JP2008129354A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】経年変化等で一列の印刷ライン内の光経路に不規則な変化があった場合でも、各トナーによる印刷にずれが発生するのを防止する。
【解決手段】搬送手段に沿って複数個配置され、走査光学系および転送されてくる画像データならびに書込クロックに基づいて書込光を出力する発光手段を備えた電子写真プロセス部を備え、電子プロセス部で形成された画像を、搬送される記録媒体上に順次重ね合わせて転写する画像形成装置1において、画像の1ラインにおける位置ずれ量を検出する位置ずれ量検出手段113と、前記検出した位置ずれ量に基づいて電子プロセス部における書込クロックのクロック幅を変化させるクロック幅制御手段210を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に係り、特に異なる色のトナー画像を転写紙に形成する画像形成部を搬送装置に沿って複数並置して異なる色のトナー画像を重ね合わせて画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、上述した画像形成装置として以下のものがある。これは、電子写真方式の書込ユニットと作像カートリッジを複数並置して画像を重ね合わせてフルカラー画像を形成する、いわゆるタンデム型と称されるカラー画像形成装置、例えばフルカラー複写機、プリンタである。このようなフルカラー複写機にあっては、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)およびブラック(BK)の各色の画像を形成する画像形成ステーションを備えてなり、各色の画像形成ステーションは、書込ユニットと作像カートリッジを備えている。前記書込ユニットは、各色の画像データにより変調され、所定の書込クロックで発光するレーザ光を発生し、書込ユニットから作像カートリッジの感光体にレーザ光を照射して感光体に潜像を形成する。各色の作像カートリッジは、この潜像の形成された感光体に各色のトナーを供給して、各色のトナー画像を現像する。各色の作像カートリッジは、転写ベルト上を搬送されてくる転写紙に感光体上のトナー画像を順次転写して、転写紙に各色のトナー画像を重ね合わせてカラー画像を形成する。
このように複数の画像形成ステーションを備えたタンデム型のカラー画像形成装置は、感光体を1つのみ備えてカラー画像を形成する1ドラム方式の画像形成装置に比較して、色味の違いや色ずれが生じて画像品質が劣化しやすい。これは、タンデム型のカラー画像形成装置は、各画像形成ステーションで同じ転写紙の同一面上に順次異なるトナー画像を重ね合わせて、カラー画像を形成しているから、各画像形成ステーションにおける転写紙への転写画像位置がずれると、各画像形成ステーションで形成する画像間隔がずれたり、重なったりするからである。
この色ずれは以下の2種類がある。第1の色ずれは、書込光学系内部の組み付け誤差や画像形成装置本体への各ユニットの取付誤差および感光体の画像形成装置本体への取付誤差等で各色での走査線の傾きが生じて発生する傾きの色ずれである。また、第2の色ずれは、走査線の位置が基準位置に対して平行にずれて4色の像が縦または横方向に全体にずれて発生する平行の色ずれである。
これらの色ずれのうち、傾きの色ずれは、書込装置の反射ミラーの位置を微調整することにより補正を行うことができ、また、平行の色ずれは、書込のスタートタイミングを主走査方向あるいは副走査方向で調整することにより補正を行うことができる。さらに、主走査方向の画像の長さは、書込画素の書込クロックの周波数を変えることにより、すなわち、倍率誤差を調整することにより、調整することができる。
そして、このような色ずれは、画像形成装置について稼働の初期に調整し色ずれを解消したとしても、その後生じることがある。このような色ずれは、作像カートリッジの交換、画像形成装置のメンテナンス、画像形成装置の運搬等の他、複数枚の画像形成後における内部機構の温度膨張に起因して経時的に発生する。
そこで、従来、このような複数の画像形成ステーションを備えたカラー画像形成装置においては、例えば、図5に示すように、複数の画像形成ステーションを順次転写紙を搬送する転写ベルト60の幅方向両端部に、各色の画像の位置ずれを検知するため表示されたトナーマーク(位置検出パターン)70を形成し、当該両端部のトナーマーク70を転写ベルトの最下流側に設けられた発光素子(図示していない)と受光素子(図示していない)およびスリット部材80からなる検出手段により検出して、当該転写ベルト60の両端のトナーマーク70の検出結果に基づいて位置ずれを検出し、その検出結果によって、各画像形成ステーションによる画像の位置ずれを補正している。
上記トナーマーク70は、一般的に、転写ベルト60上に、光書込の走査方向(主走査方向)に平行なライン70fと、主走査方向に対して特定の角度(例えば、45度)を有したライン70sと、で形成されている。
また、検出手段のスリット部材80は、上記受光素子と転写ベルト60との間に前記トナーマーク70の形状に合った透過窓80s,80fが形成されている。したがって、検出手段の受光素子は、透明な転写ベルト60を透過した発光素子からの光をそのまま受光し、トナーマーク70が透過窓80s,80fの位置と一致すると、トナーマーク70によって遮光された光を受光する。検出手段は、受光素子の受光する光量の差によってトナーマークが通過したタイミングを検知し、主走査方向に平行に形成されたトナーマークのラインのピーク時間の差分によって、副走査方向の位置ずれを、主走査方向に対して特定の角度を有したラインのピーク時間の差分によって主走査方向の位置ずれを、それぞれ検出する。
特開2001−228672号公報
ところで、特許文献1に記載の画像形成装置では、平行の色ずれや、主走査方向の画像の長さについて位置ずれ量が線形的に変化する場合は、書込のスタートタイミングや、書込画素の周波数を変化させることで、調整を行っているが、印刷時に発生する一列のライン内での各色印刷時の不規則な変化に対して補正を行うことができないという問題がある。
そこで、本発明は、経年変化等で一列の印刷ライン内の光経路に不規則な変化があった場合でも、各トナーによる印刷にずれが発生するのを防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、画像形成装置において、記録媒体を搬送する搬送手段と、この搬送手段に沿って複数個配置され、走査光学系および転送されてくる画像データおよび書込クロックに基づいて書込光を出力する発光手段を備えた電子写真プロセス部とを備え電子プロセス部で形成された画像を、搬送される記録媒体上に順次重ね合わせて転写する画像形成装置において、画像の1ラインにおける位置ずれ量を検出する位置ずれ量検出手段と、前記検出した位置ずれ量に基づいて電子プロセス部における書込クロックのクロック幅を変化させるクロック幅補正手段を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、位置ずれ量検出手段は、重ね合わされて転写されたテストパターン画像を検出して位置ずれ量を検出することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の画像形成装置において、搬送手段の搬送担体上には重ね合わせて転写される画像に対応する位置ずれ検知用マークが形成され、位置ずれ量検出手段は検知用マークを検出して位置ずれ量を検出することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の画像形成装置において、前記クロック幅補正手段は、クロック幅の変化量を1ライン上の任意の位置で任意に変更できることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1の画像形成装置において、位置検出手段は、電子プロセス部に配置されたレンズの時間経過もしくは温度変化による歪みの変化から起こる位置ずれを検知し、前記クロック幅補正手段は前記測定値からクロック幅変化させることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1の画像形成装置において、前記クロック幅補正手段は、電子プロセス部に配置されたレンズの初期歪み値と、この初期歪み値に基づいて予想されたレンズの経時的歪み変化量を格納した歪み量予想手段を備え、クロック幅を調整することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1の画像形成装置において、前記クロック幅補正手段は、電子プロセス部のレンズもしくはミラーを動かす補正を行う場合、あらかじめレンズもしくはミラーの移動量と走査位置の変化量を測定した情報を保持しており、その情報に基づいて設定値を補正することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1ないし8の画像形成装置において、電子写真プロセス部を構成するユニットの画像形成に関わり、交換対象となるユニットにそれぞれ最適なクロック変化の設定を保持する設定保持手段を備えたことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1ないし10のいずれかの画像形成装置において、位置ずれ量検出手段は検知用マークを検出するセンサを位置変更可能な状態として備え、該センサの配置位置を変更して、位置ずれの量を測定することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項10の画像形成装置において、位置ずれ量検出手段は印刷する紙サイズにあわせて、前記センサを最適の位置に移動して位置ずれの量を測定することを特徴とする。
請求項11の発明は、1ないし10のいずれかの画像形成装置において、所定位置で位置ずれの測定を行い、センサ位置を移動させ、同様の動作を繰り返し測定することを特徴とする。
本発明によれば、一列の印刷ライン内で不規則な変化をする場合でも補正を行うことができ、光学系の経時変化に左右されない良好な画像を得ることができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
図9は、本発明の実施対象となるタンデム型間接転写方式の複写装置の概略断面図である。図中複写装置本体100は複写装置本体、200は給紙テーブル、300はスキャナ、400は原稿自動搬送装置(ADF)である。複写装置本体100を給紙テーブル200上に載せ、複写装置本体100上にスキャナ300を取り付け、さらにその上にADF400を取り付けてある。
複写装置本体100には、中央に無端ベルト状の中間転写体10を設けて3つの支持ローラ14、15、16に掛け回し、図中時計回りに回転搬送可能としてある。なおこの例では、3つの支持ローラのうちの第2の支持ローラ15の左に、画像転写後に中間転写体10上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニング装置17が設けてある。
また、3つの支持ローラのうちの第1の支持ローラ14と第2の支持ローラ15の間に、中間転写体10上に位置するように、中間転写体10の搬送方向に沿ってイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つの画像形成手段18を横に並べて配置してタンデム作像装置20を構成してある。このタンデム作像装置20の上方には、図示のように露光装置500が設けてある。
一方、中間転写体10を挟んでタンデム作像装置20の反対側には、2次転写装置22を備えている。2次転写装置22は、図示の例では、2つのローラ23間に無端ベルトである2次転写ベルト24を掛け渡して構成してあり、中間転写体10を介して第3の支持ローラ16に2次転写ベルト24を押し当てるように配置し、中間転写体10上の画像を転写材であるシートに転写するようになっている。
2次転写装置22の横には、シート上の転写画像を定着する定着装置25が設けてある。定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27を押し当てて構成してある。上述した2次転写装置22は、画像転写後のシートをこの定着装置25へと搬送するシート搬送機能を備えている。もちろん、2次転写装置22として、転写ローラや非接触のチャージャを配置してもよいが、そのような場合は、このシート搬送機能をあわせ備えることは難しくなる。
なお図示の例では、このような2次転写装置22および定着装置25の下側に、上述したタンデム作像装置20と平行にして、シートの両面に画像を記録するためにシートを反転させるシート反転装置28を備えている。
このカラー電子写真装置を用いてコピーをとる際の動作を説明する。原稿自動搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットするか、または原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じてそれで押さえる。
そして、図示していないスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動させた後、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ300を駆動し、第1走行体33および第2走行体34を走行させる。
そして、第1走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光をさらに反射して第2走行体34に向け、第2走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読み取りセンサ36に入れ、原稿内容を読み取る。
また、図示していないスタートスイッチを押すと、これも図示していない駆動モータで支持ローラ14、15、16の1つを回転駆動して他の2つの支持ローラを従動回転させ、中間転写体10を回転搬送する。同時に、個々の画像形成手段18で感光体40を回転させ、各感光体40(40Y,40C,40M,40K)上にそれぞれブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの単色画像を形成する。そして、中間転写体10の搬送とともに、それらの単色画像を順次転写して中間転写体10上に合成カラー画像を形成する。
この露光装置500は、図2に示すように、一台のポリゴンミラー501でC,M,Y,BK用の4本のレーザビームを走査する。本例ではポリゴンミラー501の図中左に配置されたf・θレンズ502とBK用ミラー504,C用ミラー505でBK用レーザビームおよびC用レーザビームを感光体40BK,40Cに照射する。同様に、ポリゴンミラー501の図中右に配置されたf・θレンズ503とY用ミラー506およびM用ミラー507でY用レーザビームおよびM用レーザビームを感光体40Y,40Mに照射される。
本例ではBK用レーザビームは、BK用レーザ光源511で射出され、BK用シンドリカルレンズ512を経てミラー513で反射され、ポリゴンミラー501に入射する。また、C用レーザビームは、C用レーザ光源521で射出され、C用シンドリカルレンズ522を経て、ポリゴンミラー501に入射する。さらに、Y用レーザビームは、Y用レーザ光源531で射出され、Y用シンドリカルレンズ532を経てミラー533で反射され、ポリゴンミラー501に入射する。そして、M用レーザビームは、M用レーザ光源541で射出され、M用シンドリカルレンズ542を経て、ポリゴンミラー501に入射する。
また、本例では、露光装置500には、BK用およびC用レーザビーム検出用のセンサ552がシンドリカルミラー551を介して配置されていると共に、Y用およびM用レーザビーム検出用のセンサ562がシンドリカルミラー561を介して配置されている。
そして、本例では、画像形成装置1は、図3に示すように、ブロック構成されている。すなわち、画像形成装置1の制御系は、画像形成制御部201、温度検知部202、画像温度検知部203、トナー温度検知部204、画像位置検知部205、運転記憶部206、画像書込制御部207,ポリゴンモータ208、高圧電源部209、クロック幅制御手段210、駆動制御部211、およびスキュー補正部212、位置ずれ量検出手段113を備えている。また、画像書込制御部207には、クロック幅制御手段210が設けられ、このクロック幅制御手段210にはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(BK)の4色に対応するC用レーザ光源521、Y用レーザ光源531,M用レーザ光源541、BK用レーザ光源511が接続されている。このクロック幅制御手段210は位置ずれ量検出手段113の検知量に基づいてレーザ光源の発振クロック幅を制御する。なお、画像形成装置1は、パーソナルコンピュータ等の画像データ生成装置220からの指示とデータ転送を受けて、画像形成を行う。
画像位置検知部205は、図4に示すように、発光部51から転写ベルト60方向に光を出射し、透明な転写ベルト60を通過するとともに、スリット部材80のスリット80f、80sを通過した光を受光部52で受光する。そして、この転写ベルト60に位置検出パターン70f、70sが形成されており、位置検出パターン70f、70sの位置ずれが発生していない状態のときには、図示しない発光部からの光は位置検出パターン70f、70sで遮光されるとともに、スリット部材80で遮光された光が、図示しない受光部に入射される。
したがって、画像位置検知部205は、受光部の受光する光量の差によって位置検出パターン70f、70sが通過したタイミングを検知し、副走査方向のレジストずれと主走査方向のレジストずれを検知する。
また、本例では、前記クロック幅補正手段は、クロック幅の変化量を1ライン上の任意の位置で任意に設定できる。ここで、以下のようにテストパターンに基づいてクロック幅を調整することが望ましい。すなわち位置ずれ量検出手段113で画像の1ラインにおける位置ずれ量を検出し、クロック幅制御手段210は検出した位置ずれ量に基づいて書込クロックのクロック幅を変化させる。本例では、まず所定の一定クロック幅で各色の各ラインのテストパターン印刷を行いこの印刷結果を検出する。すなわち、本例では、図5に示すようなテストパターン90を印刷する。このテストパターン90は、図5に示すように所定パターンでY、M、C、BKの各色を重ねて印刷する。この例では主走査方向に垂直な平行線91および斜め平行線92を各色で重ねて印刷するものとしている。本例では、このテストパターン90の印刷状態を113で読み取り各ラインの状態を検出する。光学系に歪み等が発生していると、図6(a)に示すように同じクロック幅で印刷した場合でも、図6(b)に示すように印刷されたラインが各色でずれてしまう。図6では一例としてBKとYの印刷例を示し、本例では主走査方向に実線で示したBKと波線で示したYとがずれて印刷されていることを示している。
本例では、このテストパターン90の印刷結果を113で検出し、クロック幅制御手段210がクロック幅の補正を行う。この補正は位置ずれ量検出手段113の検出結果に基づいて行われ、例えば図7(a)に示すように、Yのクロック幅をBKのラインとのずれの分補正するものとしている。これにより、図7(b)に示すように、BKとYとの印刷ラインを一致させることができる。
また、本例に係る画像形成装置では、他のクロック幅の補正方式として、複数組設けられたベルト上の三点にテストパターンを形成して、このテストパターンを画像形成装置1に備えたセンサで検出し、各色の位置ずれ量を測定し、クロック幅制御手段210で補正を行い、レンズの熱膨張などに起因するレンズの歪み変化に対応する補正を行うことができる。
また、本例では、前記クロック幅補正手段は、電子プロセス部に配置されたレンズの初期歪み値と、この初期歪み値に基づいて予想されたレンズの経時的歪み変化量を格納した歪み量予想手段を備える、予想された変化量に基づいてクロック幅調整を行うことができる。例えば、レンズの温度分布が一定であれば、図9に示すように、温度の上昇に従うレンズの各位置での位置ずれ量はリニアに変化することが予想でき、クロック幅制御手段が位置ずれ量検出手段に基づいて補正するにあたり、均等にクロック幅を変化させるのではなく、前記予想に基づいて初期状態で位置ずれ量の大きい位置についてはクロック幅の変化量を大きくするようにすることができる。
また、本例では、スキュー補正部212でスキュー補正を行う場合、クロック幅制御手段210は、あらかじめスキュー補正量を変化させたときのずれ量を測定し、スキュー補正量に応じたずれ量を記憶しておき、スキュー補正量を変化させたとき、記録されているずれ量から、補正量を変化させることができる。
また、本例では、交換対象となるユニットにそれぞれ最適なクロック変化の設定を保持する設定保持手段例えばメモリを備え、転写ユニットに補正用データを保存しておくことができる。この例によれば、ユニット交換時に、その都度測定を行うことなくクロック幅制御手段は、ユニット固有の補正値でクロック幅を補正することができる
また、本例では、位置ずれ量検出手段は検知用マークを検出するセンサを位置変更可能な状態として備えることができる。これにより、センサの配置位置を変更して、位置ずれの量を測定する。例えば前記センサを3個有する構成において、あらかじめずれ量の測定を行い、レンズ固有のずれ量について、ずれ幅が最大である位置に中央のセンサを配置して、経時での測定、補正を行うことができる。
また本例では、位置検出手段は印刷する紙サイズにあわせて、検出用センサを最適の位置に移動して位置ずれの量を測定することができる。例えば、通常では、有効走査域の両端にセンサを配置している場合、画像領域が有効走査域よりも狭いときには、画像領域の両端にセンサを移動させることでセンサ間の距離を縮めて補正精度を向上させることができる。
そして、本例では、検出用センサを所定位置として位置ずれの測定を行い、センサ位置を移動させ、再度同様の測定を繰り返すことができる。この場合、所定の位置にセンサを配置し、測定を行い、その測定データを記録し、その後、センサ位置を変化させた条件で測定を行い、すべての測定の結果を用いて補正を行うことができ、センサ数を増やしたものと同様の効果を得ることができる。
本発明の実施例を適用したカラー画像形成装置の概略断面図である。 図1のカラー画像形成装置の露光装置500の光学系を示す図である。 図1の画像形成装置の制御系を示すブロック図である。 図1の画像形成装置で印刷するテストパターンを示す図である。 図1の画像形成装置の位置検出パターンの形成された転写ベルトと画像位置検知部の検出用スリット部材の平面図である。 図1の実施例の画像形成装置の補正の前の状態を示す模式図である。 図1の実施例の画像形成装置の補正の後の状態を示す模式図である。 図1の実施例の画像形成装置の経年ずれ量を示す模式図である。
符号の説明
1 画像形成装置
10 中間転写体
14 第1の支持ローラ
15 第2の支持ローラ
16 第3の支持ローラ
17 中間転写体クリーニング装置
18 画像形成手段
20 タンデム作像装置
22 2次転写装置
23 ローラ
24 2次転写ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
28 シート反転装置
30 原稿台
32 コンタクトガラス
33 第1走行体
34 第2走行体
35 結像レンズ
36 センサ
40 感光体
40BK,40C 感光体
40Y,40M 感光体
51 発光部
52 受光部
60 転写ベルト
70 トナーマーク(位置検出パターン)
70f ライン
70s ライン
80 スリット部材
80f、80s スリット
80s,80f 透過窓
90 テストパターン
91 平行線
92 斜め平行線
100 複写装置本体
113 量検出手段
200 給紙テーブル
201 画像形成制御部
202 温度検知部
203 画像温度検知部
204 トナー温度検知部
205 画像位置検知部
206 運転記憶部
207 画像書込制御部
208 ポリゴンモータ
209 高圧電源部
210 クロック幅制御手段
211 駆動制御部
212 スキュー補正部
300 スキャナ
400 原稿自動搬送装置
500 露光装置
501 ポリゴンミラー
502 f・θレンズ
503 f・θレンズ
504 BK用ミラー
505 C用ミラー
506 Y用ミラー
507 M用ミラー
511 BK用レーザ光源
512 BK用シンドリカルレンズ
513 ミラー
521 C用レーザ光源
522 C用シンドリカルレンズ
531 Y用レーザ光源
532 Y用シンドリカルレンズ
533 ミラー
541 M用レーザ光源
542 M用シンドリカルレンズ
551 シンドリカルミラー
552 センサ
561 シンドリカルミラー
562 センサ

Claims (11)

  1. 記録媒体を搬送する搬送手段と、この搬送手段に沿って複数個配置され、走査光学系および転送されてくる画像データおよび書込クロックに基づいて書込光を出力する発光手段を備えた電子写真プロセス部とを備え電子プロセス部で形成された画像を、搬送される記録媒体上に順次重ね合わせて転写する画像形成装置において、
    画像の1ラインにおける位置ずれ量を検出する位置ずれ量検出手段と、
    前記検出した位置ずれ量に基づいて電子プロセス部における書込クロックのクロック幅を変化させるクロック幅補正手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 位置ずれ量検出手段は、重ね合わされて転写されたテストパターン画像を検出して位置ずれ量を検出することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 搬送手段の搬送担体上には重ね合わせて転写される画像に対応する位置ずれ検知用マークが形成され、位置ずれ量検出手段は検知用マークを検出して位置ずれ量を検出することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  4. 前記クロック幅補正手段は、クロック幅の変化量を1ライン上の任意の位置で任意に設定できることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  5. 位置検出手段は、電子プロセス部に配置されたレンズの時間経過もしくは温度変化による歪みの変化から起こる位置ずれを検知し、前記クロック幅補正手段は前記測定値からクロック幅変化させることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  6. 前記クロック幅補正手段は、電子プロセス部に配置されたレンズの初期歪み値と、この初期歪み値に基づいて予想されたレンズの経時的歪み変化量を格納した歪み量予想手段を備え、クロック幅を調整することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  7. 前記クロック幅補正手段は、電子プロセス部のレンズもしくはミラーを動かす補正を行う場合、あらかじめレンズもしくはミラーの移動量と走査位置の変化量を測定した情報を保持しており、その情報に基づいて設定値を補正することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  8. 電子写真プロセス部を構成するユニットの画像形成に関わり、交換対象となるユニットにそれぞれ最適なクロック変化の設定を保持する設定保持手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかの画像形成装置。
  9. 位置ずれ量検出手段は検知用センサを位置変更可能な状態として備え、該センサの配置位置を変更して、位置ずれの量を測定することを特徴とする請求項1ないし10のいずれかのする画像形成装置。
  10. 位置ずれ量検出手段は印刷する紙サイズにあわせて、検知用センサを最適の位置に移動して位置ずれの量を測定することを特徴とする請求項10の画像形成装置。
  11. 位置ずれ量検出手段は、
    センサを所定位置として位置ずれの測定を行い、センサ位置を移動させ、同様の動作を繰り返し、測定を行うことを特徴とする1ないし11のいずれかの画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012083668A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成装置の制御プログラム

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