JP2008128448A - タンデム型複列アンギュラ玉軸受 - Google Patents

タンデム型複列アンギュラ玉軸受 Download PDF

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Abstract

【課題】負荷容量を下げることなく、コンパクト化を達成でき、軸方向にコンパクトな設計が可能なタンデム型複列アンギュラ玉軸受を提供する。
【解決手段】複列の軌道面11a、11bを有する内輪12と、内輪12の軌道面11a、11bと対応する複列の軌道面を有する外輪14と、内輪12および外輪14の各列の軌道面11a、11b、13a、13b間に、それぞれ異なるピッチ円直径をもって介装される複列の玉群15、16とを備えたタンデム型複列アンギュラ玉軸受である。大径側の玉群15の各ボール27の球径と、小径側の玉群16の各ボール28の球径とを一致させるとともに、大径側のボール接触角余弦成分とピッチ円直径との比と、小径側のボール接触角余弦成分とピッチ円直径との比とをほぼ等しく設定した。
【選択図】図1

Description

本発明は、タンデム型複列アンギュラ玉軸受に関する。
軸受には、ラジアル荷重と一方向のアキシアル荷重を負荷することができるアンギュラ玉軸受がある。アンギュラ玉軸受は玉(ボール)と内輪・外輪とは接触角をもっており、接触角が大きくなるほどアキシアル荷重の負荷能力が大きくなり、接触角が小さいほど、高速回転に有利となる。
ところで、転がり抵抗を低減するために、円すいころ軸受に代わって複列アンギュラ玉軸受(タンデム型)が使用される場合がある(特許文献1)。なお、複列アンギュラ玉軸受とは、単列アンギュラ玉軸受の内輪、外輪をそれぞれ一体にした構造で、両方向のアキシアル荷重を負荷することができ、しかも、 モーメント荷重に対する負荷能力がある軸受である。
タンデム型複列アンギュラ玉軸受は、図4に示すように、複列の軌道面1a、1bを有する内輪2と、この内輪2の軌道面1a、1bと対応する複列の軌道面3a、3bを有する外輪4と、内輪2および外輪4の各列の軌道面1a、1b、3a、3b間に介装される複列の玉群5、6とを備える。複列の玉群5、6は、それぞれ異なるピッチ円直径をもっている。また、各玉群5、6のボール7,8は内輪2と外輪4との間に配置される保持器9,10に保持されている。
特開2004−183745号公報
しかしながら、タンデム型複列アンギュラ玉軸受においては、大径側と小径側とで内部諸元が異なると、保持器の回転速度も異なる。このため、保持器同士が接触するような状態では円滑な転がり運動が阻害され、ひいては発熱や摩耗といった不具合の発生が懸念される。
一般に、保持器の回転速度は次の数1で表される。このため、2個の同一の単列アンギュラ玉軸受を組み合わせて配置すると、保持器の相対回転速度は零となり、保持器同士が接触しても転がり運動にて影響を及ぼさない。しかしながら、現行の単列アンギュラ玉軸受では図3の如く、鋼球径(ボール球径)と軸受幅の比率には限界(略0.75)がある。このため、2個の単列アンギュラ玉軸受をタンデムに組み合わせてなる軸受装置では総幅寸法が自ずから決まり、負荷容量を下げることなく、コンパクト化を達成することが困難であった。なお、数1の転動体直径とは、ボール(鋼球)の球径を示している。
Figure 2008128448
本発明は、上記課題に鑑みて、負荷容量を下げることなく、コンパクト化を達成でき、軸方向にコンパクトな設計が可能なタンデム型複列アンギュラ玉軸受を提供する。
本発明のタンデム型複列アンギュラ玉軸受は、複列の軌道面を有する内輪と、この内輪の軌道面と対応する複列の軌道面を有する外輪と、内輪および外輪の各列の軌道面間に、それぞれ異なるピッチ円直径をもって介装される複列の玉群とを備えたタンデム型複列アンギュラ玉軸受において、大径側の玉群の各ボールの球径と、小径側の玉群の各ボールの球径とを一致させるとともに、大径側のボール接触角余弦成分とピッチ円直径との比と、小径側のボール接触角余弦成分とピッチ円直径との比とをほぼ等しく設定したものである。
本発明のタンデム型複列アンギュラ玉軸受によれば、大径側のボールの球径と小径側のボールの球径を同一にし、かつ大径側の接触角余弦成分とピッチ円直径(PCD)との比と、小径側軸受の接触角余弦成分とピッチ円直径(PCD)との比とを略等しく設定しているので、大径側軸受の保持器回転数と小径側軸受の保持器回転数は略等しくなる。このため、保持器同士が接触しても円滑な転がり運動が妨げられることはない。
軸受幅寸法に対する大径側のボールの球径と小径側のボールの球径との和の比率が、0.75以上とするのが好ましい。このように設定することによって、負荷容量を下げることなく幅寸法を小さくすることができる。
本発明では、大径側の保持器回転数と小径側の保持器回転数は略等しくなるので、保持器同士が接触しても円滑な転がり運動が妨げられることはない。このため、保持器同士が接触した状態の軸受を構成することができて、軸方向長さのコンパクト化を図ることができる。
負荷容量を下げることなく幅寸法を小さくすることができ、装置全体が軸方向にコンパクトな設計が可能となる。
以下本発明の実施の形態を図1と図2とに基づいて説明する。
図1に第1実施形態のタンデム型複列アンギュラ玉軸受を示し、このタンデム型複列アンギュラ玉軸受は、複列の軌道面11a、11bを有する内輪12と、この内輪12の軌道面11a、11bと対応する複列の軌道面13a、13bを有する外輪14と、内輪12および外輪14の各列の軌道面11a、11b、13a、13b間に介装される複列の玉群15、16とを備える。玉群15、16はそれぞれ異なるピッチ円直径D1、D2をもっている。この場合、D1>D2とされる。
内輪12は、その外径面に第1切欠部21が形成されるとともに、この第1切欠部21に第2切欠部22が形成される。そして、第1切欠部21の第2切欠部側の端部が前記軌道面11aとされ、第2切欠部22が前記軌道面11bとされる。また、第1切欠部21の第2切欠部22側には、周方向溝23が形成されている。
外輪14は、その内径面に第1切欠部24が形成されるとともに、この第1切欠部24に第2切欠部25が形成される。第1切欠部24の第2切欠部側の端部が前記軌道面13aとされ、第2切欠部25が前記軌道面13bとされる。
玉群15、16はそれぞれ保持器19、20にて保持される。保持器19、20は鉄板保持器(金属板を打ち抜いて形成されたもの)であり、平板リング状の基部30と、この基部30の外径側から拡径するように延びる周壁31とを備え、周壁31に周方向に沿って所定ピッチで配設されるポケット32が形成されている。各保持器19、20のポケット32には、それぞれ玉群15、16を構成するボール27,28が保持される。なお、大径側の保持器19は、その基部30が内輪12の周方向溝23に対応している。
金属板としては、冷間圧延鋼板(SPC)や熱間圧延軟鋼板(SPH)等の圧延鋼板、及びばね鋼等を使用することができる。また、冷間圧延鋼板(SPC)や熱間圧延軟鋼板(SPH)であれば、その表面に浸炭窒化処理やガス軟窒化処理等の表面硬化処理を施すのが好ましい。
大径側の玉群15の各ボール27の球径d1と、小径側の玉群16の各ボール28の球径d2とを一致させる。大径側のボール接触角α1余弦成分とピッチ円直径D1との比と、小径側のボール接触角α2余弦成分とピッチ円直径D2との比とをほぼ等しく設定する。D1>D2であるとともに、α1<α2であるので、このような設定が可能である。
また、軸受幅寸法Bに対する大径側のボール27の球径d1と小径側のボール28の球径d2との和の比率を、0.75以上とする。
本発明では、大径側の鋼球径(ボール27の球径d1)と小径側の鋼球径(ボール28の球径d2)とを同一にし、かつ大径側の接触角余弦成分cosα1とPCD(ピッチ円直径)D1との比と、小径側の接触角余弦成分cosα2とPCD(ピッチ円直径)D2との比とを略等しい設定しているので、大径側の保持器19の回転数と小径側の保持器20の回転数は略等しくなる。回転数が略等しいとは、差が10%以下の範囲でもって差があってもよいということである。このため、大径側の接触角余弦成分cosα1とピッチ円直径D1との比と、小径側の接触角余弦成分cosα2とピッチ円直径D2との比とが略等しいとは、回転数の差が10%以下となるような比の差があってもよいということである。
このため、保持器19、20同士が接触しても円滑な転がり運動が妨げられることはない。したがって、保持器19、20同士が接触した状態の軸受を構成することができて、軸方向長さのコンパクト化を図ることができる。なお、回転数の差としては無いのが好ましいが、10%以下であれば、保持器同士が接触しても円滑な転がり運動が妨げられることはない。しかも、回転数の差を無くすように構成するには製造上困難性を有し、ある程度の差を有するものの方が製造しやすい利点がある。公転回転数の差が10%を越えれば、円滑な転がり運動が妨げられるおそれがある。
また、軸受幅寸法Bに対する大径側のボール27の球径d1と小径側のボール28の球径d2との和の比率を、0.75以上とするのが好ましい。このように設定することによって、負荷容量を下げることなく幅寸法を小さくすることができる。このため、装置全体が軸方向にコンパクトな設計が可能となる。これに対して、前記比率が0.75未満であれば、軸方向にコンパクト化を図ることができない。
保持器19、20を鉄板製とすることによって、保持器の剛性を高めることができ、長期に亘って安定してボール27、28を保持することができる。しかも、耐油性に優れ、油への浸漬による材質劣化を防止できる。
次に、図2は他の実施形態を示し、この場合、保持器19,20を樹脂保持器としている。樹脂としてはエンジニアリングプラスチックが好ましい。ここで、エンジニアリングプラスチックとは、合成樹脂のなかで主に耐熱性が優れ、強度が必要とされる分野に使うことができるものであって、エンプラと略される。また、エンジニアリングプラスチックは、汎用エンジニアリングプラスチックとスーパーエンジニアリングプラスチックとがあり、この保持器19,20に用いるエンジニアリングプラスチックには両者を含む。以下に代表的なものを掲げる。なお、これらはエンジニアリングプラスチックの例示であって、エンジニアリングプラスチックが以下のものに限定されるものではない。また、この樹脂保持器19,20では、例えば射出成形にて形成することができる。
汎用エンジニアリングプラスチックには、ポリカーボネート(PC)、ポリアミド6(PA6)、ポリアミド66(PA66)、ポリアセタール(POM)、変性ポリフェニレンエーテル(m−PPE)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、GF強化ポリエチレンテレフタレート(GF−PET)、超高分子量ポリエチレン(UHMW−PE)等がある。また、スーパーエンジニアリングプラスチックには、ポリサルホン(PSF)、ポリエーテルサルホン(PES)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリアリレート(PAR)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、液晶ポリマー(LCP)、熱可塑性ポリイミド(TPI)、ポリベンズイミダゾール(PBI)、ポリメチルベンテン(TPX)、ポリ1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート(PCT)、ポリアミド46(PA46)、ポリアミド6T(PA6T)、ポリアミド9T(PA9T)、ポリアミド11,12 (PA11,12)、フッ素樹脂、ポリフタルアミド(PPA)等がある。
大径側の保持器19は、周方向に沿って所定ピッチでポケット40が形成された短円筒体からなり、小径側の保持器20は、周方向に沿って所定ピッチでポケット41が形成された短円筒状の本体部42と、この本体部42の大径側端に設けられる内鍔部43とを備える。内鍔部43が内輪12の周方向溝23に嵌合している。
この図2に示すタンデム型複列アンギュラ玉軸受であっても、大径側の玉群15の各ボール27の球径d1と、小径側の玉群16の各ボール28の球径d2とを一致させるとともに、大径側のボール接触角余弦成分とピッチ円直径D1との比と、小径側のボール接触角余弦成分とピッチ円直径D2との比とをほぼ等しく設定する。さらには、軸受幅寸法Bに対する大径側のボール27の球径d1と小径側のボール28の球径d2との和の比率を、0.75以上とする。
図2において、他の構成は図1に示す軸受と同一構成であるので、図1と同一符号を付してその説明を省略する。
このため、図2に示すタンデム型複列アンギュラ玉軸受であっても、図1に示すタンデム型複列アンギュラ玉軸受と同様の作用効果を奏する。特に、保持器19,20を樹脂保持器としているので、重量が軽く摩擦係数が小さいため、軸受起動時のトルク損失や保持器摩耗の低減に好適となる。特に、樹脂保持器では、射出成形で形成することができるので、特異形状の保持器でも製作し易い利点がある。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、玉群15,16のボール27、28の数、球径等は、同一球径であれば、任意に変更できる。また、接触角としても、任意に設定できる。なお、このタンデム型複列アンギュラ玉軸受は、負荷容量を下げることなく、コンパクト化を達成できるものであるので、種々の機械、装置、工具等に使用することができる。玉群15、16の各ピッチ円直径D1、D2の差も、使用する機械、装置、工具等に応じて種々変更できる。
次に実施例を示す。表1に示す寸法のタンデム型複列アンギュラ玉軸受を製造し、このタンデム型複列アンギュラ玉軸受と、従来の単列アンギュラ玉軸受(73系列の7308型)を2個使用したものとの特性を比較した。表1において、fcは、前記数1で示した保持器回転速度の計算式から算出した回転速度である。なお、表1において、大径側軸受とは、大径側のボール27及び保持器19に対するものであり、小径側軸受とは、小径側のボール28及び保持器20に対するものである。また、鋼球径とは、各ボール27、28の球径である。
Figure 2008128448
すなわち、タンデム型複列アンギュラ玉軸受においては、大径側の玉群15の各ボール27の球径d1(13.49375mm)と、小径側の玉群16の各ボール28の球径d2(13.49375mm)とを同一とし、大径側のボール接触角余弦成分(cos25°)とピッチ円直径D1(71.185mm)との比と、小径側のボール接触角余弦成分(cos35°)とピッチ円直径D2(62.284mm)との比とをほぼ等しく設定している。また、軸受幅寸法B(35mm)に対する大径側のボール27の球径d1(13.49375mm)と小径側のボール28の球径d2(13.49375mm)との和(26.9875)の比率を、0.75以上(この場合、0.771)とする。
この表1からわかるように、大径側の保持器19の回転速度(0.414fc)と小径側の保持器20の回転速度(0.411fc)とがほぼ同一となっている。このため、保持器19、20同士が接触しても円滑な転がり運動が妨げられない。
本発明の実施形態を示すタンデム型複列アンギュラ玉軸受の断面図である。 本発明の実施形態を示す他のタンデム型複列アンギュラ玉軸受の断面図である。 単列アンギュラ玉軸受における鋼球径と軸受幅の比率を示すグラフ図である。 従来のタンデム型複列アンギュラ玉軸受の断面図である。
符号の説明
11a 軌道面
11b 軌道面
12 内輪
13a 軌道面
13b 軌道面
14 外輪
19 保持器
20 保持器
27 ボール
28 ボール

Claims (2)

  1. 複列の軌道面を有する内輪と、この内輪の軌道面と対応する複列の軌道面を有する外輪と、内輪および外輪の各列の軌道面間に、それぞれ異なるピッチ円直径をもって介装される複列の玉群とを備えたタンデム型複列アンギュラ玉軸受において、
    大径側の玉群の各ボールの球径と、小径側の玉群の各ボールの球径とを一致させるとともに、大径側のボール接触角余弦成分とピッチ円直径との比と、小径側のボール接触角余弦成分とピッチ円直径との比とをほぼ等しく設定したことを特徴とするタンデム型複列アンギュラ玉軸受。
  2. 軸受幅寸法に対する大径側のボールの球径と小径側のボールの球径との和の比率が、0.75以上であること特徴とするタンデム型複列アンギュラ玉軸受。
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