JP2008130087A - 対象領域分割方法及び対象領域分割装置 - Google Patents
対象領域分割方法及び対象領域分割装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008130087A JP2008130087A JP2007271062A JP2007271062A JP2008130087A JP 2008130087 A JP2008130087 A JP 2008130087A JP 2007271062 A JP2007271062 A JP 2007271062A JP 2007271062 A JP2007271062 A JP 2007271062A JP 2008130087 A JP2008130087 A JP 2008130087A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- width
- image
- target
- area
- region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V20/00—Scenes; Scene-specific elements
- G06V20/50—Context or environment of the image
- G06V20/56—Context or environment of the image exterior to a vehicle by using sensors mounted on the vehicle
- G06V20/58—Recognition of moving objects or obstacles, e.g. vehicles or pedestrians; Recognition of traffic objects, e.g. traffic signs, traffic lights or roads
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
- G06V10/20—Image preprocessing
- G06V10/255—Detecting or recognising potential candidate objects based on visual cues, e.g. shapes
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V2201/00—Indexing scheme relating to image or video recognition or understanding
- G06V2201/08—Detecting or categorising vehicles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
【構成】画像から対象を含む領域を分割する対象領域分割装置であり、対象(車輌)の参照幅を予め設定する設定部と、画像から対象の底部の陰を抽出し、該抽出した底部の陰(車下陰)に基づいて画像における対象(車輌)を含む候補領域を確定する抽出及び確定部、参照幅が画像における車下陰の位置で結像する幅(結像幅)を計算する結像幅計算部、参照幅の結像幅と前記車下陰とに基づいて候補領域に対象が含まれるように該候補領域のサイズを調整する領域サイズ調整部、記画像から調整後の候補領域を、対象を含む対象領域として分割する対象領域分割部をそなえている。
【選択図】図12
Description
陽光又は他の光源による照射で車下に陰が存在することは、形状の異なる車両の共通の特徴であるので、該車下陰は、マシンビジョンによる車両画像抽出技術において車両画像を取り出す際に根拠となる主な特徴である。
従来の技術において、車下陰に基づいて画像から車両を含む領域ROIを分割する第1の方法は、主に、(1)車下陰の階調が路面より暗いとの特徴を根拠に現在の路面の階調平均値を算出し、(2)この平均値を基準値として、路面における階調値がこの基準値より小さいすべての領域を車下陰領域として抽出し、(3)しかる後、この車下陰領域に基づいて車両を含む領域ROIを分割する。また、車両を含む領域ROIを分割する第2の方法は、(1)車下陰領域がいつもその周囲領域より暗いとの特徴を根拠に、画像におけるより暗い一部の領域を車下陰領域として抽出し、(2)しかる後、この車下陰領域に基づいて車両を含む領域を分割する(特許文献1,2参照)。
図2の場合、車両の特徴の一部が領域ROIに含まれるだけとなるため特徴が不十分となり、車両識別システムは車両の識別や該領域内に車両が存在するか否か、を正確に判定することが困難になる。また、図3の場合、車両識別システムは、いずれか一つの車両の識別漏れを生じるか、又は二つの車両を一つの車両として誤識別し、該領域に含まれる2つの車両を正確に識別することができなくなる。上記問題は、マシンビジョンに基づく車両識別システムだけでなく、マシンビジョンに基づく歩行人のような対象に対する識別システムにも存在する。
図4は照光角度による影響で車下陰が完全でない実際の例であり、(A)はカメラ撮影画像、(B)は車両周辺の拡大図である。(B)の車下陰CSHに基づいて,画像から分割される領域は(A)の実線矩形枠で示され、該領域に車両全体が含まれない。図5は、2つの車両が接近して並んでそれぞれの車下陰が結合した実際の例であり、(A)はカメラ撮影画像、(B)は車両周辺の拡大図である。
以上から本発明の目的は、画像から対象を含む領域を正しく分割する対象領域分割方法及び対象領域分割装置を提供することである。
本発明の第1は、画像から対象を含む領域を分割する対象領域分割方法であり、前記対象の参照幅を予め設定する第1ステップ、前記画像から前記対象の底部の陰を抽出し、前記抽出された底部の陰に基づいて前記画像における前記対象を含む候補領域を確定する第2ステップ、前記参照幅が前記画像における前記対象の底部の陰の位置で結像する幅(結像幅)を計算する第3ステップ、前記参照幅の結像幅と前記陰の幅とに基づいて前記候補領域に前記対象が含まれるように該候補領域のサイズを調整する第4ステップ、前記画像から前記調整後の候補領域を、前記対象を含む領域として分割する第5ステップを有している。
前記第4ステップは、さらに、前記抽出された底部の陰幅が前記結像幅より小さいか否かを判断する第1サブステップ、小さい場合、前記抽出した底部の陰幅と前記結像幅との差に基づいて、前記確定された候補領域のサイズを拡張する第2サブステップを備えている。
前記第4ステップは、前記第1サブステップにおいて小さくないと判断すれば、前記抽出した底部の陰幅と前記参照幅の結像幅との比が所定の範囲内にあるか否かを判断する第3サブステップ、前記比が前記所定の範囲内にあれば、前記抽出した底部の陰の左エッジから右方向への幅が前記結像幅と等しい領域あるいは該領域より大きい領域を第1の対象領域として前記確定された候補領域から分割し、また、該抽出した底部の陰の右エッジから左方向への幅が前記結像幅と等しい領域あるいは該領域より大きい領域を第2の対象領域として前記確定された候補領域から分割する第4サブステップを有している。
本発明の第2は、画像から対象を含む領域を分割する対象領域分割装置であり、前記対象の参照幅を予め設定する設定部と、前記画像から前記対象の底部の陰を抽出し、前記抽出した底部の陰に基づいて前記画像における前記対象を含む候補領域を確定する抽出及び確定部、前記参照幅が前記画像における前記対象の底部の陰の位置で結像する幅(結像幅)を計算する結像幅計算部、前記参照幅の結像幅と前記陰の幅とに基づいて前記候補領域に前記対象が含まれるように該候補領域のサイズを調整する領域サイズ調整部、前記画像から前記調整後の候補領域を、前記対象を含む領域として分割する対象領域分割部を有する。
前記領域サイズ調整部は、前記抽出された底部の陰幅が前記結像幅より小さいか否かを判断し、小さい場合、前記抽出した底部の陰幅と前記結像幅との差に基づいて、前記確定された候補領域のサイズを拡張する。
前記領域サイズ調整部は、前記抽出された底部の陰幅が前記結像幅より小さいか否かを判断し、小さくない場合、前記抽出した底部の陰幅と前記参照幅の結像幅との比が所定の範囲内にあるか否かを判断し、前記比が前記所定の範囲内にあれば、前記抽出した底部の陰の左エッジから右方向への幅が前記結像幅と等しい領域あるいは該領域より大きい領域を第1の対象領域として前記確定された候補領域から分割し、また、該抽出した底部の陰の右エッジから左方向への幅が前記結像幅と等しい領域あるいは該領域より大きい領域を第2の対象領域として前記確定された候補領域から分割する。
また、本発明によれば、車下陰幅が前記結像幅より小さいか否かを判断し、小さい場合には該車下陰幅と結像幅との差に基づいて、前記候補領域のサイズを拡張するから、対象を完全に含むように関心領域を画像より分割することができる。
また、本発明によれば、車下陰幅が前記結像幅より小さいか否かを判断し、小さくない場合には該車下陰幅と前記結像幅との比が所定の範囲内にあるか否かを判断し、前記比が前記所定の範囲内にあれば、前記車下陰の左エッジから右方向への幅が前記結像幅と等しい領域あるいは該領域より大きい領域を第1の対象領域として前記確定された候補領域から分割し、また、該抽出した車下陰の右エッジから左方向への幅が前記結像幅と等しい領域あるいは該領域より大きい領域を第2の対象領域として前記確定された候補領域から分割するから、2つの対象(車両)が接近して車下陰が結合しても、対象をそれぞれ含む領域を画像より分割することができる。
まず、路面を走行する正常な車両CARの最大車幅を車両の参照幅として予め設定する(ステップS10)。通常、路面を走行する正常な車両の最大車幅は2.5mであるが、実際の応用において、計算誤差を考慮すると、最大車幅を2.8mに設定できる。
次に、撮像機で撮像された画像から車両の車下陰CSHを抽出して、この抽出された車下陰に基づいて該画像における車両を含む候補領域ROI′を確定する(ステップS20)。特許文献1、2で示す方法あるいは他の方法を用いて画像から車両の車下陰CSHを抽出することができる。
該車下陰CSHの幅が結像幅よりも小さければ(図7参照)、さらに画像において、該抽出した車下陰CSHの左右エッジ付近に車両の左右垂直エッジが存在するか判断する(ステップS50)。図7は車下陰CSHの陰幅widthshadowが結像幅widthmaxよりも小さい場合の例であり、(A)は車下陰の左右エッジ付近に車両の左右垂直エッジが存在しない場合である。なお、車下陰CSHの左右エッジが両側にもう少し広がると左右エッジ付近に車両の左右垂直エッジが存在することになる。
図10は車両の左右エッジを検出する垂直エッジ投影法の説明図である。垂直エッジ投影とは図10(A)を参照すると、エッジ検出演算子で画像IMの垂直エッジVEG1〜VEG4を抽出して垂直に投影することをいい、垂直エッジ画像(図10(B)参照)における零でないすべての画素を垂直方向に列ごとに加算し、投影値最大の画素列(垂直エッジVEG2,4の画素位置)を車両の左右エッジ位置とする。
Δwidth = (widthmax - widthshadow)/ 2 (4)
に基づいてΔwidthを算出する(ステップS60)。
widthmaxは、参照幅となる最大車幅が画像上の車下陰CSHの位置に結像する時の幅(結像幅)、widthshadowは該抽出した車下陰CSHの幅である。
次に、該確定された候補領域ROI′の左右両エッジをそれぞれ外方へΔwidthだけシフトして候補領域ROI′に車輌が含まれるように候補領域ROI′のサイズを拡張して対象領域ROIとする(ステップS70)。
Δwidthleft = widthmax × 0.05 (5)
Δwidthright = widthmax - widthshadow (6)
に基づいてΔwidthleftとΔwidthrightを算出する(ステップS80)。
次に、該確定された候補領域ROI′の左右エッジをそれぞれ外方へΔwidthleftとΔwidthrightだけシフトして候補領域ROI′に車輌が含まれるように候補領域ROI′のサイズを拡張して対象領域ROIとする(ステップS90)。
Δwidthleft = widthmax - widthshadow (7)
Δwidthright = widthmax × 0.05 (8)
に基づいてΔwidthleftとΔwidthrightを算出する(ステップS100)。
次に、該確定された候補領域ROI′の左右両エッジをそれぞれ外方へΔwidthleftとΔwidthrightだけシフトして候補領域ROI′に車輌が含まれるように候補領域ROI′のサイズを拡張して対象領域ROIとする(ステップS110)。
最後に、ステップ70,90,110において拡張された候補領域ROI′を、車輌を含む対象領域ROIとして分割する(ステップS120)。
車下陰CSHの幅が参照幅となる最大車幅より大きいということは、二つの車両の水平距離が近くてこの二つの車両の車下陰が繋がっているからである。また、現在の車両の最小の車幅が1.5m、最大車幅が2.5mであるとしているため、車両の車下陰が繋がっている時に、該車下陰の幅と参照幅とした最大車幅の比は、一般に1.2〜2.5の範囲内にある。すなわち、通常、最小車幅は1.5mで、最大車幅は2.5mでるから、2台の車が並んでいる時の最小幅は、
最小幅=(1.5m+1.5m)+車輛間の間隔
となる。したがって、
((1.5m+1.5m)+車輛間の間隔)/(最大車幅2.5m)>3m/2.5m=1.2
となり、最小の比は1.2となる。一方、2台の車が並んでいる時の 最大幅は、
最大幅=((2.5m+2.5m)+車輛間の間隔)
となる。したがって、
((2.5m+2.5m)+車輛間の間隔)/(最大車幅2.5m)>5m/2.5m=2
となり、車輛間の間隔を考えるとある程度余裕を持って最大の比を2.5にする。これは経験値です。
図11に示すように、該比が1.2〜2.5の範囲内にあれば、該確定された候補領域ROI′から、車下陰CSHの左エッジから右への幅が結像幅と等しい領域ROI1を一つの完全な車両CAR1を含む領域として分割し、また、該確定された候補領域ROI′から、車下陰CSHの右エッジから左への幅が結像幅と等しい領域ROI2をもう一つの完全な車両CAR2を含む領域として分割する(ステップS140)。
なお、ステップS130において、比が2.5より大きくなると、3台以上の車が並ぶケースである。かかる場合には、カメラ視角の関係で車がすべて画像に入れないので、この時処理を行わない。また、比が1.2より小さい時は、ステップS50以降の処理を行う。
前記実施例には、路面を走行する正常な車両の最大車幅を車両の参照幅としたが、本発明はこれに限られるものではなく、本発明において、該参照幅は、必要に応じて他の適当な幅に設定してもよい。
実施例においては、ステップS20において、撮像機で撮像した画像から車両の車下陰を抽出して候補領域を確定し、次に、ステップS30において、小孔透視結像原理で最大車幅が画像上の車下陰の位置で結像する時の幅を(3)式を用いて直接算出した。しかし、本発明はこれに限られない。すなわち、撮像機で撮像した画像上の異なる位置で最大車幅が結像するときの幅(結像幅) A'B'を予め車下陰の位置(TA')を可変にして(3)式により計算してメモリに保存しておく。そして、実際の画像から車両の車下陰を抽出して候補領域を確定すると共に、該車下陰の位置(TA')に応じた結像幅A'B'をメモリから検索して取得するように構成することもできる。
実施例及び変形例において、小孔透視結像原理で参照幅が撮像機で撮像した画像における異なる位置で結像する幅を算出したが、本発明はこれに限られない。本発明において、他の適当な方法で参照幅が撮像機で撮像した画像上の異なる位置で結像する時の幅を算出してもよい。
実施例において、車両を例として本発明を説明したが、本発明はこれに限られない。本発明は、例えば歩行人のような対象を識別する識別システムに適応されてもよい。
本発明に係る画像から対象を分割する方法は、ソフトウエア、ハードウエア、あるいはソフトウエアとハードウエアとを組合せる方式で実現することができる。
図13は本発明の対象領域分割結果説明図であり、(A)は車下陰が車両の片側に存在する場合であるが、本発明によれば実線枠で示すように車全体を含むように対象領域ROIを分割することができる。(B)は2つの車両が接近して並んでそれぞれの車下陰が結合した場合であるが、本発明によれば実線枠で示すようにそれぞれの車輌全体を含む2つの対象領域ROI1、ROI2を分割することができる。
以上本発明を詳細に説明したが、当業者であれば、本発明に開示されている対象領域分割方法及び装置は、本発明の内容から離脱しない限り、さらに、各種の改善をすることができる。そのため、本発明の保護範囲は、本願の特許請求の範囲の内容で確定されるはずである。
12 参照幅設定部
13 画像入力部
14 車下影抽出&候補領域確定
16 結像幅計算部
18 分割領域調整&分割部
Claims (16)
- 画像から対象を含む領域を分割する対象領域分割方法において、
前記対象の参照幅を予め設定する第1ステップ、
前記画像から前記対象の底部の陰を抽出し、前記抽出された底部の陰に基づいて前記画像における前記対象を含む候補領域を確定する第2ステップ、
前記参照幅が前記画像における前記対象の底部の陰の位置で結像する幅(結像幅)を計算する第3ステップ、
前記参照幅の結像幅と前記陰の幅とに基づいて前記候補領域に前記対象が含まれるように該候補領域のサイズを調整する第4ステップ、
前記画像から前記調整後の候補領域を、前記対象を含む領域として分割する第5ステップ、
を有することを特徴とする対象領域分割方法。 - 前記第4ステップは、さらに、
前記抽出された底部の陰幅が前記結像幅より小さいか否かを判断する第1サブステップ、
小さい場合、前記抽出した底部の陰幅と前記結像幅との差に基づいて、前記確定された候補領域のサイズを拡張する第2サブステップ、
を備える、
ことを特徴とする請求項1記載の対象領域分割方法。 - 前記第2サブステップは、さらに、
前記画像において、前記抽出した底部の陰の左右エッジ付近に前記対象の左右垂直エッジが存在するか判断するステップ、
前記対象の左右垂直エッジの両方が存在し、あるいは左右垂直エッジの何れもが存在しない場合には、前記確定された候補領域の左右エッジをそれぞれ外側へ前記抽出した底部の陰幅と前記参照幅の結像幅との差の半分、シフトして該候補領域のサイズを拡張するステップと、
を有することを特徴とする請求項2記載の対象領域分割方法。 - 前記第2サブステップは、さらに、
前記画像において、前記抽出した底部の陰の左右エッジ付近に前記対象の左右垂直エッジが存在するか判断するステップ、
前記対象の右垂直エッジだけが存在する場合には、前記確定された候補領域の左エッジを左外側へ前記抽出した底部の陰幅と前記参照幅の結像幅との差分、シフトして該候補領域のサイズを拡張するステップ、
を有することを特徴とする請求項2記載の対象領域分割方法。 - 前記左エッジを左外側へシフトすると同時に、前記確定された候補領域の右エッジを右外側へ所定の長さシフトするステップ、
を有することを特徴とする請求項4記載の対象領域分割方法。 - 前記第2サブステップは、さらに、
前記画像において、前記抽出した底部の陰の左右エッジ付近に前記対象の左右垂直エッジが存在するか判断するステップ、
前記対象の左垂直エッジだけが存在する場合には、前記確定された候補領域の右エッジを右外側へ前記抽出した底部の陰幅と前記参照幅の結像幅との差分、シフトして該候補領域のサイズを拡張するステップ、
を有することを特徴とする請求項2記載の対象領域分割方法。 - 前記右エッジを右外側へシフトすると同時に、前記確定された候補領域の左エッジを左外側へ所定の長さシフトするステップ、
を有することを特徴とする請求項6記載の対象領域分割方法。 - 前記第1サブステップにおいて、小さくないと判断すれば、前記抽出した底部の陰幅と前記参照幅の結像幅との比が所定の範囲内にあるか否かを判断するステップ、
前記比が前記所定の範囲内にあれば、前記抽出した底部の陰の左エッジから右方向への幅が前記結像幅と等しい領域あるいは該領域より大きい領域を第1の対象領域として前記確定された候補領域から分割し、また、該抽出した底部の陰の右エッジから左方向への幅が前記結像幅と等しい領域あるいは該領域より大きい領域を第2の対象領域として前記確定された候補領域から分割するステップ、
を有することを特徴とする請求項2記載の対象領域分割方法。 - 前記所定の範囲は1.2〜2.5であることを特徴とする請求項8記載の対象領域分割方法。
- 前記第3ステップは、さらに、
前記参照幅が前記画像の各位置で結像する時の幅を前記陰位置に応じて予め計算して記憶するステップ、
前記参照幅が前記画像における前記対象の底部の陰の位置で結像する時の幅を、前記記憶した値から検索して取得するステップと、
を有することを特徴とする請求項1記載の対象領域分割方法。 - 前記参照幅は前記対象の最大幅と等しい、ことを特徴とする請求項1記載の対象領域分割方法。
- 前記対象は車両を含む、ことを特徴とする請求項1記載の対象領域分割方法。
- 小孔透視結像原理で前記参照幅が前記画像で結像する時の幅を算出するステップ、
を有することを特徴とする請求項1又は10記載の対象領域分割方法。 - 画像から対象を含む領域を分割する対象領域分割装置において、
前記対象の参照幅を予め設定する設定部と、
前記画像から前記対象の底部の陰を抽出し、前記抽出した底部の陰に基づいて前記画像における前記対象を含む候補領域を確定する抽出及び確定部、
前記参照幅が前記画像における前記対象の底部の陰の位置で結像する幅(結像幅)を計算する結像幅計算部、
前記参照幅の結像幅と前記陰の幅とに基づいて前記候補領域に前記対象が含まれるように該候補領域のサイズを調整する領域サイズ調整部、
前記画像から前記調整後の候補領域を、前記対象を含む領域として分割する対象領域分割部、
を有することを特徴とする対象領域分割装置。 - 前記領域サイズ調整部は、前記抽出された底部の陰幅が前記結像幅より小さいか否かを判断し、小さい場合、前記抽出した底部の陰幅と前記結像幅との差に基づいて、前記確定された候補領域のサイズを拡張する、
ことを特徴とする請求項14記載の対象領域分割装置。 - 前記領域サイズ調整部は、前記抽出された底部の陰幅が前記結像幅より小さいか否かを判断し、小さくない場合、前記抽出した底部の陰幅と前記参照幅の結像幅との比が所定の範囲内にあるか否かを判断し、前記比が前記所定の範囲内にあれば、前記抽出した底部の陰の左エッジから右方向への幅が前記結像幅と等しい領域あるいは該領域より大きい領域を第1の対象領域として前記確定された候補領域から分割し、また、該抽出した底部の陰の右エッジから左方向への幅が前記結像幅と等しい領域あるいは該領域より大きい領域を第2の対象領域として前記確定された候補領域から分割する、
ことを特徴とする請求項15記載の対象領域分割装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN200610149453.6 | 2006-11-17 | ||
CN2006101494536A CN101187982B (zh) | 2006-11-17 | 2006-11-17 | 一种用于从图像中分割出对象的方法及装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008130087A true JP2008130087A (ja) | 2008-06-05 |
JP5068134B2 JP5068134B2 (ja) | 2012-11-07 |
Family
ID=39417015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007271062A Expired - Fee Related JP5068134B2 (ja) | 2006-11-17 | 2007-10-18 | 対象領域分割方法及び対象領域分割装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8098933B2 (ja) |
JP (1) | JP5068134B2 (ja) |
CN (1) | CN101187982B (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017130162A (ja) * | 2016-01-22 | 2017-07-27 | 富士通テン株式会社 | 車両距離導出装置および車両距離導出方法 |
JP2018092596A (ja) * | 2016-11-30 | 2018-06-14 | 株式会社リコー | 情報処理装置、撮像装置、機器制御システム、移動体、情報処理方法、およびプログラム |
KR20180069410A (ko) * | 2016-12-15 | 2018-06-25 | 현대자동차주식회사 | 인접 차로의 차량 폭 산출 방법 및 장치 |
JP2018194538A (ja) * | 2017-05-18 | 2018-12-06 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America | 情報処理装置およびプログラム |
JP2020173584A (ja) * | 2019-04-10 | 2020-10-22 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 物体検出装置 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101211408B (zh) * | 2006-12-29 | 2011-05-25 | 东软集团股份有限公司 | 车辆侧面图像识别方法及装置、车灯误识别检测和行驶安全预测方法 |
JP6095605B2 (ja) * | 2014-04-24 | 2017-03-15 | 本田技研工業株式会社 | 車両認識装置 |
GB2533581B (en) * | 2014-12-22 | 2016-12-07 | Ibm | Image processing |
WO2018100971A1 (en) * | 2016-11-30 | 2018-06-07 | Ricoh Company, Ltd. | Information processing device, imaging device, apparatus control system, movable body, information processing method, and computer program product |
DE102017206974A1 (de) * | 2017-04-26 | 2018-10-31 | Conti Temic Microelectronic Gmbh | Verfahren zur indirekten Detektion eines verdeckten Verkehrsteilnehmers |
US10762681B2 (en) | 2018-06-26 | 2020-09-01 | Here Global B.V. | Map generation system and method for generating an accurate building shadow |
US11164031B2 (en) * | 2018-06-26 | 2021-11-02 | Here Global B.V. | System and method for analyzing an image of a vehicle |
KR102161905B1 (ko) * | 2019-01-10 | 2020-10-06 | 이윤기 | 후방 차량 검출 장치 및 방법 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07192192A (ja) * | 1993-09-17 | 1995-07-28 | Hideo Mori | 画像による車両検出装置 |
JPH08147447A (ja) * | 1994-11-18 | 1996-06-07 | Nissan Motor Co Ltd | 車両認識装置 |
JP2003077099A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-14 | Nissan Motor Co Ltd | 先行車両認識装置 |
JP2003076987A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-14 | Nissan Motor Co Ltd | 先行車両認識装置 |
JP2005284471A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Omron Corp | 画像処理装置及び画像処理方法 |
JP2005339176A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Alpine Electronics Inc | 車両認識装置、ナビゲーション装置および車両認識方法 |
JP2006202000A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Fujitsu Ltd | 車両監視方法及び特定文字パターン認識装置及び車両監視システム |
JP2007234019A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Alpine Electronics Inc | 車両画像領域特定装置およびその方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3430641B2 (ja) | 1994-06-10 | 2003-07-28 | 日産自動車株式会社 | 車間距離検出装置 |
JPH08320999A (ja) | 1995-05-25 | 1996-12-03 | Nissan Motor Co Ltd | 車両認識装置 |
JP2003051008A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-21 | Nissan Motor Co Ltd | 車両認識装置及び車間距離検出装置 |
JP4296287B2 (ja) | 2003-05-27 | 2009-07-15 | 日産自動車株式会社 | 車両認識装置 |
WO2005059867A1 (en) * | 2003-12-18 | 2005-06-30 | 1626628 Ontario Limited | System, apparatus and method for mapping |
US8164628B2 (en) | 2006-01-04 | 2012-04-24 | Mobileye Technologies Ltd. | Estimating distance to an object using a sequence of images recorded by a monocular camera |
CN101029824B (zh) | 2006-02-28 | 2011-10-26 | 东软集团股份有限公司 | 基于车辆特征的车辆定位方法和装置 |
-
2006
- 2006-11-17 CN CN2006101494536A patent/CN101187982B/zh not_active Expired - Fee Related
-
2007
- 2007-10-18 JP JP2007271062A patent/JP5068134B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2007-11-12 US US11/938,633 patent/US8098933B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07192192A (ja) * | 1993-09-17 | 1995-07-28 | Hideo Mori | 画像による車両検出装置 |
JPH08147447A (ja) * | 1994-11-18 | 1996-06-07 | Nissan Motor Co Ltd | 車両認識装置 |
JP2003077099A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-14 | Nissan Motor Co Ltd | 先行車両認識装置 |
JP2003076987A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-14 | Nissan Motor Co Ltd | 先行車両認識装置 |
JP2005284471A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Omron Corp | 画像処理装置及び画像処理方法 |
JP2005339176A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Alpine Electronics Inc | 車両認識装置、ナビゲーション装置および車両認識方法 |
JP2006202000A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Fujitsu Ltd | 車両監視方法及び特定文字パターン認識装置及び車両監視システム |
JP2007234019A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Alpine Electronics Inc | 車両画像領域特定装置およびその方法 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017130162A (ja) * | 2016-01-22 | 2017-07-27 | 富士通テン株式会社 | 車両距離導出装置および車両距離導出方法 |
JP2018092596A (ja) * | 2016-11-30 | 2018-06-14 | 株式会社リコー | 情報処理装置、撮像装置、機器制御システム、移動体、情報処理方法、およびプログラム |
KR20180069410A (ko) * | 2016-12-15 | 2018-06-25 | 현대자동차주식회사 | 인접 차로의 차량 폭 산출 방법 및 장치 |
KR102463449B1 (ko) | 2016-12-15 | 2022-11-04 | 현대자동차주식회사 | 인접 차로의 차량 폭 산출 방법 및 장치 |
JP2018194538A (ja) * | 2017-05-18 | 2018-12-06 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America | 情報処理装置およびプログラム |
JP7058128B2 (ja) | 2017-05-18 | 2022-04-21 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | 情報処理装置およびプログラム |
JP2020173584A (ja) * | 2019-04-10 | 2020-10-22 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 物体検出装置 |
JP7258632B2 (ja) | 2019-04-10 | 2023-04-17 | 日立Astemo株式会社 | 物体検出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101187982B (zh) | 2011-08-24 |
US20080118149A1 (en) | 2008-05-22 |
US8098933B2 (en) | 2012-01-17 |
CN101187982A (zh) | 2008-05-28 |
JP5068134B2 (ja) | 2012-11-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5068134B2 (ja) | 対象領域分割方法及び対象領域分割装置 | |
JP6013884B2 (ja) | 物体検出装置及び物体検出方法 | |
JP5414261B2 (ja) | 関心領域分割方法および関心領域分割装置 | |
JP3868876B2 (ja) | 障害物検出装置及び方法 | |
JP5419432B2 (ja) | 対象領域決定方法及び対象領域決定装置 | |
JP3651387B2 (ja) | 白線検出装置 | |
JP5752618B2 (ja) | ステレオ視差算出装置 | |
JP6592991B2 (ja) | 物体検出装置、物体検出方法及びプログラム | |
JP2008102620A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2008262333A (ja) | 路面判別装置および路面判別方法 | |
WO2016047313A1 (ja) | 撮像装置 | |
JP6065629B2 (ja) | 物体検知装置 | |
US20080226159A1 (en) | Method and System For Calculating Depth Information of Object in Image | |
US20120128211A1 (en) | Distance calculation device for vehicle | |
KR101402089B1 (ko) | 장애물 검출 장치 및 방법 | |
JP4696925B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2006285564A (ja) | 道路領域検出装置及び道路領域検出方法 | |
JP5152002B2 (ja) | 車線認識装置および車線認識方法 | |
JP6396840B2 (ja) | 物体検出装置 | |
KR101007149B1 (ko) | 광각 카메라의 교정을 위한 워핑 포인트 추출 방법 및 차량 탑뷰 이미지 획득방법 | |
JP2003323627A (ja) | 車両検出装置及び方法 | |
KR20150028532A (ko) | 카메라 영상 보정 장치 및 그 동작 방법 | |
JP3198258B2 (ja) | 駐車車両検出方法およびその装置 | |
JP4265927B2 (ja) | ステレオ画像処理装置 | |
JP2006268565A (ja) | 乗員検出装置及び乗員検出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100927 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111116 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120308 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120321 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120529 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120724 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120814 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120814 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150824 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5068134 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |