接続部3に形成した二つの貫通孔31,32のうちいずれか一つとしても良い。
また、各接続部2,3には三つ以上の逆止弁及びその逆止弁に対応した貫通孔を設けても構わない。
燃料容器1をその長手方向に沿って切断した際の側断面図であり、燃料使用時を示している。 燃料容器1をその長手方向に沿って切断した際の側断面図であり、燃料補給時を示している。 燃料容器1をその長手方向に沿って切断した際の側断面図であり、燃料補給後に再度燃料を使用する場合を示している。 発電装置100の基本構成を示したブロック図である。
符号の説明
2 第一の接続部
3 第二の接続部
4 発電モジュール
7 燃料補給装置
10 燃料
11 燃料貯蔵部
21 第一の貫通孔
22 第二の貫通孔
31 第三の貫通孔
32 第四の貫通孔
23 第一の逆止弁
24 第二の逆止弁
33 第三の逆止弁
34 第四の逆止弁
100 発電装置

Claims (5)

  1. 燃料が貯蔵された燃料貯蔵部と、
    前記燃料貯蔵部に設けられて、前記燃料を用いて発電を行う発電モジュール又は前記燃料貯蔵部内に燃料を補給する燃料補給装置に着脱自在である第一の接続部及び第二の接続部と、を備え、
    前記第一の接続部には、燃料排出口兼燃料補給口が設けられ、前記第二の接続部には、燃料補給口兼燃料排出口が設けられていることを特徴とする燃料容器。
  2. 前記第一の接続部及び前記第二の接続部には、前記燃料貯蔵部の内と外とに貫通する複数の貫通孔がそれぞれ形成され、
    前記第一の接続部の前記複数の貫通孔及び前記第二の接続部の前記複数の貫通孔のうちの一方が、前記燃料貯蔵部内の燃料を前記発電モジュールに排出する際の前記燃料排出口とされ、前記複数の貫通孔のうちの前記一方のうちの一つが前記燃料補給装置から燃料を補給する際の前記燃料補給口とされ、前記複数の貫通孔のうち前記一方のうちの別の一つが前記燃料貯蔵部内の空気を排出する空気排出口とされることを特徴とする請求項1に記載の燃料容器。
  3. 前記燃料排出口、前記燃料補給口及び前記空気排出口には、前記燃料貯蔵部の外から内への燃料の流入を許容し、前記燃料貯蔵部の内から外への燃料の流出を阻止する逆止弁が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の燃料容器。
  4. 前記燃料貯蔵部には、前記燃料の後端に高粘性追従体が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の燃料容器。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の燃料容器と、前記燃料容器から供給される燃料を用いて発電を行う発電モジュールとを備えたことを特徴とする発電装置。
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