JP2007171493A - 画像形成装置およびその画像補正方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度の高い画像を形成することのできる画像形成装置およびその画像補正方法を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、光ビームによるマルチビーム光走査装置21によって主走査露光される画像形成部10Y,10M,10C,10Kと、LEDアレイによるLED露光ヘッド22によって主走査露光される画像形成部10Sと、各画像形成部10Y,10M,10C,10K,10Sからそれぞれトナー像が重畳して転写される中間転写ベルト12と、中間転写ベルト12が担持するトナー像を検知するパターン検知部50と、画像形成部10Sによって形成されたトナー像を検知したパターン検知部50の検知情報に基づいて、画像形成部10Y,10M,10C,10Kの主走査露光を補正制御する制御部40と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式を用いるプリンタや複写機等の画像形成装置等に係り、より詳しくは、カラー画像を形成可能な画像形成装置およびその画像補正方法に関する。
電子写真方式を用いるプリンタや複写機等の画像形成装置において、カラー画像を形成する装置が広く普及している。この種の一般的な画像形成装置として、たとえば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色ごとに設けられた画像形成部が、転写媒体(中間転写ベルトや記録用紙等)に対向して並設されたいわゆるタンデム型の画像形成装置が知られている。タンデム型の画像形成装置では、各々の画像形成部で形成される色の異なる画像が、走行する転写媒体に順次転写されて重ね合わされ、カラー画像が形成される。
このようなタンデム型の画像形成装置は、各色用の画像形成部に対して同様な構成の露光装置をそれぞれ備える。露光装置としては、レーザビームを用いるレーザ露光装置を用いるものが多い。レーザ露光装置は、レーザ発振器等の光源から出射されたレーザビームを、回転多面鏡(ポリゴンミラー)等の偏向走査手段で偏向して走査動作させ、感光体ドラムを走査露光する。
また、近時、上述した常用色(通常色)であるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のフルカラーに対し、この4色では表現が困難または不可能であった特定色等の画形材を用いた画像をこのフルカラープリンタにて形成する技術が提案されている。例えば、特定ユーザ専用のコーポレートカラー、点字用の発泡トナー、蛍光色トナー、光沢を向上させるトナー等を用いて画像を形成するものである。前述のタンデム方式の画像形成装置によってこのような特定色による画像形成を行おうとした場合、特別色のための画像形成部を、通常色の画像形成部に並べて配置することが必要となる。
しかし、同様の画像形成部を単純に色数分並設する構成では、装置全体が大型化する。このような不具合を解消すべく、感光体ドラムを露光して潜像を形成する露光装置を、要求される解像度等に対応した異なる構成とするものが提案されている。
たとえば、特許文献1には、黒用作像ユニットの露光装置にはレーザ露光装置を用い、カラー用の作像ユニットの露光装置にはLEDアレイ露光装置を用いる構成が開示されている。
また、複数のレーザビームを回転多面鏡(ポリゴンミラー)によって一括して主走査させる、いわゆるマルチビーム(複数ビーム)の露光装置を用いる画像形成装置が提案(たとえば特許文献2参照)されている。
特許文献2に開示の露光装置は、光源から出射された各色用の(4群の)光ビーム群を、一つの回転多面鏡で偏向させて走査動作させると共にその後の光学系で各色用ごとに分離して、それぞれ各色用の画像形成部の感光体ドラムを走査するものである。このような露光装置を用いることにより、画像形成装置全体を小型に構成することができる。
ところで、タンデム方式のカラーの画像形成装置では、色ごとに形成された画像を重ねてカラー画像を形成するため、画像形成部の各取り付け位置の誤差、各画像形成部の周速誤差、転写対象に対する露光位置の違い、転写対象の線速の変化等により、形成された画像において色ズレが発生する。すなわち、色ごとに設けられる画像形成部のアライメントや機械的誤差等がそのまま記録媒体(用紙等)上での色ズレとなる。このため、この種の画像形成装置では、これらの色ズレ量を測定し、色ズレの発生を抑制するための色ズレ制御(レジストレーション制御)を行うことが不可欠となる。この色ズレ制御の一般的な方法として、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のマーク(パターン)を転写対象に描き、その位置をセンサで読み取り、その読み取り結果から色ズレを算出してフィードバックし、画像形成部を制御する方法がある。
特開2003−66683号公報 特開2005−70067号公報
ここで、レーザ露光装置では、その構成上生ずる下記のごとき誤差が、形成画像の精度に影響する。
すなわち、レーザビームを走査する光学系の装着誤差や光路を折り返すミラー等の実装誤差、さらにはミラーの平面精度誤差により、感光体ドラムの主走査方向に±0.3%程度の倍率誤差が生ずる。たとえば、300mmの走査の場合では、倍率誤差は±0.9mm程度となる。
また、レーザビームを走査する光学系の持つ歪曲収差によって、走査位置で走査速度が変化するいわゆるリニアリティ誤差がある。このリニアリティ誤差のため、出力画像の絶対的な寸法を高精度とするには限界がある。
さらに、光学系と感光体の相対位置の誤差により、レーザ露光装置の制御では対応し得ない倍率誤差が生ずる。
これらにより、露光装置としてレーザ露光装置を用いるタンデム方式のカラーの画像形成装置では、高い精度の画像形成が難しいものであった。
本発明は、かかる技術的課題を解決するためになされたものであって、精度の高い画像を形成することのできる画像形成装置およびその画像補正方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、光ビームによる光走査装置によって主走査露光される感光体を有するビーム走査画像形成部と、発光点が線状に配設された発光走査装置によって主走査露光される感光体を有するライン走査画像形成部と、各画像形成部からそれぞれ画像が重畳して転写される像担持体と、像担持体が担持する画像を検知する検知手段と、ライン走査画像形成部によって形成された画像を検知した検知手段の検知情報に基づいて、光走査装置によるビーム走査画像形成部の感光体への主走査露光を補正制御する制御装置と、を備えることを特徴とする。
ここで、制御装置は、たとえば、検知手段による検知情報に基づいて光走査装置を制御して、主走査方向の倍率を補正することを特徴とすることができる。
また、異なる色の画像を形成するビーム走査画像形成部を複数備え、制御装置は、検知手段による検知情報に基づいて一つのビーム走査画像形成部の感光体を露光する光走査装置を制御して主走査方向の倍率を補正すると共に、一つのビーム走査画像形成部によって形成された画像の検知手段による検知情報に基づいて、他のビーム走査画像形成部の感光体を露光する光走査装置を制御して色ズレ補正を行うことを特徴とすることができる。
検知手段は、発光走査装置による主走査方向に複数設けられ、または、発光走査装置による主走査方向に移動可能に設けられていることを特徴とする。また、検知手段は、受光素子が線状に配設されて成るライン状センサであって、発光走査装置による主走査方向と平行に設けられていることを特徴とすることができる。
さらに、上記構成における像担持体は、複数の張架ロール部材によって周回可能に配設されて感光体から転写された画像を担持すると共に記録媒体に転写する中間転写ベルト部材であって、ライン走査画像形成部は、ビーム走査画像形成部のいずれより、中間転写ベルト部材から記録媒体へ画像を転写する転写位置の近くに位置し、ライン走査画像形成部に最も近い張架ロール部材には、中間転写ベルト部材の主走査方向の変位を規制する斜行防止手段が設けられていることを特徴とすることができる。
さらにまた、上記構成における像担持体は記録媒体であって、複数の張架ロール部材によって周回可能に配設されて記録媒体を搬送する搬送部材を備え、ライン走査画像形成部は、ビーム走査画像形成部のいずれより、記録媒体の移動方向上流側に位置し、ライン走査画像形成部に最も近い張架ロール部材には、搬送部材の主走査方向の変位を規制する斜行防止手段が設けられていることを特徴とすることができる。
ここで、上記画像形成装置は、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの画像を形成する4組のビーム走査画像形成部を備え、4組のビーム走査画像形成部の協働によってカラー画像を形成すると共に、ライン走査画像形成部は特別色の画像を形成することを特徴とすることができる。
本発明の画像形成装置の画像補正方法は、光ビームによって主走査露光される感光体を有する複数の光ビーム走査画像形成部と、発光点が線状に配設されて成る発光アレイ装置によって主走査露光される感光体を有する発光走査画像形成部と、を備える画像形成装置における画像補正方法であって、発光走査画像形成部によって形成された画像を基準として、光ビーム走査画像形成部が補正した画像を形成することを特徴とする。
さらに加えて、発光走査画像形成部によって形成された画像を基準として補正した画像を一つの光ビーム走査画像形成部で形成すると共に、その一つの光ビーム走査画像形成部によって形成された画像を基準として他の光ビーム走査画像形成部が補正した画像を形成することを特徴とすることができる。
以上のように構成された本発明の画像形成装置およびその画像補正方法によれば、精度の高い画像を形成することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態)について詳細に説明する。
図1は本実施の形態が適用された画像形成装置1の全体構成を示す図である。また、図2はその要部(露光装置20および中間転写ベルト12部分)拡大図、図3は図2の中間転写ベルト12を画像形成部10の側から見た図である。さらに、図4は露光装置20とその露光ドットを説明する概念図である。
図1に示す画像形成装置1は、電子写真方式による複数の画像形成部10によってカラー画像を形成する、いわゆるタンデム型のデジタルカラー機である。この画像形成装置1は、各色の画像を形成する画像形成部10と、各画像形成部10の感光体ドラム11を露光して静電潜像を形成する露光装置20(マルチビーム光走査装置21およびLED露光ヘッド22)と、感光体ドラム11に担持されたトナー像を重畳して担持する像担持体としての中間転写ベルト12とを備えている。また、記録用紙Pを収容する給紙カセット14と、記録用紙Pにトナー像を定着するための定着器15とを備えている。さらに、画像形成装置1は、その全ての駆動制御を行う制御装置としての制御部40を備えている。
画像形成部10は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)、特別色(S)の各色にそれぞれ対応して、5組設けられている。イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の画像形成部10Y,10M,10C,10Kによって通常のカラー画像を形成し、特別色(S)の画像形成部10Sはたとえば特定の会社のコーポレートカラー等でその社名ロゴ等の画像を形成するものである。以下、これらの画像形成部10を区別する必要がある場合には、画像形成部10Y,10M,10C,10K,10Sと表記するが、区別する必要がない場合には、単に画像形成部10と表記する。また、各画像形成部10が備える感光体ドラム11も同様に、必要がある場合のみ感光体ドラム11Y,11M,11C,11K,11Sと表記し、その他の場合には感光体ドラム11と表記する。
各画像形成部10は、感光体ドラム11の周囲に画像形成のための各種デバイスを備えている。すなわち、感光体ドラム11の周囲に、その回転方向に沿って、感光体ドラム11を帯電させる帯電装置と、露光装置20による露光によって感光体ドラム11上に形成された静電潜像をトナー像に現像する現像装置と、中間転写ベルト12へのトナー像の転写後に感光体ドラム11上に残存する残留トナーを除去するクリーナとが配設されている。
これら感光体ドラム11と周囲のデバイスは、画像形成部10としてユニット化されており、ユニット単位で画像形成装置1の図示しないフレームに装着されるようになっている。そして、このような画像形成部10が、後述する中間転写ベルト12の略直線的な下側の周回経路部分に臨んで5組、略水平方向に一定間隔を隔てて設けられて、画像形成部10Y,10M,10C,10K,10Sを構成している。本実施の形態では、図1および図2中時計回りに周回する中間転写ベルト12の移動方向上流側から下流方向に、イエローの画像形成部10Y、マゼンタの画像形成部10M、シアンの画像形成部10C、ブラックの画像形成部10K、特別色の画像形成部10Sの順で配列されている。つまり、特別色の画像形成部10Sは、他の画像形成部10Y,10M,10C,10Kに対して中間転写ベルト12の移動方向最も下流側で、後述する中間転写ベルト12からトナー像を記録用紙Pに転写する二次転写位置に最も近く配置されているものである。
露光装置20は、光走査装置としてのマルチビーム光走査装置21と、発光走査装置としてのLED露光ヘッド22とを備えている。そして、マルチビーム光走査装置21が画像形成部10Y,10M,10C,10Kを走査露光し、LED露光ヘッド22は特別色の画像形成部10Sを走査露光するように構成されている。つまり、画像形成部10Y,10M,10C,10Kが本実施の形態におけるビーム走査画像形成部であり、画像形成部10Sが本実施の形態におけるライン走査画像形成部である。このような構成により、通常のカラー画像形成に用いられるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部10Y,10M,10C,10Kは高解像度の画像形成が可能であり、特別色の画像形成部10Sは機構が単純で小型化が可能となっている。
マルチビーム光走査装置21は、複数の発光点を有する面発光レーザアレイチップ21Aと、この面発光レーザアレイチップ21Aが出射したレーザビームLY,LM,LC,LKを走査動作させる一つのポリゴンミラー21Bと、ポリゴンミラー21Bによって走査動作されるレーザビームLY,LM,LC,LKをそれぞれ各画像形成部10Y,10M,10C,10Kの感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kに導く光学系21Cとから構成されている。そして、面発光レーザアレイチップ21が出射したレーザビームLY,LM,LC,LKで各画像形成部10Y,10M,10C,10Kの感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kを露光して、潜像を形成する。
このマルチビーム光走査装置21のように、レーザビームを被走査体(感光体ドラム11)に結像させて露光するレーザ光走査装置は、図4に走査列21Lを示すように、後述するLED露光ヘッド22に比較して個々のドット21Bを微小間隔で露光することができ、高解像度化が可能である。一方、走査対象(感光体ドラム11Y,11M,11C,11K)に対する走査の絶対基準がなく、走査位置を検知して露光制御する必要がある。その駆動は、制御部40を介して供給されるデジタル画像信号に基づいて行われる。このマルチビーム光走査装置21の露光によって画像形成部10Y,10M,10C,10Kが形成する画像の解像度は、たとえば2400dpiである。
LED露光ヘッド22は、図4に概念的に示すように、多数の発光素子(発光ダイオード:LED)22Aが直線状に配設されたLEDアレイによって構成されている、そして、その発光素子22Aの配列方向を主走査方向に一致させて画像形成部10Sの感光体ドラム11Sに所定の精度で対向配設されている。発光素子22Aは高い精度で配列されており、また、LED露光ヘッド22自体も感光体ドラム11Sに対して高い精度で設置される。このため、発光素子22Aと描画されるドット22Bの位置は1:1で対応し、感光体ドラム11S上における各ドット22Bの主走査方向の位置は一定である。その駆動は、制御部40を介して供給されるデジタル画像信号に基づいて行われる。このLED露光ヘッド22の露光によって画像形成部10Sが形成する画像の解像度は、LED22Aの配置間隔と対応し、たとえば600dpiである。このようなLEDアレイを用いるLED露光ヘッド22は、機械的な駆動機構を必要とせず、また液晶素子のようにバックライトを必要としないことから、画像形成装置の小型化および省電力化を図ることができる。
中間転写ベルト12は、たとえば可撓性を有するポリイミド等の合成樹脂フィルムによって無端ベルト状に形成されている。この中間転写ベルト12は、張架ロール部材としての駆動ロール12A,バックアップロール12B,アイドルロール12C,12Dにループ状に張架されている。図2中右側に位置する駆動ロール12Aと左側に位置するアイドルロール12Dとの間の下側の周回経路は略直線的となっており、この略直線的な周回経路に臨んで、前述の5組の画像形成部10が配設されている。駆動ロール12Aは図示しないモータ等の駆動源によって回転駆動されるようになっており、中間転写ベルト12は、この駆動ロール12Aの回転によって図中時計回りに周回駆動される。
中間転写ベルト12を張架するローラの内、画像形成部10Sに最も近くその下流側に位置するアイドルロール12Dには、斜行防止機構が設けられている。
斜行防止機構は、アイドルロール12Dの両端に斜行防止手段としての大径のガイド12Daが装着されて構成され、このガイド12Daによって中間転写ベルト12の両側端の位置を規定して斜行を防ぐいわゆるエッジガイドと呼ばれるものである。なお、斜行防止機構は、この構成に限るものではない。たとえば中間転写ベルト12の裏面に側縁に沿って形成されたリブが、アイドルロール12Dの両端に形成されたリブガイドの外面に当接することで中間転写ベルト12の両側端の位置を規定して斜行を防ぐ、いわゆるリブガイドと呼ばれる構成等、他の構成であっても良い。
中間転写ベルト12を挟んで各画像形成部10の感光体ドラム11と対向する位置には、それぞれ一次転写ロール13が配設されている。ここが、感光体ドラム11に担持されたトナー像を中間転写ベルト12に転写する一次転写位置である。
また、バックアップロール12Bと中間転写ベルト12を挟んで対向する位置に、二次転写ロール16が配設されている。ここが、中間転写ベルト12に担持されたトナー像を記録媒体である記録用紙Pに転写する二次転写位置である。
制御部40は、画像形成装置1の各機構の駆動を一括して制御すると共に、画像読取装置やパーソナルコンピュータ等から入力された画像情報をデジタル画像信号に変換して露光装置20に供給し、各画像形成部10を介して中間転写ベルト12への書き込みを行わせる。
さらに、制御部40は、レジストレーション制御のためのパターン画像等の画像信号を生成して露光装置20に供給し、各画像形成部10を介して中間転写ベルト12への書き込みを行わせると共に、パターン検知部50からレジストレーション制御パターンの検出結果を取得して、その取得した情報に基づいて各画像形成部10による形成画像のずれ量を解析し、必要な補正を行う。たとえば、色ズレを解消するようにマルチビーム光走査装置の各色用の複数のレーザビームの内で書き出すビームを変更調整制御(これをライン選択制御と称する)する。制御部40におけるこれらの機能は、プログラム制御されたCPU(Central Processing Unit)等で実現される。このレジストレーション制御については、後に詳述する。
パターン検知部50は、図3に示すように、3個の検知手段としてのセンサ(中央センサ50S,右センサ50R,左センサ50L)を備えており、中間転写ベルト12の移動方向に対して最も下流側に位置する特別色用の画像形成部10Sより更に下流側に設けられている。中央センサ50Sは中間転写ベルト12の中央に、右センサ50Rは中間転写ベルト12の移動方向前方に向かって右側(装置奥側)に、左センサ50Lは中間転写ベルト12の移動方向前方に向かって左側(装置手前側)に、それぞれ配設されている。各センサ50S,50R,50Lは、中間転写ベルト12に臨み、中間転写ベルト12の移動方向(副走査方向)と直行する直線上(つまり主走査方向)に配列されている。そして、各センサ50S,50R,50Lがそれぞれ中間転写ベルト12に形成された画像としてのレジストレーション制御用パターン(後述する倍率基準マーク,倍率補正マーク,色ズレ基準マークおよび色ズレ補正マーク)を読み取って、その情報を制御部40に出力する。
上記のごとく構成された画像形成装置1は、制御部40によって制御駆動され、下記のごとく作用して記録用紙上にカラーの画像を形成する。
すなわち、露光装置20による露光によって各画像形成部10Y,10M,10C,10K,10Sが形成した各色のトナー像を、それぞれ一次転写ロール13と対向する一次転写位置において中間転写ベルト12上に転写して、その動きにしたがって順に重ね合わせてカラートナー画像を形成する。そして、中間転写ベルト12上に形成されたカラートナー画像を、中間転写ベルト12の移動とタイミングを合わせて搬送される記録用紙Pに二次転写ロール16とバックアップロール12Bとが対向配置された二次転写部において転写し、さらに、カラートナー画像が転写された記録用紙Pを定着器15で定着して筐体外部に設けられた排紙トレイに排出するものである。
つぎに、制御部40によるレジストレーション制御について説明する。
制御部40は、画像形成装置1の電源投入時におけるイニシャライズ時および画像形成作業中に予め設定された作動時間や画像形成数等の条件で、下記のごときレジストレーション制御を実行する。
レジストレーション制御は、主走査方向の倍率補正と、色ズレ補正とを、順次行う。すなわち、特別色の画像形成部10Sによる形成画像を基準として、マルチビーム光走査装置21による走査露光によって描画される一色の画像形成部(たとえばブラックの画像形成部10K)の主走査方向の倍率を補正し、ついで、主走査方向の倍率が補正された画像形成部10Kによる形成画像を基準としてマルチビーム光走査装置21による走査露光によって描画される他の色の画像形成部10Y,10M,10Cの色ズレを補正する。
図5は、そのレジストレーション制御のフローチャートである。なお、以下の説明における各構成要素の符号は、図1乃至4参照のこと。
まず、特別色の画像形成部10Sによって倍率基準マーク81S(図3(a)参照)を中間転写ベルト12上に形成する(S101)と共に、ブラックの画像形成部10Kによって倍率補正マーク81Kを中間転写ベルト12上に描画する(S102)。
すなわち、倍率基準マーク81Sの画像信号を生成してLED露光ヘッド22を駆動し、特別色の画像形成部10Sによってパターン検知部50の各センサ50S,50R,50Lと対応する中間転写ベルト12上の中央及び幅方向左右の3カ所に、倍率基準マーク81Sのトナー像を転写する。また、マルチビーム光走査装置21を駆動してブラックの画像形成部10Kによって、中間転写ベルト12上の同様の位置に倍率補正マーク81Kのトナー像を形成する。
ついで、パターン検知部50の各センサ50S,50R,50Lによる倍率基準マーク81Sと倍率補正マーク81Kの検知情報に基づいて、倍率基準マーク81Sに対する倍率補正マーク81Kの主走査方向のズレ量を演算する(S103)。
そして、特別色の画像形成部10Sによる倍率基準マーク81Sを基準として、マルチビーム光走査装置21による走査露光の主走査方向の倍率を補正する(S104)。
すなわち、中間転写ベルト12の移動によって対応する位置に至った倍率基準マーク81Sと倍率補正マーク81Kを、パターン検知部50の各センサ50S,50R,50Lが検知した位置情報に基づいて、マルチビーム光走査装置21による走査露光のタイミングと露光間隔を調整して、特別色の画像形成部10Sによる画像と一致するように、画像形成部10Kの倍率を補正する。
つぎに、倍率補正された画像形成部10Kによって中間転写ベルト12上に色ズレ基準マーク82K(図3(b)参照)を形成する(S105)と共に、マルチビーム光走査装置21によって主走査されるその他の画像形成部10Y,10M,10Cによって中間転写ベルト12上に色ズレ補正マーク82Y,82M,82C(図3(b)参照)を形成する(S106)。
そして、パターン検知部50の各センサ50S,50R,50Lが検知した色ズレ基準マーク82Kと色ズレ調整マーク82Y,82M,82Cの検知情報に基づいて、色ズレ基準マーク82Kに対する各色ズレ調整マーク82Y,82M,82Cの色ズレ量を演算し(S107)、画像形成部10Y,10M,10Cの色ズレ補正を行う(S108)。
すなわち、画像形成部10Kによって形成された色ズレ基準マーク82Kと、他の画像形成部10Y,10M,10Cによって形成された色ズレ調整マーク82Y,82M,82Cとを、パターン検知部50の各センサ50S,50R,50Lで検知し、その検知情報に基づいて、色ズレ基準マーク82Kに対する色ズレ調整マーク82Y,82M,82Cのズレ量を演算し、各色の色ズレを解消するようにマルチビーム光走査装置21による画像形成部10Y,10M,10Cの感光体ドラム11Y,11M,11Cに対する走査露光の露光タイミングを調整するものである。
このようなレジストレーション制御によれば、LED露光ヘッド22の走査によって画像形成する特別色の画像形成部10Sが形成した画像を基準として、主走査方向の倍率を定めるため、主走査方向の倍率を高い精度に設定することができる。
つまり、前述のごとくLED露光ヘッド22によって感光体ドラム11S上に露光される各ドット22Bの位置は一定であって主走査方向に変位することがない。このため、このLED露光ヘッド22による形成画像を主走査方向の絶対基準とすることで、マルチビーム光走査装置21による画像形成部10Kの主走査方向の倍率を高い精度に設定することができるものである。その精度は、LED露光ヘッド22の描画の解像度(発光点の間隔)に依存する。600dpiでは約42.3μm,1200dpiでは約21.2μmである。マルチビーム光走査装置21のようなレーザビームによる走査では感光体ドラムの主走査方向に±0.3%程度の倍率誤差が生じ得、300mmの走査では±0.9mm程度の誤差となることと比較して、極めて高い精度とすることができる。
ところが、高細密な画像形成においては、色ズレ補正を画素数の少ないLED露光ヘッド22による形成画像を基準として行ったのでは十分な精度が得られない。たとえばマルチビーム光走査装置21によって2400dpiの解像度で描画するイエロー、マゼンタ、シアンの画像に対して、600dpi,42.3μmの精度では不十分である。そこで、倍率補正が完了した後、ブラックの画像形成部10Kによる形成画像を基準として、イエロー、マゼンタ、シアンの色ズレ補正を行うことで、2400dpi,10.6μmの精度で色ズレを補正することができる。
ここで、主走査方向の長さの基準となる倍率基準マーク81Sを形成する特別色の画像形成部10Sは、前述のごとく中間転写ベルト12の画像形成部10が配設される領域の下流側に位置している。また、この特別色の画像形成部10Sに最も近いアイドルロール12Dには、斜行防止機構が設けられている。このため、万一中間転写ベルト12の移動(周回動)に斜行が発生しても、倍率基準マーク81Sの位置の主走査方向の変位を極めて小さく抑えることができ、倍率補正の高い精度を維持できる。
図6は中間転写ベルト12に斜行が発生した状態の説明図である。
すなわち、中間転写ベルト12に斜行が発生した場合でも、アイドルロール12Dに設けられた斜行防止機構(ガイド12Da)の作用によって、アイドルロール12Dへの巻回位置における中間転写ベルト12の主走査方向(アイドルロール12Dの軸方向)の位置はほぼ一定に維持される。特別色の画像形成部10Sはこのアイドルロール12Dの近傍に位置するため、この特別色の画像形成部10Sによって形成される最も基本的な基準となる倍率基準マーク81Sは主走査方向に高い精度で中間転写ベルト12上に形成される。そして、この倍率基準マーク81Sに基づいて主走査方向の倍率補正を行うと共に、倍率補正された画像形成部10Kによって形成された色ズレ基準マーク82Kに基づいて画像形成部10Y,10M,10Cの色ズレ補正を行うことになる。このため、各画像形成部10Y,10M,10C,10Sの形成画像の中間転写ベルト12上の相対的な位置を、高い精度で一致させることができるものである。また、特別色の画像形成部10Sは中間転写ベルト12上に重畳されたカラートナー像を記録用紙に転写する二次転写部に最も近いため、画像の記録用紙に対する位置ズレを抑え、記録用紙上に高い位置精度で画像を形成できる。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限定されるものではなく、画像形成装置や露光装置等は、適宜変更可能なものである。
たとえば、上記実施の形態では、画像形成部10Y,10M,10C,10Kのレーザビームによる走査露光は、複数のレーザビームを一括して走査動作させるマルチビーム光走査装置21によって行う構成であるが、これに限らず画像形成部10Y,10M,10C,10Kのそれぞれに光走査装置を備える構成に本発明を適用しても良いものである。
また、上記実施の形態におけるパターン検知部50は、検知手段として3個のセンサ(センサ50S,50R,50L)を中間転写ベルト12の中央と左右両側縁部を検知するように備えているが、検知手段は、より少数(2個または1個)のセンサを移動可能に備えた構成としても良い。
図7はセンサを2個(センサ50R,50L)とした例の概念図である。また、図8は1個のセンサ50Sを自動的に移動駆動する機構の一例を示す。
図7に示すパターン検知部50は、2個のセンサ50R,50Lがガイドバー50Bに、移動可能に支持されている。ガイドバー50Bは、軸方向を中間転写ベルト12の移動方向と直交する方向(主走査方向)として設けられる。センサ50R,50Lのガイドバー50B沿った移動およびその所定位置への固定は、手動によって行っても、モータ等の駆動源によって自動的に行うように構成してもいずれでもよい。図8は、たとえばモータ(図示せず)によって回転駆動されるボールネジ50Fによって、センサ50Sが移動駆動される例である。
このような構成によれば、レジストレーション制御における倍率基準マークの位置を、形成する画像に要求される主走査方向の精度条件に基づいて変えることができる。
たとえば、図7(a)に示すように印刷原稿等で左右の端部に位置合わせのトンボマークを形成する画像Gでは、トンボマーク間の絶対寸法に高い精度が必要であるため、左右のトンボマークの形成部位に倍率基準マークを描き、それを各センサ50R,50Lで検知する。これにより、トンボマーク間の絶対寸法を高精度に設定できる。
一方、図7(b)に示すような機械設計図面Dでは、主走査方向の絶対寸法にさほど高い精度は要求されないが、ほぼ中央に重要な画像が集中してその中央部分において倍率変化がないことが重要である。このような画像の場合には、中央部分に集中させて倍率基準マークを描き、それを各センサ50R,50Lで検知する。これにより、中央部分の倍率を高精度に設定できる。
倍率基準マークの形成位置の設定は、使用者によって図示しない操作パネル等を介して入力された設定条件に基づいて行われる。また、パターン検知部50の各センサ50R,50Lの主走査方向の位置は、倍率基準マークの描画位置と対応するように移動設定される。
また、検知手段は、受光素子が線状に配設されて成る、主走査方向全域を検知し得る長さのライン状センサとしても良い。そうすれば、センサを移動させることなく主走査方向における何れの位置に形成された倍率基準マークも検知することができる。
さらに、本発明は、上記構成例のごとく中間転写ベルトを用いる画像形成装置に限るものではない。
図9は、そのような画像形成装置の一例を示す。なお、図中、前述の画像形成装置と同機能の構成部および構成要素には、同符号を付して説明を省略する。
図9に示す画像形成装置は、並設された各画像形成部10から直接記録用紙Pにトナー像を重畳転写し、定着器15によって定着して排出するものである。
記録用紙Pは、搬送部材としての用紙搬送ベルト17によって図中下側から上側に向けて搬送されるようになっている。
用紙搬送ベルト17は、張架ロール部材としての駆動ロール17A,張架ロール17B,アイドルロール17Cにループ状に張架されている。図9中上側に位置する駆動ロール17Aと下側に位置する張架ロール17Bとの間の右側の周回経路は略鉛直的となっており、この略鉛直な周回経路に臨んで、5組の画像形成部10が配設されている。駆動ロール17Aは図示しないモータ等の駆動源によって回転駆動されるようになっており、用紙搬送ベルト17は、この駆動ロール17Aの回転によって図中反時計回りに周回駆動される。
各画像形成部10は、図中下側から、特別色の画像形成部10S、イエローの画像形成部10Y、マゼンタの画像形成部10M、シアンの画像形成部10C、ブラックの画像形成部10Kの順に配設されている。
画像形成部10Y,10M,10C,10Kは、マルチビーム光走査装置21によって走査露光され、特別色の画像形成部10SはLED露光ヘッド22によって走査露光されるようになっている。
特別色の画像形成部10Sに最も近い張架ロール17Bには、用紙搬送ベルト17の斜行を抑制する斜行防止手段としてのガイド17Baが設けられている。
パターン検知部50は、最も下流に位置するブラックの画像形成部10Kのさらに下流側に配設されている。
このような構成の画像形成装置においても、前述の画像形成装置と同様にしてレジストレーション制御を行うことができる。
すなわち、特別色の画像形成部10Sによる形成画像を基準として、マルチビーム光走査装置21による走査露光によって描画される一色の画像形成部(たとえばブラックの画像形成部10K)の主走査方向の倍率を補正し、ついで、主走査方向の倍率が補正された画像形成部10Kによる形成画像を基準としてマルチビーム光走査装置21による走査露光によって描画される他の色の画像形成部10Y,10M,10Cの色ズレを補正する。
特別色の画像形成部10Sに最も近い張架ロール17Bには斜行防止機構が設けられて用紙搬送ベルト17(即ち記録用紙P)の斜行が規制され、基準の画像の主走査方向の精度を高く維持できる。
本実施の形態が適用された画像形成装置の全体構成を示す図である。 画像形成装置の要部拡大図である。 中間転写ベルトを画像形成部の側から見た図である。 露光装置とその露光ドットの概念説明図である。 レジストレーション制御のフローチャートである。 中間転写ベルトに斜行が発生した状態の説明図である。 パターン検知部の異なる構成例の概念図である。 センサの移動構造を示す図である。 異なる構成の画像形成装置の要部拡大図である。
符号の説明
1…画像形成装置、10Y,10M,10C,10K…画像形成部(ビーム走査画像形成部)、10S…画像形成部(ライン走査画像形成部)、11(11Y,11M,11C,11K)…感光体ドラム(感光体)、12…中間転写ベルト(像担持体)、12A…駆動ロール(張架ロール部材)、12B…バックアップロール(張架ロール部材)、12C,12D…アイドルロール(張架ロール部材)、12Da…ガイド(斜行防止手段)、17…用紙搬送ベルト(搬送部材)、17A…駆動ロール(張架ロール部材)、17B…張架ロール(張架ロール部材)、17Ba…ガイド(斜行防止手段)、17C…アイドルロール(張架ロール部材)、20…露光装置(光走査装置)、21…マルチビーム光走査装置(光走査装置)、22…LED露光ヘッド(発光走査装置)、40…制御部(制御装置)、50S…中央センサ(検知手段)、50R…右センサ(検知手段)、50L…左センサ(検知手段)、LY,LM,LC,LK…レーザビーム(光ビーム)、P…記録用紙(像担持体)

Claims (11)

  1. 光ビームによる光走査装置によって主走査露光される感光体を有するビーム走査画像形成部と、
    発光点が線状に配設された発光走査装置によって主走査露光される感光体を有するライン走査画像形成部と、
    前記各画像形成部からそれぞれ画像が重畳して転写される像担持体と、
    前記像担持体が担持する前記画像を検知する検知手段と、
    前記ライン走査画像形成部によって形成された画像を検知した前記検知手段の検知情報に基づいて、前記光走査装置による前記ビーム走査画像形成部の感光体への主走査露光を補正制御する制御装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御装置は、前記検知手段による検知情報に基づいて前記光走査装置を制御して、主走査方向の倍率を補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 異なる色の画像を形成する前記ビーム走査画像形成部を複数備え、
    前記制御装置は、前記検知手段による検知情報に基づいて一つの前記ビーム走査画像形成部の感光体を露光する前記光走査装置を制御して主走査方向の倍率を補正すると共に、当該一つのビーム走査画像形成部によって形成された画像の前記検知手段による検知情報に基づいて、他の前記ビーム走査画像形成部の感光体を露光する前記光走査装置を制御して色ズレ補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記検知手段は、前記発光走査装置による主走査方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記検知手段は、前記発光走査装置による主走査方向に移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記検知手段は、受光素子が線状に配設されて成るライン状センサであって、前記発光走査装置による主走査方向と平行に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記像担持体は、複数の張架ロール部材によって周回可能に配設されて前記感光体から転写された画像を担持すると共に記録媒体に転写する中間転写ベルト部材であって、
    前記ライン走査画像形成部は、前記ビーム走査画像形成部のいずれより、前記中間転写ベルト部材から前記記録媒体へ前記画像を転写する転写位置の近くに位置し、
    前記ライン走査画像形成部に最も近い前記張架ロール部材には、前記中間転写ベルト部材の前記主走査方向の変位を規制する斜行防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記像担持体は記録媒体であって、
    複数の張架ロール部材によって周回可能に配設されて前記記録媒体を搬送する搬送部材を備え、
    前記ライン走査画像形成部は、前記ビーム走査画像形成部のいずれより、前記記録媒体の移動方向上流側に位置し、
    前記ライン走査画像形成部に最も近い前記張架ロール部材には、前記搬送部材の前記主走査方向の変位を規制する斜行防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの画像を形成する4組の前記ビーム走査画像形成部を備え、当該4組のビーム走査画像形成部の協働によってカラー画像を形成すると共に、前記ライン走査画像形成部は特別色の画像を形成することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 光ビームによって主走査露光される感光体を有する複数の光ビーム走査画像形成部と、発光点が線状に配設されて成る発光装置によって主走査露光される感光体を有する発光走査画像形成部と、を備える画像形成装置における画像補正方法であって、
    前記発光走査画像形成部によって形成された画像を基準として、前記光ビーム走査画像形成部が補正した画像を形成することを特徴とする画像形成装置における画像補正方法。
  11. 前記発光走査画像形成部によって形成された画像を基準として補正した画像を一つの前記光ビーム走査画像形成部で形成すると共に、当該一つの光ビーム走査画像形成部によって形成された画像を基準として他の前記光ビーム走査画像形成部が補正した画像を形成することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置における画像補正方法。
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